連合・古賀前会長「今のままなら半分落ちる。民主は頼りない」 参院選に危機感
強調文
民主党最大の支持母体である連合の古賀伸明前会長は29日、福岡市内で行われた連合福岡の定期大会で講演し、来年夏の参院選比例代表に民主党公認で出馬する連合組織内候補12人について「今のままでは半分落ちる」と危機感をあらわにした。松本剛明元外相の離党表明などを挙げ、党内基盤が揺らぐ民主党を「頼りない」と非難した。
古賀氏は同時に、「消費者や働く者の立場に立てば民主党を徹底的に支援しなければならない。(民主党が)野党再編のリーダーシップをとるべきだ」と支援を呼び掛けた。
具体的には「連合の680万人の組合員で、(これまで)組織内候補者の名前を書いたのは60万~150万に過ぎない。これを2・5倍にする活動を徹底し、裾野を広げるべきだ」と述べ、連合の足元を固める必要性を訴えた。

>今のままでは半分落ちる
これはワタシもその通りだと思います。
だって民主党はそもそも自民党に反対する以外には、何もできないのですから。
そもそも「消費者や働く者の立場に立てば民主党を徹底的に支援しなければならない。」って何を根拠に言っているのでしょうか?
この人は連合の会長として、民主党が政権時代に超円高を放置した事で、また日本を原発停止させて電力不足に追い込んだ事で、どれほどの組合員が職を失ったか覚えていないのでしょうか?
そんな政党を連合として支持し、組合員に投票を呼び掛けた事に対して、会長としての責任感は一切感じていないのでしょうか?

>連合の680万人の組合員で、(これまで)組織内候補者の名前を書いたのは60万~150万に過ぎない。これを2・5倍にする活動を徹底し、裾野を広げるべきだ
この人、連合の組合員を何だと思っているのでしょうか?
組合費を収め、自分の指示通りに投票する為に存在する自分の奴隷と、思っているのでしょうか?
数年前、ワタシはラジオ番組で青山繁治氏が古賀連合会長について「古賀さんは凄く澄んだ目をした人。 この人は自民党に代わる政党を作る事に人生を懸けてきた。」と言うのを聞いて凄く驚きました。
自民党に代わる政党を作る事に人生を懸けてきた?
そりゃ古賀氏個人の人生ですから、何に懸けて構いませんよ。 坂田三吉は将棋の駒に懸けたのですから、古賀氏が個人の人生を何に懸けても誰も文句は言えません。

しかし連合は労働組合でしょう?
労働組合って、労働者の雇用を守り、労働条件を良くする為にあるんじゃないですか?
組合員は皆その為に組合費を払っているんじゃないですか?
政党を作るなんて本来労働組合の仕事ではありません。 古賀氏個人の道楽でしょう?
こんな道楽に耽っているから、労働組合の幹部として労働者の雇用や労働条件を改善するために必要な知識なんか、全然興味もないのではありませんか?

例えば金融緩和でインフレ率が上がると、失業率が下がり賃金が上がります。
だから金融緩和策は欧米の労働組合や、その支持政党が好んで取る政策だと言います。
ところが古賀会長も、また連合の支持で当選した民主党議員も、皆これを一切知らなかったのです。
それどころか彼等は、経済に関しては、テレビの普通の経済番組を時々見ていれば誰でもわかる程度の知識もありませんでした。
労働組合出身と言っても、彼等は皆高学歴を誇る労働貴族だったのに・・・・・。
代わりに彼等が喚きつづけたのは、反基地とか反原発とか、或いは従軍慰安婦に賠償しろとか、労働者の権利擁護とは一切関係のない話ばかりでした。

労働組合って何の為にあるんでしょうか?
【10月29日配信】戦後史の闇 第9回前編 「共産・社会主義の間違い」 山村明義 かしわもち 【チャンネルくらら】
山村明義氏によると、日本の労働組合と言うのは、終戦後GHQにより組織されたそうです。
驚いた事にその当時、GHQには多数の共産主義者が入り込んでいました。 そして日本共産党ともきわめて親密でした。
戦後5年間ぐらいは当時は実は日本共産党とGHQの蜜月状態で、その為GHQの司令で造られた労働組合関連法規の作成には共産党員が密接に関わり、更に結成された組合にも共産党員が入って行ったと言う経緯があるそうです。
このような日本の労働組合誕生の特異な経緯の為に、組合の性質その物が欧米のそれとは完全に異質なモノになったのかも知れません。
だから古賀氏や民主党の連合組織内議員のように、労働者の雇用や労働条件などそっちのけで、反日活動を中心とする政治道楽に専念しても、組合員は黙って組合費を払い続けると言う組織になったのでしょうか?

ちなみにGHQの本国、アメリカでは違うんですよね。
ワタシは昔テレビで、アメリカの労働組合の労働者達が、学生のベトナム反戦デモ隊に襲いかかって乱闘になっているのを見て、心底驚いた事があります。
彼等は皆ヘルメットをかぶっていたのですが、それは乱闘の為ではなく、作業用のヘルメットは労働者のシンボルだったからです。
アメリカの労働組合は自分達の権利を徹底的に主張するけれど、一方で極めて愛国的なのです。
だってアメリカの労働者の生活を根源的に守っているのは、アメリカと言う国家なのですから。