2018-01-24 21:24

謝罪と反省・鳩山由紀夫

 鳩山由紀夫がこんな事をツィートしていました。

鳩山由紀夫
 孫崎氏と従軍慰安婦問題を取り上げた。韓国の新方針に殆どの日本人が反対している。新方針は公式合意の再交渉はしない、日本が出した10億円は韓国政府が出す、心のこもった謝罪を望むである。どこが問題か。合意は口頭で文書すらなかった。過ちを犯した側は相手が許すまで謝罪の気持ちを持つべきだ。
049
 そうですか?
 だったらワタシは貴方に、脱税についての謝罪を求めます。
 貴方は首相まで勤めながら、1500億と言う史上最高額の脱税をしました。
 貴方はそれを追徴課税を納付するだけで済ませ、国民に対して謝罪していません。
 勿論、法的には追徴課税だけで終わりです。
 だからワタシは、貴方への怒りを自制してきました。 ワタシだけでなく多くの国民も同様です。
 しかし貴方は韓国が日本に「心のこもった謝罪を望む」のが当然であると仰います。
 だったら、同様ワタシ達日本国民も、貴方に「心のこもった謝罪」を望む権利があります。
 貴方はこれから日本国民の最後の一人が、許すまで謝罪を続けなさい。
051
 以前聞いた話ですが、交通事故の損害賠償請求や、離婚の慰謝料請求の裁判で、「幾らでも払う」と言う人間は、絶対に判決で決まった賠償金や慰謝料を払わないのだそうです。
 これは一見実に奇妙ですが、しかし真面目に考えれば当然の話です。
 鳩山由紀夫のツィートを見たら良くわかります。
054
 だってどんな場合でも自分の言い分と言う物があります。 それを完全に蔑にされて相手の言い分に従う事はできません。
 また極めて現実的な問題として、どんな人でも財力には限界があります。
 だから本当にちゃんと慰謝料や賠償金を支払う意思があるのなら、自分の納得のいく金額、自分に支払い可能な金額を提示するのです。
 「幾らでも払います。」と言うのは、実は最初から真面目に賠償金や慰謝料を支払う事は考えておらず、適当にその場を誤魔化す心算だからです。
055
 鳩山由紀夫は自身の脱税については、一切真面目に謝罪も反省もしていません。
 適当に誤魔化して逃げる事しか考えなかったのです。
 その彼が日本政府と日本国民に対して、韓国に「相手が許すまで謝罪するべき」と言うのです。
052
 自分個人の脱税に対しても謝罪も反省もしない人間が、何で自分が生まれる前の、自分に直接責任のない事に謝罪や反省をするのでしょうか?
 イヤ、この男はそもそも真面目に謝罪とか反省とか、イヤ、そもそも真面目に何か責任を考えると言う事はないのです。
 この男は唯その場その場で、自分の廻りにいる人間の歓びそうなことを言っているだけなのです。
050
 しかし今、この男に同調して韓国に謝罪しろと言っている日本人って、結局皆この男の同類でしょう?
 実はホントに自分が謝罪する意思もないし、反省もしない、自分以外の日本人が謝罪と反省をするべきだと考えているからこそ、幾らでも気楽に「謝罪しろ」「反省しろ」「賠償しろ」と言うのです。
 それにしてもこんな人間が日本の首相だったって凄い話しではありませんか?
 けれどもそれは、結局日本には彼の同類が多数いると言う話しではありませんか?
 怖ろしいけれど・・・・・。
  1. 民主党
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2017-03-11 22:40

スーダンPKO撤退について 民進党最低!!

 自衛隊のスーダンPKOの撤退が決まりました。

 ホントに良かったです。 

 自衛隊のPKO撤退については残念でならないとの意見もあります。

 自衛隊の南スーダンからの撤収は残念でならない

 しかしそれでもワタシは撤退が決まって良かったと思います。

225

 そもそも南スーダンは2011年野田内閣時代に派遣が決定した時から既に非常に危険な状況、自衛隊の派遣予定地付近でも戦闘が頻発していました。

 一方自衛隊は哀しいけれど軍隊ではありません。
 だから武器の使用にも様々な制約があり、危険だと思っても下手に発砲して相手を殺すと殺人犯になってしまうのです。

 また捕虜になった場合の扱いもどうなるかわかりません。

 だから日本のPKO五原則では、戦闘地域に自衛隊を派遣する事はできないのです。

 この問題を一番良く知っているのは、自分自身がイラクでPKO要員を務めた経験のある佐藤正久議員です。

 それで佐藤議員は必死でスーダンのPKO派遣には反対しました。 勿論自民党全体としても反対でした。

 しかし野田政権はこれを無視、現地で起きている戦闘は「戦闘ではない」と閣議決定して、派遣を強行したのです。

229

 2012年末、野田政権は倒れ、安倍政権が成立しました。

 スーダンの状況は益々悪化していきました。

 2013年末、同じくスーダンでPKO活動をしていた韓国軍から緊急に、自衛隊の現地部隊に銃弾10000発を貸してほしいと言う要請がありました。

 10000発 PKO銃弾提供

 韓国軍の宿営地近くに大規模武装勢力が迫り、近くに宿営していたインド軍からは死傷者が出ました。

 そこで自衛隊部隊が内閣の了承を得た上で緊急に銃弾10000発を譲渡し、それをルワンダ軍のヘリが韓国の宿営地まで運んでくれました。 

 ルワンダ軍のヘリはインド軍の死傷者を運ぶなど重要な任務もあったのですが、しかし弾薬なしでは韓国軍が壊滅しかねないので、緊急に運んでくれたのです。

230

 ところがこの時、民主党が行ったのは「政府の責任を追及する」事でした。

 国会で慎重に議論せずに銃弾を提供したのが許せないと言うのです。

 この時の韓国政府と民主党の愚かしさは今も鮮明に覚えています。

 民主党は自分達で本来ならPKO五原則に違反する危険地域に無理矢理自衛隊を派遣しておきながら、その責任を一切感じていなかったのです。

 と言うよりそもそも現実の状況を理解する意思も能力もなかったと言うべきでしょうか?

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 一方スーダンの状況は悪化する一方でした。

 安倍政権はそれを鑑みて駆けつけ警護を可能するような法改正を行いました。

 近くで戦闘が起きて他国のPKO部隊、或いは民間人が襲われた場合には助けに行くのは当然・・・・・と思うのですが、しかし自衛隊は法制上それができなったのです。
 
 そ、それじゃ近くで民間人や他国のPKO部隊が襲われても見殺しにしろと言うのですか?
 そんなことできるわけないでしょう?

 そういう事もできない自衛隊を、スーダンみたいなところに出したのが根本的な間違いなのです。

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 でも一旦出した以上、これは国連や現地政府、そして他国のPKO部隊の都合もありますから、日本の都合だけで勝手に撤退できるわけもないのです。

 しかも日本軍(他国から見れば立派に日本軍ですから)が他国の救援もできないなんて、国連や他国から見れば「そんな馬鹿な法律改正すればいいじゃん」でしょう?

 だから安倍政権は駆けつけ警護だけはできるように法改正をしたのです。

 しかし民主党はこれに徹底的に反対しました。 

 民主党はそんなことばっかりしているから、国民の信任を喪ってドンドン議席を減らし、他の泡沫政党と合体して民進党になりました。

236

 そして今年になってからは自衛隊の日報に「戦闘」と言う記述があったことを大問題にして騒ぎ続けました。

 PKO五原則では戦闘地域に自衛隊を派遣してはイケナイからです。
 
 そこで稲田防衛大臣は現地で行われている戦闘行為を戦闘としないのは民主党政権時の閣議決定に寄る事を指摘したのですが、すると追及した議員は「民進党は民主党ではない」と答えたのです。
 
 ともあれこんな状況ですから、とにかく自衛隊撤退の決定はホントに良かったと思います。

 安倍総理もずうっと撤退のタイミングを計っていたのでしょう。
 しかしその為の国連への根回し等は大変だったと思います。

240

 今後スーダンがどうなるかはわかりません。

 しかしスーダンがどうなろうとも、自衛隊が軍隊になれない限り行けるところじゃないのです。 

 そもそもPKOは軍隊の仕事なのだから、当然軍隊としての活動を要求されるのです。 戦死者が出る事も覚悟の上行う仕事なのです。 実際、他の国からは戦死者も出ています。

 だから戦死者が出たら内閣が潰れるような国は、参加するべきではないのです。

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 それでも自衛隊に国際貢献の余地がないわけではありません。 現にソマリアの海賊対策などでは、大変な活躍をしています。

 ソマリアの海賊対策の自衛隊の最大の貢献はP3Cを使っての空からの哨戒活動です。 
 これはP3Cを多数持っていてしかも高い哨戒能力を持つ国でないとできないので、日本ぐらいしかできないのです。
  
 しかも上空からの海賊船を探すのですから、自衛隊側が襲われる危険は殆どありません。

 でも民主党はこの派遣には大反対でしたよね?

244

 それからもう一つ自衛隊の貢献が著しかったのが、インド洋でのテロ対策哨戒船への燃料補給活動でした。

 これも高い技量と装備が必要で、自衛隊の活動は高く評価されていたのですが、民主党政権が成立すると直ぐに止めてしまいました。

247

 で、今回のスーダンPKOの撤退について、民進党は森友学園隠しとかシッカリと審議とか、自分達が危険地域に無理矢理派遣したのだと言う責任感が一切感じられません。

 そもそも自分達が派遣を決定したと言う事を覚えていないのかもしれません。

 民進党の話はあまりに馬鹿馬鹿しくて、書いても意味がないと思って極力書かないようにしているのですが、この件ばかりはあまりの無責任と厚顔無恥振りに殺意を感じてしまいました。
 
 しかしおそらく彼等は自分達のこうした対応こそが、国民の不信と軽蔑を招いていると言う自覚は全くないのでしょうね。

 むしろひたすら自民党の足を引っ張っていればまた政権が取れると信じ切っているのでしょう。 元々そういう人達なのです。

 だから朝日新聞や毎日新聞から熱烈に支持されているのですね。
 だって同質・同類なのですから。

  1. 民主党
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2016-09-02 20:03

帰化と国籍取得 蓮舫二重国籍

 蓮舫に二重国籍疑惑が出ています。

721

 --出身の台湾と日本との「二重国籍」でないかとの報道がある。帰化していると思うが…

 「帰化じゃなくて国籍取得です

 --過去の国籍を放棄し忘れているのではないかという指摘だ

 「ごめんなさい、それ分かんない。それを読んでいないから」

 --国籍法が改正されて、22歳までは日本国籍があるけども、そこで選択を迫られ、残った国籍は速やかに放棄しなければいけないという規定がある。それをしているかどうかという記事が出ている。首相を目指すのであれば、仮に台湾籍があるならば、ネックになると思うが

 「質問の意味が分からないけど、私は日本人です」

 --台湾籍はないということでいいのか

 「すいません、質問の意味が分かりません

 (蓮舫代表代行インタビュー(3)台湾との「二重国籍」疑惑報道に「帰化じゃなくて国籍取得」「質問の意味分からないけど、私は日本人」

733

帰化じゃなくて国籍取得です

 調べてみたら帰化と国籍取得は違います。

 日本国籍を取る方法であることは同じですが、帰化は完全な外国人が日本国籍を取得する場合です。

 この場合は、元々の国籍を放棄する事が絶対的な条件になりますから、帰化で二重国籍はあり得ません。

 帰化後に外国籍を取り直すと言う事は出来ます。 

 しかし日本では外国籍を取った場合は、日本国籍を喪いますので、二重国籍にはなりません。

736

 一方国籍取得だと、両親の一方が日本人であるなど、昭和60年(1985年)の国籍法改正以降、日本人となる要件を満たしている人で、日本国籍のない人が、日本国籍を取得する場合です。 

 この場合は期間を限定して二重国籍でいられます。

 例えば外国人と日本人との間に生まれた子供は、外国人の親の国籍を維持したまま、日本国籍を取得する事ができます。

 その場合は20歳になったら、どちらの国の国籍を選ぶか決めて、日本国籍を選んだ場合は、2年以内に外国籍を離脱しなければなりません。

 同様に成人してから日本国籍を取得した場合は、2年以内に外国籍を離脱しなければなりません。

 外国籍を離脱しなければ、日本国籍を喪う場合もあります。

742

 蓮舫は1967年、台湾人の父親と日本人の母親から生まれました。 この当時は日本の国籍は父系制だったので、蓮舫は日本国籍はなく、台湾国籍だったのです。

 しかし1985年の国籍法改正で、両親のいずれかが日本人である場合は、日本国籍を取得できるようになりました。

 蓮舫がいつ日本国籍を取得したのかはわかりませんが、1985年以降でしょう。

 前記のようにその場合、日本国取得後二年以内に台湾国籍を離脱しなければなりません。

 そして台湾国籍を離脱しその離脱を証明する書類を、市町村役場、海外在住の場合はそこにある日本大使館、領事館に提出しなければならないのです。

 或いは「日本の国籍を選択し,外国の国籍を放棄する」旨の国籍選択届を提出しなければなりません。

753

 蓮舫の場合は東京に在住していたのですから、東京都に台湾国籍の離脱証明がでていなければならないのです。

 そして蓮舫の二重国籍疑惑が出てきたのは、この台湾国籍の離脱証明書が確認できなかったからです。

 こうなると蓮舫は二重国籍と言う事になります。

757

 因みに何で国籍取得の場合には、帰化と違って日本国籍以外の国籍の離脱は、日本国籍取得後で良いのか?

 これは元来、国籍取得をする人達の多くが未成年である事を前提にしているのでしょう。

 未成年の場合は将来どの国で暮らすかは確定できないし、そもそも自分自身の意思で国籍を選ぶ事もできないでしょう。

 そこで20歳までは二重国籍でも良いから、20歳になったら二年以内、つまり22歳までにどちらか一方の国籍を選ぶように定められています。

 この2年間の猶予を、20歳以降国籍を取得した人達にも認めているわけです。

759

 外国人との結婚で生まれた子供の場合は、その子の国籍がどうなるかは相手国の法制によっても違ってきます。

 それで親や当人も、また日本の法務当局も混乱する事があるようです。

 また相手国の国籍離脱が簡単にいかない場合もあるでしょう。

 こうしたトラブルもある事を含めて、日本国籍取得後の国籍離脱には一定の猶予を持たせているモノと思います。

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 しかし蓮舫については、こうした猶予の対照するべきではないでしょう。

 そもそも彼女は2004年に参議院議員になっています。 当然ですが蓮舫の日本国籍取得は最低でも12年以上前と言う事になります。

 12年間余りも、彼女は台湾国籍の離脱手続きをせずに放置したのですから、単なる怠慢で済むのでしょうか?

 そして彼女は国会議員です。

 国会議員の仕事は、立法です。

 立法の仕事をする人間が、自分自身に関わる国籍法について「すいません、質問の意味が分かりません」で済むわけはありません。

782

 彼女は国籍法が理解できないので、台湾国籍の離脱証明を提出しなかったのか?

 それとも違法と知りながら、意図的に台湾国籍を保持し続けたのか?

 いずれにせよ参議院議員としては不適格としか言えません。

 そしてこのような人間を参議院議員候補にしていた民主党、現在の民進党の倫理観も疑わざるを得ません。

793

 どう言う心算で法務当局が、蓮舫の二重国籍を放置したのかわかりません。

 しかし日本の国会議員までやりながら、12年以上も二重国籍を維持した悪質性を考えたら、蓮舫の日本国籍は剥奪するべきです。


  1. 民主党
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2016-03-14 19:42

ご主人様から命令ですか? 民主党

 す、凄い!!
 ここまで嫌がらせをするか?

<民主と維新>合流後の新党名は「民進党」
毎日新聞 3月14日(月)14時55分配信

 民主党と維新の党は14日午後、新党協議会を国会内で開き、合流後の新党名を「民進党」とすることを決めた。


 民主党の党名募集には沢山の応募がありました。

 七転八党
 本末転党
 選挙落ちた日本死ね党
 悪党
 
 などなど多くの国民から、民主党と維新の党が合体してできる政党の本質を見事に表すネーミングが数多く寄せられていたのです。

 そ、それなのに何でよりもよって「民進党」を選ぶのでしょうか?

 先月政権を取った台湾民進党は「イメージが悪くなるので、この名前を使わないでほしい」と言っているのです。

 台湾は日本にとって大切な友好国です。
 その友好国の政権与党が止めてくれと言う名前をワザワザ選ぶなんて・・・・・。
  
 民主党(考えてみればこれも大切な友好国の与党と同じ名前だったけど)は、台湾に何の恨みがあるんでしょうか?

 エッ?
 恨みなんかない。
 でもご主人様のご命令だから。 
 
 そうですか・・・・・。
 そう言えがご主人様は台湾の敵ですからね。

 それにしても他国への嫌がらせの為に党名を決めるって、日本人離れした発想ですね。
 まあ日本人と思えない方が沢山いる政党ですから当然でしょうが・・・・・。
  1. 民主党
  2. TB(0)
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2016-03-11 23:14

斑目漫画と民主党内閣

 元原子力安全委員会の委員長斑目春樹氏が、福島第一原発事故当時の事を漫画に描いています。

 http://ponpo.jp/madarame/lec5/list.html

 斑目氏二は元々漫画を描く趣味でもあったのか、随分上手いです。
 何か現実離れした不思議な趣があります。

 これを「危機感がない」と批判している人達もいます。
 しかし斑目氏は福島第一原発事故発災後暫くの記憶の一部が消えているそうです。
 
 極度の過労と緊張の為に記憶が消えたようです。
 過労と緊張の挙句に現実が現実と感じられなくなるような、そういう感覚が伝わっているような漫画です。

 読んでいてありありとわかるのは、秀才で専門職の官僚が、狂乱する首相菅直人とそれに追従して錯乱している内閣に振り回されて狼狽し続ける様子です。

 斑目氏の能力や人格にはいろいろ批判はあるようです。
 少なくとも彼には原子力安全委員会の委員長として、狂乱する首相や内閣に対応する能力はなく、逆に振り回されてしまったのです。
 そしてその後、避難を巡って文部省と経産省の意思疎通の不味さから、益々混乱し続けます。

 しかしこの漫画を読んで改めてあの事故当時最大の問題が明確化されたと思います。

 そもそも何で原子力安全委員会の委員長斑目氏が菅直人に振り回される事になったのか? 
 原発で事故が起きた時に、首相にあれこれ説明するのが斑目氏の役割だったのか?

 それは違います。
 
 そもそも原子力安全委員会は原発事故が起きる事は予想しても、委員長がこんな風に振り回される事は予想してなかったでしょう。

 2011年3月11日、地震が起きたのは国会の最中でした。 
 地震の直後に自民党始め野党は民主党への協力を申し出ました。
 それと前後して、東北から恐ろしい津波被害の情報が入ってきました。

 こうした場合日本では首相は官邸内に中央防災会議を設ける事になっています。 そこに全閣僚と自衛隊、消防などの防災関係者が揃って情報を一元的に管理して、対応する事になっているのです。

 ところが菅内閣の閣僚はこの会議に参加しませんでした。

 その後福島第一原発が被災した事がわかります。

 原発事故のような原子力関係の重大災害が起きた場合は、政府は原子力災害総合防災本部を作って対応する事が法で定められています。
 
 原子力災害総合対策本部で集まるメンバーって実は中央防災会議のメンバー+原子力関係者なので、中央防災会議と一緒にやればよいのです。

 ところが菅内閣はこれにも参加しませんでした。
 だから全く機能しませんでした。

 地震が起きたのはウィークデーの午後でしたから、必要な関係者の殆ど全部が霞ヶ関の官庁街に勤務していたのに、彼等を集めて情報交換をできる会議も対策本部も、命令を出すべき閣僚がいないので機能しないのです。

 代わりに菅首相は官邸の一室にこもって、そこに斑目氏など一部の人を呼び出し、自分達には理解できるはずもない細々した専門的な問題を聞きだしては、それを元に現場にわけのわからない命令を出すと言う事を繰り返したのです。

 現場の判断に任せるべき問題になぜ首相が細々と口を出すのか?
 
 一方他の閣僚たちはそれぞれわけのわからないまま、てんでん勝手なことをやっていました。

 これでは政府がマトモに機能するはずもないのです。

 何でちゃんと法で定められた通りに中央防災会議や原子力災害総合対策本部に参加して、それによって対応しなかったのか?

 これが機能していれば、例えば避難に関する情報は文部省、原発本体に関する情報は経産省と言う盾割利行政でも、問題はなかったのです。

 菅内閣の閣僚は殆ど全員、原子力災害総合防災訓練を二度受けています。
 毎年、一回どこかの原発が事故を起こした想定で、政府が原子力災害総合防災本部を作って対応すると言う訓練をやるのです。

 これには全閣僚、関係官庁、それに日本に駐在する各国大使館や報道機関までが参加する大規模な訓練をやるのです。

 ところが菅内閣の誰一人この防災訓練に即した対応はできず、そもそも訓練を受けた事自体覚えていなかったようです。

 つまり福島第一原発事故が起きた時、政府は完全に脳死状態だったのです。

 二度も訓練した事をちゃんとできない内閣の成立など、誰も予想できなかったのでしょうね。

 格別有能な首相でなくても、せめて普通の首相なら、福島第一原発事故はあそこまで最悪化しなかったのに・・・・・・。

 思い返すだに悔しいです。
  1. 民主党
  2. TB(0)
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