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2019-11-26 16:12

老女の夏

 11月の小春日和を、欧米では「老女の夏」と言うそうです。
 11月22日と23日は、まさにそういう小春日和でした。

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 15日に降り積もった雪も、その後の雨で大体消えたので、小春日和になると、また秋に戻ったようでした。
 
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 しかし出かけてみると、山の木々は完全に丸裸になり、カラ松だけがかろうじて黄葉を残していました。

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 まだ1時過ぎだというのに、太陽の光は妙に頼りなく、沈む前からヘタレているみたいでした。

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 こういう日を「老女の夏」などと言われると、老女のワタシとしては、何とも切なくなります。

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 実はワタシは最近、体調が良くて、この数か月、殆ど寝込んでいないし、それどころか長い間放ってあったカーディガンの編み始めたりしているのです。

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 このカーディガンは10年以上前に毛糸を買って、2016年足の骨折で入院した時に、編み始めました。
 でも胴体の脇の下辺りまで編んだところで退院し、その後ずうっと中断していたのです。

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 胴体の脇のところまで編んだら、ほぼ半分はできているのだし、そもそも入院中に妹に毛糸と編み針を持ってきてもらうという面倒をかけたのだから、早く仕上げようと思い続けのだけれど、全然やる気にならなかったのです。

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 でも先週ぐらいからなぜかやる気が出て、続きを編み始めました。
 今日で胴体が仕上がるでしょう。

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 紺色に白で幾何学模様を入れた、ノルディック風のカーディガンです。
 
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 来月18日、妹がランチバイキングに誘ってくれたので、それまでに仕上げて、着ていきたいです。
 しかしそれまでに仕上がるという確信はありません。

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 なんせ「老女の夏」です。
 晩年になってなぜかよくなった健康状態が、いつまで続くのか・・・・・・。

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 22日と23日は快晴の小春日和でしたが、24日は暗い曇天になりました。
 そして昨日25日は一日雪でした。

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 雪はこの前15日の時よりも、はるかに厚くしっかりつもり、また完全な雪景色になってしまいました。

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 なるほどこの儚さが「老女の夏」なのだと思い知らされたのです。

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 でもまあ、できる限り頑張って編んでみます。

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 「老女の夏」だってないより良いではありませんか?
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2019-11-16 12:48

雪の華

 昨日は朝から雪でした。

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 これは天気予報通りです。

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 窓の外は暗く、冷たく、朝からストーブを焚きっぱなしでした。

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 それでも午後遅くなってから、外に出てみる事にしました。

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 自転車を使えないので、遠出をする気もなく、近くの公園まで行くと、子供達が雪遊びに興じていました。

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 これから来年の4月まで雪なのだから、こんな薄暗い日に雪遊びなんかしなくても・・・・・と、思うのですが、それでも子供達には久々の雪遊びは、楽しくてたまらないようです。

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 雪はべた雪で、積雪は10センチ足らず。
 人や車が頻繁に通るところは、雪が解けてべたべたになっています。

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 それでも景色があらかた雪に覆われると、それまでの凡庸な景色が一転して、クリスマスカードの世界になります。

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 木々には雪の華が咲いています。

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 べた雪なので、小枝の隅々まで雪がくっつき、木全体が花が咲いたように真っ白になるのです。

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 今の季節は葉を落としていない木も、また実をつけたままの木もあるので、それに雪が積もると非常に華やかです。

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 紅葉の色や木の実の色が雪を透かして見えると、薔薇色の頬が白粉から透けるような艶やかさなのです。

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 しかしこれは束の間の事で、葉はまもなく全て散り、木の実は小鳥に食べつくされて、完全にモノクロの世界になります。

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 雪の華は雪がやんで、少し気温が上がるとすぐに散ってしまいます。

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 細い小枝に積もった雪は、少し気温が上がるとすぐに溶けてしまうのです。

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 だから雪の華を見られるのは、つかの間ですが、その代わり、雪が降る度に何度も咲くのです。

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 家を出たのが遅かったので、広くもない公園の中をうろうろしている間に、日が暮れてきました。

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 しかし家を出たついでだから、近くの激安店まで行ってみました。

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 いい魚でもないかと思ったのですが、海が荒れているのか、魚は少なく、高かったです。

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 その上野菜も高かったです。

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 これで食卓も冬になった・・・・・。

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 帰り道はもう真っ暗でした。


 
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2019-11-15 21:53

冬来る

 昨日の昼過ぎ、パンを買いに出ました。
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 凄く寒そうでしたが、とにかく雨はふっていないし、それにパンが切れそうになっていたのです。

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 天気予報を見ると、翌日から雪達磨がずらりと並んでいて、大荒れになりそうなのです。
 だから今日中に買っておいた方がよいと思って出かけたのです。

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 外に出てみると、やはり非常に寒く、晴れ間は見えましたが、小雪が舞っていました。
 お天気雨の雪版です。

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 それでも超厳重防寒装備で出かけたので、余り寒い思いはしませんでした。
 やっぱり装備は重要です。

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 こうして寒い日に出かける度に、新田次郎の小説を思い出します。

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 新田次郎の「八甲田山死の彷徨」や「聖職の碑」を読むと、わずかの衣類の違いが生死を分けた事が書かれています。

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 八甲田山では部隊でただ一人、新しい物好きの将校が、毛糸の靴下と手袋、それにゴム長を履いていました。

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 それだけでこの人は凍傷一つせずに助かったのです。
 
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 あの史上最悪の冬山遭難でも、ワタシがこの日着ていた程度の防寒服を着ていたら一人も死なずに済んだかもしれないのです。

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 山の高い所は雪で見えなくなり、低い所はカラ松の黄葉が鮮やかです。

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 パンを買った後、更に頑張って野菜の直販所まで行ってみました。

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 するとワタシがいつも行く二軒のうち一軒は既に閉店していました。

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 それでも開店していたもう一軒で、小松菜を一束と菜物野菜をイロイロ混ぜた束を一束買いました。

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 今年はもうこれで直販所は終わりだと思います。 
 哀しいです。

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 家に帰ってから銭湯に行くと、帰りにまた雪が降ってきました。

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 そして今朝はもう一面銀世界でした。
 冬が来たのです。








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2019-11-12 23:06

またうろうろする

 11月も中旬になり、陰気な雨と曇天が続いています。

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 札幌の11月は蝦夷梅雨とも言って、それでなくて日が短く太陽の光が弱弱しいのに、雨と曇天に日が続き、一年で最も暗く陰気な季節なのです。

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 だから天気が良いと、義務のように散歩に出てしまいます。
 家事もたまっているのに、またあてもなくうろうろしてしまうのです。

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 この日(11月10日)は、久々に西野神社へ行きました。

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 途中の白樺並木は、葉がスカスカに散って幹ばかりが目立ちます。

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 白樺の葉がスカスカになったので、これまで見えなかった、家並みの後ろの山がよく見えるようになりました。

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 ワタシは同じ所ばかり散歩しているのですが、景色は季節に応じてドンドン変わっていくのです。

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 天気は良かったけれど、大変寒かったです。

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 しかし完全防寒装備で出かけたので、寒い思いはしないで済みました。

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 この辺りにはエゾリス君がいるので、会いたいと思ってかなり長い事頑張ったのですが、結局会えませんでした。

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 ここは両側を住宅街に挟まれた狭い遊歩道なのですが、胡桃や柏の木が結構あるし、それに両側家々がみな、カボチャや向日葵の種など用意して大歓迎するので、エゾリス君には住みやすい所だと思います。

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 白樺並木を抜けて、ドンドン湯歩道を登り、更に桜並木を抜けます。

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 春には絢爛豪華に咲き誇っていた八重桜も、今は完全に葉を落としました。

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 西野神社へはひたすら登りです。

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 だから電動自転車を買う前は、徒歩で行くしかなく、結構大変でした。

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 西野神社を参拝し終えた後、更に少し登ってみる事にしました。

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 しかしもう日が暮れかけてきました。

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 ところで話は変わりますが、上の写真の左端の青い家は空き家です。

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 アメリカ映画のようなお洒落な家なので、夏に一度直ぐ傍まで行ったのです。
 そうしたら玄関の前の階段の隙間に丈の高い草が生えていました。

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 もう長い間誰も玄関から入っていないのでしょう。
 アメリカ映画にあるような家だけに、ハリウッド版のホラー映画に迷いこんだようで恐ろしくなって、一目散に逃げました。

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 この辺りは景色は綺麗だけれど、山坂が多くて車なしでは暮らせないし、車を持っていると除雪が大変です。

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 だから素敵な家を建てても、結構大変な面も多いのです。

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 あの青い家の主だって、それで家を空けたんですよね?
 きっと・・・・・。

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 もうじき暗くなるのに、怖い事は考えたくありません。

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 本当はもう少し上の方まで行きたかったのですが、ここで引き返す事にしました。

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 そこで橋を渡って対岸の道を下り始めると、もうみるみる暗くなってきました。

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 太陽の光は山の上にしかありません。

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 昼間も日陰になると思しきところには、一昨日の雪がまだ残っていました。

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 何とか明るいうちにあの青い家の前を通過したので、自転車のブレーキは最小限にして坂を駆け下りました。
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2019-11-11 13:25

初雪達磨君に会う

 一昨日(11月9日)は快晴でした。

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 でも一昨昨日に山に積もった雪はまだ残っていました。

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 一方、黄葉の方は、大方散ってしまいました。

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 ナナカマドもまだ紅葉しているのはありますが、すっかり散ったのも多いです。

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 それでもナナカマドの紅葉がまだ街に秋の華やぎが残ります。

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 用事を済ませて帰りに宮丘公園に寄りました。

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 公園の樹木も大方落葉してスカスカになり、これまで見えなかった景色が見えるようになりました。

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 そして黄葉の最後になる柏やカラマツも黄葉していました。

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 当然の事ですが、この日も大変寒かったです。

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 しかしこれまで外出の度に寒い思いをして懲りたので、この日は超厳重装備でした。

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 お陰で気温は低かったけれど、そう寒い思いはしないですみました。

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 こうやって冬に適応していくのです。

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 家を出たのが2時前、用事を済ませて宮丘公園に入ったのは3時前だったと思います。

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 でももう何となく日暮れの雰囲気です。

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 それでも林の小道を、自転車で入れるところまではいってみました。

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 小道の中の日陰には、雪が残っていました。

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 そしてスカスカになった木々の隙間から見える山々は、真っ白でした。

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 そして日が暮れてきました。

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 太陽が低くなって、高い所は明るいのに、地面の近くは暗くなってきたのです。

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 この公園は林の中を遊歩道が続いているのですが、今から遊歩道に入ると出る前に暗くなるでしょう。

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 だから遊歩道に入るのは止めました。

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 それでも自転車で進めるところまで前進すると、雪達磨君と目があいました。
 林の中にテーブルとベンチがあり、テーブルの上は木製だった為か、完全に雪に覆われており、雪達磨君はそこに鎮座していたのです。

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 今年の初雪達磨君です。
 つぶらな瞳はヒメジョオンの花でした。
 ヒメジョオンの花が咲いているうちに雪になったのです。

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 夜になれば気温はさらに下がりますから、雪達磨君は夜は無事で過ごすでしょう。

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 雪達磨君と別れてまた林の中に入ると、中はもう薄暗くなってしまいました。

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 まだ4時過ぎだというのに・・・・・。

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 暗い公園を女性の一人歩きは危険だよ。
 羆だってまだ冬眠していないよ。

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 柴犬君がそう言ってくれたので、このまま帰ります。

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 今夜は雨になるようですが、山の上の方の雪はとけないかもしれません。

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 山はもうこのまま根雪になって春を迎えるのでしょう。
 予報では週末にはまた雪になります。

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