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2010-06-30 00:18

苦悩?

 よもちゃんはパソコンの前で寝るのが好きです。 

 

 

 よもさん、どいて頂戴。 そこに居たらエントリーの更新ができないじゃないの?

 

  

 

 Zzzz・・・・・。

 

 よもさん、寝るんなら、どこか他所で寝なさい。

 

  

 

 何か言った?

 

 何かじゃないわよ。 何でそうやって、いつもパソコンの前で寝るのよ? 寝るんだったら他所で寝てよ。

 

  

 

 何でここで寝ちゃダメなの?

 

 そこでよもさんが寝てたら、エントリーを更新できないのよ。 キーが打てないのよ。

 

  

 

 何だそれだけ?

 

 それだけって、私はエントリーを更新したいのよ。

 

  

 

 そんなの後にしたら?

 

 後って、もう10時過ぎだわよ。 後なんて言ってたら、今日の分の更新ができないわよ。

 

  

 

 何だワタシより、ブログの更新の方が大事なんだ?

 

 よもさん、どうしたの? 何かあったの?

 

  

 

 そりゃワタシだって、辛い事が沢山あるのよ。

 

 よもさん、大丈夫? 体の具合でも悪いの?

 

  

 

 体の具合は悪くないわ。 でも精神の苦悩ってものがあるのよ。

 

 精神の苦悩?

 

  

 

 同居人にはわからないわ。 精神の苦悩なんか、知性に恵まれた者の、宿命だから、同居人には無縁なのよ。

 唯ワタシが苦悩しているって事だけはわかって欲しいの。

 

 そ、それでどうすれば良いの? 

 

  

 

 背中を撫でて頂戴。

 

 

 何だかわからないけれど、苦悩しているなんて言われると、どうしようもありません。 とりあえず背中を撫でてあげました。

 

  

 

  1. 猫の生活
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2010-06-29 23:41

豊平館

 札幌の中心に近い公園、中島公園に豊平館があります。

 明治天皇が始めて北海道に行幸されたときに、その宿泊の為に建てられたものだそうです。

 

  

 

 明治の西洋建築です。 今は貸し会館として使われています。 

 

  

 

 手の込んだ木彫が当時の職人の努力をしのばせます。

 

  

 

 中を見学しました。 明治の北海道としては精一杯豪華に作ったのでしょう。

 でもヨーロッパの建築から比べたら倹しいものです。 ヨーロッパ旅行で見た宮殿とは比べ物になりません。 シエナの郵便局や、ローマでATMを使うのに入った銀行なんか、外観も凄いけど中の装飾も豪華絢爛でした。

 日本ならあんな建物は、見物人が押し寄せて、仕事にならないと思いました。

 

  

 

 様式建築ですが、漆喰細工は日本風のデザインです。

 

 あの有名な鹿鳴館はこの豊平館よりは多少豪華だったのでしょう。 でも実は西洋人から見れば、噴飯物の安普請だったようです。 

 でも日本は本当に近代化に必要なものには、しかるべき出資を惜しまなかったのです。

 

  

 

 館内には、外の世界とは別の時間が流れています。

 

  

 

 外に出るとき、時間の壁を抜けるような気がしました。

 

  

 

 豊平館ができた頃には、ここはまだ札幌の郊外でした。 今は周りにビルやマンションが沢山建っています。

  1. 札幌の四季
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2010-06-29 20:06

「海の都の物語」から

 この前、塩野七生さんの「海の都の物語」を読み返しました。 「海の都の物語」はヴェネツィア共和国の建国から崩壊までの歴史物語です。

 

 塩野さんがこれを書かれたのはヴェネチア共和国が、1000年もの長きに渡って殆ど政治制度を変えず、安定して存続したからだそうです。

 

 特に14世紀初頭に確立制度が、ナポレオンの侵入によるヴェネツィア共和国崩壊まで続きました。

 

  

 

 この制度を非常に簡単に言えば、世襲の議員だけによる共和制でした。

 歴史を通じて人口10万人ぐらいだったヴェネツィアで、決まった家系に所属する成人男子の3%ほどの1500人前後が、国会議員として登録されて、彼らから選ばれた総督以下や元老院、各種委員会により政権が運営されたのです。

 

 この議員達は「ヴェネツィア貴族」と訳されていますが、参政権が以外には一切の特権も報酬もありません。

 

 もっとも直接政権を運営するのは総督や元老院ですから、この国会議員と言うのは、議員と言うより参政権のある有権者と言うべき存在かもしれません。

 

 そして総督は終身ですが、他の役職の任期は非常に短く、しかも留任は不能でした。

 だから総督以外の役職の人間は頻繁に入れ替わります。

 

 そして全員無報酬です。

 

  

 

 一方ヴェネツィアには強固な官僚組織がありました。 官僚の養成学校があり、そこには平民出身の秀才が集まりました。 そして大変ハードなカリキュラムで語学、法律などの専門教育から、古典文学なのどの教養科目を叩き込まれました。

 そして恵まれた報酬で、終身雇用でした。

 

 彼らはヴェネツィア国内で、情報の分析や処理、行政の実務担い、また各国に置いた大使館にも配属されました。

 

 ヴェネツィアの元首は総督でしたが、その総督に次ぐ位置にあるのが、この官僚のトップである官房長官でした。

 そして常に総督に付き従うのみならず、総督同様華やかで豪華に装いました。

 

 ヴェネツィアと関係した王侯貴族達は、平民がこのように豪華に装い高い地位にあるのに、驚いたと言います。

 

  

 

 しかしそれでも彼らは単なる官僚で、政治家ではありませんでした。 なぜなら彼らがいくら情報を精査し、分析しても彼らがその情報から得た結論で、政策を決定する権利はなかったからです。

 

 官僚達が出して情報を元に、政策を決定するのは、総督始め各種委員達の仕事でした。

 

 そしてその決定に従って、また官僚達がそれを実現するべく働きました。

 

 この政治家達は学歴から言えば、官僚に劣っていたようです。 と言うのはヴェネツィア貴族達は、多くは富裕な商人でした。(だから報酬なしでも政治家の仕事ができた)

 

 彼らは12歳ぐらいから海外へ出て本業の交易に従事します。 国会議員には20歳から登録されるのですが、現実にヴェネツィアの男が、国に落ち着いて政治に関わるのは40過ぎでした。

 

  

 

 つまり専門教育を受けた官僚が情報を提供し、それを判断して、決定するのは、実社会で社会人として生活した経験を積んだ人達と言う事です。

 

 近代以前のことですから、海外で交易に従事するというのは、常に命がけです。 自分の命と経済的な損出の不安と戦い続けて勝って帰った人達が、国政の決定権を握っているのです。

 

 そしてヴェネツィアは商業が国の基盤ですから、その商業で生きてきた人々が、国の運命を決定するのは至って合理な話です。   

 

  

 

 ワタシがこの本を最初に読んだのは、もう30年も前でした。 でもその時はこの事の意味には全然無関心でした。

 でも今民主党の高学歴内閣の「政治主導」を見ていて、つくづく羨ましく思うのです。

 

 つまり民主党政権の高学歴議員達、小沢一郎、菅直人などは、若い時から現実に生産労働を全く知らずに、政治家だけしかしていません。

 

 しかも前原や原口など松下政経塾の出身者なんか、政治家以外の仕事を知らず、しかも政治生命を亡くしたら、生活の目処もたたない人達です。

 

 これでは現実的な視点にたった政策を望むべくもありません。

 そして次の選挙で落選しない事だけに、政策の目的を置かない事を期待するのは無理です。

 

 良く「政治に若さを」と言う人が居ますが、若い人が政治家になれば、その後その人は政治家以外に生きる道がなくまります。

 結局将来的には、落選が何より怖い政治屋になるしかないでしょう。

 

 昨日「官僚支配の正体」のエントリーをあげた後考え込んでしまいました。 

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2010-06-28 22:30

夕涼み オシマイ

 暑い一日が終わる頃、モモちゃんは家の玄関の前で夕涼みをしていました。 夏の太陽もようやく西に向かいます。

 

 

  

 

 あら、今日は一日雲一つ無い青空だったのに、いつの間にかお日様の周りに薄い絹のような雲が出ていますわ。

 

  

 

 美しゅう御座いますわね。 まるでお日様が、薄い絹の衣を纏って褥に向かわれるみたいですわ。

 

  

 

 そうね本当に美しいわ。

 

  

 

 こんな美しい夕日を見たら、何とか歌にしとう御座いますわ。 同居人さんも一首お詠みになってくださいな。

 

 そ、それは・・・・・・。

 

  

 

 ご遠慮なさらないで。

 

 え、遠慮なんかいたしておりません。 それより、モモちゃんは詠まないの?

 

  

 

 薄絹の 雲の衣を 身に纏い 夕日は戻る 山の褥に

 

 あら本当にその通りだわ。 さすがはモモちゃんね。

 ところで来年の歌会初めの歌はできたの?

 

  

 

 それがなかなか良い歌が詠めなくて。 困っておりますわ。 よも様やチビ様にも、今年も頑張ろうとお誘いしたのに、その当のワタクシがこれでは申し訳なくて。

 

 あら、でも締め切りはまだまだ先でしょう? 

 

  

 

 そう思ってはおりますけどね・・・・・・。

 

 今年のお題は「葉」だったわね。 だったら若葉の季節は終わったけれど、これから青葉や紅葉の季節が来るから、それで素晴らしい歌が詠めるでしょう? モモちゃんだもの、きっと素晴らしい歌が詠めるわ。

 

  

 

 本当にそう思ってくださいます?

 

 勿論よ!! だってモモちゃんだもの。 それじゃ、今日はこれで失礼するわ。 お休みなさい。

 

  

 

 有難う御座います。 お休みなさいまし。

 

 

 私が帰った後もモモちゃんは暫く夕涼みをしていようでした。 日が翳るとようやく涼しい風が吹き始めました。

  

 

  

 

  

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2010-06-28 20:57

何この暑さ!?

 札幌はこの3日連続して30度を超えました。 昼間も暑かったけど、夜になっても、暑いです。

 

  

 

 今日は午前病院へ出かけたのですが、朝自転車を走らせているときから暑かったです。 円山公園の並木を抜けるときは少し涼しかったです。

 

  

 

 それにして一体何なんでしょう? 4日前の朝は肌寒くて、毛布が必要でした。 夜も肌寒く長袖のシャツを羽織ったのです。

 

  

 

 それがいきなりキチガイのように暑くなって、体が付いてゆきません。 ワタシは暑さには滅法弱いんです。

 病院の帰りにまた円山公園を通ったので、少し散歩でもしようかと思ったのですが、滅茶苦茶暑いので諦めました。

 

  

 

 日差しが強く、陰と光のコントラストは益々鮮明になっています。

 

  

 

 家々の庭には薔薇が咲き始め、華やかな彩りが一杯ですが、林の中は緑一色になりました。

 

  

 

 公園を出たら、またカンカン照りです。 でも出るしかありません。 家に帰ったらゲッソリしました。

 しかしこの暑さは、ホントに何なんでしょう?

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2010-06-27 22:45

官僚支配の正体

 去年の政権交代で民主党のスローガンの一つが「政治主導」でした。

 そしてこれをマスゴミが絶賛したのですが、それは彼らが「官僚支配からの脱却」を絶対正義としていたからです。

 

 この「官僚支配」と言う言葉は昔から言われていました。 ワタシは高校時代(40年も前orz)に教師が言っていたのを覚えています。

 「日本は官僚支配の国だ。」と言うのです。

 

 しかしワタシはこの意味がわかりませんでした。

 

  

 

 だって日本国憲法には「官僚支配」なんてものはありません。

 

 全ての省庁のトップは大臣や長官です。 その大臣達を任命するのは、総理大臣であり、その総理は国民が選んだ議員から選ばれます。

 

 官僚はその大臣の命令を聞いて仕事をするのです。 その大臣の命令に逆らうと職務違反になります。

 

 もし官僚が支配者なら、普天間代替施設の位置や工法を「8月末日」までに決めないといけない事について、菅直人総理が「何で8月末なんだ! 」と言って怒鳴ったら、「オマイの内閣が決めたんだろうが!! このヴォケ!!」と言って怒鳴り返すでしょう。

 

 でも気の毒な事に、外務省のエリート官僚達は、この英語もできない馬鹿のために懇切丁寧に、その理由を解説してあげなければならないのです。

 

  

 

 そしてそれが官僚支配の正体です。

 

 管直人は国会議員になってからだけでも、もう30年にもなります。 そして去年の民主党政権成立からずうっと副総理でした。

 副総理はもし総理が急死したりすれば、すぐに総理に仕事を代行しなければならないのです。

 

 でもこの男は国会でも居眠りをしていて、日本の重要な外交問題を何一つマトモに勉強していなかったのです。

 

 そこで一夜漬けで試験に臨む劣等性みたいに、慌てて官僚に聞いたのです。

 

 しかし元々最低限の基礎知識の無い人間が、専門家に聞くわけですから、いくら威張っても、怒鳴っても、相手が都合の良い様にあしらわれるだけです。

 

 官僚だって人間です。 しかもとても頭の良い人間です。 英語もできない馬鹿に怒鳴られて、気持ちの良いわけもありません。

 大事な事を教えないで、後でこの馬鹿総理が恥をかくようにするぐらいの意地悪をしないとも限りません。

 

 そんな意地悪をされないためには、官僚のいう事を聞くしかありません。

 

  

 

 別にこんな事は普通の話でしょう?

 無能な上司を馬鹿にしていう事を聞かない部下なんかいくらでもいますね。 上司の目の前では適当にゴマをすって、裏で不正をしたりしても、無能な上司にはどうしようもありません。

 

 そして無能な上司はそして、仕事が上手く行かなければ、部下のせいにします。  

 

 逆に有能で人望のある上司なら、部下は言う事を聞いて一生懸命働くしかないのです。

 そして成果が上がれば、上司は「部下が頑張ったからできたのだ。」と言います。

 

 これが国の省なら上司が大臣、部下は官僚です。

 

 

 無能な政治家が大臣になれば、官僚は大臣に適当にゴマをすって誤魔化し、仕事に関する命令は聞かないで、利権を漁ったり天下りの先の確保に熱中したりするのです。

 

 でも日本のことを考えたら、多少利権漁りや天下りをしても、知識も何もなく次の選挙の為には国を売るような政治家が国政をかき回すより、官僚が支配するほうがマシかも知れないと思ってしまいます。

 

  

 

 考えてみれば麻生さんや安部さんたちは官僚と喧嘩をするような馬鹿な事はしませんでした。 多少人を使った経験のある人なら、自分の部下になる人達に「オマイラは馬鹿で悪党だ」なんて言う馬鹿な事をするわけもないのです。

 

 ヘンな話だけど、こんな官僚支配の正体が見えたのは、民主党政権のおかげです。

 今までここまでお粗末な政権はなかったので、その本質をさらけ出すような事がなかったのすから。

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2010-06-27 19:26

マガモ一家

 中島公園の池には沢山のマガモが居ます。

 

  

 

 人出の多い公園に住んでいるせいか、非常に人懐こいです。

 

  

 

 マガモの一家がいました。

 

  

 

 しかしマガモで、ちゃんとお父さんが居る家庭って、初めて見ました。

 

  

 

 マガモのお父さんを見てください。 アタマの色がくすんで、背中も茶色くなっているでしょう。 雄カモは春先までは、アタマは鮮やかなメタリックグリーン、全身は白銀でした。

 

  

 

 でも今こうして羽の色が雌みたいになるのです。 後一月ぐらいすると、羽の色は雌と同じになってしまいます。

 これをエクリプスと言うのだそうです。 オカマガモとも言います。

 

  

 

 エクリプスが始まる前に、お父さんは普通家出してしまいます。 でもこのお父さんは、オカマになりかけていても、妻子への愛情を失わないようです。

 

  

 

 彼女は妻としても、幸福な雌カモですね。

 

  

 

 やがて一家は仲良く泳ぎ去りました。 

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2010-06-27 18:49

夕涼み

 昨日札幌はいきなり温度が上がり、30度を越えました。 夕方私が銭湯から帰る途中見ると、モモちゃんが家の前で夕涼みをしていました。

 

 

  モモちゃん、こんばんは。

 

  

 

 あら、よも様の同居人さん、こんばんは。 今お帰りですか?

 

 ええ、そこの銭湯まで行ったの。 

 

  

 

 あら、それで銭湯いかがでした?

 

 最高だったわ。 暑いときはお風呂に限るわね。 でも皆そう思うからだろうけど、随分混んでたわ。

 

  

 

 あら、イヤだ。 母が夕食後に行きたいって言うのに・・・・・。

 

 あらモモちゃんのお宅はお風呂があるでしょう?

 

  

 

 でも、家のお風呂は狭いし、こんなに暑いと広いお風呂で、伸び伸びと汗を流したいって申しますのよ。 同居人さんだってそうでしょう?

 

 まあ、そうね。 それにこの辺は、一人暮らしのお年寄りが多いしね。 一人で家のお風呂を立てるより、お風呂屋さんへ行ったほうが楽なのよね。

 

  

 

 さようで御座いましょうね。 ご近所の母のお友達の皆さんも、良くあの銭湯へいらっしゃるようですから。 我が家は姉達がおりますけど、一人でお風呂を沸かして、それを片付けるって、結構お年寄りには辛ろう御座いましょう。

 

 そうなのよ。 それであの銭湯は流行るんだわ。 それにあそこは天然温泉だしね。

 

  

 

 それも母があの銭湯を気に入っている理由ですわ。 でも、夕食が終わるまでに少しは空くでしょうか?

 

 さあね。 夕食後に入りにくる人が多いからね。 それにしても日が長いわね。 今頃、やっと夕暮れて来たわ。

 

  

 

 あら、本当だ。 夕焼けが美しいこと・・・・・    

 

  

 

 

 一日雲一つない青空だったのですが、夕方絹のような淡い雲が出てきました。 とても美しいです。  

  

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2010-06-27 11:47

何で8月末なんだ!

菅首相ぽつん、外交苦手克服へ準備したのに…

 

 就任3週間となる菅首相が、25日に開幕した主要8か国(G8)首脳会議(サミット)で外交デビューを果たした。これまでの政治生活で海外との接点が少なかっただけに、首相は周到な準備で国際舞台に臨んだが、さっそく「新参者」の悲哀も味わっているようだ。


◆溶け込めない◆

 

 25日昼下がり、サミット会場のリゾートホテルの庭で、それは起きた。

 集合写真の撮影を終えたG8首脳らは、オバマ米大統領らを中心に談笑を始めた。ところが首相は一人だけ輪に入れず、笑みを浮かべてぽつねんと立ち尽くすだけ。 首相同様、今回がサミット初参加のキャメロン英首相がすんなり溶け込んだのに対し、菅首相は言葉の壁などもあって一歩踏み出せなかったようだ。

 首相就任にあたって自ら「外交的発言が少ない」と認めたように、首相には「外交は苦手」(周辺)という意識があるという。最近の首相経験者が小泉純一郎安倍晋三福田康夫麻生太郎鳩山由紀夫の各氏とも、留学や海外生活を経験して外国人の知人も多く、外交問題に一家言あったのとは対照的だ。


◆専門家が指南◆

 

 首相は、鳩山前政権で副総理だったが、難航した沖縄の米軍普天間飛行場移設問題では積極的に関与せず批判を浴びた。しかし、「ポスト鳩山」を強く意識し始めた今春ごろには「誰が次の首相になっても日米関係の修復は大変だ」と周囲に語るなど問題意識を持ち始めた。 めぼしい日米関係の専門家の評判を聞いて回るなど、苦手意識克服に向けた下準備を進めていた。

 いよいよサミット・デビューが決まってからは、さらに熱が入った。外務官僚の説明に飽き足らず、21日夜にはジェラルド・カーティス米コロンビア大教授を首相公邸に招請。水だけで1時間以上にわたり、初めてのオバマ大統領との会談への対応を相談した。翌22日夜にはサミット出席5回という中曽根康弘元首相に都内のホテルで面会を求め、”至難”を受けた。

 今回異例なのは、サミットの機会を利用した米国中国ロシア韓国などとの個別の首脳会談に、岡田外相が同席する点だ。「日米、日露などは今までの経緯が分かっていないと困る」として、外相自ら福山官房副長官に申し出た。メディアや相手国の自らへの注目をそらしかねない外相同席を首相が拒まなかったのは、外交デビューはとりあえず「安全運転」で切り抜けたい、との首相の思いの表れ、との見方がもっぱらだ。


◆山場は日米会談

 

 今回の外遊で、首相が最重要課題に位置づけているのが、27日夜(日本時間28日朝)に行うオバマ大統領との会談だ。鳩山前政権でガタガタになった日米関係を立て直す、という深刻な課題に直面する。

 関係筋によると、首相は「鳩山と自分とは違うと伝え、不信感払拭(ふっしょく)に努める」ことを最優先に臨むようだ。

 とはいえ、日米間には、普天間問題がなお未解決のまま横たわる。日米関係を名実ともに修復するには、5月の日米共同声明にある通り、普天間代替施設の位置や工法を「8月末日」までに決めないといけない。しかし、地元・沖縄との合意形成は進んでおらず、展望は見えていない。

 首相はサミット出発に先立つ外務官僚との勉強会で、「8月末日」について、何で8月末日なんだ!」とどなり散らして「イラ菅」ぶりを発揮したという。外交に本気になった証拠ともいえるが、今後の試練の厳しさも示す出来事だった。

                   (カナダ・トロントで、五十嵐文)

 

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100627-OYT1T00206.htm

 

  

 

 菅直人は大学卒業後、一度もマトモに働いた事がありません。 学生時代から政治にのめり込み、その後は「シミン運動家」とかになって、政治家を目指しました。 

 国会議員ももう30年しています。

 

 これは麻生さん、安部さん、福田さんと大違いです。 国会議員としての経歴も彼らに勝るとも劣らないし、入閣も早いです。

 

 それがサミットで「笑みを浮かべてぽつねんと立ち尽くすだけ。

 一体この男は今まで、何をしていたのでしょうか?

 

 自分の次の選挙での当選のためだけに、国会議員としての歳費と給料を貰い続けてきたのでしょうか?

 外交は票にならないから、全然考える気もしなかったのでしょうか?

 

  

 

 そして民主党が政権をとっても、全然マトモに勉強もしなかったようです。

 

今春ごろには「誰が次の首相になっても日米関係の修復は大変だ」と周囲に語るなど問題意識を持ち始めた。

 

 普天間移設問題が始まったのは、もう15年も前からです。 これが難しい問題であることは、普通の人なら誰でもわかります。

 それを更に難しく滅茶苦茶にした事には、副総理菅直人にも責任が無いわけではないのです。

 

 別に副総理でなくても、日本国民なら問題意識を持たないわけにはいきません。 勿論15年前からね。

 

 でも菅直人は今春まで問題意識もなかったのです。 

 

  

 

中曽根康弘元首相に都内のホテルで面会を求め、”指南”を受けた。

 

 ワタシの知る限り菅直人が所属してきた政党は、常に自民党の外交を「対米追従外交」と批判し続けてきました。

 管直人の師匠で元報国言論会の理事、市川房枝など、再軍備にも反対してきました。

 そして菅直人もそれに同調してきました。

 

 それが「ロン、ヤス」の中曽根氏から指南を受けるのですか?

 中曽根氏にはちゃんと、今までの自分の愚かさや、それで日本の外交を毀損した事は謝罪するのでしょうね。

 

 中曽根氏は、日本のためにこの図々しい政治屋に、指南をして下さるのでしょうが、本当に有難い事です。

 

  

  

何で8月末日なんだ!」

 

 オマイの内閣が決めたんだ!! このヴォケ!!!

 

 外務官僚の皆さんもビックリなさったでしょうね。 

 

 副総理が自分の内閣で決めた事を、全然知らずに怒鳴り散らすなんて。 国会で居眠りばかりしていたけれど、ホントに熟睡していたのですね。

 しかも家に帰って自分が居眠りをしていた間に何が議論されたかを、新聞を読んで確認する事もしてなかったのでしょうね。

 

 そうでなければ恥ずかしく聞けないですよね。

 

 仕事中に居眠りしていて、それをテレビで全国放映されても問題にならない職業は、猫だけかと思っていたけど、国会議員もそうなのですね。

 

  

 

 ホントに猫を副総理にしたほうがマシだったですね。 

 同じ居眠りでも可愛いもの。

  

  

 

 

 

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2010-06-26 22:03

お客様 オシマイ

 居間の窓から我が家を訪問したチビちゃんは、よもちゃんがお外で待っています。 でもよもちゃんはなかなか出て行こうとしません。

 

 

 よもさん、早く出てあげなさい。 チビちゃんが待ちくたびれるでしょう?

 

  

 

 同居人は猫関係の難しさを知らないから、そんな気楽に言うのよ。

 

 だってよもさん、チビちゃんと仲良しじゃない?

 

  

 

 それはお互いに、常に武力衝突を避ける努力をしているからよ。

 

 もう面倒ね。 とにかく武力衝突でも何でもして良いから、早く出てあげなさい。

 

  

 

 やれやれ、同居人は猫の関係が微妙なパワーバランスの上になりったっているのを知らないんだわ。 ブログにコメント書くような気楽で言うんだから。

 

  

 

 自分だって一昨日からブログが炎上してるのにさ。 ブログじゃなくてリアルワールドで武力衝突になったら、どうなるか考えないんだわ。

 

  

 

 しかしチビちゃん、今日は何をしに来たんだろう? また裏の家の庭の領有権問題で文句を言うのかなあ・・・・。

 

  

 

 でもあそこはワタシの縄張りなのよ。 絶対譲らないから。

 

 

 よもちゃんはなかなか降りてきません。

 裏の窓の下をみるとチビちゃんが居ました。

 

  

 

 デブ虎の奴、何やってんだよ・・・・。

 

  

 

 いつも散々待たせるだから。

 

  

 

 少しは待つ相手の身になって考えられないんだろうか?

 

  

 

 しかし待たされた落とし前は付けてやるからな。

 

  

 

 おお? 来たか?

 

 

 よもちゃんはやっと出て行きました。 それから暫くして、フギャー、ミギャーと言う、楽しい武力衝突の声が聞こえました。 裏お宅の庭に領土問題で、武力紛争になったようです。

 

 

  

 

 

   

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