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2022-12-16 12:56

増税はするが、国防には使わない 岸田政権の方針

 岸田政権が「防衛費増額の財源の為に増税!!」と言い出しました。
 ああ、やっぱり・・・・。

 昨年のロシアのウクライナ侵略開始から、岸田政権の対応は??と思える程積極的でした。 検討士岸田が妙に早々と決断を下して、きっちりとウクライナ支援、NATO側につく事を表明しました。 
 そして早々と国防費GDP2%への増額を明言し、南西諸島の防衛力強化や住民保護策、トマホークの購入など具体策も出してきました。 

 これはネトウヨとしては大歓迎で、岸田総理はやるべきことはやってくれる総理だと思いました。
 一方、検討士岸田にしてはあまりと言えば余りに素早い決断に、何か裏があるのではと言う不安を感じました。
 かんぱちさんはコメントで以下のような意見を述べておられました。

 岸田総理は中国の台湾侵攻など中国の動きについてアメリカから何か重要な情報を得ているのではないか?
 中国の台湾侵攻が数年内に起きるとか、ホントに戦争の危機が迫っているのではないか?

 だったらホントにお尻に火がついているわけで、幾ら検討士でも延々と検討を続けるわけにはいかないでしょう。 
 だからワタシも非常に不安になりました。

 ワタシは戦争は起きてほしくないです。
 戦争は起きてほしくないから、必要な抑止力を持つべきだと思うし、またそれでも戦争になった時の為に、軍備を増強するべきだと思っていたのです。 

 しかしその為に官邸が開いた防衛費増額に関する有識者会議なる物は何とも異様でした。
 だって自衛隊幹部など軍備の専門家は1人も入っていないのです。
 これだと防衛費増額は良いとして、具体的に何にどのぐらいの金額が必要なのかの見積もりもできません。
 代わりに財務省の関係者など、財務関係の人間ばかりが入り、いきなり財源について議論し始めたのです。
 そしてすぐに「増税」と結論しました。

 その後も、増額した防衛費を何に使うのかは、全く議論されないまま、ひたすら増税議論を続けています。
 さらに増額した防衛費を少子化対策に使うと言う話まで出てきました。

 少子化対策の為に出産した家庭に10万円ずつ配り、その財源は防衛費の為に増額した税金から出すと言うのです。
 
 猪口元少子化担当大臣:「少子化対策に失敗すれば、国そのものの人口が減りますから、自滅していく危険性だってあるけれども、何よりも、何よりも、もともと子どもを守るために国防費はあるんでしょ」

 もし台湾有事が近いと言うような逼迫した状況なら、少子化対策どころではないでしょう?
 そもそも台湾有事があろうとなかろうと、こんなお粗末なこじつけで、防衛費増額の為に増税して得た予算を他に使うなら、軍備増強に使う分なんか全然残らないのではありませんか?

 これを見ると、最初から岸田内閣には防衛費を増額する意思などなく、最初から唯増税をしたいだけだったのではないかと思います。
 防衛費増額を口実に増税し、増税で増えた税収のごくごく一部は国民にばら撒き、大部分は財務省の言う「財政の健全化」に使い、防衛力整備には殆ど使わないのではないでしょうか?
 
 岸田総理が総理になった目的は唯それだけ、つまり何か口実を設けて増税することだけだったのではないでしょうか?
 だってこの人、総理になって以来、これまで一切明確な政策目標を示した事がありませんでした。
 総理の唱える「新しい資本主義」は何が何だか意味不明でした。

 安倍総理から託された憲法改正や原発再稼働、コロナの2類から5類への変更など、日本の為にやらなくてはならない事は沢山あったのですが、しかし総理はこれを全部先延ばしにしてうやむやにしてきました。
 そうかといって岸田総理が独自の政策を出したわけでもありません。
 何もやらない・・・・。
 面倒な事は全て先延ばし・・・・・。
 そういう岸田総理が突如、電光石火「防衛費増額の為の増税」を言い出したのです。

 こういうこれまでの岸田政権の政策を見ていると、結局この人は総理になったら増税をしたかったのであって、防衛費増額はそのネタとして利用しただけでしょう。
 ロシアのウクライナ侵略戦争や、北朝鮮のミサイル発射、そして中国の台湾侵攻など、国民の不安が高まり、今は日本国民の大多数が防衛費増額に賛成している状態です。

 で、岸田総理としたら「今だ!! 今なら防衛費増額を理由にすれば増税できる」という判断だったのでしょう。
 だから増税まっしぐらなのです。

 しかし日本の経済・財政状況を考えたら、増税など全くする必要がありません。
 世界はインフレに苦しんでいますが、日本は円安の恩恵を受けて、日本の上場企業全社が史上最高益を出しました。 夏のボーナスは84年以来最高の伸び率でした。
 外為特会は37兆の含み益を抱えています。 外為特会自体が120兆の原資を保持しています。

 これなら税収は上がり、政府保有資産の含み益は増え、全くウハウハ状態です。
 だったら防衛費増額分ぐらい楽々と出せるでしょう?
 それが何でいきなり増税なのでしょうか?
 増税なんかしたら、何とか景気回復モードになった日本経済がまた元のデフレに戻ってしまうではありませんか?

 ところが岸田内閣はこうした財源の増加も、日本経済への影響も完全に無視して、増税一直線なのです。
 つまり何が何でも増税!!
 増税が絶対命題!!
 国家は増税の為にある!!
 これが岸田総理の国家観であり、政策目標のすべてだったわけです。

 因みに岸田総理には凄い違和感を感じた事があります。
 それは今年の観艦式の時です。
 岸田総理は観艦式に普通の背広で出席しました。

 これまで観艦式には歴代総理も一緒に参列する閣僚寮も、モーニングにシルクハットで出席しています。 あの菅直人でさへちゃんとモーニングを着ていました。
 ああいう式典での衣装は、きちんと決まっていて、普通なら周りの人が調べて知らせるのではないですか?
 前回の海上自衛隊の観艦式は2015年で、この時岸田首相は外務大臣でしたから、他の閣僚と一緒にモーニングを着用して列席したはずです。
 それなのに何であんな格好で観艦式に出たのでしょうか?
 ワタシは凄く不思議でした。

 因みに韓国の文在寅も韓国海軍の観艦式に皮ジャンバーで出席していました。 
 だからワタシはあの時から岸田総理って実は文在寅並じゃないかと思ってしまいました。

 でも今回の増税を見ると、ホントに文在寅並だったようです。

 ついでに言うと、今回の増税について前出の猪口議員は「自民・猪口氏 防衛増税に賛意「国債は失礼に過ぎる」と珍説を述べています。
 何で国債だと失礼なんでしょうか? 
 今回のロシアのウクライナ侵略戦争でドイツも防衛費を倍増しましたが、ドイツは防衛費増額分を国債で賄う事を決定しました。
 ワタシも防衛国債が発行されたら買います。
 これ自衛官に失礼なんでしょうか?

 この人は「国債も補完的にはいいが、初めから国債でやるといえば、この国は防衛を本気でやろうとしていないと思われかねない
 とも言っています。
 これまた珍説です。

 何かをしたり、買ったりするときに、必要な資金を「借金してでも工面する」と言う人間と、「収入を増やして必要な金を出す」という人間のどちらが本気だと思いますか?
 不動産屋に家を買いたいと言う客が来た時、「家はローンで買います」と言ったら、この客は本気で家を買う気がないと思うでしょうか?

 チュチュ思想で考えると、必要な資金を借金してでも工面すると言うのは「本気じゃない」ことになるのでしょうか? 
 
 因みにこの人はこれまでひたすらお花畑軍縮を叫んでいた人です。
 そしてチェチェ思想に非常に近い人で、なぜ自民党にいるのかよくわからない人です。
 こんな人が突然防衛費の為の増税に大賛成なのです。
 
 こういうの見るとホントに岸田政権の目的は増税であって、防衛費増額は増税が目的であって、防衛力の強化は目的ではないとしか思えません。
 だから防衛費増額を名目に増税されても、それで増えた税収は殆ど防衛力強化には使われないでしょう。
 だからワタシはこの増税には断固反対だし、岸田政権は支持しません。
 
  1. 岸田
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2022-05-06 11:48

岸田総理の資産所得倍増計画??

 岸田総理がロンドンで講演して「資産所得倍増計画」なるものを始めると言ったそうです。

 なんでロンドン?
 なんでロンドンで言い出す前に、日本で日本人を相手に言わないのでしょうか?

 因みに岸田総理によれば、これはニーサの拡充や貯金を株式投資に誘導することなどで実現するのだそうです。

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 しかし違和感しか感じません。
 そもそもこの人は「新しい資本主義」とかを唱えて、株主資本主義を敵視して、企業利益が配当や自社株買いによる株価上昇に使われる事を問題視していました。 
 そして国会では自社株買いの規制にまで言及していたのです。
 また現在20%である株式配当への課税を30%まで上げる事も提案していました。

 国民の株式投資を増やしたいなら、国民が「株は儲かる!!」と思える政策をするべきなのに、岸田総理がこれま言ってきた事は、完全にこの真逆です。
 だから日経が個人投資家相手に行った世論調査では、不支持率95%!!でした。

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 本来「株が儲かる」と思う為には、「株を買えば値上がりする」「高い配当が得られる」と思う政策が必要です。
 その為に最も重要なのは、企業収益を増やし企業が成長できる政策です。
 それには普通、財政出動・金融緩和・規制緩和も重要です。 

 しかし岸田総理は現在これとは全く真逆の政策を行っています。
 長々続くコロナ規制で日本の内需は縮み、GDPギャップ(日本企業の総生産力と内需の差)は30兆円にもなります。

 生産力が需要よりも30兆円も多ければ、企業はフル操業できないので利益が減るばかりです。
 これでは生産を減らすしかありませんから、いずれ工場の閉鎖や従業員の解雇などと言う事になります。
 そうなると今後、失業や就職難が問題になる事は必定で、景気が良くなる事などありえません。
 だからこれを防ぐためには、政府が30兆円分の財政出動を行う補正予算を組んで、その分の需要を作るしかありません。
 ところが岸田政権が組んだ補正予算は2.7兆円でした。

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 一桁足りない補正予算では、今後景気が悪くなることは明白です。
 そういう状態で今後株価が上がる事は全く期待できません。

 言っていることやっていることが真逆です。
 と、いうかこれまで行ってきたことと全く真逆の事を言い出したのですが、言い出しただけでこれまでやってきた真逆の政策を変更するとは言ってないのです。

 これから追加で27~28兆円の補正予算を組む。
 金融緩和を続ける事を明言する。 
 規制緩和を実行する。 
 自社株買い規制の話を完全に撤回する。
 ニーサ枠を倍増する。
 株式配当への減税をする。

 今後これを実際に行うのなら、ワタシだって岸田総理を支持します。
 個人投資家からの支持も得られるし、実際に資産所得倍増プランも成功するでしょう。
 そしてそれ以前に一般勤労者の賃金が上がるでしょう。

 しかし哀しいけれど今までの岸田総理の言動と政策からして、資産所得倍増プランも全く信用できません。
 むしろ「コイツ一体何を企んでいるんだ?」と不信が募るばかりです。

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 因みに岸田総理が言説をコロコロ変えるのは、総裁選の時からです。 
 実はワタシは総裁選では、とりあえず穏健なベテランと言う事で、岸田さんを支持していました。
 ところがこの人総裁選の最中からいう事が、コロコロ変わるんですよね。
 例えば「令和の所得倍増計画」なんて話には、ワタシもすごく期待したし、国民の支持も高かったのですが、総理就任前に消えてしまいました。

 総裁選の公約の目玉として挙げた政策が、就任直前には消えるって、一体何なんだ?
 就任演説では消えるような政策なら、この人は一体何のためにこんな事を公約に掲げたのでしょう?

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 そして総理に就任してからは、「検討する」「慎重に検討する」「緊張感を持って検討する」です。
 本来なら喫緊の課題であるはずの原発の再稼働や、福島第一原発の処理水放流なども延々と検討を続けています。

 3回目のワクチン接種も、感染状況からいえば昨年11月末から12月の初めには開始するべきだったのに、延々と検討を続けて感染が完全にピークアウトした2月半ば過ぎから開始しました。

 挙句に国民に対して「3回目の摂取をご検討ください。」と言っていたので笑ってしまいました。
 岸田総理が「ご検討ください」と仰るからには、総理に倣って半年ぐらいは検討を続けて「接種しないことにしました。」でもいいんですよね?
 接種が必要なら、ちゃんと「急いで接種してください」と言えば良いのに、余程責任を取りたくないのでしょうか? 

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 しかし岸田総理だって迅速果断に決断したことがありります。 
 ガソリン税減税、つまりトリガー条項の発動を止めるとか、一桁足りない補正予算とか、緊縮財政への行動は実に迅速で果断でした。 
 どう考えてもこの人が目指すのは、徹底した緊縮増税政策です。

 これは不況誘導政策、株価下げ政策、そして何より失業増大政策です。
 失業の不安におびえる国民が、貯金を使ってリスクの高い株式投資ができますか?

 こういう人が国民に株式投資を促すって、一体何を企んでいるんでしょうね?

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 因みに株価を上げる政策と言うと、一部の金持ちだけの政策と言うイメージがありますが、それは違います。
 株価って将来、多くの人が景気が良くなり経済が成長すると思うようになれば上がるのです。
 だって株を買う人は、買った株が将来値上がりすると思うから、高い配当を得られると思うから買うのですから。
 逆に今現在、いくら配当が高くても、業績が良くても、今後見込みがないと思う会社の株は売られます。

 だから株価が上がるって、多くの人が今後、日本経済が良くなると信じているという事なのです。
 そして景気が良くならなければ、経済が成長しなければ賃金は上がりません。

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 バブル以降、日本の賃金はほとんど上がっていません。
 でも考えてみたら、バブル以降日本で本格的な好景気ってありましたか?
 株価が上がるような状況がありましたか? 
 ワタシには全く記憶がありません。

 それどころか株価は未だにバブル期の最高に届かないのです。 
 そして求人だってバブル期のレベルに達しているのは新卒者だけです。
 
 これで賃金が上がるわけないです。

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 株と同じで賃金も市場原理で決まりますから、求人数が求職者数を超えた状態が続かなければ上がらないのです。
 ところが「賃金が~~!!」と喚く人達には、この問題が綺麗に消えています。
 そして「最低賃金をあげろ」とか国家権力による強権的な介入を期待する声が非常に多いのです。 
 これ韓国の文在寅政権がやって大失敗したのに・・・・・。
 
 民主主義は資本主義とセットです。
 これは古代ギリシャの時代から変わりません。
 なぜなら「貨幣は鋳造された自由」だからです。
 だからもう少し現実的に考えてほしいです。 

  1. 岸田
  2. TB(0)
  3. CM(27)

2022-02-18 09:56

目標はコロナ復興増税? 岸田政権のワクチン政策

 菅政権時のワクチン担当大臣だった河野太郎と、厚労相だった田村議員のインタビュー動画を見ました。
 長い動画ですが、これを見ると何で菅政権がワクチン担当大臣なるモノを任命したのか?、そして現在の岸田政権のワクチン接種が何でここまで遅いのかがわかります。





 長い動画なので内容を要約し、ワタシの感想も書いていきます。 ワタシは河野太郎は信用できないし、また河野太郎自身、総裁選で負けた事で岸田さんに含むところもあるでしょうが、この動画では敢えて岸田批判はしていません。

 以下がワクチン担当大臣と田村前厚労相のインタビューからの要約です。

 厚労省は超巨大官庁で、厚労省の管轄する範囲が異常に広い。
 その為厚労大臣が出席しなければならない委員会等の会議が膨大にあり、大臣は9時から5時までその会議に縛られてしまう。 
 この種の会議は野党議員も出席するため、大臣が会議を抜けると、野党側がゴネて騒ぎ
国会運営にまで支障がでてしまう。
 それで大臣が厚労相内の官僚から報告を受けたり、大臣から指示を出したりは、正規の勤務時間外にやらなければならない状態。 勿論会議での質疑にこたえる為の下調べ等もしなければならないため、厚労大臣になると睡眠時間もマトモに取れない状態になる。

 安倍政権時の加藤厚労大臣についてはコロナパンデミックと共に、野党はこの厚労大臣の委員会への出席義務を免除したが、菅政権になるとまた元に戻ってしまった。

 これでは厚労大臣がワクチン接種の指揮を執る時間はない。

 更に厚労省には地方自治体との接点がほとんどない。
 一方、ワクチンの接種の実務、つまり接種券の発行や接種会場の設置、接種の為の人員集め等の実務は地方自治体にゆだねるしかない。
 
 地方自治体とのコンタクトを一番密接にやっているのは総務省。

 そこで菅総理は総務省から特に地方自治体とのコンタクトに長けた人員を引き抜きそれをワクチン担当大臣が指揮して、ワクチン接種に当たらせる事にした。
 ワクチン担当大臣はこのチームの指揮官として常に地方自治体の声を聴きながら仕事ができるように、大臣室の隣にこのチームの仕事場を作った。
 
 とにかく急げと言うのが菅総理の命令なので、急ぐ事で起きるトラブルは「大臣が謝罪すれば済む事」と割り切って、ドンドン急がせた。

 因みに菅政権がワクチン一日百万回の接種目標を掲げた時、マスゴミはこぞって「こんな事できるわけがない!!」と反対しました。
 
 実際これは大変な事でした。
 なぜなら日本はこの数十年でワクチンの集団接種を全くやらなくなってしまいました。 コロナでは世界中に反ワクチンを騒ぐ人達が出てきましたが、日本ではそれ以前から反ワクチン勢力が非常に強くなっていて、昭和から平成にかけて普通にやられていた集団接種がほとんどされなくなってしまったのです。

 そしてこういう反ワクチンムードで子宮頸がんワクチンの接種も、全く止まると言う事態になってしまいました。
 一人分10万円にもなる子宮頸がんワクチンを全ての少女に無償で接種する所までこぎつけたのに、これを根拠のない「副作用」を元に野党とマスゴミが、厚労省側から国民に広報できないようにさせたのです。
 その為殆ど国民は今もまだこのワクチンの存在を知らず、毎年3000人の若い女性が子宮頸がんで死亡しているのです。

 こうした状況で日本ではワクチンはタブーとなり、日本の製薬会社もワクチン研究から手を引いていったのです。
 菅総理はコロナワクチンではこれを一日百万回の集団接種実現まで持って行ったのです。
 これは何十年も見捨てられて誰も通らなくなった道を猛スピードを走るような話でした。

 しかし菅さんがこうやって道を拓いた以上、3回目のワクチン接種は簡単だったはずです。
 だって接種券の発行一つとっても、前二回の時の記録は保存されているので、それを「三回目接種券」と印刷し郵送するだけだし、予約や接種者を記録するシステムも全部そのまま残っているのです。 
 
 なぜなら日本が本格的にワクチン接種を開始した頃には、イスラエル始め接種に早かった国々ではブースター接種を始めており、日本も二回目接種時に三回目の接種も想定していたからです。 だから接種を受けた国民も、最初の接種の時から接種券を取っておくようにと言われてました。 

 つまり岸田政権は菅政権がやり残した仕事を、そのまま引き継げばよかったのです。
 しかも河野太郎によればワクチンそのものも菅政権時に使い残した在庫が5600万回分あったのです。
 だったら河野太郎と田村厚労大臣をそのまま留任させていれば良かったのです。 

 ところが岸田政権は厚労大臣とワクチン担当大臣を入れ替えてしまっただけでなく、ワクチン担当大臣直属のチームの人員を半減して、大臣室から遠い部屋に移動させました。

 菅政権時にはブースター接種は二回目接種後8カ月と定められていました。 但しこれは当時初めてブースター接種をしたイスラエルなどを参考にしただけです。 その後当のイスラエル始め多くの国がブースター接種までの間隔を縮めていきました。
 また10月からはオミクロン株が出てその感染力の強さが問題になり始めていました。 

 日本は昨年12月半ばまではパーフェクトに感染が終息しており、11月には既にゼロコロナ状態でした。
 しかしながら一旦ゼロコロナになっても海外で感染力の強い株が出たら、流入防止は不可能であることは、デルタ株でも実証済みです。

 一方ワクチン接種は感染爆発が始まる前に済ませて置くのが理想なのです。 
 そこで昨年、11月15日には分科会もブースター接種の前倒しを認めています。 また自治体からもブースター接種前倒しの要請がありました。

 こうなると11月10日に発足した第二次岸田政権は、政権発足と同時にシャカリキで3回目接種の実施に進むべきだったのではありませんか?

 しかし岸田首相はこのタイミングでコロナ対応を財務官僚に任せ、ワクチン担当大臣と厚労大臣を入れ替え、更にはワクチン担当大臣の直轄チームの人員を半減させて、その人達を大臣室から遠く離れた部屋へと移動させました。

 一体この人何考えていたんでしょうか?
 オミクロン株を甘く見ていたのでしょうか?
 
 しかし一方では海外からの渡航制限は速攻で厳格化しました。 それでビジネスマンや留学生は勿論、在外日本人が重病の肉親を見舞いに来ることも難しい状態にしました。
 また濃厚接触者の隔離を異常に厳しくした挙句、濃厚接触者になると大学受験もできなりそうと言う騒ぎを起こしました。

 勿論こんな事は何の役に立たなかったので第6波の感染爆発になったのです。
 昨年12月半ばから沖縄では既に感染爆発が始まっていたのです。
 しかし岸田首相はまだ渡航制限や蔓延防止などの行動制限は続けると言うのです。

 全く理解できないのは岸田さんがワクチン一日百万回の指示を出したのが2月7日だと言う事です。 
 一日百万回で日本の高齢者全員に接種への接種が終わるには一か月かかるのです。
 一方2月5日には既に感染がピークアウトしているのです。

 それじゃ岸田さんの元々の想定だと高齢者のワクチン接種が終わるのはいつだったのでしょうか? 
 その一方で子供にまでワクチンを接種するとも言っていました。
 高齢者のワクチン接種がいつ終わるかもわからないのでは、子供に順番が回ってくる頃には、子供が成人してしまうのではありませんか?

 岸田首相と言う人は、一体何を考えているのでしょうか?

 この人は「聞く力」とか言って、評判が悪い政策をコロコロ変えるのですが、しかし絶対に変えないのが、親中国と増税路線です。 そして規制緩和や改革への意思は完璧に封殺しています。

 こういう状況を見ていると、岸田首相の目的はコロナ増税!!と思ってしまいます。
 民主党政権は東日本大震災を理由に復興増税をしましたよね。 その増税分は今も徴収されています。
 だから今度はコロナの被害を拡大させてコロナ復興増税をしたいのではないでしょうか?

  1. 岸田
  2. TB(0)
  3. CM(11)

2022-02-15 15:53

貧乏神で厄病神 岸田首相のコロナ対応

 今日、よもちゃんの病院の帰りに郵便受けをチェックすると、ワタシのワクチンの接種券が届いていました。
 これから予約して接種が受けられるのはいつになるのでしょうか?
 2月5日には感染はピークアウトしたのに・・・・・。

 一方、よもちゃんの病院では先生がコロナ感染防止に苦労しています。 病院ではよもちゃんは待合室で順番を待つ事ができるのですが、付き添いのワタシは外で待たなければなりません。 幸い待合室の窓際がベランダになっておりベンチがあるので、ワタシはよもちゃんの順番が来るまでそこで待っています。
 そして順番が来ると、先生か受付の方が、外まで呼びに来てくれます。 

 それでも2月5日には先生の子供さんが通う保育園の子供が熱を出し、更に先生の子供さんも熱を出してPCR検査を受けると言う騒ぎになりました。 幸い陰性だったのですが、もしも陽性だったら濃厚接触者と言う事で、先生も隔離対象になりますから、病院は休診しなければなりません。

 そ、そんなことになったらよもちゃんはどうすればよいのか?
 イヤよもちゃんだけではありません。
 先生を頼りにしているこの近辺の犬や猫の医療が崩壊してしまいます。
 よもちゃんの容態も悪いのですが、もっと容態の悪い子もいるだろうし、手術の予定が入っている子もいるのに・・・・・。

 だから先生としても何としても、子供さんの感染は阻止したいのでしょう。 子供さんにもマスクを着けさせようとしたけれど、先生の子供さんはまだ2歳なので、嫌がって直ぐに外してしまうと言っていました。

 先生は獣医と言う仕事柄、感染症にはワタシなんかより遥かに詳しく、二歳児にマスクを着けさせる事にどのくらい意味があるのかも当然考えたと思います。

 でも現在の法律上では、新型コロナはチフスやコレラ並みの危険な感染症扱いですから、先生の子供さんが感染すれば、病院は休診しなければならないのです。 
 反社会的勢力でもない以上、法律は守るしかありません。
 それでこの近所の犬と猫に医療が崩壊してもです。

 コロナでの休業は勿論獣医だけでなく、札幌市内の色々なお店で目立つようになったようです。 
 妹は先日、都心のデパ地下へ行ったら、いつも行く花屋とパン屋と弁当屋が閉店中だったそうです。
 
 因みにパン屋はデパ地下の店ではなく、パンを焼いている厨房の方で感染者が出たので、厨房が操業不能になって、それでそのパン屋のパンを置いている店が全部閉店になったのだそうです。
 一方、花屋や弁当屋は仕入れた花や食材を処分しなければなりません。 こういう被害だって大変なモノでしょう?
 
 感染者だけでなく濃厚接触者まで隔離何てことになると、こうやって被害がドンドン広がって行くのです。
 だからみんなナンセンスだとわかっても、子供にまでマスクを強制するしかありません。
 
 だって自分の子供が感染したお陰で、勤め先や客に大迷惑をかける羽目になるのですからどんなに愚劣でも「できる限りの事はやった」と言うアリバイを作っておくしないでしょう?

 ところがこうやって一般国民は勿論、犬や猫までが苦労しているのに、コロナ被害防止に最と言うか、唯一効果のあるワクチンの接種はウルトラ・エクセレント・スーパースローモーです。
 それで高齢者であるワタシのところへワクチンの接種券が届いたのが今日なのです。

 一体岸田さんは何を考えていたのでしょうか?
 
 岸田さんがオミクロン株が初期の株と同様危険なウィルスと考えていたのなら、当然12月始めからブースター接種を開始するべきでした。
 実際、分科会は昨年11月15日にはブースター接種を認めています。 更に前二回とは違う種類のワクチンでも構わないとしていたのです。

 WHOがオミクロン株の存在を公式に認め「オミクロン」と言う名前を公表したのが昨年11月24日です。 
 それを考えたら、11月15日の12月からのワクチン接種開始決定自体は、遅い決断ではありません。

 そして普通に考えたら、分科会が突然この決断を発表するわけもなく、発表前にはワクチン接種の前倒しを前提とした連絡や根回しが進んでいたはずです。
 しかもこのころ、日本には菅政権時の接種で使い残したワクチンの在庫が5600万回分あったのです。

 一方欧米では既にオミクロン株による感染爆発が起きて、これまでより一桁多い感染者が出ていたのです。 そしてそれらの国々ではブースター接種開始期限をドンドン前倒しして必死にブースター接種を行っていたのです。

 だったら12月始めには一日100万回、或いはそれ以上のペースでのワクチン接種を進めるべきでしょう?
 菅政権時の一日百万回と言うのは、大変でした。 なぜなら日本では数十年前からワクチンの集団接種がなくなっており、そのノウハウは完全に消滅していたからです。 
 でも菅政権はごく短期間で、そのノウハウを作って百万回接種を実現したのです。
 ならば今回は菅政権時のシステムをそのまま使えばよいだけだし、二回接種なんて面倒もないのです。

 12月から1日百万回を続けいれば在庫の5600万回分は1月半ば過ぎには使い果たしますが、しかしそのころには高齢者や起訴疾患のある人達などハイリスクグループへの接種は完全に終わっているので、重症者は激減していたはずです。

 そもそもワクチンは感染拡大に前に接種しないと意味がなく、オミクロン株の感染力と世界各国の感染状況を見れば、急ぎに急ぐしかないのです。
 ところが然し驚き呆れた事に、岸田政権によるワクチン接種はウルトラ・エクセレント・スーパースローモーでした。
 
 そして2月7日に漸く「一日百万回の接種を検討する」と言い出し、翌8日に「一日百万回の接種を指示する」と言いました。
 因みに一日百万回の実現は2月末が目標だそうです。

 あのねえ、この時点で既に感染はピークアウトしているんですよ。 
 数日の誤差はあっても、2月上旬にピークアウトすることは感染状況を見ていた殆ど全ての人にわかっていたんですよ。

 この人は一体何の為にワクチンを接種させるのでしょうか?
 どんなに優秀なワクチンでも感染が終息したら接種したのでは、何の意味もないのです。

 もう一度言うけど、ホントにオミクロン株が危険なウィルスだと思うなら、ワクチン接種は大急ぎでやるべき、12月上旬から百万回接種するべきだったのです。

 逆に言えば、オミクロン株がそれほど危険でないと判断すれば、ワクチン接種を急ぐ必要はありません。 イヤそもそもブースター接種は必要ありません。
 そしてオミクロン株の毒性はインフルエンザ並みとの考えも間違いとは言えません。

 実際、最初に感染が始まって最初にピークアウトをした沖縄の例など見ると、致死率も重症化率も驚くほど低いのです。
 沖縄の場合はブースター接種を全く行ってなかった事は勿論、これまで二回に接種率も日本最低なのに、致死率も重症化率もインフルエンザ以下なのです。

 そして全国でみても致死率は低いです。 
 これまで最高130人ぐらいが死んだ日がありましたが、感染者数は10万人ですから、致死率は0.1~0.2%程度です。 これはインフルエンザ並みです。
 しかも死者の平均年齢が87.3歳です。

 こういう超高齢の死者の場合、実は重症者になる事なくそのまま死者にカウントされている人が多数います。
 非常な高齢でしかも長い間寝たきりなど、全身状態が非常に悪い人が、コロナに感染した場合、延命措置をしないまま亡くなるので、重症者にカウントされないで即死者になるのです。

 これってインフルエンザと同じじゃないですか?
 インフルエンザはこれまで毎年コロナと同数、或いはそれ以上の死者を出していたのですが、それでも医療崩壊と言う騒ぎにはなりませんでした。
 それはインフルエンザで死ぬ人の多くが、全身状態の非常に悪い超高齢者で、そういう場合医師も家族を敢えて延命はせずに静かに看取るからです。
 それでインフルエンザは「高齢者の命の最後の灯を吹き消す病気」と言われています。

 しかし新型コロナも変異を続けてインフルエンザ並みになってきたのです。

 だったら敢えてブースター接種は必要ないでしょう。
 でもそれならブースター接種だけでなく、濃厚接触者の隔離とか、海外からの渡航制限、蔓延防止などを全て止めるべきでしょう?

 そもそもオミクロン株の感染力を考えたら、こういう措置に効果があるとは思えません。
 いわんや海外からの渡航制限なんて、既に日本で感染爆発が起きて、感染者数が激増した段階でナンセンスなのです。

 こうした制限は感染防止には何の役にも立たないばかりか、経済には甚大な悪影響があります。
 さらに言えば医師や看護師が「濃厚接触者」と言う理由で働けなくなる、熱のある人が病院に行けないなど、医療にも悪影響しかないのです。

 現在の法律では新型コロナの患者は全部保健所が管理することになっていますが、しかし保健所の人員では万を超える感染者を管理する事は不可能なので、感染者に隔離を命じながら、最低限の健康管理もできない状況です。
 これなら政府が対応を変えてインフルエンザ並みにして、体調の悪い人は普通に近所の開業医に行けるようにした方が余程安心です。

 インフルエンザ並みの扱いになれば、10万人の感染者が出て、その1%にも満たない人が重症化しても、日本の医療のキャパシティから言って何の問題もないのです。
 そして日本より遥かに多数の感染者と死者を出している欧米諸国も次々と、コロナへの行動制限を撤廃しているのです。

 だから新型コロナ扱いをインフルエンザ並みにするようにとの提案は、昨年始めぐらいから出始めました。
 特に第5波の死者をワクチンで大幅に減少させることに成功してからは、この声が大きく
成ってきました。
 本来であれば岸田政権成立直後、第5波が完全に終息した時期にこの変更をするべきでした。

 ところが岸田政権はこの変更は6月以降に検討すると言うのです。

 何で6月?

 効果が実証されているワクチン接種はひたすら遅らせる。
 効果が期待できず経済には悪影響しかない行動制限や渡航拒否は厳守し続ける。

 岸田政権のコロナ対策の目的は何なのですか?
 
 こんな愚劣な政策で、よもちゃんの病院が休診になったら、ワタシはもう岸田政権を絶対に許しません。

 こうしてみる限り、岸田政権ってマジに貧乏神でその上厄病神です。
 
  1. 岸田
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2022-01-27 11:40

韓国の期待が膨らむ 岸田政権佐渡金山世界遺産見送り

 岸田政権が佐渡金山の世界遺産登録申請を見送ると言っています。 
 これで韓国の岸田政権への期待が膨らむでしょう。

 鈴置高史氏によると、韓国は岸田政権誕生を期待していました。
 なぜなら岸田首相は外務大臣だった時に二回韓国に騙されています。 だから韓国は岸田首相組しやすし、簡単に騙せる、だからもう一回騙そうと、大きな期待をしていたのです。
 鈴置氏の記事から岸田首相がどう騙されたか紹介しますね。


 慰安婦と軍艦島で騙し討ち

ーーこうなったら、何が何でも韓国は日本を騙して「輸出規制」を撤廃させねばなりませんね。

鈴置:岸田新首相は簡単には騙されないと思います。何せ外相時代、韓国に2度も騙されているのです。1回目は2015年に「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産として登録した時です。

 当時の朴槿恵(パク・クネ)政権は「現場の軍艦島(端島)では朝鮮半島出身者が強制労働された」と登録に反対。同年6月21日に韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が東京で当時の岸田外相と会って、いったんは登録で合意したものの、7月4日にユネスコで正式決定する場になって突然、異議を唱えたのです。

 窮地に陥った日本は、朝鮮人労働者が「brought against their will and forced to work(意思に反して連れて来られ、働かされた)」との声明を出すことで収拾しました。その後、韓国はこの文言を証拠に「日本の強制連行」を世界で喧伝するようになったのです。

 2回目は同年12月の慰安婦合意です。韓国の執拗な要求もあって、日本政府が10億円を拠出し、韓国側が元慰安婦のための財団を作ることで合意しました。

 同年12月28日にソウルでの会談で合意した岸田外相と尹炳世外交部長官は共同会見で「日韓間の慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と表明しました。

 しかし、約束したソウルの日本大使館前の「慰安婦像」は撤去されず、釜山の日本総領事館前にも新たに像が立ちました。

 次の文在寅政権になると「元慰安婦の同意が得られていない」と財団を解散。約束していた「国際社会での非難中止」も事実上、反故にしました。

 合意に至るまでには当時、官房長官だった菅義偉氏が青瓦台と調整するなど汗をかきましたが、少なくとも表面的には岸田外相が「韓国に騙された」のです岸田首相から3匹目のドジョウ狙う韓国 米中対立で日本の「輸出規制」が凶器に

 
 ええ、ワタシも覚えています。
 軍艦島の世界遺産登録の時に、日本の代表が土壇場で韓国に要求を聞いてしまい「「brought against their will and forced to work(意思に反して連れて来られ、働かされた)」と言う声明を出した事が、今も韓国が軍艦島について「強制労働」のキャンペーンを続ける元凶になったのです。

 あの時の日本側の対応の愚かしさには、ワタシも唖然としました。
 韓国が土壇場で裏切ったなら、この時こそあっさりと世界遺産登録を諦めて、後のチャンスを狙えばよかったのに、よりにも寄って事実無根の話を声明に出してしまう。
 何の為の世界遺産登録だったのか?
 日本の外務省は理解していたのでしょうか?

 何でここまで愚かしいのか?
 
 でもこの愚かしい外相が岸田さんだったわけです。
 これじゃ韓国側から舐められても当然でしょう。

 実際韓国側は騙す気満々だと言います。
 鈴置氏の記事の続きを読みましょう。

岸田は信頼できる
――2度も騙された岸田首相。さすがに3回は騙されないでしょうね。

鈴置:韓国側はそうは思わないようです。先に引用した朝鮮日報の「<太平路>次期大統領は岸田日本総理と『大和解』を推進せよ」によると、岸田氏を2度も騙すことに成功した尹炳世元長官は最近、以下のように語ったそうです。

・岸田は日本の政界の穏健・合理的人物として信頼できる。自民党の(総裁)選挙で韓日関係への動力が生まれたので、積極的に関係改善に出ねばならない。

 「2度も騙されてくれたお人よしが今度は首相になったぞ。また、騙すチャンスだ!」ということでしょう。韓国はくじけることなく、岸田政権にラブコールを送り続けると思います。

 
 二回騙されたのだから岸田さんも懲りるだろう、反省するだろう・・・・・。

 だって自分のドジで、軍艦島と日本の名誉を傷つけて、今もそれで延々と韓国の強制労働プロパガンダが続いているわけですから、マトモな人間なら大いに責任を感じているはず・・・・・。

 日本国民としてそう思いたいです。

 しかし佐渡金山の世界遺産登録申請を見送った所を見ると、岸田さんは全然懲りてもいないし、反省もしていないでは?としか思えません。

 岸田さんが軍艦島の世界遺産登録で韓国に騙されたのは、そもそも岸田さんが韓国と言う国の本質をちゃんと理解していなかったからです。
 韓国と言う国はとにかく日本に言いがかりをつけて、金品を毟り取る、それができなかった名誉を傷つける事だけに狂奔してきました。 
 
 そういう国に世界遺産登録の議決と言う場で「brought against their will and forced to work(意思に反して連れて来られ、働かされた)」なんて声明を出してしまえば、今後延々と強制連行キャンペーンの材料にされることは自明でしょう?
 ところが岸田さんはそれが洞察できなかったのです。

 それでも岸田さんに最低限の責任感があり、失敗に学ぶ能力があれば、自身の失敗で韓国と言う国家の本質を理解し、二度と同じ失敗をしないはずです。

 ところが今回の佐渡金山の世界遺産登録申請見送りはでまた同じ失敗を繰り返してしまいました。
 佐渡金山の世界遺産登録申請見送りは、韓国の朝鮮人強制労働キャンペーンに更なる協力する結果になります。
 日本が佐渡金山の世界遺産登録申請を見送れば、韓国はこれに力を得て、今後は世界中に佐渡金山での朝鮮人強制労働キャンペーンを強化するでしょう。
 
 そして更に「岸田組しやすし」、強硬に要求すれば必ず引く政権、だったら頑張って他にもいろいろ要求するニダ!!として、今後全ての面で日本への外交圧力を強めるでしょう。
 これではこれから日韓関係が益々面倒になってきます。

 岸田首相は親戚一同がみな東大卒なのに、東大に入れなかったので、大きなコンプレックスを持っているそうです。
 だから東大に入れるような学力はなかったのでしょう。

 しかし教室や受験参考書で学ぶ力と、現実で学ぶ力は違います。 だから低学歴でも優秀な仕事をする人は幾らでもいるのです。
 そしてどんな低学歴でも並みの人間なら、経験から学ぶ力はそこそこ持っているのです。

 けれども岸田さんは教室や参考書から学ぶ力も今一だけれど、現実から学ぶ力はいたってお粗末で、経験から学ぶ力については皆無のようです。
 或いはあの軍艦島での失敗について、自身の責任を反省した事もなければ、そもそもあれを失敗と認識した事さへもなかったのかもしれません。

 これじゃ韓国だって舐めるでしょう。
 

 ワタシは最初から岸田さんに悪感情は持っていませんでした。
 自民党の総裁選では保守層は全面的に高市支持に回りました。 ワタシも高市さんの公約は完璧だと思いましたが、しかし靖国参拝などあまりに明確に確約したので、実際に首相になった時には、トラブルが続出するだろうと思いました。

 その点岸田さんの発言は穏健で、当面のつなぎとしては無難だと思ったのです。

 ところが総裁選の最中から、公約をコロコロ変え始め、そもそもこの人何をしたいのかわからなくなりました。
 そして首相になってからの政策はホントにお粗末です。
 
 この人は要するに首相でいたいだけで、それ以外には何もない人のようです。 それで支持率を維持するために新聞とテレビの顔色だけを窺い続けているようです。
 
 ワタシは実は歴代総理で最高だと思っているのは菅義偉総理ですが、それは菅総理の在任中最大の問題であったコロナパンデミックへの対応を見たからです。
 ワタシは元来、データを見るのが好きなので、コロナパンデミックが始まってからは、毎日コロナに関するデータを見て一喜一憂する日々を過ごしています。
 
 そうやってデータと突き合わせると、菅総理は極めて冷静に合理的にコロナパンデミックに対応してきました。 そしてデータから第4波でも第5波でも感染拡大の危険性を科学的に判断したうえで、必要な感染防止策は取っても、過度な感染防止策で国民生活を殺さないように最大限の努力をしてきました。

 これは菅総理が一人で頑張るしかありませんでした。
 なぜなら専門家も他の政治家も感染が拡大したときのマスゴミの追求を恐れて、ひたすら厳しい行動制限をわめき続けていたからです。
 だから安易にオリンピックを中止するとか、無観客試合とか言い出したのです。
 しかし菅総理はそれでも屈しませんでした。

 第4波、第5波の中、うち続く激務による疲労、プレッシャーでボロボロになりながらも、迅速にワクチンを接種しつつ、東京オリンピックを開催を宣言した姿は忘れられません。
 あの時、菅総理が日本の信義と名誉を守ったのです。

 しかし岸田総理は今までのところ、ひたすら新聞とテレビに媚びて、全く非科学的で不合理なコロナ対応を続けて、日本の経済を痛めつけ、国益を棄損し続けています。
 そしてコロナ対応そのものを破綻に追い込んでいます。

 これではもうワタシも岸田総理は支持できません。
 自民党がこのまま岸田総理を担ぐなら、参議院選挙には維新か国民民主党に投票することも考えています。

  1. 岸田
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