fc2ブログ

2011-06-27 21:48

馬鹿旗

強制連行・労働の代価99円

“違憲の補償取り消せ”

名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊 被害者ら審査会傍聴

 名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊被害者・梁錦徳(ヤン・クムトク)さん(80)、被害者遺族・金中坤(キム・チュンゴン)さん(87)の社会保険審査会が23日、厚生労働省(東京都千代田区)で開かれました。韓国の「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」会員、光州市議、日本の支援者ら四十数人が、審理を傍聴しました。

 

 金さんの妻と妹、梁さんは戦時中、朝鮮から名古屋市の三菱軍需工場に強制連行され、強制労働をさせられました。日本政府から受け取ったのは、社会保険庁が支払った厚生年金の脱退手当、99円のみです。

 

 この金額は1945年当時の物価、賃金等に基づいて定められたもので違法・不当であり、裁決によって取り消されるべきだ、と再審査請求をしたもの。

 

 梁さんは小学校6年のとき、「中学校に行ける」と憲兵にだまされて日本へ連行され、殴られ食べ物も満足に与えられず、働かされたもようを陳述しました。

 

 金さんは、99円の問題は自分だけでなく韓国・日本の支援者を侮辱する問題であり、日本の戦後補償のあり方を問う問題である、と訴えました。

 

 請求人代理人の弁護士は、日本国憲法25条・生存権に反する行政処分であり、取り消すべきだと主張。また、厚生年金の保険給付および国民年金の給付の支払い遅延にかかる加算金の支給に関する法律の適用を求めました。

 

 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-06-25/2011062514_01_1.html

 

  

 

 もう何を言ってるんだか?

 

 戦時中、この梁さんと金さんが三菱重工で働いて賃金を貰いました。 正社員だったので厚生年金に加入しました。

 戦争が終わったので帰国しました。

 

 給料は当時支払い済みです。 仕事を止めて厚生年金を脱会したので、脱会金も受け取りました。

 

 これで一体何を賠償しなければならないのでしょうか?

 

 ところが戦後半世紀も経ってから「強制連行」だの「強制労働」だの珍説を出して、今も執拗に賠償を要求しているのです。

 

  

 

 大体「強制連行」だの「強制労働」だのって、この世のどこに厚生年金に加入できる強制収容所がるんでしょうか?

 

 アウシュビッツのユダヤ人は厚生年金に加入していたのでしょうか?

 

 ソ連に抑留されて強制労働をさせられた日本人が、ソ連で厚生年金に加入していたと言う話は聞きませんが?

 

 年金に加入していたって言うことがわかるだけで「強制連行」なんか嘘だって思うしかないです。

 

 このバカ話は、今までもご隠居さんが散々取り上げていらっしゃいました。

 

 http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/1815942/

 

 http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/1434437/

 

 http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/1398663/

 

  

 

 結局何度訴訟をしても、戦後賠償の対象にはならないので、とうとう憲法の生存権なんてモノを引っ張り出しました。

 

 

第二十五条[1] すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

 

国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 

 

 もう笑うしかないです。 

 日本国憲法韓国人は関係ないです。

 

  

 

 しかし賠償詐欺団も余程切羽詰まっているのかも知れません。

 

 何しろこの前は朝日新聞とグルで「従軍慰安婦」を捏造した詐欺団が摘発されました。

 

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110509/crm11050909470004-n1.htm

 

 この団体も勝ち負けはともかく訴訟を起こさなければ、詐欺で告発されるのかも知れません。

 

 それにしてもこの詐欺団の片棒を担ぐ赤旗のレベルの低さにも呆れます。

 

 今日は暇だったので赤旗に電話したのですが「厚生年金に加入している正社員が何で強制連行なんですか?」と聞いたら絶句していました。

 

 赤旗は馬鹿旗と改名するべきです。

  

 

 

  1. シェベツニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(17)

2011-06-27 20:28

夏草が伸びる

 せっかく数日続いた夏日は雨で流れてしましました。 けれどもまた昨日から何とか気温が上がりました。

 

  

 

 夏は悪戦苦闘を続けます。

 

  

 

 雨に降りこめられて久しく行けなかった発寒川沿いを歩くと、こちらでもエゾヤマザクラのサクランボウが成っていました。

 食べられませんが可愛い実です。

 

  

 

 ニセアカシアは満開です。 あちこちの生クリームを掛けたような木が見えます。

 

  

 

 芝生にコウリンタンポポの花が咲いていました。

 タンポポの仲間なので、お日様が暗いと花を閉じてしまいます。 今日は暗い曇天だったので、花は閉じていました。

 

  

 

 花壇には夏の花が咲きます。

 

  

 

 公園に沿った家々の庭から花がこぼれ出して咲いていました。

 

  

 

 ニセアカシアの花の下を潜って、河原に出ました。

 

  

 

 生い茂る夏草の中にマーガレットが咲いています。

 

  

 

 そして水辺には勿忘草が咲いています。

 

  

 

 丈高く茂る草の中に咲く、勿忘草は良いようなく可憐です。

 

  

 

 しかし河原は伸びる夏草がマーガレットの花を飲み込もうとしています。

 

  

 

 夏草は花を圧して伸びて行きます。

  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2011-06-27 12:57

怠惰な生活 続きの続き

 猫の生活は一般的な人間の基準からすれば「怠惰」の一語に尽きます。 しかしそれはあくまで人間の基準や人間の視点からすればそうだと言うだけで、猫は必ずしもそのように認識していません。

 この猫と人との相互認識の相違は、猫と人との様々な問題の原因になるのです。

 

 

  

 

 ああ、お日様の光が暖かくて良い気持ちだわ。 日向ぼっこは過酷な猫の生活の中で、細やかな楽しみね。 こんな細やかで倹しい喜びがあるから、猫も何とか厳しい生活に堪えてゆけるのよ。

 

  

 

 眠いわ~~。

 春先は町内の治安が心配で頑張ってパトロールしていたけど、あのミニトラのお蔭ですっかりやる気がなくなったわ。

 

  

 

 ワタシが一生懸命治安の維持に努めていたら、それを良い事にあんな生意気なガキがのさばるなんて。

 おまけに町内の雌猫全部に言い寄るなんて。 図々しいにも程があるわ。

 

  

 

 ワタシはあんなガキをのさばらせるために、町内の治安の維持に努めたんじゃないわ。 

 

  

 

 何で猫の生活には、こんな苦悩ばかり多くて、報いられることが少ないのかしら?

 

  

 

 吉田茂が防衛大学の卒業式での訓示を思い出すわ。

 

  吉田茂 (昭和32年2月、防衛大学第1回卒業式にて)
 

 「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
 きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
 しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、 外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
 言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。 どうか、耐えてもらいたい」

  

 

 そうよ。 ワタシが頑張っているから、町内の治安が維持できているし、ウチにはネズミだった殆ど出なかったのよ。 でも同居人はそれが当たり前だと思って、ワタシに感謝しないし、町内では治安の良いのを幸いにあんなガキのミニトラがのし歩いているのよ。

 

  

 

 自衛隊員の事を思えばワタシも耐えるしかないのかしら?

 

  

 

 考えてみれば、猫としてこの世に生を受けて7年間、ワタシの猫生はタダ忍耐の日々だったのよね。

 

  

 

 猫の一生は、重き荷を負うて長き坂を行くが如し・・・・・・。

 徳川家康は長き坂を登りつめて将軍になったけど、ワタシは坂を登りつめた先に何があるのかしら?

 

  

 

 長き坂を登りつめた先にあるのは、普通の猫として平凡な最後なのよね。 でもその時が来るまでやっぱり頑張り続けるしかないわ。 だってワタシには猫の誇りがあるもの。

 誇り高い猫は、どんな事があっても義務を放棄する事なんかできないのよ。

 

  

 

 結局最後の最後まで、ワタシは町内の治安維持に努め、同居人の面倒を見続けるしかないのよ。 これはホントに過酷な義務だけれど、ワタシはそれを全うするわ。

 

  

 

 んじゃ、チョッと気を取り直してパトロールするわ。

 

 

 皆様、よもちゃんの過酷な生活と、それに耐える哲学的思考に賛同していただけたでしょうか?

  1. 猫の生活
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2011-06-27 11:43

反民主党デモ 札幌

 昨日は久しぶりの快晴でした。 素晴らしいデモ日和でした。

 「在日特権を許さない市民の会」札幌支部、俊傑憂憤の集い、そよ風北海道は、共同で反民主党デモを決行しました。

 

  

 

 集合場所の大通り公園に行くと、薔薇が満開です。 辺りに薔薇の香りが満ちて夢のようです。

 

  

 

 集合場所の西10丁目では、ダンスをしたり太鼓を叩いたりして、大勢の人達が快晴の休日を楽しみます。 先日の土砂降りの大通り公園とはまるで別世界です。

 

  

 

 デモ隊の仲間も集まってきました。 

 

  

 

 まずは各団体代表が民主党糾弾演説を行います。 この演説で参加された維新政党新風の方が、今の日本の問題を象徴するような話をなさいました。

 この方は小樽の方なのですが、この方が先日小樽で日の丸を掲げて街宣していると、いきなり警察官から職務質問されたそうです。 警察官は「日の丸を揚げた怪しい人間がいると言う通報があったので、調べに来た」と言ったそうです。

 

  

 

 街で自国の国旗を揚げていると、怪しまれて警官に尋問される・・・・・・。

 

 こんなバカな国が世界中他にあるでしょうか?

 北朝鮮中国だってそんなバカな事はありえないでしょう?

 

 でもこれが今の日本の現実です。

 ちなみにこの警察官は話をしたらすぐ引き取ってくれたそうですが。

 

  

 

 さて演説が終わるとデモ隊は出発します。 

 

  

 

 気温は25度前後でしょうか、そよ風が吹いて日の丸はカッコよくはためき、最高のデモ日和です。

 これから大通り公園の西10丁目からテレビ塔前の一丁目まで大通公園に沿って進み、それから折り返して、反対側をまた西10丁目まで戻るコースです。

 

  

 

 快晴の日曜日、オマケにこの日は大通り公園でフラワーフェスティバル、つまり大規模園芸展覧会をやっているので、大層な人出です。

 

  

 

 デモ隊は30人弱で、今までの在特会のデモでは少人数ですが、とにかく意気軒昂で大声でシュプレヒコールを上げなが行進します。 ワタシも思いっきり声を挙げました。

 

  

 

 大通公園もまたその近辺も人で一杯ですから、大勢の人がデモ隊を見ています。 

 嬉しい事に大変皆様好意的です。

 観光バスの中から手を振ってくれた女性や、拍手してくれる年配の方。

 

  

 

 みんな民主党政権には辟易しているのだと思います。

 でも奇妙な事に、正面切ってノーを突きつける人は少ないし、なぜか反民主党デモも、今回が初めてなのです。

 これが日本の現実でもあります。

 

  

  

 

  

 

  

 

  

  1. 個人的体験から
  2. TB(0)
  3. CM(3)

2011-06-25 18:32

夏至を過ぎて・・・・

 昨日は用事があって5時過ぎ家を出て、市民ホールへ向かいました。

 

  

 

 自転車で円山公園を抜けようとすると、傾いた日がニセアカシアの大木を照らしています。

 

  

 

 ニセアカシアの木は花を満開にして白く光ります。

 

  

 

 先日までは気温が25℃を超えてすっかり夏の気分だったのですが、それから雨が続きまた気温が下がりました。

 

  

 

 そして昨日はまた最高気温が16℃と言う涼しさで、まるで夏が去ったようです。

 

  

 

 それでも夕方になって、空は晴れて青く澄みました。 

 

  

 

 青空とニセアカシアに引かれて写真を撮っている間にさらに日が傾いてゆきます。

 

  

 

 そう言えばもう夏至過ぎました。 エゾヤマザクラが実を付けています。

 

  

 

 これから少しづつ日が短くなるのですね。

 

  

 

 それでもまだ暫くは、夕暮れの光を楽しめるでしょう。

 

  

 

 円山が夕日に輝きます。

 

  

 

 ニセアカシアの花もまだ数日は散らないでしょう。

  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2011-06-23 21:45

「山猫」のヨーロッパ

 yuyuさんのクラウディア・カルディナーレについてのエントリーで、アムゼル君やsonoさんのコメントが面白いです。

 

 http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/2330520/

 

 ヨーロッパの民族と言語世界が、いかに日本のそれと違うかが良くわかります。

 

 ところでクラウディア・カルディナーレはルキノ・ヴィスコンティの「山猫」でのアラン・ドロンとの共演が有名です。

 

 この「山猫」でクラウディア・カルディナーレはシチリアの成金町人の娘、アラン・ドロンは没落名門貴族青年の役を演じました。

 そして主人公はアラン・ドロンの伯父役でシチリアの名門貴族サリーナ公爵ですが、これはバート・ランカスターが演じました。

 

  

 

 ところでバート・ランカスターはアラン・ドロンやクラウディア・カルディナーレと違ってラテン系じゃないですよね?

 

 そしてこの「山猫」に出るまで西部劇のスターで、名門貴族とは全然見当違いとの評論があったようです。

 

 ところがシチリア貴族を良く知る人達によれば、バート・ランカスターはシチリア貴族にピッタリで、ヴィスコンティの慧眼を思い知ったと言うのです。

 

 そして塩野七生さんもそう評しています。 ちなみに塩野さんの元ご主人はシチリア貴族でお医者さんです。

 

  

 

 実はこのサリーナ公爵家は、ノルマンシチリア王国の貴族です。 

 

 シチリア島と南イタリアはローマ帝国衰退後、アラブ人の支配下に入ります。 11世紀末にノルマン人の一派が、この南イタリアとシチリアに侵攻してアラブ人を征服して、自分達の王国を作りました。

 

 サリーナ公爵家はこのノルマン人の末裔なのです。 そして先祖代々ノルマン貴族同志で婚姻を続けたので、「山猫」の時代19世紀末になっても、サリーナ公爵はノルマン人の容貌をしています。

 

 ジュゼッペ・ランペドゥーサの原作では、金髪碧眼の大男です。

 

 11世紀からイタリア人ではありますが、全然ラテン系ではないのです。 そしてノルマン人と言うのは極めて猛々しい民族です。 

 

 西部劇スターが適役だったのは偶然ではないでしょう。

 

  

 

 yuyuさんはシルヴァ・コシナについてもエントリーされていました。

 

 http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/2328282/

 

 彼女はクロアチアのザグレブ出身だそうです。 

 

 クロアチアのザグレブは実は元々第四次十字軍の頃から、ベネチア共和国領です。 ベネチア共和国はアドリア海の制海権を確保する為、また当時長距離航海が難しかった事から、ベネチアからアドリア海に沿って、多数の港町を作りました。

 

 イタリア語ではラグーザと言われたザグレブはその中でも重要な都市でした。

 

  

 

 元々クロアチアに住んでいた人達は南スラブ人(ユーゴスラブ人)です。 しかし人口の少ないベネチアは支配下に置いたスラブ人を優遇しました。 

 

 しかしベネチアはアドリア海制海権だけが目的ですから、海岸の一部だけしか支配しませんでした。

 

 それで旧ユーゴでイタリアに隣接する一部とそれに繋がる海岸部分だけが、ベネチア領としてイタリア文化圏になったのです。

 

 ナポレオンの征服でベネチア滅亡後は、ベネチア共々オーストリア領になり、更に曲折を経て第二次世界大戦後ユーゴスラヴィア領になりました。

 

 そしてその後ユーゴ紛争の時、他の文化圏に入った南スラブ人との民族問題として、流血にまで至ります。

 

  

 

 ヨーロッパの映画を見ていると、一本の映画に様々な国の俳優が出演しています。 文字通りヨーロッパは一つそのものです。

 

 こんな事が出来るのも、結局ヨーロッパの国家間の国境、言葉の違いと言う物の意味が、日本人の考えているそれとは根源的に違うからです。

 

 だからEUも成立しました。

 

 しかしこのような条件はアジアにはありません。 それを知らないでアジア共同体なんて言われても困るのです。 

  1. こけつまろびつヨーロッパ
  2. TB(0)
  3. CM(18)

2011-06-23 20:25

SPEEDI隠蔽について

 政府は原発事故の直後からSPEEDIの資料を隠蔽しました。 

 この件について6月17日の参議院予算委員会で、森まさ子議員が質問しています。

 

 

 

 

 

 森議員のこの質問から重要な事がわかります。 

 

 原子力安全技術センターでは、事故直後ベント指示が出る前に保安院と文部科学省の要請を受けて、SPEEDIで放射性物質の拡散予想作成して、それを文部科学省と保安院に送りました。

 

 ところが文部科学省も官邸もそれを隠蔽して、住民避難に活用しませんでした。

 

 高木文部大臣はその理由を「SPEEDIは内部資料であり、公開を前提にしていない。 その後モニタリングに活用した。」

 

 菅直人と海江田は「自分達の所には届かなかったので、知らなかった。」と言いました。

 

  

 

 ところが森議員は指摘しているのですが、原子力災害特別措置法では「事故発生直後の住民の避難指示はSPEEDIの予想図を使って行う」と定められていると言うのです。

 そして原子力災害総合防災訓練でも、これを前提として訓練が行われていると言うのです。

 

 これは合理的な話です。 SPEEDIはこれまで一度も使われた事はなく(だって今まで原発事故がなった)その有効性には、確かに疑問はあります。

 

 しかし原発事故で放出される放射性物質は、風に乗って風下に流れると言う事は間違いないのです。 だからデータが揃う前にとりあえず避難するためには、SPEEDIを使うしかないのです。

 

  

 

 ところが民主党内閣はSPEEDIを隠蔽して、多数の人々を被爆させるとともに、必要のない避難をさせて多くの人々の生活を破壊しました。

 

 しかし何で民主党内閣はSPEEDIを隠蔽したのでしょう?

 

 ワタシは菅と枝野が言うように、ホントにこのSPEEDIのデータを知らなかったのではないかと思います。 また高木もこのSPEEDIの意味を理解できていなかったのではないかと思います。

 

 知らなかったんなら仕方が無い?

 

 いいえ、トンデモありません。 最悪です。

 

  

 

 元々原子力災害特別措置法では、原発で大事故が起きたら、官邸に原子力災害総合対策本部を設置します。 そしてそこに全閣僚と、原発専門家が詰めます。

 

 また国の防災基本計画でも、今回のような大災害が起きた時は、官邸で中央防災会議を開きます。 そこに全閣僚と自衛隊消防などの防災関係者が詰めます。

 

 今回は地震と原発事故がダブルですから、普通に考えれば官邸に全閣僚、原子力専門家、そして自衛隊と消防などの防災関係者が一緒に詰めれば良いのです。

 

   

 

 しかしこれは脇雅史議員の質問(脇雅史質問から見える事)で明らかですが、民主党内閣は地震発生直後も、更にその後も官邸に閣僚が揃う事はありませんでした。

 

 原子力災害総合防災本部も、中央防災会議も閣僚が揃わないので、全く機能しなかったのです。

 

 だから経産省が東電の社長を自衛隊にヘリに乗せて貰ったのに、それを北沢が追い返すと言うような事態も起きました。

 

 もし原子力総合対策本部が機能していれば、SPEEDIも文部省と官邸に上がれば、そのまま避難を担当する自衛隊や消防がそれを生かしたでしょう。

 

 また原発に水を掛けるのにも最初からハイパーレスキュー隊の屈折消防車が使えたでしょう。

 

 そもそも全閣僚が揃う意味は、大災害で全省庁が力を合わせなければならない時に、情報を共有して連携して動く為です。 

 でも民主党内閣はそれを理解していなかったのです。

 

  

 

 結局菅と海江田と枝野辺りが官邸で、原発事故に狂乱する一方、他の連中は何をそれぞれ好き勝手に遊んでいました。

 

 高木は地震も津波も原発もなんのその、朝鮮学校の無償化にしか関心がありませんでした。 福島の子供達を避難させるどころか、津波で学校がされても、子供や教員が大量に死んでも、どうでも良かったのです。

 

 外務大臣は海外から届いた防護服なんかロクに把握していないし、津波なんかボク知らないです。

 海外への広報など重大な仕事はあるのですけどね。

 まして被災外国人への対応なんか全然興味がなかったのです。

 

 農水大臣は勿論、避難地域の酪農家の事や、家畜の事なんか欠片も考えていません。

 

 コイツラだって2010年の原子力災害総合防災訓練には閣僚として参加したはずなのに・・・・・。

 

  

 

 こんな調子だからせっかくSPEEDIで正確な予測が出ても何もならないのです。

 

 優秀な官僚が正確な資料を揃えても、それが何かも理解できないで、ヒステリーを起こしてパニックを起こして、見当違いの命令を出して、支離滅裂な事故対応しかできないのです。

 

 しかも民主党内閣はその問題を理解する能力はありません。

 

 もしも最低限それを理解する能力があれば、宮崎口蹄疫の時に、北朝鮮の寧辺島砲撃の時に、それを学んでいたでしょう。

 

 でもあの事件の後も、民主党の危機管理の問題を散々国会やマスゴミからも指摘されましたが、連中は分けのわからないことを言って、自己を正当化するだけで何も学ばなかったのです。

 

  

 

 挙句に国会で「知らなかったんだから仕方がない。」です。

 

 ちゃんと真面目に訓練を受けていれば知らないはずの無い事を「知らなかったから仕方がない。」なんてあり得ますか?

 

 「知らなかったから仕方がない」なんて事が許されるのは、ホントの部外者などその事を知る必要など全くなかった人達だけです。

 

 原子力総合防災訓練って、内閣の重要な仕事です。 国民は給料も権限もその仕事をするので与えたのです。

 それを綺麗サッパリ忘れてしまったので、何の役にも立ちませんでした。

 

 ところが連中はそれを恥ずかしいとも悪いとも思っていないのです。

 

  

 

 多くの保守派の人達は民主党内閣を、イデオロギーの面から批判しています。

 

 でもワタシは今はイデオロギーと言うより、ホントに最低限の仕事をしない事から連中が許せません。

 

 口蹄疫もそうですが、原発事故処理もイデオロギーには何の関係もありません。 ソ連でもアメリカでも原発事故には、政権が必死に対応しました。

 

 でも日本の政権はそうではありませんでした。

 彼等には最初から、自分達が国民の安全を守らなければならないと言う発想はなかったのです。 そして勿論実務能力もなかったのです。

  1. 原発
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2011-06-23 13:04

土砂降り

 昨日は朝から曇っていました。

 

  

 

 ワタシは用事があって市役所まで出かけました。

 

  

 

 お天気ネットで確認すると、一日中曇りですが、傘マークはありませんでした。

 

  

 

 それで安心して自転車で出かけました。

 

  

 

 しかし大通り公園に着いた頃から、雨が降り始め、間もなく土砂降りになりました。

 

  

 

 逃げ込む場所を見つける前に全身ずぶ濡れになりました。

 

  

 

 雨脚の弱ったところで、市役所に駆け込み用事を済ませました。

 

  

 

 市役所を出ると、雨は上がっていました。

 

  

 

 しかし全然信用のできない空です。

 

  

 

 早々に帰る事にしました。

 

  

 

 家に向かって走り出すと、また雨が降ってきます。

 

  

 

 寒くはないけどゲンナリです。

 

  

 

 とにかく必死でペダルを踏みました。

 

  

 

 それでも土砂降りの大通り公園の写真を撮る機会はそうないと思ったので、時々自転車を止めて写真を撮りました。

 さすがに人気はなく、普段と違って大変陰気です。

 

  

 

 市役所に行ったのは「住民基本台帳カード」と言うのを作る為です。 実は7月7日に泊原発の見学会と言うのがあります。

 それに参加するのに写真付き身分証明書と言うのが必要なので作ったのです。

 

 原発の見学会は参加料1500円で、余市や岩内の観光、昼食、サクランボ狩りまで付いています。

 住民基本台帳を作るには500円と顔写真が要ります。 

 

 顔写真は無地の背景のものと言うので、お隣の壁を背景に自分にカメラを向けて、両手を伸ばして「ハイ、チーズ!」

 現像代金37円でした。

 

 恐ろしく醜悪な写真ですが、モデルを正確に写していますから、証明写真としはパーフェクトです。

 

 その内原発とサクランボ狩りをエントリーします。

  

 

  

  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(1)

2011-06-22 22:48

まだトウデンガー!!

 毎日新聞はまだ「トウデンガー!!」で頑張る気のようです。 

 

風知草:株価より汚染防止だ=山田孝男

 そろそろ原発以外の話題をとり上げたらどうかと心配してくださる向きもあるが、そうもいかない。福島原発震災は収束どころか、拡大の兆しが見える。この大事と無関係に政局を展望することはできない。

 

 京大原子炉実験所の小出裕章助教(61)といえば、いま最も注目されている反原発の論客の一人だ。原発が専門だが、名利を求めず、原発に警鐘を鳴らし続けてきた不屈の研究者として脚光を浴びている。

 

 その小出が16日、テレビ朝日の番組に登場し、こう発言して反響がひろがった。

 

 「東京電力の発表を見る限り、福島原発の原子炉は、ドロドロに溶けた核燃料が、圧力鍋のような容器の底を破ってコンクリートの土台にめり込み、地下へ沈みつつある。一刻も早く周辺の土中深く壁をめぐらせて地下ダムを築き、放射性物質に汚染された地下水の海洋流出を食い止めねばならない」

 

 さっそく政府高官に聞いてみると、いかにも地下ダムの建設を準備中だという。

 

 ところが、さらに取材すると、東電の反対で計画が宙に浮いている実態がわかった。原発担当の馬淵澄夫首相補佐官は小出助教と同じ危機感を抱き、地下ダム建設の発表を求めたが、東電が抵抗している。

 

 理由は資金だ。ダム建設に1000億円かかる。国が支払う保証はない。公表して東電の債務増と受け取られれば株価がまた下がり、株主総会を乗り切れぬというのである。

 

 筆者の手もとに、東電が政府に示した記者発表の対処方針と応答要領の写しがある。6月13日付で表題は「『地下バウンダリ』プレスについて」。バウンダリ(boundary)は境界壁、つまり地下ダムだ。プレスは記者発表をさしている。

 

 対処方針は5項目。要約すれば「馬淵補佐官ご指導の下、検討を進めているが、市場から債務超過と評価されたくないので詳細は内密に」だ。

 

 応答要領の中でも愚答の極みは「なぜ早く着工せぬ」という質問に対するもので、ぬけぬけとこう書いている。

 「地下水の流速は1日5センチメートルから10センチメートルなので、沿岸に達するまで1年以上の時間的猶予があると考えている」

 

 記者発表は14日のはずだったが、東電の株主総会(28日)の後へ先送りされた。

 福島原発の崩壊は続き、放射性物質による周辺の環境汚染が不気味に広がっている。株価の維持と汚染防止のどちらが大切か。その判断もつかない日本政財界の現状である。

 

 政府当局者の一人がこう言った。「あの(太平洋)戦争でなぜ、指導部が的確、着実に作戦を遂行できなかったか。いまは分かる気がします」

 誰も信じない、東電の「収束に向けた工程表」という大本営発表が続いている。

 

 菅直人を東条英機になぞらえる向きがある。万事に細かく部下を怒鳴るからだ。東条はサイパン島陥落で敗戦濃厚となった1944年7月退陣。後継首相の小磯国昭が8カ月半。さらに鈴木貫太郎に代わり、原爆を二つ落とされ、天皇の聖断を仰いで戦争は終わった。

 

 なぜ、早く停戦して戦禍の拡大を防げなかったか。無理筋の戦局打開案が飛び交い、常識が見失われ、国の意思決定が遅れたからだ。今と似ている。いま最も大事な課題は放射能汚染阻止だ。空論に惑わされず、核心へ集中するリーダーシップが求められている。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

 

 http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110620ddm002070081000c.html

 

  

  

>その小出が16日、テレビ朝日の番組に登場し、こう発言して反響がひろがった。 

 

 

 これがテレ朝での小出先生の解説です。 

 

 福島第一原発の1号機、2号機、3号機はメルトダウンしただけでなく、完全に溶けた核燃料が、圧力容器の底を抜いて、格納容器の底も溶けて穴が開き、その穴から下のコンクリートの上に落ちていると言うのです。

 

 しかもそのコンクリートをも溶かしながら、地下へ潜り込んでいると言うのです。

 

 そうなるとそれが地下水と接触した場合、深刻な地下水汚染が起きます。 またそれが海に流れ込むと、海洋汚染になります。

 

 そこでそれを防ぐために、原発の周囲を囲んで地下の岩盤まで届く地下に壁を作り、原発周囲の地下水と地下に潜り込んでしまった核燃料を遮断するしかないと言うのです。

 

 これがこの記事の言う「地下ダム」です。

 

 ちなみにこうなるともう冷却は不可能です。 だって上から掛けた水は地下の核燃料までは届きません。

 このまま地下で崩壊熱がで終わるのを待つしかありません。

 

  

 

 勿論これは小出先生の推測で、別な考え方の人も居るようです。

 

 しかし地下水の汚染が出たら結果は極めて重大ですから、この危険があるなら是非この地下ダムを作るべきだと思います。

 

 ところがこれが全然進まないのです。

 

 そしてこの毎日新聞の記事では、「トウデンガー」が反対だからと言うのです。

 

 でもそんなバカな事はありません。 そもそもこれは原子力特別措置法では、東電がいくら反対しても、政府の建言でできる事です。

 

 逆に東電がいくら「地下ダム」を作りたくても、東電だけでこれを作ることはできません。

 

 なぜなら原発構内で構造物を作るには、政府の許可が必要です。 その許可を政府が出さなければ、東電がいくら気前よくお金を使う気でもどうにもならないのです。

 

  

 

 例えば福島第一原発の吉田所長は、今大きな余震が起きて、再度大きな津波が来るのを最も恐れています。 なぜなら前の津波でそれまでの防波堤も、原発沿岸の構造物も全部壊れてしまいました。 だから今度津波が来たら、今度こそ原子炉を直撃する事になるからです。

 

 だからその為に事故直後から防波堤を再建するようにと懇願していました。 けれど政府が法律で決められたアセスメント等を平時同様要求するので、いつになったら着工できるのかわからない状況が続いた挙句、ようやく二か月後に着工できるようになりました。

 

 政府の許可を必要としないのであれば、今頃は完成していたでしょう。

 

  

 

 また原発構内には、1号機、3号機の爆発で吹き飛んだ建屋の瓦礫が残っています。 これは非常に放射線量が高くて危険なので、作業の邪魔になっています。

 

 何とか一時的にせよ、埋めるなり他所へどけるなどしないと、作業能率が上がらないのですが、これも政府が許可しなければできません。

 

 放射性廃棄物の処理には国が細かな基準を定めているのです。 民間企業でしかない東電はそれを守らなければならないのです。

 

  

 

 そしてこの動画でも問題になっている汚染水の問題もそうです。

 

 この汚染水の話は小出先生だけでなく、前に紹介した上原春雄博士も、青山繁治氏も事故の当初から指摘してこられました。

 

 穴の開いた原子炉に水を掛けて居るのですから、汚染された水がドンドン出てきます。 だからこれは掛ける端から回収して、ろ過した上で冷却に使うべきであると言われていました。

 

 とにかく掛けた水は出来るだけ汲み上げて、タンカーなどに入れて置くべきだと言われていたのです。

 

 しかし政府はこれを4月末まで放置したのです。

 でも東電にはどうする事もできません。 

 

 なぜなら福島第一原発は正規の港ではないので、タンカーを持ってきても、国土交通省が特別な許可を出さなければ、接岸できません。 勿論タンカーに汚染水を入れるにも政府が特別に許可しなければなりません。

 

  

 

 また問題になっているフランスアレバ社との契約だってそうです。

 あれはサルコジが菅に怒鳴り込んでやらせました。

 

 恐ろしい話だけど、あのアレバ社から後でいくら請求書がくるかはわからないのです。 

 

 ホントに東電が株主総会を恐れるなら、こんな契約は絶対しないでしょう。 そもそも今や支払能力に疑問のある東電をアレバ社が相手にするはずもないのです。

 

 政府が東電に関係なく契約しちゃったのを、東電はどうにもできないのです。

 

 これが政府と東電の力関係です。

 

  

 

 原子力災害特別措置法では、首相が本部長を務める原子力災害総合対策本部に強大な権限を与えています。 そして原子力災害総合対策本部には全ての閣僚が参加します。

 

 しかし上の事情を見ていれば、なぜそのように政府に強大な権限を与えたかわかります。

 

 つまり通常の核廃棄物処理などの法律では、到底対応できない、対応に大変時間がかかる事が、幾らでも出てくるのです。

 

 だから原子力災害に対応するのは、民間企業では無理なのです。

 

 こんな場合にこそ、政府が超法規的措置を駆使して迅速に対応するべきなのです。

 まさに政治主導でするしかないのです。

 

  

 

 ところが民主党政権は何と、原発対応を東電に丸投げしてしまったのです。 でも東電に必要な権限を与えたわけではありません。

 

 東電は結局民間企業として、法律の許す範囲でできる方法だけを使ってしか事故に対応できないのです。

 

 そうなると出来る事は、とりあえず水を掛ける事ぐらいです。 そして後は元あった施設を少しづつ修理するぐらいです。

 

 政府の命令を無視してできるのは、海水注入の継続のように、外部から人や機材の応援なしに全部現場だけで出来る事だけです。

 

 これでは事故処理の能率が上がるわけはありません。

 

  

 

 なぜ政府が原発事故処理を東電に丸投げしたのか?

 

 それは政府がこのような問題に関わりたくないからでしょう。 つまり瓦礫を原発構内で処理するとか、そのような事を決定すれば、また福島県と揉めます。

 

 だからこそ政府がやるしかないのですが、しかし民主党とすれば自分の見栄えの良いパフォーマンス以外の事は絶対にしたくないのです。

 

 そしてまたする能力もありません。

 

 本来この事故処理の第一線の指揮官であるはずの、現地対策本部長は経済産業副大臣です。

 

 ところがこの現地対策本部長池田元久が、勝手に現地を逃げ出して東京へ帰っていました。 しかも経済産業副大臣は辞めたくないとゴネると言うありさまです。

 

 でも民主党政権には何もできません。

 海江田も福山も枝野も、誰よりも菅直人が好き放題やっているんだから、何も言えないのでしょう。

 

  

 

 これでは事故が最悪化するのも当然です。

 

 そしてこうなると事故の被害の補償問題はどうなるのでしょうか?

 

  海外の東電の株主たちは既に、東電経営陣への株主代表訴訟を計画しています。

 

 こうなると否応なしに、東電の責任と国の責任が明確化されます。 国の責任で増えた賠償額まで東電に請求されたら堪りません。

 

 例えば国がSPEEDIの資料を隠蔽したために起きた被爆なんか典型ですね。

 

 逆に言えば、政府はこの株主代表訴訟を通じての責任追及をかわすためにも、やたらに原発事故への補償には熱心なのです。

 

 ヘンな話だけど、遅々として進まない事故処理とは裏腹に、この方だけはやたらに迅速なのです。

 

  

 

 しかしなぜか、マスゴミは政府の尻馬に乗って「トウデンガー!」を言い続けました。

 

 どの道今までマスゴミが原発に関して報道してきた事は、ホントに嘘ばかりでした。

 

 「東電がベントを渋ったので、菅直人がヘリでベントをさせに行った」

 

 「東電が廃炉を嫌がって、海水注入を遅らせた」

 

 これは皆嘘でした。 一体どこからこんな嘘を仕入れたのでしょうか?

 

 でもまだまだ続けるようです。

 

 

 

  

  

 

 

  1. 原発
  2. TB(0)
  3. CM(24)

2011-06-22 19:34

怠惰な生活 続き

 札幌にもとうとう夏になりました。 しかし快適な気候に誘われて、よもちゃんの夜遊びは歯止めがなくり、その結果散々朝寝をして、そのまま昼寝へともつれ込むと言う体たらくです。

 

 

 よもさん!! 好い加減になさいよ!! 少しは規律のある生活を考えなさいよ!!

 

  

 

 規律ねえ・・・・。 同居人はネットウヨのクセに、よくもまあワタシにそんな事言えるわね。 昼間起きて2チャンをして夜寝ることは、夜に猫としての社会的義務を果たし、それで昼間寝るより立派な事と言えるのかしら?

 

 失礼ね!! ワタシは2チャンなんかそんなにしてないわよ。

 

  

 

 そんなに? つまり昼間から2チャンをしていると言う事実は否定できないでしょう。 そういう人間が愛国心とか、日本の国益とか言うから、ネットウヨなんて言われて、ブサヨのプロパガンダの出汁にされるのよ。

 札幌在特会だって、他のメンバーは皆、お仕事で忙しいのに、休日は街宣やその他の活動をして頑張っているのよ。 だのに同居人ったら、ウィークデーの昼間からネット三昧、挙句に役に立ちそうな事は何もできなんだから。

 結果は典型的なネットウヨとして、他の人達の評価を落とす事になっているのよ。

 同居人もワタシに「規律」なんて言うなら、自分の生活態度も反省して欲しいものだわ。

 

 な、なんでそんな話に・・・・・。

 

  

 

 あら、お日様が殆ど真上じゃない? 今何時?

 

 もう11時過ぎよ!!

 

  

 

 もう11時? 何でそれを早く言わないのよ? ワタシは同居人みたいな暇人じゃないのよ。 少しは気を利かせて起こしてよ。

 

 だからさっきから起きなさいって言ってるでしょう!!

 それなのに、朝寝の正当化をし続けたのがよもさんよ!

 

  

 

 おお、お庭のミズヒキソウが随分伸びたわね。 今年は綺麗に咲くかしら?

 

 誤魔化さないでよ!!

 

  

 

 オヤ!?? あれは子スズメだわ。 そうだ裏の家の壁の隙間の巣から巣立ったのね。 

 捕らなきゃ!! 巣立ったばかりの子スズメって、簡単に捕れて美味しいのよね。

 

 よもさん!!

 

 

 よもちゃんは起き出して出て行ってしまいました。

 

 

  

 

 全く猫の生活も楽じゃないわ。 特に飼い主が貧乏だと、ホントに大変よ。

 

  

 

 チコ様は「飼い猫の待遇を見直させる会」の会長選挙に出馬すべきか。」 と仰っていたわ。

 

  http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/2329794/

 

  

 

 もしチコ様が「飼い猫の待遇を見直させる会」の会長に出馬されるなら、ワタシはチコ様の選挙運動を全力で支援するわ。

 無給で政策秘書でも何でもするわ。

 

  

 

 民主主義は自分の権利は自分自身で守る制度よ。 だから自分で努力しなければ、政治なんか良くならないのよ。 政治家を責めても問題は解決しないのよ。

 

  

 

 「ロクな政治家がいない」「政治家は売国奴ばかりだ」なんて言うなら、そうでない政治家が選挙で勝てるように応援したり、それでも不服なら自分が立候補すれば良いのよ。

 だってそれが民主主義国家の市民の義務なのよ。

 

  

 

 そうよ!!  この飼い猫の置かれた過酷な状況を改善するためには、チコ様に「飼い猫の待遇を見直させる会」の会長になって頂くしかないのよ。

 ワタシ、頑張るわ!! 

 

  

 

 チョッと一休み。

 

 

 JFケネディばりの立派なコトを言ったよもちゃんですが、言う傍から一休みです。

 でもこれが猫の現実なんです。

  1. 猫の生活
  2. TB(0)
  3. CM(2)