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2023-03-30 13:25

陰謀か盲目的ブランド信仰か? 左翼の外国人擁護

 令和新選組が外国人生活保護の範囲を拡大し、更に外国人参政権も与えるべきだと主張しています。
 しかしその理由に納得できますか?



 外国人に生活保護を与えないのは三流国。
 外国人を助けない国は愛されない。 
 外国人救済を拒否すると社会が殺伐とする。
 だから外国人生活保護の受給資格を拡大しろ。

 ??
 令和新選組に限りませんが、左翼政党は皆、なぜか皆外国人の権利擁護に非常に熱心です。 

 外国人生活保護の受給資格を拡大しろ。
 外国人参政権を認めろ。 
 不法滞在外国人を強制送還するな。
 難民受け入れを増やせ。
 
 などなど。
 そして日本で外国人に関する問題が出ると、必ず外国人の権利擁護に回ります。
 しかしこれは彼等の他の国内政策に関する主張と完全に矛盾します。
 
 なぜなら令和だけでなく日本の左翼政党の主張によれば、日本は低賃金の国で、国民は貧窮にあえぎ、差別は酷く、人権が守られていない国だからです。
 そういう国で暮らす事は、外国人にとっても不幸でしょう?

 そもそも自国民がこれほど悲惨な状況なら、日本の国政政党としてまず行うべきは、自国民の救済です。
 福祉予算だって限られているのです。
 日本には救済するべき国民が多数いて、その多くが十二分な福祉を得ているわけではありません。
 生活保護予算も限られている為、日本人が生活保護を申請しても、需給できない場合も多いのです。
 そういう状態なのですから、外国人に生活保護を出すだけでも異常なのです。

 ところが山本太郎は、外国人の生活保護受給資格を拡大しろと言うのです。 そしてそうしなければならない理由が「外国人に生活保護を与えないのは三流国。」「外国人を助けない国は愛されない。」「外国人救済を拒否すると社会が殺伐とする。」とかです。
 何これ?
 これ手って資産家の有閑夫人の主張でしょう?
 暇と金を持て余している資産家夫人なら、暇つぶしと見栄の為に偽善活動に励むのも結構です。
 しかしそれって国民が貧窮にあえぎ、人権侵害に苦しむ国の国政政党の政治家がやる仕事じゃないです。

 そもそも令和新選組も他の左翼政党も、国家主義、愛国教育のような物には、極めて否定的な立場を取っています。
 だから東京オリンピックの開催にも反対したし、慰安婦強制連行など国家と国民の名誉を棄損する問題の捏造は非常に熱心に推進してきました。
 それなのに「三流国」とか「愛されない」とか、国家の見栄の為に国民生活を犠牲にしろと言うのです。 貧窮にあえぐ国民から毟り取った血税を、なぜこんな下らない見栄の為に、国家の虚栄の為に費しろ言うのです。

 こうした左翼政党の言動を見ればわかりますが、実は彼等は日本と日本人、特に貧しい人々、弱い人々を守る気はありません。
 本当に日本と日本人を守り、日本人の生活を守る、例えば労働者の賃金を上げようとするなら、外国人労働者の受け入れには断固反対するべきです。
 好景気や少子化で労働市場が逼迫すれば、賃金は上昇するはずなのですが、外国から低賃金労働者が入る限り、日本の労働者の賃金は上がりません。
 だから外国人労働者の受け入れには断固反対するべきなのです。

 資本家と資本家に支援されたた政党が、外国人労働者の受け入れを推進するのはわかります。 外国人労働者を受けれたら、若くて健康な低賃金労働者が無尽蔵に入るのです。 これで唯外国人を低賃金で雇えるだけでなく、日本人労働者の賃金も低賃金に抑えられるのです。

 一方、外国人労働者を受け入れた事による社会的コストは、全て国家の福祉予算等で賄えるのですから、資本家の懐は痛みません。
 しかし一般勤労者は、賃金が下がるうえ、外国人受け入れに関するトラブルを全て身近で抱え込み、さらにそのトラブル解消のコストを負担する事になるのだから溜まったものではありません。
 
 ところが大変不思議な事に、日本の左翼政党が外国人労働者の受け入れに反対したことはありません。
 代わりに彼等は日本に入り込んで不法滞在・不法就労する外国人を支援し、更に日本に居座った外国人に生活保護を出せと言うのです。
 一体彼等は誰の味方なのでしょうか?

 そしてこれまた不思議な事があります。
 当然ですが、貧窮にあえぐ国民は、「三流国」と言われようと、他国から愛されくても、社会が殺伐とするとかなんてどうでもよいのです。 そもそもそれどころではないのです。
 だからこういう資産家の有閑夫人のような意見に賛同するわけでもありません。
 
 だからと言って、令和新選組のような極左政党を資産家や資本家が支持してくれるわけもないのですから、このような政策を掲げる限り、日本人の支持者が増えるわけもないのです。
 
 一体彼等は何のために、こうした外国人擁護を主張し続けているのでしょうか?
 
 先日難民「「難民を受け入れろ!!」への違和感」のエントリーをしたときに、温泉猫さんから「難民を受け入れろ」と言っている連中は「盲目的ブランド信仰」「舶来上等」の価値観だと言うコメントをいただきました。
 令和新選組の「外国人生活保護を拡大しろ」もこのレベルだと言う気もします。
 しかし一方でこうやって不逞外国人を増やす事で、国家を破壊したと言う願望でないかと共思えます。
 それとも何か我々低学歴ネトウヨには理解できな深慮遠謀や大陰謀でもあるのでしょうか?

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2022-11-10 11:25

生活保護で薬物を不正入手

 生活保護受給者が不正に入手した薬物を横流ししているという話は前々から出ていました。
 しかしこれは余りと言えば余りに悪質なケースです。
 11月1日の参議院厚生労働委員会で、維新の会の東徹議員の質問です。



 生活保護受給者の医療費は全額国庫負担で、当人は全く支払う必要がありません。
 生活保護受給者の中にはこれを利用し、多数の医療機関を受診して、抗精神罪や睡眠薬などの薬物を大量に処方してもらい、それを薬物中毒者に転売している人間がいると言われていました。

 この話は前々から問題になっていたので、生活保護費の支払い等の事務をつかさどる各自治体も、様々な対策を立てていたようです。
 この東議員が取り上げているのは大阪市の例ですが、大阪市も抗精神済の処方を要求する患者には、他の医療機関で同様の薬剤を処方されていないかを確認するなどの対策を立てていたようです。

 しかしこの受給者は明らかに、こうした不正入手防止手段の裏をかいて、このような大阪府でこのような確認作業を行う部署が休業する日を狙って、複数の病院を回るなどしていました。
 そうやって回った医療機関や入手した薬剤の量も膨大な物です。

 こうしてみるとこの受給者は、明らかに薬物の不正売買のプロで、自治体側の対応策も熟知していたのです。
 そして受診した病院の数から推定すると、薬物を入手しやすい日には、多数の病院を回っていますから、タクシーを使うなど相応の金と労力もかけていたのでしょう。
 またこうした事を行える体力と知力があるのですから、十分働く事の出来る人間だったと思われます。

 これは非常に深刻な問題です。
 生活保護費が不正に使われるという事も問題ですが、こういう事を防止できないのであれば、国費で薬物中毒者を作っている事になってしまいます。
 こうやって不正に入手された薬物を買っているのは、こうした薬物を麻薬のように利用する薬物中毒者なのですから。

 現在、生活保護費の総額の半分は医療費が占めています。
 これはある程度理解できます。

 こういう不正については、度々問題になりますが、一方で現在生活保護の受給者の大多数は高齢者や病人なのです。
 特に厄介な慢性病、難病を抱えた人達の唯一のセーフティネットは生活保護です。
 障碍者ではないのです。

 実は障碍者の場合、障碍者である事を申請し、障碍者手帳を得られると、障碍者年金が支給されます。 これは障害に応じて差がありますが、そこそこの金額になるので、ホントに重度の障碍者であれば、生活保護を申請する必要はないのです。

 しかし厄介な慢性病や難病を抱えて入退院を繰り返すという状態になったら、仕事は解雇されて新しい仕事は見つかりません。
 実はワタシも難病患者ですので、この辺りの話は結構見てきました。
 結構重い症状でも働いているというから「凄い!」と思ったら、実は親の稼業を手伝っているなんて話ばかりでした。 
 入退院が重なると公務員でも結構職場にいづらくなってやめる人も多いようでした。

 ワタシは父が幾ばくか残してくれたので、生活保護の厄介にならずに済んだのですが、しかしもしこれがなければ絶対に生活保護に頼るか、或いは無理に働いて障害を抱えて障碍者年金を狙うしかなかったと思います。
 因みにワタシの抱えている病気は「多発性硬化症」なのですが、これは悪化すると四肢の麻痺や失明などの症状が出て、そのまま固定化します。 最悪下半身麻痺など非常に深刻な状態になります。

 しかしワタシのようにグータラ暮らしてストレスを溜めず、好き放題休んでいれば病状の悪化も結構防げます。
 だからワタシは病気がわかってから30年余、時々気持ちの悪い麻痺は体験したけれど、それも暫く休息を取れば収まって、無事グータラ生活を続ける事ができてきました。
 そして障害を抱え込んだ病気仲間を思い出すと、皆凄い頑張り屋さんだったなあ‥‥、などと思うのです。

 で、こういう現実を見てきた身からすると、生活保護って絶対に必要なのです。
 実際、一家の大黒柱の立場で難病を抱え込んだ人など、「首を吊りたい」と言っていましたし。

 だって難病を抱えて長期入院でされても、新しい就職先なんて見つかるわけもないし、生命保険等に加入していも、保険の対象にもなりません。
 障害を抱え込まないで済んだのラッキーでも、障碍者年金ももらえないし、障碍者の支援や保護などの対象にもなりません。
 市営住宅等の入居さへ、難病患者や慢性病患者に対する優遇なんかないのです。
 だからこれで生活保護制度がないと、貯えが尽きたらホントに一貫の終わりなのです。

 それ故にこそ生活保護と言う制度は大切にするべきだと思うのです。
 しかし大変奇妙な事に、弱者の味方を自称する人達は違うようです。
 彼等は今ある制度をトコトン食いつぶそうとしているようにしか見えません。

 実はワタシはこの問題を以前もエントリーしました。
 その時も大阪で生活保護受給者が薬物を横流しする事が問題になって、その時大阪市側は「医療機関登録制度」と言うモノを作ってこれを防止しようとしました。

 これは大阪市が生活保護受給者が受診できる医療機関をあらかじめ登録し、その医療機関の診療や投薬の情報を一括管理しようというモノでした。
 なるほどこれなら一人の受給者が数百もの病院を回って、同じ薬を大量に処方してもらうなどと言う事はできません。

 しかしこれには「弱者の味方」を自称する左翼団体が、反対の声明を出して、結局この制度を潰しました。
 今回の東議員の国会質問を見る限り、大阪市はそれでも頑張って何とか薬物の不正入手は防ごうとしたようです。
 しかし確定的な方法にはならなかったので、こういうプロが出現したわけです。

 そして生活保護受給者の医療費が無償である事は、山本病院事件のような恐ろしい事件も引き起こしました。
 これは奈良県の山本病院が、多数のホームレスに生活保護を申請させたうえで、入院させ140人余に必要のない手術を行って、その中からかなりの死者が出たという事件です。
 ホームレスになるような人は、全く身寄りがなく、手術で死亡しても遺族から抗議される事もないし、さらに言えばホームレスの中には精神障碍や知的障害の為に、自分で生活保護を申請することもできなし、病院に何をされても抵抗できない人も多いのです。

 山本病院はこれに目をつけて、ホームレスに生活保護を申請させて過剰医療を行って稼ぐというビジネスを続けていたのですが、余りに死者が多い事で発覚しました。

 これは生活保護受給者の医療費は全額国庫負担と言う事が招いた最悪の結果です。
 だから当然「弱者を守る」立場の人々からは、大変な抗議が出る物と思っていました。
 しかしワタシの知る限り、これに抗議した「弱者の味方」は全くいませんでした。

 そんなわけで生活保護費受給者の医療国庫負担と言う制度は、色々と問題はあります。  
 但し生活保護と言う制度が病人にとって死活的に必要な制度であり、そうであるならば医療費の国庫補助も絶対に必要でしょう。

 だからこそ山本病院のような病院による過剰医療から受給者を守り、一方で受給者が薬を横流しするような事も絶対に阻止しなければなりません。
 その為には大阪府が最初に考えた「医療機関登録制度」のようなモノは結構有効だったのではないかと思います。 
 最初から受給できる医療機関を選抜して、そこを集中的に監視すればよいのですから。

 だから今度、このような制度を作ると言う話が出た時に、これに反対する連中がいたら、彼等は確実に生活保護受給者など弱者を食い物にする気満々のハイエナなのだと認識してよいと思います。
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2020-01-16 19:54

聞くも涙?騙るも涙w 生活保護はストーブ禁止?

 生活保護の話なると何でこんなインチキ報道になるんでしょうね?

生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢 
1/15(水) 17:57配信 

北海道の冬に欠かせない、ストーブ。
そのストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ…札幌の50代の男性が市に支給するよう求めた裁判の初弁論がありました。
市は争う姿勢を示しました。
札幌市白石区に住む50代の男性です。
男性は心筋梗塞や狭心症などを患い、仕事を続けられなくなったため2013年から生活保護を受けています。
(男性)「ストーブなしで、北海道でひと冬ふた冬乗り切れる方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか」
2017年12月、18年間つかっていた石油ポータブルストーブが油漏れを起こし故障。
札幌市に買い替えの費用を申請しましたが認められませんでした。
男性は生活費を切り詰めてストーブを購入しますが灯油代が払えず、温度を10度ほどに抑え、ダウンジャケットを着て寒さに耐え忍んでいたといいます。
(男性)「このまま発作が起きて死んじゃうのかなという想像もあった/暖房は人間らしい生活にとって絶対に必要なものだと訴えたいです」
ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。
次回の裁判は4月20日の予定です。
北海道放送(株)

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ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。

 北海道でストーブのない生活は、不可能です。
 健康で文化的な最低限度の生活どころか、生命の維持が難しくなります

 しかしワタシはこの男性にストーブ代を支給しないという、札幌市を支持します。

 実はリンク先の動画に出ていたストーブは、我が家で使っているのと同じ型のものでした。
 ワタシは2~3年前にこれを買ったのですが、7000円弱でした。

 この種のポータブル石油ストーブは、大体1万円前後です。

 この男性はこのストーブ一つで暮らしていたところを見ると、10畳弱のアパート暮らしでしょう。

 一方、札幌市の生活保護費は単身者で月額13~14万円です。
 これは高卒公務員の初任給の手取り程度で、札幌市内の中小企業の女子事務員などには、これより手取りが少ない所も少なくありません。

 しかも生活保護の場合は、医療費は全額無料、上下水道費、NHKの視聴料も無料です。

 だから普通に考えると、高卒で働きながら単身で暮らす若者や、下宿生活を送る学生などよりは、余程余裕のある生活ができる額です。

 けれども生活保護受給者の場合、これにさらに冬季加算と言うのがあるのです。
 これは10月から翌年4月まで毎月、生活保護費にプラスして支給されます。
 単身者の単身者の場合は毎月12540円、一冬ならば87780円、生活保護費に加えて支給されるのです。

 現在、札幌市内での灯油代は、1ℓ90円弱です。
 この男性のストーブでは年、500ℓ以上の灯油を焚くことは不可能ですから、灯油代は年4万5千円程になります。

 それじゃこの男性は冬季加算を何に使ったのでしょうか?
 そもそも10月から毎月12540円の冬季加算を受け取りながら、7000円弱のストーブ代を札幌市に要求するって何でしょうか?

 この男性が病気になり生活保護を受給しているのは気の毒だと思います。
 
 そして自分も病身なので知っていますが、現在、日本では厄介な慢性病を抱え込んだ場合、生活保護だけが唯一のセーフティネットなのです。
 
 なぜなら障碍者年金は「障害」の認定がなければ降りないし、しかもその「障害」が固定している事が条件ですから、寝たきりの病人でも、快癒の可能性がある限りは、障碍者認定はされず、障碍者年金はもらえないのです。

 また民間の健康保険や傷害保険も、長期療養の必要な慢性病に対応する物はありません。

 つまり死にはしないけれど、治るあてもないという厄介な慢性病に罹った場合、生活保護だけが唯一のセーフティネットなのです。

 ワタシだって父が幾ばくか残してくれなかったら、生活保護の厄介になるしかありませんでした。

 身寄りや蓄えのない慢性病患者にとって、生活保護は命そのものなのです。

 しかしそれを考えるからこそ、この男性とこの男性を担ぎだした支援者、そしてこんなバカ報道を行う北海道放送には、怒り心頭です。

 こんなバカみたいな事ばかり言っているから、本当に生活に困って生活保護を受給している人達が誤解されるのです。
 そしてこんなバカみたいな要求を呑み続けたら、生活保護と言う制度が破綻していまいます。
 
 日本は民主主義国家ですから、行政に対して抗議をする権利も、訴訟をする権利も保証されているし、また報道機関はそれを報道するべきです。

 しかし報道するなら、事実を公正に報道するべきでしょう?
 
 この男性の主張を報道するなら、札幌市側の主張も報道するべきです。 
 そして一般視聴者の為に、そもそも彼の得ている生活保護費と冬季加算費も、正確に報道するべきです。
 それを報道せずにただひたすら「聞くも涙」の報道するって、詐欺報道でしょう?

ストーブがない生活は憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活」といえるのか…。

 言えないよ!!

 だから札幌市は生活保護費に加えて、ストーブと灯油を買ってもまだまだ十分余る程の冬季加算を与えているでしょう?

 貴方はそれを何に使ったんですか?
 もし貴方に金銭管理能力がないなら、今後は生活保護費と冬季加算は一旦全額民生委員にでも預かってもらって、日々の買い物の度で受け取るなどしたらいかがですか?

 因みにこの男性は訴訟を起こすそうですが、彼の「支援者」って何でしょうね?
 そんなに彼が気の毒なら、とりあえず灯油代2万円程建て替えてあげたら?
 彼はこれを冬季加算二か月分で返せるでしょう?

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2019-05-12 10:20

プロ生活保護受給者氏と勤労者階級崩壊について

 先日、プロの生活保護受給者なる人のツィートを見ました。

 [朗報] よっしゃあ!療育手帳(愛の手帳)3級もらえた!
 これで毎月の生活保護費が16万5960円にアップ!
 内訳はプロフィール参照。
 これに加え住民税免除、国保も免除、水道代免除で都営交通無料乗車券で乗り放題!
 手取り16万5960円でこの恩恵つまりサラリーマンの月収22万以上に相当!
 生活保護最高!

 最低賃金が低い地域でフルタイム働くより東京で生活保護受ける方が貰える金額が多い場合があります。特に家庭持ちは支給額が加算されるので確実に最賃労働より貰えます。もう地方在住で保育園入れ  なくて共働き出来ない夫婦は東京で生活保護受けた方が良いですよ。それほど日本の最低賃金は低いのです。

 サラリーマンで額面22万のやつ息してんのかな?

 https://snjpn.net/archives/129785

IMG_7207

それほど日本の最低賃金は低いのです。

 このプロ氏は日本の最低賃金が低いから生活保護を受けた方が賢いと、考えておられるようです。
 そしてそれに賛同している方も多数いらっしゃるようです。

 それでは最低賃金が上がれば、最低賃金で働く人々の収入は、生活保護費より十二分に高くなるのでしょうか?

 それはあり得ません。

 なぜなら生活保護費と言うのは、最低賃金を基準に計算されています。
 最低賃金でフルタイムで働いて得られる収入を基準に、生活保護費を支給しているのです。

 だから最低賃金が低い地方では、生活保護費も低いし、逆に高い地域では高くなります。

 日本国憲法では社会権として「健康で文化的な最低生活」を保障しています。
 しかし「健康で文化的な最低生活」と言われても、具体的にどの程度必要かは、人それぞれ金銭感覚が違うので、何とも言えません。

 でも「病気や障害などで働けなくなった人が、その為に余りに惨めな思いをしなくても良いレベル」として、最低賃金でフルタイムで働いたぐらいの金額と言うのは、普通に誰でも納得する額でしょう?

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 しかしこれは、病気や障害を抱え込む事、或いはその他の理由でも働けなくなるという事は、それ自体不幸と言う事が前提ではないでしょうか?

 それでなくてもこうした不幸を背負い込んだ人々に、それ以上辛い思いをさせるべきではない。

 だから生活保護費を最低賃金でフルタイムで働く収入を基準に定めているのです。

 けれどもこのプロの生活保護受給者氏のように、最初から「低賃金で働くよりは生活保護を受給した方が賢い」と考えて精神病患者になる人がいるのなら、生活保護費はもっとずうっと低くても問題ない事になります。

 そしてこうしたプロ生活保護受給者も結構いるのです。
 だからパチンコ屋だってウィークデーの昼間でも繁盛しているのです。

 実際、年金ぐらしの高齢者等で、生活保護費より遥かに少ない生活費で暮らしている人は少なくありません。
 そしてそれでも暮らせないわけではないのです。

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 しかし現実には生活保護費は最低賃金でフルタイムより優遇されています。

 例えば医療費は勿論、医師の診断書があれば、タクシー代や飛行機代までもが支給されます。
 これオカシイでしょう?

 低収入で病気や怪我をすれば困るのは、生活保護受給者だけではありません。

 厄介な持病を抱えて働けないから生活保護を受けているとしても、国保でも医療費の上限は定められているのだから、生活保護費からそれを支払えば良いではありませんか?
 それどころかこそ医療費を無料にするから、山本病院事件のような恐ろしい事件まで起きるのです。

 ところがこの山本病院事件が起きた時に、日頃「生活保護受給者の人権が~~!!」と騒いでいる勢力は、一切これを問題にしませんでした。

 これはつまり「生活保護受給者の人権が~~!!」と言っている連中は、実はこのプロ生活保護氏同様、山本病院同様、生活保護にタカっている人間達だからでしょう?
 
 なぜなら「生活保護受給者」と言うのは「低所得者」「弱者」の代表選手ですから、生活保護費の削減や生活保護の不正受給などの問題についての議論が非常にやりづらいのです。

 母子加算や高齢加算廃止の時を思い出せばわかりますが、こういう議論をしようとするとマスゴミが大騒ぎで「カワイソウ!!」「人権侵害!!」と喚き続けるのです。

 一方、政治家や富裕層の一部には、生活保護受給者を優遇する事で、気持ちよく施しをしている気分になり、人権に配慮する善良な政治家を気取る面があります。

 それで放っておくと安易に生活保護受給者の特権化が進むわけです。
 この為、共産党などこれに加担して、生活保護を食いつぶす勢力がいるのです。
 そしてこのプロ生活保護氏のような人間が増えていくのです。

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>サラリーマンで額面22万のやつ息してんのかな?

 そうですね。
 これで一番苦しむのは、額面22万円で働く人達でしょう?
 こういう人達もさなきだに少ない賃金の中から保険料や年金の掛け金などの、社会保険料を負担し、また少額にせよ税金も払っているのです。
 何よりも勤労により社会を支えています。

 因みに低賃金で働く人達の中には、障害や病気を抱えた人が多数います。

 ワタシも難病を抱えているのでわかります。
 例えば難病になって長期入院をすると、殆どの場合そのまま解雇されて、その後、正規雇用の仕事を得るのは殆ど不可能になります。
 だから非正規職でつなぐ事になるのですが、それでも殆どの人達は働ける限り働いています。
 当然、皆低賃金労働者になります。

 しかしこうした人々を差し置いて、最初から勤労を放棄した人間を優遇するのでは、いずれ皆やってられなくなります。

 しかも生活保護受給者を支える為の負担は、彼等低所得者にもかかってくるのですから。 
 こういう状況が続けばホントに息ができなくなりますよね?

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 そして思うのです。
 こうやって勤労者階級は崩壊していくのだと。

 上層階級は優秀な税理士を雇い、海外に資産逃避させるなど、色々と手段を講じて税負担を免れます。
 ところが一般勤労者階級はそれはできませんん。
 
 だからこうした歪んだ福祉など過剰財政支出を支える負担は、全て一般勤労者階級が背負う事になります。
 そうなると所得が低い方から、これを背負う事をギブアップして、負担する側から、受け取る側に回るようになるでしょう?

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 因みに財務省は、消費税を26%まで増税するつもりです。
 消費税は食料から医療費まで全てにかかります。

 財務省は消費税の目的を「福祉を支える為」と言っています。
 消費税は食料から医療まで、生活の為に支払う全てにかかります。
 つまり単純計算で生活費の3割弱が、税金に持って行かれるわけです。

 これだと現在でも手取りの殆ど全部を、生活費に充てないとならない低所得層は、生活できなくなります。
 そして現在何とか貯蓄等のイザと言う時の自助努力をしている人達も、それができなくなります。
 結果、何かあれば速攻で生活保護と言う事になりますよね?
 この状況で一度生活保護を受けたら、二度と働く意欲はなくなるでしょう?

 当に日本の勤労者階級を下から潰していく政策ではありませんか?

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2017-02-10 13:47

生活保護舐めんな!! 賞賛すべき小田原市職員達

 ワタシも欲しい!! 
 マグカップが欲しい!!

「保護なめんな」 マグカップや携帯ストラップなどのグッズも

 神奈川・小田原市の職員が、「保護なめんな」などと書かれたジャンパーを着て、各世帯を訪問していた問題で、そのほかにも、マグカップや携帯ストラップなどのグッズも製作していたことがわかった。
福祉健康部の日比谷 正人部長は「このたび、ジャンパーとポロシャツ以外にも、関連する物品があることがわかりましたので、ご報告させていただきます」と述べた。
この問題は、小田原市の生活保護担当の職員が、「HOGO NANENNA」などと書かれたジャンパーなどを着て、受給者の家庭を訪問していたもの。
小田原市は、9日に会見し、このほかにも、フリースや半袖シャツのほか、「TEAM HOGO」と書かれたマグカップや携帯ストラップなどのグッズを作成していたことを明らかにした。

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 仕事熱心でアイディア豊かな職員達ですね。
 このグッズ、小田原市で売り出したら良いのでは?
  
 生活保護の不正受給には頭に来ている人は多いので、結構売れると思います。

 これを非難している人達がいるようですが、何で非難するのか全然わかりません。

 生活保護の不正受給は3%と言いますが、しかしこの3%と言うのは、立件されて有罪になったのが3%と言うだけです。

 生活保護の不正受給は、それ自体を捜査しているわけではなく、不正受給している人間が他の犯罪を犯した時に、その捜査過程で不正受給が発覚するのです。

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 だから例えば2012年に話題になった年収5000万を超える人気芸人の母親が生活保護を受給したようなケースも、不正受給として立件されていません。

 この場合は息子が人気芸人であり、しかも母親本人が息子と一緒にテレビに出たり、芸人の著書で紹介されたりしていました。
 つまり親子関係は良好で、扶養を要求する事に何の問題も無い事が、全国に放映されていたのにです。

 桝添元東京都知事の実姉や実母も生活保護を受給していました。

 だからこうした不正受給の話は気分が悪くなるほど沢山あります。

 実際、ワタシも歯科医の事務をしていた知人から、生活保護と言う事で受診した患者が、通院予約について「子供のヴァイオリン教室と重なるから」「来月から一家でハワイに行くから」などと言われて、のけぞったと言う話を聞きました。

 こういうのは子供を抱えて離婚して、仕事はしていないけれど、実家が裕福なので実家から多額の仕送りを貰い、しかしそれは隠して生活保護を受給しているのでしょう。

 そしてこうした人達に限って、市役所や弁護士にコネがあったりするので、簡単に生活保護を受給できるのです。

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 しかしこんな人達が生活保護を食い潰すので、本当に困窮して生活保護を受給しなければ生きてイケナイ人達が、受給できずに餓死したり心中したりと言う悲劇に追い込まれるのです。

 だって支給する自治体側に、不正受給を捜査する手段がない以上、こうした問題を防止できないのです。
 
 だから小田原市の職員達は、せめてジャンバーで不正受給防止を訴えたのです。
 それの何処が悪いのでしょうか?

 馬鹿左翼はこれを「人権侵害」とか喚いていますが、しかし生活保護担当職員が幾ら不正受給防止のジャンバーを着ていても、不正しなければ関係ないでしょう?

 逆に言えば馬鹿左翼は生活保護受給者の殆どが不正受給をしていると前提なのです。
 そして不正受給は悪い事ではない、それどころか権利であると信じているのです。

 だから職員が不正受給防止のジャンパーを着て受給者に面接すると「人権侵害」と言うのです。

 こんな事を人権侵害と言うなら、警察の防犯ポスターだって人権侵害です。

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 勿論ジャンパーのロゴでどれだけ不正防止ができるかはわかりません。

 しかしこれはこの職員達が完全に自費で作ったのです。

 だから市民とすれば、このように不正防止に努力する職員を賞賛するべきです。

 今の公務員の中で、仕事の為に自費を使う人ってどれだけいるでしょうか?
 
 仕事に役立つかも知れないからと、自費でユニフォームを作るって、ホントに立派としか言いようのない話ではありませんか?

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 因みにワタシは難病患者なので、生活保護の絶対に必要な制度だと思っています。
 なぜなら難病指定された特定疾患の患者始め、厄介な慢性病の患者にとって、生活保護は唯一のセーフティネットです。

 厄介な慢性病にかかって、入退院や寝たり起きたりを繰り返すような状況になると、当然ですが職場を追われます。

 ワタシが難病になってから知り合った人達のうちで、難病を抱えて働いている人は公務員か、親が自営業で親の会社で働いている人ばかりでした。

 民間企業ではとてもいられないのです。
 
 このよう場合、救済手段は生活保護しかないのです。
 
 難病が原因で失明や四肢の麻痺などの障害を抱え込むと、障碍者年金の対照にはなります。

 しかし一ヶ月の半分は寝込むのような状態になっても、こうした障害が無い場合は、これを救済する年金等はないのです。
 
 だから生活保護だけが唯一の救済手段なのです。 
 病身は乞食も物乞いもできませんから、生活保護がなければ餓死か自殺しかありません。 

 ワタシだって父が幾ばくかを残してくれなかったら、生活保護に頼るしかなかったでしょう。
 
 それを考えると本当に大切な制度なのです。

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 だからこそ出鱈目のそれを食い潰すような事は、絶対に許すべきではありません。

 ワタシはこの小田原市の職員達を断固支持します。
 
 そして彼等を「人権侵害」などと誹謗する馬鹿左翼こそ、受給者の敵なのです。
  
 だって不正を憎む事なく放置しては、制度が正しく機能するわけもないばかりか、存続する事も不可能になります。

 そうなったら本当に生活保護を必要とする人達はどうなるのでしょうか?

 それを思えば、あの馬鹿左翼の態度は絶対に許せません。

 オマケ
 自治体の生活保護費10年で5倍等という不都合な真実


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