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2024-01-24 15:21

インド雑感

 実は今、新NISAでインド株投信を買おうかどうか迷っています。
 で、自分の脳内を整理する為に書きます。

 インドのモディ政権はこれからガンガン国内経済活性化策を取るようです。 インドは80年代から経済成長が著しいし、中国と違って若年人口が非常に多い事から、今後とも経済成長が見込まれます。
 しかし直近では不安もあります。

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 先日、モディ首相がアヨーディアのヒンズー教寺院の落成式に参列しました。 
 しかし実はこの寺院の敷地には16世紀からイスラム教のモスクが建っていた場所です。 一応インドの最高裁ではこの敷地の所有権はヒンズー寺院側との判決が出たので、モスクを取り壊してヒンズー寺院の建設が始まりました。
 モディ首相はこの寺院の落成式に出席したのです。

 けれどもこの件については1992年にヒンズー教徒とイスラム教徒の間で騒乱が起きて2000人以上の人が犠牲になっています。
 そんな場所でモスクを取り壊し、ヒンズー寺院を建てて、更にその落成式にインドの首相が参列するって大丈夫でしょうか?
 インド国内には2億人のイスラム教徒がいるのです。

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 モディ首相はまたカナダでシーク教徒の活動家を暗殺したという嫌疑がかけられています。 イヤ、きっとホントにやったんでしょうね。
 インドにはシーク教徒の過激派と言うもいて、モディ首相はコイツラを徹底弾圧しているというのです。 で、コイツラがカナダに逃げて、カナダに拠点を作ろうとしていたので、モディ首相はコイツラを始末したのです。
 因みにカナダにはインド人も多数移住しているので、コイツラはインド人の中のシーク教徒のコミュニティに入り込んで拠点を作ろうとしたんでしょう。

 モディ首相の率いるインド人民党は、極右・ヒンズー至上主義とも言われているのですが、なるほどこんな政策をやったらヒンズー至上主義とか極右とか言われるのも仕方ないですね。

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 しかしワタシはそうでもない気もするんですよね。
 例えば現在のインドの外交政策、特に日本にとって非常に重要なクワッドなんかは、前任のシン首相からそのまま引き継いだ物でしょう?
 あのシン首相って、日本にも来た事があるし、また安倍首相が最初にインドを訪問した時には大歓迎してくれた人なんですが、ターバンを巻いていましたよね?

 シン首相ってターバンを巻いて、すらりとした長身の上品な人で、これぞインド美男だったんですが、しかしインドでターバンを巻くってシーク教徒だけなのです。
 因みにシン首相の所属はインド国民会議派です。

 つまりモディ首相はシーク教徒の過激派は暗殺までしているけれど、シーク教徒だったシン首相の方針は全く変更せずに受け継いでいるのです。 

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 こういうを見ていると、インドって凄くマトモな民主主義国家ではありませんか?
 だってシン首相・国民会議派からモディ首相・インド人民党への政権交代は、選挙によって行われたのだし、これまでの歴代インド政権も皆選挙によって選ばれてきました。
 そして重要な外交方針のような物は、政権が交代しても引き継がれるのです。

 これって日本より進んでいませんか?
 日本のパヨクは未だに政権交代をしたら他国との条約を全部ひっくり返しても良いと思っていたんですよ。 そしてホントにMITで博士号を取った首相が、アメリカとの条約をちゃぷ台返ししちゃったのです。

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 ところがインドの首相も政党もそんな事はしない・・・・・。
 イスラム教徒とヒンズー教徒で血みどろの争乱事件を起こしても、シーク教徒の過激派が暴れて、それを首相が暗殺しても、それはあくまでインド国内の問題、インド全体の安全保障や経済関係には宗教や党派に関係なく国民的コンセンサスがあって、だからモディ首相はシーク教徒過激派を暗殺しても、シーク教徒だったシン首相の方針は引き継いだんじゃないですか?

 確かに海外で自国の過激派を暗殺するなんて許される事ではありませんが、しかしインドと言う国がこのような形で安定しているなら、モディ首相が糾弾されて首相を辞めても、インドの民主制が揺るぐ事もないでしょう。 

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 それなら政権交代などによる一時的な混乱はあっても、長期的にはインドはこれまでと同様の安定的な経済成長を続ける期待してよいと思えます。
  だったら新NISAでインド株投信を少し買って置いても良いかも・・・・・。

  1. 個人的体験から
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2024-01-12 01:36

犬に噛まれる 飛行機客室へのペット同伴

 昨日、犬に噛まれました。
 昨日は午後3時前から行きつけのパン屋さんにパンを買いに行きました。 そして帰りは写真を撮りながら散歩をしました。
 
 途中で犬を連れた人に何度も出会いました。
 昨日は割と暖かくて穏やかな日だってのですが、それでも冬の最中、3時過ぎに歩き回っているのは犬の散歩をする人ぐらいです。

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 ワタシは子供の頃は犬嫌いでしたが、我が家で猫を飼い始めてから犬も可愛く思えるようになりました。
 そしてよもさんがいなくなってからは、猶更犬がいとおしくなり、他人の犬でもホントに可愛いと思って、道ですれ違うとつい「可愛いね。」と声をかけてしまうし、写真を撮りたくなります。

 すると犬の方もすっかり喜んで、尻尾を振り、寄ってきます。
 自分の犬が「可愛い」と言われると、飼い主も凄く嬉しそうで、写真を撮らせてくれます。
 昨日の帰り道は特に犬の写真が沢山撮れたので、ワタシもご機嫌でした。

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 そうやって発寒川の遊歩道の橋の辺りまで来た時です。 
 橋の向こうから小学校高学年か精々中学生ぐらいの男の子が、犬を連れてやってきました。 犬は柴犬ですが、まだ一人前ではないのか成犬の柴犬より一回り小さく、何だか飼い主の少年と同様なんだか子供子供していました。
 ワタシは犬も飼い主も「可愛いなあ・・・」と思いました。

 ところがこの犬がすれ違いざまにワタシの左手に噛みついたのです。 ワタシは一瞬、左手に痛みを感じて、見ると犬がワタシの手袋を加えています。
 犬を連れていた少年は必死で犬のリードを引っ張って犬を制止してくれたのですが、犬はなぜか酷く怒っているようで、ワタシに襲い掛かろうとしています。
 一体何でこんなことになったかわかりません。

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 とりあえず少年は犬を引っ張って下がり、犬は口から手袋を離しました。 ワタシはその隙に手袋を取り戻したのですが、犬はまだ怒り続けています。
 これではこのまま橋を渡るのは危険だと思いました。

 この橋は遊歩道の橋なので、幅は3メートル弱しかなく、人しか渡れません。  少年は必死で犬のリードを引いていますが、何しろ大人じゃないので完全には犬を制止できません。
 犬は怒り続けてワタシを襲おうとしています。

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 このまま細い橋の上ですれ違ったら、絶対にまた噛みつかれます。
 ワタシは橋を渡る事ができず、橋の袂で立ち尽くしました。 しかし少年も直ぐにこの状況の危険さを察して、橋を引き返したのです。
 お陰でワタシは何とか橋を渡って帰宅する事ができました。

 しかし少年と犬の姿が消えて暫く歩いていると、左手の手袋から血がにじんでいるのがわかりました。 手袋を脱いで見ると、左手の甲に二か所穴が開き血が出ていました。 そしてその穴の間が青タンになっていました。
 更に暫く歩くと、気分が悪くなるほど手の甲が痛みだしました。

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 犬は怖い・・・・・。
 ワタシは初めてそう思いました。 
 ワタシは犬に噛まれたのはこの時が初めてでした。
 しかし犬が噛んだのは一瞬だったのでした。 飼い主の少年がとっさに犬のリードを引っ張ってくれたので、犬は深く噛みこむ事ができなかったのです。
 だからそれほどひどい噛まれた方ではないのだと思います。 それでもこんなに痛み、血が出て、青タンになるのです。

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 それじゃ誰も制止できない状態で本気で噛みつかれたら・・・・、大怪我をしたでしょう。
 そして幼児なら手首を噛みちぎられていたでしょう。
 あんなに小さな可愛い犬なのに、一瞬噛まれただけで、こんな青タンになり、血が出て激しく痛むのです。
 これじゃ大型犬に噛まれたら、大の男だって命を落とすでしょう。

 ワタシは千歳航空祭で見た、自衛隊の軍用犬を思い出しました。 千歳基地の警備に使う犬ですが、巨大なジャーマンシェパードです。
 訓練展示ではハンドラーに従順でとても可愛いのですが、しかしあの犬に噛まれたら、中国の工作員でも死んでしまうでしょう。

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 それでもなんとかワタシは家に帰りつき、傷を洗いました。 そしてもし明日になって腫れてきたら病院に行こうと思いました。
 幸い飼い犬ですから、狂犬病の予防接種はしているはずだし、そもそも日本は狂犬病の清浄国です。
 それでも腫れたら病院に行った方が良いでしょう。

 でも傷を洗った後、手が腫れてくる事もなく、痛みも治まりました。 今は噛まれた左手で平気でキーボードを打っています。
 だからこれ以上心配する必要はないと思います。

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 夜になって久々2チャンネルをしていると、飛行機の客室に犬を連れ込む事の是非を議論するスレッドがあありました。 
 この議論は1月2日の日航機と海上保安庁機の衝突事故の時に、日航機の貨物室でペットが二匹焼死したことから出てきました。
 しかしワタシはペットの客室連れ込みは絶対に許可するべきじゃないと思います。

 だって犬は噛みつきます。
 あの犬が何でワタシに噛みついたのかわかりません。
 しかしあの犬は元来、他人に噛みつくような犬じゃなかったのでしょう。
 だからあの少年の両親も、少年に犬の散歩を任せたのでしょう。 人に噛みつく危険な犬なら、あの子の両親だって、子供に犬の散歩をさせたりしないでしょう。
 ワタシが何か犬の気に障る事をしたのかもしれません。 しかしホントに理由がわからないです。

 つまり犬は人にはわからない理由で噛みつく事もあるのだとしか言えません。
 だったら飛行機内で犬が暴れる事も十二分に考えられます。 飛行機の通路や座席は狭く、もし犬が暴れて人に噛みついたら、犬を引き離すスペースもありません。

 しかも飛行機の旅は、長時間狭い座席に座り続けなければならないとか、人間にとっても決して快適ではないのです。
 犬がストレスだってストレスを溜めます。
 またしつけの悪い子供や、心ない人が退屈まぎれに、犬を悪さをして怒らせる事も十分あり得ます。

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 だったらケージやキャリーケースに入れたら良いのでしょうか?
 でもワタシはこれもダメだと思います。
 ワタシはよもさん(猫)を病院に連れて行く時は、キャリーケースを使っていました。 しかし猫でも結構重いのです。 勿論、普通に道を歩く分には問題のない重さです。
 でも飛行機の通路は狭いのです。 ましてあの1月2日の事故のような場合は、両手で鼻と口を覆い、体をこごめて低姿勢で通路を進むしかなかったのです。
 
 そういう姿勢だと小型犬や猫を入れたキャリーケースでも持って進むのは難しいです。 たとえ進めたとしても他の人よりずっと速度が落ちてしまいます。
 そうなると自分より後ろの人達の脱出を遅らせてしまいます。

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 だったら「自分は猫を連れいますので、脱出は最後にします。 皆さん先に行ってください。」と言って他の人に先に行ってもらい、自分は座席で待てれば良いですよ。 しかし窓が真っ赤な炎で包まれ、機内に煙が充満する状況でそんな事ができるでしょうか?
 ワタシは無理です。 ワタシは臆病で自己中な人間ですから、そんな状況になったら、猫と一緒に通路を塞いでしまうでしょう。
 
 まして中型犬以上の犬を入れたケージなど、そもそもあの狭い通路を通る事ができるのでしょうか?
 中型犬だと犬とケージで15キロとか20キロと言う重さになります。 
 まして大型犬では50キロを超えるのです。

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 それでケージを運べないからと、犬をケージに入れたまま燃え盛る機内の残さざるを得なくなったら・・・・。
 それこそ飼い主には一生トラウマでしょう。

 それではケージから犬を出して、その犬がパニックを起こしたら?
 飼い主だってパニックを起こしかねない状況で、犬のパニックを制止できますか?

 もう絶対に無理ですね。
 一匹の犬を客室に連れ込んだお陰で、何人もの人が死ぬ事になってしまいます。
 それでも客室に連れ込める犬は、盲導犬など厳しい訓練を受けて、どんな状況でも飼い主に従い絶対にパニックなど起こさないような犬だけでしょう。

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 で、2ちゃんでの犬の客室連れ込みのスレッドを見て思ったのですが、皆色々な事を言うんですが、でも誰一人、犬は人に噛みつく動物だと言う事を想定した話をしていないんですよね。
 また犬がパニックを起こしたり、ストレスで暴れる可能性も想定していないのです。
 ワタシも昨日、犬に噛まれるまで想定していませんでした。
 
 でも犬は人に噛みつく動物だし、また飼い主がストレスで苦しむ、飼い主がパニックを起こす状況では、犬のストレスやパニックをどうしようないのです。
 結局この議論は全ての人が平和になれ尽くしている故に起きた議論だと思います。

 あの事故で乗員乗客全員が無事脱出できたことを、海外メディアは奇跡だと報道しました。 あれは全ての乗客が冷静に乗務員の指示に従い、パニックも起こさず、手荷物等は全て置いて、粛々と行動したので、全員が無事脱出できたのです。

 しかしペットの客室内持ち込みを主張する人達は、どうやらこれを全く当然の事として、更に犬や猫も人間と同様に冷静に行動すると考えているのではないでしょうか?
 けれども煙が充満し、悲鳴や鳴き声が溢れる機内で、犬や猫が平然としていられるでしょうか?

 このペットの客室内持ち込み議論は、そもそもあの事故を前提に始まったのに、あの事故のような危機の中でペットの持ち込みが緊急脱出の妨げになる可能性を完全に無視して進んでいるのは実に奇妙でした。

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 因みにワタシはそもそも犬や猫を旅行に連れて行くべきじゃないと思います。
 犬も猫も景勝地にも文化財にも興味がないのだし、御当地グルメを楽しむわけじゃないです。
 犬も猫も旅行なんかに行かなくても、家で飼い主に愛されていれば幸せだし、環境の変化はストレスにしかならないのです。
 だから犬や猫を飼っている間は、できるだけ旅行などは控えて、出来る限りいつも一緒にいてやるべきだと思っています。
 どうしても飛行機に乗せるのは、転勤や転職で、引っ越ししなければならない場合だけにするべきです。

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2023-11-12 12:56

増税クソ眼鏡 岸田総理雑感

 岸田総理の支持率がひたすら下がり続けています。
 まあ当然だと思います。
 
 ワタシは正直言って岸田総理と言う人が、あまり好きではありません。 尤もこれは百パーセントで感情的な感覚で、この人が政治家としてホントに何を目指しているのか?何をやりたいかは全然わからないのです。

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 だってこの人は総理になってすぐに「新しい資本主義」とか言い出したのですが、しかしこれを読んでみても何だか意味不明です。 しかもそれがどのように政策に反映させるのか何の説明もありませんでした。
 そしてそのうち「新しい資本主義」が消えてしまいました。

 そもそもこの人は「聞く力」とか何とな言うだけで、自分の政策ビジョンを説明した事もないし、国家観も不明です。
 だから総理になって一体何をしいのか全くわかりませんでした。
 総理に就任してから既に2年が経ちましたが、しかし今までの彼の言動や政策を見てもさっぱりわかりません。

 その上、観艦式ではなぜかモーニングではなく唯の黒い背広で出席しています。 この人は安倍政権時代の観艦式にも閣僚として出席しているので、観艦式の服装規定ぐらい知っているはずなのに・・・・。
 なんかホントにわけがわかりません。

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 尤も岸田総理を見ていて政治家にとって、そう言う「灰色」と言うか「旗幟を鮮明にしない」ことは悪い事ばかりではない事はわかりました。
 実は岸田総理は外交防衛では、安倍路線を更に前進させるような政策を取ってきました。 

 岸田総理が就任してから世界は一気に不穏になりました。
 ロシアがウクライナを侵略し、中国の台湾侵攻はもう「将来起きるかもしれない危機」ではなく、数年以内に必ず起きる事として対応しなければならなくなりました。
 そしてこの状況で10月7日にハマスが大規模テロを起こし、中東情勢が激変しました。
 その上、この数日、中国は更にフィリピンへの侵略姿勢を鮮明にしてきました。

 こうした状況で岸田政権は、中東問題以外は結構上手く対応しています。
 中東問題以外ではアメリカ始めNATO諸国との連携を強めているし、防衛予算の倍増始め、防衛力強化の為の政策を打ち続けてきました。

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 ワタシはもしこれらの政策を安倍総理や菅総理がやっていたら、マスゴミは天地がひっくり返る程騒いだんじゃないかと思うのです。
 安倍総理はマスゴミと左翼から物凄く憎まれていたのですが、それは結局安倍総理の国家観がマスゴミと左翼が信奉すると言うより信仰してきた9条教に反するからです。
 そして菅総理もまたその安倍総理と志を同じくすると言う理由で憎まれてきました。

 彼等にとっては安倍総理はそもそも「信仰の敵」「神の敵」なのです。
 だから安倍総理の暗殺も、彼等にとっては「神がそれを望んでおられた事」「神の意志」でした。
 こういう状況では、防衛力の強化など9条教の教理に真っ向反するような政策など取れば無事では済みません。

 しかし岸田総理は国家観を鮮明にしていなかったし、そもそも何をしたいのかもわからない人だったので、防衛や外交に関して地味な政策は殆ど9条教徒達にも注目されず、その為か彼等が狂乱絶叫して、岸田総理の外交防衛政策を妨害する事もありませんでした。
 その為、岸総理の外交防衛政策は至ってすんなりと実現しました。 
 だからワタシはこれを見ていて「なるほど政治家にとっては旗幟を鮮明しないのも一つの方策だな」と思ったのです。

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 けれども全く何を考えているのかわからないために、国民としてはこの人を信頼できません。
 例えば防衛予算の倍増は全面的に支持できるのですが、しかし防衛予算倍増の話が出たら即増税と言い出すのです。
 ホントに財源がないならわかりますが、インフレと好景気で税収が非常に増えているうえ、菅総理時代に確保したコロナ対策予算などで未執行のまま残った予算だけでも17兆もあると言うのにです。

 厳密に言えば増税の話は岸田総理の口から出たわけではなく、岸田総理の周りの緊縮派の議員や官僚から出たのです。
 しかし岸田総理が他に財源が幾らでもある事など、増税の必要性がない事には言及せず、周りがドンドン防衛増税に動いているのを放置しているのです。
 これだと岸田総理は防衛費増額を口実に増税したいだけでは?と思ってしまいます。

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 そもそもワタシは岸田総理の経済政策と言うか経済観も全くわかりません。
 安倍総理は「アベノミックス」と言うこれまでの緊縮デフレ政策を全面的に覆す政策を打ち出しました。
 それが成功して安倍政権は戦後随一の長期政権となり、自民党議員は皆この恩恵で議席を確保してきたのです。
 
 だったら岸田総理は「アベノミックス」を継承するのか?
 それとも転換するのか?
 これは岸田政権の経済政策を考える上で非常に重要な問題なのですが、岸田総理はこれについても意味不明の対応しかしていません。

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 前記のように岸田総理は就任前に「新しい資本主義」とか言う話をしていました。 しかしこれワタシも読んでみたけれど全く意味不明です。
 資本主義に富の偏在とか色々問題がある事はわかります。 しかしそれをどうやって解決するかを全く示していません。
 だから何をやりたいのか全くわかりません。
 しかもこの話もいつの間にか消えてしまいました。

 一方この人が首相になってから任期満了の日銀審議委員がリフレ派から緊縮派に変わりました。 
 これだとやはり総理の真意はアベノミックス反対だと思ってしまいます。

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 また防衛増税だけでなく、総理が持ち出す話には必ず増税が付いてきます。
 例えば「異次元の少子化対策」など典型です。 
 少子高齢化を阻止する為に、子育て世代に異次元の支援すると言う話ですが、しかしその財源は結局税金や社会保険料の増額で賄うと言う話です。
 
 しかし考えてみれば社会保険料も所得税も、払っている人の大多数は現役世代です。 つまり20歳から65歳までの人達で、この人達は実は子育て世代です。
 だから社会保険料の値上げや所得税の増税、扶養控除の減額などを財源にしての「子育て支援」って実は鶏の羽根を毟って、それをまた元の鶏に植えるみたいなものです。
 これで鶏が余分に卵を産むようになるわけがないのです。

 ホントに子育て支援をしたいなら、現役世代の可処分所得を増やす政策を取るべきじゃないですか?
 しかし「異次元の子育て支援」で即「財源」の話が出て、即社会保険料の値上げや扶養控除の廃止などの話が出るとなると、これも目的は増税としか思えません。
 
 そもそもこの二年間、総理はチマチマと増税しているのです。

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 因みに社会保険料は国家が強制的に徴収する物ですから、税金と同じです。
 しかも今回選挙対策で岸田総理が言い出した「減税」も実施は来年度以降、金額は4万円、期間は1年未満と言う超ショボい物です。 
 更にこの減税さへ岸田氏の親戚の宮沢税調会長等に潰されそうなのです。

 因みに財源がないから「増税」と言いながら、不用な出費の削減などは一切やる気はありません。
 それどころかLGBT利権増進法案など、利権団体へのバラマキ政策を推進しています。
 その為国民は自分達の税金で「自分は女だと思うから女子トイレや女湯に入る権利がある」などと言う話を理解する事を強制されるのです。

 そもそもこの人は一体何なのでしょうか?
 岸田総理のこうした業績を見れば普通に「増税クソ眼鏡」と思ってしまいます。

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 岸田総理が爆弾テロに遭った時の対応は大変立派でした。 
 テロに構わず予定通り選挙応援を続けました。 予定外でやった事はテロリストを捕まえてくれた二人の民間人に礼の電話を掛けた事だけです。
 これは凄い話で、プーチン何ぞには絶対にできない事です。

 その岸田総理がこうやって財務省やLGBTの言いなりになっているというのは、結局これが彼の意志だからでしょうか?
 だったら支持率が下がり続けるのも当然ではありませんか? 
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2023-06-06 12:40

悪霊 浅間山荘事件の思い出

 昨日、ドストエフスキーの「悪霊」についてエントリーをしたら、温泉猫さんのコメントで「浅間山荘事件」を思い出しました。
 
 浅間山荘事件が起きた年、ワタシは大学一年生でした。
 昼休みに友達と学生食堂に行くと、食堂の入り口のロビーのテレビの前に分厚い人垣ができていました。
 どうやら浅間山荘に機動隊が突入しらしいのです。
 人垣から時々どよめきがおこりました。

 ワタシ達も大いに好奇心をそそられたのですが、しかし人垣はあまり厚く、テレビ画面は全く見る事ができません。
 それで諦めて食事を済ませて食堂を出ました。

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 昼休みの後は法学の講義でした。
 法学の教授は教室に入るなり、実に楽しそうに言いました。

 「みんな見たかい? 機動隊が突入したよ。 犯人がやられて喜んでいる人がいたね。 機動隊員がやられて喜んでいる人もいたけど♪」

 それで教室の中も笑いに包まれました。
 浅間山荘事件では機動隊から死者3名、重軽傷者27名が出ました。
 浅間山荘に立て籠っていた連合赤軍5人は全員無傷で逮捕されました。

 この教授は悪い人ではありません。 
 陽気で快活でそれに単位も簡単に取れるので学生には人気がありました。 ワタシもこの人は嫌いじゃなかったです。
 
 それにしても機動隊員が何十人も死傷しているのを知って法学の教授が楽しそうに笑うと言うのは実に異様で不道徳な話ですが、しかし当時の感覚ではこれが普通でした。

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 学生運動は1969年の安田講堂事件以降急速に凋落しました。 しかしそれでもまだその余波は全国に残っていました。 全国の大学で安田講堂事件を模した立てこもり事件が起きて、それが安田講堂事件同様に機動隊の突入で潰されました。
 ワタシの母校でも同様の立て籠りがあったようですが、これも機動隊に潰されてそうです。

 それでもまだその余波は日本中に残っていて、ワタシが入学した時も、学内に「〇〇粉砕」など描かれたベニヤ板の立て看板が残っていました。 また先輩の中には立て籠った活動家もいたのです。
 そして学生運動が機動隊の突入で崩壊しても、彼等の掲げた理念そのものは学生の常識として全くそのまま受け継がれていました。
 
 考えてみればそれは当然の話で、だって学生運動が盛り上がったのはワタシが中学から高校時代だったのですが、この頃ワタシ達の新聞やテレビを通じて見聞きする情報は、学生運動家達の理念を肯定するモノばかりでした。
 と、言うより浅間山荘で逮捕された連中は、この時代の新聞やテレビが世論として煽った「正義」を実行しようとして、殺人やテロを起こしたのです。
 
 だから学生運動が崩壊しても、この世論で育ったワタシ達には学生運動の「正義」に変わる「正義」など知る由もないのです。
 そして今にして思えば、あの法学教授だって実は結局同じ世論の中で、同じ「正義」を信じて育った人だったのです。

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 で、その「正義」と言うのは実に幼稚なモノで、とにかく現体制は悪、日本は悪、アメリカは悪、よって反体制が絶対正義、これらのモノを破壊すれば全てが解決すると言う発想です。
 それでも国家とか社会とかは巨大なモノですから、その気になって悪いところを探せば幾らでも出てくるし、そういう悪い所を糾弾する事が正義だと思って、糾弾し続けたら、幾らアタマの良い人でも、結局それでアタマが満杯になってそれ以外の事は考えられなくなるのかもしれません。

 そしてそういうアタマだから彼等が「正義」の実現の為に取った手段も、信じがたく幼稚なモノでした。 しかし幼稚ですまないのはこれで本当に何人もの人を殺した事です。
 ワタシは先日youtubeの朗読で数十年ぶりにドストエフスキーの「悪霊」を聴きました。 その時改めてピョートル等革命家達の革命計画の幼稚さと杜撰さに驚きました。 
 しかしその幼稚さや杜撰さを全く荒唐無稽に感じなかったのは、現実に見た革命家達の言動が小説「悪霊」と同レベルの幼稚さと杜撰さだったからでしょう。

 そして当時の日本社会もこの革命家達の幼稚さと杜撰さを見て、学生運動には辟易するようになりました。
 しかし学生運動のやり方に辟易しても、学生運動の「正義」を否定する為の正義はありませんでした。 と言うか新聞やテレビなどこの「正義」を煽り続けた人達からすれば、それをやれば完全な自己否定、自己批判を強いられる事になります。
 だから結局、いかに暴力的で幼稚であろうとも、学生運動家達は「正義の士」として持ち上げ続けたのです。

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 こういう状況だから新聞やテレビが作る世論からすれば、ゲバ棒をもって暴れまわる学生は正義の士だし、そういう学生を逮捕しようとする機動隊員は悪の手先です。
 だからその悪の手先が正義の士の反撃に倒されたら喝采するのです。
 
 そしてこの世論が機動隊側の死傷者を増やしたと言えます。
 本来ならあの状況なら最初からもっと重武装の隊員を突撃させて、犯人の射殺を前提に対応するべきでした。 しかし「世論」を考えれば犯人の射殺などありえず、それで機動隊員等が変わりに死ぬ嵌めになったのです。

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 それにしても時代の精神というか「世論」って怖いですね。
 悪霊の正体はこれかもしれません。

 フランス革命時、ルイ16世の姉妹達も処刑されました。 その時その中の一人の陰毛の生えた部分の皮を這いで、髭の代わりに口の周りに貼り付けて道化た男がいました。
 人々は彼を見て笑い喝采しました。
 
 フランス革命の中でも最も陰惨で下劣なエピソードですが、しかし考えてみれば時代の精神で、浅間山荘事件で機動隊員が殺害されたときに笑った学生達も、学生達の笑いを誘った法学教授もその時代の精神に支配されていただけなのでしょう。
 そしてそれを思えば、戦場で行われた残虐行為も、格別な事ではなく、残虐行為を行った兵士もそれを止めなかった兵士も全く普通の人間だったのだと思うのです。

  1. 個人的体験から
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  3. CM(12)

2023-01-06 13:09

貧困手芸教室 着物のリフォーム他

 昨年、9月~11月下旬まで暫く貧困手芸に嵌っていました。
 
 ワタシの母は嫁入り前にちゃんと装苑の洋裁教室に通っていたので、洋裁は一通りできました。 それで自分の物やワタシや妹の衣類は大方自分で作っていました。 
 我が家では毎年夏に一泊旅行をしていたのですが、その時にワタシと妹に必ず新しいワンピースを作ってくれました。
 それが凄く嬉しかったのを覚えています。

 そんなわけでワタシも母から少し洋裁を習いました。
 尤もワタシはきちんと洋裁教室に通ったわけではないので、作れるのはシャツやパジャマぐらいです。 

 それで昨年、久しぶりにシャツを作ったのです。 この顛末はブログでも少し書きました。 でも下手な洋裁なので、態々写真をアップする気もなかったのです。 
 ところが新年早々「写真が見たい」と言うコメントを頂いたので、アップします。
 ワタシは煽てられると直ぐに木に登るのです。

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 昨年一作目は上の写真のシャツです。
 生地は綿ローン、もう40年前後前にバーゲンで買ったのですが、それでも結構良い値段でした。
 
 でも写真でもわかる通り凄く癖のある柄で、しかもボーダー(生地の片側だけ濃紺無地になったいる)柄なので、服にする場合デザインが凄く難しいので、長い間箪笥の肥やしになっていました。
 でも何とかポーダー部分を上手く生かせるデザインになったので、自分では非常に気に入っています。
 
 尤も出来上がった頃には既に肌寒くなっていたので、これを着て外出することはできませんでした。 夏を待ちます。
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 で、一作目が気に入ったし、楽しかったので、二作目を作る事にしました。
 それが上の写真です。
 
 生地は数年前にフリーマーケットで買いました。 フリーマーケットですから3.8m400円と格安でした。 しかしこれイギリス製の凄く良い生地でした。
 それで大分前にも半袖シャツを一着つくったのですが、今回デザインを少し変えてもう一着作る事にしたのです。 3.8mですから、半袖シャツなら余裕で二着作れるのです。
 
 これも我ながら上出来だと思っています。
 因みにこの二着は、元々昔買った本についていた型紙を少し変形して作りました。
 裾以外は同じ型紙です。

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 二作連続で上手く行ったので、完全にノリノリになって、三作目を作りました。
 それが上の写真です。
 型紙は前二作と同じですが、襟元を少し広くしました。
 
 但し三作目の元は古い長襦袢です。 出所不明で家にあった長襦袢ですが戦前の物だと思います。 生地は羽二重です。
 柄が非常にキッチュと言うか、思い切り派手で華やかです。
 長襦袢は下着ですから、人前で見せる事はありません。 だから男物でも非常に派手な柄や奇抜な柄の物があります。
 これは恐らく若い女性用ですから、普通に派手な柄なのです。

 羽二重ですから着心地は凄く良いです。
 すべすべする肌触りが最高です。
 但し絹物なので洗濯には気を使います。

 でもこういう素材を使って作る事こそ、自分で作る事の喜びです。
 だってこんなの絶対に買えませんから。

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 そんなわけで、もうすっかり洋裁に嵌りました。
 そしてワタシは洋裁に嵌っている間にも、秋は深まり、寒さが募りました。

 実はワタシもこんなに洋裁に嵌って、何着も作り続けた事はないので、自分でも少し驚いていました。
 しかし気が付くとなぜかミシン針に糸がスッと通ります。
 そういえば目玉の調子が馬鹿に良いのです。
 少し前までミシンの針に糸を通すのに大苦心していたのに。
 これは天国のよもさんの助けでしょうか?

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 ともあれこれで益々ノリノリになってきたので、今度は母の浴衣をシャツにしました。
 それが上の写真です。
 浴衣で作ったシャツは涼しくて、夏には最高です。
 
 母の浴衣はワタシが子供だった頃に母が着ていた物で、ワタシは子供心にこの柄が凄く好きでした。 でも母は浴衣を着る事は殆どなく、浴衣はずうっと箪笥にしまい込んだままでした。
 ワタシが着られた良かったのですが、ワタシは母より身長が10㎝以上高く、裄も長いので母の着物は全く着られませんでした。
 だからこの浴衣も裄も丈も足りず、シャツにリフォームしようと思い続けていたのですが、でも解体するのが嫌で、長い長い間そのままになっていました。

 でも解体してしまうと縫製は凄く楽です。
 浴衣地って凄く縫いやすいのです。
 但し柄が非常に大きいので、ポケットや襟をつける時にヘンな柄がヘンな配置にならないように気を使いました。
 でも大体上手く行ったんじゃないかと思います。

 因みにボタンは全部、家にあった物を使いました。
 これだけ色々違ったシャツを作ったのに、それぞれにピッタリと似合うボタンがあったと言うのは凄いです。
 これは母の代からのボタンコレクションのお陰です。
 そしてワタシにも母から受け継いだロッドユールの血が流れているのです。

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 こうやって毎日ルンルンノリノリで洋裁を楽しんでいたのですが、その間にも季節は更に進み、すっかり晩秋になりました。
 母の浴衣をシャツにリフォームしたのは11月半ばになっていました。
 そのころは、毎日冷たい雨が降り続いていました。

 でもワタシはまだルンルンで今度は、ワタシの浴衣を解体してシャツにするつもりでした。
 しかしさすがに神様もよもさまも「そこまで調子に乗られても面倒見切れない」と思ったのでしょうか? 
 
 その後体調が悪くなり、目玉も痛み出し、ワタシの浴衣解体も中止したままです。
 尤も作ったところで着られるのは夏なのだから、焦っても仕方ないです。

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 とりあえず浴衣の解体は無期延期して、またネットに嵌ってダラダラと過ごしています。
 
 昔は体調が悪くて何もできないと、ひたすら不甲斐ない自分を嫌悪し、憎んだのですが、しかし今はダメな物はダメだと思えるようになりました。
 だから体調が戻るまで暫くダラダラと過ごす覚悟です。

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 ワタシの下手な洋裁の作品の写真を見たいと言ってくださる方だっていらっしゃるのですから、下手な作品の下手な写真でもアップして楽しく過ごす事にします。 
  1. 個人的体験から
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