近所の激安食料品店を出ると、また雪が降っていました。 前が真っ白です。 なのに後ろを振り向くと、青空が見えています。 実に奇妙な景色でした。
歩道橋に登って海側を写すと、雪で遠くのビルはかすんでいます。
でも反対側、山側を写すと、青空が輝いています。
雲の下にだけ雪が降っています。 お天気雨でなくお天気雪なのです。 少し歩いていると、不安定に雪と晴れが繰り返します。
いつもの散歩コースが不思議な魔法にかかったようです。 公園についてみると、晴れている側、
雪の降っている側、いっそう明瞭に分かれています。 こんなふうになって、これからドンドン降ってくるのか、それとも晴れるのか解らなくて少し不気味です。
でもなにか異様な美しさです。 しきりに鳥が鳴いているのですが、姿は見えません。 雪のせいか犬の散歩をする人もみかけません。
それにしても日が長くなりました。 これで5時前です。 少し前なら薄暗くなっていました。
天気予報では明日からまた冷え込むようです。 雪祭りの自衛隊はホッとしているでしょうね。 雪祭りは2月5日からです。
それから私も雀のなる木を見つけました。 雪の中でも元気イッパイです。
今日は写真を沢山出したから、猫は辞めようと思ったんですが、どうしても出たいそうです。 せっかく綺麗なポーズを決めたので、どうしても出ると言うのです。
だからぁあ~、皆様がアンタのヘボブログ見て下さるのは、ワタシのおかげなのよ!!
お天気雪
蛙の王様
蛙の王様 イソップ童話
昔々大きな沼がありました。 そこには沢山の蛙達が住んでいました。
ある時蛙達は神々の王ゼウスに「自分達の王様が欲しい」と頼みました。
ゼウスは驚いて言いました。
「お前達はこの沼で、自由に幸福に暮している、なんで王様が必要なんだ?」
でも蛙達は言いました。
「王様を下さい。 そうすればこんな惨めな暮らしをしなくて済みます。」
そこでゼウスは沼に大きな丸太を投げ込んでやりました。
蛙達は王様が来たと思って、大喜びしました。 でもすぐに丸太は話もせず、動きもしない事に気づきました。 そして怒り出しました。 それからまたゼウスに「王様を下さい」としつこく頼み続けました。
それでゼウスは今度はコウノトリを送り込みました。 大きな美しい鳥を見て、蛙達は大喜びしました。 けれどコウノトリは直に蛙達に襲い掛かり、次々と食べてしまいました。
私はこの童話を子供頃読みました。 でも全く意味がわかりませんでした。 だから妙に気になって鮮明に覚えていました。
意味が解ったのは最近です。 小泉訪朝以来、北朝鮮の状況がマスコミで話題になって、ようやく王様を欲しがる蛙が、本当にこの世にいる事を知りました。
イソップの生きた頃アテネは南北戦争前のアメリカと同様奴隷制民主主義の国でした。 イソップは奴隷でした。
しかしアテネの共和制は不安定で、繰り返し僭主制と民主制の間を揺れ続けました。 もっともアテネだけでなく、当時のギリシャの都市国家はみんな同様のトラブルを繰り返しながら、他都市との抗争を続けていました。
そのような世界に生きて、自ら自由を放り出してしまう人々を、イソップは多数見たのでしょうね。 誰もが持っている訳でもない自由を。
「自由」と言う言葉は、現在では曖昧で好き放題に使われ、或いは哲学的で意味深長な言葉ですが、イソップの時代は非常に簡単明瞭でした。 つまり「奴隷でなければ自由」です。 奴隷は「モノを言う道具」「槍先で捕らえられた者」(戦争捕虜)で、完全に人格を否定されています。 だから人格を持つ事が自由である事です。
しかし自由である事は責務を伴います。 なにしろ当時は戦争をして負けたら、「槍先で捕らえられ」て、奴隷になってしまいます。 だから自由な市民は、何よりもまず国の為に闘う義務がありました。
そもそも市民とは国の為に闘う人々の事です。 だから参政権があるのです。
「自分の命を掛けて国家の為に闘う人にのみ、国家の運命を決める権利がある。」と言うのは、古代から近代までの民主主義の基本原理です。
だから現代日本の「シミン団体」「シミン運動」を見ると、いつも実に奇妙な気がします。
ところでローマ人はまた奴隷をこう定義しました。 奴隷とは「自分の運命を決める権利を持たない者」です。
しかし「自分の運命を決める権利」と言っても、所詮人間です。 事故や病気や災難を避ける事はできません。 それに富や権力や名声を好きなだけ得られる訳でもありません。
「自分の運命を決める」と言うのは、「自分に与えられた選択肢の中から、自分の判断でどれかを選べる」というだけです。
そして自由人がそれを選んだ以上、その選択に責任を持たねばなりませんでした。
いかに貧しく弱い人間でも、自由人、市民であれば、その乏しい選択肢の中の選択に責任があるのです。 その責任を果たす人だけが、人間の尊厳を持つ権利があるのです。
これは大変厳しい世界です。
しかし私はこのこの古代ギリシャやローマの「自由と民主主義」こそが、本来の「自由と民主主義」だと思っています。
奴隷制民主主義は極めて残忍で苛酷ですが、残忍であり苛酷であるが故に、自由とそれを護る意味が限りなく明瞭だからです。
そしてこの厳しさを理解できなければ、蛙になってしまうと思っています。
そうか~!!
冬の光景
冬の光景はいろいろあります。
蝦夷の小林檎
林檎の仲間です。 春に真っ白な花が咲いて、秋に実がつきます。 大きさはさくらんぼぐらいだけど、ちゃんと林檎です。 冬の間の小鳥のご馳走です。
白樺についた宿木。 夏は葉に覆われてわかりませんが、冬気を付けて見ると結構沢山あります。
凍った川で遊ぶ鴨さん。
そして吹雪。
でも一番凄いのは、この吹雪の中でも、なまあしの女子高生です。 プライバシーの問題があるので、残念ながら写真は出せません。 下手な絵で我慢して下さい。
毛糸の帽子、マフラーをグルグル巻き、ピーコート、それにムートンのブーツと、必死の防寒対策をしています。
でもケツ下3cmのスカートになまあし。 丸出しの太ももは、普通寒で赤紫色になっています。
いくらなんでも、体にわるいだろう。
先生も親御さんも心配して、口を酸っぱくして注意してますが、全然聞きません。 他人が強制したら、人道問題なのですがね、辞めさせるのはほとんど不可能なんです。
しかし私はこれを見て、歴史の謎が解けました。
古代ローマの軍団はケルンやウィーンなど、寒冷地にも駐屯していましたが、ミニのワンピースみたいなあの軍服で、どうやってすごしたのか?
でも札幌の女子高生を見れば、別に凍死する事もないんですね。
この凄いファッションが流行り出したのは、80年代の半ばぐらいからだったと思います。 「それにしてもここまで苛酷なファッションは長続きしまい」と私は思っていました。
でもあれからかれこれ20年余、このなまあしファッションは今も続いています。
古代ローマの軍団も、カエサルのガリア侵攻から、東西ローマ帝国の分裂の頃まで、かれこれ400年ぐらい頑張ったのです。 なまあしも400年続くかも知れません。
ちなみに私がこのなまあし女子高生を見た最も寒い日は-12℃でした。
Zzzz.....
猫はそのような愚かな事はしません。
最後の授業
「最後の授業」と言う小説を読んだ事ありますか? 私は小学校の時に教科書に出ていました。 一時は80%を越える教科書に出ていた教師人気小説です。 物語は以下の通りです。
普仏戦争でフランスが敗戦。 フランス領だったアルザスとロレーヌは、ドイツ領になる。 そしてアルザス、ロレーヌの学校では、フランス語の授業が禁止され、ドイツ語が強制される。
この最後の授業で、アルメ先生は言葉の大切さとフランス語の美しさを語り、主人公のフランツ少年は、言葉を失う悲しみに呆然とする。
ところで「最後の授業 アルフォンス・ドーデー」でググると、こんなのが出て来ました。 在日韓国人の方のブログですね。
http://syoujiten.exblog.jp/tags/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%BC/
>『最後の授業』は、フランス語圏のアルザス地方でのこと、ドイツ領になり最後のフランス語での授業を取り上げたお話で、韓国の人はドーデーに民族的にも共感をすることがあるのだろうかと思いました。
だそうです。 こんなコメントを書いた方もいらっしゃるんですね。
>Commented by ひつじ at 2005-10-09 01:55 x
今年の春から韓国語の勉強を始め、色々なブログを渡り歩いていささんのブログに到達しました。いささんのコメントは、着眼点も新鮮で内容も豊かなので、いつも楽しく拝見しています♪
『最後の授業』、私が小学生の時の国語の教科書に載っていたお話で、
とても印象に残っています。
特に衝撃的だったのは、先生の言葉でした。
「日本は、韓国に対して同じことをしたことがあるんだよ。してはいけないことだってわかるよね?」
とても信じられませんでした。自分の国が外国に対して、そんなことをしていたとは・・・子供ながらにショックでした。
私も韓国人が『最後の授業』を読むときは、どのような気持ちだろうか?
と考えていたので、いささんに共感し、投稿させていただきました。
実は私も小学校の時に先生が、このひつじさんの先生と全く同じ事を言ったのです。 でもね、これ嘘だったんです。

嘘1*アルザスはフランス語圏ではなく、ドイツ語圏。
嘘2*ドイツがアルザス占領後も、4%ほどいるフランス系住民に、ドイツ語を強制したり、フランス語を禁止したりした事実はない。
嘘3*日本が朝鮮で朝鮮語を禁止した事実は無い。 日本語を強制した事実も無い。
この「最後の授業」はアルフォンス・ドーデーが普仏戦争の敗北で、すっかりフランス国粋主義にハマり、現実のアルザスには関係なく書いたもので、アルザスの少年がフランス語を学べなくなった事を嘆くなんて、完全フィクションなんです。
勿論昭和30年代の小学校の先生が、アルザスの言語状況なんか知る訳もないから、まんまとドーデーの筆力に嵌められたのは仕方のない事かも知れません。
しかしフランス文学者、言語学者などアルザスの言語状況を知っていた人は日本にも大勢いました。 それなのになぜこんな嘘の卸元みたな話をそのまま教科書に使い続けたんでしょう?
調べてみると面白いです。 実はこの話が最初に教科書に載ったのは、戦前なのです。 戦前日本語が台湾や朝鮮でも日本語が公用語だった時に、公用語としての日本語を、朝鮮@人や台湾人に広めるにあたって意義のある物語とされたのです。 日本語を学ぶ事で「他民族であっても、日本人である」と言う事を教えたかった訳です。
だからドイツ民族の少年フランツ君が、フランス人のアルメ先生からフランス語の大切さを教えられる訳です。 日本と朝鮮で置き換えると、
1945年8月15日、ソウルの小学生金君は伊藤先生から「今日で日本語の授業は最後だ」と言われて、言葉を失う悲しみを知る。
と言うところでしょうか?
だからこの小説は完全に言語帝国主義の小説なんですね。 その為、戦後しばらく教科書から姿を消します。 そしてもう一度教科書に戻ってきた時、今度はアルザスの言語状況への無知から、完全に意味が逆転して先にあげたブログ主や、ひつじさんのような面妖な解釈が主流になるんですね。
日本では日本語で全ての学問、芸術を学べます。 日本には日本語以外の大きな言語グループもいません。 そしてそれを余りに当然と思いこんでるために、国家と民族或いは言語の関係を余り深く考える必要がありませんでした。
でもこうしてみると日本式の常識で世界を考えると、いかに出鱈目な理解をしてしまうか良くわかりますね。
さてこのブログ主さんもアルザスの言語状況をご存知なかったようです。 それでオセッカイ私はわざわざコメントで、説明して差し上げました。
すると「フランス語圏のアルザス地方でのこと」と言ういままで書いていなかった文を加えられました。 でもフランツ君なんですけどね。
その後何度か私のオセッカイは続きましたが、その都度削除なさいます。
「アルザスの言語や小説成立のいきさつを知りませんでした、訂正します。」で済む話だと思うんですがね。
このブログは「最後の授業 アルフォンス・ドーデー」でググると、2番目、ウィキの次ぎに出ます。 そしてその後に続いて出るサイトも、ほとんどがアルザスの言語状況について説明しているサイトです。
だから早く訂正なさったほうがいいと思うんですがね。 でもまあ韓国人の皆様の民族性が良く解る体験でした。

だめだこりゃあ~~♪♪
ドカーン!!
ドカーン!! 朝ごはんを食べていたら、轟音がしました。 屋根の雪が落ちたのです。 我が家の屋根は北海道の古典的三角屋根です。 雪は自重で滑り落ちます。
今日の札幌は20日ぶりに零度を超えて、真冬日ではありませんでした。 その暖かさで緩んだ屋根の雪が、雪崩となって落ちたのです。 今日一日何度も落ちました。
屋根から庭に落ちた雪です。 赤いのは屋根のトタンの色が雪についたからです。 庭は雪で満杯です。 雪の後ろのブロック塀が1.8mほどありますから、どのぐらい積もったか解ります。
まあこの陋屋にワザワザ庭があるのは、屋根から落ちた雪を溜める為ですから、文句は言え無いのですが、このまま雪が溜まると、春に庭の雪解けが遅くなるんですよね。
これが26日。
んで、これが今日です。
勿論猫はモデルになる気満々で、窓枠に飛乗ります。
しかし久しぶりの暖かさに(最高気温1度)に誘われて、外に出ると大きな道路は泥んこ。 他家の軒下は落雪注意!! いい事ばかりでもないんですが、それでも歩いていて気楽です。 猫も外へ出たがります。
買い物がてらまた鴨さんのいる川へ行って見ました。
凄いでしょう。 上等の望遠レンズ使ったみたいでしょう。 実はパンの耳なんです。 今日はいつも鴨さんにパンをやる常連のオバサンが2人来ていました。 それで私の持っていたパンの耳を、このお二人にお願いして鴨さんにあげて貰ったんです。
すると鴨さん達全然逃げずにドンドン寄って来ます。 この前私が一人であげた時とは大違いです。 いつも来てくれる人は解るんですね。 下はトリミングしたんじゃなくてそのままの写真です。 凄く近くまで来てくれます。
こんなにいるんです。
川はほとんど凍っています。 この鴨さんのいる所は全部川なんですけどね。 でもこうやって春まで頑張るんでしょうね。 可愛がってくれる人も大勢いるようだし。
あのさ~、ワタシ鴨とか食べてみたいんだけど・・・・。 一羽取ってきたらダメ?
ダメです!!
赤旗読者ってお金持ちなんですね。
赤旗の読者ってお金持ちなんですね。 先日生活保護の老齢加算廃止に関する記事を見ると、そう思わざるを得ません。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-01-25/2008012501_01_0.html
>しかし、調査から見えてきた実態は――。「住む、食べる、着る」という生命維持に必要なことまで奪っていました
>切り詰めを迫られた最大のものは食費でした。その割合は52・3%に及んでいました。一カ月の食費は単身世帯で三万円未満が52・1%を占め、二万円未満が23・3%となっていました。
一日の食事が二回以下が単身世帯で23・6%、夫婦世帯で24・1%ありました。その内容は「食事は昼食兼用で昼の残りを夕に食べる」「月末になると一日一食にする。うどんやそうめんで過ごす」。全体の34・3%が「十分な食事とはいえない」と答えていました。
だそうです。
老人単身世帯で食費2~3万円なら十分ではないでしょうか? 私も病身で無職なので、贅沢はしていません。 食費は猫と2人で、一ヶ月2万前後ですが、でも十分な食事ができます。 (ウチの猫は、カリカリは食べません。 猫缶とその上、オヤツに鶏手羽を毎日食べてます。) それどころか太り気味なので、なんとかしなければなりません。
「Yahoo知恵袋」で少し古いのですが「男の子3人(小中高)と夫婦の5人家族で、食費8~9万は高すぎますか?」 と言う相談が出ていました。 子供の数が同じでも、女の子だったりすると、5万ぐらいの家があり、それを特に不服としていないのがわかります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=9339084
生活保護費は単身なら10~15万ぐらいだそうです。 でも今、特別な技能やコネの無い人が、正社員になってフルタイムで働いてもこの額を稼げ無い場合があります。 30~40万稼いでも家族を4人抱えていれば、一人分の生活費は、生活保護以下です。
そして普通の人は、この中から子供の教育費や、自分の老後資金も貯めます。 それから生活保護世帯は医療は無料です。 虫歯も風邪も一切費用はかかりません。 子供がいる場合は、これが結構大変そうです。
普通に家計をやりくりしている人なら、この赤旗の記事が実に異様で荒唐無稽な話か解るでしょう。
でもこんな事を大真面目に書くところを見れば、赤旗の読者はお金持ちなんでしょうね。 普通の勤労者ならこんな記事を読めば「なにこれ!!」ですからね。
でも月に一人10~20万も食費を使うから「2~3万の食費では生きてイケない」と思ってしまうんでしょうね。 でなければ基礎代謝量が若者の半分以下の老人が、月2~3万の食費で「生命維持に必要なことまで奪ってしまう」なんて馬鹿な事は書けないでしょう。
実は生活保護については、毎日新聞等でも馬鹿馬鹿しい「ギリギリの生活」記事が出ていました。 しかし毎日新聞の記者様は、年収1000万を超えるやんごとない方々なので下々の生活はご存知ないのもいたしかたあるまいと思っていました。
でも赤旗の記者も読者も、やんごとない方々だったのですね。 そう言えばレーニンも毛澤東もホーチミンもみんな地主様でした。
勿論生活保護を受けざるを得ない人は、気の毒な人には違いありません。 しかしだからと言って、限られた福祉予算と、限られた税収の中で、やりくりしなければならない物を、安易な同情だけで対応していいのでしょうか?
他人の生活費にケチをつけるのは、上品ではないけれど、しかしこんな馬鹿げた態度では、現在生活保護を受給している人の既得権益を膨らませ、本当に救うべき人を見捨てなければならなくなります。
あのね、鴨なのよ、鴨。 読者も有権者も馬鹿だから、甘い事言っとけばいいと思ってるのよ、アイツラ!!
神様の話
近所の神社です。
少し前に撮ったので雪が少ないです。 赤いトタン屋根の小さな神社です。 高台にあって場所はいいんですけどね。
こっちは別の神社。 商店街の中にあります。 屯田兵が作った神社です。 札幌では特に古い神社です。
札幌の神社はリンク集があるので、歴史を簡単に見る事ができます。
http://nekonote.ath.cx/%7Esapporo/
ほとんどの神社の歴史は入植者の歴史です。
明治時代に入植した人々が、自分たちの集落の護りに小さな祠を作り、生活が安定し集落の人口が増えてくると、祠は神社になってゆきました。
入植した人々が特定の地域から来た場合は、大抵故郷の神様を連れてきました。 出身地がバラバラの時は、よさそうな神様を選んだようです。
でも「かなりいい加減じゃないの」って思った事もあります。
小樽に住吉神社があるんです。 海を見下ろす高台にある立派な神社です。 当然、大阪の住吉大社の末社だと思いました。 それでお祭りの時に、神社の人に聞いたのです。
「大阪の住吉神社とは違います。 関係ありません。」と言われてビックリしました。 小樽在住の友達も別モノだと言っていました。
でもネットで調べると、やはり大阪の住吉大社と同じ神様がお祭りしてあります。
思うんですけどね。 幕末、明治の頃、北海道に来て厳しい自然の中で、生きていかなければならない人々は、護ってくれる神様が必要でした。 だから神社を作ったのだけれど、神道の知識がそれほどある訳ではなく、とにかく何でも近くの神様におすがりするしかありません。
開拓地の神様は、僻地のお医者さんと同じです。 僻地のお医者さんの所には、骨折からお産まで病人でも怪我人でも担ぎこまれてきます。 先生の専門が何で、どこの大学を出たかなんて誰も気にしないでしょ。
開拓地の神様も、神頼みをなんでも聞いてあげなくてはいけなかったんですね。 だから神様も本当にどこの末社かなんて、誰も気にしなくなったんでしょうね。
私は一応大学で化学を専攻したのですが、それで大学時代「工場見学」というのがありました。 当時は重化学工業が絶好調でした。 それでそういう巨大工場を幾つも見たんですけど、どの工場にも神社があるんです。
個人の家の神棚の感覚らしいのですが、なにしろ工場が巨大で、汽車の駅が工場を取り巻いて幾つもあったりすほどなので、神棚が神社なんです。
特に製紙工場なんか、製紙会社は皆植林の技術を持っていますから、素晴らしい鎮守の森を持っていました。
一番驚いたのは当時最新鋭の製油所へ行った時です。 SF映画のセットのような製油所の前に、登呂遺跡の高床式住居みたいな物があって、それがそこの神社でした。 まだ境内の木も育ってなかったので、凄いミスマッチ感覚です。
後で聞いたのですが、そこの創業者が宗像神社に信心していて、何か作ると必ず宗像神社の神様をお祭りするんだそうです。
日本人って案外信心深いですね。
これは2番目の神社を道路の向かいから、撮りました。 この日は雪でした。
古代ローマでローマ人が植民地に都市を作った時、都市には必ず神殿を建て、そこが市民の団結の中心になりました。 ローマの信仰では専門の神官ではなく、市民が中心になって祭祀や神殿の管理が行われていました。
ローマの衰退は信仰の衰退と重なるようなのです。
話がつまらなかった? ハイ、すみません。 それではこのスーパーセクシーポーズでも見て気晴らしを。
うふ~ん。 ワタシってセクシー♪♪
将軍様の新しい名刺お作りしました。
世界の迷惑、朝鮮民主主義人民共和国も最後が迫っているのでしょうか?
そして北朝鮮崩壊に備えて、中国人民解放軍が北朝鮮占領の準備をしているようですね。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080121-OYT1T00914.htm?from=navr
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080108/kor0801081930003-n1.htm
「北朝鮮 人民解放軍」でググると、他にもイッパイ出てきます。
今の状況が「100年前の日韓併合の時と似ている」と言う意見もあります。 でもワタシは少し違うと思います。 あの頃は清朝は末期でした。 人口は4億足らずで満洲には中国人はそんなにいませんでした。
ロシアも老大国で崩壊寸前でした。
でも今は両国とも元気イッパイ勇気凛々です。 中国は人口もメチャクチャ増えて、満洲も満杯です。
両国とも変らないのは、古典的帝国主義で古典的覇権主義その物の領土欲が満々だと言う事です。
北朝鮮が中国やロシアの支配下になったら、韓国は独立を守れるのでしょうか?
韓国は90年代にあった統一のチャンスを見す見す逃したばかりか、独立も危うくなったかも知れませんね。
それを思うとチャンスを一発で決めたドイツはエライなあ!!
身の程知らずの国際情勢分析はこれぐらいにします。 尊敬するdamedakoreaさんのところに、大韓民国次期大統領が現在お使いの名刺が出ていました。
http://killkorea.iza.ne.jp/blog/entry/461740/#cmt
んで、ワタシは朝鮮民主主義人民共和国将軍様の為に、名刺をお作りしました。 もうすぐ御入用でしょうから。
それからこんなのも、作ってみました。
ドカ雪です。
あ~あ、ついにドカ雪です。 今までは大雪で済んだけど、昨日から今日一日、メタクソ降りやがった!!
北海道ではメタクソ大雪を、ドカ雪って言います。 NHK北海道のニュースまで「ドカ雪」って言います。
ついに泣きが入りました。 もう、イヤ!!
この前の写真と比べて下さい。
これが24日です。
同じ位置から撮ったけど、窓まで雪が迫ってます。
我が家は北海道の古典的三角屋根の家です。 このタイプの家は雪が、自重で滑り落ちるので、雪降ろしをしなくていいので楽チンですが、落ちた雪が軒下にドンドン溜まります。
そして窓を塞いだりします。 するとガラスが割れたりするので、雪が降る前から窓に防護用の板をあてがっておきます。 鬱陶しいんですけどね。
大壕雪の年に窓が全部雪で埋まって、部屋が真っ暗になった事がありました。 今年は12月の積雪が少なくて、一月になってからも本格的なドカ雪が降らなかったから、窓はまだ大分空いていますが、これからどうなる事でしょう?
写真を撮るためにトイレの窓を開けたら、猫がしゃしゃり出てきてモデルになります。 雪を撮りたかったのに。
あら、なに言ってるのよ。 皆様がアンタのヘボブログを見てくださるのは、ワタシのおかげよ。
いよいよ真冬です。
いよいよ真冬です。 積雪も増えて来ました。 道の両脇に除雪車の置き土産が、城壁を作っています。
歩道の幅は狭くなり、でこぼこになってお年よりなど難渋します。
消火線はなんとか掘り出してあります。
町内の児童公園です。 児童公園と言いますが、事実上雪捨て場です。 町内の人がみんなここへ、雪を持ってきて捨ててゆきます。 公園の看板はほぼ埋もれました。 でもまだまだ序の口です。 今までで最高に積雪の多かった年は、5~6mある街路灯の笠まで埋まりました。
ついに撮りました。 雀さんの大群。 ナナカマドに夢中で、逃げるどころでは無いようです。 美味しいんでしょうか?
猫はヤッパリ根性無しですね。 ストーブの側でゴロゴロしてます。
だって寒いんだもん。 もうヤダもん。 肉球が冷たいんだもん。 ねえストーブの火、大きくしてよ!!
プロフィール
Author:よもぎねこ
平凡な猫の退屈な日常生活
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