2017-02-25 16:36

衆愚制と民主制

「憲法的秩序は秩序として受け入れても、民主社会では国民の怒りと喪失感は表現されなければならない」と付け加えた。

 これはご隠居さんのエントリー「気に入らない判決は無視ニダ」で紹介して下さった韓国野党の大統領弾劾裁判にたいする見解です。

 怒りも喪失感も、純然たる感情でしょう?
 感情に合わない判決は気に入らないから無視ニダ!!

 おお、これこ衆愚制の本質ではありませんか?

 民主主義と衆愚制はどう違うか?

 民主主義は元来、全ての国民が対等な立場で話し合い、多数決で物事を決める制度です。 だから大衆の賛同を得られない政策は絶対実現しません。

 その意味では民主主義国家の政策は全て大衆迎合なのです。

 そうなるとどういうどう言う大衆迎合が衆愚制かと言う事が問題です。

 で、ワタシは大衆の理性に迎合する政治が民主主義で、感情に迎合す政治が衆愚制だと思うのです。
 
 つまり全ての人間には理性と感情があるのですが、理性で感情を抑制できなくれば愚になるのであり、その愚に迎合するのが衆愚制だと思うのです。

 実はワタシは先日塩野七生の「ギリシャ人の物語Ⅱ」を読んだのですが、この後半はアテネが衆愚制に陥り、ペロポネソス戦争を際限もなく拡大させた挙句にスパルタに無条件降伏する過程なのです。

 読んでいて愕然としたのは、衆愚制と言われた時代でもアテネ市民は熱烈な愛国心を維持しているのです。

 アテネは無謀なシチリア遠征を行って惨敗し、実に3万人もの戦死者を出しました。

 当時のアテネで市民権を持つ成人男子の総人口は10万人弱だと推定されますから、その3万人が戦死すると言うのがどれ程大変なことか・・・・・。
 勿論市の財政も危機状態になるのです。

 この敗戦でアテネの国力は決定的に損なわれ、スパルタの優位が確立しました。

 しかしそんなことでアテネ市民の愛国心は挫けませんでした。

 アテネ海軍はこの敗戦で200隻から50隻にまで激減しました。
 これは海洋国家でありエーゲ海の制海権を生命線とするアテネには死活問題でした。

 するとまず軍船の漕ぎ手達が、給与半減での勤務を申し出ました。 軍船の漕ぎ手は無産階級が務める兵科です。 彼等は働かないと生活ができない人々です。
 だから軍船の漕ぎ手にだけは、アテネ市側から軍務中報酬を支払われていたのです。
 その彼等が自ら給与半減を申し出たのです。

 一方最富裕層達は各自自費で軍船の建造を申し出ます。 建造した軍船には自分が艦長として乗り込むと共に、漕ぎ手の給与その他の用船経費も負担するのです。 漕ぎ手は一隻に170人が標準です。

 しかしそれでも漕ぎ手は足りませんでした。 シチリア遠征では、出撃した軍船の漕ぎ手が余りにも大量に戦死したからです。

 するとそれまで重装歩兵や騎兵として兵役を務めていた中産階級以上の人達が、自ら軍船の漕ぎ手を志願したのです。
 そして元々漕ぎ手だった下層階級の人々の指導を受けて、漕ぎ手としての技術を学んだのです。

 民主主義国家とは言え、階級社会だったアテネでこれは大変な事でした。

 このような熱烈な愛国心に支えられて、アテネ海軍はたちまち復活し、エーゲ海の制海権も瞬く間に取り戻したのです。

 こうした愛国心こそが、民主主義国家の強さの根源なのです。

 過去の二回のペルシャ戦役では、愛国心に燃える市民と優れた指導者によって、アテネはギリシャ諸国を一つにまとめ、超大国ペルシャを退ける事に成功しました。

 民主主義国家でも指導者は必要です。 だって幾ら賢明で愛国心に燃えた人達でも、10万人がワイワイガヤガヤとやっていては身動きは取れませんから。

 それで市民達は民主的に指導者を選んだのです。 陶片追放騒動とかその他民主制ならではの問題も何度か起きたのですが、それでも結果としてはテミストクレスなど超有能な指導者を得て、アテネはペルシャ帝国を退けたばかりか、エーゲ海の覇者となったのです。

 優れた指導者と愛国心に燃える市民。 
 鬼に金棒のアテネに適う敵はなかったのです。

 ところがこれその30年程後、ペリクレスの没後ぐらいからオカシクなって行きます。

 アテネ市民はペリクレスの晩年から始まったペロポネソス戦争に際限もなくのめり込んでいくのです。

 ペリクレスの生前はこの戦争はしない訳にはいかないけれど、何とか致命的な事態は避けよう、戦線の拡大は極力抑えようと言う理性が働いたのですが、ペリクレスの死後はそれがなくなるのです。

 しかも有能な戦争指揮官は出てきません。 

 一方対戦相手のスパルタには、スパルタ政府自身が期待も想像もしなかった程有能な指揮官が次々と出てしまうのです。
 
 アテネ市民から選ばれて軍を指揮した指揮官達は、それなりに真面目で愛国心はあったようですが、戦略も戦術もないままボコボコにやられるばかりです。

 最悪なのが前出のシチリア遠征でした。
 アテネのシチリア遠征に対抗して、スパルタがシチリアに送り出したのは、言ってみれば義理チョコでした。 

 つまりスパルタはシチリアなんて遠方にまで軍を送って支援するのはイヤなんだけれど、ペロポネソス同盟の盟主として義理があるので、取りあえず援軍らしきものを送らない訳にはいかない。 

 だから仕方なく適当な奴に非正規兵を700人だけ着けて送ったのです。

 ところがこの義理チョコの指揮官が無暗に優秀で、アテネのシチリア遠征軍は全滅させられるのです。

 それでも愛国心に燃えたアテネ市民達は、そのまま対スパルタ戦に邁進するのです。
 
 ボコボコにやられるから懲りるのではなく、ボコボコにやられた事で、敵愾心が募りコントロール不能になっていくのです。
 そして冷静に状況を分析したり、先の見通しを建てたりする代わりに、とにかく目の前の敵と戦う事だけに熱中するようになってしまうのです。

 肉親や戦友の戦死により「恨み晴らさで置くものか」と言う心境になっていくのでしょうね。
 
 市民全体がそういう感情だけで暴走するので、相応の指導者しかでなくなるのでしょう。

 こうなるともうギャンブル依存症の人が、負けを取り戻そうと更にギャンブルののめり込むと同じ状況です。

 因みにギャンブル依存症になるのは「責任感が強く真面目。自分の気持ちを表現することが苦手でストレスをためやすい」人なのだそうです。
 
 愛国心に燃えた市民と、有能な指導者がいれば、民主主義国家は「鬼に金棒」でした。 しかしいつの間にか鬼はいなくなって金棒だけ残ったのです。

 このようなアテネ市民の愛国心で再建された海軍に、再度スパルタが襲い掛かりました。 しかしスパルタは元来海軍国ではありません。

 だからスパルタ本国はどこまで本気でアテネ海軍と戦う気だったのは不明です。 しかしペロポネソス同盟の盟主として、義理があるので仕方ありません。
 
 そこでまた義理チョコを送るのです。
 ところがこの義理チョコの指揮官も前回のシチリアの義理チョコを超える程の有能さを発揮します。

 アテネ海軍はこの男に翻弄された挙句に壊滅し、そしてアテネは遂に無条件降伏に追い込まれたのです。
 
 スパルタ王が率いる精鋭と戦って敗れたのならまだしも、スパルタの義理チョコに翻弄された挙句に、惨敗とは・・・・・。

 余りと言えば余りに無残な結末でした。

 読み終わってガックリしました。

 そして思ったのです。
 
 衆愚制と民主制の違い。

 それは衆が賢であった場合は民主制で、衆が愚になったら衆愚制なのだと。 

 
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2017-02-25 15:09

信頼と尊敬 韓国

 韓国に関係する記事を読んでいると何とも気持ちの悪い事があります。

 それは「信頼」とか「尊敬」と言った日常的な用語の意味が、完全に狂って使われるからです。

 面倒なので一部だけ貼ります。

226

安倍首相の対米「隷従」と韓国への「居丈高」を大前研一氏指

第二次世界大戦で日本はアメリカと太平洋地域で熾烈な戦いを繰り広げたが、アメリカ本土には迷惑をかけていない。一方、韓国は植民地にして本土に迷惑をかけたことは間違いない。安倍首相が「和解の力」を本当に信じているのであれば、大統領がスキャンダルで職務停止になって死ぬほど恥ずかしい思いをしている韓国に対し、10億円払ったのだから日韓合意の約束を守れ、と迫って傷口に塩を塗るのは言葉と行動が違うことになる。

 アメリカには僕のように隷従し、韓国には居丈高な態度を取る。
アメリカは尊敬・信頼できるが、韓国は尊敬も信頼もできないという、ある種の「偏見」が見え隠れする。

228

 尊敬や信頼ができるってどういう事でしょうか?

 尊敬や信頼ができる相手と約束をすれば、相手はどんな事があってもその約束を守ってくれると信じ頼る事が出来るはずです。

 だからそういう相手に約束を履行を求める事は、何の問題もないはずです。

大統領がスキャンダルで職務停止になって死ぬほど恥ずかしい思いをしている韓国に対し、10億円払ったのだから日韓合意の約束を守れ、と迫って傷口に塩を塗るのは言葉と行動が違うことになる。

 ??
 そんなことは何の関係もありません。

 日韓慰安婦合意と言うのは、日本と韓国との国家同志の約束なのです。 
 だから朴槿恵大統領の弾劾は何の関係もありません。

 韓国が尊敬と信頼に値する国ならば、大統領の弾劾なんかに関係なく、日韓慰安婦合意を履行すれば良いのです。

231

 しかも現在政府が問題にしているのは、ウィーン条約に違反して日本大使館前と釜山の日本総領事館前の公道に設置された売春婦像を撤去する事だけです。

 大統領弾劾で韓国が無政府状態になっているわけではありません。 今も司法は機能しているのです。
 そして韓国の法律でも公道に民間人が勝手に器物を設置する事は禁じられているのです。

 だったら普通に法を執行すれば良いだけでしょう?
 そもそも違法行為を放置する方がオカシイのですから。

233

 ところが記事の著者大前研一氏はこれを「傷口に塩を塗る」と言うのです。

 エッ、何で?
 韓国が尊敬と信頼に値する国なら、法の公正な執行を期待するのが当然でしょう?

 法の執行が「傷口に塩を塗る」から止めろなんて言うのは、つまりは韓国はマトモに法を執行する能力のない国だからカワイソウ。 カワイソウだから止めろと言う事でしょう?

 これってつまり憐憫、憐みでしょう?
 憐憫や憐み程、尊敬や信頼にほど遠い物はありません。

239

 しかしこの長文で大前研一氏が韓国に対して言っている事を要約すれば以下に尽きるのです。

 韓国はカワイソウ。
 韓国は昔日本に植民地にされたからカワイソウ。
 カワイソウな国だから約束を守れなくても大目に見てあげるべきだ。

 これが大前氏の韓国に対する尊敬と信頼なのです。 但しこれは日本語として完全に間違っています。
 
 前記のようにこれは憐憫、憐みであり、本質的には侮蔑と同義なのです。 なぜなら憐憫や憐みは相手を自分より一段下と見下す事によって生まれる感情だからです。

 韓国が日本を憎悪するのは、韓国側の立場立つ自称親韓派の日本人は全て大前氏同様、常にこように侮蔑しているからでしょう。

 しかも韓国はこうした人間に縋りつかずにはいられないのですから。

 これでは韓国人の心中は屈辱で一杯になりますから、日本に対する憎悪が募るばかりです。

240

 一方アメリカは韓国とは真逆でした。
 アメリカは国家と国家の約束は守るのです。

 2月始め、トランプ大統領がオーストラリア首相との電話会談でブチ切れたと言うニュースがありました。
 
 マスコミはこれをいかにもトランプ大統領の無礼のように報道しました。
 しかしこのニュースの真相はこのリンク先の通りなのです。

245
 
豪州首相との電話会談ブチ切れ事件の真相とは何か
 
 オバマ大統領は任期切れ直前に、オーストラリア首相とオーストラリアが入国を拒否してナウルの収容所に押し込んでいる不法入国者をアメリカに受け入れると言う約束をしました。

 しかも実際の受け入れはトランプ氏の大統領就任後です。

 こんな不法移民を受け入れてもアメリカ害にしかなりません。

 けれどもこれは不法移民送還や難民の受け入れ拒否を公約にしているトランプ大統領の公約に反します。
 
 しかしこれは公式にはアメリカとオーストラリアとの約束ですから、トランプ大統領がこれを拒否したら、アメリカは国家の約束を破った事になります。

 でもこれを受け入れたら、トランプ大統領は公約を破った事になります。 そうなるとトランプの支持者達が憤るでしょう?

 つまりオバマ大統領はトコトン卑劣な男で、トランプ大統領への嫌がらせの為だけに、オーストラリアから不法移民を受け入れると言う約束をしたのです。

248

 しかしトランプ大統領は電話ではブチ切れたものの、この国家間の約束は守り、オーストラリアの不法移民は受け入れる事にしたのです。

 つまりアメリカはどんな事があっても約束は守る国だと証明したのです。

 こういう国なら信頼も尊敬もされて当然でしょう?

 信頼や尊敬ってこのようにして得るモノなのです。

252

 しかし韓国人やまた親韓派の日本人にはそもそも約束を守ると言う事の意味自体全く理解できていないのでしょう。 だから信頼も尊敬も理解できないのです。
 
 現在韓国の政治家全てが、皆慰安婦合意は無効であると言いだしています。 
 そして売春婦像の移転には断固反対しています。

 彼等は「私たちが被害者で日本が加害者だ」と言うのです。  
 被害者である以上、加害者には永遠にいかなる要求もできると信じているようです。

254

 それでは1965年の日韓条約は?
 あれで日韓併合の問題は完全かつ包括的に解決したはずでは?
 それを前提に韓国は莫大な経済支援を受け取ったのでは?

 しかし約束を守る事を理解できない人間に、そんなことの意味はありません。
 いみじくも朴槿恵だって大統領就任式に言ったではありませんか?

 「被害者と加害者の立場は1000年経っても変わらない」と・・・・。

255

 つまりこの国とは話し合いも条約も何の意味もないのです。 彼等は少なくとも後1000年は被害者でいたいのです。

 被害者であることが全て!!

 こんな国が約束なんてこと理解するはずもないでしょう?
 そしてこんな国や国民が尊敬されたり信頼されたりすることも不可能なのです。

  1. 特亜
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2017-02-23 13:09

狂犬と哲人と朝鮮人のパクリと在特会会員と賢い猫

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の「自省録」を読んでみたいと思いました。
 トランプ政権の国防長官、狂犬マティスこと、ジェームズ・マティス氏の座右の書と言うからです。

 こうした古典の名著は図書館で借りるのが一番です。 札幌市の図書館は全部オンラインで繋がっていて、何処にあってもネット予約できます。 しかもそれを指定した図書館まで届けてくれます。
 
 だから図書館には必ずあり、しかも借り手のすくないこうした本は2~3日で借りれるのです。

 本屋に注文するより遥かに早い!!

162

 で図書館の蔵書の「自省録」を検索したら、さすがに古典の名著、札幌市内の図書館全体で出版社や翻訳者の違う版が10冊ほどもあり、よりどりみどりです。
 
 さて、どれにしようかな?
 ワタシは実は目が悪いので、できるだけ活字の大きいのが良いです。

 でもネットで活字の大きさまではわかりません。
 しかし東洋文庫版があったので、それにしました。 東洋文庫では以前潘 佩珠の「ベトナム亡国史」などを読みましたが、結構活字が大きいのです。

 そして待つこと2日。
 近所の地区センターに届きました。
 ネッ、早いでしょう?
 しかも無料!!

165

 しかし読み始めると何だかヘンです。
 最初に漢文注釈に関する説明が並んでいます。

 漢文注釈??
 何で?
 
 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の「自省録」の原文はギリシャ語のはずです。

168

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は、ローマ五賢帝時代の最後の皇帝で、哲人皇帝と言われた人です。

 ワタシはこの人の話は塩野七生の「ローマ人の物語」で読みました。

 この人は人間が神から与えられる全てを持って生まれました。
 
 父親を早く亡くした事が唯一の不幸と言えますが、しかしその代り祖父がシッカリと養育してくれました。

 この祖父はハドリアヌス帝第一の側近でした。 ハドリアヌス帝と言う人は在世中の殆どを辺境を歩き回り、ローマの国境防衛体制の確立にいそしみました。

 その間ローマの内政を任されていたのが、マルクス・アウレリウスの祖父なのです。
 そんな重職にあったのに歴史的に今一影が薄いのは、この人が余りに完璧にその仕事をやったので、彼の在職中問題らしい問題が一切起きず、ハドリアヌス帝との間も極めて良好だったからでしょう。

 これほどの人を祖父に持ち、しかも彼は母方からローマ最大の資産を受け継ぎました。
 つまり富と権力の中枢に生まれたのです。

176
 
 しかし彼は少年時代から、こうした富や権力よりも真実を求めて哲学に熱中しました。 その為ハドリアヌス帝は彼にウェリッシムス(真実ちゃん)と言う綽名をつけて寵愛しました。

 そしてハドリアヌス帝はこの真実ちゃんを養子にして、後継者と定めたのです。 

 けれどもこの頃マルクス・アウレリウスはまだ16歳、一方ハドリアヌスはもう死を目前にしていました。 だからマルクス・アウレリウスの繋ぎとして彼の叔父でもあり、有能で人格高潔な元老院議員でもあったアントニウス・ピウスを次期皇帝に選び、そしてアントニウス・ピウスにはマルクス・アウレリウス養子にして、アントニウス・ピウスの次の皇帝はマルクス・アウレリウスにすることを約束させたのです。

 古代ローマでは皇帝の位を巡って、血みどろの権力闘争が起きたと言うイメージがありますが、しかし実際には皇帝になりたい人はそんなにいなくて、この種の禅譲はすんなりと行われています。
 また皇帝に近親者がいる場合は、まずそのまま後継者になります。

 だって皇帝は責任重すぎます。 
 しかも終身職で罷免する方法がないので、暗殺される率がベラボウに高いのです。

 だからローマの皇帝って割の良い商売じゃないのです。

178

 ともかくこんな風にマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は少年時代から皇帝になる事が決定したのです。

 そして叔父アントニウス・ピウス帝の元で過ごした青年期、ピウス帝の死後皇帝に即位して暫くは、順調に過ぎて行きました。

 ハドリアヌス帝が確立した国境防衛体制は強固で、ローマは安全は完全に確保されていました。
 そしてアントニウス・ピウス帝はハドリアヌスの期待に違わぬ善政を敷きました。

 だからマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝もまたその路線を進めば良かったのです。

 けれども皇帝が晩年になる頃、さしものハドリアヌスの防衛体制もほころび始め、国境はゲルマン人に脅かされる事になります。

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 ところでローマの皇帝と言うのは、このような場合は皇帝自ら軍を率いて防衛の先陣に立つ義務があります。 以前にエントリーしましたが、ローマの皇帝とはまずローマ防衛の為の役職なのです。

 だからマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝も、軍を率いてドナウ河畔、現在のオーストリアやハンガリー各地を転戦し続ける事になりました。

 しかしゲルマン人と言うのは始末の悪い敵でした。 彼等は国家も作らず都市も農地も持っていないので失う物がありません。
 それで飢えたり、欲しい物があったりすると、ローマの国境を越えて侵入し略奪を行い、ローマ軍に追われるとさっさと森の中に逃げ込んでしまうのです。

 実はユリウス・カエサルもゲルマン人には手を焼き、ゲルマン人と戦う事は森と戦う事だと悟って、ゲルマンの地には手を出さない事に決めたのです。

 ところが今度はそのゲルマン人の方から手を出してくるので、ローマとしては防衛をするしかないのです。 しかしその防衛はゲリラ相手の果てしない抗争、永遠ベトナム戦争のようになってしまうのです。

181

 ゲルマン人がこうしてローマ領への侵入を繰り返すのは、結局彼等が非常に原始的で貧しく常に飢餓にさらされているからです。 

 そこで哲人皇帝はゲルマン人の一部をローマ領に受け入れて、耕地を与えた事もありました。
 しかし根っから野蛮人であるゲルマン人は耕作を学ぶ代わりに、近隣を略奪して回るようになったのです。

 文明レベルの違う移民なんか受け入れたらどうなるか?
 メルケルはご先祖様のやったことを少しは学ぶできでは?

 ともかくこれではゲルマン人は撃退するしかないのです。

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 しかしマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は、哲人であり優れた政治家でしたが軍人としての才能は今一だったようです。 

 そもそもこの人は殺人や流血を見るのが大嫌いだったようです。
 だから永遠に続く戦線で日々流血の中で暮らすのはそれだけでも大変な苦痛だったでしょう。

 尤もユリウス・カエサルでさへ手を焼いた相手ですから、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の軍事的能力の問題だと言うのも気の毒ですなのですが。

 しかし能力の有無に関わらず、哲人である彼には、この苦痛から逃げると言う選択肢はありませんでした。 現実の戦場がどんなに苦痛でも、最後までローマ皇帝としての責任を全うするしかなかったのです。

194

 権力の醜悪さを罵りそれを放棄するのは一見美しくも思えます。
 しかし神から地位と能力を授けられた人が、安易にそれを放棄したら、その後は誰が政治を司り国民を守るのでしょうか?

 皇帝の地位にあれば自分自身の魂の救済よりも、国民の安寧を優先するしかないのです。

 彼の先人達である歴代皇帝も皆そうでした。 
 例えばクラウディウス帝は、知性ではマルクス・アウレリウスには遥かに劣り、身体障碍者で健康にも恵まれていなかったのですが、しかしそれを承知で、元老院から推挙されれば帝位に就き、無責任な民衆と元老院に罵倒されながらも職務を全うしました。
 
 だから哲人皇帝がその哲学の教えを実践するなら、何処をどう考えても逃げ道はないのです。

199

 この苦悩の日々で、彼が書いたのが「自省録」なのです。
 これをギリシャ語で書いたのも、その為でしょう。

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝はローマ人ですから、当然母語も日常言語もラテン語です。
 
 そこで「自省録」をギリシャ語で書くことによって、現実の苦悩を超えた精神世界を確保したかったのでしょう。
 言語を分ける事によって、彼があこがれ続けた哲学の世界と、現実の苦悩の世界を分離しておきたかったのでしょう。

205

 で、不思議なのですが、こんな本を座右の書とする人が狂犬なのでしょうか?
 かれもまた狂犬どころか哲人かもしれません。
 
 塩野さんの「ローマ人の物語」には、「自省録」から抜粋で、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の血みどろの戦場にいる苦痛が描かれています。 
 この苦痛に共感しないとこんな本は読めないでしょう?

 そうなると「人を殺すのは楽しい」と言う狂犬マティス氏の言葉も実は苦痛の裏返しではないかと言う気がするのです。

 ワタシが是非この「自省録」を読みたくなったのはこの為です。

210

 で、何で漢文の注釈??

 以上の理由で原文がギリシャ語なのに、何で漢文の注釈の説明があるの?

 ワタシは訳が分からず、ページをめくりました。 すると中身は漢文とその説明です。
 何これ??

 本を間違えたのか?
 ワタシは本を閉じて、表題を確認しました。
 すると表題には「自省録 李退渓著」と書かれています。

213
 
 李退渓??
 コ、コイツ朝鮮人だよ!!

 李氏朝鮮を代表する文人で、肖像が韓国のお札になってる奴です。
 朝鮮人が名文家の代表として必ず持ち出す奴です。

 李氏朝鮮時代の文人だから「名文」と言うのは、全部漢文なのです。
 そこで李退渓の「自省録」も漢文で、東洋文庫としては漢文の原文とその注釈を掲載しているのです。

217

 す、凄い!!
 さすが朝鮮人!!
 国を代表する文人からして他人の名著の表題をパクる!!

 ふざけるな!!
 人がせっかく楽しみに借りて来たのに!!
 
 在特会の会員であるワタシは当然、このパクり朝鮮人に怒り狂ったのです。
 そして直ぐに図書館に本物の「自省録」の貸出予約をして、朝鮮人のバッタ物の「自省録」は返す事にしました。

 しかしその夜、この朝鮮人が夢枕に立ちました。
 そして言うのです。

222

 ウリはパクリなんかしてないニダ!!
 「自省録」と言う表題はウリが自分で考えてつけたニダ。
 ウリは表題も中身も全部漢文で書いたから、東洋文庫はそのままウリの表題で出版しただけニダ。

 ウリの表題をパクったのは、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」を翻訳した日本人ニダ!!
 あれは原文がギリシャ語だから、表題だってギリシャ語ニダ!!
 原題は「Τὰ εἰς ἑαυτόν」ニダ!!
 
 これを日本語に訳した奴等が、ウリの著書の題名をパクったニダ!!
 謝罪と賠償をするニダ!!

225

 まあ、考えてみたらその通りです。
 そもそも東洋文庫に西洋の古典が入っているのがオカシイのです。 だからこの本を借りたのはワタシの不注意です。

 それで取りあえず謝罪すると、この朝鮮人の文人は、自分の著書が日本でしか読まれていない事についても、延々と日本の責任を問い始めました。 
 だから朝鮮人に謝罪なんかしちゃダメなのです。

 そんなことをしたばっかりに、文字通りの悪夢が始まりました。
 するとワタシの傍で寝ていた猫のよもちゃんが、言い返してくれました。
 
 だったらアンタの本の題名を「Τὰ εἰς ἑαυτόν」に変えたら?
 だって韓国の漢字教育廃止で、アンタの本は韓国人には「It's Greek!」になったんだからさ。

 これでこの朝鮮人が黙りました。
 有難うよもちゃん!!

 一方、狂犬マティス氏は国防長官の重職を担う事で、益々哲人皇帝への共感を強める事でしょう。
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2017-02-22 20:39

パヨクは中学公民を復習しろ!! 森有学園

 大変困った事ですが、自称リベラリスト・護憲派派は中学校公民レベルの日本国憲法が理解できません。

 自称でもリベラリスト・護憲派を名乗るなら、中学校の公民で習う憲法の条文ぐらい覚えておきましょう。

120


大阪市の学校法人・森友学園をめぐるいくつかの問題、本紙など一部メディアは追及していますが、もっと大きく報じられるべき社会的な病が横たわっていると僕は感じます。本紙読者は既にご存じの方も多いでしょうから、おさらいはごく簡単に。まず、大阪府豊中市内の国有地が小学校用地として同学園に“格安”で売却されたのではないか、という疑惑です。 

これまでの本紙記事などによると、当該の土地は9億円超の価値があると査定されましたが、地下にゴミなどの埋設物があったため、撤去費用などとして約8億円も割り引いて売却されました。 

しかも今春に開校予定の同小学校は、安倍晋三首相の妻昭恵さんが「名誉校長」に就き、一時は「安倍晋三記念小学校」という校名が検討されていたとか。安倍首相は国会で「私や妻が(売却に)関係したということになれば、首相も国会議員も辞める」と関与を強く否定しましたが、同学園のトップが熱烈な安倍政権支持者なのは間違いないでしょう。 

そしてもう一つ、学園が運営する大阪市淀川区の幼稚園をめぐる問題も発覚しました。
園が保護者向けに「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」「日本人の顔をしてわが国に存在することが問題」などと記した文書を配布していた、というのです。 

露骨な差別、偏見、明らかなヘイト文書です。この幼稚園、戦前の「教育勅語」を園児に暗唱させることなどで知られていましたが、歴史修正主義的な復古教育に他民族への差別、偏見がセットになったなら、そのような学校法人に教育を担う資格があるのか。 

国有地売却に首相や政権が関わったのかは現時点で不明です。ただ、学園のトップが政権を熱心に支持し、首相側も一定の“協力”をしていたのは事実。本来なら、疑惑への関与を否定するにとどまらず、学園の振る舞いが容認できないというメッセージを発することこそ為政者の役割でしょう。 

なのに首相は国会で「学園の教育への熱意は素晴らしいと聞いている」とも述べました。これでは差別やヘイト行為にお墨付きを与えかねない。国有地疑惑も重大ですが、こちらも相当に深刻だと僕は思います。(ジャーナリスト) 

ソース:毎日新聞 2017年2月21日 

131

 反安倍派が問題にしたい土地払下げ疑惑には、法的瑕疵は見つけられないのでしょうね。

 だから森有学園の教育理念を問題にするのです。 イヤ、これこそが連中の本命だったのかも?

 >この幼稚園、戦前の「教育勅語」を園児に暗唱させることなどで知られていましたが、歴史修正主義的な復古教育に他民族への差別、偏見がセットになったなら、そのような学校法人に教育を担う資格があるのか。 

 エッ? 森有学園には教育を担う資格があるのかですって?
 
 まず「教育勅語」を暗唱させると何が問題なのでしょうか?

132

 教育勅語の本文と現代語訳は、ネットでも沢山出ています。
 結構長文なので要約すると以下の通りです。

 親に孝養しよう 
 兄弟・姉妹は仲良くしよう 
 夫婦は互いに分を守り仲睦まじく 
 友だちはお互いに信じ合おう 
 自分の言動を慎もう 
 人に慈愛の手を差し伸べよう 
 勉学に励み職業を身につけよう 
 知識を養い才能を伸ばそう 
 人格の向上に努めよう 
 世の人や社会のためになる仕事をしよう 
 法令と国の秩序を守ろう 
 国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、国を支えよ

 これの何処に問題がありますか?
 普通の善良な市民なら、これに賛同しない人はいないでしょう?

 民主主義の原点、ペリクレスの「戦死者追悼演説」で述べるアテネ市民の美徳だって、本質的に教育勅語そのモノです。

2017y02m22d_204602151
 
 これに問題があると言うのは、

 親に愛情も感謝もなく、
 配偶者を大切に思わず、
 友達を信じず、
 他人悪口を言いまくり、
 冷酷で他人を助けるのは大嫌いで、
 勉学をするのも、職業を身に着けるのもイヤで、  
 知識欲は無く、才能を伸ばす気もなく、
 人格劣等なままでいたい。
 世の中の為や社会の為になる仕事は絶対にしたくない!!
 法令や国の秩序は守らない。
 国が危機に陥ったら真っ先に国を裏切る心算。

 と言う人だけでしょう?
 ああ、青木理さん、貴方こういう方なんですね。
 わかります。 
 青木さんだけじゃなくて、パヨクの皆さんこういう方ばっかりですものね。

 でも貴方達が嫌いだからと言う理由で、禁止する事はできないんですよ。
 だって日本は民主主義国家で、貴方達は独裁者じゃないのですからね。

141

 「歴史修正主義的な復古教育」って何か問題がありますか?
  では、護憲派の大好きな日本国憲法を復習しましょうね。
 
 憲法19条
 思想及び良心の自由はこれを犯してはならない。

 憲法23条
 学問の自由はこれを保障する

 つまり日本国憲法では学問の自由を保障していますから、特定の歴史観を「歴史修正主義」などとして禁止する事はできません。
 
 だからこそ朝日新聞が慰安婦強制連行や南京大虐殺のような捏造報道をしても朝日新聞も発行禁止にできないのですけどね。

 また思想及び良心の自由も保障していますから、戦前の理念を信じてそれに基づく教育をすることも自由です。

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 勿論学校法人ですから、教科書は文部省の検定を受けた物を使い、教師は正規の教員資格がなければいけませんが、しかし森有学園がこれに違反したと言う話はありません。

 そして「園が保護者向けに「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」「日本人の顔をしてわが国に存在することが問題」などと記した文書を配布していた」事を差別と言っています。

 しかしこれは無問題です。

 なぜならまた憲法の復習ですが、日本国憲法で保障しているのは法の下の平等だけです。

 憲法14条
第1項
 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第2項
 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
第3項
 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

 だから私立学校での教育理念にまでこれは適用できません。

143

 だってそんなことをしたら北星学園みたいなキリスト教系の学校法人はどうするんですか?

 キリスト教系の学校法人では、キリスト教優位の教育をするのです。
 そしてキリスト教は一神教ですから、仏教や神道など他の宗教を全否定します。
 これは非キリスト教徒への差別になります。

 でも私立学校だから構わないのです。
 だから子供をキリスト教徒として育てたい人は、キリスト教の学校に行かせればよいのです。

 同様に天皇陛下を敬う日本人に育てたい人は、森有学園に行かせたら良いのです。

 天皇陛下は憲法1条でで「天皇は日本国民統合の象徴であって主権の存する日本国民の総意に基づく。」と定められています。

 このような天皇陛下を敬愛する教育に何の問題があるのでしょうか?

145
 
 思想及び良心の自由があれば、よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」「日本人の顔をしてわが国に存在することが問題」と思う権利も保障されなければなりません。 そして思った事を言う権利だって保障されるのです。

 もしこの園長の思想に反対なら、子供を入園させなければ済む事です。
 だってこの幼稚園は私立です。 
 
 私立の学校法人は授業料は高いけれど、こうした個性のある教育を行うのでそれを希望する人が行くところなのです。

 勿論そういう個性がイヤな人はいます。 その場合は公立学校に行かせれば済む事です。 お金もかかりません。

 以上から明らかですが、こうした私立学校の教育方針に首相が「学園の振る舞いが容認できないというメッセージを発する」って、完全に政治家による不当な圧力を掛ける事になります。

 こんな事が許されるわけはないのです。

146

 これに比べたら日教組の教師が公立学校にいる事の方が余程問題です。
 
 日教組は組織結成直後から現在まで、凶悪な独裁国家北朝鮮と極めて親密な関係にありました。

 世界中から罪もない人を拉致し、自国民を大量に餓死させている凶悪な独裁国家には、人道の欠片もありません。
 
 それどころか拉致など明確に国家犯罪なのです。

 そういう国を礼賛し続け今も密接な関係を持つ人間達が教育を担う資格があるのか。

 青木理氏と毎日新聞は、中学校の公民を復習するべきです。

149

 因みに少し脱線しますが、日教組が本当に恐ろしいのは、こうした理念の問題ではありません。

 怖ろしいのは教師は生徒の個人情報を全部持っている事です。
 教師は子供本人の成績や行状はもとより、家庭の状況つまり親や兄弟の職業や収入などの情報も持っているのです。

 そして子供の通学路や下校時間も正確に知る事ができるのです。

 だから横田めぐみさんが学業成績抜群であるばかりか、スポーツでも音楽でも抜きんでた美少女で、何時に学校を出て何処を通って帰宅するかを工作員に教える事だってできたのです。

 そしてその後も、御両親と警察がどのように横田めぐみさんを探しているかも詳しく知る事ができたのです。

 日本人拉致にこれほど便利な情報源はないでしょう?

 こうした情報を持っている人間達が、朝鮮学校と交流して朝鮮学校の教員や朝鮮総連関係者と付き合っているって、恐ろしくないですか?

 ワタシはこの日教組と朝鮮学校の交流だけは絶対に止めさせるべきだと思います。 その為には子供親達が声を挙げるべきなのです。

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 さて森有学園の話に戻りますが、この森有学園の幼稚園に子供を入園させた親について赤旗がこんな記事を書いていました。

 長文ですから一部だけコピペします。

151


実はCさんは、今は帰化しているが、もともとは在日韓国人である。園に宛てたお返事の中には、こう、切実な思いが綴られていた。 

私自身、韓国人です。両親ともに韓国人の元、育ってまいりました。この手紙を読んで、私は言葉をうしないました。数分かたまってしまいました。私が中学生のとき、韓国人だといじめにあった事を思い出しました。副園長先生、どういうつもりでこのようなことを書いたのか分かりませんが、私もショックをかくしきれず、数名の身内の方、そして主人に、手紙の内容を伝えました。みなさんそろって、『差別だ』と言っています」 

だが、副園長の差別発言は、止まらなかった。お母さんからの手紙に、再び直筆でよこした手紙には、次のようにあった。 

「私は差別をしていません。公平に子供さんを預かっています。しかしながら心中、韓国人と中国人は嫌いですお母さんも日本に嫁がれたのなら、日本精神を継承なさるべきです

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 元々どんな国の人間でも、帰化をすれば日本人です。
 だから元在日コリアンでも現在は帰化しているCさんを日本人として扱った副園長は全く差別していません。

 それどころか帰化しているのに、元在日コリアンだと言う理由で韓国人として扱う事の方が差別です。

 もし帰化しても元韓国人なら韓国人、元台湾人なら台湾人として扱わなければならないのなら、蓮舫や白真勲は国会議員にはなれません。

 帰化人でも国家議員になれるのは、それどころか二重国籍でも処罰さへないのは、帰化した以上は完全日本人として扱う事が、憲法で保障されているからです。

 だったら帰化した人が「私自身、韓国人です。」と言うのは、もう完全に日本と日本国民に対する背信行為です。

 本来なら帰化する時の審査を厳しくしてこのような人は絶対に帰化させてはイケナイのです。

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 そしてこれは以前にワタシが法務省に電話で確認していますが「嫌い」だと言うのは差別ではありません。
 
 だって憲法で保障できるのは法の下の平等だけです。
 そもそも普通の人間が、他人を全部平等に好きになるなんてことができますか?

 あり得ないでしょう?
 そんなことを強制する社会は、人間の本性を全否定する闇黒社会です。

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 パヨクってホントに困りますね。
 お勉強ができないので、日本国憲法が理解できないのは仕方ありません。

 でも高学歴を誇りながら中学校の公民もわからないって?
 しかも自称護憲派w

 一体彼等の頭の中には何が詰まっているのでしょうか?
 腐ったキムチでしょうか?

  1. 差別ニダ!!
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2017-02-21 14:01

移民とグローバリズム雑感

 ワタシが大学2年になった頃だと思うので1973年頃になるでしょう。
 有機化学の講義が始まりました。

 有機化学の教授はこの直前までイギリスの大学に留学していたので、講義の最中に時々イギリスの土産話しをしました。

 その中で今でも覚えている話があります。

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 イギリスの大学の学生は黒いのや黄色いのばっかり!!
 イギリス人が一人もいない!!
 
 イギリス人の学生は何処に行ったんだ??

 驚いてイギリス人の同僚に聞いたら

 彼等はアーツや文学を学ぶ。 工学部や理学部には来ない。 なぜならガールがいないから。

 と、答えたそうです。

 こ、これじゃダメだ!!
 理工系の技術者は文明国を維持するのに絶対必要なのに、こんな事では国がダメになる。

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 と、教授は言いました。

 で実際それから数年後、イギリス経済が破綻状態になりました。

 因みに我が母校は三流大学ですが、教授の留学先の大学は三流ではありません。 教授が行った先の研究室のボスは、ノーベル化学賞を獲った北大の鈴木教授の師匠筋で、有機ホウ素化合物の権威でした。

 そういう大学でも、理工学部にはイギリス人の学生がいなかったと言うのです。

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 理工系の学生の教育には、人文系の学生の教育より遥かにお金がかかります。 
 それでも国が多額の費用を出してこうした学部を作るのは、技術者なしでは近代国家は維持不能だからです。

 だから理工系の学部は就職には有利です。 好況時は勿論、不況時でも常に一定の雇用が確保されています。

 それでもイギリス人の学生は、理工系の学部を嫌って行かなかったのです。
 因みにこの頃から既にイギリス経済は落ち目で、失業率は高かったのです。

 ただこの頃のイギリスはまだ「揺り籠から墓場まで」と言う福祉政策を続けていたので「働いたら負け」と言う感覚がイギリス全体に横溢してたようではあります。

 だからイギリス人の若者達は、卒業後の就職はなくてもガールのいる学生生活を選んだのかもしれません。

096

 ともあれイギリスの若者がこの有様では、技術者を必要とするイギリスの企業や団体は、どんなにレイシストで黒いのや黄色いのはイヤでも、技術者が必要なら黒いのや黄色いのを取るしかないのです。

 そしてこの頃からイギリスに移民が激増して行ったようです。

 「移民が増えてイギリスの治安が悪くなった」と言う話はその頃から出てきました。

 それじゃそれまでは?
 
 それまでは感動するほど治安が良かったようです。

 こんな話を聞いた事があります。

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 ある日本人がイギリスの街角に車を止めて、暫くして戻ってみるとワイパーにメモがはさんである。

 読んでみると「自分の不注意で貴方の車に傷をつけてしまった。 修理代を出すので連絡して欲しい」との事で、名前と連絡先が書いてある。

 感動して連絡先にそのことを告げると「当然のことです。」と言われた。

 イギリスはホントに紳士の国だ!!

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 しかし今はそんなことは嘘のようです。 治安の悪化は移民の増加と共ドンドン進んだのでしょう。

 今ではイギリス人の少女達が5000人もパキスタンギャングに強姦されるなんて恐ろしい事件まで起きています。

 でもイギリス人の若者が理工学部に進まないような状況では、移民を止めるわけにはいかないでしょう。

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 本来イギリス人に自然科学系の才能がないわけではありません。 
 それどころか古典物理学を確立したニュートンも、蒸気機関を発明したスティーブンソンも、イギリス人です。

 イギリス人の近代自然科学と工学に対する貢献は大変な物なのです。

 それなのになんでこんな事になったのか?
 
 豊で安逸な生活が続くとどんな民族でも堕落するのでしょうか?

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 ワタシは移民には反対です。
 そして高度人材には一年で永住権を与えると言う話は超如何わしいと思ています。

 あれは移民是非以前に異様に不自然でオカシナ裏があるとしか思えないのです。

 しかしそれだけで反グローバリズムを叫ぶのにも違和感があります。
 
 なぜなら日本はアメリカと共にグローバリズムで最も成功した国の一つなのです。

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 だってイギリスの造船業や鉄鋼業などを潰したのは日本です。
 戦前は世界一だったイギリスの造船業は、日本との競争に負けて潰れたのです。

 そして日本の鉄鋼メーカーはイギリスだけでなく、アメリカの鉄鋼業まで追い込んで行きました。

 自動車や家電も日本の企業は欧米の競争相手をドンドン追い込んで一流になって行きました。

 だから日本は豊な国になれたのです。
 
 そして今の日本は世界一の債権国です。 つまり世界中の国や企業にお金を貸して、その利息を得ている国なのです。

 お蔭で日本は原発が止って、石油輸入で莫大な貿易赤字を出しても、この利息収入でその穴が埋まるばかりか、黒字を維持しているのです。
 利息収入があるので高齢化にもそれほど不安がないのです。

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 グローバリズムは要するに優勝劣敗の自由競争ですから、強い者には有利なのです。
 そして日本は今まで強者として散々その有利を享楽してきたのです。

 それなのに今になって日本に不利な面だけを問題にして反グローバリズムを唱えても通るわけはないでしょう?
 
 これはアメリカも同様です。

 反グローバリズムを唱えて大統領になったトランプさん本人だって、世界中に不動産投資をしているのです。
 
 これでどこまで反グローバリズムを通せるのでしょうか?

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 日本が生きる道は、安易に反グローバリズムを唱える事じゃないでしょう?
 グローバリズムの中で勝ち残れるような競争力を維持する事でしょう?
 
 その為には日本人が向上心と勤労意欲を維持する事が一番重要なのではないですか?
 
 移民に反対なら移民を必要としない人材を日本人が作り出さなければならないのです。

 移民に反対する人達はそのことは十分に考えて置いて下さい。 

  1. 移民
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2017-02-19 21:59

対米従属って何? 

 安倍・トランプ会談が大成功だったからでしょう。
 またパヨクが「対米従属」と喚いています。

 何があっても日本はアメリカについていくしかないのか

 書いてあることは殆ど意味がないので本文のコピペはしませんが、しかし「異様にさえ見える日本のアメリカ一辺倒の外交姿勢」「世界でも他に例をみない日本のアメリカへの過度の従属ぶり」などと書く根拠はなんでしょうか?

 このように書くところを見ると、この記事の著者の中では、日本以外の国はアメリカから自立していると言う事ですよね?

 実は以前もこれついてエントリーした事があるのですが、もう一度書きます。

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 普通に世界を見ればわかりますが、まず世界中の民主主義国家の殆どがアメリカと軍事同盟を締結しています。

 そしてそれらのウチの主要国は、戦後アメリカが行ってきた対外戦争の殆ど全てに参戦しています。

 例えばイギリスは、第二次大戦の戦勝国であり、国連安全保障理事会の常任理事国であり、核保有国であり、通常戦力でも世界有数の軍事大国であり、世界有数の情報収集能力を持つ国であり、アメリカの元宗主国であり・・・・と、日本の右派が日本が対米従属に追い込まれる理由の全てを否定する要件を持っています。

 しかしこの国は常にアメリカの第一の同盟国の地位を確保する事に外交の全力を掛けてきました。

 その為、アメリカのタリバン掃討作戦に協力して、王子様までアフガニスタンの戦場に送りました。

blog_import_524d6be44f753_20170219203407c7e.jpg 
 ヘンリー王子がアフガン任務終了、「タリバン戦闘員を殺した」

 トランプ大統領就任後に真っ先にアメリカを訪問したのもイギリスのメイ首相です。

042

 これは「異様にさえ見えるイギリスのアメリカ一辺倒の外交姿勢」「世界でも他に例をみないイギリスのアメリカへの過度の従属ぶり」ではないのですか?

 フランスはブッシュ・ジュニアのアフガン攻撃には反対しましたが、しかしそれ以外はアメリカの戦争に参戦しています。

 そもそもヨーロッパ諸国は今は殆どNATOに加盟しているのですが、そのNATO軍の指揮権を持つ作戦連合司令官は伝統的に米軍欧州軍司令官が兼任しているのです。

 ヨーロッパ諸国がこのようにアメリカとの軍事同盟を重要視するのは、嘗ては対ソ連、そして今は対ロシア防衛には、アメリカと連携するのが最も合理的だと言う事でしょう。

 そしてまた民主主義国家にとって対外貿易は経済に欠かせません。 その貿易通商路や経済圏の確保の為にも、アメリカとの連携が絶対必要なのです。

 しかもどの国にとっても、アメリカ自体重要な貿易相手国です。

049

 しかしこの条件は実は日本も全く同様です。
 違うのは欧州諸国には地理的に脅威でない中国と言う脅威があると言う事ぐらいです。

 だから日本もアメリカと軍事同盟を結び、その同盟の維持と強化を図っているだけです。

 つまり普通の民主主義国家が普通にやっている外交政策を、日本も普通にやっているだけなのです。

 これがなぜ「異様にさえ見える日本のアメリカ一辺倒の外交姿勢」「世界でも他に例をみない日本のアメリカへの過度の従属ぶり」と言う事になるのか全くわかりません。

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 それでも唯一日本がこうした欧州諸国以上の対米従属と言える理由があるとすれば、それは当に日本がアメリカの対外戦争に参戦してこなかった事です。

 日米安保条約と言うのは片務的な条約で、アメリカには日本を助ける義務はあるけれど、日本はアメリカを助ける義務はないのです。

 だから日本はアメリカの戦争を軍事的に支援してきませんでした。

 でもこれはつまり日本は一方的に助けて貰うだけなのですから、従属的にならざるを得ないのです。

 お互いに助け合う関係と、助けて貰うだけの関係なら、助てもらうだけの関係の方が従属的と言われるのは当然でしょう?

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 だからもしホントにこの従属的な関係が屈辱的、或いは本当の安全保障の為にならないと言うなら、日本が独力で防衛可能な防衛力を持つか?或いは日米安保条約を改正して、片務制を廃止して日本もアメリカを防衛する義務を持つようにするしかありません。

 その為には憲法を改正して、日本も欧州諸国のような普通に軍事行動をできるようにするしかありません。

 そして防衛費をせめてGDPの2%まで増やして、防衛力を強化するしかないのです。

 もしこうして防衛力を強化できたら、アメリカのアジアでの作戦行動に対する発言権は今とは全然違ってくるでしょう。

 アジアの諸国の対応も変わってきますよ。

074
 
 逆に対米従属ってない国ってどんな国でしょうか?

 北朝鮮、イラン、中国、ソマリア、ロシア・・・・。
 
 みんな独裁国家か破綻国家じゃないですか?

 そして「対米従属反対~~!!」と喚いている連中は、皆こういう独裁国家が大好きですね。

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 因みに連中はホントにこんな国が好きなわけじゃないのです。
 
 何しろ連中は昔は共産圏を絶賛していたのですがその頃でも、自分達は絶対に行こうとはしませんでした。 
 
 反対に共産圏からは無数の人々が命懸けで西側に亡命していたのに・・・・・。

 それどころか学生時代に安保反対をやり過ぎて日本で就職できなくなってアメリカに行った人間までいるそうです。

 日米安保にそんなに反対しておきながらよくもまあアメリカに行けるものだと思うのですが、しかしどうも本人はそれが恥ずかしいと言う感覚もないらしいのです。

 つまり彼等の対米従属反対なんてこんなモノです。

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 中身は何もないけれど、取りあえずエラそうな奴に反抗してみただけなのです。
 
 アメリカは寛大な民主主義国家ですから、反米活動をやったからって特に何も言いません。

 本人も何も言われないのは百も承知なのですが、しかしそれでも相手は大国なので、その国に罵詈雑言を投げつけている自分が非常に勇敢でヒロイックに思えるのです。

 だから世界中の反米活動家は勇猛果敢に、アメリカ大使館の前でアメリカ国旗を燃やしたりして気勢を挙げるのです。

 これがパヨクの言う対米従属反対の全てじゃないですか?


  1. 戦後民主主義
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2017-02-18 22:13

吹雪

 昨日久しぶりに買い物の出ました。

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 食糧がすっかりなくなったのです。

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 しかし外に出る吹雪いていました。

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 歩道の脇には高い雪の土手ができて、その土手の向こうを雪を積んだトラックが走って行きます。

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 実は先週一杯、一種異様に暖かい日が続きました。

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 昨日も日中は0℃そこそこで幹線道路の雪はすっかり融けて泥んこになっていました。

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 そしてこういう気持ちの悪い馬鹿陽気が続いた揚句に吹雪です。

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 こういう馬鹿陽気と吹雪も毎年の事だから仕方ありません。

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 しかしもう冬は終わりが見えてきました。
 ナナカマドの実も小鳥達に食べ尽くされました。

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 吹雪になり、ナナカマドの実が食べ尽くされたら大体冬は終わりなのです。

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 大体今年の冬は最初から飛ばし過ぎました。

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 12月の半ばからいきなり大雪になったりしたのですから。

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 冬は最低でも3ヶ月は続く長距離レースなのですから、最初から飛ばすと早々と息切れがするのです。

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 気温が高いせいか、顔に当たる雪が融けて気持ち悪かったです。

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 足元もグチャグチャです。

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 まるで3月下旬のようです。

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 しかし幾らなんでもこれで冬が終わるわけではないのです。

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 だから夜になってから一気に気温が下がってきました。

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 そしてほぼ一週間ぶりに水道の水落しをして寝ました。

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 そして今日の日中は-5℃で普通の冬に戻りました。
 本当の春はまだしばらくお預けです。

  1. 札幌の四季
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2017-02-18 18:58

ヒジュラの話 LGBT

 随分前ですが「ヒジュラに会う」と言う本を読みました。
 
 ヒジュラとはインドの第三の性です。
 インドには男性と女性の他にヒジュラと言う性があります。
 
 これはインド政府が公式に認めている性別で、パスポートなどの公式書類の性別蘭にもヒジュラと記載されます。

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 ヒジュラは本来は先天的な生殖器の奇形や障害の為に、男性とも女性とも判別できない、所謂半陰陽の人達と言う事になっています。

 しかしヒジュラの中には、肉体的には全く問題のない男性であったのに、成人後自らの意思で去勢手術を受けてヒジュラになった人が少なからずいるのです。

 こうした手術を専門に行うカーストが古代から存在したと言うのがいかにもインドです。

 けれども昔は麻酔も感染症防止策もなかったのですから、手術は大変な苦痛を伴うし、命を落とす人も少なくなったでしょう。

035

 このような苦痛と危険を顧みずに手術を受けてヒジュラになっても、社会的にも経済的にも良い事は全くありません。

 どんなカーストの出身でも、ヒジュラになったらアウトカースト、つまり賤民になります。

 ヒジュラは普通、ヒジュラの師匠(グル)を中心に15~16人ので共同生活をしています。
 
 そして表向きは歌や踊りなどの芸能を生業とします。 

 インドでは結婚式にヒジュラを呼んで歌や踊りを披露させたり、子供が生まれた時にヒジュラに祝福して貰う習慣があります。

 インディラ・ガンジーの子供達も、生まれた時にヒジュラに祝福されています。

 ヒジュラ達はこの報酬で生活するのです。

 このような芸能で成功して、人気芸能人になるヒジュラもいるのですが、しかしそれは極少数です。

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 殆どのヒジュラは極貧です。
 インドの極貧ですから日本の左翼は騒ぐ相対的貧困などとはわけが違います。
 常に餓死隣り合わせの貧困なのです。

 それで招かれないのに結婚式や子供の出生祝いに押しかけて、金を貰うまで帰らないなど殆ど恐喝に近い事をしたりします。

 しかし実際にはそれもできず売春をしながら路上生活をするヒジュラが大多数なのです。

 このように最貧困層、最下層階級として生きるしかないのですから、悲惨としか言えません。

 だからヒジュラ達は仲間が死ぬと、その遺体を殴りながら「二度とこんな呪われた体には生まれてくるな。」と言うのです。

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 生まれつき性器に奇形があって、物心もつかない頃に家族から見捨てられてヒジュラの師匠に託されて育つ、或いは名家の令嬢に生まれて何不自由なく育ちながら、結婚初夜に性器の異常がわかり、婚家から追われ、実家にも帰れない。

 こうした人々がヒジュラになるのはわかります。

 しかしなぜ肉体的には何の問題も無い男性が、危険で苦痛に満ちた去勢手術を受けてまで、ヒジュラになるのかはわかりません。

 インドは同性愛には至って寛大な社会なので、唯同性愛者であるだけならヒジュラになる必要は全くないのです。

 そしてインドは大変な男尊女卑社会だから、男性に生まれたらそれだけで勝ち組なのです。

 だからそれでもヒジュラになる男性がいると言う事は、この世には、ヒジュラの生活がどんなに悲惨であるかはわかっていても、それでもなお男性として生きる事はなお苦痛であると感じる人々が存在すると言う事でしょう。

 人間の性の認識と言うのは実に不可解な物です。

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 因みに世界にはインド以外にも、男性と女性以外の性を認めている社会があります。

 ジャックさんが幾つも紹介して下さっていますが、オマーンのハンニースタヒチのマフ北米先住民のペルダーシュなどです。
 
 これらの人々はインドのヒジュラ違い、賤民として悲惨な立場ではないようです。

 それどころか北米先住民のペルダーシュなどは、男女を超越した特別な存在として神聖視されていました。

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 男女を超越した人への神聖視は、実はインドのヒジュラを賤民化と同質でしょう。

 ヒジュラも実はある種神聖な存在なのです。 だから子供が生まれたらヒジュラを呼んで祝福して貰うなどと言う習慣があるのです。

 本来人間にとって神聖な物、つまり人間の日常の人知を超越した物は、実は恐ろしくおぞましいモノでもあるのです。

 性と言うモノは、人間にとって非常に深刻で、理性でも感情でも対応不能な存在なので、男女と言う一般的な性に属さない人々は、神聖で崇高であると共に、恐ろしくもおぞましい存在になるでしょう。

054

 そもそも人間は様々な障碍を持って生まれる生き物です。 
 しかし四肢や視聴覚の障碍と違い、性の障碍は日常生活に殆ど傷害になりません。

 性の障碍で困るのは子孫を残せない事ぐらいですが、しかし性に何の障碍がなくても子孫を残さない人など幾らでもいるのです。

 それどころか修行僧や尼僧のように、健全な男性または女性として生まれながら意図的にそれを使わず禁欲に徹する人々は、大変尊敬されるのです。
 
 それなのに性に障碍を持って生まれると、そのことで本人も非常な苦悩を抱え、社会からは忌避されると言うのは、人間が持つ性に対する畏敬の巨大さゆえでしょう。

055

 ところで今、欧米や日本では同性婚や同性同士で結婚して子供を持つ権利などと言う話が出ています。
 そしてこれに反対すると差別主義者と糾弾されるようです。

 しかしワタシはこれはつまり日本や欧米には、ヒジュラのような第三の性が存在せず、人間は男性もしくは女性でなければならないと言う発想から出られないからではないかと思います。

 だから男性でも女性でもない状態で生まれた人達の中には、何としても自分が完全な男性、或いは女性であることを自分自身と社会に証明するために、結婚や子供を望むだと思うのです。

 だって父親或いは母親になると言うのは究極の性別の証明ですから。
 
 しかしそんなことで婚姻の神聖を利用したり、まして子供を巻き込むなんて絶対に許せません。 
 
 そしてそんなことをしたって本当に男性或いは女性になれるわけでもないのです。

058
 
 ワタシはこの手の人達の活動が無茶苦茶不愉快なのですが、それはそもそも彼等が絶対不可能な事、現実を無視した話しを他人にゴリ押ししているからだと思います。

 現実の肉体を無視して、自分を女、または男であると信じようとするから「オレは女だ!! 女湯に入れないのは差別だ!!」と喚くような、異様で不快な事をするしかないのです。

 しかし幾ら他人を脅迫しても、現実の肉体が変わるわけではないし、不快感を煽って嫌悪されるだけなのです。

 本当に自分の存在を肯定したいなら、自分は男性でも女性でもないと言う現実を認識するしかないのです。

060

 そして彼等が幸福に暮らせるようになるには、社会もまたこうした人々の存在を肯定するべきなのです。

 インドのヒジュラのように悲惨な第三の性ではなく、タヒチのマフや北米先住民のペルダーシュのように、普通の人間としての第三の性の存在を認めるべきなのです。

 性は生物学的に決まるモノですが、性をどのように認識するかは完全に社会的な問題です。
 
 性に対する畏敬や恐怖は理性だけで克服できるわけではありませんが、しかしそれでもできる限り理性を働かせて、「この世には男性でも女性も無い人々がいる。 しかし彼等もまた普通の人間である。」と認識するように努力するべきなのです。

  1. 古本
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2017-02-17 14:24

国旗と国歌は民主主義の象徴

 国旗と国歌は民主主義の象徴です。
 
 そもそも国旗や国歌が生まれ、一般的になったのは市民革命以降です。

 なぜ市民革命以降、国旗や国歌が生まれたのか?

 なぜなら民主主義国家と言うのは、全て国民が平等な立場で話し合い国家の運命を決め、自分達自身の手で自分達の生命と財産を守る国です。

 しかし「自分達」と言っても、膨大な人数ですから、家族やスポーツチームのように全員がお互いの顔を知っているわけでもなし、まして気心を知っているわけでもなし、極めて抽象的な話なのです。
 
 そこで「自分達」全員のシンボルを作り、団結の象徴にするのです。

 こうした団結のシンボルが有効であることは、例えば高校野球などの校旗を振り、校歌を歌って応援するのを見ればわかりますよね?

 野球チーム内の選手同志はともかく、出場校と言う単位になると、もう学校全員が顔見知りでもないし、気心が知れていると言うわけには行きません。

 そういう場合に学校全体としての応援の意思を表すには校旗や校歌が有効なのです。

 だから市民革命と共に国旗や国歌が自然発生的に生まれました。

 フランス革命が始まると、誰が言い出すでもなく自然に市民達が三色旗を掲げて、ラ・マルセーユズを歌い出したのです。

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 君主制なら国旗や国歌は必要ありません。
 君主への忠誠が確保できればよいからです。

 しかし民主主義国家は、国民に自由を保障し、しかも国民が団結しなければなりません。

 なぜなら国民が団結しなければ、国民から自由を奪おうとする外敵から国民が自分自身を守れないからです。

 国家は国民が団結して自分達の生命と財産と自由を守る為にある。

 これが民主主義国家です。

 だから自由の女神はフランス国旗を掲げて民衆を導くのです。

 これはしかしフランスだけの話ではありません。
 
 日本だって幕末にロシアやアメリカなど大国の脅威が迫った時に、江戸幕府への忠誠では日本は守れない、このままでは他のアジア諸国のように欧米の植民地になり、日本人は奴隷にされてしまうと悟りました。

 そこで日本もまた欧米に対抗できる民主主義国家を作ったのです。

 だから日本も国旗を定め、国歌を作りました。

 そして憲法を作り、司法制度を整備し、選挙制度を整えて、普通選挙制を実現し・・・・と民主主義を確立していったのです。

 日本はこの国旗と国歌の下で、欧米諸国と対抗して近代国家を作り上げました。
 
 勿論、第二次大戦と言う不幸もこの国旗と国歌の下で起きました。
 
 しかし世界の歴史を学べばわかります。

 この世に不幸な敗戦を体験しない国など皆無なのです。 
 
 民主主義は国民が国家の運命を決める制度ですから、国民が誤った情報の下に誤った判断をすれば、敗戦だって国家破綻だってあり得るのです。

 しかし一度の失敗で、民主主義を止めて自分の運命を他人に預けるのですか?

 国家そのモノを否定するのですか?
 
 国家そのモノを否定して、それでは一体誰が国民を外敵から守り、社会インフラを整え、社会福祉を担うのでしょうか?

 圧倒的多数の日本人は一度の失敗で国家を否定するほど馬鹿じゃなかったので、一回の敗戦でそれまで守り続けてきた国家を否定するような事はしませんでした。

 だから国旗も国歌も変えませんでした。
 そして国旗や国歌同様、日本の象徴として古代から守り続け天皇陛下も否定しませんでした。
 
 日本は今も昔と同様の民主主義国家です。

 だから日本が民主主義国家である限り、この国旗と国歌は守っていきます。

 因みに朝日新聞は国旗と国歌が怖いそうです。
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https://twitter.com/i_tkst/status/831483142221357057

 それはその通りでしょう。
 
 朝日新聞は戦前から民主主義が大嫌いです。

 戦後の朝日新聞の歴代社長は全てマルクス主義者でした。
 
 だから朝日新聞が常に支持してきたのは社会党や共産党であって自由民主党ではありません。
 
 朝日新聞は北朝鮮や中華人民共和国やカンボジアのポルポト政権まで独裁国家は手放しで礼賛してきましたが、しかしアメリカ始め民主主義国家に対しては誹謗中傷、ヘイトスピーチと言えるような報道しかしてきませんでした。

 このような新聞であれば、国旗や国歌が怖いのは当然でしょう。
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2017-02-16 14:55

秩序崩壊とは? 理想の学校、崩壊と閉鎖 

 数日前ネットで気になるニュースを拾いました。
 スェーデンのヴァルネン学校と言うのが、多くの難民を受け入れた事で「平和賞」を受賞したのですが、一年で崩壊したと言うのです。

 すると2月13日、ナンミンウォッチさんがこの元ニュースを翻訳して、アップしてくださいました。

 スウェーデン:理想の学校

 あらら、もう無茶苦茶ですね。 元記事が結構長いし、スウェーデン語から英語へ更に日本語への二重訳でわかりにくいのでワタシの憶測も交えて説明します。

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 このヴァルネン学校と言うのは職業訓練校です。 おそらく日本の高校生程度の年齢の学生が中心で、調理師や給仕などの職業訓練をします。
 
 スウェーデン王室が主催するノーベル賞受賞者の晩餐会の給仕も、この学校の学生達が務めてきました。

 だから職業訓練校として最高の名門で、これまでは就職率100%を誇ってきたようです。

 そして一昨年の難民騒動辺りから、大量の難民を生徒として受け入れました。
 この為ヴァルネン校は「平和賞」を受けました。

 因みにこの「平和賞」はノーベル平和賞ではなく、学校平和賞と言うモノのようです。

 しかしその為にこれまで8クラスだった学校が35クラスにまで膨れ上がりました。

 ところがこの頃から学校内が滅茶苦茶になってしまいました。

 マフィアが学校に来て組員をリクルートする。
 学校内で性的嫌がらせや薬物の売買が日常化する。
 校内でドラッグの取引や、民族集団の対立が原因での乱闘が繰り返される。
 果ては学校にスタンガンを持ち込む奴まで出てくる。
 この為警察や救急車が再々学校に出入りするようになる。
 この状況に耐えられなくなった教師達が鬱病になってしまう。
 
 そこで学校は有刺鉄線で回りを囲み、大量の警備員に監視されて、まるで刑務所のようになってしまいました。

 それでも暴力行為の防止は不可能でした。
 その為、遂に学校側は警察と相談の上、学校の閉鎖を決断しました。

 閉鎖は教師が統制を取り戻し学校の秩序が回復するまでと言う事ですが、それはいつのことでしょうか?

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 あ~あ、これが理想の学校が理想を貫いた結末です。

 因みにこの理想の学校が大量の難民を受け入れたのは、必ずしも高邁な理想からでもないようです。

今日では、スターティング校の半数はヨーロッパ中から到着した若者で占められている。

 元のニュースでは、上のような記述がありますが、スェーデン始め欧米の人道主義w国家では、若い難民は国家の費用で教育が受けられるのです。 勿論その間の生活費も国家が負担します。

 教育を受ける事が、生活保護受給や在留要件になる場合もありますから、「難民」達は学校に行けと言われたら行くのです。(どうせ自分の懐が痛むわけじゃないし)

 で、大学や高校の卒業を証明できない低学歴の難民は、職業訓練校に入る事になります。

 しかし大学進学率の非常に高い福祉国家の場合は、職業訓練校はそう沢山はありません。
 
 で、教育レベルの低い国々から難民を大量に受け入れたら、当然職業訓練校に難民が溢れる事になるのです。
 それで元々8クラスだった学校が、いきなり35クラス!!

 学校の定員が1~2年で、4倍以上になっていまったのです。

 そりゃ学校崩壊して当然でしょう。

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 この学校が職業訓練校として最高だったのは、優れた教師がいて、またその教育を受ける事を希望する生徒だけが集まっていたからです。

 しかしいきなり4倍になっては、それまでいたの同レベルの優れた教師など集められるわけがありません。

 そして最悪なのは生徒の質です。
 難民を受け入れたと言うと聞こえが良いけれど、実は彼等が自分が何のためにこの学校に入ったかわかっていません。
 
 わかんないけど、とにかく入学したらスウェーデンに在留できて生活費がもらえるから入学しただけの生徒達なのです。

 勿論、言葉だってちゃんとわかってません。
 そんな生徒が全体の4分の3余りを占める状況なのです。

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 こんな奴等が大人しく授業を聞いて、真面目に勉強するわけないでしょう?

 それでなくても連中は、給仕や調理師になりたくてスェーデンに来たわけではないのです。

 途上国の多くは完全な身分社会です。 給仕や調理師の下層階級です。
 一方不法渡航業者に多額の手数料を払ってヨーロッパに渡航できるような「難民」は上層階級の出身者なのです。

 エッ?
 何でオレが、給仕になるんだよ!?
 給仕だの料理人だのって賤民の仕事だぞ!!
 人種差別すんな!!

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 それでも最初の数日は大人しくしていたかもしれません。 しかし大人しく授業を聞いていても、言葉はわからないし、退屈で堪りません。
 
 そこで言葉のわかる同志がボソボソとおしゃべりを始める。 携帯をいじる。
 
 教師は注意するし、真面目に勉強したい生徒にとっても非常に不愉快なのですが、何しろ多勢に無勢です。

 学校のマジョリティはマイノリティであるスウェーデン人の生徒や教師なんか無視して、好き邦題をやり始めます。

 堂々と席を立って教室内でふざけ合う、女の子にちょっかいを出す。 女の子が悲鳴を上げて、彼女のボーイフレンドが怒り出す。

 更に同じ民族や宗教の仲間が集まって、民族や宗教の違う連中と抗争を始める。

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 こうなったらもう完全に学級崩壊です。
 挙句の果てに薬物の売買や性的嫌がらせが始まり、始終乱闘が起きてスタンガンを持ち込む奴まででてくる。 
  
 これじゃ真面目な生徒は恐ろしくて学校に行けません。 何十人もの男がこうやって暴れまわっては、教師にできる事なんかありません。 

 元記事のスェーデンの新聞は、スウェーデン政府が難民認定の制度を変えて、生徒達が将来的にスェーデンに在留したり家族を呼び寄せたりできる保障がなくなったので、生徒達が精神的に不安定になったのが原因などと書いています。
 
 しかしそんなの関係ないです。

 学力のない、勉強する意思もない、それどころか言葉もわからない生徒が全学の4分の3を占めるような事態になれば、どんな学校でも見事に崩壊します。
 
 自分がスウェーデンに行って、訳も分からないままスウェーデンの学校に入れられて、毎日スェーデン語の授業を聞かされて、どれだけ我慢できるか想像すればわかるでしょう?

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 実はワタシは90年代に学習塾の講師をしていました。 当時は日本でも学級崩壊が話題になっていました。
 それでワタシも生徒達から学級崩壊の話を色々と聞かされました。

 特に印象に残っているのは、小学校5年生の女の子二人の話です。

 先生(ワタシ)今私達のクラス滅茶苦茶なの。
 毎日悪い子が5~6人授業中に教室で暴れまわるの。
 そいつらは勉強ができないから、授業を全部滅茶苦茶にする気なの。
 先生(学校の先生)が悪いの。 
 ちゃんとそいつらを殴らないから。

 ワタシは一瞬、子供が他の子を「殴れ」と言った事にショックを受けました。
 しかし考えてみれば当然なのです。

 学校へ行っても、毎日毎日授業中に悪い子が好き放題に騒ぎまわるのでは他の子は堪ったものではありません。

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 ワタシの生徒だったこの二人の女の子はお世辞にも勉強ができるとは言えなかったし、勉強好きでもありませんでした。

 しかし二人とも、自分なりに勉強はしなくてはならないと思っているから、ちゃんと学校に行くし、塾にも来るのです。

 それなのに勉強をする意思のない一部の子供の為に、授業は滅茶苦茶になって、教師はそれを放置している。

 彼女達が憤るのは当然でしょう。

 教師がこの問題児を殴らないのは、体罰が人権問題になるのを恐れての事でしょう。
 しかしそれならそれで授業を潰された他の子供達の「教育を受ける権利」はどうなるのでしょうか?

 ともあれ学校の秩序なんかこうやって簡単に崩壊するのです。

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 学校で授業が成り立つのは、圧倒的多数の子供がこの二人のように、勉強は嫌いでも勉強はしなければならない、先生の話は真面目に聞かなければならないと信じて、授業中は大人しくしているからです。
 
 もし授業中に騒ぎたいと言う子がいても、それがクラスに一人だったら?或いは二人いても、これは多勢に無勢ですから、我慢して大人しくしているしかありません。

 しかしそれが3人、4人と増えて、5~6人にまでなると完全にフェーズが変わります。
 だって5~6人仲間がいれば、他の子供達から仲間外れにされても、遊び相手にも不自由しないし、心細くもありません。
 そして一度に5~6人が暴れ出すと教師も手に追えません。

 学級崩壊ってこうやって起きるのです。
 
 そしてその時思ったのです。
 秩序崩壊とはこのような物だと。

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 秩序崩壊には全ての人間が秩序を無視する必要はないのです。 全体の10%強の人間が意図的に秩序を崩壊させようとすれば、それで社会秩序など簡単に崩壊するのです。
 
 なぜなら社会の秩序は、圧倒的多数の人間が秩序を守る事を前提に成り立っているからです。
 
 勿論、どんな国でも社会でも、秩序を乱す人間を拘束し処罰する為の機関、例えば警察や軍隊を持っています。

 しかし総人口の一割を超える人間を、逮捕拘束するような巨大警察を維持する事は不可能です。

 秩序に従わない一人の人間を抑制するには、その何倍もの人間が必要なのです。 

 だから一定数の人間が公然と秩序に反抗を始めると、もう秩序崩壊が始まり、社会は大混乱になるのです。

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 今、スウェーデン始め欧米に大量の難民を送り出している国々で起きている事が当にそれなのです。

 つまり国内に国家秩序に従いたくない民族や宗教集団が、総人口の何割かを占め、それらが一斉に国家秩序の破壊に向けて動き出したのです。

 これが内戦、或いは革命です。

 ところがこのスェーデンの学校は、このような秩序破壊者が全学の8割弱を占めるようになりました。

 それまで何百年もの間隣人だった民族と血みどろの戦いをする人達が、スェーデン人とは仲良く共存すると言う根拠は何でしょうか?

 自国のキリスト教徒を殲滅した人達が、スウェーデンのキリスト教徒の人権は尊重するのでしょうか?

 彼等はスェーデンで特別な事をやっているわけではないのです。 故郷でやっていたのと同じ事をしているだけです。
 これが彼等の文化なのです。

 彼等は故国の文化を学校に持ち込んだだけです。

 多文化共存はスウェーデンが掲げる理想です。
 だから内戦文化を持つ国から来た難民は内戦文化を持ち込むの権利があります。

 こうして名門職業訓練校は今や中東の民族紛争と内戦の出張所になったのです。

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 それにしてもこんな状況になって、今後スウェーデンの若者達は何処で職業訓練を受けたら良いのでしょうか?
 彼等の「教育を受ける権利」は誰が守ってくれるのでしょうか?

 しかも恐ろしい事にこうした学校崩壊はこの学校だけではないのです。 移民が多い地区として知られるマルメの小学校では、子供達がIS処刑ゴッコをしたり、6歳の女の子が性的嫌がらせを受けたりしているのです。

 十分な警備員が確保できなければ、閉鎖しなければならないと状況にある学校は、他にも多数あるのです。

 そりゃ言葉のわからない生徒ばかりで授業が成り立つわけもないのは、職業訓練校でも小学校でも同じですから当然でしょう。

 しかし本当の秩序崩壊が始まるのは、この子供達が大人になってからでしょう。

 今後、スウェーデンの社会には言葉もわからず、勿論読み書きもできず、そしてスウェーデン社会のルールや価値観は理解できないそもそもする気もない人間が大量に出てくる事になります。

 しかも出生率は恐ろしく高いので、今後彼等の文化受け継いだ子供達がドンドン増えて行きます。

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 彼等が一生スウェーデンの生活保護で満足してくれれば、そして先住スェーデン人達が彼等の為に納税を続ければ、国家の秩序崩壊だけは避けられます。

 これが多文化共生理想社会の姿ですから。

 しかしいつまでそれができるのでしょうか?
  1. 移民
  2. TB(0)
  3. CM(6)