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2018-01-21 21:32

読書感想文 朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実

 先日「朝鮮出身帳場人が見た慰安婦の真実」を読みました。

 数年前ですが、慰安所で働いていた朝鮮人の日記が発見されたと言うニュースが出ました。
 この本はその日記を韓国人の文化人類学者が、丁寧に読み解いたものです。

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 この日記は朴と言う朝鮮人の物で、1943~44年の物が残っています。 彼はこの期間、シンガポール及びビルマで慰安所の帳場人として働いていました。

 帳場人と言うのは、経理その他事務手続きが仕事で、日記からは彼が慰安所の金銭出納から、慰安婦の就業、廃業などの届け出などの事務全般を行っていたことがわかります。

 朴氏は当時40歳で、高等小学校卒、小学校卒以降こうした事務の仕事をしていたようです。 因みに高等小学校卒と言うのはこの時代、全然低学歴ではありません。
 だからこうした事務職にも普通に就けたのです。

 そして朴氏自身、毎日几帳面に日記をつけるだけあって、なかなかの読書家で、向学心も強く、政治や経済に関心が強いのです。
 
 それで常に新聞やニュース映画などを見てはその感想を日記に書いています。

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 この朴氏がどうして慰安所の帳場人の仕事に就いたかは、わかりません。 今残っている日記は彼がシンガポールに行くところから始まり、その前の部分は欠落しているのです。

 しかし著者崔吉城氏の記述と、この本に紹介されている日記の一部を見る限り、朴氏が余りに普通の勤め人なので驚きます。

 つまり慰安所は軍専用の売春宿ですから、風俗業なのですが、朴氏には風俗業で働くと言う引け目みたいなモノが全然感じられないのです。

 日本人の場合、こうした仕事はやはり堅気の人間する仕事ではないと言う認識があるのか、堅気の人間に対する引け目のようなモノを感じるですが、朴氏には全くそれがなく、むしろ皇軍の為に慰安所を運営する事を誇らしく思っていたようです。

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 だから現地で軍や日本人会が催す式典等には、仲間の朝鮮人や慰安婦共々喜々として参列しています。 その感覚はむしろ清々しいと言えるほどです。
 
 そして日本軍の戦果を喜び、皇室を崇拝して、新年には宮城を遥拝して、皇室の弥栄を祈っているのです。

 この本の題名が「朝鮮出身の帳場人の・・・」になっているのはその為です。
 つまりは少なくともこの日記を書いた当時の朴氏の意識は完全に日本人だからです。

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 但しこの日記はハングル漢字交じり文の朝鮮語で書かれています。
 しかし人名や店の名前などの固有名詞で平仮名や片仮名が使われている場合は、そのまま平仮名や片仮名で記述しています。
 漢文も僅かですが使われています。

 高等小学校卒で日本に留学する等の経験もない朴氏にすれば、母語である朝鮮語こそが、自身の言葉だったのでしょう。

 また朴氏の友人やビジネスで付き合う人達の多くは朝鮮人でした。 そして勿論彼等とは朝鮮語で会話していたようです。

 しかしそれは朴氏やその仲間の朝鮮人達の意識の中では、同郷人としての意識であって、朝鮮民族やまして朝鮮人としての国家意識ではなかったようです。

 だから著者崔氏は表題を「朝鮮人帳場人」とはせず「朝鮮出身の帳場人」としたのです。 「北海道出身の」「大阪出身の」と言うのと同様と意味でしょう。

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 因みに日本が第二次大戦に参戦する前から、東南アジアには多くの日本人が進出して、色々なビジネスをしていました。 そしてこの中には当時日本人だった朝鮮人も大勢いたのです。

 朴氏はこうした朝鮮人との人脈を頼りに、慰安所の帳場人を皮切りに東南アジアで人生を切り拓こうとしたようです。

 つまり当時の朝鮮人達は、現在の韓国人の考えるような日帝に虐げられながら民族独立を夢見る人達ではなかったのです。
 彼等は大日本帝国臣民として、アジア進出の夢に向かって邁進していたのです。

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 それで朴氏は後に慰安所の帳場人の仕事に加えて、現地に造られた戦闘機の部品工場の帳場人の仕事も引き受けたました。
 しかしこれは完全なオーバーワークでした。
 
 元々慰安所の仕事は商売柄、午後2時ごろから始まり深夜まで続くのです。 それで朴氏は朝は遅く起きてゆっくりと日記など書いていたのです。
 
 ところが工場の仕事は早朝から始まり、午後一杯続くのです。 だから二つの仕事を掛け持ち可能なのですが、これでは体が持ちません。

 その為朴氏は遂に体を壊してしまい、結局44年に帰国する事になってしまいました。
 これはしかし結果的には大変幸運でした。

 お蔭で彼は日本軍の戦況悪化や終戦の混乱には巻き込まれず、稼いだお金も、この日記帳も全部持って帰る事ができたのです。

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 で、この稼ぎですが、これは大変良かったようです。
 それで彼は家族には十二分な仕送りし、将来に備えて結構な貯金もしながら、シンガポールでは次々と洋服や靴を誂え、高価な時計を買い、その上自動車まで買い込んでいます。

 因みにこの人実は妻が二人いました。 これが不倫とかそういう感じではなく、双方の家族にとって立派な父であり夫であったようです。 

 この二人目の妻との間には、娘と息子がいたのですが、その娘は彼がシンガポール滞在中、16歳で病死しました。
 彼はこれを非常に悲しみ、シンガポールに居たために娘を看取ってやれなかった事を、大変嘆いています。

 この娘は女学生だったのですが、しかし朴氏がシンガポールに出発する前から病気になっていました。
 国保等が無い時代ですから、病人を抱えると医療費が大変なのです。 彼としてはこの娘の為にも、稼ぎのよう慰安所の帳場人の仕事を選んだのかもしません。

 このように日記から見る限り、朴氏は勤勉で有能で、向上心が強く、家族を愛し、そして「祖国日本」を愛し、天皇陛下を敬う人だったのです。

 この日記を通してみる朴氏は在特会の会員であるワタシから見ても、好意の持てる人柄です。

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 ところで肝心の慰安婦は?
 そして慰安婦問題の焦点である強制連行の有無は?
 
 この日記が発見されたときには、左翼の人達は強制連行を証明する重要な資料であると期待したのです。

 しかしまずこの日記には慰安婦がどのようにして彼の慰安所に来て働くようになったかは、全く書かれていません。
 
 それで強制連行説を取る人達は、日記の欠落した部分に書かれているだと言っています。

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 一方彼の日記には慰安婦が廃業する話が何度も出てきます。

 つまり前借を返し、更に十分稼いだ慰安婦の中には、仕事を辞めて朝鮮に帰国する人達も相当いたのです。

 そのような場合、慰安婦の廃業届を出し、また彼女達の為に帰国に必要な手続きや船の手配をしてやるのも、帳場人である朴氏の仕事でした。

 また彼は慰安婦が稼いだお金を、故郷に送金したり、貯金したりする為の手続きも代行してやっています。
 
 慰安婦の多くは小学校も満足に出ていない人達なので、こうした手続きを自分でやるのは大変でしょう。 だから帳場人の朴氏が変わりにやるのです。

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 それにしても莫大なお金を稼ぎ、それを貯金したり故郷に送金したりする。

 自分の意思で廃業すると、ちゃんと雇用者側が帰国の手続きをして、船のチケットまで手配してくれる。

 こうした条件で働いている人達を、それでも強制連行されてきた考える事ができるって凄いですよね?

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 しかし廃業して帰国する慰安婦の為に、役所を幾つも回る朴氏を見ていると、それにしても随分と親切だと思います。

 でもこれは、逆に言えば雇用者側が慰安婦の為に、こうした手続きをちゃんとしなければならないように日本軍が「関与」していたと言う事でしょう。

 またこの煩瑣な手続きの数々や、日記に見る朴氏と日本軍との折衝の記録、また朴氏の移動その他に常に日本軍が便宜を図っている事からも、日本軍と慰安所の関係がわかります。
 
 慰安所自体は完全に民間資本ですが、しかし軍として必要な施設なので、軍も何くれとなく面倒を見ているのです。

 この関係は今自衛隊の駐屯地内で営業するコンビニ始め、様々の商店と似たようなモノだと思います。

 また米軍の前線基地内の兵士の為の商業施設や、その従業員達との関係も同様でしょう。

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 それにしてもこの朴氏の日記に描かれる慰安所の姿は、ワタシが昔、両親が買った「オール読物」や「小説新潮」などで読んだ小説の中に出てくる慰安所そのままです。

 要するに普通の売春宿が、戦地に行き軍専用で営業しているのです。 但し軍としては名誉の為にも、慰安婦の虐待や搾取が行われないように厳しく監視監督していました。

 だから戦地での営業と言う危険はあっても、慰安婦の待遇は日本本土や朝鮮半島の売春婦よりははるかに良く、また稼ぎも良かったのです。

 日本本土もまた朝鮮など当時日本領だった地域では、合法的な売春宿、つまり公娼の管理監督は地元の警察や自治体の仕事でした。 
 しかし戦場では自治体も警察もありません。

 だから軍が代行するしかないのです。
 そしてもし軍が代行しなければ、慰安婦への搾取や虐待は業者の恣にされてしまいます。

 なるほど軍が売春宿である慰安所に関与するのは、体裁の良い事ではありません。 しかし慰安婦の人権を守る為には、極めて現実的で人道的な対応です。

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 勿論、慰安婦になった人達は喜んで慰安婦になったわけではありません。 皆、貧しさ故、また冷酷な親族の為に、泣く泣く慰安婦になったのです。

 しかしそれは当時の売春婦全てに共通する事で、慰安婦が特別だったわけではありません。

 そして今も韓国には前借で売春を強要されている女性達が沢山いるのです。
 この女性達に比べれば、日本軍慰安婦は遥かに恵まれていました。

 賭けても良いけど、今韓国で日本軍慰安婦と同等の条件で自衛隊慰安婦を募集したら、面接担当者がぶっ倒れる程の応募者が集まるでしょう。

 それを全く虚偽による強制連行の捏造で、日本と日本人の名誉、そして何より朴氏のような朝鮮人の存在をネグレクトした朝日新聞と左翼の罪は計り知れません。

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2018-01-20 13:45

人種差別とブラックフェイス その2

 中学生に数学の定理や公式を教えると、真面目な子はすぐに覚えます。
 そして次にその定理や公式を応用した例題を解いて見せます。
 真面目な子はそれも直ぐに覚えます。

 そしてテストをすると、真面目な子はチャンと正解を書きます。

 それではその子はちゃんとその定理や公式を理解しているのでしょうか?

 実はこれワタシが学習塾の講師をしていた時、結構悩みました。

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 と言うのは子供達の中には、定理や公式の意味は全然理解していなくても、例題と回答を覚える事で、テストで高得点を取る子がいるのです。

 つまり普通の公立の中学だと、先生の中には自分が授業中に解き方を説明した問題以外はテストに出さない人が多いです。
 また殆ど先生が、教科書と学校で子供達に配布している問題集の中から選んだ問題以外は、テストに出しません。

 これだと子供達は学校の授業をちゃんと聞いていれば、良い点数が取れる事になるので、真面目に授業を聞くようになるのです。 

 しかしそうなると一つの定理や公式について、出てくる問題の数は限られていますから、その問題全ての解法も答えも全部暗記する子がいるのです。

 それで中間テストや期末テストなど、学校でやる通常のテストでは大変な高得点がとれます。

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 勿論これでは、少し違う問題を出されると絶対絶命なのですが、しかし本人はテストで高得点を取れる以上は、自分はこの定理も公式も理解できていると信じているのです。

 そして数学を学ぶとは、こうして問題と答えを暗記する事と理解しているのです。

 これでは数学を学ぶ意味がないし、後々困る事になるのですが、こういう子に考えを変えさせるのは大変難しいです。

 因み何と東大受験もこれど押し通す人がいるそうです。

勝谷と灘在学中に全くそりが合わなかったのが和田秀樹である。よほどくやしい思いをしたのか、最近まで勝谷をSNSで罵倒していたが、『感情的にならない本』を出してベストセラーになった。東京大理科III類、医学部という受験の最高峰を歩み、精神科医のかたわら、受験のマニュアル本を数多く出している。数学は解答を丸暗記して頭にたたき込むと指南して、東大受験生に勇気と希望を与えた。

 こうなるともう何と言って良いかわかりません。
 記憶力の悪いワタシがオカシイのだろうか・・・・。

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 ところで話は飛ぶのですが、先日二回もエントリーしたブラックフェイスの話で、ひたすら日本人の黒塗り顔を非難する西洋人の反応に妙に納得いく話しを拾いました。

 個人ブログですが、大変面白い話しなので、是非リンク先で読んでください。

 差別のある国とない国

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 この記事に出てくるドイツ人とスェーデン人の女の子達は、学校で人種差別は悪いと教わったのです。 学校だけでなく、親もまた祖国のマスコミも皆「人種差別は許されない」と教えたのです。

 そして許されない人種差別の例として、南アフリカのアパルトヘイト政策や、ブラックフェイスを教えたのでしょう。

 但し日本人などアジア人への人種差別は、当時はまだ社会問題化していなかったので、何も教わってないかったのでしょう。

 そこで彼女達はブラックフェイスやアパルトヘイトは人種差別と信じているのですが、人種差別の問題とは何か?もわかっていないし、また違う人種に会ったらどう対応するべきかもわからないのです。

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 だから日本人に会ったら、面と向かって「目が小さい」「黄色い」「顔が扁平」などと侮辱的な事を平然と言ってしまうのです。
 
 そしてそれを人種差別とは全く理解していないのです。
 それでこんな事を言っても、自分は人種差別をする人間だとは全く思っていないのです。
 
 だから学校で習った人種差別の例題通りのアパルトヘイトに関する話しが出ると、我こそは正義の味方とばかりに、堂々と非難するのです。

 つまり最初に挙げた数学の公式や定理の話と全く同じです。

 実は例題を暗記しただけで、定理も公式も全く理解していないので、自分で考えてそれを応用する事は全くできないのですが、本人はすっかり理解した心算なので実に始末が悪いのです。

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 しかし西欧人にはこの手の人凄く多いのではありませんか?

 西欧メディアの言う事を聞いていると、非常に教条的で形式的で短絡的で、しかも欺瞞的であると感じる事が多いのです。

 思うに彼等は実は元々自分では本質的に理解してない事について、正義を振り回しているのです。 だから教条的・形式的にならざるを得ないし、またそれが現実の彼等の言動とは一致しないので、非常に欺瞞的に見えるのです。

 またそもそもその正義の本質を理解していないのですから、その正義が本来彼等の掲げる理念や理想、或いは彼等自身の日頃の言動と整合しないなどと言う問題まで、考えが及ぶはずもないのです。
 だから非常に短絡的になってしまいます。

 そして多くの西欧人がこのレベルだと言う事を知ったうえで、それを煽る悪人も多いのですから益々始末が悪くなります。

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 因みに日本人でも所謂パヨクにこの手の人が多いです。

 何でパヨクに多いのか?
 それはパヨクが掲げる正義は、戦後教育の王道であり、朝日新聞始め大手メディアが看板にしている理念だからです。

 その理念を素直に信じて覚え込み、その意味を自分で考える事をしない人達が、パヨクをやっているわけですからね。
 
 だから自分達が解答を出せない問題を突きつけられると、「ネトウヨ的質問には「答えない」のが正解と言うしかないのです。

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 まあ、わからないと言うのは強いです。

 二次関数が解らない子を、幾ら怒鳴っても叱ってもどうにもなりません。
 幾ら忍耐強く説明してもわからない子はわからないのです。

 だったらせめてわからないのだと納得してくれたら、良いのですが、しかしテストに正解を書いて高得点を貰う子は、わからないとは思いません。

 教科書と学校の問題集以外の問題を出す先生が悪い!!

 彼等はむしろこう思っているのです。
 イヤ実際に先生にこう言って抗議する子がいるのです。

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 彼等の世界観と現実認識能力がこのような物であると考えれば、日本のコメディでのブラックフェイスを問題する心理も良くわかります。

 彼等はブラックフェイスは人種差別だと教えられたからそう信じているだけであって、その意味を考えて現実に対応する能力は最初からなかったのです。

 こうなると正論が通じると考える方が無理でしょう。
 だって相手は正論を理解する能力がないのですから。

 それでもワタシ達はこういう連中を相手に生きて行かなければならないのです。

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 頭が痛いですね。

  1. レイシスト
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2018-01-18 13:00

核兵器を廃絶したら平和になる?

 核兵器を廃絶すればどうなるのか?
 それは核兵器ができる前の世界をみればわかります。

 核兵器ができる前の世界は平和だったのでしょうか?

核兵器が廃絶された世界はどうなると思いますか?核抑止のほうがコスパよくね?|奥山真司の地政学「アメリカ通信」


 何とも凄い議論だけれど、現実を見ればその通りだと言わざるを得ません。

 考えてみれば米ソ冷戦が冷戦で済んでいたのは、米ソ両国が共に大量の核兵器を持っていたからではありませんか?

 大量の核ミサイルを持った国同志が戦争を始めれば、核の冬を招き地球が破滅する。

 こうした恐怖が両国の戦争を自制させて、せいぜいベトナム等アジア・アフリカ諸国での代理戦争で済んだのではありませんか?

 因みに動物行動学者コンラート・ローレンツはオオカミなど群れを作る猛獣は、仲間同志の殺し合いを起こさないと言います。

 お互い同志が喧嘩しても、相手がお腹を出すなど、降伏の姿勢を取ると、勝っている側が攻撃を抑制して、そこで喧嘩は終わると言うのです。

 この強い抑制は彼等が長い進化の中で培ったもので、もしこれがなければこうした猛獣類は、仲間同志の争いで絶滅しただろうと言うのです。

 一方猛獣のような牙や爪を持たない草食動物には、こういう抑制は働きません。 だから一旦戦い始めると、自発的に止まらないのです。

 鳩は限りなく殺しあう

 またこの抑制についてはよもちゃんも詳しく解説しています。

 コテン芸能 その文化的意義

 国家と国家の戦争もまた、双方が破滅に追い込まれる危機感をもってこそ初めて抑止力が働くと言うのは、極めて現実的ではないでしょうか?

 本当に戦争を防ぎたいのなら、こうした現実もまた考えてみるべきではありませんか? 

  1. 戦後民主主義
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2018-01-17 18:33

ノーベル平和賞受賞者ってこんな人達

 ワタシは妹と会う時には、一応アポを取ります。 妹裳やはりワタシの所に来る時にはアポを取ります。

 お互い暇人ではあるのですが、しかしそれでも相手の都合と言う物があるし、訪ねて行って留守でも困りますからね。

 それで相手の都合が悪くて会えなくても文句を言ったりはしません。

 これ普通ですよね?

 ところが世の中にはそういう知恵が回らないのか、余程礼儀知らずなのか、相手が出張で留守だとわかっている時に無理に訪ねてきて、会えないと文句を言う人がいるのですね。

 驚きました。

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菅官房長官「日程上、難しい」 被爆者「逃げ回っている」

 昨年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)事務局長で来日中のベアトリス・フィン氏(35)が、安倍晋三首相との面会を政府に求めたが、日程を理由に断られた。ICANの尽力で実現した核兵器禁止条約に日本は参加していない。それでも、唯一の戦争被爆国トップとして会って話をすべきでは、との声が上がっている。【竹下理子、浅野孝仁、岸達也】


首相は東欧を歴訪中で17日に帰国の予定。12日に来日したフィン氏は16、17日と東京に滞在し、18日に日本を離れる。フィン氏は15日、広島市内で原爆資料館を見学後、報道陣に「他国の指導者たちとは面会できたこともあり大変残念。特に日本は(被爆という)独自の経験があり、首相や日本政府の方々と話をしたいと思っていた。次の機会に期待している」と語った。

 一方、菅義偉官房長官は同日、記者会見で「日程の都合上難しいということで、それ以上でもそれ以下でもない」と語った。ICANはフィン氏が東京滞在中に首相と面会できるよう、内閣府へ昨年12月以降、文書で2度要請していた。

 なお、安倍首相と海外のノーベル賞受賞者の面会は、2014年のポール・クルーグマン氏、15年のロバート・マートン氏、16年のジョセフ・スティグリッツ氏(いずれも経済学者)の例がある。

 核兵器禁止条約は核兵器の使用、開発、実験、製造、保有や、核抑止力の根幹である威嚇を禁じ、国連で昨年7月、122カ国の賛成多数で採択された。米国の「核の傘」の下にいる日本は交渉に参加しなかった。

 東京大の西崎文子教授(外交史)は「日本政府も最終目標は核兵器廃絶と主張しており、ノーベル平和賞受賞者に敬意をもって応じるのが筋。考えが相いれない団体にも耳を傾ける姿勢は政権の評価を高めたはずで、残念な判断だ」と話す。

 日本原水爆被害者団体協議会の箕牧(みまき)智之代表理事(75)は「首相にはがっかりだ。政府は『核の傘』の下にいるのがベストだと思っているのか」と不信感を口にした。

 長崎の被爆者で原水爆禁止日本国民会議の川野浩一議長(78)も「首相は条約に参加できない理由を自信を持って説明できないのではないか。被爆国として本来はノーベル平和賞への祝辞を述べるべきなのに、述べずに逃げ回っている」。同じく被爆者で日赤長崎原爆病院の朝長万左男(ともなが・まさお)名誉院長(74)も「日程上の都合なら仕方ないが、重要なのはフィン氏のメッセージを政府が受け止めるかどうかだ」と語った。

フィン事務局長「日本が核兵器禁止条約の議論主導を」

 フィン氏は13日に長崎市内で、安倍首相に会えたら何を伝えるかとの記者の質問に、次のように答えた。

        ◇

 北朝鮮で核兵器が使われれば地理的に日本にも影響がある。核兵器の問題では米国の多数の同盟国の中でも特に日本にリーダーシップを発揮してほしい。日本こそ唯一の戦争被爆国で、実体験者はワシントンでもモスクワでもなく長崎、広島にいる。核兵器が使われるとどんな状況になるのか、皮膚がどのように溶け、どんな臭いがするのか分かっているのは日本人だけだ。日本が核兵器禁止条約に署名しても米国との固い同盟は保てる。2国間同盟は一方通行ではないはずだ。安倍首相のリーダーシップで、条約参加のために国民的な議論を開始してほしい。

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 安倍総理の外遊予定は12月14日に報道されました。 それによると1月12~18日まで、バルト三国・ブルガリア等を歴訪と言う事になっていました。
 
 当然ですがそれ以前に正式の予定は決まっていたのでしょう。

 ところでICANの事務局長が首相に面談の申し入れをしたのは、12月以降です。 

 そして彼女は12~18日まで日本に滞在する予定だったのです。

 つまり完全に首相の外遊中と重なるのです。

 これでどうやって安倍総理と会う心算だったのでしょうか?

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 一応総理は17日に帰国予定になりましたが、元が18日帰国予定だったのですから、あらかじめアポを入れられるわけはありません。

 そして総理にだって相応の理由があって17日に帰国になったのです。

 普通に考えれば、彼女がどうしても安倍総理に会いたいのなら、最初に総理の欧州歴訪予定を知った時点で、自分の日程を変えるべきでしょう?

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 因みに毎日新聞の記者は、スティグリッツとクルーグマン訪日の理由を知らないのでしょうか?

 日本政府はこの二人から経済・財政政策についてのアドバイスを得るために招待したのです。

 だから二人の来日予定は日本政府が立てています。
 ワザワザ首相の留守中に押し掛けた人と一緒にはなりません。

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 しかし驚いた事に、毎日新聞も被爆者団体も、首相が彼女に会わない事を必死に非難しています。
  
 ワザワザ相手の留守中に訪ねてきて、会えなかった事に文句を言うなんて連中は、マトモな人間ではありません。

 でも昨年のノーベル平和賞受賞者ってこんな人達なんですね。

 因みに彼女はこんな事を言っています。

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昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(35)は15日、広島市で開かれた若者との対話集会で講演し、核兵器禁止条約に参加しない日本政府を「(核廃絶を求める)合理的な国際社会から足を踏み外した」と批判した。

 集会には学生や被爆者ら約340人が参加した。フィン氏は、被爆国の日本が条約に反対していることに「広島、長崎以外で同じ過ちが繰り返されていいと思っているのではないか」と指摘。「被爆地と日本政府の隔たりは大きく、埋める必要がある」と訴えた。


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核兵器禁止条約に参加しない日本政府を「(核廃絶を求める)合理的な国際社会から足を踏み外した」と批判した。


 ??

  
 おお、それじゃ彼女の祖国スウェーデンも「(核廃絶を求める)合理的な国際社会から足を踏み外した」のですね。

 スェーデンも核兵器禁止条約に賛同はしていますが、加盟はしていません。

 だったらまずこの事務局長氏は、日本に来る前に、自国であるスェーデン政府に核兵器禁止条約加盟を要求するべきでは?

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 ノーベル平和賞が胡散臭い賞だとは前々から思っていましたが、今回程酷いのは初めてです。

 因みにこの事務局長氏、広島と長崎訪問は今回が始めてだそうです。 

 それじゃこれまで核兵器禁止運動にどんな実績があったのでしょうか?

 核兵器禁止運動はもう70年余続いており、世界中に歴史の古い団体が幾つもあるはずなのに、なぜか広島長崎を始めて訪問した団体がノーベル平和賞を受賞しました。

 一体これは何でしょうね?

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 今回この事務局長氏を歓迎しているのは、辻元清美等、北朝鮮に近い人間達です。

 そしてスウェーデンと言う国も、古くから北朝鮮と国交があります。

 この女の顔をみていると詐欺師にしか見えません。
 
 これはもう綺麗事ばかり言う人間も国も信用してはイケナイと言う見本ではないでしょうか?

  1. 安倍
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2018-01-16 13:20

「中国絶望家族」中国一人っ子政策

 先日「中国「絶望」家族: 「一人っ子政策」は中国をどう変えたか」と言う本を読みました。

 著者はマレーシア出身でアメリカ国籍の華人で、アメリカのジャーナリストとして中国の一人っ子政策をルポした事を纏めた本です。

 中国の一人っ子政策と、その問題については前々から色々と報道されてはいました。 しかしこうして総合的に纏めて描かれると、今更のように驚き呆れます。

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 何より驚くのは、この政策が実に簡単に決められて、直ぐに全国規模で徹底的に実行されたと言う事実です。

 この本によると中国の一人っ子政策を提案したのは、宇宙科学者でした。
 
 何で宇宙科学者がこんな問題を?

 なぜならそれに先立つ文化大革命で、多くの科学者が粛清されて、また高等教育もマトモには行われなくなっていたので、人口問題の専門家は中国にはいなくなっていました。

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 一方当時は中国政府だけでなく、世界的に人口増加に強い危機感を持っていました。

 そこで中国政府は人口増加を防止を考えたのですが、それに対する答えを出したのが、このロケット専門家だったのです。

 中国は文革中もミサイル開発は続けていたので、こうした宇宙科学者・ロケットの専門家は粛清されずに済んだのです。

 その宇宙科学者が純粋に数学的な統計だけを元に提案したのが、この一人っ子政策なのです。

 そりゃ夫婦二人から子供が一人しか生まれなければ、人口は増えないと言うのは、別に統計学なんか使わなくてもわかりますよね?

 だから中国政府はアッサリとこの提案を受け入れて、直ぐに全国規模で実行に移したのです。

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 しかし純粋に数学的な論理だけからなる政策ですから、例えば「国民所得が増えると出生率は減る」などと言う人口学の常識は一切無視されしまいました。

 当時タイなど東南アジア諸国では、既に経済成長と共に出生率が低下していました。

 また中国でもすでに晩婚化を少子化が始まっており、出生率は下がりつつあったのです。
 
 またこれで若年層が一気に減った場合起きる問題についても一切考えられていませんでした。
 
 しかしこれ等はロケット学者の知るところではありませんでした。

 そしてこの純粋数学的理論だけによる政策を徹底的に実行したのです。 そしてその2015年まで36年間続けたのです。

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 それにしても子孫繁栄は長寿と並んで、古来中国人が最も切望した物です。
 そして家を継ぐ男子は何より必要とされました。

 そういう中国人の願いを一気に断ち切る政策を、断行した政権は中国史上初めてです。
 
 しかし共産党政権はこれを実行しました。
  
 当然ですが、その為には避妊具を配布したり、人口問題を解説したりするだけでは済みませんでした。

 地区の共産党員が、妊娠後期の女性を捕まえて、中絶を強制したり、違法に産んだ子供を奪って、海外へ養子として売り飛ばすなどの、あり得ない程の残虐行為を行ったのです。

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 そこでしみじみ驚くのは、この頃既に中国は改革開放政策を取っており、海外の情報は様々人民に入っていたのです。
 また高度の経済成長を続けていた時期でもあります。

 一方西側メディアも多数中国に入り、この一人っ子政策については結構報道されていました。

 その意味では文革時代や、或いはスターリン時代のソ連とは全く違うのです。

 しかしそのような状況であるにも拘らず、この非人道的な政策は何の支障もなく実行され続けたのです。

 これを思えば「生活が豊になり、西側の情報が入れば中国はいずれ民主化する」などと言うのは完全な妄想だったと思わざるを得ません。

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 またこれもしみじみ驚くのですが、この極めて残虐な政策に対して、中国人民は一切組織的な反抗はしていません。

 例えば村で4人目の子供を妊娠した妊婦が、監視人に追われて、池に飛び込んで抵抗したと言う話しが出てきます。

 彼女は貧農の嫁なのですが、どうしても男の子が欲しかったのです。
 そこで密かに産もうとしたのですが、しかし妊娠9か月にまでなって、妊娠を隠せなくなってしまったのです。

 池は凍るように冷たかったのですが、しかし結局警察官が池に入り彼女を引きずり出して、中絶させました。

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 これはもう中絶と言うより嬰児殺しです。

 しかし抵抗したのは当人だけで、彼女の夫も舅も姑も、彼女を助けようとしていません、 彼女に男の子を産めといったのは彼等だったのに。

 勿論他の村人も一切彼女を助けません。

 一人っ子が事故や病気で死ぬなどの不幸があると、他の人は黙ってその両親を避けるだけです。 中国伝統の迷信から、子孫を喪った人間に関わるのを嫌がるのです。

 このように中国人一人一人は、この政策を忌み嫌っており、何とかして自分だけは逃れようとするし、また逃れられない場合は、せめて男の子を産もうとします。

 にも拘らず、強制的中絶させられる不幸な隣人を助けようとする人はいないのです。

 それどころかこうした共産党の命令に従って、人口抑制策に協力する人は幾らでもいるのです。 
 ある種冷笑的と言うべき社会状況なのです。

099

 実は以前、ラルフ・タウゼントの「暗黒大陸中国の真実」を読んだ時に、この中で著者タウゼントが中国人を徹底した個人主義と書いていました。

 これは日華事変、満州事変などの頃の中国の状況を描いた本です。

 そこでタウゼントが言う中国人の「個人主義」とは徹底的な他人への無関心です。

 友人が死んでも、その死にざまを笑い物にするような、目の前に爆弾が落ちて人が吹き飛ばされても、自分が無事なら気にしない。

 そういう他者への無関心です。

 これでは隣人の不幸を我が事と捉えて、皆で団結して権力の横暴に抵抗すると言う事はあり得ないでしょう。

 このような一種の冷笑主義的個人主義が中国社会の基盤であるからこそ、中国共産党のような政権が専制支配を続ける事ができるのでしょう。

100

 一方でこうした人々は共産党の政策には、全面的に従います。

 他者に徹底的に無関心であれば、権力に従う事で出世その他の利得を得る事しか考えないのでしょう。

 だからどんな残虐行為も権力が望む物であれば、躊躇わず行う、それどころか競争で行う人間には事欠かないのです。

104

 このような人材に恵まれている為でしょうか?中国共産党は、何かを始める場合、実に簡単に下した決定を、速攻で全国規模で、そして徹底的に行うのです。

 一人っ子政策だけではありません。
 文革だって、改革開放だって、一帯一路だってそうでしょう?

 普通の国だと大規模な政策転換をする場合、大規模な政策をする場合は、長々と議論して、様子を見ながら少しずつ慎重に始めるのですが、中国の場合はいきなり全国規模で徹底的にやるのです。

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 こんな風にやると、なるほど速攻で効果はでるわけですが、問題も一気に出てしまい、後々大変な事になります。

 それは文革始め過去の政策で散々思い知っているはずです。

 しかしそういう理性やブレーキは今も一切働かないようです。

 むしろ政府が何かを決定したら、人々は競争で、政府の望むところを徹底しようとするのです。
 そして幾ら弊害が出ても、無視します。

 弊害を指摘する人間がいれば、そいつを抹殺するのです。

 それで一旦始めると、その政策は弊害の為社会が疲弊し尽くすまで続くのです。

107

 一人っ子政策も36年続き、その間に中国の人口動態が実に異様な物になってしまいました。

 何でもっと早くやめなかったのか?

 でも制作開始直後から大変な残虐行為を行ったのです。
 それを早々と止めたら、政策は間違っていたと言う話しになり、そうなると政策を実行した関係者全部が、どのような処罰=報復を受けるかわかりません。

 これでは余程の事がない限り止められないでしょう?

 因みにこの一人っ子政策を実行した関係者の多くがアメリカに移住しているのです。

 この本の著者はアメリカでこうした関係者に取材しているのです。

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 ワタシは欧米人のトコトンお節介精神も怖いと思いますが、しかし中国人のこうした冷笑主義的個人主義も怖いと思います。

 ワタシ自身は生まれつき、猫的個人主義人間なので、個人主義は好きです。

 また西欧のリベラリズムも個人主義を手放しで礼賛しています。

 しかし中国社会を見ていると、個人主義と言う物の恐ろしさに慄然とします。

115

 こうした中国人と中国社会の特質が、見事に顕れたのが、この一人っ子政策でしょう?

 つまり他者への徹底的な無関心が、隣人の不幸を見捨てる事が、子供が欲しいと言う個人の極めて切実な希望を封殺できる怖ろしい専制社会を作るのです。

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 ワタシは中国が民主化できないのは、古代が違うからだと思っていました。
 
 ギリシャやローマは、古代から民主制でした。
 しかし中国は古代から専制君主制で、都市レベルでも一度も民主制が成立した事はありません。
 
 また私有財産の不可侵と言う民主制の原則も、中国では一度も確立しておらず「公地公民」こそが中国古代からの理想なのです。

 一人っ子政策と言う、人権蹂躙政策が、改革開放と共に始まったと言うのも、つまりはこうした中国社会の特質によるものでしょう。

 こうした国が隣国で、強大な軍事力を蓄えていると言うのは、実に恐ろしい事ではありませんか?

  1. 古本
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2018-01-13 13:30

立ち往生汽車の乗務員に国民栄誉賞を!!

  新潟県三条市の汽車立ち往生事件で菅官房長官が不快感を示されたそうです。

 菅義偉官房長官が大雪で電車立ち往生に不快感

 ワタシは菅官房長官のファンで、普段はこの人を全面的に支持するのですが、今回は全然支持できません。

 勿論、汽車が途中で立ち往生するような悪天候の中で、汽車を出発させた事は明らかにJR東日本の判断ミスです。 
 最初から運休するべきでした。

 しかし一旦、発車させてしまい、そして立往生に至った後の対応として、最良の判断でした。

 ツィッターで知ったのですが、汽車立ち往生したのはこんなところです。

信越線立ち往生、この写真みたら、夜に行動できなかった理由わかってもらえるかなあ

2018y01m13d_132954240.jpg 


黒く太いのは農業用水路。道路というよりは田んぼの区画で、簡易舗装だったり砂利道だったり、軽トラや農機が入れる程度の道ですわ 


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 うわ~~!!
 周りは一面の田圃。

 駅まで300~400mの所で立ち往生したと言うけど、駅の周りも田圃ばかり。

 道路状況はわからないけれど、汽車が立ち往生するような状況で道路がマトモに機能していたのだろうか?

 普通の道路は機能していても、この線路の廻りの農道なんて、農作業のない冬の間は除雪なんかしないのでは?

 ワタシは北海道の人間ですが、ワタシの記憶では大雪で真っ先に通行不能になるのは道路で、汽車は結構タフなのです。 汽車が動けないような場合は、道路も殆どダメなんですよね。

 これでは大量の車を汽車の所へ送り込んで、乗客を乗せ換えるなんて絶対不可能でしょう。

 汽車が動けないならバスに載せれば良いなんて、雪の怖さを知らない人の発想です。

 それでは乗客を車の用意もなしに条約を外に出したらどうなるか?

 これは2013年の道東の吹雪を思い出せばわかります。

 2013年3月2日午後から道東を襲った吹雪で、9人の死者が出ました。

 そのうち4人は車が動けなくなり、吹き付ける雪で排気口が塞がって、排ガス中毒で死亡しました。

 しかし残りの5人は車から出てしまった事で凍死したのです。
 
 その中には娘を抱いて凍死した父親がいました。
 
 どうしてこの父親は娘と一緒に車から出たのですか。

 父親は娘と自宅から10分程の所から帰宅途中、吹雪で車が動けなくなってしまいました。
 そこで近くの「知人宅」に避難しようと車を出たのです。

 しかし車から一歩でると直ぐに方向感覚を喪いました。 そして車に戻る事も出来なくなったのです。

 父親が「知人宅」と思った建物は、どこにもなく畑の中の倉庫の前で二人は倒れたのです。 
 父親に抱かれてた娘は助かりましたが、父親は凍死しました。

 今思い出しても胸が痛む事件でした。

 自宅のすぐそばで車立ち往生したので、徒歩で自宅へ帰ろうと車を出て彷徨し、自宅から数十メートルの所で凍死した女性もいました。

 燃料が切れても、どんなに寒くても、車の中に居れば、必ず救助して貰えたのに。

 新潟ですから道東に比べたら気温は幾ばくかは高いでしょう。 しかしその分雪は深く、しかも重い湿雪です。

 こんな中で600人の人間を夜中に吹雪の中、安全に誘導する事は不可能です。 

 一旦脱落して雪の田圃を彷徨えば絶対絶命です。

 そもそも何処に誘導するべきでしょうか?
 
 この地図を見る限り、近隣には600人の人を安全に収用できる場所はどこにありません。

 こんな状態で乗客を外に出したら、あの道東の事件の600人分と言う大惨事になっていたでしょう。

 勿論、満員の汽車に長時間閉じ込められるのは、辛い事です。

 しかしだからって死ぬわけじゃないのです。

 汽車の中に居れば、必ず生きて救助して貰えるのです。
 命が助かるのですから、一晩不快な思いをするぐらいは我慢するべきです。

 この汽車の乗員の人達は、多くの乗客から苦情を言われて大変な思いをしたと思います。

 しかし彼等はそれに耐えて、「乗客の生命を守る」と言う鉄道員として最大の義務を果たしました。

 彼等の正しい判断が600人の命を守ったのです。

 安倍総理はこの乗務員達に国民栄誉賞を授与すべきではありませんか?

 利便性や快適さは勿論大事です。 しかしやはり命に代えられる物ではありません。

 今回の事件はそれを思い出させてくれました。

 だからどうか安倍総理も菅官房長官も、この乗務員達を讃えて下さい。
 
  1. 安倍
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2018-01-12 21:29

歯医者の帰りに

 お正月明けにキャラメルを一個食べたら、歯に被せた金冠が撮れてしまいました。

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 ああ、だからキャラメルは止めた方が良いと思ったのに・・・・・。

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 また歯医者に行かなきゃならない。

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 そう思ったけれど翌日は土日、そして次は成人の日。

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 歯医者に行ったのは、9日です。

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 それでも幸い金冠はそのまま被せ治すだけで済みました。

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 歯医者を出たら、雪が降っていました。

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 真っ白な花びらのような雪です。

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 でも食糧を少し買いたいので、雪の中を激安店に向かいました。

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 雪のせいか激安店は良く空いていました。

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 それにしても野菜が馬鹿みたいに高い!!

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 札幌は今年の冬は厳冬になると思ったのに、年末年始は馬鹿陽気と言える程の暖かさでした。

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 だから野菜の高さが凄く理不尽に思えてしまいます。

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 それでもあきらめて少し買い物をして店を出ると、雪はまだドンドン降ってきます。

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 カメラのレンズに雪が着いて光が滲みます。

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 街の光も雪で滲み、街全体が華やかな色彩を帯びてきます。

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 冬景色は昼間は雪でモノクロなのに、夜はこんな郊外でもネオンの光で華やかな彩。

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 途中のレストランでカレーを食べようか?

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 とも思ったけれど、家ではよもちゃんがお留守番をしてるのです。

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 帰りが遅いとよもちゃんが怒るでしょう。

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 だからカレーは諦めて、夕食は家で食べる事にしました。

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 激安店で安売りになっていたフライを色々と、白菜の漬物を買ったのだから。

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 雪はドンドン降ってきます。

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 しかし気温はそんなに低くないので、カメラのレンズはドンドン雪で滲んでいきます。

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 カメラ、頑張れ!!
 家まで後、少しだから。

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 しかしカメラは家に帰りつく前に、力尽きました。
  1. 札幌の四季
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2018-01-11 19:14

漢流 中国軍艦尖閣航行

 今日、中国潜水艦一隻とフリゲート艦一隻が尖閣諸島の接続水域を航行しました。

 潜水艦は潜航したまま航行しているので、無害通航にはなりません。

 尖閣周辺接続水域に中国艦 首相官邸に情報連絡室

 それにしても中国はなぜ、このタイミングでこのような事をしたのでしょうか?

 つい先日まで、日中の関係改善と報道されていたのに。

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 しかしワタシは当に、この日中関係改善が理由だと思います。

 思えば中国が最初に尖閣に手を出したのは、日中友好条約締結の直前でした。

 この時中国は条約締結に先だって、突然尖閣諸島周辺に大量の「漁船」を送り込んだのです。

 それまで中国は共産主義国家として、日本とは厳しく対立していました。

 その中国との関係改善直前に、こんな事をされて、日本政府は狼狽してしまい、条約締結の予定をキャンセルされる事を恐れて、マトモな抗議はしなかったのです。

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 考えてみれば、これが尖閣問題の始まりです。

 そして思い返せば、この手の事は何度も繰り返されたのではありませんか?

 例えば、中国「漁船」の海上保安庁巡視船への衝突事件は、APECの直前でした。 
 そして民主党内閣はAPECで中国と揉めたくないばかりに、中国船長を直ぐに釈放してしまったのです。

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 つまり中国と言う国は「友好」を人質に取るのです。
 それで友好を人質に片手で握手をしながら、もう片手で相手の物を盗むのです。

 そして人の隙をついて盗むのです。

 この手の攪乱作戦は韓国も良くやるでしょう?

 今回も同じでしょう?

 安倍内閣が関係改善に動いたので、中国は軍艦を送り込んだのです。 安倍内閣が関係改善の為に、抗議らしい抗議をしないと予想して、今後は尖閣諸島を周辺を中国軍艦が遊弋する事を既成事実化しようとしているのです。

113

 だったら日本政府がやるべきことは明らかです。

 この関係改善路線をバッサリ打ち切る事です。

 そもそも今、日中関係改善が打ち切られて困るのは、日本ではなく中国です。

 中国が広げた大風呂敷AIIBも一帯一路も順調に破綻しつつあるのです。
 あれは日本が協力しなければ、破綻するしかないプランなのです。

 その一帯一路に安倍内閣が「協力する」と言う話が出ました。 
 これは日本が協力をすることにすれば、中国が勝手な事をやりまくっているのを、内側から止められる事を期待してのことでしょう。

 そして金詰りで、国際信用も失った中国とすれば、日本の協力なしにこのプランは進まないのです。 

 だから日中関係改善と言う話しになったのですが、すると途端にこれです。

140
 
 だったら日本はもう「オマイと付き合うの止める!! 金輪際金は出さない!!」と言えば良いのです。

 一帯一路に関わるのは勿論ですが、これまで中国や中国人に施している様々の優遇措置もバッサリ切れば良いのです。
 
 軍事的対応は勿論必要ですが、軍艦対軍艦で睨みあうとなると非常に危険です。

 だからまず外交上で抗議をすると共に、中国との関係改善の打ち切り方針を明確にすれば良いでしょう。

 それで一帯一路やAIIBがいよいよ立ち行かなくなれば、また中国側から「友好」を求めてきます。

 それでその後行儀良くしていれば、また少し助けてやれば良いのです。
  1. 特亜
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2018-01-11 13:38

感謝する人、恨む人 初詣の代わりに

 お正月にface bookを見ていたら、昆陽神社に初詣して神社の写真をアップしていた人がいました。

 昆陽神社は江戸時代の植物学者青木昆陽を祀った神社です。
 写真を見ると随分立派な神社でした。
 
 彼は江戸近辺、関東一円にサツマイモの普及に努めたので、人々は感謝して死後神として祀ったのです。

 それで随分昔読んだ本を思い出しました。

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 余り古い話しなので、題名は覚えていません。 確かNHKの野菜の原産地を探訪すると言う番組を本にした物だったと思います。

 その中で著者(多分NHK職員)がしきりに「サツマイモには恨みがある」と書いていたのが、妙に印象的だったのです。

 それは彼の少年時代は、戦中戦後の食糧難時代だったので、毎日毎日サツマイモばかり食べさせられたので、それで今もサツマイモ「恨んでいる」と言うのです。

 彼は同行の植物学者にも同意を求めたのですが、その植物学者は「自分が住んでいた地域は、食糧難がもっと深刻で、サツマイモは御馳走だった。」と言われたのが、大変不服そうでした。

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 サツマイモばかり食べさせられたからサツマイモを恨む?

 で、でもそれってサツマイモのお蔭で飢える事もなく、餓死する心配もなく、生き延びる事が出来たと言う事でしょう?

 それを恨む?

 でもこの感覚は、欧州に入り込んだ「難民」や、日本の在日コリアンを見ていれば良くわかります。

 彼等は祖国に居れば殺される、生きていけないと言う理由で、欧州や日本にやってきたのです。

 朝鮮からの密航者が押し寄せた朝鮮戦争の前後は、日本もまだ非常に貧しく、しかも朝鮮人は犯罪率の高さや暴力性から、日本にとっては実に迷惑な存在でした。

 また現在の欧州にしたところで、無限の福祉予算や職場があるわけもないのに、膨大な難民を受け入れています。
 
 しかし欧州にせよ、日本にせよ、送り返せば殺されると言う者を送り返すわけにもいかないので、抱え込んで面倒を見たのです。

049

 しかし彼等はそのようなホスト国を「恨んでいる」のです。

 彼等にとって欧州や日本での生活は、サツマイモばかりの食生活と同じだったのでしょう。

 少なくとも彼等の期待した程、リッチで優雅な生活はできなったのです。

 だから恨むのです。

 在日コリアンは、日本に居られるお蔭で、祖国の同朋より遥かに豊かで自由な生活をできるのです。
 しかし犯罪の多い不法入国者が歓迎されているわけもないから、不愉快な事はあってでしょう。

 だから恨むのです。

 中東や北アフリカから来た「難民」は、欧州で大邸宅とドイツ車と金髪美人を得られるはずが、案に相違して、月数万の小遣いを与えられて、いつまでも難民キャンプ暮らしです。

 だから恨むのです。

050

 人間の中には、惨めな思い、辛い思いをすると、その理由に関係なく、惨めな思い、辛い思いに関わる人やモノを恨むに奴がいるのです。

 ワタシはこの本を思い出して、今の欧州の難民問題や日本の在日コリアンの心理を妙に納得しました。

053

 因みに日本でサツマイモの普及に努めたのは、青木昆陽だけではありません。

 サツマイモは17世紀の沖縄に入り、その後、九州や四国、更に西日本に広がりました。
 それは各地にサツマイモの普及に努めた人がいたからです。

 青木昆陽が特に有名なのは、彼が江戸を中心に関東一円にサツマイモを普及させたからです。

 そしてこれらの人々も死後その地域で神と祀られました。
 またサツマイモ自体を神と祀る神社もできました。

055

 それにしても、江戸時代の貧農だってサツマイモばかりの食事は嫌だったでしょう。

 ワタシだって毎日毎日サツマイモばかり食べさせられるのはイヤです。

 でもサツマイモのお蔭で飢えずに済んだ。
 村から餓死者を出さずに済んだ。
 サツマイモのお蔭で、荒蕪地を畑にすることができるようになった。

 だから貧しかった江戸時代の農民は、だからサツマイモの普及に努めてくれた人達に感謝して、彼等を神と祀ったのです。

 更にサツマイモまでも神として祀っているのです。

 そしてこうした神社は今も、多くの人々から尊崇されいるのです。

 こうしてみると日本人にとって、神様とはどう言うモノなのかを考えさせられます。

056

 この世には命を助けられても、恨む人もいれば、その恩人に感謝して神と崇め続ける人もいるのです。 

 ワタシはこのお正月は、体調を崩して初詣にも行けなかったけれど、昆陽神社の写真を見られたのは、神様のお蔭だと感謝する事にしました。

 ワタシは全知全能の神とか、唯一絶対の神とか、そんな大層な神様は信仰できなくても良いから、元々は只の人であっても、隣人を飢餓から救うために、人としてできる限りのことをしてくれた人に感謝し、尊崇できる人間でいたいと思いました。

057

オマケ

 1月9日、在日米軍海兵隊のクランフォード中尉が、4人の日本人を救助した事で表彰されました。
 
ダイビングをしていた米海兵隊員、4人の沖縄県民らを人命救助

 リンク先で状況を読めばわかりますが、ホントに一歩間違えば自分が死んでしまうかも知れなかったのです。

 米兵が日本人の命を助けたと言う話しは、幾らでもあるのですが、日本のマスコミは一切報道しません。

 幾ら反米でも、これは余りと言えば余りに恥かしくないですか?

 感謝するべきことに感謝できないのは、人間として最低ではありませんか?
  1. 古本
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2018-01-09 22:18

明日攻められたらどうする!

 裏の桜さんも取り上げていらっしゃいましたが、この世には実に不思議な人々がいます。

蓮見唯香
明日攻められらどうする!というネトウヨ的質問には「答えない」が正解。なぜなら戦争に至るまで友好関係から軍事衝突まで段階がありその為の外交、政治。経緯も根拠も無視し明日攻めて来るなど前提のおかしい質問は答える必要なし。戦争は地震、天災と違う、あくまでも人が起こすべくして起こす人災

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 戦争は地震や天災とは違う。 人間が起こす人災であることについては、全く同意します。

 しかし人災ならば全て人間の力で避けられるのでしょうか?

 人災は戦争だけではありません。
 火事や交通事故や犯罪など他にも沢山あります。

 この蓮見氏の貼った新聞の記事の戦争を交通事故に置き換えてみればどうでしょうか?

034

 交通事故が起きるまでには、免許書を取ってから、事故に至るまで段階があり、判断に失敗する度に事故が近づく。 明日事故が起きると言うのは、運転手が無能であり続けたと言う事。 そんな仮定をするほどに運転に絶望している人とは議論したくないんです。

 こんな事を言うドライバーって怖くないですか?
 こんな事を言うドライバーが安全運転を心がけていると思えますか?

037
 
 人間と言うのは必ず失敗をする生き物なのです。

 だから自動車会社はその心算でエアバッグ始め、事故が起きた時の為の安全装置を付けるし、ドライバーは自動車保険に入ります。

 そして国や自治体も事故が起きた時の備えて救助体制を整備しているのです。
 
 このツィートをした蓮見氏もまたツィートに貼られた新聞記事の著者保坂氏も、自動車を持っているなら、自動車保険には加入しているのではありませんか?

038

 ところが大変不思議な事に事に戦争に関しては、この二人は日本の政治家は絶対に失敗しないと信じているのです。

 戦争が政治の失敗と言うなら、戦争を避ける為には政治で失敗を避けなければなりません。

 しかしこの世に政治で失敗をした事のない政治家などと言う者がいるのでしょうか?

 ワタシは歴史が結構好きなのですが、古代から現代まで歴史に名を残す優秀な政治家でも、何かしら失敗はしているのです。

 そもそも優秀な政治家は自分が失敗しないとは思っていないのです。 むしろ必ず想定外の事が起きて失敗する事を考えて、常に失敗した時にどうするかを考え、その対策を周到に用意しているのです。

 だから想定外の事態が起きても、損害を最小限に抑えて、再起できるのです。

042
 
 しかしこの保坂氏や蓮見氏の考える政治家とは、絶対に失敗しないし、だから失敗をした時のことを考える必要のない人達だと言う事になります。

 これはもう政治家は全知全能の神だと思うしかありません。

 ワタシはネトウヨなので、こんな政治家が存在するとは思えません。
 まして日本は民主主義国家です。

 だから政治家は国民と本来同じ人間、所詮死すべき人間なのです。

 そういう人間に政治を任せる以上は、どんなに努力しても戦争を防げない時があると考えるしかありません。
 
 何処かの国が密かに日本を攻める用意をしていても、我々日本人は皆気づかないかも知れないと考えています。

 だから政治家を選ぶ場合は、全知全能の神でないから戦争を全て防いでくれる人は期待しません。
 
 代わりに明日どこかの国が攻めて来ても、とりあえずそれに対応できる対策を考えてくれる人を選びます。

046

 保坂氏や蓮見氏がなぜ政治家を全知全能と信じるかはわかりません。

 そして彼等はこの問題については「明日攻めてきたらどうする!」などと言うネトウヨ的な質問には答えないのが正解といっているのですから、これ以上の説明を求めても応えてはくれないでしょう。

 しかしそうなると彼等はもう他者を説得する事を放棄したと言う事ではありませんか?

 だってそれでは彼等に賛同する人を増やす事は出来ません。
 一方日本は民主主義国家ですから、日本人の多数の賛同を得なければ彼等の理想とする政治は実現しないのです。

 しかも彼等にとって深刻な事に、現在の安倍政権は「明日攻められたらどうする!」を真剣に考えており、その安倍政権の支持率は結構高いのです。

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 にも拘らずこのように議論を放棄すると言う事は、つまりはもう自分達の理想の実現は諦めて、脳内理想世界に引き籠ると言う宣言でしょうか?

 昨日の津田大介氏と同様に。 
  1. 戦後民主主義
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