2012-08-31 22:23

反米馬鹿と反日馬鹿

 日本には反米に熱狂する人達が大勢います。 

 とにかくアメリカが気に入らなくて、ひたすら反米を喚くのです。

 

 この日本の反米の同類が韓国の反日です。

 

 なぜなら韓国は日本に完全に依存しており、戦後危機に陥る度に日本に尻拭いをしてもらって来ました。 文字通りオンブに抱っこの状態なのです。

 

 それなのに何で反日?

 

 それは韓国が日本に依存しきっており、面倒を見て貰うのが当然と考えているからです。

 幼児的依頼心が韓国人の人格のメインだからです。

 

 だから甘やかされた幼児のように、自分の期待した事をしてくれないと言って泣き喚くのです。

 

 お菓子をねだって親に叱られた子供が「ママ、大嫌い!!」と喚くのと同じです。

 

  

 

 日本の反米もこれと同じです。

 

 同盟国は親友でもまして夫婦や兄弟でもありません。 せいぜい企業の業務提携程度の関係です。

 

 双方自分の利益の合致する部分でだけ連携するのです。 それ以外の問題ではあくまで自国の利益を追求するのです。

 

 ところが反米を喚く人々に限って、アメリカが日本を助けてくれないと文句を言うのです。

 或はアメリカが日本人を自国民と同等に扱わないと言って文句を言うのです。

 

 馬鹿じゃないですか?

 

 自国民と外国人を同等に扱う国がありますか?

 自国の利益にならない事で他国を助ける国がありますか?

 

 しかし彼等はこれを本気で恨み、恨んだ挙句「アメリカより中国を選べ」などと言い出すのです。

 

 だから反米馬鹿なのです。

 

  

 

 例えばこんな具合です。

 

 米国によって仕組まれた日本の領土問題

 http://kaminoseki.iza.ne.jp/blog/entry/2800975

 

 ??

 

 日本の領土問題が解決しないのはアメリカのせい?

 

 今回問題とされている発言は、日韓国交正常化を前にした65年、ディーン・ラスク米国務長官(当時)が日韓の仲裁を目的に朴正煕氏と会談した際、朴正煕氏が、

「小さなことだとはいえ、腹が立つ問題のひとつが
竹島問題。解決のため、島を爆破したい」

と語った、というもの。
 ラスク長官は、

「所属をあいまいにしてはどうか」

などと提案したという。この発言は米国立公文書館に保管されている外交文書に記録されており、発言内容は2004年6月には
韓国メディアで広く報じられていた。

 http://kaminoseki.iza.ne.jp/blog/entry/2800975

 

 

 反米馬鹿はこれが許せない、「アメリカが日本の領土問題を仕組んだ」と言うのです。

 

 これって当然じゃないですか?

 

 日米安保条約の発効は1952年4月28日です。 韓国竹島侵略は1952年1月18日です。

 韓国は日米安保発効の直前を狙って竹島を侵略したのです。

 

 日米安保が竹島に適応されるわけもないのです。

 

 そして韓国もまたアメリカの同盟国です。

 

 アメリカにしてみれば、日本と韓国の揉め事になんか巻き込まれては堪らないと言うのが本音でしょう。

 嫁と姑の揉め事に困惑する夫みたいな立場です。

 「どうでも良いから喧嘩は止めてよ」と言うしかないのです。

 

 しかし反米馬鹿の皆さんは、アメリカが日本に肩入れしてくれないのは許せないのです。

 

 幾らなんでも韓国ぐらいは日本が独力で叩き潰すべきだと思うのですが・・・・。

 

  

 

 イギリスならそうしましたよ。

 

 イギリスはアメリカの同盟国で、それも兄弟国、血を分けた同盟と言われていますが、フォークランド紛争は自力で解決しました。

 

 アメリカイギリスだけでなくアルゼンチンとも同盟関係だったので、この紛争では一切イギリスを助けて居ません。

 

 けれどイギリスアメリカがイギリスの武力解決に横槍を入れない保障は取りつけたようです。

 

 だからイギリスアルゼンチンと全面戦争をして、フォークランドを奪還したのです。

 

 これはイギリス政府とそれを支持したイギリス国民の力です。

 

 日本も竹島を取り戻したいなら、このイギリスの精神を見習うべきなのです。

 

  

 

 尖閣諸島の問題への認識はもっと愚かです。

 

 戦後沖縄をアメリカが統治していた頃は、石垣島の漁民は尖閣諸島に渡航して漁をしていました。

 

 アメリカは完全に尖閣諸島を防衛していたのです。

 当然沖縄返還時に日本に帰りました。

 

 ところが日本は中国の不当な尖閣諸島領有宣言に抗議らしい抗議もせず、それどころかこの問題を棚上げにして日中国交正常化をしてしまったのです。

 

 本来なら日中国交正常化をする前に、日本は尖閣諸島に自衛隊基地を作って、防衛体制を確保して、中国の領土要求を突き放す為の体制を作っておくべきでした。

 

 日中国交正常化当時はまだ中国には海軍らしい海軍もないし、経済関係はゼロでした。 また沖縄には反日活動家もいなかったのです。

 

 しかし当時の日本政府は領土保全の処置を一切しないまま、何の展望もなく尖閣諸島の領有権問題を棚上げにして、日中国交正常化をしてしまいました。

 

 これは当時の政治家と外務官僚の無能の仕業です。

 

  

 

 しかし反米馬鹿はこういう現実的な問題を無視して、アメリカが悪いと言い、アメリカを憎悪するあまり、中国の着こうと言うのです。

 

 なるほど戦後日本の国益を損ない続けた売国外交官にすれば、上手くいかない事は全部アメリカのせいと言うのは都合の良い責任逃れです。

 

 でもこんな売国奴のいう事に乗せられるって馬鹿すぎませんか?

 

 これって日本を憎悪するあまり、北朝鮮に着こうと言う韓国の反日馬鹿と全く同じではありませんか?

 

 ちなみに韓国では反日と同様、反米も盛んです。 韓国は反米馬鹿と反日馬鹿の国なのです。

 韓国の反米も勿論、韓国が防衛をアメリカに依存しきっている事が原因です。

 

  

 

 自立心が無いからアメリカに依存し、依存する気なのにあんまり面倒見てくれないと言って恨むのです。

 

 実にみっともない人達ですね。

 韓国の反日を見て居たらわかるでしょう?

 

 本当に反米馬鹿って日本の恥です。 

   

 

 

 

 

 

 

  1. 島国根性
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2012-08-19 10:39

島根県の竹島 NHK

>ロンドンオリンピック、サッカー男子の、日本と韓国による3位決定戦のあと、島根県の竹島は韓国の領土だと主張するメッセージを掲げた韓国の選手が、ソウルで開かれた選手団の祝賀会に出席しましたが、試合後の行為については言及しませんでした。

 

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120817/k10014336681000.html

 

  

 

 これは一昨日8月17日のNHKニュースです。 内容はどうでも良いです。

 

島根県の竹島

 

 しかし驚いた事に、NHKがニュースの中で「島根県の竹島」と言っています。

 

 NHKは今まで竹島に関して報道する時「日韓で領有権を争ってきた竹島」と言い続けて居ました。

 NHKだけではありません。 産経以外の他の新聞もそのように報道していました。

 

 ところがなぜか突然「島根県の竹島」と言う事にしたのです。

 

 何でNHKが突然このように正しい表現をするようになったのかは本当のところはわかりません。 しかし普通に考えれば、さすがのNHKもあの韓国大統領上陸で「日韓で領有権を争ってきた竹島」などと言う表現がマズイ事に気付いたのでしょう。  

 

 NHKが表現を変えたのですから、日和見と事なかれ主義を報道姿勢の根幹とする日本のマスゴミ諸社が、NHKに倣う事を期待できます。

 

  

 

 戦後日本は竹島、尖閣諸島、北方領土など領土問題では、恐ろしく好い加減な事なかれ主義外交を続けてきました。

 

 そしてその責任が自民党にある事は事実です。

 

 しかしワタシ自身は自民党を責める気はありません。 なぜならワタシ自身、日本の領土問題について知ったのは、この数年の事でそれまでは殆ど関心がありませんでした。

 

 それはワタシが低学歴で馬鹿だったと言う事もありますが、しかしネットを使うようになるまで、竹島始め日本の領土問題についてきちんとした情報が無かったからです。

 

 勿論、領土問題についてきちんと解説した本は沢山出版されていたと思います。 しかし特に政治に関心の無い普通の人間が普通に触れられる、テレビや新聞では日本の領土問題に関して正しい報道は殆どなかったのです。

 

 産経新聞は報道していたようですが、しかし産経新聞は5大紙の中では一番小さく、販売していない地域の方が多いのです。

 

  

 

 日本は民主主義の国ですから、このような状況の中で、政治家だけが領土問題に正しい対応はできなのです。

 

 それどころか領土問題に関して「ジミンガ~~!!!」と喚く民主党支持者の人達は、土居隆一議員が民主党の議員だったことを忘れたのでしょうか?

 

 歴史的に見れば領土問題では、自民党政権が普通の国としての対応をしようとすると、民主党の母体である旧社会党や共産党などが揃って「軍国主義!!」と喚いて、必死の妨害をして、それを朝日や毎日やその他テレビ各社が全力で応援すると言う事をやり続けました。

 

 そんな中でいくら政権政党と雖も、できる政策は限られているのです。

 

  

 

 それにしてもこんな異常な状況が戦後ずうっと続いたのには、戦後教育の問題もありますが、日本の歴史的な性格もあると思います。

 

 世界中の殆どの国々は、古代から国境紛争を経験してきました。 大陸の国々では建国=国境の確定であり、国の歴史=国境紛争なのです。

 

 大陸で建国すると言っても、隣国との間に境界線など最初から引いてあるわけではないので、人為的に決めるしかないのですが、その決め方を巡って紛争を繰り返すのです。

 

 世界史を見れば、領土と言うのは血みどろの戦いをして守る物だし、そのような戦いをしない為には、常に相応の軍事力を確保して、もてるカードを全て使って、相手に付けいる隙を与えないようにしなければならないのです。

 

 そして「領土は寸土も譲るな」と言う国境問題への基本姿勢など、このような歴史を通じて、全ての国民が骨身にしみて痛感した事なのです。

 

  

 

 しかし日本は建国以来このような経験をしたことはありません。

 

 近代に到って、ようやく日本にも危機が迫り、明治の偉人達はこの事を理解したのですが、それでもこれは経験した事のない事を、理性や知性で学んで理解したことです。

 

 だから理性や知性に欠ける人達は本当に理解したわけではないのです。

 

 そんなわけでこのような人達は、一度戦争に負けるとGHQの作り出した妄想平和論を全面的に受け入れ、更に妄想を加速して、挙句に自国の領土に関して「日韓が領有権を主張する竹島」とか「日中が領有権を主張する尖閣諸島」とか言うわけです。

 

 ちなみに理性とか知性って、学校で教えてはくれません。 学校は知識しか教えてくれないのです。 だから高学歴でも大学の先生でも、ノーベル文学書を貰っても、無い人はないのです。  

 

 けれど今回の韓国大統領の竹島上陸は効きましたね。

 さすがの高学歴お馬鹿さん達も、韓国との領土問題が妄想平和主義でなんか解決しない事が少しわかったのではないでしょうか?

 

 だから「日韓が領有権を主張している竹島」が「島根県の竹島」になったのではないでしょうか?

 

  

 

 日本は今、建国以来初めて、本当の国境紛争に直面しているのです。

 

 竹島も尖閣諸島も絶海の孤島ですから、つい数十年前までは領有する事のメリットは漁場の確保ぐらいでした。

 

 しかし今は海底資源を巡ってその領海が、陸上以上の重要性を持ってきます。

 

 大陸の国々では古代から都市の領有権を争うような深刻な領土紛争は普通でした。 常にそのような紛争を行う事によって初めて現在領有している領土を守る事ができると言うのが、大陸の国々です。

 

 日本も今そのような状況になっているのだと思います。

 

 これは大変苦しい事です。

 

 けれど世界中の他の国々は皆このような紛争の中で生き抜いてきました。 どんな小国でも途上国でもこのような紛争を戦って国を守っているのです。

 

 国境紛争は嬉しい事でも楽しい事でもありませんが、普通の国が生きていくには常に付きまとう普遍的な問題なのです。

 

 だからワタシ達日本人もこのような現実を受け入れて、この紛争の中を生き抜く為に頑張るしかありません。

 

 韓国大統領の竹島上陸はそれを日本人にわからせてくれたのです。 そう言う意味ではワタシはアキヒロに感謝しています。

  1. 島国根性
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2012-04-03 13:36

システムだから国旗と国歌

——国旗・国歌の義務づけはいかがですか。

 

 氷上:伝統の象徴として、あるのはわかる。サッカーワールドカップとかオリンピックとか、国旗を掲げて国歌を歌うのが国際儀礼なんだから。でも卒業式にそれがいるのかわからないね。

 

 日本人は愛郷心と国家意識を分ける必要がある。自分の小さな共同体、いわば「ふるさと」を大切に思う気持ちと、国家意識とは別。「ふるさと」は具体的な想い出だったり、いろんなものが詰まっている存在だけれど、近代国家は「システム」です。

 

 それがいつの間にか「故郷」を愛することが「国家」を愛することに同心円で一緒にされてしまった。この二つは峻別すべきなんです。国境を越えた資本主義、グローバリズムの中では、逆に「愛郷心」は大切にした方が良い。でないと逆に「ナショナリズム」に足をすくわれるから。

 「コスモポリタン」なんて、単なる根無し草にしか見えない。郷土愛の根は大切にしたい。それにしても今の「卒業式における国旗国歌の遵守」は、ただの教育に対する統制手段としか見えないけれど。

 

 http://www.news-postseven.com/archives/20120325_96423.html

 

  

 

 卒業式の国歌斉唱についての、麻布高校校長の意見の一部です。 麻布高校の東大進学率は日本でも最高レベルだそうです。

 

 現在東大など名門大学への進学者の多くはこのような私立進学高校の出身です。 そしてこのような東京の私立名門校の多くがこの麻布高校のように「リベラル」な校風のようです。

 

 これでわかりました。

 

 財務省民主党政権は、昨年から東北の被災者を人質にとって増税を迫っています。 そして増税法案が通るまで、被災者は困窮するに任せようと言うのです。

 

 日銀引き受けだけで十二分に財源はあるのに、何でこんな冷酷な事ができるのか?

 

 とても不思議に思っていました。

 

 でもこの麻布高校の校長先生の話を聞けば、良くわかります。

 

  

 

 民主党の高学歴議員も財務省や日銀のエリート官僚も、多くが東京の名門高校、名門大学の出身です。

 

 当然の事ですが、彼等にとって東北は「故郷」ではありません。

 

 だから東北の復興などどうでも良いのです。 

 

 同じ理由で宮崎口蹄疫が蔓延した時も放置しました。

 

 宮崎だって民主党の高学歴議員には「故郷」ではありません。 

 

 民主党の支持者も「都市の高学歴、高収入」の人が多いとかですから、宮崎とか東北とか自分達の故郷でもない田舎の人間の事などどうでも良いのです。

 

 だから東北や宮崎を窮状を放置したからって、全然気にしません。 

 

  

 

 彼等にとって「故郷」と言うのは、彼等の生まれ育って「思い出の詰まっている」所です。

 

 つまり都市の高級住宅街、そして青春を過ごした学校とその同窓生達、それから自分の家族です。

 

 従ってこの校長の教育が成果をあげれば、彼等が愛すべきなのは、学友や家族や自分の住んでいる所だけです。

 或は自分の生活を保障してくれる職場だけです。

 

 つまり学閥や門閥や、省庁の利益を守る事は、完全に善なのです。 

 

 で、でも法律は?

 公務員や国会議員は法律を守らなくちゃならないでしょう?

 

 法律では国家公務員や国会議員が、学閥や門閥の省庁の利益を国家の利益に優先させちゃダメでしょう?

 

 いいえ、問題ありません。

 

 だってこの校長先生によれば、ナショナリズムは無条件に悪です。

 

 法律って国家の決めたものでしょう?

 

 それどころかこの校長先生が「近代国家はシステムです」と言うのは、つまり近代国家が君主の所有物とか部族や宗教コミュニティーと違い、法治主義によってなりたっているからです。

 

 近代国家を国家として成立させるシステムこそが法律なのです。

 

 こんなモノを尊重したら、ナショナリストその物になっちゃうじゃないですか?

 

 法律は自分や自分の属する門閥や学閥の為に利用するのが、この校長先生の正義なのです。 門閥や学閥或は会社や省庁の利益を国家の利益に優先させなくてはならないのです。

 

  

 

 一般の低学歴の人間が東北の被災者に同情し胸を痛めるのは、この人達も自分達と同じ日本人であると思うからです。

 

 そして日本人であるから、日本政府が彼等を救う為に何もしないのは許せないと思うのです。

 

 勿論東北出身者など日本人の極一部で、それ以外の人々は別に東北に親戚や知り合いがいるわけでもありません。  

 それどころか東北などに行った事のない人の方が圧倒的に多いのです。

 

 けれどそんな事に関わりなく、東北は日本であり、東北の地は自分達の故郷や現在住んでいる街同様大切なのです。

 

 だってワタシ達は日本人です。

 

 低学歴で、法律とか法治主義とか、そう言うモノはわからなくても、日の丸を自分達の国旗として、君が代を国歌として歌うのです。

 

 東北の人も宮崎の人も、そして東京や北海道やその他遠く離れて、行った事のない土地の見知らぬ人々も、同じ歌を国歌として歌い、同じ旗を国旗として掲げる事で、家族や近所の人々と同様の仲間となるのです。

 

 国家のシステム、システムの内容や意味は理解できなくても、国旗や国歌を共有する事によって、自分達の連帯感を持ち、それによって自分の故郷も見知らぬ東北の街や村も等しく愛するのです。

 

 そして見知らぬ人同志、遠く離れた異郷の街や村が、お互いに助け合って生きる為の規則として、自分達で法を定めたのだから、法律の条文など理解できなくても、それはヤッパリ尊重しなけれればならないと思うのです。

 

 これがナショナリズムなのです。

 

  

 

 近代国家は確かにこの校長先生の言うように「システム」なのです。

 

 つまり故郷のように感覚的に触知できて、本能的に愛情を感じるには無理のある物なのです。

 

 しかし近代国家の成立以前、基本的人権の保障や人間の平等などは極めて好い加減な物でした。

 

 それは全ての人が国家なんかより、故郷や親族或は同じ宗教を信じる人々を大切にしたからです。 これは人間感情から言えば当然の事なのです。

 

 そうなれば自分と異郷の出身者や自分の親族でない人々や宗教の違う人々の人格を、自分の親族や故郷の人々や同じ宗教の人々と同等に扱う必要はありません。

 いや、そんな事は正義に反するのです。

 

 これは人間から言っても当然の結果です。

 

 そのような状態は良くない、少なくとも同じ国家の中では、人は平等であり、その人権は尊重されるべきである、そのような社会を作ろうとしてできたのが近代国家、国民国家なのです。

 

 だから国民国家は個人の本能や感情によらず法律の支配を原則とする「システム」になるのです。

 

  

 

 けれど法体系のような抽象的な物は、ワタシのような低学歴には理解できません。 そしてどの国も殆ど国民は低学歴です。

 

 それに学歴に関係なく人間はやはり感情の動物のです。

 

 幾ら理性で「基本的人権を守る為には国民国家が必要」と思っても、それを感情に訴える物がなければ、やはり本当に法を守り、同じ国家に属すると言うだけで、見ず知らず人々、行ったこともない街や村を大切にしようと言う気にはなれません。

 

 だからその感情を通じて国家を理解するために、国民国家は国旗や国歌を定めたのです。

 

 そして折に触れて国旗を掲げ、国歌を歌う事で、国民として自覚を確かめる事にしたのです。

 これによって自分達は同じ国の国民であり、お互いに愛しあい助け合おうと思えるようにするのです。

 

 国家が無人格的なシステムであるからこそ国旗や国歌が必要なのです。

 

 卒業式に国旗を掲げ、国歌を歌うのもこのためです。

 

 つまりこれから新しい人生に向かうにあたって、国民として同じ国民、同じ国家に属する街や村を、自分の故郷や親族同様に愛せるような人間になることを目指す為です。

 

 法を守り全ての国民に対して公正な人間になる事を目指す為です。

 

 このような国家を愛する事がナショナリズムです。

 

  

 

 この校長先生がナショナリズムを悪とする理由はわかります。

 

 戦後教育の目的は唯一つ「二度と戦争を起こさない」でした。 この戦争は勿論日本が起こす戦争で、これは防衛線もダメなのです。

 

 こうなると軍隊を否定するだけでなく、日本を否定するしかありません。 

 

 だって日本と言う国がこの世にある限り、現在どんな憲法や政治体制でも、いつか戦争を起こす可能性はゼロとは言えません。

 

 だから何が何でも日本に関する物は否定するしかありません。

 

 アタマが良くて先生のいう事を素直に信じる人達には、このような人達が多いのです。 先生を信じて自分も先生になりたいとまで思うような人には特にこのような人達が多くなります。

 

 そしてこのアタマの良い人達は、他人から教えられた事は後生大事にするけれど、自分では考えてそれを修正するなんてことは絶対しないのです。

 だから一回プログラムを入れたら、そのまま安定的に使える安心便利な機械と同じです。

 その意味ではとても教育効果の高い人々です。

 

 しかしワタシはアタマが悪いし、先生なんかあんまり尊敬した事もないので、こんな馬鹿な話は全然信じられません。

 

 自分の感情と、自分が勝手に読んだ本から得た乏しい知識からすれば、国家はワタシを守ってくれる大切な存在です。

 

 そして行った事もない東北や宮崎の人々は、ワタシと同じ日本人です。

 

 だから別に国債なんか暴落しても良いから、彼等を助ける事を優先して欲しいです。

 

 だってお金の為に家族の苦境を見捨てるなんて事は、考えてもいけない事でしょう?

 

  

 

 

 現在多くの途上国は、何とかナショナリズムを向上させようと苦労しています。 

 なせならナショナリズムなしでは、国家の中で人々が法律を守り、公正な社会を作る事ができないからです。

 

 これらの国々の人々は、この校長先生の理想の愛郷心に生きている人が多いので、国家や国民の利益よりも愛郷心や同族への愛情を優先させているのです。

 

 それでエリートになっても、その権限を同族や故郷の為に使い、それ以外の自国民の事などには無関心なのです。

 

 おお、民主党の議員や日本の汚職官僚と同じではありませんか?

 

 名門進学校の理想の人格がつまり現在の東北の被災地の悲惨や、宮崎の畜産の破滅を招いたのです。  

 

 ワタシは最近自分のアタマが悪かったことを心から喜べるようになりました。

 ワタシと同じ低学歴の皆さんも喜んでいるのではないかと思います。

  1. 島国根性
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2011-03-08 12:28

開国と鎖国

 エジプトの情勢はひとまず落ち着いたようです。

 けれど一応民主化はしても、これからもエジプトが安定した民主主義国家としてやっていけるかどうかはわかりません。

 

 なぜならエジプトはアラブ諸国では最大の8000万の人口を持ち、またイスラム文化の中心地ではありますが、観光や農業ぐらいしかめぼしい産業はありません。

 

 国民の4割以上が貧困層です。 しかもその人達の殆どが読み書きができないと言うのです。

 

 けれどこのエジプトは実は日本の明治維新(1868年)よりも半世紀以上早く18000年代初頭から近代化を始めた国です。

 

  

 

 1798年エジプトはナポレオン軍の侵攻を受け、迎え撃つエジプト軍は惨敗します。 この惨敗で近代化の必要を痛感したエジプトの太守ハンマド・アリー - Wikipediaは、全力でエジプトの近代化に取り組みました。

 

 つまり明治維新と同様、ヨーロッパの先進国から技術者や教師を招き、教育や税制、軍事組織や農業の近代化を図り、また官営工場を作って、エジプトに工業を起こそうとしました。

 

 この近代化は一部成功して、たとえば現在エジプトの重要産業である綿花栽培などは、この時の成果です。

 また後にアラブ民族主義の中心になり、エジプト独立運動を指導したナセル、その後継者サダト、そしてムバラクを生んだ士官学校なども、この時作られました。

 

 だからムハンマド・アリーは「エジプト近代化の父」と言われています。

 

  

 

 けれど結局、エジプトは近代化後発組の日本や、更に台湾やタイなどにも、大きく遅れてしまいます。

 

 なぜでしょうか?

 

 直接的にはエジプトの近代化政策は、ムハンマド・アリーの死と共に終わります。 彼の後を継いで太守になった息子は、馬鹿で浪費家で、近代化政策をアッサリ止めてしまいます。 そして結局エジプトはイギリスの支配下に置かれてしまうのです。

 

 現在では「エジプト近代化の父」と讃えられるムハンマド・アリーですが、生前彼が必死に近代化に取り組んでいた時、彼と一緒にエジプトの近代化を目指す人は、極少数でした。 

 ましてそれが国民的な支持を受ける事などありませんでした。

 

 それどころか、近代化に事業にかかる経費は、国民の負担になったので、怨嗟の的だったようです。

 

  

 

 ところでエジプトの近代化政策を始めたのは、ムハンマド・アリーが最初ですが、けれどそれまでエジプトは鎖国をしいたわけではありません。

 

 これはエジプトだけではありませんが、当時エジプトの宗主国だったオスマントルコ帝国も、その他のイスラム諸国も、鎖国などした事はないのです。

 

 イスラム諸国では商業商人を尊びます。 その商人達は常に広く外国と交易をして、勿論地理的に非常に近いヨーロッパとも交易交流を絶やしたことはないのです。

 

 またエジプトはイスラム文化の中心地で、学問の中心地ですから、アラビアンナイトの時代から全イスラム世界から、学生が集まりました。

 

 けれどムハンマド・アリーの近代化が始まるまで、ヨーロッパから技術を導入して工場を作ろうと言う商人も、またヨーロッパへ留学しようと言う学生もいなかったのです。

 

 ちなみにエジプト人は近代以前でも、ヨーロッパの言語を学ぶのに、杉田玄白達のような苦労はいりません。 自由に交易をしていたのですから、ヨーロッパの言語に堪能なエジプト人は沢山いました。 ベネツィアの商館に滞在するエジプト商人も居たのです。 

 

 ちなみに近代以前この地域の基軸通貨はベネツィアのデュカーレ金貨です。

 

 こんなにヨーロッパに近いのに・・・・・。

 

  

 

 日本では今も「鎖国で日本の近代化が遅れた」「江戸時代は惰眠の時代」と言う説を今も信じている人がいます。 この前チャンネル桜のTPPについての討論でも、そんな事を言っている人が居たので呆れました。(討論TPP チャンネル桜  http://yomogineko.iza.ne.jp/blog/entry/2115898/

 

 けれど世界史を見ればわかりますが、世界の殆どの国は鎖国なんかしていません。 そればかりではなくエジプトのように非常にヨーロッパに近い国々が沢山あります。

 

 でもそれらの国々が全部日本より先進国になったわけではありません。 それどころかヨーロッパの植民地にされたのです。

 

 更に東欧諸国やロシアも先進国になれませんでした。 これらの国々は早くから留学生をフランスドイツに送り、またそれらの国々から技術者や学者や軍人、更に職人、農民、家庭教師まで招いてその文化を学んだのにです。

 

  

 

 今後、エジプトがどうなるのかはわかりません。

 

 しかしこれらの国の現実を見て、また世界史の現実を見たら、「平成の開国」なんて浮かれている人がどれだけ馬鹿だかわると思います。

 

 彼らは日本と一部の先進国以外の国しか見ていないのです。 それしか見えないのです。

 だから「鎖国=惰眠」「開国=近代化」の世界では全く非常識でしかないステレオタイプ的思考しかできないのです。 これってうちのよもちゃんが呆れた「猫は自然の中で魚を食べる」と全く同じレベルの話です。

 

 これこそ本当に島国根性ではありませんか?

  1. 島国根性
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2011-02-28 11:48

漢字読めない看護師

 これから病院に行くと漢字の読めない看護師に看護される事になるかもしれません。 これは恐ろしい事です。

 

 例えば血液検査を受けるとして、患者の血液を採血して、その血液の容器に患者の名前や検査項目などを書き込んだラベルを貼るのは、看護師の仕事です。

 

 でもこれからは、この項目をきちんと書けない、読めない看護師がそれをするのです。

 

 また入院すれば看護師さんが薬を配ったり、注射をしたりしてくれます。 しかしその看護師さんは患者の名前が読めないし、注射や薬の理由である病気の名前も読めません。

 

 これって怖すぎます。

 

 でもこれは冗談ではなく現実になります。

 

  

 

 ★振り仮名など200カ所配慮=外国人受験の看護師試験-厚労省

 

 厚生労働省は20日、同日実施した看護師国家試験で、経済連携協定(EPA)に基づき受け入れた外国人受験者に配慮し、難解な専門用語に振り仮名を付けるなど、設問の約200カ所で対応策を取ったと発表した。
 同省によると、難読用語への振り仮名が8カ所、疾病名などの英語併記が183カ所、外国人名のアルファベット併記が3カ所。
 看護師試験の合格率は、日本人の90%前後に対し外国人は1.2%にとどまり、同省は医療現場への影響に留意しつつ、「言葉の壁」に配慮した問題作成を初めて行った。(2011/02/20-21:20)

 

 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011022000228

 

  

 

 日本がインドネシア人やフィリピン人の看護師を受け入れたのは、両国との間に結んだEPAの結果です。 そのような協定を結んだならそれは守るべきです。

 また外国人の看護師が悪いとは言いません。

 

 しかし看護師は患者の生命に関わる専門家ですから、日本で働く以上絶対に日本の国家資格が必要です。 日本語が不自由な外国人だからそれを甘くすると言うのは問題外です。

 

 だって上記のようにの正確な読み書きは、看護師の仕事の最低条件です。 

 

 ところが上記の記事のように、今回日本政府が行った試験では、患者の名前どころか専門家なら日常使うはずの専門用語も満足に読めない書けない看護師ができてしまうのです。

 

 専門用語のわからない専門家と言うのがこの世にあるでしょうか?

 

  

 

 今回このインチキ試験を受けた受験者達は、母国で看護師に資格があり、日本で3年間看護師の助手などをしながら日本語を学んだと言います。

 

 それで看護師の国家試験を受けた所、合格率が1%程度だそうです。

 

 これって当然ではありませんか?

 

 例えば日本人の看護師が英語圏の国で3年雑役をしながら英語を学べば、その国の看護資格がとれますか?

 そんな事はありません。

  

 だから英語圏で看護師として働きたい日本の看護師さん達は、自費で語学を学んでから当該国の試験を受けるのです。

 

 例えば今回のニュージーランドの地震で行方不明になっていらっしゃる看護師さんの経歴を見ればわかります。

 

 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110228ddm041030117000c.html

 

 皆素晴らしエリート看護師ばかりですが、それでも海外で働く資格を取るためには、自費で語学留学をしています。

 

 いかにエリート看護師と雖もきちんと言葉のできない人を、医療現場で使うわけにはいかないから当然なのです。 

 

  患者の生命にかかわることで、安易な同情や妥協をするのがオカシイのです。

 アメリカイギリスオーストラリアなどでは、外国人の看護師を受け入れていますが、勿論それぞれの国の国家試験を全部英語で受けなければなりません。 オーストラリアなど一度落ちるとそれっきりダメと言う厳しさです。

 

 これを差別とは言わないのです。

 

  

 

 けれど結局日本ではこのようなインチキ試験で、読み書きのできない看護師を作ってしまいました。

 

 そしてこれに関するニュースを検索していると、大変呆れた話ですが、「言葉による差別を辞めるべきだ」とか「日本語を壁にするな」とか言う意見が出ています。

 

 そしてその背景にあるのは「外国人なのに、日本人と同じ日本語能力を要求するなんて差別だ。 可哀相だ。」と言う発想です。

 

 でもアメリカで看護師資格を取るのに「外国人だからアメリカ人並の英語力を要求するのが差別だ。」なんてことが言えますか?

 

 まして専門用語がわからないから、「試験には日本語も書いてほしい」なんて言えますか?

 

  

 

 このような事を言っている人は、本当に島国根性と言うか、国際社会を理解できない人ではないかと思います。 

 

 だからまるで田舎の英語教師が町に初めて来た外人に、やたらに親切にして、付きまとって頼まれもしない通訳を続けるような事をして、それが国際化だと思っているのです。

 

 本当の国際化ってこんな事じゃないはずです。

  1. 島国根性
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