生活保護の話なると何でこんなインチキ報道になるんでしょうね?
生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢
1/15(水) 17:57配信
1/15(水) 17:57配信
北海道の冬に欠かせない、ストーブ。
そのストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ…札幌の50代の男性が市に支給するよう求めた裁判の初弁論がありました。
市は争う姿勢を示しました。
そのストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ…札幌の50代の男性が市に支給するよう求めた裁判の初弁論がありました。
市は争う姿勢を示しました。
札幌市白石区に住む50代の男性です。
男性は心筋梗塞や狭心症などを患い、仕事を続けられなくなったため2013年から生活保護を受けています。
男性は心筋梗塞や狭心症などを患い、仕事を続けられなくなったため2013年から生活保護を受けています。
(男性)「ストーブなしで、北海道でひと冬ふた冬乗り切れる方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか」
2017年12月、18年間つかっていた石油ポータブルストーブが油漏れを起こし故障。
札幌市に買い替えの費用を申請しましたが認められませんでした。
男性は生活費を切り詰めてストーブを購入しますが灯油代が払えず、温度を10度ほどに抑え、ダウンジャケットを着て寒さに耐え忍んでいたといいます。
札幌市に買い替えの費用を申請しましたが認められませんでした。
男性は生活費を切り詰めてストーブを購入しますが灯油代が払えず、温度を10度ほどに抑え、ダウンジャケットを着て寒さに耐え忍んでいたといいます。
(男性)「このまま発作が起きて死んじゃうのかなという想像もあった/暖房は人間らしい生活にとって絶対に必要なものだと訴えたいです」
ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。
次回の裁判は4月20日の予定です。
北海道放送(株)
次回の裁判は4月20日の予定です。
北海道放送(株)
>ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。
北海道でストーブのない生活は、不可能です。
健康で文化的な最低限度の生活どころか、生命の維持が難しくなります。
しかしワタシはこの男性にストーブ代を支給しないという、札幌市を支持します。
実はリンク先の動画に出ていたストーブは、我が家で使っているのと同じ型のものでした。
ワタシは2~3年前にこれを買ったのですが、7000円弱でした。
この種のポータブル石油ストーブは、大体1万円前後です。
この男性はこのストーブ一つで暮らしていたところを見ると、10畳弱のアパート暮らしでしょう。
一方、札幌市の生活保護費は単身者で月額13~14万円です。
これは高卒公務員の初任給の手取り程度で、札幌市内の中小企業の女子事務員などには、これより手取りが少ない所も少なくありません。
しかも生活保護の場合は、医療費は全額無料、上下水道費、NHKの視聴料も無料です。
だから普通に考えると、高卒で働きながら単身で暮らす若者や、下宿生活を送る学生などよりは、余程余裕のある生活ができる額です。
けれども生活保護受給者の場合、これにさらに冬季加算と言うのがあるのです。
これは10月から翌年4月まで毎月、生活保護費にプラスして支給されます。
単身者の単身者の場合は毎月12540円、一冬ならば87780円、生活保護費に加えて支給されるのです。
現在、札幌市内での灯油代は、1ℓ90円弱です。
この男性のストーブでは年、500ℓ以上の灯油を焚くことは不可能ですから、灯油代は年4万5千円程になります。
それじゃこの男性は冬季加算を何に使ったのでしょうか?
そもそも10月から毎月12540円の冬季加算を受け取りながら、7000円弱のストーブ代を札幌市に要求するって何でしょうか?
この男性が病気になり生活保護を受給しているのは気の毒だと思います。
そして自分も病身なので知っていますが、現在、日本では厄介な慢性病を抱え込んだ場合、生活保護だけが唯一のセーフティネットなのです。
なぜなら障碍者年金は「障害」の認定がなければ降りないし、しかもその「障害」が固定している事が条件ですから、寝たきりの病人でも、快癒の可能性がある限りは、障碍者認定はされず、障碍者年金はもらえないのです。
また民間の健康保険や傷害保険も、長期療養の必要な慢性病に対応する物はありません。
つまり死にはしないけれど、治るあてもないという厄介な慢性病に罹った場合、生活保護だけが唯一のセーフティネットなのです。
ワタシだって父が幾ばくか残してくれなかったら、生活保護の厄介になるしかありませんでした。
身寄りや蓄えのない慢性病患者にとって、生活保護は命そのものなのです。
しかしそれを考えるからこそ、この男性とこの男性を担ぎだした支援者、そしてこんなバカ報道を行う北海道放送には、怒り心頭です。
こんなバカみたいな事ばかり言っているから、本当に生活に困って生活保護を受給している人達が誤解されるのです。
そしてこんなバカみたいな要求を呑み続けたら、生活保護と言う制度が破綻していまいます。
日本は民主主義国家ですから、行政に対して抗議をする権利も、訴訟をする権利も保証されているし、また報道機関はそれを報道するべきです。
しかし報道するなら、事実を公正に報道するべきでしょう?
この男性の主張を報道するなら、札幌市側の主張も報道するべきです。
そして一般視聴者の為に、そもそも彼の得ている生活保護費と冬季加算費も、正確に報道するべきです。
それを報道せずにただひたすら「聞くも涙」の報道するって、詐欺報道でしょう?
>ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。
言えないよ!!
だから札幌市は生活保護費に加えて、ストーブと灯油を買ってもまだまだ十分余る程の冬季加算を与えているでしょう?
貴方はそれを何に使ったんですか?
もし貴方に金銭管理能力がないなら、今後は生活保護費と冬季加算は一旦全額民生委員にでも預かってもらって、日々の買い物の度で受け取るなどしたらいかがですか?
因みにこの男性は訴訟を起こすそうですが、彼の「支援者」って何でしょうね?
そんなに彼が気の毒なら、とりあえず灯油代2万円程建て替えてあげたら?
彼はこれを冬季加算二か月分で返せるでしょう?