fc2ブログ

2023-10-29 13:06

最高裁判事15人全員完璧馬鹿 性同一障害特例法違憲判決について

 最高裁の判事15人が全員完璧馬鹿でした。
 10月26日、最高裁判事15人は全員一致で、性同一障害特例法の性別変更条件「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。」を人権侵害であり違憲だと言う判決を下しました。

 しかし同じ最高裁は2019年1月には、この規定を合憲としていました。

 性同一性障害者の性別変更、手術要件は「合憲」
 2019年1月19日 日経新聞

性同一性障害の人が戸籍上の性別を変えるには、生殖能力をなくす手術が必要となる法律の規定が合憲かどうかが争われた家事審判の決定で、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は24日までに、「現時点では合憲」とする初判断を示した。一方、規定には個人の自由を制約する面もあるとして「合憲性については不断の検討を要する」と指摘した。

最高裁決定を受け、記者会見する臼井崇来人さん(右)ら(24日夜、岡山市)=共同
決定は23日付。2004年に施行された性同一性障害特例法は「生殖腺や生殖機能がないこと」などを性別変更の要件としており、手術を受けて生殖能力をなくす必要がある。

審判で女性から男性への性別変更を求めていたのは、岡山県の臼井崇来人さん(45)。性同一性障害のためホルモン治療などを受けた。同法の規定は手術を強制されない自由を侵害すると訴えていた。岡山家裁津山支部は申し立てを却下し、広島高裁岡山支部は臼井さんの即時抗告を棄却。臼井さんが最高裁に特別抗告していた。

同小法廷は決定で、規定には、変更前の性で子供が生まれた場合に親子関係に混乱が生じることや、生物学的な性別で男女の区別がされてきた中で急激な変化を避けるなどの配慮があると指摘。配慮の必要性は社会の変化に応じて変わりうるため継続的な検討が必要としたが、規定は現時点で合憲だと判断し、特別抗告を棄却した。

鬼丸かおる裁判官と三浦裁判官は補足意見で、特例法施行から7千人超が性別変更を認められ、様々な分野で性自認(心の性別)に従った扱いを受けられるようになっている実態を指摘。「規定は憲法違反とまではいえないものの、その疑いが生じていることは否定できない」とした。

その上で「性同一性障害者の性別に関する苦痛は、性自認の多様性を包容すべき社会の側の問題でもある」と述べたうえで、「人格と個性の尊重という観点から適切な対応がされることを望む」とした。


 この判決は「現時点では合憲」「合憲性については不断の検討を要する」と言う条件付きではありましたが、それではこの4年間にどんな変化があったのでしょうか?

 例えば生殖機能を残したまま性別変更をした場合の最大の問題である「変更前の性で子供が生まれた場合に親子関係に混乱が生じること」についての解決法が見つかったのでしょうか?
 
 或いは「生物学的な性別で男女の区別がされてきた中で急激な変化を避けるなどの配慮」ができるようになったのでしょうか?

 イヤイヤ、結果は無残です。
 まず「変更前の性で子供が生まれた場合に親子関係に混乱が生じること」ですが、性別変更をする前に凍結保存した精子で子供を作った「女性」が出てきました。



性同一性障害で男性から性別を変更した女性が、冷凍保存していた精子でもうけた子どもとの親子関係を認めるよう求めていた裁判。東京家裁は判決で訴えを退けました。

40代の会社員の女性
「本当に辛いし、残念」
 
裁判を起こしたのは40代の会社員の女性。男性として生まれたものの性別適合手術を受け、2018年に戸籍上、女性となりました。女性は手術前に凍結保存していた精子を使って、パートナーの女性との間に2人の娘をもうけました。しかし、自治体は認知届を受理せず、去年、法的な親子関係を求め、東京家裁に「認知調停」の訴えを起こしていました。
 
きょうの判決で、東京家裁は「女性は子どもの生物学的父親と認められるが、法律上の親子関係と同じ意味ではない」としたうえで、「法律上、女性は『父』とはならない」「出産していないから『母』ともならない」として、訴えを退けました。
 
40代の会社員の女性
「生物学的には本当に親子関係なのに、そちら(法的な関係)は認めない、矛盾しているように思える」
女性の代理人 仲岡しゅん弁護士
「日本の法律のどこに、『女である父』が認められないとか『男である母』が認められないという規定があるのでしょうか」
 
女性側は「最高裁まで争う」としています。
▼TBS NEWS 公式サイト  2022年2月28日


 一般常識では、自分の戸籍上の性別、つまり肉体と性別と自分自身の認識する性別が違うと言う事は、まずは自分自身の肉体、自分の性器がおぞましく、何とかそれから逃れたい人達だと思います。
 性同一障害特例法が成立する前は、戸籍上の性別変更は不可能でした。 それどころか国内で性適合手術を受ける事も難しかったのです。
 しかし性同一障害で悩む人達は、苦労して貯金をして海外に渡航して手術を受けていました。
 戸籍変更は不可能でも、自分の肉体を望む性に近づけようとしたのです。

 性同一性障害特例法は、こうした人々の救済目的で制定されてたはずです。
 ところこの法律が施行されると、今度は性別は変えたいけれど、性器はそのまま残したい人間が多数出てきたのだから驚きです。
 男性性器には執着するけれど女性になりたい。
 女性性器を持ったまま男性になりたい。
 こういう人々にとって「男性」「女性」とはどういう意味があるのでしょうか?

 これだけでも呆れるのですが、しかし何と「女性」になった男が、自分の「パートナー」に女性になる前に凍結した精子で子供を産ませているのです。
 こうなると何でこの男が「女性」になったのか全く理解できません。
 女性に性的な関心があり、子供まで欲しい人間なら「男」でしょう?
 そして生まれた子供達はこの男をどう受け入れるのでしょうか?

 この「女性」も最高裁まで争うと言うのですが、最高裁の判事達はどうするのでしょうか?

 しかしこの4年間の海外の事例を見ればもっと無残です。
 性別変更から手術要件を外した国々では、強姦犯が公判中に「自分は女性」だと言い出して、挙句に女子刑務所に収監され、そこで他の受刑者を強姦するなどと言う事件が頻発しているのです。

 だからこれまでひたすら「トランスジェンダーの人権!!」と煽り続けてきた欧米諸国でも潮目が変わってきました。
 この4年間の社会の変化を見る限り、安易に性別変更を認める事は、オートガイネフィリアなど一部の変態性欲者の欲望を解放して、女性迫害、女性の人権侵害を煽るだけだと言う事にしかならない事が証明されるばかりでした。

 実はワタシは比留間久雄の小説なんかも好きで、トランスジェンダーや同性愛者にはシンパシーを持っていました。 だからトランスジェンダーの人達が、生きやすい社会になる事には全然異論はありません。
 しかしLGBTが騒がれて以降、LGBT活動家や自称人権活動家やそれを看板にする政党・マスコミは、当事者の幸福や人権とは全く違う方向へ動いているとしか思えません。

 欧米はコイツラの扇動に乗せられて、強姦魔を女子刑務所に収監するところまで行きついたのですが、さすがにそこで「これはオカシイ」と気づき、振り子を戻し始めました。
 これが2019年1月以降の4年間に起きた事です。

 ところが最高裁の判事15人は全員完璧馬鹿だったようで、この世界の現実も、また「女性」の精子から生まれる羽目になった子供の人権も無視して、馬鹿を尽くした判決を出したのです。
 これが日本の司法レベルだと思うと、非常に情けないです。
 今度の選挙での最高裁判事の審判には、全員に✖をつけるしかありません。
  1. LGBT
  2. TB(0)
  3. CM(14)

2023-10-28 11:19

性別変更要件違憲判決について

 26日、最高裁は戸籍上の性別変更要件について「生殖腺がない事」は違憲だと言う判決を出しました。
 2004年制定された「性同一障碍者の性別取り扱いの特例に関する法律」では、戸籍上の性別を変更する為の条件が定められています。

第三条 家庭裁判所は、性同一性障害者であって次の各号のいずれにも該当するものについて、その者の請求により、性別の取扱いの変更の審判をすることができる。
一 二十歳以上であること。
二 現に婚姻をしていないこと。
三 現に未成年の子がいないこと。
四 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。
五 その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。
2 前項の請求をするには、同項の性同一性障害者に係る前条の診断の結果並びに治療の経過及び結果その他の厚生労働省令で定める事項が記載された医師の診断書を提出しなければならない。
(性別の取扱いの変更の審判を受けた者に関する法令上の取扱い)

 今回はこの要件の内の「生殖腺がないまたは生殖腺昨日を永続的に断つ」が違憲とされました。

IMG_2730_202310281057291ed.jpg
 
 これまではこの「生殖腺がないまたは生殖腺昨日を永続的に断つ」の要件を満たすために、戸籍上の性別変更をしようとすると、所謂性適合手術を受けて、男性なら睾丸、女性なら卵巣や子宮を切除しなければなりませんでした。
 
 このような条件を付けたは、生殖機能を残したまま性別変更をした場合、性別変更をした後、子供を作る人が出てくる事があり得る場合です。
 つまり「男性」が出産したり、「女性」が別の女性を妊娠させて父親になったりすることがあります。
 実際、海外ではこのような事例が結構あって、「妊婦」など妊娠出産に関する言葉から、性別を表す表現を「差別」として排除している国があります。
 日本でも性別変更前に精子を凍結しておいて、変更後その精子で女性を体外受精させて生まれた子供を認知したいと裁判を起こしている「女性」がいます。

IMG_2756.jpg

 妊娠出産に関する言葉から妊婦など性別にかかわる言葉を排除すると言うのは、社会や文化その物を破壊する行為だし、妊婦として子供を産みたい人々、産んできた人々、そうした歴史の破壊です。
 自分の父親が「女性」だったり、自分の母親を「男性」だったりする事を子供は受け入れられるのでしょうか?
 親は好きで性別変更をするのですが、それが生み出す混乱に子供を巻き込む権利があるのでしょうか?
 
 だから「18歳以上であること」と言う条件が入っているのです。
 父親が母親に変わったり、母親が父親になったりするのは、子供にとっては大変です。 だから自分で生活してそんな親の元を離れる事ができるようになるまでは、性別変更は認めないと言うのが、これまでの「性同一障碍者の性別取り扱いの特例に関する法律」の意図だったわけです。
 
 しかし生殖腺をつけたままの性別変更を認めると、今後「父親の出産」や「母親の精子」で生まれた子供が出てしまうのです。

2023y10m26d_211255183.jpg
 
 今回の裁判では最高裁はこうした事例は「僅少であると予想されることから、社会的混乱は少ない」と判断して「生殖腺がないまたは生殖腺昨日を永続的に断つ」を条件にすることを「違憲」としてしまいました。
 だったら「現に未成年の子がいないこと。」との矛盾はどうするのでしょうか?
 
 そりゃこのような生殖機能を残したまま性別変更をする人間自体が僅少だし、それで実際に子供を作る人間は非常に少ないだろうけど、それでもの母親から生まれた子供は新生児の時から、この異常な状況で生きていかなければならないのです。
 子供にこんな思いをさせるぐらいなら、親の戸籍変更を禁止すればよいではありませんか?

IMG_2738_20231028105735501.jpg
 
 子供が欲しいなら、元の性別で産み育てて、子供が成人してから、性別を変えて別の性別で老後を暮らしてください。
 それではいけないのでしょうか?

 爺さん、婆さんになってからの性別変更ではイヤだ!! 
 と言うのなら子供は諦めてください。

 子供は親を選べないのです。
 だから子供の出生に関わる問題では、貴方自身よりも生まれてくる子供の幸せを優先してください。
 そもそも親になると言う事は、自分より子供の幸せを優先するべき立場なのですから。
 
 これではダメなのでしょうか?
 最高裁は「事例は僅少」である事を前提に、子供の人権を無視する事にしたのでしょうか?

IMG_2766.jpg

 一方この判決は別な面で奇妙です。
 今回、この判決が出た事で、男が男性性器をぶら下げたまま、女湯に入ると心配する人がいます。 ワタシも心配していました。
 しかしこの判決だけでは男が男性性器をぶら下げたまま女湯には入れません。
 
 なぜなら「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。」と言う要件は今回の判決には関係がないからです。
 それで実はこの裁判での原告もこの判決では「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えている。」と言う条件を満たさないと言う事で、やっぱり性別変更を認められませんでした。

 「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えている。」と言う条件があると、男性が女性になる場合は、ヤッパリ男根や睾丸など男性性器を何とかしなければなりません。
 女性が男性になる場合は、子宮や卵巣は問題ないでしょうが、乳房は何とかしないとならないし、股間には男根や睾丸みたいに見える物を作らないとならない事になります。

 だったら最高裁は一体何のために敢えて「生殖腺がないまたは生殖腺昨日を永続的に断つ」事を違憲としたのか全然わかりません。
 だって「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えている。」と言う要件が必要なら、結局結構大変な手術を受ける必要はあるからです。

IMG_2771.jpg

 しかしワタシはこの判決、もっと根源的にわからないのです。 
 勿論、人間が自分の性別をどう認識しようと自由です。 
 ムハンマドは自分を「アッラーの最後の預言者」と自認していたし、文鮮明は「キリストの再来」と自認していました。
 統一教会は解散命令を出されましたが、それは悪質な布教や献金強要が原因であって、彼がキリストの再来を自認したことではありません。

 でも、戸籍などに記載された公的な身分を、客観的な条件なしに変更する事が「人権」なのでしょうか?
 公的な権利は自分だけの問題ではなく、他人や社会にも関わる問題です。
 だからその身分を持つ事を客観的に証明できることが必要なのです。
 
 それなのに性別のように最も簡単に客観的に判別できる身分を、「自認」と言う客観的な要件なしに、変更できる事を「人権」と言う根拠は何でしょうか?
 こんな物が「人権」として認められるなら、年齢や戸籍上の続柄なども「自認」で認めるべきと言う事になります。

IMG_2773.jpg

 先日、こんな騒ぎがありました。
 
実在しない「妹」の戸籍作った疑い、夫婦を逮捕 「若く見られたい」
 10月23日 朝日デジタル

 72歳の女が「若く見られる」ために、この世に実在しない48歳の妹の戸籍を作り、更にその妹に成りすまそうとしたと言うのです。
 この女は自分を48歳に見えると自認していたからこんなことをやったのでしょう?

 48歳に見えるかどうかは人それぞれですが、しかし生殖器をそのままにして性別を変えたいと言う人間よりは余程理解しやすい話です。
 一体何で性別変更にだけが「自認」優先で進むのでしょうか?
 
 人権は全ての人に等しく与えられています。
 だったら性別変更を求める人の人権だけでなく、その周りの人々の人権も十分に配慮して対応するべき問題ではありませんか?
 でも今回の最高裁判決は、「その周りの人々の人権」を完全に無視した判決だったとしか言えません。

IMG_2782.jpg

 因みに日本の最高裁がこんな馬鹿判決を出したのは、欧米の状況に煽られたからでしょう。
 しかしその欧米では潮目が変わり始めています。
 
 イギリスのスナク首相は保守党の大会で「自分の意志で性別を変えられるなどとは考えるべきではない」と明言しました。
 これは去年なら猛烈なバッシングを浴びた発言でしたが、今回は何の問題も起きませんでした。
 
 欧米諸国は日本と違って歴史的にLGBTに厳しい差別や迫害を行って来ました。 だから差別反対運動の波に乗ってLGBTへの差別禁止が叫ばれると、過去の反動で性自認が女性なら強姦魔でも女子刑務所に入れるなど無茶苦茶な法改正をしたのです。
 しかしそれをやり尽くすと、さすがにこの愚かさに気づいたのでしょうね。

 振り切った振り子は戻り始めたのです。

IMG_2801.jpg

 ところが日本の最高裁の馬鹿15人は、全員揃って、欧米が戻り始めた道を進もうとしているのです。
 マジにコイツラこんなに馬鹿だとは思いませんでした。




  1. LGBT
  2. TB(0)
  3. CM(17)

2023-10-08 11:53

英米正気に返る トランスジェンダー

 BBCが9月4日のスナク首相の保守党大会での演説をX(ツィッター)にアップしていました。

"We shouldn't get bullied" into believing that "people can be any sex they want to be"  "A man is a man, and a woman is a woman, that's just common sense," PM Rishi Sunak says

 人間は自分が望む性別になれるとは信じるべきではない。
 男は男であり、女は女である。 
 これが良識だ。

IMG_1987_202310081143115c1.jpg

 そうですね。
 イギリスはこれまで随分と過激なトランスジェンダー政策を取り、官庁や学校のトイレを男女共用にしたり、性自認が女なら強姦犯でも女子刑務所に収監したりしてきました。
 こうした措置に疑念や不満を唱える人は「差別主義者!!」と言われて猛烈にバッシングされて、言論界から抹殺されてしまいました。

 しかしこの9月4日のスナク首相の演説は、こうしたこれまでのイギリスのトランスジェンダー政策を全否定するモノです。
 イヤ唯政策を否定すると言うより、むしろ「性自認」で性別を決めらるべきであると言うトランスジェンダー理念そのものを完璧に否定するモノです。

IMG_2032.jpg

 性自認で性別を決められると言うのは、例えばある強姦犯が「自分は女」だと言えば、国家も社会も、また全ての個人も、この強姦犯を女性として扱う義務がある。 裁判の間も判事も検事も弁護士も、その他証人達も、強姦犯を she,her  と呼ばなければなりません。 有罪になれば女子刑務所に収監しなければならないのです。
 女子刑務所では他の女囚達と一緒にシャワーを浴びたり、同房で寝起きしたりすることになります。 他の女囚がこれを拒否する事は許されません。
 それで強姦犯は女子刑務所内で他の女囚を強姦したりしていました。

 これどう考えても無茶苦茶でしょう?
 しかし漸くイギリスも正気に返ったようです。 
 スナク首相の演説は拍手をもって迎えられました。 
 9月4日のこの演説の件が公になってからも、この件でスナク首相を糾弾すると言う話は出ていません。

IMG_1983.jpg

 因みに我が尊敬するカカシさんによると、アメリカも正気に返りつつあります。
 
 トランスジェンダリズムの悪夢から目を覚ましつつあるアメリカの学校
 
 米国第六巡回区控訴裁判所が、子供の性転換治療禁止は合法と判決を下す
 

 アメリカは州の自治権が強いのでトランスジェンダーの扱いも州によってばらつきがあるのですが、この1~2か月で明らかに潮目が変わったようです。

IMG_1988_20231008114654c08.jpg
 
 アメリカもこれまでひたすらトランスジェンダリズムで驀進を続け、「自分は女」だと言えば男子生徒が女子トイレを使い、挙句にその自称女子生徒が女子トイレで女生徒を強姦しても、学校ぐるみで自治体ぐるみで隠蔽を図り、遂にはこれに抗議した被害女生徒の父親が逮捕されると言う事態にまでなりました。

 また子供が「性違和感」を訴えれば、性転換の為のホルモン療法や性適合手術が行われ、親がこれを阻止する事ができませんでした。
 親がこれを阻止しようとすると親権を奪われてしまうのです。
 それで幼児期にそもそも「性」と言う事も理解しないまま、ホルモン投与をされるなどと言う事が横行していました。

 こ宇した状況はどう考えてもマトモではありません。 
 トランスジェンダーの人権と言うより、トランスジェンダリズムが女性の人権や子供の人権を蹂躙している状況です。
 しかしこれまでこうした問題に声をあげると、必ず猛烈なバッシングを食らい、社会的に抹殺されてしまう状況でした。

 けれどもトランスジェンダリズムが進めば進む程、この異常さに気づく人が増えてきたのでしょう。

IMG_2047_20231008114656bd1.jpg

 元々、英米でトランスジェンダリズムがここまで過激化したのは、元々英米での同性愛者への差別が厳しかったからでしょう。
 LGBT差別反対運動は元来厳しい差別への反対運動として起きたのですが、ところが運動の過程でドンドンそれが変質したようです。

 つまり最初は同性愛者への差別が問題にされたのですが、しかしそれはアッサリなくなりました。 
 だって元来個人主義で、個人の自由を重んじる国柄であれば、個人の性的指向なんかに他人やまして国家が首を突っ込む方がオカシイのですから。
  
 しかしそうなるとこの運動がトランスジェンダーに乗っ取られた形で暴走しました。
 そして暴走すると誰にも止められくなり、挙句に「性自認」で性別を決められる、申請すればメール一つで性別を変えられる、男がスポーツの女子競技に出場する、子供にホルモン治療や性適合手術を受けさせると言う事態に進んだのです。

IMG_2026_20231008114656072.jpg

 で、行きつくところまで行きついた挙句に、振り子が元に戻り始めたと言う事でしょう。
 いかにも西洋人らしいと言うか、一旦、理屈を建てるとトコトンその理屈に執着して、現実を無視してしまうんですね。
 それでトコトン理屈通りのやった挙句、「こりゃダメだ。」と気づくと、そこでその理屈を捨てて、正しい所に戻るのです。
 だからこのトランスジェンダリズムの暴走と修正は、社会実験としては非常に興味深いです。
 
 それでも強姦犯と同房に入れられた女囚や、女子トイレで女装男に強姦された女生徒や、性も何もわからないうちに、ホルモン治療や性適合手術を受けさせられて、正常な性生活を永遠に奪われた子供達などの事を考えると、冗談じゃない!!ふざけるな!!としか言えません。

IMG_2073.jpg

 問題はこの状況を日本の最高裁の裁判官たちがどうとらえるかです。
 現在最高裁は戸籍上の性別変更に性適合手術を条件とすることが合憲か違憲かと言う裁判の結審に向けて動いています。
 
 性別変更に性適合手術を条件にすることが違憲と言う判決が出ると、今後男根をぶら下げたままの男が戸籍上も女性となり、それがそのまま女子トイレや女湯に入ってくる可能性があります。
 最高裁は経産省の女装男に女子トイレの使用を認める判決を出してます。
 
 最高裁の判事達は、女性の人権を無視して、トランスジェンダリズムに傾いているようなので大変心配です。
 しかしここで男根付き女なんかを認めたら、ホントに周回遅れの馬鹿としか言いようがないんですけどね。

  1. LGBT
  2. TB(0)
  3. CM(2)

2023-09-11 12:19

魔女の呪文「ジェンダー」

 トランスジェンダーの一部とLGBT活動家達が、性適合手術なしでの戸籍上の性別変更を求めています。
 つまりペニスや睾丸を付けたままの男が、戸籍上女性になったり、子宮や乳房をつけたままの女性が戸籍上男性になる事を認めろと言っているのです。
 
 所謂性同一障害で男性なのに自分を女性だと認識する人、またその逆で女性なのに自分を男性だと認識する人が、存在するのはわかります。 またそのような人達が非常に苦しんでいるのもわかります。
 だからそのような人達はできるだけ労わるべきだと思います。

IMG_1235.jpg

 しかし自分を女性だと認識している男性が男性性器をそのまま保持したいと言うのは、理解できません、。
 と、言うかそもそも男性性器を喪いたくない人が、自分を女性だと認識するとはどう言う事なのか全然わかりません。

 これはつまり「女性」と言う物の定義が完全に混乱して崩壊しているのではないでしょうか? 
 トランスジェンダーとは、自分の認識する性別が肉体上の性別と違う人々を指します。
 体は男性なのに「心は女性」、体は女性なのに「心は男性」とか言う人達の事です。
 しかし「女性」「男性」の定義が曖昧と言うか混乱状態なので、「女性の心」とか「男性の心」とか言われも意味不明なのです。
 
 例えばワタシの認識では、男性性器を絶対に喪いたくない人、性愛の対象が女性だと言う人達が「女性の心を持っている」と言われても、全然納得できません。
 しかしそもそも「女性」の定義が曖昧で、しかも「心」なんて客観的に判別不能なモノなのです。
 だから戸籍上の性別と言う公的な記載、それにともなう「権利」や「身分」を定めようと言うのは無茶苦茶だとしか思えません。

IMG_1236.jpg

 何でこんな馬鹿な話が湧いてきたのか?
 ワタシは「ジェンダー」と言う言葉の魔法、「まやかし」の為だと思います。

 「ジェンダー」つまりトランスジェンダーのジェンダーです。
 このジェンダーと言う言葉は1980年代ぐらいから自称フェミニストや自称フェミニストの女性学の学者などの間で使われ始めました。
 自称フェミニストの多くは、男女の差は肉体的から来るのではなく、教育や社会習慣などから生まれると考えていました。

 つまり彼女達はヴォーヴォワールが言葉どおり「女に生まれるのではない、女になるのだ。」と考えているのです。
 だから彼女達は社会の習慣や教育を変えたら、男女の差は完全になくなると信じているのです。
 そのような人達が使い始めたのが「ジェンダー」と言う言葉です。

IMG_1242.jpg

 最初にこの「ジェンダー」と言う言葉が意味したのは、教育や社会習慣によって生まれる男女差です。
 そして彼女達はこれが肉体的な性別に優先すると言い出したのです。

 なるほど国によっては女性は全身をベールで覆って、男性親族の付き添いなしには外出もできないし、一般的な学校教育も受けらません。 だからこういう国で生まれ育った人々にとっては男女の差は、こうした教育や生活習慣の違いが、持って生まれた肉体の差以上に大きくなることは十分理解できます。
 そしてどの国でもどの民族でも、男女で教育や社会的地位は違いますから、それが男女の差に影響を与えている事は否めません。
 だから「ジェンダー」と言う概念は、すんなりと受け入れられました。

 ところがその後この「ジェンダー」が暴走し始めたのです。
 と、言うかこの言葉が魔法の呪文になったのです。

IMG_1331.jpg

 つまり「ジェンダー」と言う言葉が、性別に置き換わり、肉体的な性別に「ジェンダー」優先するようになったのです。
 例えば「男女平等」と言うのが「ジェンダー平等」に置き換わったりしています。
 でもなんかこれオカシイでしょう?
 
 「ジェンダー」って元来、社会習慣や教育にから生まれる男女の差異を意味したわけです。 つまり男性や女性など人間自体を意味してはいないのです。
 だからこれを「平等」にするって意味不明です。

IMG_1246.jpg
 
 ところが「ジェンダー」の暴走は更に続き、いつの間にか「ジェンダー」が「性別」に置き換わっているのです。
 例えばワタシは以前、ツィッター上で経産省で女子トイレ使わせろ裁判を起こした男を「男」と言ったところ、その男から「ミス ジェンダリング!! 通報します。」と言われた事があります。
 この男は自分のジェンダーは女性だと認識しているので、ワタシが彼を男と言ったのは「ミス」だと言って怒ったのです。
 
 因みにこの男も性適合手術を拒否しており、男性性器をぶら下げています。 だから戸籍上も立派に男性です。
 男性性器があって戸籍上男性なら、性別は立派に男性です。
 だからワタシは彼を「男」といったのです。

 しかしこの男にとって「ジェンダー」が性別に優先しているのです。 そして彼の脳内では「自分のジェンダーは女性」なので、ワタシに「男」と言われた事で憤激するのです。

IMG_1424.jpg

 でもこれ奇妙でしょう?
 再度言うけどジェンダーの本来の意味は、社会習慣や教育から生まれる男女の差であって、個人の男性・女性の認識なんかではないのです。
 敢えて個人の認識に結び付けて使うとすれば「ベルサイユの薔薇」のオスカルや「リボンの騎士」のように女性に生まれたのに、男性に育てられた人が「自分のジェンダーは男性」として使うしかありません。
 
 この経産省の女子トイレ裁判男の場合、男性に生まれて男性として育てられたのですからジェンダーは男性です。
 元来の「ジェンダー」は、あくまで社会習慣や教育による性差を意味する言葉ですから、自分の認識や意志とは全く関係ないのです。
 だから敢えて個人について「ジェンダー」を問うなら、自分が自分をどう認識しようとも、男性として育てられた人間なら「ジェンダーは男性」なのです。

 ところが経産省の女子トイレ男のツィートからわかるように、現在「ジェンダー」と言う言葉は完全に個人の「性別の認識」或いは、「性別」その物と置き換わっているのです。

IMG_1252_20230911120912c55.jpg
 
 何でこんな奇妙な事になったのか?
 それはワタシは一部の過激なフェミニストや女装痴漢にとって大変便利だったからと思っています。
 「ジェンダー」は元々社会的習慣や教育から生まれる男女差ですから、肉体的性差に関係ないのです。
 そこで「ジェンダー」を性別に置き換える事によって、性別を抹殺しようと言うのです。 

IMG_1330.jpg

 男女の肉体には厳然たる差があるのです。 
 だから性別が大きな意味を持つのですが、しかしこの性別と言う言葉をジェンダーに置き換える事によって、これを抹殺しようと言うのです。
 そして「男性」「女性」は生まれついての肉体ではなく「ジェンダー」で決まると言う話にすれば、男女と言う概念自体が崩壊します。

 実際これが現在起きているわけです。
 それで男根と睾丸にトコトン執着している男が、女子トイレに入る事を最高裁が認めたばかりか、今度はこの男を戸籍上女にすることも可能?と言う所まで来ているのです。

IMG_1255.jpg

 つまり「ジェンダー」と言う言葉を使う事によって、「性別」と言う物を完全に否定したのです。
 過激なフェミニストの望みは完全完璧な男女平等、結果平等でした。
 男女が完全に同質同類になる事でした。
 
 しかし男女に肉体的な差異がある限り、過激フェミニストの願いが叶うはずはありません。
 だって幾ら社会的な平等の条件を整えても、男女には肉体的な差異があり、それから生まれる思考や行動の差があるのですから。
 
 だから性別を破壊してしまえ!!
 性別がなくなれば男女差別は存在しない。
 これが過激派フェミニスト達の目的です。
 「ジェンダー」と言う言葉は、その為に非常に便利な魔法の言葉だったのです。

IMG_1325.jpg

 人文科学では言葉の定義って凄く曖昧でインチキなのでこんなことができるんですよね。
 これが自然科学なら、言葉の定義は非常に厳格で永遠不変です。
 しかしどうも人文科学では最初に適当な言葉を作り、曖昧に定義すると、仲間内の議論の中でお互いその造語をそれぞれ都合よく使い、いつの間にか元とは全く違っているみたいなことが結構あるんですね。

 例えばニートなんかも典型です。
 ニートって元々は15歳から25歳までの若者で、就職もせず学校にも行かない人達をさしました。
 つまり就職もしなければ学校にも行かない若者の問題にする言葉だったわけです。
 ところが今は「45歳のニート」とか平気で使われています。

IMG_1270_202309111217540ee.jpg

 こんな風に言葉の定義がインチキでは、本当の意味できちんとした議論ができません。 これでは学問としての発展など不可能でしょう?
 しかし「女性学」や「社会学」など一部の学問は、そもそも学問としての発展自体目的ではないのでしょう。
 だから自分達の作った概念も、それを表す用語も、全てが魔女の呪文になってしまうのでしょうね。

 でもワタシ達、一般国民はいい加減にこの魔女の呪文から逃れるべきだと思うのです。
 

 
  1. LGBT
  2. TB(0)
  3. CM(9)

2023-09-10 13:09

ペニスのある人 

 LGBT利権増進法案成立後も、LGBT活動家はひたすら活動を続けいます。
 で、現在戸籍変更から手術要件をなくせと言う訴訟が起きています。

 9月8日産経新聞

自民党の有志議員でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」(略称・女性を守る議連)のメンバーは8日、法務省内で斎藤健法相と面会した。戸籍上の性別を変える上で性別適合手術を求める現行法の規定の合憲性が争われている家事審判について「手術要件が違憲になれば、(戸籍上)男性になった後に生物学的な母であり得たりと、大きな混乱が生じる」と指摘する声明を提出した。

斎藤氏は「重く受け止める」と応じたという。

会談後、議連共同代表の山谷えり子元拉致問題担当相は記者団に「欧米では自分が思えば男性でも女性でもなれるということで、社会の混乱、分断、対立が起きている。先行する国々の実態調査をしてもらいたい」と述べた。

また、医師である松本尚衆院議員は「解剖学的に、外形的に性別を決めていくことは国民全体で認識しないと、社会秩序に大きな影響を及ぼす」と語った。

家事審判は27日に最高裁大法廷で弁論が行われる。

2023y09m08d_114602299.jpg

 現在日本で戸籍上の性別を変更するには、性適合手術を受けている、未成年の子供がいないなどの条件をクリアしなければなりません。
 これは2007年に制定された性同一障害特例法で定められています。

 2007年に性同一障害特例法が制定されるまで、日本では戸籍変更が不可能でした。 さらに言えば近年まで性適合手術を受ける事もできませんでした。
 それでも性同一障害者の中には、何としても体を心の性にあわせたくて、海外に行って手術を受けて、性器を取り除く人もいたのです。
 
 手術を受けて男性性器を喪い、ホルモン治療で容貌も女らしくなっても、戸籍が女性のままだと、かえってトラブルになったりする事も多かったのですが、それでも「どうしても女性になりたい」と言う人達は手術を受けたのです。
 そこで2007年の性同一障害特例法では、こうした人達を救済する意味で、性適合手術などの一定要件を満たした場合のみ、戸籍変更を認める事にしたのです。

IMG_1360_2023091013035707e.jpg

 ところが今度は一部のLGBT活動家達が、戸籍変更要件から性適合手術を外せと言っているのです。
 ワタシはこれには断固反対します。
 反対理由は自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟と同様ですが、ワタシはそれ以前に「女性になりたいのに、男性性器を捨てたくない」「男性になりたいのに、女性性器を持ち続けたい」と言う事の意味がわかりません。

 ワタシは女性に生まれて、女性のままで満足している人間ですが、自分の体に男性性器が生えてくる事を考えたらゾッとします。
 男性の皆様はどうですか?
 男性に生まれて男性として満足している人が、自分の体内に子宮が入り込む事を想像したら背筋が凍りませんか?

IMG_1367_20230910130358099.jpg

 ところが性適合手術を拒否したまた戸籍変更を求める人達は、体は女のまま戸籍だけは男になる事、体は男のまま戸籍だけは女になる事を望んでいるのです。
 つまり実態は現在の戸籍上の性別と同じなのに、ただ自分の「気持ち」だけで戸籍上の性別を変えたいと言うのです。 
 そして戸籍変更を認めたら、当然ですがその後は男性性器のある戸籍上女性達が、女子トイレや女湯に入る事を当然の権利として認めろと言い出すでしょう?
 これは防犯上も大問題です。

 そもそも自分を女性と思う男性でも実は大多数は性欲の対象は女性です。 そういう人間が女子トイレや女湯など女性スペースに入った場合、性犯罪の危険は一般男性と全く変わりません。
 お風呂やトイレや更衣室などが男女で分離されたのは、性犯罪を防止する為なのに、女性を自称すれば男がそのまま女性になれるのでは、防犯不能になります。

 因みに性同一障害特例法での戸籍変更要件では、二人以上の医師の診断書で「性同一障害」と診断される事も入っているのですが、しかし性同一障害には実は医学的な診断基準もないし、1万円前後出せば一回の診断で診断書を出す医者も沢山いるのです。
 そもそも男性性器には執着する人間が、心は女だなどと言うのは意味わかりません。
 医学的にはこれは一体なんでしょうか?

IMG_1384.jpg

 そして最も根源的な違和感ですが、こうした客観的に証明不能な極めて内面的な問題で「戸籍」と言う公的な書類を変更するべきと言う発想が理解できません。
 少なくとも近代国家では公的な身分や資格には、客観的な証明が必要でしょう?
 幾ら法律や裁判に詳しい人でも、司法試験に合格して司法修習生としての研修を受けなければ弁護士になれません。
 弁護士には弁護士にだけ認められている仕事があって、弁護士資格のない人がそれをやれば弁護士法違反で逮捕されます。
 公的な身分や資格ってそういう物です。

 しかし男性が自分を女だと思うだけで女性の資格、女性の身分、女性の権利が得られるのなら、弁護士法など廃止して、自分が弁護士の資格があると思える人なら誰でも弁護士の仕事をできるようにするべきではありませんか?

IMG_1389.jpg
 
 それでも男性性器を切除している人なら「それでもあの人は本心女性になりたいのだ。 少なくとも男性でいる事は苦痛なのだ。」と判断できます。
 しかし男性性器はそのままで女性になりたいと言われても、それが本心なのか性犯罪目的化は誰にも判断できません。
 
 前者は少なくとも真面目に法や裁判について勉強して、十分に弁護士の仕事をする能力はあるけれど、正規の弁護士資格のない人。
 後者はそもそも法や裁判について知識も勉強もする気はないけれど、とにかく弁護士の肩書だけが欲しい人です。

 それを「男性」「女性」と言う人間の最も根源的な「身分」「資格」について、客観性を全て破棄して、本人の「自認」、本人の「気持ち」だけの資格取得、身分変更を認めるなら、全ての資格や身分について客観的な証明を禁止するべきでしょう?

IMG_1391.jpg

 つまり自分を弁護士だと自認する人は誰でも弁護士になれる、自分を最高裁長官だと自認する人は誰でも最高裁長官になれる、自分を国会議員だと思う人は国家議員になれるし、自分を首相だと思う人は誰でも首相になれるようにするべきなのです。
 最高裁長官や国会議員と一般国民の違いなんて、男女の差に比べたら至って小さななものでしょう?
 そもそも一般国民でも努力次第でなれるモノなんですから。

 さらに言えば戸籍を何の客観性もなく、本人の「自認」だけで変更してよいなら、勝手に他人の息子や娘になったり、兄弟姉妹になる事だってできるはずです。

IMG_1407.jpg

 手術要件なしでの性別変更と言うのは、全ての「資格」「身分」を個人の主観で決めると言う話です。
 しかし弁護士資格の例を見てもわかりますが、「資格」の取得に条件をつけるのは、それにより「資格」の有無を客観化する為ではありませんか?
 ただ法律や裁判に詳しい人と言うのではなく、司法試験などでその知識が証明された人にだけ弁護士資格を与える事で、インチキ弁護士を排除すると為ではありませんか?
 
 だから「資格」とか「身分」は客観的な証明が必要なのです。
 その意味では「女性」と言う身分は、女性の身体と言う客観的な条件によってのみ与えられる物です。 それでも肉体的に女性でない人が女性の身分を得たいのであれば、男性性器は切除して、少なくとも男性としての性犯罪は不可能であることを証明するべきでしょう?

IMG_1408_20230910130407514.jpg

 つまり「女性」「男性」と言うのは、個人の認識の問題ではなく、本来公的な資格なのです。
 それを個人の「自認」「気持ち」だけで簡単に変更したし取得して良いのでしょうか?
 
 もしこんなことを認めたら、全ての「資格」「身分」を客観から主観で決めると言う社会になってしまいます。 
 しかしこんな社会は社会じゃないです。

IMG_1401.jpg

 それでもどうしても性適合手術なしに性別変更ができるようになったら?
 
 ワタシはもう全ての女性スペースをジェンダーフリーにするべきだと思います。
 トイレもお風呂も更衣室も全部、ジェンダーフリーにして、代わりにトイレもお風呂も更衣室も「ペニスのある人用」と「ペニスのない人用」に分けたら良いのです。

 だって男性性器を取りたくない人間が「女性になりたい」と言ったら、それで「心が女性」、だから女性になれるのでしょう?
 これだともう「女性」と「男性」と言う言葉や定義が不明になります。
 「女性の気持ち」とか「男性の心」とかなんて全く意味不明になります。
 だったらもう性犯罪防止のためには、人間を性器とか染色体とか分けるしかありません。 

 で、ペニスのある人がペニスのない人用のトイレに入ってきたら?
 「ちょっと身体検査受けてください」と言って摘まみだせが良いんですよね。
 これだと性犯罪は確実に防げますね。
 

  1. LGBT
  2. TB(0)
  3. CM(12)