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2010-09-25 13:45

拉致問題を考える道民集会 札幌

 23日、札幌で拉致被害者を救うための集会があり、ワタシも出席しました。 尤も会場のホテルを捜すのに手間取り遅刻してしまいました。

 

 それでも会場に入ると、在特会やいつも一緒に行動している他の保守団体の仲間が、結構来ていました。

 

 同様の集会は去年もあったのですが、今年は中山恭子先生の代りに、民主党の拉致担当副大臣が来ていました。

 集会の最初に挨拶したのはこの男でした。

 

  

 

 東祥三と言う男です。 

 拉致解決へのビジョンは一切示しませんでしたが、代りに民主党の拉致問題解決への取り組みだけを延々と話ました。 勿論、テロリスト金賢姫を招いたことを、恥知らずにも自慢していました。

 しかし国民へも被害者家族にも何の説明もないまま、「実行犯の引渡し」と言う今まで日本が堅持してきた条件を削除した件には全く言及しませんでした。

 

 会場全体にシラ~~っとしたムードが漂いました。

 それでも礼儀正しい人も居るので、演説の後は一応拍手もありました。

 ワタシは金賢姫の話が出たときに「恥さらし!!」とやじりたくなって困ったんですけどね。

 

 帰宅してからネットでこの男の学歴を見て、頭がくらくらしました。

 

  • 1964年3月 板橋区立第10小学校卒
  • 1967年3月 板橋区立第2中学校卒
  • 1970年3月 東京都立板橋高等学校卒
  • 1975年3月 創価大学経済学部卒
  • 1983年3月 創価大学大学院博士課程終了

 

 http://www.azuma-shozo.jp/profile.html

 

 今までに拉致問題解決の為に努力した経歴は、一切無いようです。

 管直人はじめ、民主党には、拉致被害者が帰国して絶対困る人達が大勢いるのだから、拉致問題解決に努力した経験のある人が拉致担当大臣になどなれるわけはないのですけど。

 

  

 

 次に去年同様高橋北海道知事の挨拶があり、それから横田滋さんのお話がありました。 そこでめぐみさん拉致当時の状況を話されました。

 ご高齢なので座って話されました。

 

 ワタシはこのお話を聞くと胸が痛くなります。

 こんな比較は失礼なのですが、ワタシの猫は今まで何度かプチ家出をしています。 ワタシはその度に泣きそうなりました。

 「どこかに閉じ込められているのではないか?」「怪我をして動けなくなっているのではないか?」「早く見つけて助けないと死んでしまうのではないか?」と思ってしまうのです。

 自分でも馬鹿馬鹿しいと思いながら、この心配と不安を消すことが出来ず、帰ってくるまでオロオロと町内を探し周りました。

 

 一人暮らしのワタシにとっては猫は家族です。 けれどやはり所詮猫です。 

 それでもこんなに辛いのに、我が子がある日突然帰って来なくなった、不安と悲しみはどれ程かと思います。

 ワタシだったら気が狂うかも知れません。

 

  

 

 次に高世仁さんが話されました。 高世さんは今の絶望的な拉致解決の状況を承知で、この問題解決の意義と希望を話されました。

 

 それは日本の拉致被害者家族会など、拉致問題を解決しようとする人々の努力によって、北朝鮮の拉致が日本だけではなく世界的な問題であることが明るみに出て、世界がこれを解決しようと言う諸端を作ったことです。

 これは日本がこの深刻で凶悪な人権問題解決への一歩を進めた事で、誇るべきであると言う事です。

 

 そして今回の尖閣諸島での中国人船長逮捕の問題で、聖徳太子の対隋外交に付いて話されました。

 聖徳太子の時代、芥子粒のような新興国日本が、超大国隋に対して周辺諸国で始めて、対等な外交関係を申し入れました。

 この時の日本の国書「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや」を見た煬帝は、激怒しともいわれます。

 しかしこれで日本と隋は対等の関係を築き、その日本は遣隋史を送り、隋から様々の事を学んだのです。

 

 中国史上でも有数の暴君煬帝を相手に、古代の日本はこのような外交を行えた国だと仰いました。

 

 今こそ日本人はこの聖徳太子の勇気と英知を思い出すべきです。

 

  

 

 最後に「救う会北海道」の代表の方が話されました。 

 横田滋さんは実は札幌南高(旧札幌一中)でそのご縁で、救う会北海道の代表になられたそうです。

 

 この方のお話で北海道は全国で一番特定失踪者が多いと言うことを知りました。

 道内全域に広がる失踪者の失踪地点は実に不気味です。

 

 海岸だけでなく富良野、旭川、美唄と言った内陸部からも消えた方達が居るのです。

 

 しかしこれは当然かも知れません。 

 ワタシはこの北朝鮮の拉致は、海から上陸した工作員が、海岸でであった人を手当たり次第に連れて行ったなどとは全然思っていません。

 

  

 

 それからこれはワタクシ事ですが、どうやら横田めぐみさんはワタシや妹と同じ小学校に通っていらしたようです。

 横田滋さんは日銀の職員でした。

 そして名古屋勤務中は、日銀の職員住宅にお住まいでした。

 

 ワタシが名古屋で通った小学校には、この職員住宅から通う日銀職員の子が何人も居たのです。 皆凄く勉強が出来る子ばかりでした。

 横田めぐみさんがバドミントンの強化選手で、合唱ではソロ部分を歌うほど歌が上手い事は報道されています。 でもあの頃の日銀職員の子供達を思い出せば、勉強も凄くできたのだと思います。

 

 つまり勉強も出来てスポーツも出来て歌も上手い、スーパー美少女だった事は間違いないでしょう。

 そういう子北朝鮮の工作員に紹介して、さらに下校時間や帰宅経路を知らせた人間が居るのです。

 

  

 

 拉致問題は世界最悪の人権問題であると同時に、最悪の主権侵害でもあります。

 しかし民主党政権と自称人権活動家達の、殆ど冷笑的とも言える対応を見ると背筋が冷たくなります。

 

 そしてそれでもこのような政権にすがるしかない被害者と家族の方達の心中はいかばかりでしょうか?

 

 横田滋さんは「関心を持ち続けて欲しい」と仰いました。

 けれど日本人の多くがこれに関心を失い、その結果こんな政権が出来たのです。

 

 それはやがて放埓な無関心を続けた人間達に返ってくるのです。

 

 

  

  1. 個人的体験から
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2010-09-25 11:14

外交的配慮へのお返し

 日本に謝罪と賠償要求=船長帰国、「拘束で主権侵害」-中国

 

 【北京時事】中国外務省は25日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖での漁船衝突事件で処分保留のまま釈放された中国漁船の◆(簷の竹かんむりを取る)其雄船長(41)が帰国した後、「日本側は船長を違法に拘束し、中国の領土と主権、国民の人権を侵害した」と強く抗議する声明を発表し、日本側に謝罪と賠償を求める方針を明らかにした
 声明は「釣魚島と付属の島が中国固有の領土で、中国は争う余地のない主権を有している」と改めて強調。「日本側の取った司法措置はすべて違法で無効で、日本側はこの事件について中国側に謝罪と賠償をしなければならない」と指摘した。
 その上で「中日両国が近隣として、戦略的互恵関係を発展させる方向を堅持することは両国民の利益に合致する。双方が対話と協調を通じて両国間の問題を解決し、両国関係の大局を維持するという中国側の立場に変更はない」と強調した。 
 中国側が船長釈放後も強硬な姿勢を崩さず、謝罪と賠償を要求してきたことで、日本側との対立解消にはなお時間がかかるとみられる。
 中国側は事件後、漁船乗組員全員の即時無条件釈放を要求。◆船長を除く船員14人は事情聴取を受けた後、13日に帰国したが、◆船長は逮捕、拘置されたため、中国側は閣僚級以上の交流停止などの対抗措置を打ち出した。
 那覇地検は国民への影響や日中関係などを考慮した上で、29日の拘置期限を前に25日未明、◆船長を処分保留のまま釈放。◆船長は同日午前4時(日本時間同5時)ごろ、沖縄県・石垣島から中国政府のチャーター機で福建省福州空港に到着した。(2010/09/25-06:55)

 

 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010092500060

 

  

 

 那覇地検の外交的配慮に対して、中国が早速対応しました。

 ホントに早いですね。

 そりゃあそうでしょう。

 最初から計画していた事でしょうから。

 

 それで日本政府はどうするのでしょうか?

 謝罪と賠償をすれば、もう尖閣諸島の主権を放棄する事になります。

 

 つまりイラクと同量の石油や天然ガス資源と、それよりも何よりもシーレーン防衛に重要な要衝を中国に与える事になるのです。

 

 そして当然次は沖縄近海で同じ事が起きます。

 

  

 

 この奇怪な那覇地検の外交的配慮は、勿論那覇地検が主導したわけではありません。

 管、仙石、そして何と前原もグルだったようです。

 

 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20100925-OYT1T00154.htm

 

 この三馬鹿トリオは、田舎検事の検事の陰に隠れて、自分達の屈服外交を誤魔化そうとしたのです。

 指揮権を発動すれば、自分達が叩かれますから。

 

 つまり正面から大臣、内閣として官僚を主導するのではなく、裏から権力を使って、官僚に圧力を掛け、責任を彼らに押し付けると言う政治です。

 

 そして下の者には徹底的に高圧的に、上の者にはひたすら阿諛追従で対応する政治です。

 

 管や仙石は元々反体制活動家でした。 しかしそれは実は民主主義国家日本で、デモで火炎瓶を投げても、天皇陛下を罵倒しても、日章旗を焼いても、全然罪にもならず、それどころか政治家への道が開ける国での反体制活動です。

 

 勇気も気骨もカケラも要らない自称反体制なのです。

 

 だからホントに怖い相手が出てきたら、もうオシッコチビりそうになって、オタオタオロオロした挙句に、部下を盾にして逃げると言う最低の行為に出たのです。

 

  

 

 船長釈放で、この問題は解決どころか、益々深刻化しました。

 

 これは船員釈放後に、中国の態度が更にエスカレートした段階で十分予想できた事です。

 けれどそれを考察する能力はこの政権にはありませんでした。

 

 ワイドショーなどでよく殺人事件をとりあげ、それに至る経過を再現ドラマにしたりする場合があります。 その中で良くあるパターンに以下のようなものがあります。

 

 つまり気の弱い人が、他人から無理無体な要求をされて断れず、受け入れる。 すると相手は更に要求をエスカレートさせるが、断れずにドンドン窮地に追い込まれる。 そしてある日、耐え切れなくなって相手を殺してしまう。

 

 戦争はこんな風に始まる場合も多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 民主党
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2010-09-25 10:18

秋の影 その4

 秋の影はこの2日で一段と濃くなりました。 と、言うかとにかく気温低下のペースが速すぎます。

 

  

 

 夕べ自分のブログを見返して思い出せば、19日に西野神社の秋祭りに行った時は、半袖短パンでした。

 

  

 

 それが22日に短パンを止めて、23日には長袖シャツに上着を着て出かけ、そしてその夜にはストーブを出しました。

 

  

 

 まるで居座る夏を張り倒して、秋が雪崩れ込んだような有様です。

 

  

 

 kazkさんによれば、本州も滅茶苦茶に気温が下がったようですね。 一体どうなっているのでしょう?

 

  

 

 人間がオタオタしているうちに、季節は容赦なく移り行くのです。

 

  

 

 暑さに辟易しながら、秋の影を待っていたら、もう冬の足音が聞こえています。

 

  

 

 このエントリーの写真は昨日撮りました。 昨日は快晴でした。 けれども今日はまた曇天です。

 

  

 

 遠からず暗い長雨の11月が来ることを予告しているようです。

  1. 札幌の四季
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2010-09-24 22:17

夏の名残

 夕べからストーブを炊き始めました。 そして今朝は起きると直ぐにストーブに火を入れました。

 この十日ほどの間に、いきなり夏から中秋になったのです。

 

  

 

 それでも数日振りの快晴でした。

 散歩に出ると青空に向かって槿の花が咲いています。 

 

  

 

 そして草叢の中には朝顔が咲いていました。

 

  

 

 朝顔は盛夏の花のはずですが、札幌では普通4月半ば過ぎにようやく苗を植えるので、7月にはまだ余り咲かず、お盆過ぎて肌寒くなる頃に咲き始めます。

 冷たい秋の空気の中で咲く朝顔の花の色は澄み切っています。

 

  

 

 そしてイヌサフランの花も咲いていました。 葉は春に茂り夏には消えて、秋になってから花だけが咲きます。

 

  

 

 孔雀草もひっそりと咲いています。

 

  

 

 更に進んで福井堰堤の湿地の林に入ると、野生のホップが実を付けていました。 今年は山葡萄もマタタビも不作なのですが、ホップは随分な豊作のようです。 

 

  

 

 林を出る頃日が傾いて来ました。

 

  

 

 畑の縁のヒマワリはまだ咲いています。 

 朝顔と共に夏の名残です。 トンボの数はすっかり減りました。 きっと夕べの寒さのせいです。 

  1. 札幌の四季
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2010-09-24 21:28

那覇地検の外交的配慮?? その2

 尖閣諸島公務執行妨害事件での中国人船長の釈放を、「那覇地検の外交的配慮?? 」で決めると言うのは、法治国家、民主主義国家としては、あり得ない奇怪な決定です。

 

 そして国家としての外交上の配慮から言っても、やはりこれはあり得ない奇怪な決定です。

 

 なぜならつい先日まで前原外務大臣が、これを「法に寄って粛々と処理する」と宣言し、それに関連して尖閣諸島の防衛への日米安保の適応をアメリカに確認したばかりです。

 

 また大畠経済産業相がこれに関して中国側のレアアース禁輸を、WTOのルールで厳正に対応すると明言しました。

 

 つまり日本政府の閣僚達が、海外に向かって明確に、これに対して法治国家として、毅然として対応すると宣言したわけです。

 

 ところがそれをあろう事か、何と一地方検察局がアッサリ覆したのです。

 しかも電光石火の早業でした。

 

 検察局には外交判断で、外相や経済産業相の方針を覆すなんて権限はありません。 那覇地検どころか、検察庁自体にありません。

 

 そんな検察庁に起訴を止めさせるには指揮権を発動するしかありません。

 しかし指揮権の発動などありませんでした。

 

  

 

 しかし仙石がこのような奇怪な地検の行動を「了」とした理由は非常に良くわかります。

 

 つまりこの問題で、前記のように閣僚内でも、仙石やレンホーや菅のような媚中派と、前原、馬渕、大畠など中国強硬派では全く意見の調整が出来ていないのです。

 

 もしこのままこれをどうするか党内で揉め続ければ、今後どうなるか仙石や菅にっも全くコントロール不能です。

 そこで考えたのが、検察に圧力を掛けて那覇地検の責任にして、電光石火船長を釈放させて、この問題を片付けてしまおうと言うのです。

 

 とにかく当の船長さへ釈放してしまえば、後は「もう済んだことだし、那覇地検の決めた事だから仕方がないじゃないか?」と言うわけです。

 

 実に姑息で汚らしい、弱者利権屋ならではの方法ではありませんか?

 つまり自分の責任を回避して、裏道をすり抜ける事だけを考えているのです。

 

  

 

 そしてこれを見ると先日から騒がれていた、東京地検の証拠改竄事件の目的がわかってきました。

 

 東京地検の証拠改竄は勿論問題です。 しかし実際の裁判で証拠採用もされなかった証拠の改竄事件がなぜ今出てきたのか、何とも腑に落ちませんでした。

 これには9月22日のアンカーで青山繁治氏も疑問を呈していらっしゃいました。

 

 けれどもこの事件で、検察庁の立場は非常に弱くなりました。

 昨日の産経でも「東京地検解体論」まで出ていたのです。

 

 これでは検察庁が司法の独立を守る為に、政権と戦うどころではありません。 

 結果は奇妙な「那覇地検の独自の判断」による外交的配慮で、船長釈放でした。

 

  「日中関係」異例の言及 険しい表情の地検幹部 中国人船長釈放

 

 そしてかくまでして仙石達が、船長釈放に執着したのは、それまでの彼らと中国政府との関係があるのでしょう。

 南京大虐殺や従軍慰安婦デッチ上げで人権詐欺を繰り返した旧社会党が、ソ連だけでなく中国からも金を貰っていたことは明らかでしょう。

 

 その彼らがどうやって中国共産党に逆らえますか?

 何としても党内反中国派を出し抜くしかないのです。

 

  

 

 前にも書きましたが、ワタシは民主党政権成立以降、日本の政治が急速に後退して、時空を超えて李氏朝鮮の末期のようになっているのではないかと感じていました。

 

 それは現在民主党政権の一部が、民主主義や法治主義に全く価値を認めない社会主義者で占められていると言う理由の他に、それ以外の連中との政策や国家観があまりにも違いすぎて、本来の政策論争自体不可能な状態で政権を盗った結果だと思います。

 

 本来統一的な国家観や目的を持つ人たちの間なら、政策論争はいくらでも可能です。

 しかし社会主義者、国粋主義者、新自由主義者同士で、どのように統一した政策についての話あいができるのでしょうか?

 

 このように全く相容れない人間同士が何とかやっていくとしたら、それは利権を分け合いだけで調整するしかありません。 

 そしてそれだけでケリの付かない場合、つまり今回のような問題が起きれば、政権内で敵対勢力をいかに出し抜くかの陰謀を繰り返すしかないのです。

 

  

釈放決定、官房長官「那覇地検の判断」

 仙谷官房長官は記者会見で、今回の釈放があくまで那覇地検の独自の判断であり、政府としては、それを了とするだけだと強調しました。

 「那覇地検の判断を了とする。私の立場からは、それ以上のことを言うべきでない」(仙谷由人 官房長官)

 菅総理は、これまで「冷静に対応する」と述べてきており、日本政府としては法にのっとって粛々と対応するしかないという姿勢でした。しかし、日に日に強硬姿勢を強める中国側への対応に苦慮していたことは事実です。

 今回の釈放について、政府内の各担当部署では「事前に連絡を受けていなかった」と驚きを持って受け止めており、政治的配慮があったとすれば、今後の前例になりかねないと懸念する声が挙がっています。

 また政府内では、今回の決定が官邸と検察が相談して出した結論であり、発表の直前に法務省からの省庁間連絡として回ったと述べる関係者もいて、仙谷官房長官の説明と食い違いを見せています。

 野党側は今回の処分について、一様に批判しています。

 「極めて愚かな判断。誰が見ても中国のさまざまな圧力に対して、政府が屈したというのは明らか」(自民党安倍晋三 元首相)

 「国内法に基づいて粛々ということになると、今度の処理は腑に落ちない」(自民党谷垣禎一 総裁)

 今回の釈放について、民主党内では「よかった」と評価する声がある一方、「それはそれで腰砕けだ。これから国内問題になってしまう」と懸念する声も漏れています。(24日17:14)

 

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4534628.html

  1. 民主党
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2010-09-24 18:39

那覇地検の外交的配慮??

 仙谷官房長官、中国人船長釈放「了とする」 「外交配慮ありうる」

 仙谷由人官房長官は24日午後の記者会見で、那覇地検が尖閣諸島沖で日本の巡視船と衝突し逮捕された中国漁船の船長の釈放を決めたことについて「那覇地検が捜査を遂げた結果、そういう判断に到達した。それはそれとして了としている」と述べた。

 那覇地検が釈放の理由として日中関係への配慮を挙げていることについては「そういうこともありうる」と語った。


 また、釈放について外交ルートを通じて中国側に伝えたことも明らかにした。〔NQN〕

 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E6E2EA948DE0E6E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1285318708/

 

       

 

 世にも奇怪な話です。

 

 那覇地検に外交的配慮で、違法行為の起訴を見送る権限なんかあるのでしょうか?

 一地方の検察局が外交的配慮を行う国など、そもそもこの世にあるのでしょうか?

 

 しかしそれを何と東大法学部卒、弁護士資格を持つ内閣官房長官が「了」とするのです。

 

 いったいこれはどう言う話なのでしょうか?

 

 つまりこれからは外国人の犯罪の扱いは、検挙した地方の検察局が、それぞれ勝手に外交的判断で、罪状に関係なく起訴したり、しなかったりできる事になると言う事でしょうか?

 

 これではもう法治国家ではありません。

 そして勿論民主主義国家でもないのです。

 

 それどころか統一国家としての統治機能さへ失った状態です。

 

   

 

 

 

4 :名無しさん@十一周年:2010/09/24(金) 17:58:48 ID:IOPTJNER0

 

 

大津事件(1891)
http://www.ffortune.net/social/history/nihon-mei/otu-ziken.htm
明治24年(1891年)5月11日、日本を訪問中のロシア皇太子ニコライが、滋賀県
津市で警備の巡査・津田三蔵に突然斬りかかられました



政府は更にロシアに対して謝罪の意を明らかにするため、津田巡査を死刑にす
べく裁判所に圧力を掛けます。

しかし、法的に見ると被害者が日本の皇族であれば死刑を宣告することが可能
でしたが、相手は外国の皇族であり、法律上は一般人と同じ扱いになります。
従って怪我を負わせただけなのに死刑を宣告することは法的には無理がありま
した。このため裁判を担当した大審院(現在の最高裁判所)院長の児島惟謙は
法治主義遵守の立場から政府の圧力をはねつけ、法定刑内で「無期懲役」の判
決を下します。この事件はこのことにより、児島が司法の独立を守った事件と
して語り継がれることになりました。


大津事件とは、日本が法治国家であるための重要な転機となった明治時代の事件である。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E4%BA%8B%E4%BB%B6
大逆罪適用による死刑か。殺人未遂による無期徒刑か。全世界が大津事件の判決に注目した。

結果は無期徒刑。法治国家日本は守られたのである。
これによって、諸外国は日本を近代国家と認め、不平等条約の改正が早まることになったのである。

 

 

  
 

 

 上のカキコは2チャンでのこのスレッドでのカキコです。

 

 今回の事件で日本は、尖閣諸島をさらに沖縄を失う可能性が強くなりました。

 

 しかし日本が失ったのは、それだけではありません。 それはこの名無しさんのカキコを見ればわかります。

 日本は近代国家の基礎となる法治主義の原則を失ったのです。

 

 それは日本が明治維新以降、この百年余り必死の努力を重ねて積み上げてきた成果なのです。

 ところがこの愚かな政権はたった数日でこれを壊滅させたのです。

 

 ワタシは民主党政権が成立してから、日本の政治はドンドン後退し、まるで時空が混乱したように崩壊していると感じていました。

 そして今ではもう殆ど李氏朝鮮の末期のような状態ではないかと思っています。

  1. 民主党
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2010-09-24 10:31

死刑かも?

【社会】 フジタ社員4人、中国軍事区域侵入で取り調べ。死刑の可能性も…中国、"尖閣事件"で報復か

 

  中国国営・新華社通信は23日、河北省の軍事管理区域に入ってビデオを撮影していた日本人4人を 同省石家荘市当局が取り調べていると報じた。北京の日本大使館は「事実関係を確認中」としている。

 尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近での衝突事故で日中関係がぎくしゃくする中、 日本政府は新たな懸案を抱えた形だ。

 中国では軍事施設内でのビデオ撮影で有罪となれば、国外退去処分から死刑を含む重罰までの処分が予想される
新華社は4人のうち1人の名前を「高橋定」と報じている。

 4人を捜査しているのは海外のスパイなどを摘発する国家安全省の地方機関とみられ、容疑によっては大使館員との面会ができない場合もある。

 

 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1285288214/

 

  

 

 中国がいよいよ本性を出してきました。

 中国での日本人処刑は民主党政権のお陰です。 死刑反対派の千葉景子法相の時に、中国で初めて日本人4人が処刑されました。

 全員麻薬密売など、日本では決して死刑なる事などあり得ない微罪でした。

 捜査や裁判がどのように行われかも定かではありません。

 

 中国に司法の独立など無いので、中国国内の人間は誰でも、中国政府の意向で逮捕し、処刑する事が出来るのです。

 

 まして今回はスパイ容疑ですから、証拠や捜査の情報など全く出さないでしょう。

 やられたらオシマイです。

 

  

 

 けれど日本側に対抗手段が無いわけではありません。

 と言うか絶好のチャンスではないでしょうか?

 

 今回中国で捕まった人たちは、「第二次大戦中に日本軍が遺棄した毒ガス処理」の為の調査に行っていたのです。

 

 日本は「全員を返さなければこの毒ガス詐欺の話は完全に打ち切りにする」と言えば良いのです。

 そしてとりあえず現在中国に居るこの仕事の関係者を全員帰国させつべきです。

 

 これで全員が帰ったら、もう今後これについては、うやむやにして、それで中国がゴネれば、環境支援その他の援助も止めれば良いのです。

 日本にもカードは沢山あるのです。

 

 とにかくこの強盗国家との付き合いの仕方は考え直すべきです。

 

  

 

 所で尖閣諸島逮捕で北沢とかが、ビデオ公開しろって言ってますが、ホントに馬鹿じゃないですか?

 このビデオは犯行の捜査の証拠です。

 

 それを裁判が始まる前に捜査機関側が公開する事など、あり得ないでしょう。

 そんな事は違法行為です。

 ビデオの公開はあくまで裁判が開始されてからです。

 

 コイツラこのビデオを在特会の、ネット中継の動画かなんかと勘違いしてるんじゃないでしょうか?  

 

 仙石が船と乗組員を帰したのもオカシイです。 船は重要な証拠品です。 そして他の乗組員も違法操業や領海侵犯に関係しているのです。

 

 日本の領海内での違法行為は海上保安庁が取り締ります。

 これは東京湾でも瀬戸内海でも、そして尖閣諸島近海でも同じです。

 

 日本は法治国家ですから、全て日本の法に基づいて厳正に対応対応するべきです。

 

  

  1. 中国
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2010-09-24 00:40

アジアが見ている 青山繁治

 尖閣諸島の問題と地検の問題、深刻な事態が起こります。 この根拠は本質は何でしょう?

 青山繁治さんが解説します。

 

 

 地検問題 

 

 

 尖閣諸島問題 

 

 

 アジアを守れるか? 

 

 

 空母登場 

 

 

 

 中国は国民世論の対応に苦慮して、強硬な態度を取っていると言いますが、そんな事は嘘です。

 中国には報道の自由も言論の自由もありません。

 尖閣諸島での船長逮捕事件で、世論が激高して政府が苦慮する危険があれば、最初から報道などさせません。

 報道されなければ、中国人民が尖閣諸島で逮捕された事など知りようもないし、知らなければ騒ぎなどありえなのです。

 

 いづれにせよ、中国の侵略は日本だけでなく、中国の周辺諸国全てと領土問題を起こしています。

 その中で最大大国の日本が屈服すれば、他のアジア諸国はどうなるのでしょうか?

 これは日本だけの問題ではないのです。

  1. 指定なし
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2010-09-23 23:29

ストーブ

 ネットをしていたらあんまり寒いので、堪らなくなって二階に仕舞ってあったストーブを出してきました。

 最初は長袖の厚手のシャツを着ていたのですが、それでも寒いのでフリースに変えました。

 しかしそれでも寒いのでストーブを付けたのです。

 「しかしいくらなんでも、まだストーブはヘンじゃないか?」と思って、天気予報のサイトを確認すると、現在の札幌の気温は10度となっています。

 寒いわけです。

 

  

 

 とにかくストーブを付けたら、よもちゃんはご満悦です。

 それまでワタシの膝に座ったり、キーボードを打っている腕の間に入ろうとしたりして、ウロウロしていたのですが、ストーブを付けたら、前に座り込んでピタリと動かなくなりました。

 

  

 

 よもちゃんは数日前から、夜はベッドに入るようになりました。

 夏の間は、引っ張り込んでも直ぐに飛び出したのに、今は朝までしっかり潜り込んでいます。

 

  

 

 ワタシが起きると一緒に起きるときもありますが、たいていまたベッドに潜り込んで寝てしまいます。

 

  

 

 それにしても、気温の低下が早すぎます。 

 だって9月10日ごろまで夏日が続き、最低気温だって20度弱だったのです。

 扇風機だって使っていたのです。

 

  

 

 それがようやく10日過ぎから少し涼しくなったと、二週間足らずでストーブです。

 あんまりです。

 実はワタシは夕べ夜なべをして、半袖シャツを作りました。 

 夏中作ろう作ろうと思いながら、ずうっとサボっていたのですが、夕べようやく縫ったのです。 でももう着るどころではありません。

 来年まで箪笥の肥やしです。

 

  

 

 例年なら8月の半ばから、少しずつ涼しくなるはずが、夏が9月上旬まで居座り、今度はいきなり秋が駆け込んだようです。

 この調子では冬も爆走中かも知れません。

 

  

 

 とにかく駆け足で来る秋の音に、よもちゃんも戸惑っています。

 寒がりのよもちゃんは冬毛の準備がまだなのか、今日は殆どお外にでませんでした。

 

  

 

 ワタシも体が馴染むまで暫く、時間がかかりそうです。

 秋の駆け足は少し待ってほしいです。 

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2010-09-23 20:39

初秋の大通り公園

 久しぶりに用事で街へ出ました。 この数日天気が悪く、気温がドンと下がりました。 

 今朝も朝から曇り空で、3時過ぎには雨が降るとの予想でした。

 

  

 

 しかし3時過ぎに用事が終わって外に出ると、空は晴れていました。

 

  

 

 雲の切れ目から太陽の光が差し込み、花や芝生を明るく照らします。

 

  

 

 今年は夏中、暗い曇った日が続いたので、曇り空が晴れてた後明るい光を見ると、本当に光の美しさを感じます。

 

  

 

 この世が美しいのは花でも緑でもなく、光と空気のお陰だと思いました。

 

  

 

 尤も今日は何か催し物をしているらしく、公園は殆どなテントや屋台で占領されていました。

 

  

 

 テントと屋台の喧騒を抜けると、一段と秋の色が深まります。

 

  

 

 空には沢山の雲が流れていきます。

 

  

 

 マイバウムが空を突いていました。

 空は冷たく澄んだ秋の空です。

 

  

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