2017-02-25 16:36

衆愚制と民主制

「憲法的秩序は秩序として受け入れても、民主社会では国民の怒りと喪失感は表現されなければならない」と付け加えた。

 これはご隠居さんのエントリー「気に入らない判決は無視ニダ」で紹介して下さった韓国野党の大統領弾劾裁判にたいする見解です。

 怒りも喪失感も、純然たる感情でしょう?
 感情に合わない判決は気に入らないから無視ニダ!!

 おお、これこ衆愚制の本質ではありませんか?

 民主主義と衆愚制はどう違うか?

 民主主義は元来、全ての国民が対等な立場で話し合い、多数決で物事を決める制度です。 だから大衆の賛同を得られない政策は絶対実現しません。

 その意味では民主主義国家の政策は全て大衆迎合なのです。

 そうなるとどういうどう言う大衆迎合が衆愚制かと言う事が問題です。

 で、ワタシは大衆の理性に迎合する政治が民主主義で、感情に迎合す政治が衆愚制だと思うのです。
 
 つまり全ての人間には理性と感情があるのですが、理性で感情を抑制できなくれば愚になるのであり、その愚に迎合するのが衆愚制だと思うのです。

 実はワタシは先日塩野七生の「ギリシャ人の物語Ⅱ」を読んだのですが、この後半はアテネが衆愚制に陥り、ペロポネソス戦争を際限もなく拡大させた挙句にスパルタに無条件降伏する過程なのです。

 読んでいて愕然としたのは、衆愚制と言われた時代でもアテネ市民は熱烈な愛国心を維持しているのです。

 アテネは無謀なシチリア遠征を行って惨敗し、実に3万人もの戦死者を出しました。

 当時のアテネで市民権を持つ成人男子の総人口は10万人弱だと推定されますから、その3万人が戦死すると言うのがどれ程大変なことか・・・・・。
 勿論市の財政も危機状態になるのです。

 この敗戦でアテネの国力は決定的に損なわれ、スパルタの優位が確立しました。

 しかしそんなことでアテネ市民の愛国心は挫けませんでした。

 アテネ海軍はこの敗戦で200隻から50隻にまで激減しました。
 これは海洋国家でありエーゲ海の制海権を生命線とするアテネには死活問題でした。

 するとまず軍船の漕ぎ手達が、給与半減での勤務を申し出ました。 軍船の漕ぎ手は無産階級が務める兵科です。 彼等は働かないと生活ができない人々です。
 だから軍船の漕ぎ手にだけは、アテネ市側から軍務中報酬を支払われていたのです。
 その彼等が自ら給与半減を申し出たのです。

 一方最富裕層達は各自自費で軍船の建造を申し出ます。 建造した軍船には自分が艦長として乗り込むと共に、漕ぎ手の給与その他の用船経費も負担するのです。 漕ぎ手は一隻に170人が標準です。

 しかしそれでも漕ぎ手は足りませんでした。 シチリア遠征では、出撃した軍船の漕ぎ手が余りにも大量に戦死したからです。

 するとそれまで重装歩兵や騎兵として兵役を務めていた中産階級以上の人達が、自ら軍船の漕ぎ手を志願したのです。
 そして元々漕ぎ手だった下層階級の人々の指導を受けて、漕ぎ手としての技術を学んだのです。

 民主主義国家とは言え、階級社会だったアテネでこれは大変な事でした。

 このような熱烈な愛国心に支えられて、アテネ海軍はたちまち復活し、エーゲ海の制海権も瞬く間に取り戻したのです。

 こうした愛国心こそが、民主主義国家の強さの根源なのです。

 過去の二回のペルシャ戦役では、愛国心に燃える市民と優れた指導者によって、アテネはギリシャ諸国を一つにまとめ、超大国ペルシャを退ける事に成功しました。

 民主主義国家でも指導者は必要です。 だって幾ら賢明で愛国心に燃えた人達でも、10万人がワイワイガヤガヤとやっていては身動きは取れませんから。

 それで市民達は民主的に指導者を選んだのです。 陶片追放騒動とかその他民主制ならではの問題も何度か起きたのですが、それでも結果としてはテミストクレスなど超有能な指導者を得て、アテネはペルシャ帝国を退けたばかりか、エーゲ海の覇者となったのです。

 優れた指導者と愛国心に燃える市民。 
 鬼に金棒のアテネに適う敵はなかったのです。

 ところがこれその30年程後、ペリクレスの没後ぐらいからオカシクなって行きます。

 アテネ市民はペリクレスの晩年から始まったペロポネソス戦争に際限もなくのめり込んでいくのです。

 ペリクレスの生前はこの戦争はしない訳にはいかないけれど、何とか致命的な事態は避けよう、戦線の拡大は極力抑えようと言う理性が働いたのですが、ペリクレスの死後はそれがなくなるのです。

 しかも有能な戦争指揮官は出てきません。 

 一方対戦相手のスパルタには、スパルタ政府自身が期待も想像もしなかった程有能な指揮官が次々と出てしまうのです。
 
 アテネ市民から選ばれて軍を指揮した指揮官達は、それなりに真面目で愛国心はあったようですが、戦略も戦術もないままボコボコにやられるばかりです。

 最悪なのが前出のシチリア遠征でした。
 アテネのシチリア遠征に対抗して、スパルタがシチリアに送り出したのは、言ってみれば義理チョコでした。 

 つまりスパルタはシチリアなんて遠方にまで軍を送って支援するのはイヤなんだけれど、ペロポネソス同盟の盟主として義理があるので、取りあえず援軍らしきものを送らない訳にはいかない。 

 だから仕方なく適当な奴に非正規兵を700人だけ着けて送ったのです。

 ところがこの義理チョコの指揮官が無暗に優秀で、アテネのシチリア遠征軍は全滅させられるのです。

 それでも愛国心に燃えたアテネ市民達は、そのまま対スパルタ戦に邁進するのです。
 
 ボコボコにやられるから懲りるのではなく、ボコボコにやられた事で、敵愾心が募りコントロール不能になっていくのです。
 そして冷静に状況を分析したり、先の見通しを建てたりする代わりに、とにかく目の前の敵と戦う事だけに熱中するようになってしまうのです。

 肉親や戦友の戦死により「恨み晴らさで置くものか」と言う心境になっていくのでしょうね。
 
 市民全体がそういう感情だけで暴走するので、相応の指導者しかでなくなるのでしょう。

 こうなるともうギャンブル依存症の人が、負けを取り戻そうと更にギャンブルののめり込むと同じ状況です。

 因みにギャンブル依存症になるのは「責任感が強く真面目。自分の気持ちを表現することが苦手でストレスをためやすい」人なのだそうです。
 
 愛国心に燃えた市民と、有能な指導者がいれば、民主主義国家は「鬼に金棒」でした。 しかしいつの間にか鬼はいなくなって金棒だけ残ったのです。

 このようなアテネ市民の愛国心で再建された海軍に、再度スパルタが襲い掛かりました。 しかしスパルタは元来海軍国ではありません。

 だからスパルタ本国はどこまで本気でアテネ海軍と戦う気だったのは不明です。 しかしペロポネソス同盟の盟主として、義理があるので仕方ありません。
 
 そこでまた義理チョコを送るのです。
 ところがこの義理チョコの指揮官も前回のシチリアの義理チョコを超える程の有能さを発揮します。

 アテネ海軍はこの男に翻弄された挙句に壊滅し、そしてアテネは遂に無条件降伏に追い込まれたのです。
 
 スパルタ王が率いる精鋭と戦って敗れたのならまだしも、スパルタの義理チョコに翻弄された挙句に、惨敗とは・・・・・。

 余りと言えば余りに無残な結末でした。

 読み終わってガックリしました。

 そして思ったのです。
 
 衆愚制と民主制の違い。

 それは衆が賢であった場合は民主制で、衆が愚になったら衆愚制なのだと。 

 
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2017-02-23 13:09

狂犬と哲人と朝鮮人のパクリと在特会会員と賢い猫

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の「自省録」を読んでみたいと思いました。
 トランプ政権の国防長官、狂犬マティスこと、ジェームズ・マティス氏の座右の書と言うからです。

 こうした古典の名著は図書館で借りるのが一番です。 札幌市の図書館は全部オンラインで繋がっていて、何処にあってもネット予約できます。 しかもそれを指定した図書館まで届けてくれます。
 
 だから図書館には必ずあり、しかも借り手のすくないこうした本は2~3日で借りれるのです。

 本屋に注文するより遥かに早い!!

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 で図書館の蔵書の「自省録」を検索したら、さすがに古典の名著、札幌市内の図書館全体で出版社や翻訳者の違う版が10冊ほどもあり、よりどりみどりです。
 
 さて、どれにしようかな?
 ワタシは実は目が悪いので、できるだけ活字の大きいのが良いです。

 でもネットで活字の大きさまではわかりません。
 しかし東洋文庫版があったので、それにしました。 東洋文庫では以前潘 佩珠の「ベトナム亡国史」などを読みましたが、結構活字が大きいのです。

 そして待つこと2日。
 近所の地区センターに届きました。
 ネッ、早いでしょう?
 しかも無料!!

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 しかし読み始めると何だかヘンです。
 最初に漢文注釈に関する説明が並んでいます。

 漢文注釈??
 何で?
 
 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の「自省録」の原文はギリシャ語のはずです。

168

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は、ローマ五賢帝時代の最後の皇帝で、哲人皇帝と言われた人です。

 ワタシはこの人の話は塩野七生の「ローマ人の物語」で読みました。

 この人は人間が神から与えられる全てを持って生まれました。
 
 父親を早く亡くした事が唯一の不幸と言えますが、しかしその代り祖父がシッカリと養育してくれました。

 この祖父はハドリアヌス帝第一の側近でした。 ハドリアヌス帝と言う人は在世中の殆どを辺境を歩き回り、ローマの国境防衛体制の確立にいそしみました。

 その間ローマの内政を任されていたのが、マルクス・アウレリウスの祖父なのです。
 そんな重職にあったのに歴史的に今一影が薄いのは、この人が余りに完璧にその仕事をやったので、彼の在職中問題らしい問題が一切起きず、ハドリアヌス帝との間も極めて良好だったからでしょう。

 これほどの人を祖父に持ち、しかも彼は母方からローマ最大の資産を受け継ぎました。
 つまり富と権力の中枢に生まれたのです。

176
 
 しかし彼は少年時代から、こうした富や権力よりも真実を求めて哲学に熱中しました。 その為ハドリアヌス帝は彼にウェリッシムス(真実ちゃん)と言う綽名をつけて寵愛しました。

 そしてハドリアヌス帝はこの真実ちゃんを養子にして、後継者と定めたのです。 

 けれどもこの頃マルクス・アウレリウスはまだ16歳、一方ハドリアヌスはもう死を目前にしていました。 だからマルクス・アウレリウスの繋ぎとして彼の叔父でもあり、有能で人格高潔な元老院議員でもあったアントニウス・ピウスを次期皇帝に選び、そしてアントニウス・ピウスにはマルクス・アウレリウス養子にして、アントニウス・ピウスの次の皇帝はマルクス・アウレリウスにすることを約束させたのです。

 古代ローマでは皇帝の位を巡って、血みどろの権力闘争が起きたと言うイメージがありますが、しかし実際には皇帝になりたい人はそんなにいなくて、この種の禅譲はすんなりと行われています。
 また皇帝に近親者がいる場合は、まずそのまま後継者になります。

 だって皇帝は責任重すぎます。 
 しかも終身職で罷免する方法がないので、暗殺される率がベラボウに高いのです。

 だからローマの皇帝って割の良い商売じゃないのです。

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 ともかくこんな風にマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は少年時代から皇帝になる事が決定したのです。

 そして叔父アントニウス・ピウス帝の元で過ごした青年期、ピウス帝の死後皇帝に即位して暫くは、順調に過ぎて行きました。

 ハドリアヌス帝が確立した国境防衛体制は強固で、ローマは安全は完全に確保されていました。
 そしてアントニウス・ピウス帝はハドリアヌスの期待に違わぬ善政を敷きました。

 だからマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝もまたその路線を進めば良かったのです。

 けれども皇帝が晩年になる頃、さしものハドリアヌスの防衛体制もほころび始め、国境はゲルマン人に脅かされる事になります。

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 ところでローマの皇帝と言うのは、このような場合は皇帝自ら軍を率いて防衛の先陣に立つ義務があります。 以前にエントリーしましたが、ローマの皇帝とはまずローマ防衛の為の役職なのです。

 だからマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝も、軍を率いてドナウ河畔、現在のオーストリアやハンガリー各地を転戦し続ける事になりました。

 しかしゲルマン人と言うのは始末の悪い敵でした。 彼等は国家も作らず都市も農地も持っていないので失う物がありません。
 それで飢えたり、欲しい物があったりすると、ローマの国境を越えて侵入し略奪を行い、ローマ軍に追われるとさっさと森の中に逃げ込んでしまうのです。

 実はユリウス・カエサルもゲルマン人には手を焼き、ゲルマン人と戦う事は森と戦う事だと悟って、ゲルマンの地には手を出さない事に決めたのです。

 ところが今度はそのゲルマン人の方から手を出してくるので、ローマとしては防衛をするしかないのです。 しかしその防衛はゲリラ相手の果てしない抗争、永遠ベトナム戦争のようになってしまうのです。

181

 ゲルマン人がこうしてローマ領への侵入を繰り返すのは、結局彼等が非常に原始的で貧しく常に飢餓にさらされているからです。 

 そこで哲人皇帝はゲルマン人の一部をローマ領に受け入れて、耕地を与えた事もありました。
 しかし根っから野蛮人であるゲルマン人は耕作を学ぶ代わりに、近隣を略奪して回るようになったのです。

 文明レベルの違う移民なんか受け入れたらどうなるか?
 メルケルはご先祖様のやったことを少しは学ぶできでは?

 ともかくこれではゲルマン人は撃退するしかないのです。

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 しかしマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝は、哲人であり優れた政治家でしたが軍人としての才能は今一だったようです。 

 そもそもこの人は殺人や流血を見るのが大嫌いだったようです。
 だから永遠に続く戦線で日々流血の中で暮らすのはそれだけでも大変な苦痛だったでしょう。

 尤もユリウス・カエサルでさへ手を焼いた相手ですから、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の軍事的能力の問題だと言うのも気の毒ですなのですが。

 しかし能力の有無に関わらず、哲人である彼には、この苦痛から逃げると言う選択肢はありませんでした。 現実の戦場がどんなに苦痛でも、最後までローマ皇帝としての責任を全うするしかなかったのです。

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 権力の醜悪さを罵りそれを放棄するのは一見美しくも思えます。
 しかし神から地位と能力を授けられた人が、安易にそれを放棄したら、その後は誰が政治を司り国民を守るのでしょうか?

 皇帝の地位にあれば自分自身の魂の救済よりも、国民の安寧を優先するしかないのです。

 彼の先人達である歴代皇帝も皆そうでした。 
 例えばクラウディウス帝は、知性ではマルクス・アウレリウスには遥かに劣り、身体障碍者で健康にも恵まれていなかったのですが、しかしそれを承知で、元老院から推挙されれば帝位に就き、無責任な民衆と元老院に罵倒されながらも職務を全うしました。
 
 だから哲人皇帝がその哲学の教えを実践するなら、何処をどう考えても逃げ道はないのです。

199

 この苦悩の日々で、彼が書いたのが「自省録」なのです。
 これをギリシャ語で書いたのも、その為でしょう。

 マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝はローマ人ですから、当然母語も日常言語もラテン語です。
 
 そこで「自省録」をギリシャ語で書くことによって、現実の苦悩を超えた精神世界を確保したかったのでしょう。
 言語を分ける事によって、彼があこがれ続けた哲学の世界と、現実の苦悩の世界を分離しておきたかったのでしょう。

205

 で、不思議なのですが、こんな本を座右の書とする人が狂犬なのでしょうか?
 かれもまた狂犬どころか哲人かもしれません。
 
 塩野さんの「ローマ人の物語」には、「自省録」から抜粋で、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の血みどろの戦場にいる苦痛が描かれています。 
 この苦痛に共感しないとこんな本は読めないでしょう?

 そうなると「人を殺すのは楽しい」と言う狂犬マティス氏の言葉も実は苦痛の裏返しではないかと言う気がするのです。

 ワタシが是非この「自省録」を読みたくなったのはこの為です。

210

 で、何で漢文の注釈??

 以上の理由で原文がギリシャ語なのに、何で漢文の注釈の説明があるの?

 ワタシは訳が分からず、ページをめくりました。 すると中身は漢文とその説明です。
 何これ??

 本を間違えたのか?
 ワタシは本を閉じて、表題を確認しました。
 すると表題には「自省録 李退渓著」と書かれています。

213
 
 李退渓??
 コ、コイツ朝鮮人だよ!!

 李氏朝鮮を代表する文人で、肖像が韓国のお札になってる奴です。
 朝鮮人が名文家の代表として必ず持ち出す奴です。

 李氏朝鮮時代の文人だから「名文」と言うのは、全部漢文なのです。
 そこで李退渓の「自省録」も漢文で、東洋文庫としては漢文の原文とその注釈を掲載しているのです。

217

 す、凄い!!
 さすが朝鮮人!!
 国を代表する文人からして他人の名著の表題をパクる!!

 ふざけるな!!
 人がせっかく楽しみに借りて来たのに!!
 
 在特会の会員であるワタシは当然、このパクり朝鮮人に怒り狂ったのです。
 そして直ぐに図書館に本物の「自省録」の貸出予約をして、朝鮮人のバッタ物の「自省録」は返す事にしました。

 しかしその夜、この朝鮮人が夢枕に立ちました。
 そして言うのです。

222

 ウリはパクリなんかしてないニダ!!
 「自省録」と言う表題はウリが自分で考えてつけたニダ。
 ウリは表題も中身も全部漢文で書いたから、東洋文庫はそのままウリの表題で出版しただけニダ。

 ウリの表題をパクったのは、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」を翻訳した日本人ニダ!!
 あれは原文がギリシャ語だから、表題だってギリシャ語ニダ!!
 原題は「Τὰ εἰς ἑαυτόν」ニダ!!
 
 これを日本語に訳した奴等が、ウリの著書の題名をパクったニダ!!
 謝罪と賠償をするニダ!!

225

 まあ、考えてみたらその通りです。
 そもそも東洋文庫に西洋の古典が入っているのがオカシイのです。 だからこの本を借りたのはワタシの不注意です。

 それで取りあえず謝罪すると、この朝鮮人の文人は、自分の著書が日本でしか読まれていない事についても、延々と日本の責任を問い始めました。 
 だから朝鮮人に謝罪なんかしちゃダメなのです。

 そんなことをしたばっかりに、文字通りの悪夢が始まりました。
 するとワタシの傍で寝ていた猫のよもちゃんが、言い返してくれました。
 
 だったらアンタの本の題名を「Τὰ εἰς ἑαυτόν」に変えたら?
 だって韓国の漢字教育廃止で、アンタの本は韓国人には「It's Greek!」になったんだからさ。

 これでこの朝鮮人が黙りました。
 有難うよもちゃん!!

 一方、狂犬マティス氏は国防長官の重職を担う事で、益々哲人皇帝への共感を強める事でしょう。
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2017-02-18 18:58

ヒジュラの話 LGBT

 随分前ですが「ヒジュラに会う」と言う本を読みました。
 
 ヒジュラとはインドの第三の性です。
 インドには男性と女性の他にヒジュラと言う性があります。
 
 これはインド政府が公式に認めている性別で、パスポートなどの公式書類の性別蘭にもヒジュラと記載されます。

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 ヒジュラは本来は先天的な生殖器の奇形や障害の為に、男性とも女性とも判別できない、所謂半陰陽の人達と言う事になっています。

 しかしヒジュラの中には、肉体的には全く問題のない男性であったのに、成人後自らの意思で去勢手術を受けてヒジュラになった人が少なからずいるのです。

 こうした手術を専門に行うカーストが古代から存在したと言うのがいかにもインドです。

 けれども昔は麻酔も感染症防止策もなかったのですから、手術は大変な苦痛を伴うし、命を落とす人も少なくなったでしょう。

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 このような苦痛と危険を顧みずに手術を受けてヒジュラになっても、社会的にも経済的にも良い事は全くありません。

 どんなカーストの出身でも、ヒジュラになったらアウトカースト、つまり賤民になります。

 ヒジュラは普通、ヒジュラの師匠(グル)を中心に15~16人ので共同生活をしています。
 
 そして表向きは歌や踊りなどの芸能を生業とします。 

 インドでは結婚式にヒジュラを呼んで歌や踊りを披露させたり、子供が生まれた時にヒジュラに祝福して貰う習慣があります。

 インディラ・ガンジーの子供達も、生まれた時にヒジュラに祝福されています。

 ヒジュラ達はこの報酬で生活するのです。

 このような芸能で成功して、人気芸能人になるヒジュラもいるのですが、しかしそれは極少数です。

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 殆どのヒジュラは極貧です。
 インドの極貧ですから日本の左翼は騒ぐ相対的貧困などとはわけが違います。
 常に餓死隣り合わせの貧困なのです。

 それで招かれないのに結婚式や子供の出生祝いに押しかけて、金を貰うまで帰らないなど殆ど恐喝に近い事をしたりします。

 しかし実際にはそれもできず売春をしながら路上生活をするヒジュラが大多数なのです。

 このように最貧困層、最下層階級として生きるしかないのですから、悲惨としか言えません。

 だからヒジュラ達は仲間が死ぬと、その遺体を殴りながら「二度とこんな呪われた体には生まれてくるな。」と言うのです。

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 生まれつき性器に奇形があって、物心もつかない頃に家族から見捨てられてヒジュラの師匠に託されて育つ、或いは名家の令嬢に生まれて何不自由なく育ちながら、結婚初夜に性器の異常がわかり、婚家から追われ、実家にも帰れない。

 こうした人々がヒジュラになるのはわかります。

 しかしなぜ肉体的には何の問題も無い男性が、危険で苦痛に満ちた去勢手術を受けてまで、ヒジュラになるのかはわかりません。

 インドは同性愛には至って寛大な社会なので、唯同性愛者であるだけならヒジュラになる必要は全くないのです。

 そしてインドは大変な男尊女卑社会だから、男性に生まれたらそれだけで勝ち組なのです。

 だからそれでもヒジュラになる男性がいると言う事は、この世には、ヒジュラの生活がどんなに悲惨であるかはわかっていても、それでもなお男性として生きる事はなお苦痛であると感じる人々が存在すると言う事でしょう。

 人間の性の認識と言うのは実に不可解な物です。

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 因みに世界にはインド以外にも、男性と女性以外の性を認めている社会があります。

 ジャックさんが幾つも紹介して下さっていますが、オマーンのハンニースタヒチのマフ北米先住民のペルダーシュなどです。
 
 これらの人々はインドのヒジュラ違い、賤民として悲惨な立場ではないようです。

 それどころか北米先住民のペルダーシュなどは、男女を超越した特別な存在として神聖視されていました。

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 男女を超越した人への神聖視は、実はインドのヒジュラを賤民化と同質でしょう。

 ヒジュラも実はある種神聖な存在なのです。 だから子供が生まれたらヒジュラを呼んで祝福して貰うなどと言う習慣があるのです。

 本来人間にとって神聖な物、つまり人間の日常の人知を超越した物は、実は恐ろしくおぞましいモノでもあるのです。

 性と言うモノは、人間にとって非常に深刻で、理性でも感情でも対応不能な存在なので、男女と言う一般的な性に属さない人々は、神聖で崇高であると共に、恐ろしくもおぞましい存在になるでしょう。

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 そもそも人間は様々な障碍を持って生まれる生き物です。 
 しかし四肢や視聴覚の障碍と違い、性の障碍は日常生活に殆ど傷害になりません。

 性の障碍で困るのは子孫を残せない事ぐらいですが、しかし性に何の障碍がなくても子孫を残さない人など幾らでもいるのです。

 それどころか修行僧や尼僧のように、健全な男性または女性として生まれながら意図的にそれを使わず禁欲に徹する人々は、大変尊敬されるのです。
 
 それなのに性に障碍を持って生まれると、そのことで本人も非常な苦悩を抱え、社会からは忌避されると言うのは、人間が持つ性に対する畏敬の巨大さゆえでしょう。

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 ところで今、欧米や日本では同性婚や同性同士で結婚して子供を持つ権利などと言う話が出ています。
 そしてこれに反対すると差別主義者と糾弾されるようです。

 しかしワタシはこれはつまり日本や欧米には、ヒジュラのような第三の性が存在せず、人間は男性もしくは女性でなければならないと言う発想から出られないからではないかと思います。

 だから男性でも女性でもない状態で生まれた人達の中には、何としても自分が完全な男性、或いは女性であることを自分自身と社会に証明するために、結婚や子供を望むだと思うのです。

 だって父親或いは母親になると言うのは究極の性別の証明ですから。
 
 しかしそんなことで婚姻の神聖を利用したり、まして子供を巻き込むなんて絶対に許せません。 
 
 そしてそんなことをしたって本当に男性或いは女性になれるわけでもないのです。

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 ワタシはこの手の人達の活動が無茶苦茶不愉快なのですが、それはそもそも彼等が絶対不可能な事、現実を無視した話しを他人にゴリ押ししているからだと思います。

 現実の肉体を無視して、自分を女、または男であると信じようとするから「オレは女だ!! 女湯に入れないのは差別だ!!」と喚くような、異様で不快な事をするしかないのです。

 しかし幾ら他人を脅迫しても、現実の肉体が変わるわけではないし、不快感を煽って嫌悪されるだけなのです。

 本当に自分の存在を肯定したいなら、自分は男性でも女性でもないと言う現実を認識するしかないのです。

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 そして彼等が幸福に暮らせるようになるには、社会もまたこうした人々の存在を肯定するべきなのです。

 インドのヒジュラのように悲惨な第三の性ではなく、タヒチのマフや北米先住民のペルダーシュのように、普通の人間としての第三の性の存在を認めるべきなのです。

 性は生物学的に決まるモノですが、性をどのように認識するかは完全に社会的な問題です。
 
 性に対する畏敬や恐怖は理性だけで克服できるわけではありませんが、しかしそれでもできる限り理性を働かせて、「この世には男性でも女性も無い人々がいる。 しかし彼等もまた普通の人間である。」と認識するように努力するべきなのです。

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2017-02-05 13:31

シリア人ってどんな人? シリア人留学生受け入れ

 日本政府はシリア人留学生を300人招く事になったそうです。

 しかし何とも不思議な話ですが、その留学生は配偶者や子供も
帯同できて、家族手当も出るし、しかも卒業後も日本に在留できると言うのです。

 何で留学生が家族を帯同したり、卒業後も在留したりするのでしょうか?

 シリア難民学生150人受け入れ→家族込み300人で定住の道へ・・!?

 シリア人の自称難民については上のリンク先でナンミンウォッチさんが突っ込んで下さっていますが、どう考えても奇妙です。

 ところでシリア人ってどういう人達でしょうか?

 ベルリン・トラックテロに関し追記あり:ハフポ常連ドイツ在住シリア移民青年が暴言連打中

 何と言う図々しさ!! 

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 でもこれで昔読んだ「西アジア遊記」という本を思い出しました。

 ワタシがこの本を読んだのはおそらく30年ぐらい前なので、すっかり忘れていたのですが、このシリア人青年のあまりの図々しさに古い記憶が甦ったのです。

 で、本棚を探したら出てきたので、また読み返しました。

 この本は昭和12年(1937年)に西アジアつまり現在の中東諸国(トルコ、イラク、レバノン、エジプト、シリア、イスラエル)を歴訪した日本人の旅行記です。

 それにしても全行程、ボッタクリ、物乞い、ありとあらゆる方法で旅行者から一銭でも余計に金をかすめようと言う現地人との戦いです。

 ホテルの宿泊料、自動車のチャーター料、観光案内など何一つ安心できません。

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 しかしその中でも際立つのがシリア人です。

 何しろ他は観光業者や本業の乞食、貧しい駱駝引きなど、まあ仕方ないか・・・・・と、と思える連中でした。

 でもシリアでは違います。

 郵便局で切手を買えば、若い女性職員が釣り銭を誤魔化すのです。
 
 釣り銭をなかなか寄越さず、釣り銭を催促したら、「もう払った」と言い張るのです。

 そして彼女が「釣り銭を受け取ってないと言うなら、お前の手持ちの小銭を出してみろ」と言うから、著者宮崎氏がその通りにすると、今度はその小銭を見て「自分は間違って釣り銭を出し過ぎた。 その小銭を寄越せ。」と言い張るのです。

 結局著者は辟易して釣り銭を諦めて退散しました。

093

 また著者が街を歩いていると、私立学校らしき所の校庭で際立って身なりの良い子供達が遊んでいました。

 傍を通ると、その子供の一人が流暢な英語で「貴方はデビス先生に御用でしょう。」と言って寄ってきます。

 著者が「自分はデビス先生など知らない。」と言っても子供は案内すると言って着いてきます。

 そして校門から校内に著者を案内しようとするので、著者も困って「自分はデビス先生など知らないから、もう案内しなくて良い。」と断ると、子供は「それでは僕にご褒美(バクシーシ)を下さい。」と言うのです。

 「だって僕はオジサンの為に、遊びを中断して案内したのだから!」

 ??

 子供は紺の上着に真っ白な麻の半ズボン、高級なキッドの黒靴を履いて、どう見ても金持ちの坊ちゃんです。

 ご褒美(バクシーシ)のオネダリはそれまでの旅行中も散々されたのですが、それは皆乞食かそれに近い連中でした。

 しかしシリアでは金持ちの坊ちゃんがバクシーシをオネダリする!!

 呆れた著者が、子供を無視して歩きはじめると、後ろから小石が飛んできました。
 
 バクシーシを貰えなかった子供が怒り狂って、著者に石を投げつけてきたのです。

095

 ハハハ、そうだ!!
 シリア人って昔からこういう連中なのです。

 実はシリア人のこうした性格は、中東でも古くから知られていたのです。
 
 その中東の連中だって、前記のように日本人から見たら呆れる程図々しくこすっからい連中なのですが、それ中東の人達から見ても呆れるのがシリア人なのです。

 こんなシリア人が日本に300人、家族を含めたら1000~2000人来ることになったのです。

 皆さん、日本人にはまずいないキャラクターの持ち主ですから、下手に関わったら大変でしょうね。
 しかし国際社会の厳しさを知る良い教材にはなるでしょう。

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 因みにこの西アジア歴訪で、著者が唯一安心して、滞在できた所があります。
 
 ユダヤ人の入植地です。 この頃はまだイスラエルは建国されていませんが、ヨーロッパからシオニストのユダヤ人達が入植しつつありました。

 ここでは完全なヨーロッパルールなので、業者と料金で揉める心配はなく、安心して滞在できたのです。
 そして観光業だけでなく、農業でも近代技術を導入して着々と成功しているさまを目の当たりにします。

 「これじゃアラブ人はイスラエルに勝てない。」

 著者の宮崎氏は書きます。
 実際その後の歴史はその通りになってしまいました。

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 この本を読んだ頃(1980年代末)は、今のような難民騒動は想像もしませんでした。
 だからこの本に描かれている物凄いオネダリ合戦も、遠い国遥かな国の話と思っただけでした。
 
 しかしこういう人達が、自分達だけで国を作ってマトモに運営できるはずもなかったのです。

 それではこんな人達を統治したい外国勢力があるのでしょうか?

 勿論領土拡張は人間の本能ですから、取りあえず領有できるなら占領してみるでしょう。

 でも領有して暫く統治したら「やってられない」と逃げ出すのも当然でしょう。
 
 こんな地域を統治できるのは、流血を厭わない残忍な独裁政権だけなのです。 その独裁政権が揺らげば、自分達同志で内戦をやって自滅するしかないのです。

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 だからこの難民騒動は起きるべくして起きたのでしょう。

 でもこれ以上こんな人達を日本に入れるべきではないです。

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2017-01-31 19:26

モンスターの育て方 慰安婦と福岡殺人教師

 先日、「でっちあげ 福岡殺人教師事件の真相」と言う本を読みました。
 
 これは2003年、福岡市の小学校でベテラン男性教師が、生徒の一人に物凄い体罰を繰り返し、生徒が強度のPTSDになったとして、全国のマスコミが「史上最悪の殺人教師」と報道して、大騒ぎになった事件です。

 福岡市「教師によるいじめ」事件

 ところが被害生徒の両親が福岡市と加害教師相手に5800万円の損害賠償を求めて提訴した事で、裁判所で事実認定が始まると、この体罰もPTSDも全く事実無根だと言う事がドンドンばれて行ったのです。

 つまりこの話は全部、自称被害生徒の両親によるデッチアゲ、完全な虚言だったのです。

070

 しかしこの「殺人教師」のデッチアゲの過程が、慰安婦強制連行捏造騒動とそっくりなのです。

 つまりどちらも同じ役者がそろっているのです。

韓国=執拗に虚言を繰りかえし、エスカレートさせるスーパーモンスターペアレンツ。

河野洋平と外務省=取りあえずその場を収める為だけに、安易にモンスターの言い分を肯定する校長と福岡市教育委員会。

朝日新聞とマスコミは慰安婦問題でも福岡殺人教師事件でも、ひたすらモンスターの言い分を増幅して報道。

人権派弁護士、福岡殺人教師事件ではモンスターペアレンツ側に福岡市子供の人権委員会委員長の弁護士始め550人もの大弁護団がついた。

 ウィキの福岡市「教師によるいじめ」事件の所にこの事件の時系列が書かれています。

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 4年生の一学期が始まって間もなく、担任教師が初めての家庭訪問をしてから3週間程してから、生徒の一人の両親が、子供が大変な体罰を受けたと校長に訴えてきました。

 家庭本問の折に子供曽祖父がアメリカ人だと教師に話したところ、教師は「血が穢れている」と言って、子供の耳がちぎれて化膿したり、鼻血で服が血だらけになるような体罰を繰り返すようになったと言うのです。

 これに対して校長と教頭は、事実を一切確認する事なく、体罰はあったこととして教師に謝罪を命じました。

 更に子供達に体罰を見たことがあるか?と言う調査をしました。 但しこのアンケートではどの教師が誰に体罰をしたのかを聞いていません。 だから子供達からすれば、小学校へ入って以来体罰と思えるモノを見ていれば「イエス」と答えるしかないのです。

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 つまりこれはモンスターに媚びて彼等を納得させるために、体罰があったことを証明するためのアンケートでした。

 まるで河野談話!! 

 それでも学校側のこの最初の謝罪はまだ何とか理解できます。
 取りあえず謝ってとにかく事を収めたいと言うのはわからないではありませんし、普通のモンスターペアレンツなら、これで収まったのでしょう。

 しかしこの両親は韓国のようなスーパーモンスターでした。

 彼等は謝罪を受けたり要求が通ったりする度に、むしろ益々教師と学校への憎しみを募らせて、要求をエスカレートさせるのです。

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 校長がこの両親の言い分を聞いて、担任に監視役を付けると、両親は「担任が監視役隙を見て息子を殴った。」と言って、担任を外す事を要求します。

 そこで校長が担任を外し、教師は職員室で雑用をするだけになり、休み時間は絶対に廊下にも出られないようにすると、両親は子供が教師の姿を見て、恐怖で嘔吐したと言うので、結局教師は停職6か月の処分を受けて、学校には来られなくなりました。

 とろが両親は子供が教師の車を見て怯えたと言い出し、更にPTSDを発症したとして、子供を精神病院の閉鎖病棟に入院させ、福岡市とこの教師を告訴するのです。

 それにしてももしホントなら凄い話ではありませんか?
 だからこれに朝日新聞が飛びつきます。
 
 そして朝日新聞の報道を皮きりに、全国のマスコミが大挙して便乗し、この教師は「史上最悪の殺人教師」と報道されるのです。

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 しかし何とも奇妙な話です。

 ホントに服が血だらけになったり、耳が切れて化膿するような凄い体罰を毎日繰り返していたのなら、他の子供達だってそれを見て大変なショックを受けるだろうし、何よりもそんなことが一回でもあれば、親はその時に抗議するでしょう? それに何よりも病院に連れて行くでしょう?

 けれどそのような形跡は全くなく、親が抗議をしたのはそれが三週間も繰り返された後です。

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 また裁判が始まり、福岡市側の弁護士がこの子共のPTSDの診断書を詳細に調べると、これが何とも奇妙な物でした。

 この子は実に186日も精神病院の閉鎖病棟に入院していたのですが、しかしその間に106日も外泊しています。 しかも病院にいる間は良く食べ、よく寝て、看護婦や他の患者に散々悪さをして、テレビや漫画を楽しむと言う、元気な悪ガキの日常なのです。

 でも自宅へ帰ると教師の事を思い出して恐怖が甦り嘔吐や下痢をしながら錯乱すると言うのです。
 だったら自宅に返しちゃダメでしょう?

 結局裁判所はこのPTSDは誤診と判断しました。

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 そして戸籍を調べると、生徒の曽祖父がアメリカ人と言う話は、全く事実無根であることがわかりました。

 実はこの生徒の母親はこの体罰騒動以前から周りの人達にも、自分の祖父はアメリカ人で自分は帰国子女、夫もアメリカ留学しており、その留学中に知り合ったと言っていました。
 
 しかし戸籍を調べると彼女の親族にはアメリカ人はおらず、そもそも渡米した事実も確認できませんでした。 そして夫のアメリカ留学も全くの嘘でした。

 それなのにこの夫婦は「子供がアメリカ人を血を引いている事で教師に虐待された」と言い続けたのです。

 一体何の為にこんな事を!!

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 それにしても呆れるのが、この夫婦の弁護を引き受けた弁護士です。 実はこの弁護士は福岡市子供の人権委員会の委員長なのです。

 そして「普通の大人が原告である子共の味方だと知らせる為」と称して550人もの弁護士の名前を集めて大弁護団を作ったのです。 これは何と福岡県弁護士会の弁護士の3分の1に相当する人数でした。

 つまりこの弁護士は大真面目なのです。

 しかし彼の書いた訴状は母親の言い分そのままで、PTSDの診断書を証拠として提出したのも彼です。

 母親の言い分そのままの訴状では、激しい体罰で「服が血だらけになった」とか「耳が切れて化膿した」とか書いてあっても、それが通院記録も診断書もなく、冷静に読めば読むほど違和感が疑念が湧いてくるばかりです。

 そして福岡市側の弁護士がPTSDに疑問を呈した事は前記の通りです。

2017y01m31d_200309792

 それではこの原告側の弁護士は自分で訴状を書くとき、またPTSDの診断書を提出した時に、疑問は持たなかったのでしょうか?

 報酬目当てで好い加減な弁護をしたと言うならわかります。
 しかし彼はこの訴訟で、弁護士仲間550人もの名前を借りたのです。

 それなのにこんなお粗末な訴訟をしては、敗訴後自分の立場がなくなるではありませんか?
 だから彼は心底、自分の書いた訴状も、またPTSDの診断書も疑っていないのです。

 つまり弁護士と言う職業にも拘らず、自分の正義の前には、常識的な疑念や合理的発想は消滅してしまったのです。
 
 そこで何とかその正義を実現しようとして弁護士仲間550人の名前を集めてしまったのです。

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 ワタシがこの弁護士を見て思い出したのは、植村隆の大弁護団です。
 そしてブロゴスの玩具、猪野弁護士です。

 ワタシは弁護士と言うのは、職業柄常に人間の嘘や出鱈目と対決させられるので、否応なしにシニカルになり、冷静に現実的に物事を考えるようになるのだろう・・・・と、思っていました。

 しかしある種の弁護士達は違うのですね。
 弁護士としてどんなに日々、人間の嘘や出鱈目に直面させられても、そんな現実に一切関係なく、自分の夢見る正義の中に生き続けるのです。

 彼等にすると自分が一旦正義と決めた事は絶対正義で、法も科学的知見も一切関係ないのです。

 だから彼等はどんな判決がでようとも怯む事なく、自分の正義を追い続けるのです。

093

 一方スーパーモンスターもまた自分の妄想の中で生きているのです。

 彼等は妄想から他人に謝罪を要求して、謝罪を受けると、彼等の脳内では妄想が事実になります。 そこで更なる妄想を産んで更なる謝罪を要求するのです。

 この福岡殺人教師事件の原告が何の為にこんな嘘を吐き続けて、遂には裁判にまで持ち込んだのかはわかりません。
 
 金の為でしょうか?
 しかしもしホントに金目当てなら、「自分の祖父はアメリカ人」などと戸籍を調べたら直ぐに嘘とわかるような話を持ち出すのは奇妙です。
 
 ワタシはこの手のモンスターは、自分の嘘を本気で信じており、自分が大変不幸な被害者だと思う事が彼等の生甲斐だと思うのです。
 
 だからその嘘を他人に認められる事で満足する代わりに、嘘を増幅させてしまうのだとしか思えないのです。

094

 これでは彼等の要求を呑んだり謝罪をすることは、彼等の妄想を益々増大させるだけなのです。

 こうしたモンスターに妥協する事こそが、モンスターを育てる事になるのです。

 このモンスターの国家版が韓国です。

 実際慰安婦問題以降、韓国の日本への被害妄想はドンドン増大して、労務者の強制連行、旭日旗騒動、東海、わさびテロと際限も無く広がってきました。

 彼等の妄想の本質は、自分達は非常に優秀な民族で、世界で最も尊敬されて、高い地位と権力と富を与えられるべきだと言う事でしょう。

 ところが現実にそうはならないので、日本から被害を受けていると言う妄想が生まれるのです。

 そこで日本がこの妄想に妥協して謝罪すると、妄想の一部が現実に認められた事になりますから、更なる妄想が膨らむのです。

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 それでもこうしたモンスターの要求を呑み続ける人間は、最初はモンスターと揉めたくないから、その後は今までと対応を変える事は、これまでの自分の対応が間違っていた事を認める事になるからと、言う完全な保身の権化です。

 このように役者が揃うと、モンスターの妄想がドンドン育って、現実を圧倒するのです。

 福岡殺人教師事件は裁判と言う場を得た事で、ようやくこのモンスターを倒す事ができました。
 しかし慰安婦問題について日韓関係で裁判はありません。

 だから韓国はまだまだモンスターとして成長を続けます。

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【外信コラム】韓国人がやったことに韓国自身が焦る…独り相撲で自縄自縛に陥った韓国




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