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2023-12-26 13:20

法を守っても憎まれる イスラエル

 11月頃からイスラエル軍のガザ攻撃について「国際法議論」が湧いてきました。
 ワタシもこれに興味を持ち、幾つかエントリーしました。 
 
 しかしこの「国際法議論」と言うのは、実は池内恵東京大学教授、篠田英明東京外国語大学教授等、日本の最高学府の碩学たちが「イスラエルの国際法違反」を問題にするものなのです。
 一方、元陸上自衛隊西部方面総監・陸将小川清史氏等、元自衛隊幹部の人達は「戦場の現実を見れば、安易にイスラエルの国際法違反など判定できない」と言う立場でした。
  
 そして小川清史元陸将が、イスラエル軍のアル・シファ病院攻撃について、ハマス側の対応を「戦闘員が地下道に潜って、非戦闘員が地上で攻撃にさらされるってオカシイでしょう? ハマスは統治機構なのだから、非戦闘員は地下に退避させて、自分達は地上でイスラエル軍を迎え撃つべきでしょう?」と言うと、なぜか池内恵教授が小川元陸将に噛みつきました。

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 なんかホントに奇妙な議論ですよね?
 だってイスラエル・ハマス双方の対応を見て判断するべきなのにす。
 だから元自衛隊幹部の人達は、揃ってイスラエルとハマスの対応を比較したうえで、「今の段階ではイスラエル側の国際法違反を判定するのは無理」と言っているのです。
 ところが碩学達は、今の段階で一方的にイスラエルの国際法違反を糾弾しているのです。 一方ハマスの国際法違反については一切言及しません。

 しかしハマスは明確な国際法違反を多数行っています。
 だってイスラエルのガザ攻撃の原因になった10月7日の大規模テロは、最初から民間人の大量虐殺を意図した物でした。 しかも民間人を大量に人質として拉致しています。
 またイスラエル軍の迎撃に際して、民間人の保護や避難を一切行っていません。
 
 それどころか民間人の避難路に大型トラックを置いて通行を妨害する、路肩に爆弾を仕掛けて避難民の車を爆破するなどの避難妨害を行っています。
 またイスラエル軍の攻撃が予想される場所に、百人単位で女性や子供を送り込み、彼女達をイスラエル軍の弾除けにすると言う事を行っています。

 なるほどこれではイスラエル軍がハマスを攻撃したら、民間人が巻き込まれて死傷が出るのは当然でしょう?
 しかしそれでイスラエル軍がハマスへの攻撃を諦めたら、ハマスはそのままガザの支配を続けて、イスラエルへのテロを繰り返す事になります。
 だからイスラエルとしては、民間人の避難や警告は最大限に行うけれど、最後にはハマスを攻撃しているのです。 

 この状況でイスラエルの国際法違反を論うなら、当然ハマスのこうした国際法違反も問題にするべきじゃないですか?

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 そして低学歴のワタシから見ると、この状況ではイスラエルの方が遥かに真面目に国際法順守を心がけているとしか思えません。
 一方ハマスは最初から国際法など全く守る意思はないのです。
 そもそもハマスはムスリム同胞団のパレスチナ支部で、イスラム原理主義団体ですから、コーランとイスラム法以外の法を守る意思はありません。
 イスラム原理主義団体の目標は、世界中をイスラムで支配する、世界中の人にイスラム法に従わせる事なのです。

 同じ理念でイラクを占領したIS(イスラム国)は、占領地では同性愛者を処刑したり、ヤジーディ教徒の女性を強姦したり、奴隷化したりていました。
 イスラム法ではジハードを行った兵士には、略奪が許されているし、その略奪品には「人間」つまり人間を捕まえて奴隷として売る事も認められているのです。 だからヤジーディ教徒の女性を奴隷にした事は、彼等としては正しくイスラム法を守っただけなのです。

 ハマスもこの同類ですから、国際法なんか全く問題にするはずもないのです。
 だったら国際法違反でイスラエルを非難する碩学達は、まずはハマスのこの姿勢を問題にするべきではありませんか?

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 一方、イスラエルの方は、それでも国際法は守ろうとしています。
 だって民間人に攻撃の前に警告をしたり、避難を呼びかけたりするのは、唯面倒なだけでなく、敵のハマス側にも逃亡や迎撃の時間を与える事になりますから、軍事的には非常に不利なのです。
 それでもイスラエル側は律儀にこうした民間人保護の措置を取り続けています。

 イスラエル軍の行動に国際法違反になる物がどれだけあったかはわかりません。 しかしハマスと比べる場合はどう見てもイスラエルの方が余程真面目に国際法を守っているのです。 

 ところがなぜかこの大碩学達は、揃ってイスラエルの国際法違反だけを問題にし、非難しているのです。
 そしてこれはこの戦闘に限りません。

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 歴史的に見れば、イスラエルと言う国は実に律儀に条約や合意を守っています。
 そもそもオスロ合意に基づいてガザ占領も止め、イスラエル軍はガザから完全に撤退しています。 オスロ合意はイスラエルがガザとヨルダン川西岸地区をパレスチナ人の自治に任かせて、将来的にここにパレスチナ国家を作ると言う合意だったはずです。
 
 だったらパレスチナ側もこれ以上テロなどしてはイケナイはずです。 ところがパレスチナ側はその後もテロは止めず、テロリストがイスラエル領に入り込んで、通り魔みたいに通行人を襲い続けたのです。 するとパレスチナ自治政府はテロリストの家族に高額の年金を与えて英雄扱いです。
 一方イスラエル側はそれでもガザに電気を供給したり、ガザの住民がイスラエルで働く事を認めたりしているのです。

 これはどう考えてもイスラエルの方が、真面目に条約や合意を守っているしか思えません。
 一方、パレスチナ側は合意も条約も最初から守る気なんかないのです。
 実はこれまでの中東戦争の経緯を見ても、戦争が終わって条約を結んでも、直ぐにまたアラブ側が責めてくるの繰り返しで、アラブ側は最初から条約なんか守る気は皆無だったとしか思えないのです。

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 それなのになんかイスラエルの方が悪者扱いされています。
 だって池内恵教授等、日本の中東専門家の大碩学、篠田英明教授ら国際政治学者の大碩学達が揃って「イスラエルが悪い!!」と言い、マスコミも皆この大碩学の意見を報道するから、一般庶民もそう思っちゃうじゃないですか?

 しかし思い返すとユダヤ人が法を守っても憎まれると言うのは、昔から話でした。
 「ベニスの商人」ってまさにこの事例を戯曲にしたものでしょう?

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 主人公のアントニオは裕福な名家の当主で、健康で逞し若者ですが、ユダヤ人の金貸しで高齢のシャイロックを見るといつも「犬」と呼び、足蹴にしていました。  若者が老人を足蹴にしたり、侮辱したりすることは本来許されないはずですが、シャイロックがユダヤ人だから構わないのです。
 
 ところがある時、アントニオは小金に困って、シャイロックに借金を申し込みます。 シャイロックは頼まれた金を貸したのですが、その借用書に「もし期日までに返金できない場合は、アントニオの体から1ポンドの肉を切り取る」事を明記したのです。
 それでもアントニオは全くそれを問題にせず、借用書にサインし、金を受け取ったのです。

 しかし返済期限の前に、アントニオの持ち船が沈没するなどの不運が続き、アントニオは期日までの返済が不可能になりました。
 するとシャイロックは借用書を盾に、アントニオの肉を切り取ると言い出して裁判になったのです。
 けれどもアントニオの恋人が裁判官になりすまして判決を言い渡します。 
 「借用書通り肉を切り取る事は認めるが、血を一滴も流してはならない。」「借用書には血を流してよいとは書いていない。 人の体を傷つけて血を流そうとする事は大罪である。」と。

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 つまりこの戯曲の味噌は、シャイロックが100%契約を守る事でアントニオを追い詰めるのだけれど、逆に契約を元にやり返されてしまう事です。
 で「ベニスの商人」は、ユダヤ人の悪辣さを宣伝する戯曲とされてきました。
 「ユダヤ人が悪辣なの無法だからではない、法を盾にとって人を追い詰めるからだ。」と言う訳です。

 実はワタシの祖父一家がユダヤ人の取引相手にシャイロックと同じようなやり方で、追い込まれた事があります。
 だから「ベニスの商人」ってワタシにとっても結構切実な話です。 

 神戸のシャイロック 反ユダヤ主義雑感
 
 神戸のシャイロック 反ユダヤ主義雑感続編

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 祖父一家が追い込まれた話を聞いた時、ワタシは「シェークスピアは天才だ!!」と思ってしまいました。
 しかし感情論でなく理性で考えるなら、法を守っている人を全面的に悪者扱いする方がよほど問題でゃありませんか?

 法や契約を守ってもユダヤ人が憎まれたのは、彼等の多くが金融業に従事しており、債権者として債務者に返済を迫る立場になる事が多かったからです。
 しかし一人前の大人が自分の意志で金を借りたら、借用書道理に返すのが当然なのです。
 それを返せなくなって債権者を憎むと言うのは完全な筋違いです。

 しかし貧しい者は正義、弱い者は正義と言う感情論の中では、こうした正論自体が憎まれてしまいます。
 けれども正論が正論として通らない社会が正常なのでしょうか?

 少なくとも碩学・専門家と言われる立場の人達が、この感情論を煽り続ける事は大問題ではありませんか?
 
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2023-12-24 14:01

テロしかできない、テロしかやらない パレスチナ

 アメリカにテイラー・フォース法と言うのがあります。
 これは2016年3月8日、アメリカ人の青年テイラー・フォースが勉学の為にイスラエル訪問中に、テロに遭い殺害された事を機に作られた法律で、パレスチナ自治政府がテロリストの家族に対する支援をやめない限り、アメリカ政府はパレスチナ自治政府への支援をやめると定めました。

 ワタシはこの法律については飯山陽博士の「中東問題再考」を読んだ時に知ったのですが、正直言って大変驚きました。
 2016年ってオスロ合意から既に20年弱経って、パレスチナ自治政府は国家もしくは準国家として国際社会で完全に認められていました。
 ところがパレスチナ自治政府は、この時期になってもテロを奨励し、テロリストへの支援を続けていたのです。 ワタシはこれを全く知りませんでした。

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 パレスチナ自治政府はパレスチナ当局殉教基金を設立し、イスラエル領でテロを行った犯人の家族・遺族に多額の年金を与えているのです。 この年金はパレスチナ人の平均賃金よりはるかに高く、テロリストが射殺されたり、イスラエルで長期間収監されたりすると、残された家族はそれで安泰に暮らせます。

 そしてこのテロと言うのは、イスラエルの街を歩く人を、誰彼構わずいきなり刺殺したり、バスの車内で自爆して、乗客乗員を殺害すると言うような物なのです。
 これってもう通り魔ですよね?
 だから標的は全くの一般市民で、観光その他の目的で来る外国人も多数巻き込まれているのです。
 テイラー・フォース氏はユダヤ系でさえないのですが、MBA取得の勉学の為イスラエルに滞在中に、不運にもこのテロの被害に遭って殺されたのです。 

 ところがパレスチナ自治政府はテイラー・フォース氏を殺害したテロリストの家族にもパレスチナ当局殉教基金から年金を支払ったのです。
 これにアメリカ議会は激怒し、パレスチナ自治政府への支援を一切停止しました。

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 これは当然でしょう?
 何で自国民を殺した人間を英雄視して、その犯人の家族に多額の年金を贈るような国に支援しなくちゃならないんですか?

 パレスチナ自治政府は、1997年アメリカ政府の仲介によるオスロ合意によって成立しました。
 アメリカ政府がイスラエルを説得し、元々テロ組織だったPLOと話しあいをさせて、パレスチナ自治区の設立を認めさせたのです。
 そしてPLOはこのパレスチナ自治区の公式な代表になりました。
 これは将来的には、パレスチナ自治区をパレスチナ国家にするためだったのです。

 そして以降、世界中の国々がパレスチナ自治区を支援しました。
 アメリカはこの合意の立役者で、しかも超大国ですから、ひときわ多額の支援をしてきました。

 勿論、パレスチナ自治区の面積とかを考えると、パレスチナ自治政府やパレスチナ人側には不満はあると思います。
 しかしパレスチナ自治政府は自身がオスロ合意の為の話合いに参加し、その結果自身が合意して現在のパレスチナ自治区の自治権を勝ち取ったのです。
 だったらその合意は守るべきです。

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 第二次大戦後、アジア・アフリカ諸国の多数が独立しました。 
 この時、独立した国々の首班の中には武装闘争を指揮していて、宗主国側からテロリスト扱いされていた人達も多数いました。
 しかし彼等は皆独立を果たした所で、武装闘争とかテロと言われるような行動はスッパリと止めています。
 アジア・アフリカ諸国が独立に際して、彼等が希望する条件がすべて満たされたわけではありません。 それどころか賠償金を一切貰えないなどの不満は色々ありました。 
 けれどもとにかく相手国との交渉で独立がかなった以上は、それ以上の武装闘争などありえません。

 これらの独立国では、それまで独立の為に戦った人々は英雄になりました。 
 しかし一旦独立を果たした以上、それ以降、宗主国の人を殺したり、況やそれに他国民を巻き込めば、完全な犯罪者です。

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 ところがパレスチナ自治政府は、独立に向かっても尚、テロをやめなかったのです。 しかもそのテロにパレスチナ自治政府に多額の経済支援をしてきたアメリカ人を巻き込んでも、平気でそのテロリストの家族に多額の年金を支払っているのです。
 この感覚はいくら何でもオカシイでしょう?

 韓国の裁判所は先日、日本企業に自称徴用工、日本政府に自称慰安婦への賠償請求を認めました。
 本来、この問題は1965年朴正煕政権が締結した日韓条約で解決済みの問題なのですが、韓国人の多くが今もこの条約に不満なので、この種の珍判決が出てしまうのです。
 また韓国では伊藤博文暗殺犯始め、テロリストを独立の英雄として尊崇しています。
 しかしその韓国政府でも、日韓条約制定後は、日本にテロリストを送り込み、テロリストの家族に政府から年金を送るような事はやっていません。

 ところがパレスチナ自治政府はこれをやってるわけです。
 ワタシはこの感覚が全く理解できません。

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 パレスチナ側のテロについて「イスラエルが圧倒的に強く、アラブ諸国もパレスチナの大義を放棄してイスラエルとの和解に動いている。 だから武装闘争しかないのだ。」と言う人達がいます。
 と言うかこれって日本のマスコミの主流意見ですよね?

 イスラエルが圧倒的に強い事はその通りです。
 イスラエル軍は中東最強で、エジプトなどイスラム側の主要国が束になっても敵わないのです。 それどころかイラクとかイランとか、中東内で暴走する国が出てくると、それ以外の国は内心イスラエルに頼っているのです。
 だからパレスチナの大義なんて言っていられないのです。

 しかし圧倒的に強い相手に、武装闘争で対抗するって、ナンセンスその物でしょう?
 ただでさえ弱いのに通り魔みたいなことを際限もなく繰り返せば、今に叩き潰されます。
 軍事的に圧倒的に強い相手に対抗するなら、ガンジーがやったような無抵抗不服従とか、ダライ・ラマがやっているような平和的抗議しかあり得ないのです。

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 パレスチナの場合はそれでも何とかパレスチナ自治区を獲得したのですから、以降はオスロ合意はしっかり守り、テロは止めて、地道に国家建設に励むべきだったのです。
 そしてアメリカ始め世界はそれを支援していました。

 オスロ合意の直後、イスラエルはガザ地区に大規模な港湾と空港の建設支援を提案しました。
 ガザ地区は地中海に面しており、ヨーロッパ・北アフリカ・中東の要になる場所です。 更にガザ地区は若年人口が非常に多く、しかもパレスチナ人はアラブ人の中では一番勤勉で教育レベルも高いのです。
 だったらここの治安が安定して港湾や空港ができたら、世界中から工場を誘致できますよね?
 そうなれば貧困なんか吹き飛ぶじゃないですか?

 しかしパレスチナ自治政府はこのイスラエルの提案を蹴って、代わりにテロを続けているのです。

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 でもパレスチナ問題の歴史年表を見ると驚きました。
 ヨーロッパでシオニズム運動が起きて、ヨーロッパのユダヤ人がパレスチナに移住し始めたのは、19世紀末頃からです。
 しかしその頃からアラブ人が集団でそのユダヤ人を襲うと言う、10月7日にハマスがやったような事を際限もなく繰り返しているのです。

 19世紀末、パレスチナ・現在のイスラエル領になっている地域は、オスマントルコ帝国領でした。
 第一次世界大戦後、オスマントルコ帝国が崩壊すると、この地域はイギリスの信託統治地になりました。
 イギリスもしかしこのアラブ人とユダヤ人の争乱には手を焼いたようです。
 だから第二次世界大戦が始まり、ユダヤ人の難民がパレスチナに殺到しても、この受け入れを断固拒否しました。

 そして第二次大戦後、イスラエルの建国が認められたのですが、しかしアラブ側はひたすらイスラエル民間人への攻撃を続けたのです。
 しかしこうした攻撃勢力を組織化してイスラエルに対抗できる国家建設を進めるとかそういう話には全然なって行きません。 
 だからいくらテロを繰り返しても鬱憤晴らしにしかないのです。

 ところがイスラエル側はそんな攻撃にはめげず、着々と国家建設を進めました。
 そして程なく中東最強の国家になったのです。

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 こういうのを見ていると、結局パレスチナ人には国家と言う物の意味が全く分かっていないのでは?と思ってしまいます。
 そもそも歴史的にはパレスチナ人の国家と言うのは存在しないのです。
 さらに言えばエジプト始め、現在存在する中東諸国も、実は皆第一次世界大戦後か第二次世界大戦後にできた国ばかりです。 
 しかもこれら中東諸国は欧米の植民地支配以前から、異民族支配が主流で、アラブ人自身の国であった歴史が殆どありません。

 それでもとにかく建国に成功し、現在国家としての存在している国々は、さすがに国家の意味を体感し、それを喪うまいと努力しています。
 しかしそうなるともう、全く何の展望もないままテロだけを続けるパレスチナなんかには付き合っていられないと言うのが本心でしょう。

 だから皆パレスチナを見捨てる事にしたのです。
 こうしてみるとパレスチナの将来って、ホントに悲惨です。
 自分で国家を作る事ができないでテロで鬱憤晴らしをしているうちに、本物のテロ団体に国家を乗っ取られて、挙句に人間の盾にされているのです。

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 イスラエルはハマスを殲滅した後、ガザをどうするのでしょうか?
 しかしこれまでのパレスチナ人の挙動を見ていると、ハマス殲滅後にイスラエル軍がガザから撤退し、パレスチナ自治政府もしくはガザの住民の自治を認めても、程なくまた別のテロ組織に支配されるだけじゃないかと思います。
 だってパレスチナ人に自分達の国を作るとか、それを守るとか言う意志がない事は明らかなのですから。
 
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2023-12-23 13:12

誰がパレスチナ人を殺しているのか?

 誰がパレスチナ人を殺しているのでしょうか?

 コイツラです。
 これは自称人権派弁護士のブログですが、こうやってハマスを擁護している連中がパレスチナ人を殺しているのです。
 
 ハマス絶対悪、イスラエルを擁護する思想

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 しかしまず何より、ハマスって絶対悪です。

 イスラエルは正義ではありません。
 イスラエルは正義とか悪とか言う存在ではないのです。
 イスラエルは、普通の主権国家、民主主義国家なのです。 だからとりあえず自国民を守る、自国民の生命を守ろうとしているだけです。

 但し普通の民主主義国家は自国と自国民を守る事しか考えません。
 また政府の意思決定は結局一般国民の総意、つまり普通の人間が普通に考える事が政府の意志になります。
 どんな国でも一般国民は普通の人間です。
 一般国民は聖人君子ではありませんから、酷い目に遭うとブチ切れる事もあります。
 ブチ切れて仕返しをやり過ぎる事もあります。
 それだけの話です。
 
 しかしハマスは絶対悪です。
 現在のイスラエル軍の攻撃でパレスチナ人に同情するのはわかります。
 イヤ、ホントにパレスチナ人は凄くカワイソウです。

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 2007年にハマスがパレスチナを実行支配するようになってから、パレスチナ人はひたすらハマスにより搾取され、更にイスラエル軍との戦いでは人間の盾にされています。
 海外からガザに送れた支援の資金や物資は、殆どハマスに中抜きされています。 それで無償で送られたはずの食料品が、ガザのスーパーマーケットで高値で売られています。
 ガザが輸入する食料や日用品には高額の関税がかけられ、それがハマスの懐に入っています。

 こうしたハマスの支配にはガザの住民も反発して、2014年には大規模な反ハマスデモも起きました。 しかしハマスはこうした住民を徹底的に弾圧しました。
 反ハマスと看做された住民達は、逮捕されて拷問されたり殺害されたりました。
 アムネスティの報告書には、ハマスの本部があると言われたアル・シファ病院の診察室がこうした拷問に使われた事が書かれています。

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 ハマス支配後、イスラエルはガザ地区を高い塀で囲ったのですが、しかしハマスは塀の中からイスラエル領にロケット砲やミサイルを撃ち込みました。
 実はこの4分の1ぐらいがガザ地区内に落ちて、ガザの民間人も随分犠牲になっていますが、イスラエル領に落ちてイスラエル人が犠牲になった時はイスラエル側も報復します。

 このハマスの基地は学校や病院内に作られているので、イスラエル側は報復攻撃の前に民間人は逃げるように警告のビラを撒いたり、また本格攻撃の前に無害なゴム弾を撃ったりしているのですが、ハマスは自分達は逃げても民間人は逃がさずイスラエルの攻撃で死なせます。
 それで子供の死体を並べて「イスラエルは学校を攻撃した!! 子供殺した!!」と宣伝するのです。
 
 これがハマスの常套です。
 ハマスはこれについて「我々は自分達の最も大切な女や子供を戦いの為に差し出す。」と言っているのです。 
 女や子供を守る為に戦うのではなく、自分達の戦いの為に女や子供を犠牲すると言っているのです。

 そして今回はこれをスーパースケールでやっているのです。
 自称人権派弁護士先生のブログなど読んでいて凄く不思議なんですが、この種の自称人権派の方達は、例えば沖縄戦などでは、民間人保護を怠った事で旧日本軍を強く非難していました。
 米軍による都市無差別攻撃でも、原爆投下でも、米軍ではなく日本軍を非難していました。
 
 この理屈ならハマスのように自らイスラエルの攻撃を招いて、非戦闘員に犠牲を強いるような事をする連中は絶対に許されないはずです。
 
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 今、ハマスは地下道に籠っています。 
 ハマスは2007年にガザを支配してから500キロとも1000キロともいえる地下道を作ってきました。  ハマスがガザを支配してから海外からガザ復興支援に贈られた資金や資材を横領して、これを作ったのです。
 地下道の奥にいればイスラエル軍の爆撃も怖くありません。
 一方、女性や子供や老人など非戦闘員は地上に取り残されて爆撃に晒されているのです。
 
 このガザの状況について元陸上自衛隊西部方面総監・陸将小川清史氏は「これ逆じゃないですか? 女性や子供を地下に退避させて、戦闘員が地上で戦うべきじゃないですか?」と言っていました。
 ワタシはこれを聞いた時、日本国民として非常に心強く思いました。 自衛隊は国民を守ってくれる、自衛隊の方は「軍隊は国民を守らなければならない」と思っている事がわかったからです。

 今回のガザ攻撃では、イスラエル軍は攻撃を開始する前に、ガザ市民に避難地区への避難を呼びかけました。  
 本来であればハマス側がこの警告に応じて、一般市民の避難を誘導するべきなのです。
 なぜならハマスはガザ地区の支配者だったのです。 だからガザの一般市民の安全を確保する義務は、一義的にハマス側にあるのです。
 ところがハマスは一般市民の避難誘導をするどころか避難を妨害しました。 
 お陰で多くの市民が避難不能のまま戦闘に巻き込まれたのです。

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 ハマスの戦闘員が地下に籠ってしまい、地上に一般市民が取り残された事は、極秘情報でも何でもありません。 一般のニュース報道を見ていれば誰でもわかります。
 イスラエルがガザ攻撃を宣言し、同時にガザの一般市民の退避を呼びかけた事も、大きく報道されていました。

 本来であれば日頃、「反自衛隊」「9条を守れ」と叫び続けている自称人権派弁護士の皆様こそが、この時ハマスの対して一般市民の避難誘導拒否や、非戦闘員を放置しての地下道退避を非難するべきでしょう?
 ところが大変不思議な事に、この人達はひたすらイスラエルを非難するだけなのです。
 挙句に彼等の脳内からは、イスラエル軍のガザ攻撃を招いた元凶が、ハマスによる大規模テロだったことさへ消去されたようです。

 イヤイヤ、ハマスがあんなテロをやらなかったらイスラエル軍はガザなんか攻撃しなかったでしょう?
 イスラエル軍がガザを攻撃しても、最初に民間人をきちんと避難誘導していれば、民間人の犠牲なんか皆無でしょう?

 ところが連中の脳内では、こういう事実が綺麗に消えて、民間人を地上に残して地下に隠れているハマスが被害者になっているのです。

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 つまりこういう連中がいるからパレスチナ人が殺されるのです。
 ハマスの目的はイスラエルの殲滅・イスラム国家の設立です。 パレスチナ人の為の国家建設ではありません。
 しかしハマスはその目的から言っても極めて効果の薄いテロを繰り返してきました。 
 だってこれまでのテロも、今回の大規模テロも、標的は非力な民間人なのです。 イスラエル人だけでなく外国人でも、運の悪い人が殺されただけなのです。
 イスラエルは強固な民主主義国家で軍事ランキング18位の強国ですから、こんな通り魔みたいなことを幾ら繰り返してもびくともしません。

 しかしこれでイスラエルが報復すると、ハマスは女性や子供を盾にして逃げだし、安全が確保されたところで子供の死体など見せて「イスラエルが悪い!!」と叫ぶのです。
 するとこの人権派弁護士先生やその仲間達が即座に賛同して、「イスラエルが悪い!! パレスチナカワイソウ!!」の大合唱になり、多額の支援がパレスチナに贈られる事になります。

 するとハマスはこれを中抜きして、懐にいれるのです。
 これがハマスのビジネスです。
 お陰でハマスの幹部は現在、カタールのシェトランホテルのスウィートルームや、トルコの高級ホテルで暮らしています。 

 自分は百パーセント安全な所にいて、子供や女性を死なせて金儲けです。
 これが絶対悪でなくて、何が絶対悪ですか?

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 ところがこの絶対悪に同調して、「イスラエルが悪い」と喚く連中がいるから、ハマスはこのビジネスを続ける事ができるのです。
 つまりパレスチナ人を殺しているのは、イスラエル軍ではありません。
 安易にハマスに同調して、ハマスを擁護する自称人権派達なのです。

 ハマスはイスラム原理主義団体でから、本来であれば憲法とか人権とか言う人達からは、絶対敵対的な理念で動いているのに、何で彼等がこんなに都合よくハマスに利用されているのかわかりません。

 しかしコイツラがいる限り、テロ組織は安泰で、結果がパレスチナ人が殺される事になるのです。
 ホントに気の毒ですね。
 パレスチナの一般市民が・・・・。
 
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2023-12-14 12:26

PKKの広報員? 上念司・和田政宗

 夕べこんな動画を見て驚きました。



 先日ワタシは、和田政宗議員の「告訴するぞ!!」騒動について、上念司氏の和田政宗議員へのインタビュー動画についてエントリーしました。(疑惑は深まった
 で、この時はインタビューを通じて和田議員への疑惑は深まったのですが、上念氏はある程度中立の立場を守っていると思っていました。 突っ込みが足りないとは思いますが、旧知の関係でインタビューをする以上は、これ以上突っ込むのは無理と思ったのです。

 しかし今回の動画を見る限り、上念氏は中立どころかPKKの広報員?と思えてしまいます。 そしてこれが和田政宗議員の擁護の為の発言と言うなら、和田議員も完全にPKKの広報員です。

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 まず動画の最初で公安調査庁のテロ組織認定のリストからPKKが外れた話が出てきますが、これは殆ど意味のない空騒ぎでした。 
 実はこのニュースを聞いた時、ワタシも驚いて「クルド労働党」で検索したのですが、すると即公安調査庁のサイトが出てきて、クルド労働党がしっかりとトルコのテロ組織と書かれていました。
 つまりテロ組織除外云々は、公安調査庁のサイト上の表現の問題で、公安調査庁の対応は変わっていないのです。

 但しこの公安調査庁のサイトからのPKKテロ組織除外直後に、トルコ政府が在日クルド人6人と二つのクルド人団体を、PKK関連として資産凍結したことがわかり、一気に在日クルド人とPKKとの関係に注目が集まりました。 
 で、和田政宗議員とPKKの関係もフレームアップされる事になったのです。
 すると和田政宗議員が「自分を誹謗中傷した人間がいる。 虚偽の発言は許さない!! 告訴するぞ!!」と言い出しました。

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 しかし前記のように上念司氏の和田議員へのインタビュー動画を見る限り、「疑惑は深まった」と言うしかありません。
 そして今回紹介する動画の半ば以降の発言を聞くと「あらら、上念さんってPKKの広報員だったの?」と思ってしまいます。
 
 上念さんの話だけ聞くと「トルコのエルドアン大統領が独裁者でヤバイ人で、自分の反対派を弾圧している、それでPKKもテロ組織と言っている。」と思ってしまいます。
 エルドアン大統領が独裁者でヤバイ人だと言う事は、ワタシも完全に同意します。 飯山陽博士もそう言っています。

 しかし前のエントリーでも説明しましたが、PKKは1978年に創設され、1984年から武装闘争を始めました。 そして武装闘争開始直後からテロ組織と認識されています。
 PKKはソ連がバックについたマルクス・レーニン主義の組織で、ソ連はNATO加盟国トルコをPKKを使って背後から崩そうとしたのです。 だからアメリカ始めNATO加盟国もPKKをテロ組織と認定しています。

 一方エルドアン大統領は首相就任が2003年、大統領就任は2016年です。 つまりエルドアン大統領が権力を握る前から、PKKはテロ組織として認定されているです。 
 そもそもPKKはこれまでトルコ国内で37000人を殺害してきました。 今年の10月2日にもアンカラでテロを行っています。 これに対してトルコ政府もPKKの本拠地を空爆したりしています。
 PKKがテロ組織認定は、エルドアン大統領には関係ありません。

 上念氏はエルドアンが独裁者だから云々と言いますが、国家の分離独立を図り、あまつさえ武装闘争を行い、多数の人を殺すような団体は、民主主義国家でもテロ組織認定されます。
 イギリスは民主主義国家ですが、北アイルランドの分離独立を図り、テロを繰り返したIRAはテロ組織として認定し、徹底的に弾圧していました。

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 尤もエルドアン大統領が、自分に不都合な人物や団体をPKK認定して弾圧する事はあり得ます。
 しかし今回、資産凍結された6人の在日クルド人と二つの団体の中で、和田議員との関係を疑われているワッカス・チョーラク氏とクルド文化協会は、どう見てもPKKです。

 クルド文化協会が毎年主催するクルド人の伝統の新年の祝い「ネウロズ」の報道写真を見たらわかります。
 これは埼玉県内の公園で開かれ、毎年1000人のクルド人が集まります。
 ところがその会場にはPKKや関連団体の旗、PKKの創始者で現在トルコの刑務所で服役中のアブッドッラー・オルジャンの肖像などが沢山飾られています。 
 これでは殆どPKKの党大会か、PKKの新年会のです。

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 またクルド文化協会は今年2月のトルコ地震に際して4500万円の義援金を集めて、トルコのクルド人政党に寄付しました。
 この時、クルド文化協会の事務所で記者会見を開いたのですが、事務所にはPKKやその関連団体の旗が堂々と飾られていたのです。

 トルコ、在日クルド人団体をテロ組織と認定-知らずに危険が日本に広がる
 with energy 12月5日 石井孝明
 
 トルコ政府の立場で、これを放置できるんでしょうか?
 クルド労働党はこれまで37000人を殺害しています。
 この被害者や遺族は、これを見てどう思うでしょうね?

 ワタシは以前、オウムの地下鉄サリン事件の犯人豊田亨が、死刑になる前に、自分の所持金の全額をを西日本豪雨の被害者救済の義援金として寄付したと言う話を読んで、非常に腹立たしく思いました。

 イヤ、その前に地下鉄サリン事件の救済に寄付しろよ!!
 地下鉄サリン事件の被害者は、今も後遺症で苦しんでいるんだから!!
 教団はマトモに賠償金出してないんだから!!

 コイツラ、あれだけのテロを起こして大勢の人を死傷させて、でも被害者なんかどうでも良いと言う心理が、これで丸出しになったのです。

 これはクルド労働党のテロの被害者だって同じでしょう?
 ところがクルド文化協会は、PKKの旗を飾った事務所で、堂々と記者会見を開き「義援金を集めましたから地震の被害者に寄付します。」なんて言っているのです。

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 20程前から、埼玉県蕨市にクルド人が集まり、ワラビスタンと呼ばれるようになりました。 これはどうやらPKKが日本に拠点を作ろうとして意図的に始めた事のようです。
 トルコ政府がこうしたPKKの活動をどこまで把握していたかはわかりません。 しかし公園で白昼堂々とPKKの旗を立てて集会を開いていたりしたのですから、トルコ政府もこれはある程度把握してたでしょう。 
 けれども日本の国内問題ですから、監視以上の事はできません。

 しかし地震義援金の寄付の記者会見のように、堂々とトルコ政府と、テロ被害者をコケにするような事をされては、そのまま放置はでなくなったのでしょう。

 ところが和田議員も和田議員を擁護する上念司氏も、PKKのテロ行為は一切非難せず、ひたすらエルドアン政権攻撃です。
 これってPKKの言い分そのままでしょう?
 これじゃまんまPKKの広報員です。

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 再度書きますが、PKKはソ連のバックアップでできた、マルクス・レーニン主義のテロ組織なのです。 PKKや関連団体の旗を見れば、共産主義丸出しです。
 だから左翼マスコミや共産党が、ひたすらクルド人を擁護するのはわかります。
 しかし何で保守を自称する和田議員や上念司氏が、PKKを擁護しているのでしょうか?
 非常に気持ち悪いです。

 和田議員が国会議員と言う立場で、色々な人間と関係を持つ必要があるのはわかります。
 実際、テロ組織認定なども国によって、時代によってコロコロ変わるので、現在テロ組織認定されている連中が、政権を奪取する場合だってあるのです。
 その場合、日本の政治家とその組織の関係は、外交資源となります。
 
 またクルド人に限らず外国人の問題は非常に厄介で、和田議員1人で何とかなる物でない事は確かです。
 そしてひたすら強硬に「追い出せ!!」と言って追い出せる物でもありません。

 だから和田議員がワッカス・チョーラク氏などPKK問題でトルコ政府に資産凍結された人間と会い、一緒に写真と撮った事だけなら問題にするべきじゃないと思っていました。

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 しかしそれで当然の疑念を呈した一般国民を「告訴する」と脅迫するとなると、ワタシも疑念を持たざるを得ません。
 国益の為でもPKKなんかに近づけば、一般国民から疑念を持たれるのは当然です。

 そもそも一般国民がテロ組織が国内に入り込んで暮らしている事を知ったら、驚愕し、恐怖を感じるのが当然なのです。 
 ところが和田議員自身と上念司氏など和田議員の支持者は、こうした国民を非難して「告訴するぞ!!」と言うのです。

 そして必死になってエルドアン政権を非難しています。
 これじゃもう、コイツラ皆PKKの広報員と思うしかありません。
 この人達は一体何を考えているんでしょうか?

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2023-12-09 13:49

疑惑は深まった 和田政宗議員とPKK

 昨日、飯山陽博士のチャンネルで、飯山博士が自民党参議院議員和田議員から告訴されるのでは?と仰っていました。 また現在飯山博士のチャンネルの過去の投稿が次々と閲覧不能にされているとも言っていました。
 するとやはり昨日、上念司氏が和田議員にこの件で質問をしていました。



 この動画で和田議員は「ネット上で、和田議員の名誉棄損になる投稿をした人を刑事告訴する」と言っていますが、しかしそれが誰かは答えていません。
 またどのような投稿が名誉棄損であったかも答えていません。
 だからこの動画だけ見ていると、和田議員の言う名誉棄損とは、どこの誰のどんな投稿だか全くわかりません。

 しかもここ暫くネット上には、飯山博士のチャンネルに限らず、和田議員とPKK(クルド労働党)の関係を疑う投稿が多数出ていました。
 だから和田議員がこの投稿主の中の誰を告訴したのかは、全くわかりません。

 ワタシはこのような形で「告訴するぞ!!」と脅す事は、自由民主党の国会議員としてやるべきではないと思います。 自由民主党はその名の通り、自由と民主主義を守る政党なのです。
 勿論、だから沈黙せよ、抵抗するなとは言いません。 
 名誉棄損になるような投稿をされても文句を言うなとは言いません。

 しかし言論にはまず言論で対応するべきなのです。
 ネットに和田議員とクルド労働党との関係を疑う投稿があっても、それが事実でないと言うなら、和田議員が証拠を挙げて反論するべきでしょう?
 ところが今回、一体どこの誰のどんな投稿なのかさえ明かさないまま「刑事告訴する」と言うのです。
 
 これは正に左翼の対応です。
 例えば産経新聞の阿比留記者が、元朝日新聞記者植村隆の慰安婦強制連行捏造を指摘した所、植村隆は400人の大弁護団を組んで、阿比留記者を告訴しました。
 植村隆は桜井よし子氏や西岡力氏など彼の慰安婦強制連行捏造を指摘した言論人達も同様に、大弁護団を組んで告訴したのです。
 これらの言論人達は、植村隆との討論会や反論の雑誌掲載を提案したりしたのですが、植村はこれには答えず告訴したのです。

 和田議員の対応はこの植村以下です。
 何しろどこの誰のどんな投稿が和田議員への名誉棄損に当たるのかも明かさずにいきなり刑事告訴です。
 そして繰り返し「党の弁護士は『この投稿は名誉棄損になりますね』と言った」と言うのです。 これは告訴する相手だけでなく、和田議員を批判している人達全員を告訴で威嚇し、今後和田議員への批判を不殺するのが目的だとしか思えません。

 それでは和田議員はPKKとは関係していないのでしょうか?
 飯山陽博士もその他、和田議員とPKKの関係を疑う人は、まず和田議員が在日クルド人ワッカス・チョーラク氏と撮った写真について言及しています。
 11月27日トルコ政府は、このワッカス・チョーラク氏と彼の主催する団体クルド文化協会を、PKKとの関係を理由に資産凍結したのです。

 これについて和田議員は「ワッカス・チョーラク氏と会ったのは、外国人問題について在日外国人のヒアリングの為だった。 彼は東京外国語大学の講師で怪しい人だとは思わなかった。」と言うのです。
 ワタシもこれだけなら和田議員がPKKに関係しているとは思えません。
 
 民主主義国家の政治家は、有象無象大勢の人間と会わなければならないし、頼まれたら一緒に写真も撮ります。 その中にはカルト団体の関係者もいれば、ねずみ講などインチキ商売の関係者もいて、彼等は政治家との写真を利用する気満々なのですが、しかしこれはどうしようもないのです。
 しかもワッカス・チョーラク氏はマスコミへの露出も非常に多い人で、チャンネル桜にも登場しているのです。
 だからワタシも和田議員が「ワッカス・チョーラク氏と会い、一緒に写真を撮ったけれど、彼がPKKとは知らなかった。」或いは「彼にPKKの疑いがあるのは知っていたが、それでも話は聞くべきだと思った。」と言えばそれ以上疑いはしません。

 ところが和田議員は、この後トルコ政府の批判を始めるのです。
 「エルドアン政権はハマスをテロ組織と指定していない。 エルドアン大統領は自分に不都合な政治勢力をテロ組織として弾圧している。 だからエルドアン政権の弾圧を受けるクルド人は難民として保護しなければならない。」と、言うのです。
 和田議員の話の文脈を聞いていると、あたかもトルコ政府によるPKKのテロ組織指定は、エルドアン大統領の独裁強化の為と取れます。

 実際、エルドアン大統領って、独裁者で曲者です。
 内藤陽介氏によると、彼はトルコ国民に自身を、トルコ共和国建国の父ケマルアタチュルクを超える指導者として認めさせようとしているそうです。
 その為に国内イスラム勢力にも媚びているようです。 だからハマスをテロ指定しません。 それで複数のハマス幹部がトルコで、リッチに優雅に暮らしています。

 しかし時系列を見ましょう。
 PKKの設立は1978年、武装闘争開始は1984年です。 そして武装闘争開始直後からトルコでも、また西側諸国全域でも、テロ組織と認識されていました。
 一方エルドアン大統領の大統領の経歴は外務省のサイトに出ていますが、首相就任が2003年、大統領就任は2014年からです。
 そして何とエルドアン大統領も1998年には投獄された事があったのもわかります。 トルコって結構大変な国で、エルドアン大統領の人生も波瀾万丈だったのですね。

 しかしこれらを見ると、和田議員の言うようにエルドアン大統領が自身の権力確保の為に、PKKをテロ組織認定していると言うのは無理があります。 
 だってエルドアン大統領が権力を手にする前からも、エルドアン大統領が権投獄されていた時も、PKKはトルコでもアメリカ他西側諸国でもずうっとテロ組織と認定されていたのですから。

 むしろ和田議員のエルドアン批判は、PKKの言い分そのままのPKK擁護です。
 PKK側は「自分達はテロリストではない、トルコ政府が自分達を弾圧する為に自分達をテロリストと呼んでいるのだ。」と言っているのです。

 しかもワッカス・チョーラク氏がPKKに関係したことは、過去の日本での彼に関わる報道からも明らかです。
 ワタシは先日、蕨市民公園で開催されたクルド伝統の新年の祝い「ネウロズ」の写真を見て、会場一杯にPKKやPKK関連団体の旗が飾られているを見て驚愕しました。
 そしてこの後色々と調べると出るわ出るわ、埼玉のクルド人とワッカス・チョーラク氏に関わる記事には、彼等がPKKに関わる事をほのめかす文章や写真がついています。

 因みに実は今朝、中道ウハウハさんがコメントでこんなサイトを紹介してくださいました。
 
 今、騒動を起こし話題の川口のクルド人とクルド労働党(PKK)
 2023年8月3日 

 これは全く個人ブログですが、しかしクルド労働党と川口のクルド人の関係を調べ尽くした完全版と言える解説が書かれています。 
 つまり現在なら個人でもここまで調べる事ができるのです。

 逆にこれを見ると国会議員と言う立場で、公安調査庁にも警視庁にも外務省にもトルコ大使館にも直接情報を請求できるはずの和田議員が、埼玉のクルド人やワッカス・チョーラク氏とPKKの関係を一切知らなかったと言うのなら、ホントにどうしようもなく馬鹿で間抜けだったと言う事になります。

 にも拘らず和田議員はひたすら、クルド人を庇い「トルコ政府から弾圧されている難民だ」と言い続けていたわけです。
 更に埼玉のクルド人問題を報道してきたフリージャーナリスト石井孝明氏を「トルコのスパイ」などと言っていました。
 またクルド人の問題を取り上げた飯山陽博士にもツィッター上で繰り返し攻撃しています。
 で、飯山博士が「私の発言の何が虚言なのか?」と質問しても回答していません。

 挙句に今回の「告訴する!!」です。
 これでは何をどう考えても和田議員を信じる事はできません。

 因みに飯山博士他、和田議員に不信を抱いた理由の一つが準難民と言う制度です。
 この動画では和田議員は「準難民はウィグル人などの為」と言っています。 しかし和田議員は2022年8月29日以下のようなツィートをしています。

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 これを見る限り、和田議員はウィグル人ではなくPKKのクルド人を想定して「準難民」の制度を作り、そしてPKKの日本定着に協力してきたと考えるしかありません。
 
 一体何のために?
 PKKは元々ソ連がバックについてマルクス・レーニン主義を掲げる組織です。 実際、旗など全く共産主義丸出しです。
 それを保守政治家を名乗る和田議員が何でここまで肩入れするのでしょうか? 

 それでも全体の話を総合すれば「疑惑は深まった」としか言いようがないのです。
 それでも一つだけ和田議員の話で分かった事があります。
 和田議員の話では、埼玉県に在住するクルド人の総数は2000人強と言う話です。 住民基本台帳に記載されている人が2000人いるほかに、仮放免の人が多数いるので、総勢4000人説もあったのですが、しかし入管に確認しても仮放免者の数は65名程なので、結局総数は2000人程度と言う事です。

 但しこの2000人のうちの1000人が毎年、ワッカス・チョーラク氏等のクルド文化協会主催の「ネウロズ」に参加して、PKKの旗を立てて新年を祝うのですから、つまり日本にいるクルド人の半数はPKKだと考えるしかありません。
 これはこれで大変恐ろしい話です。

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  3. CM(12)