2017-04-25 20:57

人道主義と冷笑主義の曲芸 難民

 不法渡航行者と難民救助NGOが組んで、「救助船」をリビアの沿岸まで送り込み「難民」を連れてくる。

 リビア沖で移民救助のNGO、密航業者と連絡か 伊当局者が指摘

【4月24日 AFP】地中海(Mediterranean Sea)で移民らの救助活動を行っている一部の非政府組織(NGO)はリビアの密航業者とひそかに連絡を取り合っていると、イタリアの検察官が地元紙に語った。NGO側は否定しているが、欧州の移民危機への対応で支援団体が果たす役割をめぐる議論に拍車がかかりそうだ。

 シチリア(Sicily)に駐在する検察官のカルメロ・ズッカーロ(Carmelo Zuccaro)氏は23日付のイタリア日刊紙スタンパ(La Stampa)とのインタビューで、リビア沖で活動するNGOの一部について「リビアの密航業者と直接連絡を取っていることを示す証拠がある」と証言した。

 具体的には、リビアから一部NGOに電話がかけられたり、密航船からNGOの救助船に向けてランプで針路が示されたりしていることを挙げている。

 これらのNGOをめぐっては、欧州対外国境管理協力機関(フロンテックス、Frontex)も最近、欧州への「タクシー」を提供しているのも同然だと指摘していた。

 リビア沖で移民らの救助活動に当たっているNGOには、「国境なき医師団(MSF)」や「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」など長い歴史を持つ団体のほか、マルタを拠点に活動している「MOAS」などより規模が小さく新しい団体も含まれる。

 これらのNGOはいずれも、密航業者と事実上共謀しているとの疑惑はボランティアの乗組員らに対する根拠のない中傷だと一蹴。乗組員らの唯一の使命は、欧州連合(EU)諸国の支援が行き届かない場所で人命を救助することだと主張している。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、リビアとイタリアの間に位置する水域では今年に入り、すでに1000人以上の移民が死亡した恐れがある。救助されてイタリアへ移送された人は3万7000人近くに上っている。(c)AFP/Angus MACKINNON

 この話、実は昨年ナスタチウムさんが、紹介して下さっていました。

NGO,密航業者、マフィア、EUが共謀して、アフリカ偽装難民を地中海でリレーしていることが判明!

 「救助船」の航跡をGPSで見ると凄いです。


 イタリア本土から真っ直ぐリビア沿岸の一点に向かい、その後また真っ直ぐイタリアへ引き返しています。

 難民船を探して洋上をパトロールするような形跡は全くありません。

 これはもうどう見ても、不法渡航業者が客の移送の為にチャーターしたチャーター船としか言えません。

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 今は商船の航跡はGPSで監視しているので、こうした「難民救助船」の異常な航跡は前々から解っていたのでしょう。

 それでもイタリア政府もEUもこのチャーター船が運んできた乗客は受け入れるしかないのです。

 またこのチャーター船の運航会社・・・じゃなかった難民救済NGOの関係者も処罰できないでしょう。

 だってEUは「地中海において人命救助を補助する民間船舶の船長、非政府組織は、その行為を罰せられる危険に晒されるべきではない」と言う決議を採択しているのです。

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 一方、EUは途上国からEUへの不法入国を斡旋する不法渡航業者の取り締まりを、トルコなど周辺諸国に申し入れています。

 そして不法渡航業者には厳罰を要求しています。

 それなのに不法渡航業者がヨーロッパに送りこんだ「難民」は無条件で受け入れ、福祉予算で面倒を見るのです。

 これは密輸業者は絶対許さず厳罰に処すが、密輸品の販売は全面的に認めるどころか保護奨励するような奇妙さです。

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 一昨年末、欧州のマスコミが幼児の遺体を使って難民カワイソ~~キャンペーンをやったら、メルケルが直ぐにこれに飛びつき「難民歓迎!!」と言い出しました。

 そして人権意識の高い痴的な人々が、花を持って難民を歓迎したではありませんか?

 この人権意識の高い痴的な人々によれば、難民は故国で迫害を受けている気の毒な人々なので、彼等の人権を守るのは国際社会の使命なのです。

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 そこで不思議なのです。

 それならこの不幸な「難民」を人権国家であるドイツや北欧諸国に送り出す不法渡航業者を処罰するのはなぜですか?

 彼等が居なければ不幸な「難民」達は、どうやって欧州へ渡ったら良いのでしょうか?

 勿論不法渡航業者が法外な料金を取っています。 しかし彼等だって生活していかなければならいのです。 そしてもし逮捕されたら何年も刑務所にぶち込まれるのです。

 こうしたリスクを考えれば、料金が高くなるのは仕方ありません。

 それでも「難民」達の人権を守る為にやっているのですから、崇高な話ではありませんか?

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 第二次大戦のユダヤ人難民を思い出してください。

 ユダヤ人達がドイツやドイツの占領地を逃れるのを助けた人達も、皆多かれ少なかれ違法行為をやったのです。

 勿論中にはユダヤ人の難民から賄賂を取って、彼等を逃がした人もいたでしょう。

 でもそれが悪い事でしたか?

 現在不法渡航業者達がやっている事は、杉原千畝がやったことと同じなのですよ。

 それなのになぜ不法渡航業者を処罰するのですか?

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 そもそも不法渡航業者なる者が出てくるのは、つまりは難民が正規の手段でEUに渡る事を、EU側が拒否しているからです。

 ドイツや北欧など難民の人気国が、シリアやソマリアなど難民発生国の人々のビザを免除すれば、彼等は不法渡航業者などに頼る事はないのです。

 ドイツとトルコ間の航空運賃など精々2万円、3時間足らずの快適な旅なのです。

 難民は非人道的な状態に置かれているから断固受けれなければならないと言うのがEUの態度なら、難民の人気国に難民発生国民へのビザを免除させればよいのです。

 しかしビザ免除しない、しかもビザを出さない。

 だから「難民」達は不法渡航業者に頼るしかないのです。

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 するとEU側は不法渡航業者の取り締まりと厳罰を要請しながら、「難民」は救助し受け入れるのです。

 例えどんなに危険でも不法渡航の料金が高くても、一旦欧州に入れば難民様として手厚い保護を受ける事ができます。 

 難民キャンプでの暮らし、イヤ難民になる以前の暮らしと比べても格段にリッチで優雅な生活がゲットできます。

 欧州へ入る難民と、それができない難民の生活支援のギャップが半端じゃないのです。

 密輸業者は取締厳罰、密輸品は国家で販売を奨励保護!! 

 これでは絶対に密輸がなくなるわけなはないのです。 それどころか取り締まりをする警察や税関のシステムまでオカシクなって行くのは必定でしょう?

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 しかしEUは難民に関しては、この矛盾を一切論じない事で徹底しているのです。

 人道主義と冷笑主義の曲芸としか思えません。

 難民受け入れは確かに人道的ではあります。 しかしUNHCRによれば現在世界中の難民は6000万人。 これはもうEUなど先進国だけで受け入れる事の出来る数ではありません。

 だから難民の中で、不法渡航業者に金を払って欧州に行ける人間だけを受け入れているのです。

 しかしこれは本来の難民救済から言えば公正ではないでしょう?

 難民キャンプで暮らす人と、欧州で受け入れられる人の待遇の差が余りに大きいから、ドンドン不法渡航をする人が増えるのではありませんか?

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 難民の救済を難民キャンプの待遇改善や、故国での難民の生活支援と言う方法に変えてはイケナイのでしょうか?

 現在のシリアやソマリアの難民は、欧州に逃げ込まないと殺されるわけではないのです。

 労働力として難民が欲しいのならば、難民キャンプで面接をして、合格した人に就労許可と在留許可を出せば済む事ではありまえんか?

 そして彼等が得た賃金を故国の家族に仕送りできるようにすればよいではありませんか?

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 ところがEUは断固として難民受け入れに執着し、一方で押し寄せる難民に辟易しているのです。

 だからこんな摩訶不思議な人道主義と冷笑主義の曲芸をやるのです。

 そしてこれが凄いのは、欧州の言論人もまた報道機関もこの異常さを一切指摘しない事です。

 一体どうやったらこんな魔法のような事ができるのでしょうか?

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 ワタシは彼等の思考法がどうしてもわかりません。

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2017-04-04 14:11

超先進国スウェーデンについて

 スェーデンと言うのは超先進国なのでしょうね。
 我々アジアの未開国家の人間には理解不能な原理で国家が動いているようです。

 先日川口マーンさんのフェミニズムの関する記事は、ワタシもその通りだと思いましたが、特にスェーデンに関する部分への川口さんの違和感には完全に共感しました。

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なぜフェミニストたちは無意味なパフォーマンスに走りたがるのか

先月、スウェーデンの貿易担当大臣リンデ氏(女性)が、国内のフェミニストの人たちからさんざん非難された。イラン訪問の際に、頭にスカーフを付けたからだ。

断っておくが、イランではそれが法律である。したがって女性はこの国では、大臣であろうが、また、どんな信条を持っていようが、ふわりとでもスカーフを被らないことには、ホテルの部屋から外に出ることさえできない。

しかし、世界で一番進んだ男女平等の国の一つであるスウェーデンには、その大臣のスカーフにいちゃもんをつけた人たちがいた。「政府の信条と矛盾する」のだそうだ。

リベラル政党である自由党(FL)の党首いわく、「リンデ大臣は、フェミニンな外交を目指すスウェーデンの名声を汚した」(2月14日付シュピーゲル・オンライン)。どうも、自分たちのやりかたが世界中で通用すると思っているらしい。

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 凄いですねえ・・・・、スェーデンのフェミニズムは。

 大臣の公式訪問でさへ、訪問先の国の法律よりも自国のフェミニズムを優先しろと言うのですから。

 イランのイスラム原理主義は、ワタシも支持しないし、またイスラム教の女性抑圧問題だと思います。

 しかしイランはイラン人の国なのです。 だからイスラム教を選ぶかフェミニズムを選ぶかを決める権利はイラン人にあるはずです。

 ところがスェーデンのフェミニスト達は、イラン人の選択を尊重する意思が全くないようです。

 しかしそうなるとフェミニズムと共にスェーデンが金科玉条としてる「多様な価値観を認める」「多文化主義」或いは「寛容」とはどう両立するのでしょうか?

 イランにどんな法律があろうとも、現実のスェーデン人の生活には何の影響もありません。

 それでもなをイラン人がイラン人の手で作った法律に文句を言い、閣僚の公式訪問時にさへそれを踏みにじれと言うは、寛容どころかIS並みの狂信であり、イラン人の価値観を全否定する話ではありませんか?

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実は、その少し前、スウェーデンの外相(女性)が、やはりこのフェミニズムのジレンマに陥った。サウジアラビアのブロガー、ライフ・バダウィ氏がイスラムを侮辱した罪に問われ、10年の懲役と1000回の鞭打ち刑を言い渡されたことを批判したところ、それがサウジとスウェーデンの外交問題にまで発展してしまったのだ。

結局、スウェーデン外相はアラブ連盟の会合で予定していたスピーチもできなくなり、両国が結んでいた安全保障における協力関係も更新されないことになった。外交上、かなりの損失である。

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 おお、国益を棄損しても言論の自由の弾圧に抗議すると言うのは立派です。

 しかしだったら自国の言論の自由はどうなのでしょうか?

 スエーデン、移民による犯罪実情を告発した警察官、ヘイトクライムで捜査対象に

 ベテラン警官が自身の経験をFBに書いたら捜査を受ける。

 ティム・プールのようなパラシュートジャーナリストは民主主義の敵だ? スエーデンメディアの狂った反応

 アメリカのジャーナリストがスェーデンについて批判的な記事を書くと、それを民主主義の敵と言う。

 なんか懐かしい臭いがします。 欧米でソ連崩壊以前の共産圏について批判的な記事が出る度に、共産諸国の政治家やメディアが同じ事を言っていました。

 ああ、今の中華人民共和国も同じ事言ってますね。

 自国でこんな事をやっていながら、サウジアラビアに対しては外交慣例も国益も無視して勇猛果敢に批判するのです。

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 スェーデンにとっての言論の自由って何ですか?

 スウェーデンの価値観に合致する自由があると言う事ですか? 

 スウェーデンの価値観に合致する言論の自由は守るが、それに反する言論、それを批判する言論は、弾圧して構わないと言う事ですか?

 だったらサウジアラビアだって同じです。

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 サウジアラビアはイスラム教を国是とする国です。 イスラム教の価値観がサウジアラビアの価値観なのです。

 だからサウジアラビアはイスラム教に合致する言論の自由は守りますが、それに反する言論、つまりイスラム教に批判的な言論は弾圧します。

 つまりスウェーデンもサウジアラビアもやっている事は同じで、自国の価値観に反する言論は容赦なく弾圧するのです。

 そしてスェーデンとサウジアラビアやイランなどイスラム原理主義国家とどちらが寛容かと言えば、サウジアラビアやイランの方が遥かに寛容です。

 なぜならこの二国は厳しいイスラム戒律を強制するのは、国内だけの話であって、それを外国に要求したり、外交に持ち込むような事をしたことはありません。

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 一方スェーデンは外交でフェミニズムを振り回しても、自国の女性の人権を守る事には至って無関心のようです。

 前出のスェーデンのメディアが批判したアメリカのジャーナリストの記事とは、イスラム移民の大量流入で、スェーデン国内の治安が悪化して、女性の外出が極めて危険になったと言う内容なのです。

 ストックホルム症候群、フェミニストの国スエーデンの街角から女性が消えた

 こんなにも恐ろしい状況になっているのは、唯移民が大量流入している事だけが理由ではありません。

 スウェーデン政府が難民や移民による自国女性への人権蹂躙に極めて寛大だからです。

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 4人に1人の女性が強姦される国とは?アメリカ大学構内ではない!

スエーデン裁判所は強姦に加わった5人の「未成年」の国外追放を拒否。なぜなら国外追放をすればこれらの人間がシャリア法のもとで危険にさらされるからだという。ちょっと待ってよ、これらの自称未成年によてひどい危険にさらされたスエーデン女性の被害者はどうでもいいっつうの?モスレム移民たちはスエーデンの未成年に寛容な法律を利用して30過ぎのおっさんでも未成年と偽って入国するため、スエーデン法廷は常に極悪犯人たちに軽い刑罰を加える結果となる。この被害者を襲った犯人たちはほとんどが未成年として扱われた。そして彼らに与えられた刑罰はというと、強姦者たち4人には強姦罪、そしてその模様を撮影した者一人は児童ポルノ罪に問われ、四人の強姦者に15ヶ月、もうひとりに13ヶ月という信じられないほどの軽い禁固刑が課せられた。

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 ??

その模様を撮影した者一人は児童ポルノ罪に問われ

 児童ポルノ罪に問われると言う事は、被害者は未成年だったと言う事ですか?

 未成年を集団強姦して、その様子を撮影して、禁固13~15か月!!

 しかも犯人はその後もスウェーデンに在留し続けるのです。

 これが被害者にとってどれほどの恐怖か?

 そして移民や難民達は当然のことながらこう思うでしょう。

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 エッ?

 あんな酷い事やっても、一年チョッと刑務所に入れば良いの? 

 オレの国なら女の身内から切り刻まれけどね。

 この国じゃ、強姦なんて全然罪じゃないんだな。

 だったら異教徒の女は、いつもオレタチにやって欲しがってるって話は、ホントだったんだな。

 今度機会があったらオレもやってみよう!!

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 スェーデン政府と司法には被害者女性の人権を守る意思は一切なく、難民や移民によるスェーデン女性への人権蹂躙には極めて寛大だとしか言えないのです。

 ワタシはイスラム教には非常に批判的ですが、しかし現在のイスラム諸国が国内でイスラム教を守り続ける事に反対する気はありません。

 確かに日本人の感覚から言えば、イスラム教徒はどうしようもなく不寛容な一神教で、近代化を阻む宗教です。

 しかしイスラム諸国の殆ど全てが非常に複雑な多民族国家であり、西欧式の民主主義や法治主義を確立するのは殆ど不可能なのです。

 そうした世界では宗教だけが唯一人倫を維持する手段なのです。(法と宗教

 公正な司法制度が機能しない国では、人は「神様がダメと言ったから絶対にダメ」と信じる事で人倫を守るしかないのです。

 だからこうした世界で生きている人達はワタシ達には理解できない程の厳しさで信仰を守っています。

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 でもそのように信仰だけを人倫として生きてきた人々が、別の世界に行ったからと言って、簡単に頭を切り替える事ができるでしょうか?

 アフリカや中東からスウェーデンに来たら、どんな人でその日のうちに寒さに驚いてスェーデン式の防寒衣料を身に着けるでしょう。

 でもスウェーデン式の理念や行動規範は、そんなわけにいくのですか?

 理念の全く違う世界から人を受け入れれば、彼等がきちんと社会に適応するためにはきっちりと、理念の違いを教えていくしかないのではありませんか?

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 スエーデン元警官の証言、スエーデンには移民融合計画がない

 この記事でアフガニスタン出身の元警察官は言うのです。

 移民は犯罪を犯そうと思ってスェーデンに来るわけではないが、スェーデンの価値観や行動規範を理解しいない。 彼等にきちんとこうした事を理解させなければならない。 

 ワタシもこの記事の元警官の言う事はその通りだと思います。

 しかし超先進国スェーデンでは、こうした現実的な対応は、してはイケナイようです。

 スェーデン政府の見解では、「どんな世界から来た人間であろうとも、スウェーデンに入国したら直ぐにスェーデンの価値観を理解して行動する」のです。 だから移民や難民の犯罪は「起きていない」事になります。

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 つまりスェーデン政府と言うのは、こうした神学的原理により政策を行うのです。

 まるで法皇庁のように。

 そしてISのように。

 彼等にとって大切なのは、現実の問題ではありません。 彼等が掲げる理念と信仰なのです。

 そしてその理念と信仰の解釈権は、完全に自分が握るのです。 

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 スェーデンの大臣がイランに行くときにベールを強制されても、サウジアラビアでブロガーが鞭打ちに遭っても、スェーデンの女性には何の問題もないよ!!

 だってイランやサウジアラビアに行く用事のあるスェーデン人なんてほとんどいないんだから。

 でも自分の住んでいる街の中を自由に歩けないんじゃ仕事にも行けないよ!!

 だからホントにフェミニズムを掲げるなら、外国に余計な事を言っている暇に、自国の女性を守る努力をしたら?

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 しかしこんな事を国民が勝手に言う事は許されません。

 フェミニズムや多文化共存や寛容と言う理念の解釈はあくまでスウェーデン政府が行うのであって、国民が勝手にやると異端として処罰されます。

 これが超先進国スウェーデンの本質なのです。

 なるほどスウェーデン政府がテロリストの流入に寛大なわけです。

 だって彼等はお互いに、全く同質同類なのですから。

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2017-03-20 22:45

劣化エリートとポピュリズム その2

 欧米の主流メディアや言論人達は、数年前から反EU、反グローバリズム、反イスラム、移民制限などを掲げる政党・政治家を「ポピュリスト」「極右ポピュリスト」と呼んでいます。

 そしてこれら欧米エリートの言論を仕入れてくる日本の自称エリート達も、それをその呼称そのまま使います。

 だから彼等の記事をよく読むと意味不明になります。
 結構な長文ですが、この手の記事の典型ですから全文コピペします。
 
 但し余りに長いので突っ込みは途中で入れます。

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「主役は極右」だったオランダ総選挙:欧州の試練は続く

 欧州の小国オランダの選挙が、これほど国際的注目を集めたのは初めてだ。米国発の「トランプ旋風」は欧州でも吹き荒れるのか。その試金石となった。ヘルト・ウィルダース党首が率いる極右「自由党(PVV)」は第2党にとどまったが、終始選挙戦の主役だった。はっきりしたのは、「ポピュリズム(大衆迎合主義)か否か」が政治の新機軸となったことだ。左右両翼が政権を争った欧州政治は崩壊に向かっている。

ポピュリズムは止めたが……

 マルク・ルッテ首相は「オランダが“誤ったポピュリズム”を止めた」と大喜びだった。自身が率いる中道右派の自由民主党(VVD)が首位となり、「英国の欧州連合(EU)離脱、トランプ米政権の誕生」という悪い流れを断ち切ったというのだ。とはいえVVDは議席を41から33に大きく減らし、信任を得たとは言い難い。ルッテ首相には、ポピュリズムのドミノを止めるのが唯一の目標になっていたのだ。
 オランダ政治は戦後、VVDとキリスト教民主勢力、中道左派・労働党の3大政党が「親EU・民主主義」の枠を作ってきた。1998年の総選挙では、定数150のうち3大政党の合計は112議席にのぼった。それが徐々に減り、今回は計61。過半数にも届かない。特に労働党は退潮が著しい。2012年総選挙で獲得した38議席は9議席に減り、少数政党に転落した。極右勝利を回避したとはいえ、米英両国と同様、エスタブリッシュメント(支配階層)への反乱が起きているのは明らかだ。
 アムステルダム大のハイス・シューマッハー准教授は「今回はPVVか、反PVVかを問う選挙だった」とした上で、「連立交渉はPVV抜きで進むが、小党連立の不安定政権になるだろう。各党はアンチPVVだけが共通点だった」と指摘する。ルッテ首相の続投には、少なくとも4党の連立が必要だ。

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 ここまでにも繰り返しポピュリズムと言う言葉が出てきます。

 しかし普通に考えると大変奇妙です。

 これは日本語で日本人向けの記事です。 そして日本人の多くはオランダの政局政党などに詳しいわけはないのですから、なぜヘルト・ウィルダース党首の率いる自由党がポピュリズムと言われ、その何が問題なのかを説明しても良いはずです。

 ところがこの手の欧州政局を伝える記事には、この説明が一切ないのです。

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「緊縮」への抗議表明

 ウィルダース氏は選挙を自分自身に対する国民投票に変えてしまった。彼は何者か。
 
オールバックの髪をブロンドに染めているものの、母は旧植民地のインドネシア系で、生粋の白人ではない。イスラム嫌悪発言はトランプ氏以上に直情的で、「コーランはテロの源泉。禁書にする」「国境を閉めろ! イスラム過激派が来るぞ」と公言する。国際テロ組織アル・カーイダがインターネット上に出した標的リストに名前があがり、「生命の危険がある」として選挙戦では24時間警備がついた。
 党の公約は、A4判の紙1枚に書かれた11項目だけ。「オランダの脱イスラム化を進める」「EU離脱を問う国民投票を行う」以外、これといった政策もない。財源を示さないまま「年金支給年齢を65歳に戻す」「所得減税」を掲げ、左派票獲得を狙った。
 世界の注目は、「EUの優等生オランダで、なぜ極右なのか」に集中した。経済成長は毎年2%前後と堅調で、失業率は5%。緑と運河で覆われた国土はどこもインフラが整備され、トランプ政権を生んだ米中西部の「ラストベルト」とは大違い。欧州福祉大国の代表で、グローバル化の恩恵を受けてきた貿易国家でもある。
 オランダ人ジャーナリストはそんな優等生国家に「裏側」があるとし、昨年大ヒットしたテレビのドキュメンタリー番組を勧めてくれた。アムステルダム郊外での貧困層の暮らしを追った「罪」という題名の作品。「平等の社会」と自負する国の底辺で、格差が広がる実態を浮き彫りにした。番組で紹介された借金苦の男性には、「助けてあげて」と寄付金が4万ユーロも集まった。
 番組制作者のエステル・グールド氏に電話すると、「ウィルダースへの投票は、緊縮を進めた政府への抗議表明ですよ。特に労働党に対しては、貧困層の間で『裏切られた』という思いが強い。自分の声が政治に届いていない、という不満が強い」と話した。
 格差はユーロ危機後にひどくなったという。政府が補助金を削減したためだ。政府が省力化に努めた反動で、手当申請はすべてコンピュータ化され、高齢者や貧困層には手に負えないほど複雑化した。

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 しかもこのヘルト・ウィダース氏は只のポピュリストではなく極右と言う事になっています。

 でもどこがどう極右なのでしょうか?

 普通、極右と言うのは過激な民族主義や国家主義を指すのですが、しかしこのウィルダース氏の政策にはそういうモノは見当たりません。

 それどころか緊縮政策の余波で苦しむ弱者支援と言うのは、むしろ左翼の発想です。

 しかも本人はインドネシア人との混血で、純粋なオランダ人でさへないのです。

 だからオランダ民族主義などを掲げているわけもないのです。

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 勿論、反イスラムと言うのは右派的ではあります。

 しかし批判をされたかと言って、批判者を暗殺するような宗教を自称リベラリスト達は問題にしないのでしょうか?

 ウィルダー氏への暗殺計画って、嘘でも冗談でもないのです。 だから実際に警察が24時間警護しているのです。

 更にその警察に関してこんな話まで出ました。

モロッコ人移民が警官に採用されており、ウィルダース氏が公衆の前に現れる予定場所や時間を、モロッコ人犯罪組織に漏らしていたとして逮捕されました。

 警官として働く移民でも、自身が警護する要人の暗殺に協力しているのです。

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「イスラム嫌悪」の原因

 今世紀に入ってから、オランダでは「イスラム嫌悪」につながる2つの衝撃的事件があった。
 2002年の選挙直前、コラムニストのピム・フォルタウィン氏が暗殺された。「イスラム移民流入を止める」と公約して新党を結成した人物で、同性愛者であることを公言していた。銃撃犯は白人青年だったが、彼の死は「政治的殉死」と見なされた。第2の事件は2004年に起きた。大画家の弟の子孫で映画監督のテオドール・ファン・ゴッホ氏がモロッコ系青年に銃撃された上、のどを切り裂かれ、惨殺された。イスラム社会の女性に対する暴力を告発する短編映画を作った直後だ。表現の自由や男女平等を尊ぶオランダの価値観を「イスラム教徒が脅かす」という恐れが、殺人事件により現実のものとなった。
 オランダのイスラム教徒は現在、約85万人。人口の約5%を占める。多くは1960~70年代、政府が労働力として招いたモロッコやトルコからの移民とその子孫だ。
 オランダは多文化主義を誇り、学校でのイスラム教教育も容認してきた。「他人に迷惑をかけない限り、自由を尊重する」が国是で、安楽死や同性結婚、売春を法で認める国である。だからこそ、
立場が違うという理由で殺人を犯す人や集団は、「国を揺るがす存在」と映る。
 ポピュリズムを止めたルッテ首相も、選挙戦中の新聞広告で「この国のルールに従わない者は出ていけ」と主張し、イスラム移民の犯罪に厳しい姿勢をとった。

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 ここでは書かれていまえんが、もう一つソマリア出身でやはりオランダの国会議員だったアヤーン・ヒルシ・アリの暗殺計画もありました。

 アヤーン・ヒルシ・アリもウィルダース氏同様、イスラム教を批判した事で、イスラム教徒達から命を狙われて、今は完全に所在を隠しています。

 狭いオランダの中では隠れる場所がなく、しまいには空軍基地の中や警察学校の寮で暮らしたりしたのですが、ところがモロッコ人の警官が暗殺団にウィルダース氏の所在を漏らした例からもわかるように、警察学校の寮でさへ安全を確保できなくなったのです。

065

 で、ワタシは非常に不可解なのが、自称リベラリスト・自称エリート達の反応です。

立場が違うという理由で殺人を犯す人や集団は、「国を揺るがす存在」と映る。

 ??

 「映る」じゃなくて、現実に「国を揺るがす存在」そのものじゃないのですか?

 このように政治的発言で、簡単に人を殺すような人間達を大量に国内に抱え込んでしまったら、言論の自由始め、リベラルの価値観を守っていけるのでしょうか?

 本来のリベラルであれば、こうした暴力を断固非難するべきではありませんか?

 ところが大変奇妙な事ですが、現在欧米のリベラリストはこうしたイスラム教徒の暴力よりも、イスラム批判をする政治家を「極右ポピュリスト」と言って非難するのです。 

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「ルペン大統領」誕生の可能性

 オランダ総選挙でウィルダース氏の勢いを止めたとはいえ、求心力低下に悩むEUにとってはほんの息継ぎでしかない。今年は4~5月にフランスで大統領選があり、9月にはドイツ総選挙が控える。イタリアも年内の総選挙実施が濃厚だ。
 中でもフランスでは、極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首の当選が現実味を帯びてきた。大統領選の争点はオランダ以上に、「極右か否か」に集中する。
 しかも、ここで止め役が期待されるのは、39歳のエマニュエル・マクロン前経済相だ。オランド大統領ら仏社会のエリートを輩出した名門「国立行政学院」出身で、選挙は今回が初めて。社会党の予備選にさえ出たことがない。公約といえば、どう見てもオランド政権の焼き直し。このシロウト政治家に、EUの中核を担うフランスの未来を託さざるを得ないのである。
 そうなったのも、フランスはオランダ以上に左右両翼の崩壊が著しいためだ。
 ドゴールの流れを汲む中道右派・共和党候補のフランソワ・フィヨン元首相は、妻と娘、息子の家族3人を自分の秘書にして、給与として約1億円も支払った。今や公金横領の容疑で、捜査を受ける身だ。社会党候補は、党内左派のブノワ・アモン前教育相。予備選を勝ち抜いたものの、「国民全員に月750ユーロ(約9万円)の最低所得を保証」「雇用を奪うロボット生産に対する課税」という浮世離れした公約で支持が伸びない。それどころか、オランド政権を支えた党内中道派が相次いで不支持を表明し、党は分裂寸前だ。
 フランスは2回投票制で、第1回投票の上位2人が決選投票に進む。目下の世論調査では、左右2大政党の公認候補が上位2人に残れず、ルペン対マクロンの一騎打ちになりそう。マクロン氏に「極右阻止」の期待がかかるのは、このためだ。これまでは極右アレルギーがあるため、「ルペン氏は決選投票で敗退する」と見られてきたが、そんな仏政治の常識は今回に限って通用しそうにない。

なぜ福祉大国で?

 それにしても、欧州で「反イスラム」を声高に掲げるポピュリズム政党が台頭するのは、オランダやフランス、ドイツのほか、デンマークやフィンランド、スウェーデンなど日本がお手本としてきた福祉大国ばかり。同じポピュリズム政党でも、イタリアの「五つ星運動」やスペインの「ポデモス」は緊縮反対を掲げながら、イスラム移民排斥やEU離脱にはあまり熱心ではない。中東からの難民流入の最前線なのに、である。
 アムステルダム大のシューマッハー准教授は「豊かな人ほど、変化を恐れる。自国の福祉や文化に満足しているからこそ、人権や個人の自由を尊ぶ欧州の価値観がイスラム台頭で脅かされている、という不安が強いのだろう」と指摘する。
 オランダ総選挙は、ポピュリズム政党の勢いが、主要政党が総力を挙げて対抗しなければ止められないほど強いことを示した。既成政党は生き残りのため、ポピュリストに負けないほど強く「国益優先」を打ち出し、厳しい移民政策をとるようになるだろう。欧州政治や外交は当面、ポピュリズムという大きな流れの中で動くしかない。

082

 で、結局何がポピュリズムなのですか?

 前回のエントリーで書いたけれど、ポピュリズムと言うからには、どのような政策に問題があるからポピュリズムなのかを説明するべきなのです。

 ル・ペンやウィルダースの何がイケナイのですか?

 彼等の政策の何処にどんな問題があるのですか?

 最初から最後までポピュリスト許せない!!ポピュリスト止めろ!!それだけじゃ只の罵詈雑言です。

 何で国益優先や移民制限の政策をしたらダメなんですか?

 何で反イスラムだとダメなんですか?

 何で反イスラム、国益優先、移民制限を言うとポピュリストと言う事になるのですか?

 そういう政策を取ると何処の誰が困るのですか?

 それについての解説は何にもないのです。

089

 ワタシは以前、アヤーン・ヒルシ・アリの自伝「もう、服従しない」を読み、それに着いてエントリーしました。

 アヤーン・ヒルシ・アリは21歳の時に、父親から意に沿わない結婚を強制されたことから、オランダに逃げて難民として受け入れられました。

 その後オランダでソマリア語の通訳をしながら、ライデン大学の政治学科を卒業して、2003年オランダの国会議員になりました。

 彼女はこの頃から、オランダの対イスラム移民政策に関して、厳しい警告を発してきました。

 彼女は自身のイスラム女性としての体験、そしてオランダに移住してから見聞きしたイスラム移民の状況から、欧米のリベラリスト達が掲げる「イスラムは平和な宗教」など妄想であるとわかっていたのです。

093

 イスラム移民の殆どは女性の人権などオランダの価値観を受け入れる意思はなく、イスラムを批判されたら何の躊躇いもなく暴力を振るう。

 オサマ・ビン・ラディンのようなテロリストを支持するイスラム教徒は、イスラム教徒の中の少数派ではなく、圧倒的多数派である。

 彼等はオランダでもモロッコやソマリアで暮らしていた頃と全く同じ感覚で暮らしており、オランダに同化する意思はない。

 だからオランダが、寛容や多文化主義などの名目の下に、彼等のコミュニティを放置したら、イスラム原理主義者やテロリストの温床になる。

 彼女はこれをオランダ国民に対して訴えたのです。

096

 その為彼女はオランダ中のイスラム教徒から命を狙われて、遂に国会議員を辞職してそのまま行方不明にならざるを得なかったのです。

 オランダは元来ホントに平和で自由な国で、首相や大臣でもSPもつけずに気楽に自転車で移動するような国だったのです。

 ところが一言イスラムを批判したら、24時間警護がついても安心でない、警察官さへ信用できないと言う事になるのです。

 こんな宗教がマトモなのか?

 極一部のイスラム教徒がテロを行うからと言って、それで全てのイスラム教徒を危険を考えてはイケナイ。

 リベラリストや自称エリート達はこう言ってきたのですが、しかし幾らオランダが小さな国でも、ホントにそんな極少数のイスラム教徒だけで、一人の政治家が警察学校の寮の中でも安全を守れないと言う事態になるのでしょうか?

156

 イスラム教など特定の宗教やその信者を危険視してはイケナイ。

 全ての民族の文化には優劣はなく、どの国から来た移民でも、自分達の文化を保持する権利がある。

 これが欧州リベラリズムの基本理念でした、

 そしてこれは人種差別反対の理念にも合致し、大変美しい理想であることはワタシも認めます。

 しかしイスラム教徒の圧倒的多数は、コーランだけを絶対化しており、そのコーランは女性の人権も言論の自由も認めないし、アヤーン・ヒルシ・アリのような棄教者には「死で報いよ」と言うのです。

 そして実際にイスラム教徒達はこれを実行すべく彼女を点け狙ったのです。

 これは「寛容」と「多文化主義」の理想とどう合致させたらよいのでしょうか?

160

 本当に言論の自由など民主主義、リベラリズムの価値観を守っていきたいなら、こうした現実を見て、この宗教に対して正面から考え直すべきではありませんか?

 しかし「自由」の国オランダでは、そもそも普通のオランダ人にはこうした疑念を表明する事さへできないのです。

 アヤーン・ヒルシ・アリはソマリア出身の女性。

 ピム・フォルタインは同性愛者。

 そしてヘルト・ウィルダースはインドネシア人との混血。

 つまり全員がマイノリティなのです。

 マイノリティがマイノリティとして女性の人権や言論の自由と言う民主主義の基本理念を守りたいと言う立場から、イスラム教とドンドン増殖するイスラム移民への懸念を示すと、「極右ポピュリスト」と非難されるのです。

167

 それではマイノリティではない一般オランダ人は?

 一般オランダ人がこうした疑念を口にすると「レイシスト!」として社会的に抹殺されるのです。

 だからマイノリティしか言えない・・・・・。

 こうした状況を作っているのが、欧米の自称リベラリスト、自称エリート達です。

 彼等が掲げてきた理想「多文化主義」「寛容」が、不寛容な移民を大量に招き入れ、オランダの民主主義を危機に追い込んでいるのです。

 しかし彼等は今もその問題を隠蔽して、自分達を批判する人々をポピュリストと罵倒しているのです。

 これを知性と良心の劣化と言わずして、何と言うべきでしょうか?


  1. ヨーロッパ
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  3. CM(16)

2017-03-20 13:16

劣化エリートとポピュリズム

 数年前から欧米の言論界や自称エリート達は、反EU・反グローバリズム・反イスラム・移民制限などを唱える人達や政党を「ポピュリズム」「極右ポピュリズム」と称するようになりました。

 そして欧米の言論・自称エリートの意見を仕入れてくる日本の自称エリート達もこの言葉をそのまま使っています。

 ポピュリズム「無視できない」=仏独オランダ駐日大使

163

 しかしワタシはポピュリズムと言う言葉をこのように使う事には非常に違和感を感じました。
 
 なぜならまずそもそも言葉としての使用法が正確ではありません。

 ポピュリズムは大衆迎合主義の事です。 

 しかし民主主義国家では、議員や大統領などの政治家は、国民を代表する人々であり、国民の期待に応える事が仕事なのです。

 だから民主主義国家では政治家達は、常に大衆に向かって「自分はいかに皆様の期待に応えているか」をアピールしています。

 その意味では民主主義国家の全ての政治家は、常に大衆に迎合しているのであり、その中で最も大衆に迎合したと国民からみなされた政党が与党になり、国家元首になるのです。

 これが民主主義なのです。

183

 それではその民主主義で何がポピュリズムと見做されるかと言えば、それは当選の為の人気取りが本来の政策に優先してしまい、やたらに美味しいけれど実現可能性のないマニフェストを掲げたり、或いは国民感情は満足しても実現したら、国家にとって後々大きな損出になるような政策を行ったりした場合です。

 因みに歴史的には、国民大衆から熱狂的な支持を得て、果断な政策を成功させて、その国のその後の繁栄の基盤を作った政治家もいます。  
 勿論このような場合は決してポピュリストとは言われません。

 しかし彼等もまた大衆の支持を得る為に非常な努力をしました。

 なぜなら民主主義国家で重要な政策を成功させるには、国民の強い支持がなければ不可能だからです。

166

 だから特定の政治家・政党が、国民大衆の支持を求めるから、或いは支持されているだけではポピュリズム・ポピュリストと言う事にはなりません。

 ポピュリスム・ポピュリストと言うなら、その政策に実現可能性がないなどの問題がある事を具体的に指摘するべきなのです。

 本来、問題のある政策を掲げる政党・政治家がいれば、その政策の問題を指摘するのが先で、その政党・政治家をポピュリズム・ポピュリストと呼ぶのはその後にするべきです。

178

 しかし欧米エリート達は、特定の政治家・政党についてはその政策の問題を論じないまま、いきなり「ポピュリスト」「極右ポピュリスト」と断定し、更にそのような政党を「ポピュリスト政党」と言い習わしているのです。

 ポピュリズム・ポピュリストは民主主義の悪弊とされますから、勿論これは悪党・馬鹿・間抜けなどと同様に悪口です。

 つまり欧米の自称エリート・言論人等は特定の政党に関しては政策評価もなく根拠も示さないまま悪口、罵倒語で呼び習わしているのです。

 これってマトモな人間がすることですか?

 これは他人の話をするのに、その人が何を言い、何をしたかも論じないうちに「馬鹿で悪党」と決めつけるのと同じですが、そんなことをする人がマトモな人間ですか?

190

 そもそも自分の意見をきちんと人に伝えると言うのは、エリート以前に大人としての最低限の能力です。

 他人についての意見を言う時には、なぜそう思うかを説明します。

 あの人は言う事はいつも立派なんだけれど、町内会の会費は払わないし、ゴミの収集日は守らないし、それに犬や猫を苛めるんだよね。 だからワタシはあの人は信用できないんだよね。

 これならわかります。 これが普通の人間でしょう?

 でもこんな風に言う人はどうですか?

 アイツは馬鹿で悪党だ!!
 悪党だ!!
 悪党だ!!
 悪党だ!!

 例え「アイツ」がホントに悪い人でも、こんな風にしか話せない人間がマトモだと思いますか?

179

 しかし現在の欧米の自称エリートと言論人ってこの後者のレベルではありませんか?

 これではもう知性が劣化しているとしか思えないのです。

 言葉を正しく使えず、自分の意見を説明できない言論人??
 なんじゃそれ??

 そしてその言葉をそのまま直輸入して使う日本人の自称エリートと言論人だって、劣化しているとしか言えません。

 ワタシは現在の欧州の「極右ポピュリスト」政党の政策の実現可能性について評価するほどの知識はありません。

 しかし冷静な政策評価もしないまま、彼等を極右ポピュリストと罵倒するだけの欧米エリートを見ていると、コイツラよりはマシではないかと思ってしまいます。 
  1. ヨーロッパ
  2. TB(0)
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2017-01-14 14:15

ヒトラーはアジアに何をしたの? 欧米リベラリストの幼稚な自己中

 凄く不思議なんだけれど、何でアジア人はヒトラーを憎まなければならないのでしょうか?

アジアの若者は何故ヒトラーに憧れるのか 台湾やタイでも問題に
フォーブスジャパン 2017年1月13日

台湾の高校生のグループが先月、ナチスのコスプレでパレードを行ない問題になった。台湾には過去、ナチスの強制収容所をテーマにしたレストランもあった。人口2,300万人の台湾では毎年のように、欧州の歴史の暗部であるナチスを模倣する動きが現れる。しかし、彼らにユダヤ人を攻撃する意図はない。彼らはナチスが70年以上前にしたことを学校で教えられていない場合が多い。台湾人は1945年以前のドイツのシンボルを、単に魅力的で強さを体現する、憧れの対象とみなしているのだ。

その傾向は台湾だけでなく、東アジアを通じて見られる。

エンターテインメントニュースサイトのDangerousminds.netによると、ナチスの制服は若者のコスプレの選択肢の一つで、日本、韓国、タイ、香港、中国で見られる。日本では、”ヒトラーコスチューム”が人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターから販売中止を求められるまで7年間販売され、中国ではアパレルショップIzzueの14店舗内でカギ十字の紋章が装飾に使われ、外国人からの苦情により取り下げられた。

2013年にはタイのバンコクに「ヒトラー」という名前のフライドチキンショップが登場した。同店はKFCのカーネル・サンダースの顔をヒトラーに入れ替えたロゴまで作っていた。しかし、彼らがナチスのシンボルを体や店に掲示する行動にユダヤ人を傷つける意図はなく、ファシズム思想とも関係がない。

アジアの学生たちの多くは、第二次世界大戦についてあまり学んでいない。アジアにはナチスが数百万人を虐殺したホロコーストの記憶を語り継ぐユダヤ人団体も少ない。260万人の人口を持つ台北に、ユダヤ人は1,000人しかいないというデータもある。

台北ユダヤ人センターの会長を務める米国人のロス・ファインゴールドは「アジアでも、ナチスの過ちを伝える公的な努力はされており、大学レベルでは歴史のコースも提供されている。しかし、若者には十分に届いていないようだ」と述べた。


113

 ヒトラーはアジアに何も悪い事をしていません。

 アジアに悪い事をしたのは、イギリス、フランス、オランダ、アメリカ、それにポルトガルなどです。

 これらの国々はアジア諸国を侵略支配して、数百年に渡りアジアの諸民族を奴隷化しました。
 またその過程で虐殺や文化破壊も行いました。

 アジアの人々からすれば、悪いのはイギリス、フランス、オランダ、アメリカ、ポルトガルなどであってドイツではありません。

 ドイツはこのような国々を、後ろから打ん殴り叩きのめしてくれたのです。
 実際第二次世界大戦中、ドイツがヨーロッパで大暴れして、こうした国々の国力を大きく削いでくれたことは、後にこれらの国々が独立するための大きな助けになりました。

112
 
 アジアに植民地を持っていたヨーロッパの国々の中で、唯一第二次大戦中にドイツの侵攻を受けなかったのはポルトガルです。

 このポルトガルだけは第二次大戦後もアジア、アフリカの植民地を維持し続けたのです。

 その為ポルトガル植民地だった東チモールやアフリカのアンゴラの独立戦争は数十年に渡る凄惨な物になりました。

 これを思えば、第二次大戦後数年で独立できたアジア諸国は、幸運そのモノです。

 ワタシが東チモールの独立派だったら思うでしょう。

 ああ、ヒトラーがポルトガルまで侵攻していてくれたらなあ・・・・。

115

 ユダヤ人の虐殺もユダヤ人にとっては大変気の毒だし、大変悪い事です。

 しかしヒトラーのユダヤ人虐殺程度の虐殺は第二次大戦後も何度も起きていますし、またそれ以前にもありました。

 共産主義者はヒトラーのユダヤ人虐殺より一桁多い人間を殺しています。

 オランダなど長期の植民地支配の過程で殺した人の数も、ヒトラーに引けは取らないでしょう?

 オーストラリアやアメリカで行われた原住民虐殺だって大変な規模です。

 勿論、ユダヤ人が自分達の仲間を殺したヒトラーを憎み非難するのは当然です。

 しかしそれを言うなら、インドネシア人はインドネシア人を殺したオランダを非難するのも当然でしょう?

 人間は普通、他人を殺した奴より、自分の身内を殺した奴の方が憎いし、また自分の身内を殺した犯人を懲らしめてくれた奴がいれば。たとえソイツがどんな凶悪犯でも恩人として感謝するのです。

 何でアジア人が自分達アジア人を殺した宗主国よりも、ユダヤ人を殺したヒトラーを優先的に恨む義務があるのですか?

121

 少し脱線するけど、ユダヤ人迫害はヨーロッパ全体で伝統的に行われていたことで、ヒトラーの発明でも専売特許でもありません。

 だからナチが東欧諸国を占領した時に、地元の人達がナチに便乗してユダヤ人の大虐殺をやりました。

 ポーランドなど第二次大戦終結後にポーランドに戻ってきたユダヤ人を虐殺すると言う事までやっています。

 またパレスチナ問題に絡んで、イスラム諸国の反ユダヤ主義も燃え上っています。

 ところが大変奇妙な事に、ユダヤ人団体はこうした問題は一切不問に付して、ひたすらナチのユダヤ人迫害だけを問題にしているのです。
 
 しかし反ユダヤ主義はナチだけの問題でない以上、ナチだけ叩けば反ユダヤ主義が解決するはずもないのです。
 
 それなのにナチに関してだけは、仮装行列の衣装でも、アイドル歌手のコスプレでも大騒ぎするのに、他のホロコーストや反ユダヤ主義一切問題にしないのはなぜでしょうか?

 日本や台湾の仮装行列やコスプレよりも、イスラム教徒による反ユダヤ主義の方が余程深刻で、危機的でしょうに。

122

 こうしたユダヤ人団体の対応を見ていると、要するにイスラム教徒による反ユダヤは怖いから何も言えない。

 日本のアイドルやその他アジアのコスプレは、他意がないので文句を言えば直ぐに謝罪する。

 だから安直に叩きやすい所を叩いて見せるだけ、と言う極めて姑息な対応だとしか思えません。

 なるほどユダヤ人が長い間迫害されたのは気の毒です。
 
 しかし今はイスラエルと言う結構な強国を作り、近隣諸国を圧迫している立場です。

 だから好い加減に被害者専業と言う立場は捨てて、反ユダヤ主義には強国としての品位ある対応を取るべきでしょう。

 そうしないといつまで経っても差別される側にいるしかないでしょう。

 本当の意味でユダヤ人がその知性と能力に相応しい敬意を受ける為には、強国イスラエル国民としての品位を雅量を身に着けるべきです。

131

 それにしても、そもそもナチズムが非難されるのは、ドイツ民族至上主義を掲げて、他のヨーロッパの民族を隷属支配、或いは抹殺しようとしたからです。

 だからヨーロッパ人がナチズムを非難し、ヒトラーを憎むのはわかります。

 しかしアジア人がそれ付き合う義務はないでしょう?
 
 だってヒトラーがナチズムを掲げていた頃、欧米では白人至上主義が当然視されていました。

 ウッドロー・ウィルソンは民族自決原則から、アジア・アフリカの民族は除外しました。

 ルーズベルトは「日本人の頭蓋骨は我々白人から2000年遅れている」と言いました。
 こんな事を言っている人間がナチスの人種科学を非難できるのでしょうか?

 しかしこれが当時の欧米のリベラリズムだったのです。

 白人が白人を隷属化し抹殺するのがナチズム。
 白人が有色人種を隷属化し抹殺するのが、当時の欧米リベラリズム。

 前者は絶対悪だが、後者は人道主義と言うのは、レイシズムの極致でしょう?

127

 ヒトラーが悪人と言うのは、欧米の立場の話です。
 欧米の植民地化に苦しめられたアジア・アフリカの人々からすればヒトラーは邪悪な欧米人を懲らしめる為に神様が送ってくれた英雄です。

 第一次湾岸戦争の時、イスラム諸国ではサダム・フセイン支持のデモが吹き荒れました。
 
 インドネシアでもデモ隊の人達が、「サダム・フセインもヒトラーもユダヤ人と戦った英雄だ!!」と言っていました。

 インドネシアの総人口の90%はイスラム教徒ですから、コーランの規定からも、また現在のパレスチナ問題からも当然反ユダヤなのです。

 そして歴史を学べば、インドネシアの植民地支配で苦しめたオランダを倒してくれたのはヒトラーです。

 そういうヒトラーをインドネシア人が英雄と思うのは当然ではありませんか?

119

>アジアの学生たちの多くは、第二次世界大戦についてあまり学んでいない。

 イヤ、学んでますってば!!
 だって自国の建国は第二次大戦のお蔭なんだから学ばない訳に行かないでしょう?

 そして学んでいるからヒトラーは英雄なのです。

 自国の独立運動家達が投獄されたり拷問を受けていた時に、その独立運動を弾圧している宗主国を倒してくれた国の総統を非難しろと言うのですか?

133

 先日世界の自虐史観で紹介したけれど、欧米のリベラリストは今もとにかくヒトラー極悪論を、ヒトラー悪魔説を振り回しています。

 そしてそれに疑義をはさむ言論は、ナチのSSがやったように暴力的に弾圧します。

 結局欧米のリベラリストと言うのは、トコトン人種差別主義者で、欧米中心主義なのです。

 ホントに彼等が人種差別に反対で、そして多様性なんてモノを重視するのであれば、自分達に厄災であったヒトラーもアジアには救済であったことぐらいは理解できるはずです。

 彼等がホントに人種差別を憎み、多様な価値観、少なくとも他国には他国の価値観がある事を認めるなら、アジア諸国の首脳がヒトラーやナチの戦犯の遺影に花を捧げて、自国の独立の一助になったことを感謝しても文句は言わないでしょう。

 しかし自分達にとって厄災だった人間は、世界中で厄災でなければならない。
 自分達の好都合は絶対正義で、不都合は絶対悪だ。

 こうした幼稚な自己中にはまり込んで一歩も出られないからこそ、安直に「多文化共生」「多様性の尊重」なんてことを言えるのでしょう。
  1. ヨーロッパ
  2. TB(0)
  3. CM(18)