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2018-08-31 19:53

天気も体調も悪い

 これは8月27日の写真です。

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 この日は午後から晴れてきたので、久しぶりに散歩に出ました。

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 家を出たのが遅かったので、遠出はできずいつものコースをうろうろするだけでした。

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 しかし翌日からまた天気が崩れました。

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 そして今日も夕方遅くまで、雨が降ったり止んだりでした。

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 隊長殿の相変わらず不機嫌で、寝たり起きたりです。

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 元気になってもどうせ外出もできないから、ふて寝でもしていた方がマシと思うのもいけないのでしょうね。

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 こんな日が続くと、なんか空が晴れるのを期待する感覚さへなくなり、たまに窓の外に日が射すと「??」と思います。

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 お日様の光にギョッとするなんて・・・・・。

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 薄暗い部屋でふて寝を続けるうちに、気持ちがドラキュラになったのかも?

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 だから「それではならじ」と晴れ間を見つけては、散歩に出るのです。

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 幸い出ればそれなりに楽しく、下手な写真を撮って悦にいります。

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 家を出たのが結構遅いので、しばらくうろうろするとすぐに日暮れの気配です。

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 それでもこの日は琴似まで行ってきました。

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 食料もなくなっていたので、琴似で少し買おうと思ったのです。

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 この夏は雨が続いて買い物に行けず、食糧がなくなるという事が何度もありました。

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 琴似につくと市場はもう店じまいの支度を始めていました。

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 それで少し果物など買いました。

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 久々にみる琴似の雑居ビルは笑えるほどド派手でした。

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 そして発寒川まで戻るともう日暮れです。

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 発寒川近くのスーパーでも少し買い物をしました。

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 そしてそれからまた雨が続いて、今日にはまた食糧がなくなったのです。
 
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 でもいつまでこんなことが続くでしょうか?

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 もういい加減にしてほしいです。
 天候も、そして体調も。



  1. 札幌の四季
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2018-08-30 15:37

SNSで理解し合えるか?

 今朝ツィッターでこんなニュースを拾いました。  

SNSで異なる立場の意見は逆効果 米研究G発表

2018年8月29日 12時11分
人はSNSで自分の政治的な立場に近い意見ばかりを読みがちで、異なる立場の意見を継続的に目にすると、それを受け入れるのではなく、かえって自分の立場に凝り固まるという研究結果がアメリカで発表されました。

アメリカのデューク大学などの研究グループは、SNSで自分の政治的な立場に近い意見しか読まない人が多いことに注目し、1600人余りを対象に、ツイッターで立場が異なる人の意見に目を通す実験の結果を、28日、科学雑誌「アメリカ科学アカデミー紀要」に発表しました。

それによりますと、実験では、保守的な共和党支持者たちとリベラルな民主党支持者たちに、ツイッターで、それぞれ反対側の政治家などの書き込みを1か月にわたって毎日読んでもらいました。

そのうえで政治的な傾向に変化があったかを調べたところ、双方とも、反対の立場を受け入れる傾向は見られず、とくに共和党支持者たちはかえって自分の意見に凝り固まる傾向が見られたということです。

研究グループは、こうした結果の理由はわからないとしながらも、「SNSで異なる立場の意見を伝えようという試みは、逆効果だ」と結論づけています。

アメリカでは、トランプ大統領の登場以降、政治的な分断が深まっているだけに、今回の研究結果は、立場の違いを超えて対話することの難しさを示す結果として注目されています。

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 人間がSNSを通して反対の立場を受け入れる事はないのでしょうか?

 ホントに「SNSで異なる立場の意見を伝えようという試みは、逆効果」なのでしょうか?

 ワタシ違うと思います。
 人がSNSを通して異なる立場の意見を受け入れ、自分の意見を変える事は結構多いのではないでしょうか?

 SNSで反対の立場を受け入れる事がなかったのなら、トランプ大統領が当選し、その後支持率を伸ばしている事が説明できません。

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 アメリカの全メディアは、予備選挙当時からトランプ候補を滅茶苦茶に叩いていました。 共和党支持者の多くもトランプ候補には否定的でした。

 そして大統領当選後もメディアは執拗な反トランプキャンペーンを繰り返しています。

 ところがトランプ大統領は当選し、しかも当選後ジワジワと支持率を上げているのです。 

 アメリカ大統領に限らず普通の首脳は、当選直後は蜜月状態で高支持率を得るのですが、その後次第に幻滅して支持率が下がっていきます。

 トランプ大統領の支持率上昇は実に特異な現象なのです。
 
 殆どのアメリカメディアが必死の反トランプキャンペーンをする中、トランプ大統領の功績や意見を伝えているのは、SNSだけです。

 そういう中でトランプ大統領の支持率が上がっているというのは、つまりSNSにより反トランプからトランプ支持に変わった人達が多数いるという事ではありませんか?

 つまりトランプ大統領自身のツィートやトランプ支持者達がSNS上に発信する情報を見たことで、反トランプだった人達が、トランプ支持の立場を受け入れて、トランプ支持に変わったという事です。

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 それではなぜデューク大学の実験では、相手の立場を受け入れる人がいなかったのでしょうか?

 それはまずデューク大学の実験が、共和党と民主党の特定の政治家のツィートを一カ月読ませるという実験方法の問題でしょう?

 ツィッターは元々長文は書けない仕組みなので、余程文章力のない人には、他人を説得するほどの意見は書けません。

 トランプ大統領のように短文で、しかも中学生並みの語彙だけを使って、つまり誰にでも理解できる言葉だけで、自分の意見をズバリと表現できる人は稀なのです。

 しかし自分の意見をわかりやすく表現しても、それが説得力を持つわけではありません。

 トランプ大統領のツィートが説得力を持つのは、彼の政策が効果を上げているという事実があるからです。

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 トランプ大統領就任後、アメリカは好景気が続き、失業率は過去最低を記録し続けています。 

 だから米メディアがこぞってトランプ大統領を「レイシスト!!」と非難するにも拘わらず、黒人達の間でもトランプ大統領の支持者は増え続けているのです。
 いくら美しい言葉で人種差別反対を叫んでも、現実の生活を助けてくれない政治家より、言葉は冷淡でも現実に仕事を与えてくれる政治家の言葉の方が余程説得力があるのです。

 また中国の脅威は誰の目にも明らかになってきました。 だから今は議会全体が反中国に舵を切りました。 
 そして民主党の大物議員の側近が中国のスパイだった事などが明らかになってきました。

 こういう状況ではオバマ政権時代に、親中国政策を進めた政治家の意見が説得力を失います。

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 そもそもこのデューク大学の研究者達の根源的な問題は、人間は言葉を言葉だけで理解すると仮定したことでしょう?

 だからたった一カ月、異なる立場の政治家のツィートを見るだけで、意見を変える人間が出る事を期待して実験を始めたのです。
 
 そして実験結果が期待と異なると「こうした結果の理由はわからない」と言うしかないわけです。

 しかし人間は言葉を言葉だけで理解するわけでも、まして受け入れるわけでもありません。
 
 現実と対応しない言葉はいくら聞いても意味はなく、聞けば聞くほど腹が立つだけなのです。

 だから「とくに共和党支持者たちはかえって自分の意見に凝り固まる傾向が見られた」と言う結果になるのです。

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 ワタシはこの実験を見て興味深かったのは、むしろこのような仮定をして実験をした研究者達の発想です。 研究者と言う仕事柄、彼等が超高学歴エリートなのは間違いないでしょう。
 
 その高学歴エリート達は人間は言葉だけ物事を判断すると考えいるわけです。

 だからアメリカ経済が極めて堅調で、失業率も低く、外交ではトランプ大統領の中国観がアメリカだけでなく、オーストラリアや日本など同盟国の中国観とも一致するような状況で、トランプ大統領と反トランプ側の意見が、等価の説得力を持つと考えてしまうのです。

 これは土砂降りの雨の日に、ピクニックに行こうという人と、それはやめようという人の意見が等価の説得力を持つ考えるような話です。

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 しかしこれは逆に言えば現実が見えず言葉だけで生きる人間には、現実を見せての説得はできないという事でしょう?

 だから彼等に現実を突きつけても何の意味もないのです。 その為、現実的意見は彼等には何の説得力もないのです。
 
 そして彼等の美しい理想に賛同しない人間には、猛烈な敵意を抱き続けるのです。

 だからワタシとしてはこの実験結果は全然以外ではありません。 むしろ当然すぎるぐらい当然です。 

 現実派と理想派は見ているものが違うので、いくら話し合っても意見は一致せず、むしろ相手を嫌悪したり、憤慨したりするようになるのです。

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 因みにこれで思い出すのが、日本の嫌韓サイトです。
 あるいは「保守速報」さんのようなまとめサイトです。

 所謂嫌韓サイトと言うのは、実は殆どが韓国の新聞記事の日本語版、或いは民団や総連のHPの記事の紹介です。 まとめサイトも同様に自称リベラル派の記事を多数紹介しているのです。

 こういう物は普通の日本人は見ませんか人気サイトが記事の紹介をしてくれることを在日コリアンや韓国・北朝鮮や彼等を支援する自称リベラリストの皆さんは、大いに感謝するべきでしょう?

 ところが在日コリアンや韓国はこれを差別を扇動すると言って怒るのです。

 そうですね。
 こうした記事が紹介されることで、日本人の在日コリアンや韓国や北朝鮮への嫌悪が強まったのです。

 何も知らなければ、ただの隣国で済んだのですが、こうした記事を読んで彼等の心情を理解したら、嫌悪せずにいられなくなったのです。

 知れば知るほど嫌いになる国

 これがネット上で韓国の評価です。

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 元来日本のマスコミは必死で韓国や在日コリアンの本心を知らせないように努力してきたのですが、SNSでその努力が無駄になりました。

 でもSNS上の民団や総連のHP記事、韓国新聞の日本語版が、嫌韓情報として「差別を扇動する」結果になってしまったのは、そもそもその記事が日本人を憤慨させ、嫌悪感を煽る物だったからです。

 そしてそれが強烈な説得力を持つようになったのは、現実の韓国政府や北朝鮮政府の政策、そして在日コリアンの言動と符合して、「信頼できない国」「卑しい民族」と言うイメージを確立したからです。

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 デューク大学の研究室の人達も、NHKも、また在日コリアンや韓国・北朝鮮もそしてそれを支援する自称リベラリスト達も、自分達の意見をちゃんと聞けば相手は、それに賛同してくれるものと信じているのではないでしょうか?

 自称リベラリスト達がやたらに話し合いを持ち出すのもその為でしょう?

 しかし現実の人間は話だけで説得できないのです。

 現実と符合しない話はいくら美して何の説得力もないのです。

 自分は正しく、お前は間違ってる。
 自分は賢く、お前は馬鹿だ。

 こんな事を際限もなく言い続ける人の話に何の説得力があるのでしょうか?
 そしてこんな人達が愛され尊敬されるのでしょうか?

 自称リベラリストの人達はこの理が理解できないのです。 だからデューク大学の研究室の人達もこの実験の結果を説明できないのでしょう?
 
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2018-08-27 14:48

報道しない自由権と言葉の力について 朝日新聞慰安婦強制連行捏造

 朝日新聞は慰安婦強制連行捏造についての訂正記事を英語で掲載したのですが、しかしこれを検索できないようにしていました。

 朝日新聞、慰安婦報道取り下げ英文記事で検索回避の設定 指摘受け解除、「作業漏れ」と説明

 これはネット技術上の問題ですが、ネットに記事を挙げる時に、グーグルなどの検索エンジンで検索しても表示されないようなタグを、埋め込んでいたのです。

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 朝日新聞は2014年8月5日、それまで延々と続けてきた慰安婦強制連行捏造について、ついに訂正記事を出しました。

「済州島で連行」証言 裏付け取れず虚偽と判断

 朝日新聞はこれを日本語では出していたのですが、しかし英語では出していないという疑惑がもたれていました。 それどころか英語版では慰安婦に関する記事では常にforced to provide sex(性行為を強制された)など慰安婦が強制連行されたと誤解される表現を使い続てきたのです。

 そしてこの訂正記事については、朝日新聞側は「2014年8月5日付記事の英訳版は『朝日新聞デジタル』で2014年8月22日に掲載し、現在も下記のURLで全文閲覧できます」と答えていたのです。

 ところがこの問題で抗議をしたケント・ギルバートさん等が、検索しても記事は出てきません。

 そこでITに詳しい人が調べたところ、記事には検索を回避するタグが入っていた事がわかったのです。
 これではいくら探しても絶対に出てこないし、この記事のURLにたどり着いて読める人はいないのです。

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 実に姑息で不誠実な対応です。

 しかしこれを報道したのは産経新聞だけでした。

 でもこの産経新聞の報道は実は不完全なのです。

 この朝日新聞の英語での訂正記事の問題は、まとめるとこんな問題があるのです。

・海外向けの英文記事なのに、日本語版サイトに掲載
・英語版サイトからはリンクせず
・Google検索できないようnoindex、nofollow、noarchiveを指定
・さらにlang="ja"を指定し日本語コンテンツと見せかけて、英語圏からの検索回避

 英語での訂正記事なのに、英語版を見ている人達には、絶対に見つからないように日本語版に掲載していたのです。
 
 朝日新聞は産経新聞の質問に対して「解除削除漏れ」と説明しているのですが、しかしそもそもこれは日本語版に掲載しても意味のない記事なのですから、その時点で朝日新聞には海外にはこの記事を隠蔽する意思が明確だったと言わざるを得ません。 

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 しかし驚くのはこの朝日新聞のふざけた対応について、報道しているのは産経新聞のみなのです。 しかもその産経新聞も検索を阻止するメタタグの問題しか報道していません。

 産経新聞は他の問題を知らないのでしょうか?
 
 更にこれも一般ブロガーが暴いているのですが、朝日新聞が慰安婦問題だけでなく過去の訂正記事を、全て検索不能にしているというのです。

 そして一般記事も一年で検索不能にしています。

 朝日新聞英語訳慰安婦報道ページの検索避けをこっそり外す/朝日は他の訂正ページにnoindex入れているのか調べてみました。
 
 続 【朝日新聞の検索避け問題】朝日の検索は一年間だけ有効? unavailable_after:[date]:朝日は全ての記事に検索機嫌をつけていた。

 こういうのを見ると朝日新聞は慰安婦問題だけでなく、常に訂正記事は隠蔽してきたのであって、慰安婦強制連行記事訂正だけが特別ではなかったという事です。

 さらに他の記事に関しても、後々記事を検索されて検証されることは避けているのです。

 実はワタシは昔、ネットが普及するずうっと前ですが、朝日新聞は縮小版を出す時に、訂正を出した記事は本文を書き直して、訂正するような誤報葉なかった事にしてしまっていると聞いた事があります。

 この問題に関して朝日新聞に質問すると「読者が混乱しないように」と答えたと言うのです。

 こうなると朝日新聞はまるで中世のローマ法王庁のように無誤謬を装ってきたとしか言えません。 あれだで出鱈目な報道をしておいてです。

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 しかしもっと驚くのはこうした朝日新聞を他の報道機関が殆ど批判していなかった事です。

 実際今回のメタタグ問題も、産経新聞以外報道していません。 そしてその産経新聞もまたこのメタタグの問題の報道への掘り下げが非常に浅いのです。

 この産経の記事だと、「朝日の検索回避ネタタグ発見」と言うネットでの第一報をそのまま持って朝日新聞にインタビューしただけとしか思えないのです。
 
 しかし新聞社なら自社でも記事検索にどう対応するか?などの対応は行っており、専門家も抱えているし、また新聞社の財力と組織力があれば、こうした問題を深堀する力は持っているはずなのです。

 ところがネットでの情報の後追いをしただけ。

 これでは購読料を払って新聞を読む価値はないと言われても仕方ないでしょう?

 オマイラ!! プロとして恥ずかしくないのか?
 ネットにスクープを取られたら、そのスクープをネタに「さすがはプロ」と思われる記事を書く根性はないのか?

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 それでも産経新聞はマシなのです。
 だって産経以外の新聞はこれを一切報道していません。

 これは新聞の信用に関わる大問題なのですが、しかし自浄作用を発揮して、自分達で朝日新聞を糾弾する代わりに、集団的自衛権を発動させて、皆で一斉に報道しない自由を行使しているのです。

 実際このところ報道しない自由の行使が頻発しており、野田聖子の200億円投資詐欺も、石破茂の獣医師会から100円献金もなかった事になっています。

 こういうのを見ているとホントに怖いですね。

 こうやって大きな報道機関が揃って、報道しない自由を行使すると、あったはずの事もなかったことになるのです。

 その一方彼等が意図的捏造報道をすると、実在しなかったこともあったことになります。

 慰安婦強制連行だってモリカケだってそうです。

 朝日新聞が吉田清治証言を使って慰安婦強制連行をねつ造した頃は、日本人元慰安婦も、また慰安所に通った元日本兵も、大多数が存命でした。 だからこの報道は出た当初から、オカシイと思われていたのですが、それでも朝日新聞が報道し、他の新聞がこぞって追随すると、事実として世界に広がったのです。

 これがつまり朝日新聞の「言葉の力」です。

 そしてまだこの力は結構な力を持っているのです。
  1. マスゴミ
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2018-08-25 14:21

野菜がない!!

 今日は曇天です。

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 昨日は一日雨でした。

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 でも一昨日は久々の快晴だったので、午後から山の上のまで行ってきました。

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 連日の悪天候と体調不良で家に籠っている間にも、季節は進んでいました。

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 槿の花が咲きました。

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 韓国の国花なんかになったのでイメージが悪いのですが、でもホントは日本の茶人にも愛されて、「日の丸」なんて品種まで作られたぐらいです。

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 盛夏の花の季節になったのです。

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 しかし花より団子じゃなくて、花より野菜です。

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 スーパーの野菜は相変わらず高いままです。

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 冬の間は春になれば野菜も安くなるだろうと思っていました。

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 しかし春になっても全然安くなりませんでした。

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 それで夏になれば安くなるだろと希望を先延ばししたのです。

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 それに夏になれば山の上の野菜の直販所が、開店します。

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 山の上の農家が自分の畑で採れた野菜をそのまま売っているのです。

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 鮮度抜群で、値段の安いので、ワタシは例年夏の間は野菜はもっぱらここで買います。

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 だから一昨日も行ってみたのです。

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 実は先週にも行ったのだけれど、その時は野菜の種類が少なくて驚きました。

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 ところが一昨日行ってびっくり!!
 更に減っている!!

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 今回はズッキーニもなくて、結局何も買いませんでした。

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 トウキビも出ていません。

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 見渡せば、畑のトウキビは例年に比べて異様に丈が低く、明らかに成長不良です。

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 一昨日は天気が良かったので、一見すれば綺麗な夏景色ですが、しかし一日や二日天気が良くても野菜が例年通り育つわけもないのです。

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 これじゃワタシも困るけど、農家はもっと困っているでしょう。

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 そしてちゃんと野菜が育たないまま薄は穂を出しました。

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 そして翌日にはまた雨です。

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 そしてその次の日も曇天。

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 天気予報を見ても、来週は雨と曇天ばかりが続くようです。

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 本当なら札幌の夏は、澄み切った青空と爽やかな風の季節なのに・・・・・。

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 結局今年はズッキーニを二本しか食べられませんでした。

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 来年はどうなるんだろう・・・・・・。
  1. 札幌の四季
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2018-08-23 13:54

秋の影

 昨日は午後遅くから買い物に出かけました。

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 体調は今一ですが、天候は久しぶりに回復したし、何よりよもちゃんの猫パウチがなくなりました。

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 よもちゃんはこの頃猫缶と猫パウチを常食にしているのですが、よもちゃんの好みの猫パウチがなくなったのです。

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 よもちゃんのあまり好みでない猫パウチなら少し残っているのですが、今の季節これを出しても食べてくれないのです。

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 だから好みの猫パウチを買に出るしかないのです。

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 自分の食べ物なら、好きじゃない食べ物でもあればそれで我慢して、体調今一の時に無理に買いに出たりしないんですけどね。

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 外に出るとムワ~ッと暑くて、先日までの寒さが嘘のようです。

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 また夏に戻ったようなのですが、しかし蒸し蒸しして気持ちの悪い暑さです。

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 それでも久しぶりに自転車で走ると気分がよくなって、猫パウチを買った後そのまま農試公園まで行ってみました。

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 行く道筋の家々の庭の夏の花は殆ど終わっていました。

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 残された花々を探しながら進みました。

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 気温はわけのわからない変化をしているけれど、やはり季節はちゃんと進んでいるのです。

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 秋の影がクッキリと見えてきました。

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 日も短くなってきました。

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 もう八月もいくらも残っていません。

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 農試公園に近づく頃には夕暮れてきました。

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 ふと道端を見るとシュウメイギクが咲いていました。

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 空には彩雲が輝いています。

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 農試公園の中を流れる発寒川の上空にはトンボがいっぱいでした。

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 今年は夏の虫が異常に少なく、蚊や蠅さえも殆ど見かけなかったのですが、トンボはちゃんと出てきました。

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 公園の中を走っているうちに、風が涼しくなってきました。

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 湿度は下がらないけれど、日が暮れたので気温は下がるのです。

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 雲が金色に輝き始めました。

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 そしてだんだん紅色に変わっていきます。

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 夕食を作るのが面倒なので、帰りにまたスーパーへ寄りました。

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 この時間だと総菜やお弁当が割引になります。

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 それでイカと鶏肉のフライを4割引きで買いました。

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 体調がちゃんと戻ったら、お料理もちゃんとしますから・・・・・。

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 それまではワタシはこういう物で生き延びます。  
 でもよもちゃんのお食事には手を抜きませんから。
  1. 札幌の四季
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2018-08-22 14:20

差別反対を叫ぶ人たちが差別主義者になる件について

 差別反対を叫ぶ人達は、実は非常な差別主義者だと言われます。
 ワタシもこれは事実だと思います。

 しかしなぜ差別反対を叫ぶ人達が差別主義者になるのでしょうか?

 ワタシはこれはこういうメカニズムだと思います。

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 差別反対を叫ぶ人達は、自分の被る不幸や不都合を、自分の属性のせいだと考えます。

 人間は生きていれば自分の思いどうりならない事や、イヤな事、辛い事が沢山あります。

 自分が就職したい会社に就職できない。
 周りの人間が自分を友人として受け入れてくれない。
 恋人や結婚相手が見つからない。

 などでです。

 そういう場合、差別反対を叫ぶ人達は、それは「自分が女だから」「自分がLGBTだから」「自分が朝鮮人だから」だと考えるのです。 そしてまた自分を拒絶した相手が「男性だから」「異性愛者だから」「日本人だから」と考えるのです。

 つまり人間が生きていく上必ず行き当たる人間関係の問題を、全て自分と相手の属性の問題として考えるのです。

 そもそも差別反対運動と言うのはそういう物なのです。
 
 だって問題が起きた時に、「自分の努力が足りなかったから」「自分の性格に問題があるから」、或いは「相手に人を評価する能力がなかったから」などと、自身や相手の個人の問題として捉えては、反差別運動になりません。

 全ての不幸や不正は、自身の属性や相手の属性の問題であることを徹底しないと反差別運動にはならないのです。

 だからこうした人々は、人を全て属性で評価することになります。
 あるいは最初から人を属性だけで評価する人達が、反差別活動をするのです。

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 ??

 で、でも、それって差別じゃん?
 
 そもそも差別反対と言うのは、例えばこういう事でしょう?

 私は女だけれど、体力もあるし一生を医療に捧げる覚悟があるのだから、男性医師と同様に扱ってほしい。

 自分はLGBTだけれど、他の人と全く変わりなく社会的ルールを守り、社会的責任も果たしている。 勿論性的指向は他の人とは違う。 しかし性生活と言うのは、異性愛者にとっても全くプライベートな問題。 だから社会生活では、特殊な人間のように扱わないでほしい。

 つまり差別反対の理想と言うのは、人が所属する属性に関係なく、個人の能力や人格を評価されるという事ではありませんか?

 つまり属性からの解放なのです。

 だから現実の社会では、差別されるといわれるマイノリティに属する人達にも、多くは差別反対活動には冷ややかです。

 なぜなら法の下の平等が徹底される以上、差別されているか否かは、個人対個人の問題であり、同じ目に遭っても差別されていると感じるかどうかはひとそれぞれです。
 
 そして自分の期待どうりに扱われないのが自分の属性による差別の結果なのか?それとも自分個人の努力不足や能力不足、或いは性格の問題なのかは判然としません。

 そこで多くの人達は、差別を言い立てて不毛な闘争をするよりも、自分が努力して能力を高める事や、他者とのコミュニケーションの方法を工夫することで問題を解決しようとするのです。 そしてまた多くの人がそれに成功するのです。

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 しかし差別反対運動自体を目的とする人達にすれば、この手の人達の存在は非常に困ります。

 だって反差別運動は、人が属性で評価される事に反対する運動です。
 だから運動が運動として成り立つ為には、人は全て属性で判断されているという現実がないと成立しないのです。

 あら、そんなことないわよ。
 アタシ女だけど、男の人達には大切にされて、仕事もうまく行って、とても幸せよ。
 アナタが差別されるとか不幸だとか言うのは、アナタの性格が悪すぎるからじゃない?

 こう言われたら絶対絶命ですよね?
 だから活動を正当化する為に彼等はこの現実を作るようになってしまうのです。

 つまり「マイノリティであるからには差別されており、不幸でなければならない。」と強硬に主張するようになるのです。
 
 挙句の果てに「差別されていない」「不幸ではない。」と言う人達をこんな風に呪うようになります。
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 あるいは「奴隷頭」などと罵倒するようになるのです。

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 こうなるともうこの手の人達には、最初から属性からの解放などと言う意図は吹き飛んでしまうのです。

 むしろ彼等のありようは実は過激な民族主義者や狂信的宗教勢力と同類ではないでしょうか?

 在日コリアンやイスラム教徒なども、やはり差別反対を叫んでいます。
 しかしワタシは彼等の言う差別反対とは、最終目的自体を属性から解放とする差別反対とは違うのだと思います。

 属性から解放が目的であれば、 そもそも在日コリアンが帰国する意思もないのに韓国籍や朝鮮籍に執着するのはおかしいのです。 
 外国人と自国民の法的権利に差をつける事は、人種差別撤廃条約でも認められている事なので、差別でも何でもないのです。

 それでもそれを「差別」と言って騒ぐのは、つまりは彼等が朝鮮民族主義者だからでしょう?

 実際彼等は二言目には「民族」を口にします。 そして「日本を火の海にする」と言う独裁者を絶対に非難しません。

 彼等は自分達は朝鮮民族であるが故に、日本人に優越すると考えており、日本人と平等などとは絶対に考えていないのです。

 だから在日コリアンによる差別反対運動は、本来の意味での差別反対ではなく、民族主義による日本侵略運動なのです。

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 イスラム教徒の場合も同様です。 今欧州のイスラム教徒は非常に原理主義化して、移民先の欧州諸国にイスラム教の教理を押し付けようとしています。
 そしてその為の口実が「差別反対」なのです。

 ベールをかぶる、路上で集団礼拝をするなど、イスラム教を理由に移民先の社会規範を破る事を平然とやりながら、それに抗議されると「宗教差別」だというのです。

 しかし彼等は自分達のコミュニティー内では、キリスト教など他宗教の人達への差別は勿論、テロの扇動まで平然とやっているのです。
 
 つまり彼等もまた移民先の人々との平等など望んではいないし、移民先の人々の文化を尊重する意思などさらにありません。
 
 彼等が作りたいのはイスラム教が支配する社会なのです。

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 つまりイスラム教徒にせよ在日コリアンにせよ、宗教原理主義或いは民族主義からマジョリティと敵対し、マジョリティを征服しようとしている人々なのです。

 彼等は最初からマジョリティとの平等など望んではいないのです。
 自分達は本来支配者として、マジョリティに優越するべき存在だと考えているのです。

 ところで民族や宗教などと言う属性を理由に、他者への優越を唱える人達を「差別主義者」と言うのではありませんか?

 だって彼等は結局白人至上主義者が白人であることを理由に有色人種に優越すると考えるのと同様に、イスラム教徒であるから、コリアンであるから、ドイツ人やフランス人に優越する、日本人に優越すると考えているのですから。
 
 だから彼等の言う差別反対に対してマジョリティ側がいくら譲歩しても、解決はしないのです。
 それどころかこのまま彼等の数が増えたら、宗教戦争や民族紛争に突入するでしょう。

 シリアなど中東諸国で起きている紛争と言うのは、まさにこれなのです。
 つまりお互いに民族や宗教と言う属性を理由に互いに排除し合い敵対し合うグループが衝突しているのです。

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 しかし女性差別反対や、LGBT差別反対を叫ぶ人達も、先鋭的な活動家は同様の感覚でしょう?

 つまり「女性であるが故に差別されている」と言う視点だけで社会の全てを見るようになってしまえば、男性とは敵対するしかないのです。
 
 同様に「LGBTである故に差別されている」として、反差別活動をしている人達も同様にLGBT以外の人達を敵視します。
 
 こうなると自分達と属性の違う人達との関係は極めて険悪になってします。
 
 それでも民族や宗教の違いなら、紛争になっても、居住地を分割するなどで最終解決を得られる場合があります。 
 しかし女性と男性や居住地を分割できるのでしょうか?

 そしてLGBTの居住地を分割するとなると、これは彼等を一種のゲットーに押し込める事になってしまいます。
 
 こうなると活動の結果は極めて不毛な物になります。

 しかしこれには実例があります。
 
 部落解放同盟は活動の末に「部落民以外は全て差別主義者」と言う結論を出しました。

 こうなるともう、部落差別がなくなるはずもないのです。
 これもまた民族主義者や狂信的宗教原理主義者と同様で、自分達自身で属性による城壁を建てて、自分達を囲い込んでいるのですから。

 その城壁の中には属性の違う人間は絶対入れない、しかし城壁の外に向かっては「差別するな!!」と叫ぶのです。

 けれどもこれが反差別運動の行き着く果てでしょう?

 だから差別はなくならないのです。

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 結局差別をするのも差別に反対するのは実は本質は同じで、どちらも自分達を特定の属性に分類することでしか成り立ちません。 だからこれは電気のプラスとマイナス、同じ土俵の力士の西方と東方なのです。
 
 つまり差別反対を叫ぶ事は、実は自身が差別主義者になる事の同義になってしまう危険をはらんでいるのです。 それに気づかず差別反対をわめき続けるのだから、差別主義者になってしまうのも当然でしょう?

 あるいは天性の差別主義者であるが故に差別反対を叫ぶのです。
 
  1. 差別ニダ!!
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2018-08-21 13:49

国民の敵?? マスメディア

 トランプ大統領がフェイクニュースを流すメディアを「国民の敵」と言った事で、欧米と日本のメディアが大騒ぎしています。
 
 権力を監視するジャーナリストを国民の敵と言うのは、民主主義を脅かすというのです。

 そして朝日新聞は「素粒子」でこんな事を書いています。

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 報道は「権力」の敵ではあっても、「国民」の敵ではない。

 ??

 ワタシは中学校の公民で、民主主義国家の権力は国民によって選ばれると習ったんですが?

 朝日新聞の大好きな日本国憲法にその選び方が書いてありますね。
 
 日本国憲法成立以降、日本の最高権力者である総理大臣も、また各地方の権力者である自治体の首長も、日本国憲法の定めるところに従って選ばれました。

 つまり国民が選んだのです。

 これは朝日新聞の大好きな日本国憲法が、主権在民を原則とする民主主義の憲法だからです。 
 そして朝日新聞の大嫌いな安倍政権もそのように成立したのです。

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 ところで朝日新聞によると「報道は「権力」の敵」なのだそうです。

 しかし再度書きますが、日本の権力は国民が選んだ物であり、国民の意思を代表しているのです。

 報道がその「権力」の敵だといのであれば、つまりは報道は国民の意志と敵対しているのです。

 だから「報道は国民の敵」なのです。

 勿論、国民が選び間違いをすることはあるし、また国民が選んだ権力だからと言って全て国民の希望どうりの政策をしてくれるとは限りません。
 
 だから権力の監視は必要だし、間違いを糺す報道は必要です。

 しかし最初から「報道は「権力」の敵」と自認しているのであれば、国民の敵と言うしかないのです。

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 報道機関側がいくら「イヤ! オレ達は国民の側に立って、国民の為に報道している」と言っても、何の意味もありません。

 なぜなら日本の「権力」は朝日新聞の大好きな日本国憲法の手続きに従って国民が選んだのですが、朝日新聞など報道機関はそのような手続きは経ていません。

 彼等は唯の営利企業にすぎないのです。

 営利企業が自分達が国民の意志を代表していると思うのは勝手です。 しかしそれはワタシが鏡を見て「ワタシって日本一綺麗!!」と思うのと同じです。

 他人が見たら「自惚れもいい加減にしたら?」という話でしかありません。

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 マスメディア関係者、所謂ジャーナリストを見ていていつも呆れるのは、この手のどうしようもない幼稚な自惚れです。

 そして彼等がやたらに「反権力」を気取るのは、その自惚れの結果でしょう?

 こんなに優秀で高潔なオレ様の言う事を聞かない奴等が、権力者であるなんてあり得ない??

 強大な国家権力と戦うオレ様、勇猛果敢でカッコイイ!!

 言論の自由が保障された民主主義国家で、権力批判をするのなんて何の有機もいらないんです。

 グーテンベルグの印刷機の発明以降、この印刷機を使える側と使えない側の間には情報の発信力に大変な差が生まれました。 そしてそれは印刷技術の発展とともに拡大するばかりでした。

 これはもう大量破壊兵器を使える兵士と、棍棒か投石でしか戦えない兵士の差で、兵士の能力には関係なく、使えない側は使える側に薙倒されるのです。

 だから近代民主主義社会では、国家元首と雖も報道機関には逆らえない、敵対できないという状況が続いたのです。

 そこで報道機関の関係者は際限もなく慢心し、自惚れるだけになったのでしょう?

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 しかしネットの発明でその関係が変化し始めました。

 ネットを通じて現代の政治家達も、古代ギリシャの政治家のように自分の言葉で直接国民に自分の声を届ける事ができるようになったのです。
 そしてまた一般国民も同様に自分の意見を言えるようになりました。

 ネットの力はまだ弱いのですが、しかしマスメディアと言う大量破壊兵器に対して鉄砲や機関銃程の抵抗力にはなってきたのです。

 けれどもこれまでただもう自惚れてきた連中にはそれが受け入れられないのでしょうね。

 こうしてみていると彼等の常軌を逸した、箍が外れたとしか思えない程のトランプ大統領への憎悪も理解できます。

 トランプ大統領は彼の政策や理念以前に、こうしたマスメディアの在り方そのものに戦いを挑み、彼等の権威や既得権益をドンドン破壊しているのですから。
  1. マスゴミ
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2018-08-19 14:27

冷や飯とパワハラ? 石破茂

 自民党総裁選に関して石破茂候補が不思議な事を言っています。

 自民党・石破氏「『冷や飯を覚悟しろ』はパワハラ!!」

 しかしワタシはこれ大変不思議です。

 確かに「冷や飯」とか「パワハラ」とかいうと随分どぎつくて、大変酷い事だと思います。

 でも別に自民党を除名するとか、議員辞職を迫られるとかいうわけではなく、要するに閣僚とか党幹部に登用されないというだけです。

 この何が問題なのでしょうか?

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 自民党の総裁はそのまま首相になります。

 そして自民党の総裁選に投票する議員達は、ただ人柄や能力だけで総裁を選ぶわけではないしょう?

 だから総裁候補の掲げる政策が、重要な選択基準になります。

 実際、石破候補は安倍総理の政策全てに極めて否定的で「設計図を書き換える」とまで言っているのです。
 
 そのような候補に投票する人達は、当然石破候補同様、安倍総理の政策には反対なのでしょう?
 
 それでは安倍総理が再度総裁になり、また首相になった場合、彼等はそれまでの信念を曲げて、安倍総理の政策を支持し、その政策の推進に協力するようになるのでしょうか?

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 因みに石破茂候補は、これまで安倍総理の元で自民党幹事長、地方創生大臣を歴任しました。

 しかし石破幹事長の元で自民党は地方選挙に負け続けました。

 そして地方創生大臣として彼が作ったのが「石破4条件」でした。

 今春の加計学園獣医学部新設まで過去52年間、獣医学部の新設は認可されませんでした。 これは文科省と獣医師会と政治家が結託して死守する既得権益擁護の為でした。

 こうした意味不明の規制を緩和して、経済を活性化するというのは、安倍総理の重要政策「安倍のミックス」の柱の一つでした。
 その為、国家戦略特区のワーキンググループもこれを推進していたのです。

 しかし石破候補は、地方創生大臣としてこれに協力するどころか、獣医学部新設について「石破4条件」と言われる条件を付けたのです。
 
 日本獣医師会はこの「石破4条件」を「これで獣医学部新設は完全に阻止できる」として絶賛しましました。

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 石破候補が地方創生大臣として、このように安倍のミックスを真っ向から邪魔するような事をしたのは何の為でしょうか?

 石破候補に100万円の政治献金をした獣医師会の為でしょうか?
 
 そうでなければ、石破候補が最初から安倍のミックスを支持してなかったからでしょうか?

 政治家として人間として、自分が賛同できない、支持できない政策に協力したくないというのはわかります。

 しかしそれならそもそも安倍総裁の下で、こうした要職に就くのが間違いなのです。
 安倍総理に協力できないのなら、その下で要職に就いてはいけなかったのです。

 そして安倍総理がそういう人達を、政権や党幹部に登用しないと言うのは当然ではありませんか?

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 自民党総裁は選挙によって選ばれるのです。 だから当選した総裁は選挙の時に訴えた政策を推進する義務があります。
 
 そして自民党総裁=総理で、総理は国会議員から選ばれるのです。
 だから自民党総裁は自民党員と自民党議員だけでなく、全て有権者に対しても選挙時に掲げた政策を推進する義務を持つのです。

 この二重の義務を無視して、その政策に反対する人達を、要職に任命することなどできるわけはないではありませんか?

 石破候補と彼を礼賛する人達は、有権者に対する義務と言う、民主主義の原則を理解しているのでしょうか?
  1. 安倍
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2018-08-18 14:33

ペロポネソス戦争 その5 言論の自由

 エウリピデスの「トロイアの女達」は、トロイア陥落後の女達の運命を描いたもので、ギリシャ悲劇の最高傑作の一つです。

 この「トロイアの女達」が上演されたのはアテネによるメロス島陥落の翌年でした。

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 メロス島はエーゲ海のほぼ真ん中に浮かぶ小島で、人口も少なく、経済力もない小国でしたが、デロス同盟にもペロポネソス同盟にも加盟せずに中立を維持していました。

 ペロポネソス戦争勃発後10年程たったころ、アテネは突然このメロス島にデロス同盟加入迫り、メロス島が拒否すると攻撃したのです。

 小国メロス島は必死に抵抗しましたが、しかし大国アテネにかなうわけもなく、ほどなく陥落しました。
 
 するとアテネはメロス島の男は全部殺し、女子供は全員奴隷にして売り払いました。

 このような敗戦国処理は神話のころから古代ギリシャでは行われていました。 
 しかしペロポネソス戦争が始まるはるか前から、もうこのように残酷で野蛮な敗戦国処理は、むしろ例外的になっていました。

 ところがアテネは敢えてこれをやってしまったのです。

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 でも何のためにそこまで惨い事をする必要があるのか?
 そもそも何の為にメロス島を攻撃したのか?
 結局、これはペロポネソス戦争が膠着していることへの不満を、そらす為だけの無意味な蛮行ではないのか?

 アテネ市民の中にも、こうした疑念を持つ人々が沢山いたのです。
 
 そしてその疑念をそのまま表現したのが、当にこのエウリピデスの悲劇「トロイアの女達」でした。

 トロイア王プリモアスの王妃を中心に、トロイアの女達が訴える苦悩と絶望の声は、そのままメロス島の女達の声として、観客であるアテネ市民達に届いたでしょう。

 この悲劇が初めて上演されたのは、このメロス島陥落の翌年のディオニソス祭での悲劇コンクールだったのです。

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 アテネではこれに先立つ100年程前から、毎年ディオニソス祭と言う祭礼を催していました。 ディオニソス祭は農業神であり、また葡萄酒の神でもあるディオニソスを寿ぐ祭です。

 ギリシャの祭礼では、多くの場合スポーツ競技を奉納しました。 一番有名なのはオリンピアの神殿で行われるオリンピックですが、このほかにも同様にスポーツ競技を奉納する祭礼が沢山あったのです。

 しかしディオニソス祭では、スポーツではなく演劇や音楽や詩の朗誦などの芸術のコンクールが奉納されたのです。

 ところで演劇の上演には、当時でも現代同様、随分と経費が掛かりました。 この経費はアテネ政府が負担しました。 実質的にはアテネ政府の命令で富裕層が上演経費の負担を割り当てられるのですが、いずれにせよ政府の後援による上演なのです。

 こうして上演された「トロイアの女達」はこのコンクールで悲劇部門の二等賞を受賞しました。

 審査をするのは一般市民ですから、この結果を見ると、多くの市民がこの悲劇を受け入れたと考えるべきでしょうか?

 それとも現代にまで残るこのギリシャ悲劇の最高傑作の一つが、二等賞で終わったのは、この悲劇が自国を非難していると感じて不快感を感じたとみるべきでしょうか?

 いずれにせよアテネでは政府の経費で、政府の主催する演劇祭で、このように政府の政策を真っ向から非難するような演劇が上演されていたのです。

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 これだけでも驚きですが、しかしこれが喜劇となるともっと強烈です。

 古代ギリシャきっての喜劇作家アリストパネスの作品の殆どは、ペロポネソス戦争中に制作、上演されています。

 アリストパネスと言う人は、元々ペロポネソス戦争は勿論、アテネの民主制そのものに懐疑的な人で、開戦直後から「アカルナイの人々」のような、この戦争と政府への批判を明確にした作品を書いているのです。 
 
 そしてその後も「福の神」「女の平和」などこの戦争と、それを推進する人間たちの愚かを告発した作品を発表し続けました。

 勿論これらもアテネ政府の後援で、ディオニソス祭で上演されたのです。

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 ところでこれが何で「強烈」かと言うと、これらの作品では、当時の政治家や有名人が実名で登場して、嘲笑されるのです。

 だからギリシャ史の研究者から見ると、当時のアテネ市民の生活と、世論や政治家の人物評を知るには最高の資料です。 

 そして古代ギリシャ語が理解できて、当時のアテネの政治情勢に精通した人が読めば文字通り捧腹絶倒でしょう?

 アリストパネスの喜劇はワタシが読んでも結構面白いのですが、それでもそこは喜劇ですから、多様されてる洒落など翻訳ではわからないし、また登場人物の素性は注釈を見るしかないので、面白さは半減しちゃうのです。

 しかしそれにしても現役政治家を実名で登場させて嘲笑する演劇など、現代の日本や欧米先進国でも結構ヤバいと思うのですが、しかし当時は普通だったのです。

 因みによもちゃんは以前「平和を学ぶ世界の子供達」と言う戯曲を書いたのですが、これだって札幌市の施設で上演するとなると一悶着起きるのでは?

 そしてこれを見ると、当時のアテネは戦時中でも、完璧に言論の自由が保障されていたのがわかります。

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 それではここまで見事に保障された言論自由は、戦争の終結を早める役に立ったのでしょうか?

 いいえ。
 全然役に立ちませんでした。

 ペロポネソス戦争は第二次大戦のような短期決戦ではなく、27年も間続いた長期戦でした。 その間に何度も休戦をしています。

 そして敵国スパルタからも何度も、講和の申し入れがありました。

 アテネの指導層にはこれに応じる動きもみられましたが、しかし結局市民の反対で頓挫して、また戦争を続行しました。

 そして戦力のすべてを失い、抵抗不能になった挙句に無条件降伏に追い込まれたのです。

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 何度も休戦をしながらの長期戦とはいえ、ペロポネソス戦争は十分に過酷な戦争でした。

 古代なのだから第二次大戦のような総力戦にはならないから、大した事はないのでは?と言うわけにはいかないのです。

 まず開戦直後からアテネ市内での籠城戦になり、この籠城戦の最中に疫病がはやり、大量の市民が死亡しました。 正確な数はわかりませんが、例えばペリクレスは息子二人と妹を死なせていますし、ツゥキディテスは自分自身が疫病に罹り死にそうになりました。

 富裕層でこれですから、家族を喪わずに済んだ人はいなかったでしょう。
 しかも疫病はこの後、何度も波状的にアテネを襲いました。

 アテネがこのダメージから立ち直るには15年程もかかったのです。

 しかしその間も戦争は続いたのです。

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 そして何とか疫病のダメージから立ち直ると、今度はシケリア遠征を挙行しました。

 シケリア、現在イタリアのシチリア島なのですが、ここを征服しようと企てたのです。 
 
 しかしシチリア島はメロス島とは違い、巨大な島です。 
 アテネ領全てよりも広く、しかも豊で人口も多いのです。

 その為このシケリア遠征にはアテネ及びデロス同盟諸国から、総勢35000人の兵員、200隻の三段櫂船、他多数の輸送船が参戦しました。 文字通り海をうめく尽くすような大船団をシケリアに送り込んだのです。

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 35000人!!

 アテネの有権者数、つまり成人男性は総数6~6.5万人です。 アテネにはこの他にメトオイコイと呼ばれる市民権を持たない住民がいて、この人達にも兵役義務はあります。
 
 また前記のようにこの中にはアテネ以外のデロス同盟諸国の兵員も含まれています。
 
 それでもやはりこれは途方もない数です。

 そしてアテネの海軍の総力は元来三段櫂船200隻なのです。

 しかしシケリア遠征にはデロス同盟諸国の海軍を合わせたとはいえ200隻の三段櫂船を動員したのです。

 こうなるともう現代人の想像を絶するほどの総力戦としか言えません。

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 そして完敗しました。
 文字通りの完敗で、生きてアテネに戻れた兵士は一人もいなったのです。

 それでもアテネはその後10年余も戦い続けたのです。

 敗戦が重なり、犠牲者が増えれば増えるほど、ここで負けたら今までの苦労が無駄になると思うのか?
 
 スパルタから講和を申し込まれると、相手も弱っているのだからもう一押しと思うのか?

 敵愾心や復讐心と言った感情が理性を圧倒して、市民自身の手で講和のチャンスを潰していくのです。

 しかもその市民達は一方では、アリストパネスの喜劇に腹を抱えて笑い、エウリピデスの悲劇に涙したのです。
 そして誰一人「この非常時にこんな劇を演じるのは非国民だ!!」などとは言わなかったのです。

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 イヤ、ワタシはこの話は殆ど全部塩野七生さんの「ギリシャ人の物語Ⅱ」から丸パクリで書いているわけですが、しかしこうしてあの本を思い出すと、なんといったものやら・・・・・。

 だってワタシは物心ついたころから学校やテレビや新聞で「日本は戦前は言論の自由がなくて戦争に反対できなかった。 だから戦争になってしまった。 戦争を防ぐ為にも言論の自由を守らなくてはならない。」と言われ続けてきたのですから。

 でもこれを見たら言論の自由なんか幾らあっても戦争を防ぐどころじゃないでしょう?

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 でも考えてみれば、ワタシ自身も自分で目で同じ物もみているのです。

 それはフォークランド紛争の時です。
 あの時日本のテレビでは、ロンドンのフォークランド紛争反対デモの様子が放映されました。

 イギリス政府はこのデモを許可したし、圧倒的多数の戦争支持派(90%が戦争支持!!)も一切彼等の妨害はしないので、デモ隊は至って平穏に行進したのです。

 そしてそれ以前、ベトナム戦争時もそうでした。

 ベトナム戦争時も反戦を歌うフォークソングが大流行し、ベトナム戦争をそも物を舞台にして戦争の悲劇を描いた映画が次々と作られました。
 
 勿論反戦デモは日常的に行われていました。

 それでも戦争は続きました。

 つまりそれが民主主義国家の戦争なのです。

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 ペロポネソス戦争についてはいままで始まりからその4まで書きました。 それでホントは「その5」は「ついに開戦」となるはずでした。

 でもしばらくさぼっている間に終戦記念日が終わってしまいました。 そしてその間にまた朝日とか毎日とかが言論の自由について何やら言っていました。

 それで今回は開戦を飛ばして、ペロポネソス戦争時の言論の自由について書くことにしたのです。

 もしこれで皆様の暇つぶしになったら嬉しいです。
  1. 古本
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2018-08-17 22:10

寒い!!

 今日の最低気温は13℃でした。

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 日中になってもなかなか気温が上がらず、午後になってようやく19℃になりました。

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 そして日が暮れた今はまた15℃まで下がっています。

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 寒いです。 フリースを着てひざ掛け毛布を掛けています。

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 いくら何でも8月の半ばでこれはおかしいです。

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 今年の7月は雨と曇りの日が多く、異常に気温が低かったです。

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 それでも最後の一週間ほどは快晴の日が続き、気温も30℃も超えました。
 7月の天気

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 しかし先週からはまたずうっと雨です。
 8月の天気

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 それで気温もどんどん下がり、結局昨日も今日も20℃を超える事ができなかったのです。

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 本州の猛暑のニュースを聞いても、全く実感がありません。

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 今日は午後から久しぶりに青空が出たので、少し散歩に出ました。

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 長袖のジャケットにウィンドブレーカー、勿論長ズボンです。

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 昨日まで3日続いた土砂降りで、川はすごく増水していました。

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 8日にこの川へ来たときには、子供達が水浴びをして、大人は河原で焼き肉をしていました。

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 しかしもうこれで来年まで水浴びはできないでしょう?

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 それでも夏の花々は健気にも咲いていました。

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 だってこれ以上待っても、暖かくはならないでしょう?

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 だから今のうちに咲くしかないのです。

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 それでワタシも元気を出して山の上まで行ってみました。

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 山の上の野菜の直販所へ行けば、野菜が安く買えるだろうし・・・・・。

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 この前行った時には、大きなズッキーニやキュウリなど沢山買い込んだのです。

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 しかし行ってみると品数が激減していました。

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 何よりお目当てのピーマンもオクラもありませんでした。

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 結局、ズッキーニを一本とシシトウを少しだけ買って帰りました。

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 そりゃこんな天気では、野菜だって育つわけもないのです。

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 地球温暖化なんて嘘だと思う・・・・。

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 きっとこのまま氷河期になる!!

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 でなくて8月に13℃はないよ!!

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 ホントに寒いです。
 一体どうなってるのでしょうか?
  1. 札幌の四季
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