2017-08-16 21:57

The Royal Edinburgh Military TATTOO 2017 自衛隊

 face bookから拾いましたが、何と今年は自衛隊がエジンバラのThe Royal Edinburgh Military TATTOO(8月4~26日)に参加しています。

陸上自衛隊

陸上自衛隊中央音楽隊 ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー参加について

陸上自衛隊中央音楽隊は、平成29年8月4日(金)から26日(土)の間、英国スコットランドで実施されているロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー(軍楽祭)に自衛隊として初めて参加しています。

この軍楽祭は、1950年からエディンバラ城前広場で毎年開催され、毎年約22万人が来場する世界最大規模の軍楽祭です。

中央音楽隊は、和太鼓やほら貝を使った演奏のほか、着物姿の女性ボーカル(松永士長)の歌や、甲冑姿の隊員による殺陣の演技など、日本の伝統文化を取り入れた演出を披露しています。
動きながら吹奏するドリル演奏でも全く乱れることのないサウンドと、圧倒的なフォーメーションの美しさにより、称賛の拍手で会場を埋め尽くました。また、フィナーレでは、再び女性ボーカル(松永士長)が全出演者の伴奏での独唱を披露し、透き通った歌声で来場者を魅了しました。

本軍楽祭には英国軍楽隊のほか、インド海軍軍楽隊、フランス第9海兵軽機甲旅団軍楽隊、モナコ公国王子音楽隊、米国海軍欧州軍楽隊等が参加しており、参加軍楽隊との多国間交流を通じ、参加国との信頼関係を構築するとともに、諸外国に対し、陸上自衛隊に対する理解の獲得を図っています。

 

 欧州ではこうした軍楽隊の音楽祭が盛んなようですが、このThe Royal Edinburgh Military TATTOOが最高のようです。

 主催国のイギリス軍を中心に招待された各国の軍楽隊が、きらびやかな軍装で見事な演奏を競い合います。

 ワタシもこの音楽祭を知った時から、自衛隊には是非参加して欲しいと思っていました。

 動画はAct1~14まであり、全部見ると1時間45分程になります。

 因みに自衛隊の演技はこれです。


 
 技巧は素晴らしいのですが、少し演出が生硬に過ぎると言う気がします。 ワタシはもう少しユーモアのある演出にするべきではと思うのですが、皆様はどう思いますか?

 そして松永士長のソロによるフィナーレ



 ともあれ美しい夏の夜の夢のような世界です。

 皆様も楽しんでください。 
  1. ヨーロッパ
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2017-06-22 14:54

ナチスが悪いと言っていれば安心w ナチス式敬礼

 日本のスポーツ大会での選手宣誓のポーズが、ナチみたいなんだそうです。

 運動会の選手宣誓のポーズ、「ナチスを想起させる」? ドイツ出身タレントの指摘で議論広がる

 「右手をあげることを問題にしているわけではなくそれがナチスドイツで行われたベルリンオリンピックが由来でなおかつ選手宣誓のときのポーズに特段のこだわりがないのであれば、他のポーズの方がいいんじゃないかなと思っています」

 実はこれ先日2チャンでもスレが建っていました。
 
 でそこで拾ったのですが、これは嘘です。

6 名前:名無しさん@恐縮です@無断転載は禁止[] 投稿日:2017/06/21(水) 23:51:07.18 ID:8D8jpyL80 [1/3] 
■選手宣誓のポーズのルーツはナチスというのはデマ 

https://anond.hatelabo.jp/20170621080749 

オリンピック憲章(https://goo.gl/kuELtR)規則69付属細則1.12で宣誓は「右手を挙げて、次のように厳粛に宣誓する」と規定されているからね。何もかもナチスのせいにするのは愚か 

馬鹿に騙されたなら恥ww


 歴代オリンピックのポスターの中に1924年のパリオリンピックのポスターがありますが、ここに描かれている選手達は問題のローマ式敬礼をしています。

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 ベルリンオリンピックは1936年ですから、実にその12年も前からこのローマ式敬礼のポーズが選手宣誓のポーズとして定着していたことがわかります。

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 それにしてもこの手の人間気持ち悪いですね。

 ヒトラーが悪い!! 
 ナチが悪い!!

 と言って敬礼や卍など、とにかくナチと似た物を攻撃していれば、ファシズムも戦争も虐殺も起きないと思っているのでしょうか?

 こんな事をしていたら正しい歴史を学べなくなって同じ失敗を繰り返すだけではありませんか?

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 ナチが台頭したのは、1929年の世界恐慌の後のドイツ経済が余りに悲惨だったからです。

 第一次大戦敗戦直後、ドイツ経済はハイパーインフレに見舞われて破綻しました。

 しかし1923年にライヒスバンク委員長に任命されたホーレス・グリーリ・ヒャマル・シャハトは、レンテンマルクの発行で立て直し成長軌道に乗せました。

 けれども1929年、漸く立ち直ったばかりのドイツを今度は世界大恐慌が襲いました。

319

 シャハトは財政出動と金融緩和によってのドイツ経済の立て直しを進言しましたが、時のブリューリング内閣はこれを拒否しました。

 代わりに徹底した均衡財政主義を取り、ひたすら緊縮と増税を繰り返したのです。

 これによりドイツ経済はドンドン悪化して行きました。 そして遂に労働者の3分の1が失業し、中産階級でも家を喪ってテント生活に追い込まれる人が続出しました。

 彼等はホームレスになっても、規律正しく生活したのですが、そのような人々がテント生活でどれほど苦しんだかは想像に難くありません。

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 その彼等が縋ったのが共産党とナチス党でした。

 だって既存の政党は結局、均衡財政しか頭にないのですから。
 不況下で均衡財政を貫くと言う事は、不況で税収が減れば税率を上げ、支出を減らし、益々不況を深刻化させると言う事にしかならないのです。
 
 このブリューリング内閣に絶望したシャハトは、ナチに協力します。 
 そして知人の銀行家達にナチへの政治資金提供を呼びかけました。

 一方ヒトラーは全面的にシャハトの経済政策を取り入れました。

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 そこでナチが政権を取った時、シャハトは財務相とライヒスバンク総裁を兼任して、徹底的な財政出動と金融緩和を行います。

 そしてドイツ経済を見事に回復させたのです。(ナチスの知恵に学ぶ) 
 彼はこの成功で「財政の魔術師」とまで呼ばれました。

 失業者もテント生活者もいなくなったばかりか、それまでは労働者階級にとっては手の届かない贅沢だった自家用車や、豪華船の海外旅行、或いはリゾートホテルでの休暇などが可能になってきました。

 この当時世界中がナチス党の成果に驚嘆し、ヒトラーを礼賛したのです。
 
 ベルリンオリンピックが開かれたのもその最中でした。

 これでドイツ国民がヒトラーを支持しなければ嘘です。

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 勿論、ナチが台頭し始めた時から、ナチに批判的な人々は多数いました。
 しかしその人達は、失業してテント生活に追い込まれていたわけではないのです。

 そこそこ預金のある人間であれば、GDPが半減するほどのデフレも、労働者の3分の1が失業するような不況も極めて快適です。 不動産や美術品は激安になり、使用人はタダ同然で雇え、二束三文で体を売る女性達が街に溢れているのですから。

 しかし妻子を抱えてテント生活を余儀なくされる人々が、こんな人々の言う民主主義の理想論なんかに構っていられるでしょうか?

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 人間の忍耐力には限りがあるのです。 
 今日明日の生活が成り立たない時は、高邁な理想や、先々の不安なんかどうでも良いのです。

 そしてヒトラーは一気に、今日明日の生活を建て直し、未来への希望を与えてくれたのでした。

 だから人々はナチがユダヤ人を迫害しようが、焚書をようが、ヒトラーを支持したのです。

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 しかしここで考えるのです。

 だったらもしブリューリング内閣が、当時のドイツの既存政党のどれかがシャハトの提言を入れて、シャハトに財政・金融を任せていれば、ナチなんかが出る幕はなかったのではないかと。

 シャハトは学歴も、生まれ育ちのエリート中のエリートで、しかもレンテンマルク発行で破滅的インフレを終息させたと言う大変な功績のある人物です。

 これほどの人なら、名門政党が財政・金融を任せても全く無問題でしょう?

 そしてシャハト自身はナチズムに傾倒していたわけでも、ヒトラーを尊敬したわけでもありませんでした。

 彼は唯、泥沼の不況で苦しみ続ける人々を救う事ができる財政金融政策を実施させてくれる政権を期待したのです。

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 しかし結局当時の一般知識人からすれば、赤字国債を発行してドンドン財政出動をするなんて事は、絶対許せなかったのです。

 これはドイツだけではありません。 日本でもアメリカでもその他ヨーロッパ諸国も皆そうでした。

 だから政治家達は皆必死に均衡財政を守ろうとして、増税と支出削減を繰り返して、世界中の経済規模が縮小していき、全ての国々が大不況に苦しんだのです。

 そしてより経済が脆弱で、その為国民生活がより悲惨になった国々から、次々とファシズム政権が生まれる事になったのです。

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 だったらナチスとファシズムの台頭を防ぐのに必要なのは、ヒトラー敬礼を禁止したり、卍を問題したりすることじゃないでしょう?

 それをやり続ければ、確かにナチを名乗る政党だけは出て来ないかもしれません。
 しかしナチと同質・同類だけれど、シンボルマークや敬礼の仕方を変えたファシズム政権が出てくるのは防げません。

 そして防がなければならないのは、ファシズムそのモノでしょう?

 だったらこんな事で馬鹿騒ぎする暇があったら、本当にナチを台頭させたのが何かを学ぶべきです。

 と、言うよりむしろこんな馬鹿騒ぎこそ禁止して、ナチに着いて学ぶべきことは学び、ナチの成功の理由を知り、それを二度とファシズム政党に利用させないようにしなければならないのです。

 ナチが成功した経済政策は、民主主義政権がやらなければならないのです。

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 しかし現実のドイツも他のヨーロッパ諸国もその反対です。
 
 彼等はヒトラー敬礼や卍狩りには非常に熱心で、ナチの全てを必死に否定します。
 だから殆どの人々が、ナチが財政出動でドイツ経済を救った事について何も考えません。

 代わりにインフレの恐怖だけを刷り込まれて、ドイツは今も執拗な均衡財政主義を貫いています。
 そしてユーロ圏が出来てからは、それをギリシャやスペインなど他国にも強制しているのです。

 ギリシャやスペインなどの失業率は実に悲惨な状況なのに・・・・。

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 こんな事をしていれば、またナチのような悪魔が湧いてくるでしょうに・・・・・。

 幾らナチを禁止しても、悪魔はまた同じ顔をして出てくるとは限らないのですから。

 それとも連中は「ナチでなければファシズムでも良いじゃないか?」と思っているのでしょうか?

 それともヒョッとして連中は、もう一度悪魔を呼び戻したいのでしょうか?
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2017-05-27 22:53

宗教戦争は終わっていない イスラム教vsキリスト教

 ネットでこんな動画を拾いました。



 イスラム教徒達がイギリスのCommonwealth War Graves つまり、第一大戦、第二次大戦での戦死者達の墓を破壊している動画です。

 2013年にアップされた物ですが、しかし日本人のワタシが見ていても実に不愉快な動画です。


 第二次大戦の戦死者の中には、日本軍と戦った兵士も多いと思うのですが、このように墓地を壊すのを見ているとその卑劣さに吐き気がします。


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 確かにイギリスは中東諸国を植民地化しました。 しかし元植民地=Commonwealth(英国連邦)出身故にイギリスへの移民でも優遇されたのです。


 そしてイギリスで祖国より遥かに豊かに自由に暮らしているのではありませんか?


 ところが彼等はそれに感謝する意思はない全く無いようです。


 それにしても墓地を破壊するとはあまりにも卑劣ですが、しかし嘗てはキリスト教徒がユダヤ人墓地を破壊した事もあり、宗教問題故の憎悪では普通にやる事なのでしょう。


 ワタシはだからこれはテロと同様、イスラム教vsキリスト教の宗教戦争の一環だと思っているのです。


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 そもそもイスラム教がキリスト教徒に戦争を開始したのは、7世紀にイスラム教が成立した直後からです。


 サラセン帝国はまずビザンティン帝国領でキリスト教世界だったシリアやその周辺を征服し、更に同様キリスト教世界だったエジプトも征服しました。


 そしてこの時、征服された地域の人々の多くがイスラムに改宗しました。


 しかしサラセンの征服戦争は続き、北アフリカを横断してジブラルタルを超え、遂にはスペインを、また地中海を渡ってシチリアから南イタリアまでも支配下に収めるのです。


 そもそもイスラム教と言うのは、創始者ムハンマド自身が軍隊を率いてメッカをそしてアラビア半島を征服支配する所から始まった宗教なのです。 そしてその支配下で布教して行ったのです。


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 こうして北アフリカと東地中海がイスラム世界になると、サラセンの海賊達が、イタリアやフランスなどの地中海沿岸を襲うようになります。


 彼等はキリスト教徒の町や村を襲い、金品を奪うだけではなく人々を拉致して奴隷にするのです。 


 イスラム教徒からすれば、異教徒を奴隷化する事は全く罪ではないのです。


 因みにアフリカでの黒人奴隷狩りもこの少し前から始めています。 またウクライナやコーカサスなどスラブ世界でも奴隷狩りを行っているのです。


 イスラム教徒がキリスト教徒より人種差別をしなかったと言うのは、つまりはヨーロッパ人が専ら黒人奴隷狩りだけをしたのに対して、イスラム教徒側は人種に関係なく広範囲で奴隷狩りをした事です。


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 このようなサラセンの海賊に対してヨーロッパ側は全く無力でした。

 当時のヨーロッパはローマ帝国が滅亡し、国家と言える組織が亡くなっていたのです。 

 海賊を恐れた人々は、海岸の平地を捨て、山奥で暮らすしかなくなりました。 それは豊な農地を捨てる事であり、窮乏に苛まれる事でした。

 この時の悲惨さはを見ると国家が滅亡するとはどう言う事かを痛感させられます。 


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 しかしそれでもヨーロッパ側も少しずつ国家体制を整えていきました。 そしてそれにつれてイスラム世界に反撃を開始します。


 まずノルマン人の騎士達がイタリアに侵攻し、南イタリアとシチリアを奪還します。 そして更にその勢いの乗って、十字軍としてエルサレムに侵攻するのです。


 イスラム教vsキリスト教の戦いを語る場合、専らこの十字軍以降だけを語り、イスラム側が一方的被害者のように言われるのですが、これは違います。


 キリスト教側から言えば、今まで散々やられたのでやり返したのです。


 そしてこの頃からイスラム教vsキリスト教の戦いが互角になり、更にその後少しずつキリスト教側が優勢になって行くのです。


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 なぜならスペイン奪還(1492年)の頃からキリスト教世界は、中世から近世に移行し始めました。

 そして更に近代へと進歩するのです。


 これにより、国家体制はより強固になり、更に自然科学と産業の発達から、文化や産業でもイスラムを凌ぐようになって行ったのです。


 そして遂に第一次大戦の頃までに、イスラム世界の多くが植民地化されて完全にキリスト教世界に屈服させられる事になるのです。


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 この植民地支配により漸くサラセンの海賊が根絶されました。


 つまりこれまでサラセンの海賊は出没していたのです。

 

 ナポレオン戦争後でもなお、北アフリカで奴隷化されたキリスト教徒達を救出する活動をしていたキリスト教団がありました。

 

 ナポレオンの妻ジョゼフィーヌの従妹が、マルチニック島からフランスへ渡航途中、サラセンの海賊に襲われて、奴隷としてトルコのスルタンに売られその寵姫となった言う伝説があります。

 

 しかしさすがにキリスト教国の植民地になってしまっては、これは出来なくなりました。


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 また植民地下では奴隷制度も禁止されます。


 イスラム教徒が続けていた黒人奴隷狩りはそれより早く、アフリカがヨーロッパの植民地になるつれて不可能になっていました。 


 ヨーロッパ人はイスラム世界の植民地化により宗教戦争の完全勝利、そして終戦と信じているのでしょう。


 だから今のヨーロッパのリベラリスト達はひたすらその贖罪に励んでいます。


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 しかしイスラム側は全くそんな事は考えていないのです。

 

 そもそも思う理由はありません。


 そのように思うのは、近代化したヨーロッパ人にとって宗教と言う物が、嘗てのような意味を持たなくなったからです。


 近代化し世界の覇者となったヨーロッパ人達は、自分達が憐れなイスラム教徒達の精神までも征服したと信じているのです。

 

 けれども良くも悪くもイスラム教徒達は精神までもヨーロッパに征服されたわけではないのです。


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 イスラム圏では今も宗教はレパントの海戦の頃と全く変わらぬ重要性を持っているのです。


 ヨーロッパ諸国が植民地化で持ち込んだ近代リベラリズムを受け入れたのは、極少数のインテリだけなのです。


 キリスト教世界は近代化したけれど、イスラム世界はレパントの海戦(1571年)の頃と全く変わっていないのです。


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 例えばボコ・ハラムやISが女性を拉致し、彼女達を奴隷として売買する事は、先進国の人間からすれば非常にショッキングです。


 でも前記のようにイスラム諸国では奴隷制度は殆どの国で、植民地化されるまで続いていたのです。 それどころか植民地化されなかったサウジアラビアなど1970年代まで奴隷制度があったのです。


 イスラム世界の人々は、自分達の意思で奴隷制度が悪いと思って止めたのではないのです。 奴隷制度はコーランでも認められているのです。


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 それをヨーロッパの圧力で無理矢理禁止されたのですから、今だって本心では大いに不満でしょう。


 また植民地支配された当時だって、宗主国の目が届かない所では続いていても全然不思議ではないのです。


 今でもアフリカからヨーロッパを目指す移民達が、リビアで奴隷として売られていると言うニュースがあるぐらいです。


 アフリカ移民が「奴隷市場で売られている」=国際機関


 つまりイスラム世界って今でもこういう世界なのです。 


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 このようなイスラム教との休戦など完全にヨーロッパ人の独りよがりなのです。 ヨーロッパ人は自分達が近代社会に居るのでその感覚で、宗教戦争など過去の物と信じているのですが、しかしイスラム側は今も中世にいるのです。


 現在、自称リベラリスト達はひたすら「多様な価値観を尊重しろ」とか、多文化主義とかを推進しています。

 

 しかし価値観が違う文化が違うとは、つまり奴隷制を認める価値観、文化が存在すると言う事でもあるのです。

 

 自称リベラリスト達はこれ等の価値観を認める心算なのでしょうか?


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 イスラム世界の人々が中世の価値観で生きている以上、キリスト教との宗教戦争を中止する理由はありません。 異教徒を奴隷化する事への罪悪感もありません。 


 だからロザラムの少女強姦事件など起きて当然です。


 勿論、この動画のような墓地破壊と言うような事が起きるのも当然でしょう。


 今後イスラム教徒が増えれば増える程、テロと共にこの手の事件は頻発し、キリスト教徒側がブチ切れた所で、本格的な宗教戦争になるでしょう。


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 もしブチ切れなければ?


 イスラムに奴隷化されます。

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2017-05-26 11:31

中世に生きる人々 イスラム

 以前、池内恵の北星学園大学での講義についてエントリーしました。
 そのエントリーでは書かなかったのですが、池内恵はもう一つ面白い話しをしました。

 それは「ザ・メッセージ」と言う映画の話です。 
 この映画は1976年、イスラム教の教祖ムハンマドが、天使の啓示を受けてから、メッカを征服するまでを描いています。
 サウジアラビアが資金を出して、ハリウッドで制作されました。
 
 サウジアラビアの注文で造られたイスラム教の映画なので、イスラム教の教えを守りムハンマドやその後継者アリは、光や透明人間状態で描かれています。
 一方、その他の点では、コーランの記述に非常に忠実に作られているそうです。

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 で池内恵によると、これは結構面白い、勧善懲悪の西部劇のような面白さだそうです。 

 つまり正義の味方が悪の街で、悪人達に苦しめられ一度は敗退するが、やがて力を付けて、仲間を集めて悪人達を懲らしめると言うストーリーなのです。

 で、池内恵によると、現在イスラム諸国ではこの手のドラマや映画が大量に作られて、盛んに放映されていると言うのです。

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 しかし考えてみると、これはイスラム世界では画期的な事でしょう。

 だってイスラム教ではコーランの翻訳は禁止されており、また偶像崇拝の禁止から、宗教画もありませんでした。

 コーランはアラビア語ですが、これはメッカ周辺のアラビア語で、アラビア語圏でもメッカを離れると簡単には理解できないようです。
 
 まして非アラビア語圏のイスラム教徒など、殆どはコーランの内容は理解できなかったのです。

 その上、イスラム教の教理から、宗教画は絶対禁止なのです。

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 中世のキリスト教会は、教会は宗教画や彫刻で埋め尽くされているのですが、これは民衆に説教をする時に、これらの絵や彫刻を使ったからそうです。

 中世に生きる人々は、読み書きができないだけでなく、抽象概念の把握が苦手で、単純で、子供のような面があるのです。

 そう言えばワタシが子供の頃通ったキリスト教の日曜学校でも、聖書のストーリーを紙芝居などを使って教えてくれました。
  
 ところがイスラム世界では、こうした民衆への教理の布教法が全く不可能だったのです。

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 それがこの「ザ・メッセージ」制作辺りから一転して、映画やドラマと言う、紙芝居や宗教画とは比べものにならない程リアルで、真柏性のある手段での布教が始まったのです。

 これがイスラム教についての一般庶民の認識を大いに変えた事は間違いないでしょう。

 実は今、外務省は在外邦人に対してラマダン期間中のテロの警報を出してます。
 
 これ付いて、NYTにこんな記事が出ていたのです。

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 ラマダーン月は単に断食をする月ではない。他の信徒といっしょに断食をし、断食明けに食事をともにすることでムスリムとして一体感を強化し、さらに苦労を共有することで自分の宗教を再確認し、信仰心を高揚させるという効能もある。

 多くのムスリムがこの時期、宗教的な感情を高ぶらせ、善行に励もうとする。メディアもそれを煽り立て、テレビではイスラームの栄光の歴史を辿る番組が目白押しになる。わたしも中東で何度かラマダーン月を経験したが、ムスリムたちがそうした大河ドラマをみるたびに、中身がそんな変わるわけでもないのに、毎度毎度ベーベー泣いているのに驚いたことがある。

 また、この時期には、とくに豊かな湾岸諸国目指してイスラーム圏から物乞いが飛行機に乗って集まってくるのも有名だ。喜捨は、イスラームの義務の1つであり、ラマダーン月のように宗教心が高揚する時期には信徒の財布の紐も緩まるので、それを目当てに物乞いたちがやってくるのである。もちろん湾岸諸国も対策を立てているようだが、とにかく世界中からやってくるので、対策が追いつかないらしい。(ISのテロが5月27日からのラマダーン月に起きるかもしれない

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 それにしても、また驚くのです。

 イスラムドラマに感動して、べーべー泣き、物乞いに気前よく施し、一方でテロに励む。

 ワタシがこれで思い出したのは、ヨーロッパ中世の人々の話です。

 彼等もキリスト教の祭日に教会へ行き、そこでキリストの受難などの説教を聞いて感動すると、貧者に施すなど善根を積もうとすると共に、キリストを処刑したユダヤ人への怒りに燃えて、棍棒を手にユダヤ人を襲ったのです。

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 ユダヤ人がキリストを処刑したのは事実ですが、しかし中世とはそれはもう千年余りも前の話です。

 それで憎まれても困るのですが、しかし宗教的感動で我を忘れた人々は、千年余り前にキリストを処刑の判決を出したユダヤ人のラビ達と、現在目の前にいる同じ町の住人として小商売に励むユダヤ人の区別がつかなくなっているのです。

 それにしても今のキリスト教徒で、キリスト教の映画やドラマでべーべー泣くとか、説教に感動して気前よく施すなどと言う人はまずいないと思います。

 しかしドラマで感情が高ぶってべーべー泣くとか、その感情に動かされて施しやテロに走ると言うの見ると、当にイスラム世界の人々と言うのは中世に生きる人々だと思うのです。

 中世に生きる人々は、感情の起伏が非常に激しかったのです。

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 実はワタシはイスラム世界に関する本など読むのが結構好きだったし、以前はペシャワール会の会員でした。

 でイスラム世界の何が面白いって、イスラム世界を見ていると、リアルタイムで中世の世界が見られるのです。

 例えば1970年代にアフガニスタンの調査をした岩村忍の「アフガニスタン紀行」などまさに、首都カブールから離れる従って、ドンドン時代を遡り、中世世界にタイムトリップしていくような面白さでした。

 またペシャワール会の会報で、現地の状況を読んでいると、中世の世界をリアルに見ているようでした。

 実際、中世ヨーロッパ史の権威阿部勤也も会員だったのですが、彼も会報でアフガニスタンとトライバルエリアは当に中世の世界だと書いていました。

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 ところがこの中世に生きる人々が、タイムマシンじゃなくて飛行機や難民船に乗って、ドンドン現代に押し寄せているのです。

 実はワタシはヨーロッパ中世史とイスラム世界に興味を持った頃から、考えていた命題があります。

 それは「人間は歴史の飛び級ができるか?」です。

 つまりヨーロッパや日本は、中世・近世・近代と言うステップを踏んで、500年かけて現代までたどり着いたのです。

 その間に何度も葛藤がありました。

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 ところが第二次世界大戦後、イスラム世界は(イスラム世界に限らずアジア・アフリカの国々は全て)いきなり制度上は、現代先進国と同じ民主制を採用したのです。

 選挙一つ取ってもそうですが、日本も欧米も、選挙制を導入した直後は制限選挙制で、その後相当の時間をかけて国民の要求を受けて普通選挙制に移行したのです。

 ところが第二次大戦後独立した国々は、殆ど皆いきなり普通選挙制を採用しているのです。 なるほど民主制を採用する以上は普通選挙制であるべきと言う理念には完全に賛同します。

 しかし現実問題として、国民全体の意識に関係なく、また民主主制を作る意識もないまま、いきなり普通選挙制を採用してマトモに運営できるのでしょうか?

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 そして当然ですが、民主制を採用する以上は思想信条宗教の自由は完全に保証すると言う建前になります。

 しかし前記の通りイスラム世界の人々の意識は完全に中世のままなのです。 少なくとも宗教については完全に中世です。

 宗教意識が中世のまま、民主制を採用し、その宗教意識をドラマや映画などと言うイスラム世界では画期的な手段を殊更煽れば?

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 実際、中世ヨーロッパではそういう事が何度ありました。

 中世ヨーロッパは普通選挙制ではないせよ、民主制の都市国家は幾つもあり、そう言う都市に異常に説教が上手く宗教意識を煽るのが上手い聖職者が現れると、そのまま事実上街の支配者になって宗教による恐怖政治を行い大混乱を引き起こすのです。

 その典型がフィレンツェに現れたサヴォナローラです。

 彼は忽ちフィレンツェの民衆の心を掴み、そしてフィレンツの支配者となったのです。

 そしてその後、宗教改革が始まると、ジョン・カルヴァンのジュネーブ支配など更に陰惨な宗教による恐怖政治が行わるようになります。

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 今イスラム世界で起きているイスラム原理主義政党の台頭など、これと同じではありませんか?

 以前、アヤーン・ヒルシ・アリの事を紹介しました。  ソマリア生まれのイスラム教徒だった彼女は、オランダに移住してからオランダの価値観を受け入れる為には、イスラム教との大変な葛藤を経験しました。

 それはヨーロッパが中世から近代までの350年分の葛藤だったのです。

 彼女の妹もオランダに移住するのですが、しかし妹はこの葛藤を乗り越える事ができず狂死してしまいます。

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 中世から現代への歴史の飛び級は、普通の人間にとっては殆ど不可能なのです。

 それが国家とか民族と言った集団ではまず不可能なのではないでしょうか?

 ワタシは歴史の飛び級は出来ないと思うのです。

 だからイスラム世界が中世から抜け出せば、現代に飛び級するのではなく、近世になるのです。

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 今イスラム世界で起きている事は、中世から近世への移行なのです。

 その葛藤が今始まっているのです。

 そしてイスラム移民と共にその火の粉が欧米に飛んでいるのです。

 このイスラム世界の宗教政治への願望は、イスラム世界が中世を抜け出して、近世・近代を超えるまで続くでしょう。

 これが無理矢理歴史の飛び級をやった結果なのです。

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 そして怖ろしいのは、ヨーロッパ史を見れば最も陰惨だったのが近世です。

 つまり人々の識字率が上がり、印刷機の発明で聖書が普及し、人々が自分の自身でキリスト教の教えを理解する事ができるようになったのは良いのですが、そうするとこれまでキリスト教の教えを独占してきたカソリック教会との対立が始まったのです。

 ヨーロッパの人々が本当にキリスト教を理解し、最も真剣に信仰するようになったのは、この時代でしょう。

 しかしその結果が宗教戦争なのです。

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 それを思うと、現在のイスラム世界が中世から脱出を始める時に起きるのは、宗教戦争ではないかと思うのです。

 宗教戦争は宗教を知性で理解しようとした人達が、その解釈を巡って争った戦争です。

 宗教の解釈など本来知性理解するのは不可能なのに、その解釈を限りなく追及して、しかも宗教であるが故に絶対真理・神の正義として徹底しようとすれば戦争になるのは当然です。

 イスラム世界も近代化により識字率が上がり、またドラマ等でイスラム信仰が更に深化した挙句に、この状況に陥ったのです。

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 そしてその場合、一つはイスラム教徒同志の週は争いと、もう一つはキリスト教に対する攻撃ではないでしょうか?

 少なくともヨーロッパに移民したイスラム教徒達が敵対するのは、キリスト教徒ではないのでしょうか?

 だからワタシはこうしたテロはテロでは終わらないと思います。

 これは来たるべき宗教戦争の前哨戦だと思うのです。

 日本は今のうちから、にこうした宗教戦争に巻き込まれないように用心するべきだと思うのです。


 オマケ・英語の出来る方は是非どうぞ 


  1. ヨーロッパ
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2017-05-17 12:49

多文化主義の行き着く果ては・・・・ 強姦だって文化で無罪

 トルコの男性は嫌がる女性を力ずくで抑え込んで、無理矢理性交渉をすること強姦とは考えません。

 荒っぽい性交渉ではありますが、強姦とは思わないのです。
 だから彼等はこれが悪い事だとは思っていません。

 これはトルコの文化ですから、この文化に所属するトルコ人の男性は皆これを普通にやります。

 例え相手が外国人でも、また外国でも関係ありません。

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 何だ、これは!!
 トルコ人へのヘイトスピーチか?
 それにしても酷すぎる!!

 いいえ、ヘイトスピーチでも偏見でもありません。

 これはドイツの裁判所の判決なのです。
 ドイツの裁判所がトルコ文化をこのように認定したのです。

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 ナンミンウォッチさんが紹介してくださいました。

 「トルコの文化ではこれが当たり前だから、強姦ではない」

 トルコ移民の男がドイツ人女性を4時間に渡って強姦したのですが、ドイツの裁判所は

 トルコの文化的サークルでは、彼女が強姦として経験したことは、「荒っぽい性行為」でしかない。

「有罪は不可能です、なぜなら意図が実証できないから。」

 として無罪にしたのです。

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 「嫌がる女性を無理矢理押さえつけて性交渉をする」と言うのはドイツは勿論、日本でもまた他の先進国でも強姦です。

 しかしドイツの裁判所はこれは「トルコ文化では強姦と認識されないから無罪」としたのです。

 この裁判官はきっと自分は他文化に理解があり、人種的偏見はなく、人権の擁護に手厚い人道的な人間であると言う大満足に浸っているのでしょう。

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 しかしこれは裏を返せば、トルコ文化を強姦文化、従ってその文化に属するトルコ人男性は皆強姦魔と認定した事になります。

 だからこの判決は今後トルコ人、いやトルコ人だけでなくイスラム教徒や移民全体への嫌悪や忌避を正当化する事になります。

 勿論、移民への憎悪を扇動する事にもなります。

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 この裁判官の仲間達はこれに気付いているのでしょうか?

 いやむしろ、彼等は全然気づいていない。

 彼等は今後は強姦文化を持つ国々からの移民には、強姦を容認するべき。
 強姦文化を持つ移民だからと言って拒否するのは許さない。

 これが多文化主義・多様性と寛容であると頑張り続けるのではないでしょうか?
 
 これこそ当に多文化主義の行き着く果てです。

 先日、ブロゴスで「グローバル主義はニヒリズム」だとコメントした方がいました。

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 tsuchiyakoji

 今のグローバリズムはワシントン コンセンサスを背景にした、リベラルな市場主義と冷戦崩壊を受けて成立した欧州統合という政治が下敷きです。グローバル経済の進展には政治統合が先立って必要だったのです。そして9.11で政治的な意味でのグローバリズムは終わりました。経済のグローバリズムはもうお先が見えてきたな、といったところです。グローバリストたちは基本的に進歩主義者ですが、困ったことにエントロピーの問題が頭になかったのです。世界の均質化と無秩序化でグローバリズムは必ず「熱的終焉」を迎えます。今欧州を覆っている問題は殆ど物理的必然です。グローバリズムはもう「ニヒリズム」なので、「何が価値か」を示せる政治家が出てくるとポピュリストというレッテルが貼られます。

 マクロン氏が当選したのは何かとても因果を感じます。というのもフランスの哲学者で人類学者のレヴィ=ストロースがオイディプスの悲劇とエントロピーを論じた面白い論考が有るからです。行き過ぎたコミュニケーションは疫病の蔓延と同じであり、近親相姦的だからです。マクロン氏は、皮肉にも禁じ手そのものの象徴なのです。


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 おお、全くその通りです。

 

 文化の違いが衣装や料理、食事マナーのような些細な物だけなら良いけれど、実際は善悪判断など社会倫理・社会秩序の根幹に関わる違いもあるのです。

 

 しかし多文化主義や多様性の容認は、強姦の是非のような善悪判断さへも、全て他の文化を容認しようと言うのです。


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 これでは国家全体、社会全体で共有できる、善悪の判断基準や社会倫理がなくなってしまいます。

 

 こうなれば社会そのモノが崩壊し、無秩序化します。

 

 文字通りエントロピーの増大、熱力学的終焉に向かうのです。


 多文化主義者・グローバリスト達はこの先に何を期待しているのでしょうか?


 因みに熱力学では熱力学的終焉はホントに宇宙の終焉です。

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