小林よしのりさんは間違っていますよね。じゃ、国家がないときって、人は何もできなかったのでしょうかねぇ?国家が人権侵害したというのが多いでしょうに。
6:36 - 2018年10月26日
https://twitter.com/kiyotaka1974_2/status/1055815553447747584
実はワタシも時々、このツィート主に絡まれているのですが、しかし絡まれて議論をしていると思うのですが、実はこの種の人達は国家権力が大好きです。
このツィート主に限らずパヨク・称リベラリスト・左翼って、四六時中国家や権力に罵詈雑言を浴びせているし、反権力・反国家を自認していますが、実は我々ネトウヨなどの及びもつかない程の権力の信奉者で、国家権力が大好きです。
そしてひたすら国家権力の膨張を推進しています。
だってそうでしょう?
彼等が本当に反国家・反権力なら、国家は崩壊するのが理想です。
ところで現在の地球上にはこの理想郷が結構沢山あります。
シリア、ソマリア、リビア、そして今は中南米のホンジュラスやグァテマラなども崩壊状態になってきたのか、大量の難民が、ドイツやアメリカに押し寄せています。
もし本当に自称リベラリストの皆様が、反国家であるならまずは自分達が、こうした国々に移住するべきでしょう。
そして欧米先進国や日本のパスポートがあれば、こういう国々には楽々入国できます。
しかもこの理想郷は、国家が崩壊状態ですから、自称リベラリストの皆様が日頃非難している入管による不法滞在外国人の摘発なんてこともマトモには行われていません。(おお、それだけでもう自称リベラリストの皆様の理想ではありませんか?)
だからもう一旦入ればいつまでも好きなだけ滞在できます。 そして末永くそこで暮らす事ができます。
しかし大変不思議な事に、日本や欧米から自称リベラリストの皆様が、こうした国々に大量移住するという話は聞いた事がありません。
それどころか大変不思議な事に、欧米や日本の自称リベラリストの皆様は、これらの国々からの「難民」を「国に受け入れろ!!」と喚いていらっしゃるのです。
でもドイツもアメリカも、それに日本も極めて国家的な国家ですよね?
それに日本の自称リベラリスト様達の御意見によれば、日本人って凄く不幸なんじゃないですか?
そういうところに理想世界からの移住者を迎えるってヘンでしょう?
今、トランプ大統領は軍隊を動員して、メキシコ国境に向かっている中南米の「難民」を追い返す準備をしているそうです。
でも本当なら軍隊ではなくて、自称リベラリストの皆様が、メキシコ国境に行って「アメリカは国家権力が強大ですから、人権が侵害されます。 だから早く国家が崩壊した理想郷にお帰りください」と説得するべきでありませんか?
しかし彼等は真逆の事をやっているのです。
つまり「難民」を追い返すというトランプ大統領を非難して、何が何でも全員アメリカで歓迎しろと言うのです。
これはつまり彼等は「家崩壊など望んでいない。」「家が崩壊した社会で人間は生きていけない。」と信じているという事でしょう?
普段言っている事と全然違うじゃないですか?
それどころかトランプ大統領やトランプ大統領支持者等などより、遥かにアメリカの力を信仰しているのです。
トランプ大統領や支持者が、これらの「難民」の流入を阻止するのは、この「難民」の入国を認めたら後から後から、同様の集団が押し寄せて、アメリカの労働市場は崩壊するし、福祉予算も底をつくからです。
またこういう形で身元確認もできない人間を受けれたら、その中に犯罪者やテロリストが混じるのは必定で、治安が一気に悪化するからです。
これはドイツのAFPの支持者など欧州で自国第一主義を掲げる政党やその自社達、そして我々日本のネトウヨも同様です。
だから我々もトランプ大統領が「難民」を追い返すのを、全然非難する気になれないのです。
「難民」は気の毒だとは思いますが、しかしアメリカ人の立場になれば、自分達の生活を破綻させてまで彼等を歓迎しろとは言えません。
「「難民」の皆様は祖国で頑張って自分の国を良くしてください」としか言えないのです。
ところが自称リベラリストの皆様は、そういう事は全然心配なさっていないのです。
これはつまりこれら難民歓迎派の人達は、自国には無限の職と無限の福祉予算があり、自国の警察は超絶的に有能なので、どんな集団が押し寄せようとも治安は悪化しないと信じているとしか思えません。
だってそうなったら、真っ先に犠牲になるのは、彼等が日頃必死に味方をしているはずの低所得者や老人や障碍者など、つまり弱者の人達です。
それとも自称リベラリストの皆様の日頃の弱者の味方発言は、嘘だという事でしょうか?
こんなのもう完全にネトウヨの想像を絶します。
我々はネトウヨや、欧州の極右、それどころか超大国アメリカのトランプ支持者だって、自国の国力には限界があるので、途上国から押し寄せる人間を全部引き受けて面倒を見る事なんかできないと信じているのです。
我々ネトウヨは日本を愛し信頼してますが、しかし所詮我々のような一般日本国民が力を合わせて作っている国家なのですから、できる事は限られているし、またその日本を守る事は容易ではないと考えているのです。
これはアメリカのトランプ支持者だって同様でしょう?
ところが自称リベラリスト様達の考える国家の国力は無限大で、世界中から押し寄せる難民を全て受け入れて、全て国家の手で十二分な福祉や高給を与えて、幸福な生活を保障できると考えているのです。
こうなると反権力、反国家どころか、超権力志向、超国家主義としか思えません。
これは国内問題でも同様です。
自称リベラリストの皆様は、訴訟が大好きです。
日弁連なんかが自称リベラリストの仲間だからと言うもあるけど、何かあるとやたらにスラップ訴訟をするのです。
例えば朝日新聞の小川榮太郎さんへのスラップ訴訟とか、植村隆が彼の捏造報道を問題にしている人達にやらかすスラップ訴訟とか。
なるほど裁判を受ける権利は憲法でも保障されていますから、それ自体は悪い事ではありません。
しかしも裁判所もまた国家機関であり、裁判で物事を決めるというのは、つまりは自分自身による問題解決を放棄して、国家権力にそれをゆだねるという事です。
一方朝日新聞は自身が強力な言論機関なので、例えば自身の紙面を使って、小川榮太郎さんや慰安婦強制連行捏造説などに反論する事は十二分に可能なのです。
そしてこれらは言論の問題ですから、言論で解決するべきなのです。
ところが彼等はそれをせずに、速攻で訴訟です。
つまり彼等は「言葉の力」など信じていないのです。
彼等は「言葉の力」より国家権力が好きなのです。
だってこうした訴訟になれば訴訟費用の捻出自体難しい個人が圧倒的に不利です。
しかも日弁連なんて強力な軍団を抱えています。
だから自分の口と頭を使って、言論で対応するよりも、訴訟と言う形で国家権力を利用する事を選ぶのです。
これはつまりは彼等が強烈な権力志向だという事でしょう?
そしてヘイトスピーチ規制も同様です。
彼等は自分達の気に入らない言論は、ヘイトスピーチだと言い出しました。
そしてそのヘイトスピーチは法で規制しろと言います。
法で規制する。
つまり国家権力を使って言論弾圧をするという事です。
ヘイトスピーチなんて、本来言論の問題なのだから、彼等が自身では反論すればよい事なのです。
何よりこうした言論弾圧を彼等は「人権弾圧」と言い募ってきたのではありませんか?
しかし彼等は自分達の気に入らない言論となると、躊躇わず国家権力による言論弾圧を要求するのです。
さらに最近、しみじみ凄いと思うのが、LGBT差別反対です。
欧米ではキリスト教の教理から同性愛に対する禁忌が非常に厳しく、それが同性愛への刑事罰や、同性愛者への集団暴行の頻発(今でもやっている!)など、極めて深刻な人権侵害を産んできました。
だから欧米でのLGBT差別反対運動は理解できないではありません。
しかし日本の場合は同性愛は性道徳上の悪徳された歴史さへないので、刑地罰を科したこともなければ、同性愛者が集団暴行など、明確な迫害や差別は存在しません。
だから欧米式のLGBT差別反対運動を輸入する事のは、何とも奇妙でした。
そもそも日本には欧米感覚で差別と言えるような話はないのです。
そこで日本のLGBT差別反対運動の活動家は「同性愛を気持ち悪いと思う」事や「躊躇いなくカミングアウトできない」ことを差別だというのです。
イヤ、誰も差別してないから、オマイが勝手に躊躇っているんだから。
性的に気持ち悪いなんて、完全に生理的、動物的感覚だから、そんなこと文句を言う方がオカシイから。
ところが勝間和代なんか「無意識の差別も辞めさせたい」とまで言うのです。
無意識の差別を止めさせる??
ワタシも歴史が好きで古今東西随分様々な独裁者を見てきたけれど、彼等が支配しようとしたのは人の精神の意識の領域だけでした。
ジグムント・フロイトなどに言わせると人の精神には無意識の領域があり、それが人間の言動に大きな影響を与えているのだそうです。
しかし無意識は無意識であるが故に、本人にもコントロール不能であり、それ以前に人が無意識下で考えている事は、本人自身にも知る事ができないのです。
ところが何と勝間和代はその無意識の領域まで国家権力を介入させる気なのです。
こうなるともうスターリンやヒットラーや毛沢東が裸足で逃げ出すレベルです。
ワタシはネトウヨですから、国家は大切だと思ってます。
そして国家が国家として存続するためには、ある程度の人権の制限は必要だと思っています。
国家なしでは自称リベラリストの大好きな社会福祉だってできません。
しかし何よりも他の国家にから自分達の生命と財産、そして人権を守る為には国家が必要だからです。
しかしそれでも国家が個人の自由を制限するのは、あくまで国家が存続し、自分達を守る為の最小限にするべきだと思っています。
だから自称リベラリスト達が、ワタシ達に罵詈雑言を投げつけても、それを国家で統制しようなどとは夢に思いません。
そういう場合は、自分自身が言い返せば済むのですから。
けれど彼等は違います。
自分達の気に入らない言論は、国家権力で弾圧するのが理想なのです。
そしてそれが叶えられないと、自分達で直接暴力をふるいます。 暴力による言論妨害、脅迫などを際限もなく繰り返すのです。
思うに自称リベラリストにとって国家権力とは、一神教の神様のように全知全能で、彼等の正義を全て叶えてくれるべき存在なのです。
だから彼等は何とかその神を司る地位に就きたくてたまらないのです。
ところが現在の民主主義国家は、彼等の希望とは程遠い状況です。
それで彼等はひたすら国家権力を憎悪するのですが、しかしそれは恋焦がれる故の憎悪なのです。
我々ネトウヨだって勿論国家を愛してはいます。
しかし国家権力に焦がれてはいません。
自分が国家に持つ権力は、自分の参政権だけで十分だと思っています。
そして人間として自由に生きる為には、言論の自由や思想宗教信条の自由は絶対に守っていきたいのです。
勿論そうなると他人が我々の事を罵倒したり、侮蔑したりするでしょうが、それは構いません。 彼等が反対意見を述べたりすることも完全に認めます。
しかし自称リベラリストの皆様は、こうした自由を認めてはくださいません。
彼等は国家権力を手にすれば、全ての人間の精神の無意識の領域までも支配したいのです。
これでは彼等が我々を憎悪するのは当然でしょう?
我々の考える国家と、彼等が恋焦がれるそれとはあまりにも隔たりがり、彼等にとって我々はその隔たり埋める邪魔物以外の何物でもないのですから。
けれどもワタシとしては国家に無意識下までも支配されるような社会は真っ平なので、何とか彼等には国家権力を渡さないように頑張っていきたいと思っています。