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2016-12-22 13:57

沖縄県民はもう一度沖縄戦をやりたい? 在沖米海兵隊の価値

 オスプレイ飛行再開に「沖縄の民意」が反対しているのだそうです。
 この民意を推す人達は、何とか在沖米海兵隊を追い出したいようです。

 なぜなら米海兵隊は沖縄防衛の為でなく、沖縄を訓練補給基地とするだけで、周辺国への出撃の為に存在するからだそうです。

 ええ、在沖米海兵隊の直接任務が沖縄防衛ではなく、フィリピンや台湾など周辺国の防衛であることは事実です。

 アメリカ海兵隊は大統領命令だけで議会の承認なしに出撃できます。
 
 出撃命令を受けると20分以内に、出撃準備をして出発できるのです。

 オスプレイの導入でこの出撃可能範囲が飛躍期に広がりました。 

 大統領が出撃命令を出したら、2時間以内ぐらいで東シナ海全域とその周辺地域にアメリカ海兵隊が出動する事になります。

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 勿論オスプレイ数機で来る海兵隊員の数は限られています。

 しかし兵力の多寡に関係なく、アメリカ海兵隊員が出動すると言う事は、アメリカが軍事介入をすると言う事なのです。

 オスプレイの後には世界最強の軍隊、世界で最も富強な国家が続くのです。

 これではどんな国でも、オスプレイが出撃可能な地域に手を出す事は躊躇うでしょう。

 これはこれらの地域を侵略したい中国には大変な脅威でしょう。

 中国としたら、中国軍をコソ泥のように侵入させて、その周辺の確保を既成事実にしていきたいのです。
 でもオスプレイなんぞができたので、コソ泥が入る前に警察が飛んできて待ち構えていると言う事態になったのです。

 例えば中国が何処かの島に人民解放軍を送り上陸占拠させようとしても、それを察知したアメリカ側がいち早くオスプレイで海兵隊員を送り込む事ができます。

 島に上陸しようした中国軍に、先に上陸していたアメリカ海兵隊員が「ハロ~~!!」と挨拶したら、中国側はアメリカと戦争する覚悟がない限り、上陸は諦めて引き返すしかないのです。

 これで戦争は回避できます。

 逆にもし中国軍が先に上陸してしまえば、これを追い出す事は中国との戦争を意味します。 それがイヤなら島を諦めるしかありません。

 戦争を回避し、しかも防衛が可能。
 これこそが在沖米海兵隊とオスプレイの存在意義なのです。

 で、でもそれって沖縄の安全に関係ないだろ?

 そうですか?

 それじゃ第二次大戦の沖縄戦を思い出してください。
 あれがどんなに悲惨だったか?

 第二次大戦の沖縄戦は、フィリンピン、グァム、レイテなど沖縄周辺の日本軍拠点を米軍が全部陥落させた上で、沖縄を攻撃開始したのです。

 沖縄の周辺地域が全部陥落したから、沖縄の防衛は沖縄を戦場にして行うハメになったのです。
 もし沖縄の周辺地域で米軍を撃退できていれば、沖縄戦なんてモノは存在しませんでした。
 
 周辺に沖縄を守る軍事拠点がないから、米軍海軍は堂々と沖縄を取り巻いて艦砲射撃を行いました。

 制海権も制空権も喪った日本軍は、弾薬も食料も負傷者の為の医薬品さへ補給できませんでした。
 
 そしてなによりも沖縄県民を避難させる手段を喪いました。

 そこで恐怖に駆られた民間人は、日本軍の後について歩きました。
 お蔭で軍隊と民間人が一緒くたに米軍の砲撃の餌食になったのです。

 当時、日本軍は沖縄防衛の為に、日本でも有数の精鋭と言われた旭川の師団を配備しました。
 しかし幾ら精鋭師団でも、弾薬も食料もなしでは、戦えないのです。

 沖縄のように食糧も自給できない島の防衛には、周辺の制海、制空権の確保なしには成り立たないのです。 
 そして制海、制空権の確保の為には、当然沖縄の周辺地域の確保が絶対に必要です。

 だから沖縄の米海兵隊と言うのは非常に重要なのです。

 勿論日本が独自にこのような周辺地域まで含めた防衛体制を持てるのなら、在沖米軍も日米安全保障条約もいりません。

 しかしそんなことできるのですか?
 例え憲法9条を改正しても、こうした軍事力を持つには膨大な軍事費がかかります。
 それを敢えて出すのですか?
 
 それが出せないのなら在沖米海兵隊は絶対必要なのです。

 つまり「オスプレイ反対」とか、「海兵隊出て行け」って、「もう一度沖縄戦をやりたい」と言う話なのです。

 沖縄県民がもう一度沖縄戦をやりたくないなら、在沖縄アメリカ海兵隊の重要さを真面目に考え直すべきです。
  1. 沖縄
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2016-12-18 15:16

パヨクの国語力 オスプレイ不時着事故

 12月13日の沖縄でのオスプレイ不時着を「墜落」と報道しなかったことでパヨクが怒り狂っています。

<大手メディアの軟弱報道>オスプレイ事故が浮き上がらせた対米従属の構図

上出義樹[フリーランス記者/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所研究スタッフ]

***

沖縄で12月13日夜に起きた垂直離着陸機オスプレイの県内で初の墜落事故は、大惨事の恐怖と同居する県民の怒りとともに、日米安保条約の下で沖縄に君臨する在沖米軍幹部の居丈高な言動と、日本政府の卑屈な対米従属の姿勢をあらためて浮き上がらせた。

<沖縄の地元紙は欠陥機の撤収と海兵隊の全面撤退を要求>

沖縄の地元紙・琉球新報は15日付の社説で「この危険で不気味な灰色の機体が飛ぶ限り、どこに落ちてもおかしくない。県民の命と尊厳を守り、犠牲者を出さないためになすべきことが一層鮮明になった」と指摘。

オスプレイの撤収のほか、欠陥機を運用する在沖米海兵隊の全面撤退と辺野古新基地の建設断念などを強く求めている。

<「住民の被害がないことに感謝すべき」と米軍幹部らが暴言>

今回、とくに県民ら憤りを買ったのが、15日に安慶田光男副知事の抗議を受けた在沖海兵隊トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官が「操縦士は住宅、住民に被害を与えなかった。県民に感謝されるべきだ。表彰ものだ」などと暴言を吐き、抗議されること自体に不快感を示すなど、沖縄を見下す「植民地意識丸出し」(安慶田副知事)の態度を露わにしたことだ。

【参考】北海道警察の「マスコミ言論封じ」とそれに「手打ち」したNHK

さらに、この暴言を追認するかのように、若宮健嗣防衛副大臣が「何とか浅瀬に着水できた。(事故は)不幸中の幸い」と、県民の神経を逆なでする発言をしている。しかし、何と事故当日、別のオスプレイも普天間基地で胴体着陸する事故を起こしていた。

<在京各紙は「墜落」でなく政府に合わせ「不時着」の言葉を使用>

さて在京各紙は、オスプレイの事故をどう報じたのか。私が読んだ限り、安倍晋三政権寄りの読売や産経には、米軍幹部らの暴言に対する批判的な論調は見られず、沖縄県民の怒りもほとんど伝わってこない。

ただ、大々的に展開した東京や朝日などを含め各紙とも、事を穏便に済ませたい政府の発表に合わせて「不時着」の言葉を使い、沖縄2紙のように「墜落」をはっきり見出しにとった新聞はない。政府の顔色を窺う大手メディアの腰が引けた報道姿勢の表れだとしたら、何をか言わんやである。

<日米同盟の根幹には切り込まず>

一方、日米地位協定により日本側は今回も事故の捜査から外されたが、全国紙は総じて事故の表面をいじるだけで、日米同盟根のあり方を問う骨太の記事を私は目にしていない。

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 不時着と墜落ってどう違うのでしょうか?
 普通は以下のように定義するのではないでしょうか?

 不時着
 飛行機やヘリコプターなどで機体の不具合が生じて目的地まで飛ぶ事はできなくなった場合、パイロットが機体をコントロールして適当な場所に着陸、或いは着水する事。

 墜落
 飛行機やヘリコプターなどが完全にコントロール不能になって、パイロットの意思に関係ない場所に落ちる事。

 12月13日沖縄で空中給油訓練中のオスプレイのローターに空中給油機が巻き込まれてローターが破損し、正常は飛行は無理になりました。 

 しかし機体のコントロールは可能だったので、パイロットは住宅街での墜落など最悪の事態を避ける為に、海上に着水しました。

 上記の定義からすれば、この状況は「不時着」というしかありません。

 因みにローターが破損しても機体のコントロールが可能だったのはオスプレイだからです。

 オスプレイはローターの片方が破損しても片方だけ飛び続ける事もできるし、またローターが完全に使用不能になっても、一定時間滑空できます。

 もし普通のヘリコプターならローターが破損したら直ぐに墜落するのです。
 その意味でも今回の海上に着水できたのは、オスプレイの安全性の証明でしょう。

 そして自分達の生命と機体の破損の危険を顧みずに、住宅街への墜落を避ける為に海上への着水と言う判断をして、それに成功したパイロットは賞賛されて当然でしょう。

 勿論、これが沖縄の地元紙を大変失望させたことは理解できます。

 なにしろ沖縄地元紙は長らくオスプレイの住宅街墜落を願い続けて来たのですから。

 それもただ願い続けるだけではなく、沖縄地元紙記者のOBなどが中心になって、米軍基地の飛行場の周りで凧やアドバルーンを揚げたり、レーザーポインターでパイロットの目を潰そうしたりしてきました。

 こんな事をしてホントに基地周辺で墜落事故になれば、周辺住民が大量に犠牲になるのですが、それこそ彼等の目的でした。

 だから今回せっかくオスプレイが事故を起こしたのに、沖縄県民に死傷者が出なかったのは非常に悔しいのはわかります。

 そこでせめて「不時着」を「墜落」と言わないと気が済まないのでしょうね。

 しかし自称でもジャーナリストなら日本語ぐらい正確に使うべきです。

 因みに沖縄県知事はこの件について「法治国家じゃないですね」と述べたそうです。

 意味がわかりません。
 事故を起こした飛行機やヘリが不時着するのは、違法行為ではありません。

 何をもって「法治国家じゃない」と言うのでしょうか?

 仕方ないのでワタシは沖縄県庁に電話をして聞きました。 すると「日米地位協定が~~」とか「県民感情が~~」とか意味不明の事を言われました。

 県民感情は法律と関係ありません。
 日米地位協定など外国徒の条約は法律に優越するのですが、しかしそれを持って「法治国家ではない」と言う理論は成り立ちません。

 このぐらいは中学三年の公民で習うのです。

 一方、沖縄県では基地反対派が道路を封鎖するとか、基地の入口にブロックを積むとかの違法行為をやりまくっています。
 しかし沖縄県はこれを放置しています。

 県知事が法治主義の意味を理解できないのでは「土人」と言われても当然でしょう。

 ワタシは連中は「土人」じゃなくて猿以下だと思っていますが。

 だって「土人」なら幾ら野蛮人でも人間ですから、自分達の目的の為に、オスプレイを墜落させて人の命を危険に晒すような行為は許されない事ぐらいは理解できます。
  1. 沖縄
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2016-11-03 12:26

沖縄の不思議な怒り 高江ヘリパッド

 沖縄タイムスが不思議なことを怒っています。



 1日午前9時ごろ、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に抗議する市民に対して、警察官が「内地に帰りなさい」と発言したことが市民撮影の動画で分かった。撮影していないところでは「あんた活動家か?」とも言ったという。
  この日は、砂利を搬出する国頭村半地の砕石場前で市民約30人が抗議行動をしていた。発言した男性警官1人は市民に車の移動を求めていた。

 動画ではほかに、「戦争反対じゃなくて、基地反対じゃなくて、ただ警察官に反対しているみたい」と言う場面、カメラのレンズを握ったりたたいたりする姿も確認できる。

 動画にはないが、市民によると「反対するなら国会議事堂か永田町でやりなさい」とも言ったという。

 発言を聞いた女性は「土人発言のように、警察内部では『反対している市民は全員内地から来た活動家』という認識なのではないか。驚きであり、残念だ。基地ができたら生活できないから、仕事の合間に足を運んでいるだけだ」と語った。


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 ???

 沖縄タイムスと琉球新報はこの前、大阪府警が基地反対派を「土人」と言った事を、「沖縄県民に対する差別」として大騒ぎしていましたよね?


 それで沖縄家議会は何やら議決までしたのです。


 でも今回は全く違う事を書いています。


土人発言のように、警察内部では『反対している市民は全員内地から来た活動家』という認識なのではないか。


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 警察内部では反対している市民は全員内地から来たと認識しているなら、大阪府警の機動隊員が反対派を「土人」と言っても、それは沖縄県民に対して言ったつもりはない事になります。


 本土から来ている活動家に対して言ったのです。


 だから機動隊員の「土人」発言が沖縄県民差別と言う認識は完全に間違いですね。 

 それを沖縄タイムスは公式に記事にしているのです。


 沖縄タイムスは大阪府警に謝罪するべきでしょう?


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 しかし高江で基地反対運動をしているのが、地元の人々でない事もこの記事で明白です。


基地ができたら生活できないから、仕事の合間に足を運んでいるだけだ


 地元の人であれば、高江に来ることを「足を運ぶ」とは言いません。

 

 それにヘリパッドが移設される地元の自治体は、そもそも移設には賛成しているのだから、地元の人達は反対していないのです。


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 ではなぜ「基地ができたら生活できない」のか?


 今回の高江ヘリパッド移設工事は、北部訓練地域を返還するためのモノです。


 北部訓練地域を返還するために、北部訓練地域にあったヘリパッドを高江に移設しているのです。

 

 北部訓練地域は山また山なのですが、それでもアメリカ軍が使っている間は、ちゃんと地代を払ってくれました。

 でも返還されたら地代はもうもらえません。


 だから沖縄では基地返還の話が出る度に、必死の反対運動が起きています。


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 そりゃ人も入れない山や、使い道のない斜面なんかに地代を払ってくれる気前の良い店子は、米軍ぐらいしかありませんから。


 そして地代を宛てにしてた人にすれば「生活できない」と思うのも当然でしょう?


 つまり「高江に基地ができたら、北部訓練地域にある自分の所有地が返還されてしまい、地代が入らなくなるので生活できないから、沖縄県内の他の都市から仕事の合間に足を運んでいるだけだ」と言う話なのですね。


 沖縄って小さなとは言え、東京都などよりははるかに広いのです。 勿論札幌市内なんぞより遥かに広いです。


 札幌市内でも我が家から丘珠や真駒内の自衛隊基地まで行くのは結構大変なのです。


 しかし沖縄は公共交通機関も今一整備されていないので、那覇など他地域から足を運ぶのは大変でしょうね。


 でも生活が懸かっているので必死なのでしょう。


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 けれども地元高江の人々は、北部訓練地域を返還して欲しいのです。


 それにしても沖縄の新聞って不思議ですね。


 「土人発言は沖縄県民への差別」だと言って怒ってから数日も経たないのに、今度は「土人と言われたのは沖縄県民ではないと思われていた」と言って怒るのです。


 つまり無意味に何にでも怒ると言う事でしょうか?


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 南国は気温が高いので、頭も常にカッカとするのでしょうか?

 でもまさか沖縄県民全てが、こんなオカシナ怒りに年中狂っているわけじゃないでしょう?


 札幌西区はただいま2℃。

 それでもこの奇妙な怒りは、寒い北海道では理解不能です。

  1. 沖縄
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2015-08-18 20:57

翁長知事はもう一度沖縄戦をしたい

 昨日、裏の桜さんの所でこの記事を見て、呆れました。
 これをみると、翁長沖縄県知事はもう一度沖縄戦をやりたがっているとしか思えません。

防衛相が沖縄県知事と会談 移設巡り溝埋まらず
8月16日 18時06分

沖縄県を訪問している中谷防衛大臣は翁長知事と会談し、安全保障上の観点から沖縄に海兵隊が駐留する必要があるとして、アメリカ軍普天間基地の名護市への移設に理解を求めたのに対し、翁長知事は納得せず、政府と沖縄県の間の主張の溝は埋まりませんでした。
会談の冒頭、中谷大臣は、今月12日に沖縄県うるま市の沖合でアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故について「県民の皆さんに多大な不安と心配をおかけするもので、非常に遺憾だ」と述べました。
これに対し、翁長知事は「日頃から何かにつけ、県も原因究明などを求めているが、アメリカ軍の運用状況については、しゃくし定規の返事しかない。日本国民を守るのが日本政府の役割なので、しっかりとした仕組みがないのは残念だ」と述べました。
また、中谷大臣はアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に関連して「島しょ部の多い南西地域の防衛において、海兵隊の機動性や即応性は重要な役割を果たしており、戦略的要衝である沖縄での海兵隊の駐留は日本の安全保障上不可欠だ」と述べ、移設に理解を求めました。
これに対し、翁長知事は「弾道ミサイルが発達して海兵隊などの駐留は抑止力にならないという指摘もあるし、沖縄を領土としてしか見ていないのではないか。140万人の県民が生活していることを考えるべきだ」と述べ、政府と沖縄県の間の主張の溝は埋まりませんでした。
会談では、沖縄県側が「政府は去年を起点に普天間基地の5年以内の運用停止と言っていたが、ロードマップを作成すべきではないか」と指摘したのに対し、中谷大臣は「その点も協議する必要があり、菅官房長官に伝える」と答えました。
防衛相「まだ理解頂けるものでない」
中谷防衛大臣は会談のあと記者団に対し「地理的に沖縄に海兵隊がいることで地域の平和と安定のために機能していることを説明した。ご認識が深まればよいが、まだまだ理解を頂けるものではないと思っているので、引き続き質問などに答えていきたい」と述べました。
沖縄県知事「県民の安心安全考えるべき」
沖縄県の翁長知事は会談のあと記者団に対し「今までよりは詳しく説明していたが中身は変わらない。沖縄を領土としてしか見ていないのではないか。140万人の県民が、そこで生活していることをよく考えてほしい。戦争中のことや、戦後70年間貢献してきたことも含めると、県民の安心安全をもうちょっと考えるべきだ」と述べました


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 現在中国は尖閣諸島を侵略しようとして、連日その近海に公船を遊弋させています。 その為、石垣島など尖閣近海の漁船は尖閣諸島に近づく事もできません。

 大変驚いた事ですが、翁長知事も沖縄県庁も一切の感心のないようです。 
 翁長県知事は中国を訪問した際、習近平に会ったのですが、この問題に一切触れていません。 それに着いて質問されると「時間が無かった」と答えました。
 
 時間が無い?
 何よりもこれを話て時間が無ければ他の話をはしょるべきでしょう。

沖縄を領土としてしか見ていないのではないか。

 それでは、県知事は県民の生活に関心が無いのでしょうか?
 外国の侵略で、県民の生活が脅かされている状況をどう思っているのでしょうか? 

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 沖縄に海兵隊がいるのは、この尖閣諸島など沖縄の離島を、中国の侵略から守る為です。 そして同時に日中戦争を防止するためです。

 現在尖閣諸島は無人です。 基地を作れと言う意見も根強くありますが、しかし今基地を作れば、それが引き金になってどのような衝突が起きるかわかりません。 またそれで不測の事態が起きた場合、近隣の石垣島や与那国島の住民の安全を守る為の体制も整えなくてはなりません。

 それができるまでは基地を作るわけには行かないのです。

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 その場合どうやって尖閣諸島の安全を確保するか?
 
 これは当面米軍海兵隊に頼るしかないのです。 
 つまり「中国軍が尖閣諸島に上陸しそうだ。」となれば、直ぐに米海兵隊がオスプレイで飛んで行って、尖閣諸島に上陸してしまうのです。

 こうなると中国側は米軍と戦う=アメリカと戦う覚悟がなければ、尖閣上陸は不可能です。

 だからアメリカとの全面戦争まで覚悟していないなら、米軍が上陸したと分かった時点で、諦めて帰るしかありません。 
  
 つまり米軍海兵隊が沖縄にいて、しかもオスプレイのような大変速く大きな輸送力を持っている以上、中国は簡単に侵攻できないのです。

 これがアメリカ海兵隊が沖縄にいる事が、尖閣諸島侵略の抑止力なる理由なのです。
 自衛隊でも抑止力になりますが、しかし中国はアメリカと日本のどちらをより怖がっているかを考えれば、それは明らかにアメリカでしょう?

 だから米海兵隊は非常に心強い抑止力なのです。

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 しかしこの抑止力がないと大変恐ろしい事になります。 中国軍は簡単に尖閣諸島に上陸するでしょうし、それを放置すればそのまま尖閣諸島を奪われます。 
 でもそれを排除しようとすれば、当然日中戦争になるのです。

 こんな事態にならないためには、沖縄に米海兵隊が必要なのです。

 さらに言えば、沖縄の不満は「米海兵隊は沖縄を守る為だけにいるのではない」と言う事だそうです。

 なるほど米海兵隊が沖縄だけを守っているのではない事はその通りです。 上の図を見ればわかるように、米海兵隊は沖縄を中心に半径1100キロ以内の地域に、いつでも直接出撃して行ける体制を取っているのです。

 だから沖縄だけでなくこの地域全体を守っています。 沖縄に海兵隊がいるので、中国もこれらの地域に簡単に上陸できないのです。

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 それではこれらの地域が、中国の支配下に落ちたらどうなるのでしょうか?
 
 これっても沖縄戦直前と同じシチュエーションではありませんか?
 
 大東亜戦争の末期、太平洋やフィリンピンにあった日本軍の拠点が次々と陥落して、そして遂にはじまったのが沖縄戦ではありませんか?

 沖縄県民は米軍が沖縄以外は守らない事で、沖縄戦直前の状態になる事を望んでいるのでしょうか?
 しかしこれは沖縄戦の再来を望んでいる事なのです。

 沖縄では自称平和団体が繰り返し沖縄戦の悲劇をプロパガンダしているのでしょう? だったら少しは沖縄戦に至る過程や、なぜそれが最悪化したかぐらいは、冷静に勉強するべきでしょう。

 おどろおどろしい話やお涙ちょうだいの話を幾ら伝えても、そんなモノは悲劇の再発を防ぐ役には立ちません。 悲劇が悲劇になった理由を冷静に検証するしか悲劇を防ぐ方法はないのです。

 ところが現実には感情を煽る事で、冷静な検証を拒否するような活動ばかりしているから、沖縄では反オスプレイ運動などと愚かしい限りの運動が起きているのです。
 
 そして海兵隊基地反対!!
 これでは沖縄は戦争をしたくてたまらない、是非とももう一度沖縄戦をやりたい!!
 そう思っているとしか思えません。

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 上の地図を見ればわかるように沖縄は軍事的な要衝です。 沖縄に基地を置けば、東シナ海の制海制空権を確保し、東京、ソウル、台湾などにいつでも海兵隊を送り込む事ができます。

 だからこそ沖縄には基地が集中しているのです。 

 そしてこのような位置であればこそ、中国もまた沖縄の侵攻を狙うのです。
 本来県知事であれば少しはこういう現実を考えるべきです。

 ちなみに「弾道ミサイルが発達して海兵隊などの駐留は抑止力にならない」などと言う話は、悪質なジョークでしょう?

 弾道ミサイルが沖縄に打ち込まれるを防げと言うなら、日本は憲法9条を改正して、日本も弾道ミサイルを持てるようにするべきです。 また日米で開発しているミサイル防衛網を強化するしかありません。

 正直言ってこういう沖縄県知事の態度を見ていると非常に不愉快です。 なにしろ自分の県が今危機にあるのに、それを利用してひたすら利権をあさるような態度ですから。
  1. 沖縄
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2015-08-13 12:27

沖縄の現実?? 米軍ヘリ事故

 先日の沖縄県うるま市沖での米軍ヘリコプター事故は、死者が出なくて何よりでした。
 しかし朝日新聞による住民は不安を募らせているのだそうです。

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「これが沖縄の現実だ」 米軍ヘリ事故、住民の不安募る
2015年8月13日05時03分

 沖縄で12日、ふたたび米軍ヘリの事故が起きた。膠着(こうちゃく)状態がつづく米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐって、菅義偉官房長官が沖縄滞在中だった。現場は洋上で住民被害は確認されていないが、13日で沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故からちょうど11年住民の不安やいらだちは一層膨らんだ。

事故がおきたのは沖縄本島中部の東沖合。現場に近い浜比嘉島(うるま市)で民宿「ゆがふの郷」を経営する平識(へしき)勇さん(69)は、事故のニュースを聞いて浜辺に出た。変わった様子は見えなかったが、不安が募ったという。

 隣の島には米軍の訓練場「浮原島訓練場」があり、前夜も午後11時すぎに米軍ヘリ数機が編隊を組んで民宿近くを飛び交ったという。「米軍の訓練に朝も夜も関係ない」


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13日で沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故からちょうど11年

 沖縄国際大学への米軍へり墜落事故からもう11年もたつのですね。
 
 それにしても不思議なのですが、人間は11年に一度の事故をそれほど不安に思うモノなのでしょうか? 
 しかも沖縄国際大学の事故も、今回の事故も死者は一人も出ていないのです。

 11年に一度起きる事故が不安でたまらないのなら、自動車なんか恐ろしくて使えないでしょう?
 だって沖縄県は今年になってからだけでも、交通事故で3093件も起きて、25人もの死者が出ています

 11年に一度事故を起こす米軍ヘリを危険だから出て行けと言うなら、当然沖縄中の自動車も危険だから使用禁止するべきです。

 しかし大変不思議なことに沖縄の「住民」は米軍ヘリに怯えるのに、自動車事故は平気の平左です。 だって沖縄県は沖縄県は、交通人身事故に占める飲酒絡みの事故が25年連続全国ワーストワンを守り続けているのです。

 年間25人の死者が出ているのに、飲酒運転は怖くない、しかし米軍ヘリは怖い。

 なんだか不思議ですね。

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 ちなみに我が家の上空は、陸上自衛隊丘珠駐屯地の第七航空隊、第十一航空隊、北方面隊の訓練空域なので、始終自衛隊のヘリが飛んでいます。

 体調が悪くて家で寝込んでいると、バラバラと轟音が聞こえて目が覚めます。 

 自、自衛隊だ!!

 ワタシは急いで外に出て空を見上げます。
 
 この間はこれでチヌークの3機編隊が見られました。

 そして5月30日には多目的ヘリ、対戦車ヘリ、偵察ヘリの3種が雁行型の6機編隊を見られました。 これは5月31日の東千歳駐屯地で行われた第七師団創隊60周年記念行事の為の練習だったのです。
 裏の家のお兄さんは喜んでベランダから手を振っていました。
 
 更に毎年一月には40機を超える大編隊も見られます。

 しかしいつも慌てて飛び出すので、カメラを忘れて写真を撮れないのです。
 編隊でウチの上空を飛行するときには、事前に教えて欲しいです。

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 ちなみにチヌークって大型輸送用ヘリで、オスプレイより遥かに事故率が高いのです。 しかし不思議なことにオスプレイで大騒ぎした人達はなぜかチヌークには何にも言いません。

 それどころが200万都市の上空を連日、軍用ヘリが飛び回っている事が、札幌で問題になったことはありません。 だからワタシはネトウヨになって自衛隊の行事を見物に行くようになるまで、市内に陸自の航空隊基地がある事さへ知らなかったぐらいです。

 しかし自衛隊が使用しているヘリは、実は多くが米軍と同じモノです。 だから米軍基地が危険なら自衛隊基地だって危険なはずですけどね。

 つまり朝日新聞やそのお仲間が騒ぐ話って、いつも全く合理性がないのです。 同じように事故が起きても、その事故の頻度が非常に低くても、米軍なら天地がひっくり返る程の大騒ぎをするのです。
 
 これって普通差別って言うですよね?
 或いはリンチとかヘイトクライムと言うべきでしょう?
  1. 沖縄
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