開通1年半の「李舜臣大橋」、揺れひどく車両通行禁止
26日、全羅南道光陽市金湖洞と麗水市猫島を結ぶ韓国最長のつり橋「李舜臣(イ・スンシン)大橋」が大きく揺れるという通報が相次ぎ、車両の通行が全面的に禁止された。
(中略)
李舜臣大橋が揺れたのは、道路の舗装工事が原因ではないかといわれている。全羅南道では「李舜臣大橋では光陽市から麗水市方面に向かう2車線道路の舗装工事が昨年6月から行われているが、同橋があまりにも長いため下に土台となる部分がなく、片側だけ舗装すればその重さと風の影響で揺れが発生する可能性がある」と説明している。
李舜臣大橋は2012年5月の麗水エキスポ開幕前に臨時開通し、昨年2月には完全開通していた。全長は2.26キロメートルで、韓国最長のつり橋だ。
麗水=チョ・ホンボク記者
短足おじさんもこれについてエントリーしていらっしゃいますが、凄い事が書いてありました。
① 李舜臣(イ・スンシン)大橋は吊り橋の全長に対し主塔間距離(橋の中央部分の事)が異常に長い。
この橋は全長2260m、それに対し主塔間距離は1545mである。
基本設計では主塔間距離は1100mだった。それをこの橋の名前の李舜臣将軍の生まれた年、西暦1545年に因んで1545mにしてしまった。
こんな長大なつり橋の場合、主塔間距離は全長の約半分にするのがセオリーだ。
理由は橋の重量を支えるメインケーブルが一番重要でしかも無茶苦茶重い。
それをうまく使うためには丁度バランスのいい所で支えるのが最も理にかなっているためだ。
な、なんと基本設計では1100mだった主塔間の距離を、李舜臣の誕生年に合わせて1545mと、4割増しにしてしまったのです。
こういう数字合わせは北朝鮮が良くやります。
例えばピョンヤンの主体思想塔の高さやその周りの構造物の数やサイズの数字は、全部金日成や金正日に関連する数字に合わせてあると言うのです。
こういうのをみると、正に一つの民族です。
しかしねえ・・・・・主体思想塔ってタダの記念物で、実用性はないし、最初からそういう設計で作ったのでしょう?
でも橋の橋脚の間の距離や、吊り橋の主塔の間の距離って、橋の強度に死活的に影響がある事ぐらい、素人が考えたってわかるじゃないですか?
それを数字合わせの為の4割も増やすって、イクラなんでも無茶苦茶ではありませんか?
ヒョッとしてこれは数字合わせと言うのは口実で、実は正しい場所に主塔を建てる事ができなかったのでは?

写真をみればわかりますが、主塔の間隔を詰めると、主塔は両方とも、現在より沖の方に建てなければなりません。 当然、水深は深く、水流は早く、工事は難しくなります。
最初に設計をしたときには、何とかなるだろうと思っていたけれど、実際に工事を始めるにあたって詳しく調査をしたら、到底主塔を建てるような工事は不可能とわかった・・・・・で、李瞬臣にかこつけていきなり主塔の間の距離を広げて、主塔を建てやすい所に建てる事にしたのでは?
そこでワタシなりにこの李氏瞬臣大橋の揺れの原因を考えてみました。
以下はよもぎねこ仮説です。
まず短足おじさんが書いてくださっているように「こんな長大なつり橋の場合、主塔間距離は全長の約半分にするのがセオリーだ。」と言うのは、普通にわかります。
つまり主塔間の距離を全長の半分にすると、それぞれの主塔の左右が、綺麗に左右対称になるのです。 そうすると主塔の両側に同じ力がかかるので、主塔はヤジロベイのように安定して立っていられるのです。
ところが李瞬臣大橋は、この主塔間の距離を4割も増やしてしまいました。 するとその分主塔からアンカーまでの距離は2割減る事になります。
そうなると当然ですが、それぞれの主塔は左右でかかる力が大きく違ってきます。
それぞれの位置だけを簡単に図解します。 そしてこれを元に簡単にその力の差を概算してみましょう。
A;アンカー
T;主塔
C:橋の中央
通常の吊り橋
A・・・・・・・・・・T・・・・・・・・・・C・・・・・・・・・・T・・・・・・・・・・A
AT=TC
李瞬臣大橋
A・・・・・・・・T・・・・・・・・・・・・C・・・・・・・・・・・・T・・・・・・・・A
AT×1.5=TC
アンカーから主塔までの距離(AT)と、主塔から橋の中央までの距離(TC)は、通常の吊り橋では、10対10です。 しかし李舜臣大橋の場合は何とアンカーから主塔までの距離(AT)と主塔から橋の中央までの距離(TC)の比は、8対12になるのです。
これでは主塔は到底ヤジロベイとして立つことはできません。
それでは主塔の左右の力の差はどのくらいになるのでしょうか?
橋桁の素材が全部均一であると仮定すると、重量だけなら2対3、モーメントなら「距離×橋桁の単位長さ辺りの重量」の積分比になりますから、4対9になります。
つまり主塔の海側にかかるモーメントは陸側の倍以上になるのです。
これでは主塔は到底立ち続ける事はできず、次第に海側に傾いていきます。
そうなると高い所では主塔の間の距離が縮みますから、ワイヤーが弛んできます。 すると橋桁はU字型に撓む事になります。
この状態で強い風を受けたら、ブランコのように揺れるのは当然ではありませんか?
吊り橋が揺れないのはワイヤーがピンと張りつめているからなのに・・・・・。
これが李舜臣大橋の大揺れの原因なのです。
しかし李舜臣大橋の恐怖にはまだ続きがあります。
左右の力のアンバランスから、主塔が海側に傾けば、海側のワイヤーは弛むけれど、岸側のワイヤーは逆に長さ不足なって、物凄い力で海側に引っ張られる事になります。
こうして凄い力で引っ張られ続けたら、ワイヤーを固定しているアンカーはどうなるでしょうか?
アンカーの周りの情報をアップして下さった方がいます。(李将軍の足元にもポッカリと穴が・・・・)

アンカーの周りには、李舜臣大橋の名にちなんで、李舜臣の像や亀甲船のモニュメントが飾られているのです。
李舜臣像の背中側が海で、像の後ろに見える巨大な円形の建物が、ワイヤーのアンカーです。 ワイヤーはこの建物の左右にある角のように突き出した部分から伸びて主塔に向かっているのです。
そのアンカーのすぐそばの地面は・・・・・・。

おお、亀甲船が波を乗り越えて進んでいく!!
地面が波打っているのです。

李舜臣提督の脇には大穴が・・・・。
アンカーにあまりに強大な力がかかるので、アンカーの周りの地盤が変形し始めているのです。
このままだといずれ地盤からアンカーが抜けて、主塔は海側に倒れるでしょう。
これは根源的な構造上の欠陥ですから、いくら小手先の修理を重ねても、通行止めを続けても無駄です。
以上が韓国の誇り李舜臣大橋の大揺れに関するよもぎね仮説です。
もしこの仮説通り目出度く李舜臣大橋の主塔が海に向かって倒れたら?
その時はノーベル物理学賞・・・・・は無理ですが、桜井誠嫌韓物理学賞か、或いは在特会土木建築学賞を受賞できると思います。
よもさん、どう李舜臣大橋の揺れに関するわたしの仮説理解できた?

ええ、高校物理の復習に丁度良いわね。
でもさあ同居人、ホントは仮説が実証できるように、李舜臣大橋の主塔が倒れる事を期待してるんでしょう?
ま、まさか?!
そ、そんな恐ろしい事は夢にも考えた事はないわ?

皆さんは、この同居人の仮説をどう思いますか?
同居人は桜井誠嫌韓物理学賞を受賞できると思いますか?
それともこの仮説は間違いだと思いますか?
どうか皆様のご意見をコメントしてやってください。

推薦図書 息をするように嘘をつく韓国