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2009-08-31 09:31

変わらぬ生活

 昨日私が買い物から帰ると、玄関の前にチビちゃんがいました。

 

 

 あら、チビちゃんこんにちは。

 

  

 

 ちわ~♪ デブ虎はどうしてる?

 

 よもちゃんなら家でお留守番しているけれど・・・・・。

 

 

 私がドアを開けると、よもちゃんが飛び出しました。

 

 

  

 

 わっ!! 出た!!!

 

  

 

 何だよ?? オマイ?? ジブンがさっきからずっと玄関で待っていたのに、何で逃げるんだよ?

 

  

 

 誰が逃げるもんですか? でもせっかく少し瞑想しながら散歩しようと思ったのに、俗物が玄関で頑張ってたらゲンナリするのよ。

 

  

 

 自分の家の周りで迷走するって、オマイそれ余程の方向音痴か、痴呆症だぞ。 大丈夫か?

 

  

 

 あ~あ、だから俗物はイヤなのよ。 

 

  

 

 俗物で悪かったな。 なんだい、新しい家が出来て、住人が引っ越してきて、オマイの家の前がすっかり変わって、オマイがビビっているんじゃないかと心配して来てやったのに・・・・・。

 

  

 

 隣に立派な家が出来たら、オマイが自分の家と比べて、殊更惨めな思いをしてないかと心配して来てやったのに・・・・・・。

 

  

 

 それを俗物なんて・・・・・。 オマイも同居人と同じだな。 他人の親切や心遣いが理解できないんだ。 もうかいる!!

 

  

 

 あ、チビちゃん、ごめんなさい!!!

 

 

 我が家の前の家はとうとう完成し、先週から新しいお隣さんが越してきました。 ここが空き地だった頃は猫達の格好の遊び場だったのですが、家ができてしまってどうなるのか心配でした。

 でも大丈夫。 遊び場でなくなっても、相変わらずチビちゃんは頻繁にやってきます。 こんな事でライフスタイルを変える気更々ないのです。

 

 

  

  1. 猫の生活
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2009-08-31 09:00

冬が近づく

 夕べは寒くてとうとう布団を冬用に取り替えました。 猫も5月から3ヶ月振りに布団に潜り込んで一緒に寝ました。

 

  

 

 元々短い北海道の夏ではありますが、今年は異常な長雨と低温で真夏日は3日しかなく、殆ど夏が来ないうちに秋が深まっていきます。

 

  

 

 長く北海道に暮らしていますが、こんなに儚い夏は、80年代に大凶作となった冷夏以来です。

 

  

 

 思えばこの冬は史上2番目の暖冬とかで、気温も高く雪も少なくその意味ではラクチンな冬でした。 そして暖冬の年は冷夏になると言われているのですが、その通りになりました。

 

  

 

 さなきだに不況にこの天候では、行楽地は散々だったでしょうね。 

 

  

 

 しかし今日はまだ8月なのに、秋が深まり冬が季節の扉を蹴破って乱入しよとしてます。

 

  

 

 今年はどんな冬になるのでしょうか? 長く厳しい冬になるのでしょうか?

 

  1. 札幌の四季
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2009-08-30 11:07

火の無い所に立つ煙 続き

 前回のエントリー「 火の無い所に立つ煙」にfuyunekoさんがコメントを下さいました。

 

>私が見たデータによると、世間をにぎわしている格差なるものは、90年代からスタートしています。(典拠は失念しました。)ということで、見たデータが正しいとすれば、「小泉が格差を作った」というのは嘘です。

>あー書きながら思い出しました。フリーターという存在を。フリーターという言葉が流行りだしたときは「自分のやりたいことを探すために今は束縛されない身でいたい。」しかし、今はそのフリーターなる人たちが「格差の犠牲者だ。」と騒ぎ、マスコミも「政治が悪い」と言いますね。一昔前は、フリーターを持ち上げていたような。。。  

 

 実際fuyunekoさんの仰る通りです。

 以前「 小泉改革が格差を産んだ?」のエントリーでも取り上げましたが、日本人の所得格差は、高度経済成長時代一期に縮まったのですが、それがまたひらき始めたのは、90年代からです。

 日本の経済がつまり石油ショックを克服して、ブラックマンデーも乗り越えてて、バブル経済へと驀進した時代から、所得格差は広がり始めました。

 

  

 

 これは経済統計でもその通りだし、経済学者の評価でもその通りだし、ワタシ自身の記憶でもその通りです。

 あの時代頃から日本は高齢化社会へ足を踏み入れ、またすざまじい資産インフレが起こりました。 これに関連して土地や株価が馬鹿馬鹿しいほど上がり、その勢いを駆って。空前の好景気になりました。

 だから格差が開いたと言っても、求人は異常なほどあり、人手不足倒産などと言う事態も再々起きました。

 

 その為短期のアルバイトの賃金が上がり、正社員よりも収入が多いフリーターが出てきました。 フリーターなんて言葉生まれたのはこの頃です。

 正社員に比べて短時間で、しがらみも無く正社員以上の高賃金を得られたら、正社員に成りたくない人が出てくるのは当然なのです。

 

 あの時代の日本経済の勢いと、驕りは忘れられません。( ヒンコン♪ヒンコン♪ヒンコカン…

 

  

 

 しかしバブルが弾けると、深刻な不況が訪れました。 そして求職難が訪れました。 大学を卒業した若者達が職に就けず、アルバイトや派遣でしのぎながら咆哮すると言う就職氷河期が始まったのです。

 

 そしてそれとは別に本格的な高齢化社会が始まりました。 この20年で高齢者は人口の12%から20%にまで増えたのです。 これは社会にとって大きな負担です。

 でも結婚とか子供を作るとか、個人の人生にとって決定的な問題を自由に選べる社会なら、必ず起きる問題です。 ワタシ自身がワタシの決定によって結婚せず子供を産まなかったのですから、誰を責める事もできません。

 

  

 

 この間政治は混迷を続けました。 短命で分けのわからない政権交代が続きました。 自民党の一党支配も終わりました。

 細川連立政権とか、訳のわからない馬鹿殿様が小沢一郎の後見で立ちました。 

 この馬鹿戸殿様はこのような若者達の苦闘を他所に「戦争責任は永遠である」などとのたまわれたりして、馬鹿と偽善の本性を現しましたが、それでもマスゴミは絶賛しました。

 

 それから自民党が村山富市を担ぎ出して、総理大臣にしました。

 この男は見事にマトモな政権担当能力がなく、この男に付いて外務大臣になった男は、国際会議に幼稚園児のように外務省の官僚に付き添ってもらいました。

 でもやる事はやってくれました。 阪神淡路大虐殺と村山談話です。

 

  

 

 政治がこんな見るも無残な彷徨を続ける間、経済は莫大な国債を発行して、公共投資で何とか誤魔化し続けたようです。 でも国債で公共事業を続けてもその効果はあやふやで、公共事業のための公共事業ではないか?と言う疑惑を拭い去る事はできませんでした。

 

 この混乱と放縦がバブル崩壊から10年続き、これを外国に経済誌は「日本の失われた10年」と言いました。 そしてその時代に運悪く大学や高校を卒業した若者達は、今もマトモな職に就けず困っています。 彼らはいまも生きているしこれからも生きていかなくてはならないのに「失われた世代」と言われているのです。

 

 この放縦と混乱にとにかく終止符を打ったのが小泉首相でした。 とにかく彼の時代からまた日本は景気が回復し、若者が就職できるようになったのです。 これは重大な事です。

 

  

 

 勿論、この時代、世界的なバブル経済で、アメリカはじめ世界経済が絶好調でした。 だから日本の製品も沢山売れたのです。

 ワタシは経済学なんか知らないので、この小泉時代の好景気のうち、どこまでが小泉改革により、どこまでが外需によるものか分ける方法を知りません。

 しかしどうもそんな事は経済学者だって、知らないしやる気もないのでは無いかと思うのです。

 

 ともかくたった数年前のこの時代、小泉総理の改革は国民の絶大な支持を受けて、改革派が破竹の勢いであった事を思えば今の状況は全く理解できません。

 

  

 

 なるほど現在日本の失業率は史上最悪の5,7%だけど、これは世界的見れば最低レベルです。 そしてGDPはプラスに転じました。 

 大体今回の不況は日本の経済政策によるモノではなく、アメリカのトバッチリです。 それで世界中が四苦八苦の中、それでも日本は結構上手く立ち回りました。 

 アメリカやヨーロッパの銀行が何百も潰れる中で、日本の銀行は全く安泰です。

 郵貯銀行の如きはこのドサクサにまぎれて莫大な利益を上げたのです。

 

 現実にこれ以上どうすれば良いのでしょうか?

 別の政権なら世界中の資本主義国家が蒙った深刻な経済混乱に関わりなく日本だけが好景気を維持できたのでしょうか? 

 

  

 

 しかしこのような現実には一切関わりなく、なぜか去年、一昨年から「小泉改革で格差が広がり、貧困化が進んだ」と言う、火の無い所に立つ煙が日本の報道を覆いつくしたのです。

 

 それにしても実に異様です。

 前述のようにワタシは90年代バブルに向かう時代から、現在までを自分で体験しています。 でも現在40代以上の有権者ならば皆これを成人として体験しているのです。

 

 そして小泉政権の成立ならたった8年前の話です。 現在30代の人なら、全てあの時の状況を覚えているでしょう。

 そしてその前の就職氷河期で最も深刻な苦悩を味わったのもこの世代です。

 

 あの時代を覚えているはずの人達が「小泉改革で格差が広がり、貧困化が進んだ」と言うデマを何の疑問も無く受け入れているのでしょうか?

 

  

 

 ともあれマスコミがこの際限も無い煽動を始めた時から、自民党政権を打倒すると言う目的が明確だったのでしょう。 そして小泉改革の命運も決まっていたのでしょう。

 

 ワタシは個人的に小泉改革が万能薬とは思っていません。 また現在の不況の中で緊縮財政を続けるのは、狂気の沙汰と思っています。

 しかし将来的には、改革は絶対必要で、だからこそ地道に気長に続けるべきだと思っています。

 

 そして何よりも事実無根の煽動による改革潰しを見れば、そんな嘘を振り回して政権の収奪を図る人間は大悪党としか思えません。

 

 「自分は善良で有能であるが、貧しく不幸である。 それは政治が悪いからだ。」と言うのは全ての人間にとって快適な思考ではあります。 だから悪党達はこの甘い言葉を喚き叫び続けるのでしょう。

 

 この煽動の行き着く先には何があるのでしょうか?

 

  

 

 ドアの向こうが地獄でない事を祈ります。 

  1. 格差と貧困
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2009-08-30 09:48

寒い!!

 寒いです。 今朝起きたら、昨日まで着ていた厚手の長袖シャツでは寒くて、ついにフリースを引っ張り出しました。 室温は18度ぐらいです。

 

  

 

 もう秋が駆け足で冬へと向かい始めました。 それにしても儚い夏でした。

 

  

 

 秋を告げる花が次々と咲きます。

 

  

 

 昨日散歩中に、見事なブラックベリーを見かけました。 残念ながら他家の庭から生えているので、採って食べるわけには行きませんでした。

 

  

 

 実は同じ木にまだ花も咲いていました。 でもこの花が実を付けるのは無理じゃないかと思います。 ブラックベリーももう終わりです。

 

  

 

 でもこうして駆け足で来る冬を前にトンボや蝶々はどうしているのでしょう。

 

  

 

 昨日元気だった虫たちも、今日は辛い朝を迎えたのでしょう。 でもこれからドンドン寒くなります。 

 虫達の姿を見られるのも後僅かです。

  1. 札幌の四季
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2009-08-29 23:33

予防注射

 昨日よもちゃんは、猫4種混合ワクチンの予防注射を受けました。 去年までは3種混合ワクチンだったけど、今年から猫白血病ウィルスへのワクチンが加わって4種になったのです。

 それで値段が3500円から、4000円になったのです。

 でもワタシはよもちゃんの前の猫を猫白血病で死なせているので、猫白血病のワクチンが加わったのはとても嬉しい事でした。

 

  

 

 しかし毎年毎年、よもちゃんが予防注射を受けるたびに、ワタシはいつも後ろめたい思いをします。

 なぜなら今世界中には、4000円の予防注射なんか絶対受けられない人が、何十億と居る事をワタシは知っているからです。

 

  

 

 ワタシは以前、ペシャワール会の会員でした。 その会報に書かれているアフガニスタンとパキスタンの医療事情は本当に悲惨なものでした。

 ハンセン氏病のように現在薬での完治可能な病気も、医療そのものを受ける事が出来ない為に放置されたままの人が大勢います。

 子供が下痢や肺炎などでバラバラ死んでいきます。

  

 ペシャワール会の病院や診療所は原則無料なのですが、そこへ来るバス代が無い人も多く、結局来て治療を受けられるのは、現地ではそこそこ富裕層と言われる人に限られてしまったりします。

 会では医師達がキャラバンを組んで奥地への治療に出かけたりもするのですが、そうそう頻繁に行けるものでは無く、慢性疾患の継続的治療などそもそも不可能なのです。

 

  

 

 自然の中で暮らす人々は健康と言うのは全くの嘘です。 それどころかアフガニスタンの山奥で暮らす人達には、ALSやハンチントン舞踏病のような厄介な難病を抱える人も多いのです。

 これらの難病は遺伝性なのですが、山奥の孤立した集落では、どうしても近親結婚が多く、その為厄介な遺伝病が多いのです。 

 日本でも治療不能な病気ですから、もうどうしようもありません。

  

 アフガニスタンは現在アヘンの栽培が問題になっています。 でも元々アフガニスタンではアヘンが栽培されていました。 マトモな医療を受ける事ができない人達にとって、アヘンは唯一の痛み止めでした。

 例えばハンセン氏病など、神経にライ菌が入って炎症を起こし、大変な激痛を伴うのですが、これを止める唯一の手段がアヘンでした。

 このような激痛を止める為だけにアヘンを使う人は、適当な痛み止めを貰えば簡単に、アヘンを止められるそうです。 でもそれが無ければ、アヘンをやめたら地獄の苦しみを味わい続けるしかありません。

 

  

 

 そしてこの悲惨な状況の根源には絶対的な貧困があります。 今日丁度テレビでアフガニスタンの総選挙について報道して知ったのですが、アフガニスタンの治安警察の警察官の給与は月額1万3千円ほどだそうです。

 これでも日本の援助で今までの倍になったそうです。

 命の危険のある仕事で1万3千円。 これで家族を養うのです。 猫でなく、自分自身や我が子のためでも4000円の予防注射を受ける事ができるでしょうか?

 

  

 

 アフガニスタンが悲惨なのは、長く続いて先の見えない内戦と言う不幸故でもあるのですが、しかし別にアフガニスタンだけではなく、世界中の途上国は大体似たようなものです。

 そもそも世界中で、国民健康保険や生活保護のような形で、一般国民が基本医療を受ける事が出来る国なんか、日本と欧米の先進国、それに台湾韓国など極一部です。

 中国など共産主義を名乗りながら、マトモな福祉政策は一切無く、金が無ければ病院を追い出されます。  

 

 では中国共産党が真面目に福祉に取り組めば、全国民にそこそこの医療を与える事が出来るのでしょうか?

 中国共産党の肩を持つ気は無いけれど、ワタシは無理だと思います。

 なぜなら医療にはお金がかかるのだけれど、中国の絶対的な貧困、国民一人当たりのGDPが中国政府の発表でも日本の10分の1程度では、近代的な医療にかかるお金を工面できないと思うのです。

 

  

 

 だって日本で癌で入退院を繰り返せば、1000~3000万円ぐらい飛んでしまいます。 心筋梗塞とか脳梗塞とかで倒れて救急車で病院へ担ぎ込まれると、その救急救命処置に500万ぐらいかかります。 そして上手く命が助かれば、また治療やリハビリに際限も無くお金がかかります。

 だから日本の国保が赤字なのは当然です。 生涯健康でしっかり稼いで保険料を払い続けた人でも、癌やその他の暫く闘病してから死ねば、全部元を取る事ができるのです。

 勿論、ワタシのように難病を持っていて、ロクに保険料も払わずに、医療費を食い潰している人間も沢山います。

 ともあれ、日本だからこうして全国民の多くが所得の1割もの保険料を払い、足りない分は税金で補填して何とかできるのです。

 

 国民一人当たりのGDPが日本の1割しかない国で、国民にその所得の1割を医療保険に出せとは言えないでしょう。

 

  

 

 勿論医療の質を思いっきり下げて、簡単に治療できる感染症や怪我にだけ対応すると言う選択も可能かも知れません。 日本が戦後国民健康保険の制度を始めた頃と同じぐらいのレベルにすればよいのです。

 

 でもこれはやはり出来ないでしょう。 なぜなら当時と違って、現在はお金さへ出せば治療が出来るからです。 だから貧困層はともかく、多額の保険料を負担できる富裕層は、絶対そんな保険制度は受け入れないでしょう。

 

 だからきっとこれからも、中国の貧しい人々は、病気になればなすすべもなく死んでいくのでしょう。

 でもこれがグローバルスタンダードです。

 

  

 

 このような状況を知りながら、ワタシはよもちゃんに予防注射を受けさせたのです。

 もし天使がワタシの前の現れて

 

 「お前は、同じ人間が薬一錠飲む事が出来ずに死んでいくのを知っている。 それなのに猫の為に金を使い、人間の為に使おうとしない。 許されると思うのか?」

 

 と言えば、勿論「許されません」と答えるしかありません。

 

 そしてワタシがなぜ気楽に猫の予防注射に4000円も支払えるかと言えば、それは局ワタシが日本人に生またからです。 おかげで自分の難病のほうは特定疾患と言う事で、全額国庫負担で出してもらえるので、全然治療費の心配なんかする必要が無いからです。

 

  

 

 本来のヒューマニズムから言えば、或いは地球市民とか言う人々の立場なら、これは許されることではありません。 全世界の人類は平等なのに、世界中の圧倒的多数の人々は基本医療さへ受けられない。

 だから本当に地球市民とか言うのなら、日本人の税額を3倍5倍にしても、この人々を助けろと言うべきです。

 治るわけでもない難病患者への治療費の国庫負担など止めて、治癒の見込みのある中国人の医療費を出せと言うべきです。

 

 でも彼等はこのような厳しい現実と向き合う意思はありません。 

 現実を見る意思も無く、安易なヒューマニズムに耽溺する人間を、愚か者と言うべきか、悪党と言うべきかワタシには解りません。

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2009-08-29 20:19

秋晴れ

 この数日ハッキリしない日が続いたのですが、今日は青空が出ました。

 

  

 

 でもこの空は明らかに秋晴れの空です。

 

  

 

 山葡萄の蔓の側でゴソゴソしている人がいたので、行って見ると山葡萄が色づいていました。 でもこれじゃまだ酸っぱいと思うのですが・・・・・・。

 

  

 

 川を見ると蒲(ガマ)が穂を出していました。 因幡の白兎に出てくる蒲です。 随分大きな物です。 穂の長さが30センチはありそうです。

 

  

 

 少し上流の湿地にはヘラオモダカの花が咲いていました。

 

  

 

 ジャノメチョウが日向ぼっこをしていました。 この暫く蝶やトンボの姿が目立ちます。 水辺に行くとトンボがやたらに飛んでいます。  

 

  

 

 空を見上げると、オニグルミの実も大きくなっていました。 これから雨が降るたびに秋が進んでいきます。

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2009-08-28 19:18

決断の時

 前から一日延ばしにしていたよもちゃんの予防注射ですが、今日とうとう行って来ました。

 遂に決断の時が来たのです!!

 

  

 

 今日は朝から雨なので、止めようかなあ・・・・って思ったのです。 それでよもちゃんもすっかり安心して寝ていました。

 

  

 

 でも、昼過ぎフト窓を見ると雨が止んでいます。 いまだ!!!

 

  

 

 私は寝ているよもちゃんを捕まえて、ケージのある2階へ駆け上がり、よもちゃんをケージに入れました。

 寝ぼけ眼のよもちゃんが、本当に目覚めた時には、既にケージの中でした。

 

  

 

 猫の捕獲にはこのような臨機応変の才と、瞬間的決断力が必要です。 計画的に行おうとすると、猫は気配で異変を察知して、早々に逃げ出してしまうからです。

 

  

 

 病院の待合室で、よもちゃんは落ち着かないです。 すっかり怯えています。 病院の中ではケージから出ようとしません。

 

 

  

 

 いよいよ注射です。 

 可哀相なよもちゃん。 大人しく震えています。

 

  

 

 私が支払いを済ませている間も、よもちゃんは大人しくしていました。 

 猫3種混合ワクチンは今年は4種混合ワクチンに変わっていました。 値段も去年3500円だったのが、4000円でした。 でもこれで安心です。

 

  

 

 家へ帰ると、よもちゃんは直ぐにベッドの下へ逃げ込みました。 可哀相なよもちゃん。 でも来年まで行かなくてよいからね。 

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2009-08-28 12:40

北海道神宮 雑感

 23日、流鏑馬に行った時に、また北海道神宮の写真を撮りました。

 

  

 

 北海道神宮は北海道では最高の格式を持つ神社ですが、明治時代に出来た神社なので、文化財としての価値は知れています。

 

  

 

 だからここへ観光に来るのは、台湾人ぐらいです。 台湾人の団体客はこの数年毎日何組を来ています。 大型観光バスで乗りつけます。

 

  

 

 台湾人がここに来るのは、限られた日程の北海道旅行で、日本的な場所を見たいと言う理由だと思います。 でも札幌では韓国や中国の観光客も結構来るのですが、幸い彼等はここには来ません。

 

  

 

 台湾グーグルで「北海道神社」を検索すると、ここに来た台湾人のブログが沢山ヒットします。 それでワタシもこの神社が台湾檜で作られたことを知りました。

 

  

 

 それにしても随分参拝者が増えたものです。 ワタシは高校時代、毎日ここを通り抜けて通学しました。 その頃は本当に人がいなくて、冬など怖いぐらいでした。 でも今は毎日コンスタントに大勢の参拝者がいます。

 だから六花亭が神社内に、休憩所を設けて、お菓子とお茶を無料で振舞っています。 あの頃から何かどう変わったのでしょう?

 

  

 

 それにしても、神社建築は美しいと思います。 文化財としての価値はともかく、簡明で明るく清らかです。

 南方熊楠は神道はアニミズムだと言いました。 木や石や動物など自然に神が宿るアニミズム信仰は、人類が太古から持っていた信仰です。

 でも今はアフリカや南米の狩猟採集の生活を続ける少数民族を除けば、日本にしか残っていないのです。

 

  

 

 以前、安部勤哉の文章で読んだのですが、ある時ドイツ人の中世史研究者を熱田神宮へ案内したら、神宮内の注連縄で囲った御神木や岩を見て「嘗てはドイツにもこのような信仰があったけれど、キリスト教化で完全に失われてしまった」と言って残念がったと言います。

 

  

 

 古代ローマやギリシャにも同じような信仰がありました。 神は人を教え助けはしても、絶対者として君臨しません。 そして信仰を司る神官が権力を握る事もありませんでした。

 でもその信仰が失われたと共に、帝国も文化も滅亡したのです。 

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2009-08-27 16:57

先延ばし

 8月ももう終わりです。 明日と言う明日は何としてもよもちゃんを、獣医の先生のところへ連れて行って、「猫3種混合ワクチン」を注射してもらわなければなりません。

 

  

 

 よもちゃんは毎年8月の下旬には、いつもの先生のところでこの「猫3種混合ワクチン」を受ける事に決まっているのです。

 なぜなら6年前の5月、小さな小さな子猫だったよもちゃんは、この先生のところからウチに養女に来たのですが、その時先生から「3月ほどしたらワクチンを注射しなさい」と言われてました。 ワクチンの有効期限は1年なのです。

 

  

  

 今年は7月に病気をしたので、病気が完全に回復したのを見極めてからと、一日伸ばしにしていたのですが、とうとう8月も後何日も残りがなくなりました。

 何としても近日中に先生のところへ行かなければなりません。

 

  

 

 本当は昨日連れて行く予定でした。 でもよもちゃんも怪しい気配を察しているのか? 朝私が靴下を取り替えようと、箪笥の引き出しを開けたら、寝ていたのにいきなり飛び起きて、外へ出たいと言い出したのです。

 無理に閉じ込めると、余計不信感を募らせ今後の私とよもちゃんの関係が不味くなる・・・・・・。

 私はとりあえずよもちゃんを出してあげました。

 

  

 

 暫くしてよもちゃんは帰ってきました。 でもよもちゃんの思いが天に通じたか、私が体調を崩して寝込んでしまいました。 それで昨日のワクチンは中止になりました。

 この一週間ほど大体こんな調子で、一日遅れに遅れ続けているのです。

 

  

 

 獣医の先生はいつも親切にしてくださるのに、よもちゃんは先生が大嫌いです。 いつも先生のところへ行くのは一苦労です。 特に病気ではなく元気なよもちゃんを捕まえて、ケージに押し込んで先生のところへ連れて行くのは本当に大変です。

 でも元気に外で遊びまわるからこそ、ワクチンを注射してもらわなければ困るのです。

 

  

 

 夕べよもちゃんは、したり顔で田母神講演を聴いていました。 田母神氏は「政治家が目の前の面倒を避けて安易な妥協を繰り返した事で、状況がなおの事悪くなる」と言います。

 よもちゃんはどう思っているのでしょう?

 

 

  

 

 オマイが言うな!!

 

 何ですって??

 

  

 

 だって、面倒な事を先送りするのって、同居人の大得意でしょう?

 

 だからって、予防注射どうするのよ!!

 

  

 

 その件はまた後で善処しましょう。

 

 

 今日はまた私が朝起きると、よもちゃんは外へ逃げ出しました。 そしてよもちゃんが帰ってくると雨が降り出しました。 自転車が使えません。 これでまたワクチンは一日延期です。

 嗚呼、明日こそは何が何でも病院へ行かなければなりません!!  

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2009-08-27 12:48

知ってる方はいらっしゃいませんか?

「インターネット時代」に慎重に向かう日本の選挙運動

 

【8月5日 AFP】衆院選を30日にひかえた日本。日本は言わずと知れたハイテク王国だが、麻生太郎Taro Aso)首相や野党党首らがマイクロブログサービス「ツイッターTwitter)」で「つぶやき」を発信するのを聴くことはできない。

 バラク・オバマBarack Obama)米大統領は、ウェブを駆使することで前年の米大統領選に勝利した。しかし、日本の議員たちはインターネットを取り込むことになかなか腰が重く、若い有権者らに政治を遠くの出来事のように感じさせてしまっている。

 18日の衆院選の公示後はインターネットを使った選挙運動が禁止となり、候補者がブログを更新したり、電子メールで政治観を意見交換したり、ウェブサイトに動画を投稿することが違法となる。

 米国で誕生したツイッターを利用する日本の政治家はあまり多くない。オバマ政権は、ツイッターで「つぶやき」を発信することもあるかもしれない。しかし、麻生政権は間違いなくそういったことは行わない。

 国民の60%以上がインターネットを日常的に利用する、世界で最もネット接続の進んだ国の1つである日本において、これは奇妙な状況である。日本における選挙活動は、いまだに地道なビラ配り、街頭でのお辞儀、選挙カーからの大音量での名前の連呼などに限られているのだ。

 テンプル大学(Temple University)ジャパンキャンパスのジェフ・キングストン(Jeff Kingston)教授(アジア研究)は、日本の政治家たちは「ネット選挙運動を禁止することで、若い有権者たちの間に関心を呼び覚ます重大なチャンスを逃している」と指摘する。「前回の米大統領選では、若い有権者たちに活動を起こさせる上でインターネットが重要なツールとなった。しかし日本では、前回の総選挙で投票した若者は3人に1人にすぎなかった」

■変化の兆し

 しかしながら、選挙活動は徐々にではあるがデジタル時代の方角に向かいつつある。

 自民党LDP)と民主党DPJ)はそれぞれに凝った内容のウェブサイトを立ち上げ、動画投稿サイト「ユーチューブYouTube)」などへの投稿も始めている。とはいえ、その大半が党の記者会見や演説の様子を映しただけのものだ。

 そんな中、ある動画が人気を博している。自民党が投稿したアニメーションで、民主党鳩山由紀夫Yukio Hatoyama)代表似の男性がディナーの席で女性に求婚するという内容だ。「ボクに交代してみないか?出産や子育ての費用も教育費も、老後の生活費も介護の費用も、ボクに任せれば全部OKさ!」「お金は大丈夫?」と質問されると、「細かいことは結婚してから考えるよ!」――アクセス数は4日までに40万回を超えている。

 日本最大のインターネット商店街「楽天Rakuten)」は、オンラインで政治家への寄付ができる国内初のサービスを立ち上げた。また、国内の多数のウェブサイトが、有権者同士の議論を活発化させる仕組みを提供しようとしている。

公職選挙法改正の議論

 ネットの政治活動で日本が他の国々よりはるかに立ち遅れている最大の原因は、やはり、1950年に制定された公職選挙法公示後のインターネット利用が「文書図画の頒布」にあたるとして禁止されていることだ。

 民主党は、公職選挙法について、自民党が改正を阻止してきたと非難。選挙に勝利すれば、公職選挙法を全面的に見直すと明言している。

 民主党参議院議員の鈴木寛(Kan Suzuki)氏は、ネット選挙運動が認められない理由について、ネットユーザーのほとんどが民主党支持者であり、自民党は、若くテクノロジーに精通した若者が政策に詳しくならないようにしているのだと説明した。

 鈴木氏は2007年、日本の政治家としては初めて、インターネット上の仮想空間「セカンドライフSecond Life)」に事務所を構えた人物でもある。鈴木氏によると、日本のマスメディアは具体的な政策よりも政党間の対決に注目する傾向がある。しかし、有権者は「自民党対民主党」のニュースには飽き飽きしており、それよりも重要な政策について知りたいと思っており、だからこそインターネットには非常に重要な役割があるのだという。

■若者たちの意見

 日本の若者たちの多くは、政治に関心があると答える。だが、グレーのスーツを着た60代男性が率いる2大政党に強い関心を持つのは困難だと感じている。ちなみに麻生氏は68歳、鳩山氏は62歳だ。 

 渋谷で若者に意見を聞いてみた。会社員の林さん(26)――「ちっちゃい子のけんかじゃないんだから、結局お互いのポリシーを責め合って自分のところをよく見せようとするだけに見えなくて。どこの政党がいいとか悪いじゃなくてみんなで良くして欲しい」「麻生さんもちょっと(カリスマ)あるかなと思ったけど。カリスマ性が欲しい」

 友人の小林さん(23)――「アメリカとかの大統領はしゃべるのがうまいじゃないですか。日本の人って下手であまり説得力がない」

 

 http://www.afpbb.com/article/politics/2628015/4425100

 

  

 

 ワタシはネットユーザーになってまだ3年目です。 メカ音痴なのでパソコンの使用テクニックはいつまでたっても上達しません。

 

 しかし3年前、ネットを始めて驚いたのは、ネットと大手マスコミの所謂世論とネット世論の違いです。

 

 例えばブログランキングなどみると、政治経済外交などではネットウヨの圧勝です。

 

民主党参議院議員の鈴木寛(Kan Suzuki)氏は、ネット選挙運動が認められない理由について、ネットユーザーのほとんどが民主党支持者であり、
 

 この人の言うような民主党支持者のブログなど上位50位中、2~3あればよいほうです。 イザでもブログの数でもランキングでもそうですね。

 

 ネットウヨは積極的に自民党を支持しないまでも、民主党の売国振りに問題外としています。

 

  

 

 また2チャンネルなど、誰でも自由に書き込める巨大掲示板でも、民主党を非難するカキコは非常に多いのですが、支持するカキコを殆ど見た事がありません。

 

 そしてそのような背景を元に「在日特権を許さない会」などのような会が生まれました。

 そしてチャンネル桜が呼びかけた反NHKデモなどが多数の参加者を集めています。

 確かに絶対数では左翼のデモに比べ少ないのですが、自治労や日教組のような組織を使っての動員ではないのです。 このようなデモにこれだけの人が集まる事自体が大変な事です。

 しかも若い人が結構多いのです。

 

 そしてネットを使用していない人のほうが、民主党支持者が多いと言う統計まであります。 そしてネットの世論調査ではいつも新聞やテレビ等の世論調査に比べて、民主党の支持率は低く、自民党の支持率が高く出ています。

 

 いったいこの鈴木氏は何を根拠に「ネットユーザーの多数は民主党支持者」の結論を出たのでしょう?

 そしてこのAFPの記者が見ているのはどうのようなサイトなのでしょう?

 

  

 

 ましてこの根拠は全くわかりません。

 

自民党は、若くテクノロジーに精通した若者が政策に詳しくならないようにしているのだと説明した。
 

 なぜなら若くテクノロジーに精通した若者の多くが、綿密に民主党の政策と自民党の政策を調べて、その結論が反民主党と言うブログがブログランキング上位を占めています。

 そして彼等が作った動画が、大量にYou Tubeニコニコ動画にアップされています。

 

>米国で誕生したツイッターを利用する日本の政治家はあまり多くない。オバマ政権は、ツイッターで「つぶやき」を発信することもあるかもしれない。しかし、麻生政権は間違いなくそういったことは行わない。
 

 確かに麻生総理はそういったことはなさらないのですが、麻生総理を応援するために無償でそういったことをする人達がネット世界には無数にいるのです。

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=cduQh6vpF0U&hd=1

 

 ワタシには動画を造る能はないので、このような動画を2チャン等で拾っては貼っています。

 

  

 

 それともワタシが全く知らない、巨大掲示板とか、有名なブログランキングとか、動画投稿サイトがあるのでしょうか?

 誰か知っている方はいらっしゃいませんか?

  1. 個人的体験から
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