二酸化炭素排出量の増加が地球温暖化につながると言う説についての科学的な証明はあまりに複雑で、ワタシはその解説はきちんと読んでいません。
と、言うかそもそも読む気になれません。
だってコイツラ、石炭火力発電禁止とか言うんですよ。
こんなのコイツラの活動がインチキだと言う証明です。
脱炭素詐欺団によると石炭火力発電は二酸化炭素の排出が多いからダメだとのことです。
確かに石炭は炭素の塊なので、石炭を燃やせば全部二酸化炭素になります。
しかし石油や天然ガスを燃やしても二酸化炭素は出るのです。 石油や天然ガスを燃やすと二酸化炭素と水が出るのです。
つまり石炭がダメと言うのは、排出する二酸化炭素の量の問題なのです。
だったら発電の効率が良ければ、その分カバーできるのでは?
つまりより少ない石炭でより多くの電力を発電できたら、石炭火力発電でも無問題でしょう?
それに現実問題として現在世界では大変効率の悪い石炭火力発電所が大量に稼働しています。
だって石炭は安いのです。
元々安かったのですが、それが脱炭素で先進国が石炭の使用を控えるようになって、石油や天然ガスの使用を増やしたので、石油や天然ガスの価格は上がり、一方石炭は益々安くなったのです。
これだと貧しい途上国は石炭の使用を止められません。
だったら石炭火力発電を止めろと言うのではなく、石炭火力発電はできるだけ効率の良い物に変えるなどした方が現実的でしょう?
ところが2022年4月のG7で石炭火力発電の廃止を明記したのです。 幸い廃止の期限を定めるの事は阻止できました。
言い出しっぺはドイツです。
ドイツは実は火力発電の多くをドイツ国内から産出する褐炭に依存していたのに、それを止めると今度は世界中でやめろと言い出したのです。
こんなの完全なインチキでしょう?
因みに日本は石炭火力については世界でも最高の技術を持っています。 その技術による非常に効率のよう石炭火力発電所を欲しがっている国は多数あります。
しかしこのインチキな石炭火力発電廃止で、日本の援助による途上国への石炭火力発電所の輸出が次々と中止になりました。
日本が効率的な石炭火力発電所の輸出をやめたら二酸化炭素の排出は減るのでしょうか?
勿論減りません。
これから益々高価になる石油や天然ガスを買えない国は、効率の悪い老朽化した石炭火力発電所を使い続けるか、中国などから効率の悪い石炭火力発電所を買うだけだからです。
こんなの国際社会では自明なのに、なんで敢えて石炭火力発電を廃止しろと言うのか?
これってつまりドイツが国内事情で世界を振り回しているだけでしょう?
実際これが何の科学的合理性がなかったことの証拠に、今回のロシアのウクライナ侵略戦争でロシアからの安価や石油と天然ガスの輸入が難しくなると、ドイツはいきなり石炭火力廃止を止めました。
だったら日本がこんな馬鹿話に付き合う必要はないはずです。
これから日本は頑張って世界中に石炭火力発電所を輸出していきましょう。
それが世界の経済の発展と環境の改善に役立つのですから。
それにしても地球温暖化とか脱炭素って、こんなインチキな話ばかり湧いてきますよね?
因みに脱炭素について佐賀新聞に凄い記事が出ていました。
記事を読んでから驚いて日付を確認したのですが、2022年7月1日です。 数年前の記事じゃないかと思ったんですけどね。
この記事の著者は新聞記者なのに、ドイツが石炭火力を再開したことや、2022年2月3日にはすでにEUが原発をグリーンエネルギーに指定したことは知らないのでしょうか?
そして太陽光発電のコストが下がっているなら、再エネ賦課金は廃止するべきじゃないですか?
しかし脱炭素推進報道って、結局皆このレベルです。
こういうのを見たら結局脱炭素は詐欺だとしか思えません。
因みに日本は原発についても高い技術を持っていました。 それが長い間原発を新設どころか再稼働もできない状態が続いたので、かなり劣化しているのですが。
でも70年代に原発技術を放棄したイギリスやドイツなどに比べたらはるかに優位に立っている事は間違いありません。
だからがんぱって原発再稼働、そして新設に向けて頑張りましょう。
いつまでも詐欺に騙されているわけにはいかないのです。