2017-06-16 13:42

百田尚樹氏の講演中止について

 一橋大学で予定されていた百田尚樹氏の講演会が中止になりました。

 これについては沢山の情報が出ているのですが、要するに一橋大学内の在日コリアンの大学院生等の「反差別」「反ヘイトスピーチ」団体を名乗るグループが、百田氏の講演を依頼した学生達を脅迫して、中止に追い込んだようです。

 しかしこの手の自称反差別、反ヘイトスピーチによる言論妨害はこの昨年から返し起きています。

208

 まず2016年2月11日に書泉グランデで予定されたはすみとしこさんのサイン会が、左翼による脅迫が多数来た事で中止になりました。

 また2017年1月5日に東京堂書店で予定されていた「くたばれ左翼」のサイン会も、店員に恐怖を与えるような電話が相次いだと言う事で中止になっています。

 そして2016年10月29日に予定されていた早稲田大学での桜井誠の講演会が当日に中止になりました。

 この講演は単なる講演ではなく、2016年の都知事選の立候補者達による討論会でした。 桜井誠はこの都知事選で5番目に票を集めた候補者として、出席を依頼されたのです。

191
 
 こうした暴力的な言論封殺を行う側は「差別の扇動を許さない。 ヘイトスピーチを許さない。」を根拠に主催者側に、執拗な嫌がらせ電話やメールを送り、結局主催者側が安全確保の為に中止に追い込まれると言う事になります。
 
 そしてそれを有田ヨシフなどの国会議員が扇動しているのです。

 これは本来なら脅迫であり、威力業務妨害であり、列記とした犯罪です。
 そしてこの犯罪を扇動しているのが民進党の参議院議員である有田ヨシフ氏です。

213

 しかしこうした言論妨害の始まりは、実はその数年前からの在特会の合法的なデモや街宣への妨害でしょう。

 実際、今回百田尚樹氏の講演妨害を行った人達も、その後はすみとしこ氏のサイン会妨害をしたのも実は、団体名は違っても中身や支援者はほぼ同じです。

 在特会はデモや街宣を行う場合は、警察に届け出をして、正規の街宣許可、デモ許可を得て行います。 だから在特会のデモには警察が警備の警官を派遣してくれます。

 ところがこのデモを暴力で妨害する人達が出てきたのです。

2017y06m16d_155022410

 覚えていますよね?
 
 警官に誘導されて車道を歩く在特会のデモ隊を、歩道一杯に塞いで妨害しようとしました。

 これは明らかに違法行為です。 こんな事をしたら他の人は歩道を歩けなくなります。

 勿論、在特会のデモにカウンターデモをするのは構いません。 しかしそれならちゃんと警察にカウンターデモをする為の届け出して行うべきなのです。

229

 因みに在特会は毎年、反天連のデモにカウンターデモをしているのですが、その時もちゃんと警察に届け出を出しています。 だから通行人に迷惑を掛けるようなにはならないのです。

 だったらちゃんと在特会のデモに対して抗議したのなら、ちゃんとカウンターデモをするための届け出を出して行うべきでしょう。

 ところがマスコミはこうした違法なデモ妨害を全く問題にしなかったのです。 それどころか「差別と闘う」と英雄扱いでした。

185
 
 で、結果は?

 その後彼等は言論妨害を、在特会だけではなく、在特会には関係ない保守系言論人に広げて行ったのです。

 そしてそれがいよいよ百田尚樹氏のようなベストセラー作家にまで及ぶようになったのです。

2017y06m16d_151426002

 そしてそれを支援したのは「ヘイトスピーチ規制法」の制定です。

 この「ヘイトスピーチ規制法」には罰則はありません。
 
 しかしこの法律が「ヘイトスピーチ反対絶対正義」と言うお墨付きを与えてしまったのです。

 一般人は法律の細かい条文など知りません。
 だから「法律で禁止されているんだから、悪い事じゃない?」と言う印象を拡大したのです。

 そして更に「ヘイトスピーチ」と決めた言論は封殺するべきと言う話しになって行くのです。

240

 しかしそのヘイトスピーチなる物の定義は極めて曖昧です。

 だから言論弾圧をしたい側は、自分の気に入らない言論は何でも「ヘイトスピーチ」と決めつけるのです。

 そしてその言論封殺を始める。

 これはヘイトスピーチ規制法制定前から、危惧されていた事ですが、当にこれが現実になってきたのです。

168

 百田尚樹氏のどんな発言が「ヘイトスピーチ」に当たるのか?
 
 何を根拠に百田氏の発言を「ヘイトスピーチ」と決めたのか?
 
 百田氏にもまた第三者にも全くわかりません。
 
 しかし「ヘイトスピーチ」の定義は至って曖昧なので、どんな発言でもこじつければ「ヘイトスピーチ」になるのです。

 そして「ヘイトスピーチ規制法があるから、ヘイトスピーチをするな」として言論を封殺できます。

242

 更に彼等は言論ではなく出版全体にも勝手に「ヘイトスピーチ」のレッテル貼りをするのです。

 例えば先日、ケント・ギルバート氏が「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」と言う本を出しました。

 これについて左翼雑誌はこう書いています

 最近の日本の論壇は韓国や中国などに対するヘイトスピーチであふれかえっています。講談社のような大手出版社からも、ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』というヘイトスピーチ本が出版されています。

2017y06m16d_153831455

 中国や韓国が儒教国家であることは歴史的事実です。 それどころか中国など現在世界中に「孔子学院」を作っているのです。

 そしてその儒教の持つ問題は、近代以降多くの中国の知識人が指摘していました。 儒教が中国近代化の妨げになっていると言うのは、近代の中国知識人の共通認識だったのです。

 儒教に対して日本人のイメージが悪くなったのは、魯迅など近代中国知識人の影響です。

 魯迅の「阿Q正伝」「狂人日記」「孔一」などは、当に儒教で腐った中国人の魂を描いているのです。

278
 
 さらに言えば儒教批判を梃にヘイトスピーチどころか大量虐殺も行った人間もいます。

 毛沢東は政敵だった林彪を失脚させた後、「林彪も国民党も尊孔 (子) 反法 (家) 」と述べ、所謂「批林批孔」運動を展開し、多数の人を強制収容所に送り込んで殺す一方、儒教に関する大量の文化財や書籍を破壊しました。

 そうですね。
 なるほど憎悪の扇動が大虐殺に至る例は、ナチのユダヤ人虐殺だけではないのです。
 
 だったら何よりもまず問題にするべきは毛沢東と中国共産党によるヘイトスピーチでしょう?

162
 
 逆に言えば、毛沢東のような大量虐殺者を問題にしない以上、ケント・ギルバート氏の書籍をヘイトスピーチ云々と言うのは、オカシイのです。

 つまり「ヘイトスピーチ」なんて、幾らでも恣意的に決められる物で、反ヘイトスピーチを唱える連中は、自分の気に入らない相手の言う事は、何でも「ヘイトスピーチ」だと断定するのです。

 そして断定したら今度はその人の言論の封殺に掛かるのです。

 それが始まったのは、在特会の合法的なデモが暴力で妨害された時からなのです。

256

 しかしこうした言論弾圧で、日本の先を行くのが欧米諸国です。

 昨年頃からノープラットフォームと言う運動がイギリスから始まり、間もなくアメリカに輸入されました。
 
 これは昨年カカシさんが紹介してくださいました。
 
ノープラットフォームやヘイトスピーチは言論弾圧の合言葉

 是非リンク先を読んで頂きたいのですが、要するにこれは左翼系の活動家達が、自分達の気に入らない言論をする人々にプラットフォームつまり講壇を与えないと言う活動なのです。

2017y06m16d_160648105

 まず自分達が特定の言論人を「差別主義者」「レイシスト」と断定する。
 そしてその人達が公的な場所で講演をしようとすると、講演会場の所有者等に執拗な抗議をして、時には脅迫をして、講演中止に追い込む。

 これでマイロ・ヤナポリスやベン・シャローピなど保守系の言論人の講演が散々妨害されています。

280

 日本人として非常に違和感を感じるのは、本来「自由の国」「言論の自由」を誇る国で、こんな事が公然と行われている事です。

 しかもそれを言論機関、報道機関であるはずのマスコミが殆ど問題にしていないのです。 結局アメリカもマスコミは左翼系が多いので、保守系の言論封殺には極めて「寛大」なのです。

 だから昨年の大統領選期間中、トランプ候補の集会は散々な妨害を受けてきました。

 そしてトランプ当選後もこの手の妨害は続いているのです。

 むしろ彼等の手口はドンドン暴力的になっています。

 そして遂に共和党下院議員に対する銃撃まで起きてしまいました。

 ワタシは昨年の桜井誠の講演中止で、このノープラットフォームが日本にも入ったと思いました。

 だったら次に起きるのは銃撃でしょうか?

2017y06m16d_160620953

 因みに小林よしのり等はこうした左翼による講演妨害は言論封殺ではないと言います。

 なぜならそれは国家ではなく、民間人によるものだからと。

 だったら赤報隊事件だって言論封殺ではありませんよね?
 
 さらに言えばナチス党が政権を取る前に、突撃隊が言論人や言論機関を脅迫したのだって言論封殺ではありませんよね?

 今左翼によって行われているのは、当にこの突撃隊による脅迫なのですが。
 
 そう言えばこんな詩がありましたよね?

283

左翼が最初在特会を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は在特会の会員ではなかったから

百田尚樹の講演が中止になったとき、私は声をあげなかった
私は百田尚樹の読者ではなかったから

彼らが保守派を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は保守派ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

 

  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(27)

2017-06-04 11:28

差別の何が一番悪いか

 カカシさんの所で知ったのですが、アメリカで人種差別反対運動がまた奇妙な方向に向かっているようです。

 何と黒人学生達が大学で黒人と白人を分けろ!と言いだしたのです。

「人種別卒業式で多様性を祝う」なんじゃそれ?

 なんじゃそれ??

 マジに奇怪な話です。
 70年代の公民権運動で、黒人達が命懸けで求めたのが、黒人と白人を分離せず同じ土俵で戦える機会の保障でした。

 ところが大学を人種で分離するなんて、アパルトヘイトその物じゃないですか?

172

 しかしこれは100%ワタシの主観ですが、このアパルトヘイト学生達は、実は大学の講義に着いていけない落ちこぼれ学生達ではないでしょうか?
 
 これはリンク先のカカシさんの本文で説明されていますが、アメリカの大学は多様性の重視とかで、元来進学率の低かった黒人やヒスパニックを大変優遇しました。 つまり一定数の黒人やヒスパニックは絶対に入学試験に合格させることにして、入学試験に凄い高下駄を履かせたのです。

 それで割りを食ったのは元々進学率の高い東洋人の学生達です。

 その為東洋人の学生が100点満点を取る試験で黒人やヒスパニックは60点、70点と言う程の差があるのす。(これって東洋人差別じゃないの?)

218

 しかしねえ・・・・ワタシが中学生相手の学習塾講師をしていた経験から言えば、入試段階でこれだけ差って、中学生で言うなら学年でトップの子と、精々真ん中や真ん中よりやや上ぐらいの子の差です。

 一方アメリカの一流大学と言うのは元来、高校時代学年でトップクラスだった学生ばかりが集まるのですが、しかしそんな学生達でも必死の勉強地獄、うかうかしていると直ぐに落ちこぼれると言う世界です。

 こんなところにアファーマティブ・アクションだか何だか言って、秀才でもなくまたガリ勉をやった経験さへない学生達が入ればどんな目に遭うか?

 忽ち落ちこぼれるのは自明でしょう?

175

 特に理系で数学などの基礎学力が必要な学科では実に悲惨な事になるでしょう。
 
 また、前にカカシさんが

エール大学では、英文科の授業で勉強する文書のほとんどが白人男性による著書であることに抗議した黒人学生たちが、英文学でシェークスピアを教えるなと抗議文を提出した。

 と言う話しを書かれた時に、ワタシは思ったのです。
 
 ヒョットしてコイツラ講義についていけないのでは?
 英文学科に入っては見た物の、基礎的読解力が足りなくて、シェークスピアを読むどころではないのかも?

 基礎的な読解力のようなモノは、それこそ幼少時からの読書と、会話の積み重ねですから、20歳前後になると相当の差が着いていしまします。

 そしてその差は、いくら努力したって簡単には縮まりません。

2017y06m04d_114221436

 これでハーバード大学に居るのは辛いでしょう。
 だから

 オレの理解できない講義なんか打ち壊してやる!!
 オレのわからない講義をするのは人種差別だ!!

 日本で80年代小中学校で学級崩壊が問題になったのですが、しかしこの時教室で暴れまわり学級を崩壊させていたのは、落ちこぼれて授業についていけなくなった子供達でした。

184

 因みに日本の大学でも似たような話があります。

 戦後、沖縄が日本に返還されるまで、本土の国立大学では沖縄県民枠を作り、一般の入試とは別枠で沖縄出身者を入学させていました。

 それで一般入試なら絶対に入学できないようなレベルの学生達が、東大や京大に入っていたのです。

 彼等はそこで何をしたか?

 学生運動です。
 マトモに授業に出ないで学生運動に熱狂し続けたのです。

2017y06m04d_114357356

 どうせ成績が最悪なら、勉強が出来なくて落ちこぼれたと言うより、学生運動に熱中したからと言った方が見栄が良かろと思ったのかも知れません。

 それでも無事卒業はしたのでしょうね。 だって当時の大学教授達からすれば「基地負担で苦しむカワイソウな沖縄の学生達」に単位を出さない訳にはいかないでしょう。

 で、そうやって大学を出た人達が、今では沖縄の重鎮になって反米反日運動の先頭に立っているのです。

 これを思えば、アファーマティブ・アクションで入学したアメリカの黒人学生達が、人種差別反対運動に熱狂するのは当然だと思うのです。

 そして彼等が卒業後何をするかもおのずと想像できます。

185

 結局こんな風に「差別されてカワイソウ」と言って安易に優遇する事って、本人の為にも社会の為にもならないのです。

 ところで沖縄の学生が皆こんなダメ学生だったわけではありません。

 沖縄の看護学生は、素晴らしく優秀でした。 沖縄の看護師教育はタダ看護するだけでなく公衆衛生を指導できるように最高水準の教育を受けていました。
 
 沖縄の看護学校の教育は恐ろしくハードで、現在の沖縄の看護学校の5倍!!にも及ぶ実習と、厳しい座学を課されていました。
 
 この教育を受けた沖縄の看護学生達は、本土の看護学校に留学しても、またアメリカの看護大学に行っても優秀さで瞠目されたのです。

 但し沖縄返還後は本土の看護学校並みになってしまいました。

2017y06m04d_114547892

 これを考えたら差別を亡くす方法って簡単じゃないですか?
 
 アファーマティブ・アクションで下駄を履かせて大学に入学させる代わりに、黒人高校生の為にスパルタ式でビシバシ勉強させる高校を作って、基礎学力を徹底的に詰め込んでやれば良いのです。

 東洋系やユダヤ系の成績が良いのだって、つまりはこの両方にガリ勉で成績を上げて、良い大学に入って身を立てるのが理想の人生と信じ、一家総出でそれを応援すると言う文化があるからです。
 
 だったら黒人の高校生には家族に変わって公的機関や、NPOがガリ勉やらせたらよいのです。

 入試で下駄を履かせるのではなく、基礎学力を上げる支援をすれば良いのです。

191

 創造性は?

 勿論創造性は大事です。
 でも基礎学力があり、地道に知識を詰め込めば世の中の役に立つ仕事って沢山あるのです。

 医師なんてその典型でしょう?
 中堅技術者だってそうです。

 そうやって地道に勉強してきちんと大学を卒業し、そ来で学んだ知識を生かして働く人々が増えていくことが、黒人の社会的地位を上げ所得を増やす事になるのです。

 そすて差別を亡くす最短距離ではありませんか?

2017y06m04d_115233456

 差別の何が一番悪いのか?
 
 それは差別された側、差別されたと認識した人が、全ての不幸を差別の責任にして、自身を顧みたり、努力をしなくなったりすることです。

 挙句の果てに差別される事を仕事にする辛淑玉や李信恵のような人達が出てくる。
 こうしたプロ被差別民が出ると、差別をネタに強請タカリを働くより何もしなくなるのです。

2017y06m04d_115328440

 沖縄を見ていたら解ります。

 沖縄返還後、日本政府と本土の人々は沖縄は沖縄戦で悲惨な体験をして、その後もアメリカの統治になり、その上米軍基地を沢山負担させられてカワイソウ!!
 
 沖縄は差別されている。

 それを絶対批判出来ない空気を作ってしまいました。

 そうなると沖縄側もひたすら「差別されている」「本土の犠牲になった」をネタにして強請タカリをすることだけを考えるようになったのです。

277

 その強請タカリを主導しているのが、沖縄枠で本土の一流大学を出た連中や、アメリカの優遇でアメリカの大学へ留学した連中なのです。
 
 若い時代にこうして沖縄ネタで優遇される癖が着いてしまうと、一生それに期待して集り続けることになるのでしょう。

 こうなるともう救いがありません。

 しかし人種差別反対運動も、70年代の公民権運動から始まった崇高理念は腐り果てて、差別をネタに強請タカリを続けるビジネスと化したのでしょう。

 哀しいです。

  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(13)

2017-06-03 13:08

理性を取り戻せ 人種差別反対とポリティカルコレクトネス

 先日、インディ500と言う自動車レースで日本人が優勝したところ、アメリカ人の記者が「日本人が優勝するのは不愉快」ツィートして勤め先を解雇された上、吊し上げに遭う言う騒動がありました。

 「日本人が勝ったのは不快」佐藤琢磨のインディ500優勝を罵倒した記者、解雇される

 この記者は勤め先を解雇されて吊し上げに遭ってから様々言い訳したようですが、しかしこの言い訳を見てもこの記者が、レイシストでありそれを何とか誤魔化そうとしているとしか思えません。

 だから何?

103

 ワタシは日本人ですから、日本人が差別されるのは不愉快です。

 また日系アメリカ人、例えばアメリカへの愛国心では他のアメリカ人に劣らない人々が、過去の日本の戦争で敵視されるなど全く不当だと思います。 

 何しろアメリカは第二次大戦直後にドイツ系のアイゼンハワーを大統領にしたのですから、日系人だけを敵視するのは完全な人種差別としか言えないのです。

104

 しかし一方で思うのです。

 不愉快=uncomfortable、と言うのは純然たる個人の感情です。
 
 愉快・不愉快、好き・嫌いなどと言う感情にまで社会全体が圧力をかけて吊し上げる、職を追うと言うのは、本来の民主主義社会のあるべき姿なのでしょうか?

 そもそもスポーツの大会で、自国選手が好成績を挙げれば、どの国でも皆大喜びするのです。 だったら自分の嫌いな国の人間が優勝したら「不愉快」になるのは当然ではありませんか?

 それを大変な大罪のように糾弾して、挙句に職を奪うって、人権侵害ではありませんか?

146

 ワタシは1954年生まれなので、1970年代にアメリカで公民権運動が始まった頃の事を鮮明に覚えています。

 その頃までアメリカの人種差別は非常に厳しく、公民権にまで差別があった・・・・つまり法の下の平等と言う民主主義国家の国民とした当然与えられるべき権利も、黒人には与えられていなかったのです。

 因みに日本のマスコミはこの頃になって初めて、こうしたアメリカの人種差別に着いて報道し始めました。(それまでは殆ど報道してなかった)

2017y06m03d_135657786

 しかし公民権運動は成功し、実に驚くほど短期間に人種差別はなくなって行きました。

 ワタシは第一次湾岸戦争の頃、テレビに出てくるパウエル参謀本部議長を見た時、本当に驚きました。

 だってこの人の年齢から推定すると、公民権運動成功直後に軍隊に入って、そのまま順調に出世したとしか思えないのです。

 公民権運動以前は、アメリカでは黒人と白人が同じ部隊に入る事も、まして白人が黒人の部下になる事などあり得なかったのに・・・・・。

 だからワタシはこうしたアメリカの人種差別克服への努力と成果を心から尊敬しました。

2017y06m03d_135818048

 けれどもその後、段々違和感を感じるようになりました。
 
 つまりこの公民権運動で人種差別反対が絶対正義、何物にも優越する正義になってしったのです。

 そして人種差別反対の要求が、公民権のような公的な権利だけでは済まず、個人の内面にまで踏み込むようになったのです。

 つまりこのインディ500での日本人優勝に「不愉快」と言う個人の感情までも、「人種差別だから絶対に許さない!! 解雇だ!!」と言う事になってしまったのです。

2017y06m03d_135848874
 
 ええ、ワタシだって日本人ですからこの記者から差別されたら不愉快ですよ。

 しかしそれだけでしょう?

 もしコイツがホテルや飲食店の従業員で、ワタシが日本人だからと言う理由で無礼を働いたり、定められたサービスを拒否したのなら、ワタシは怒って、店長を呼んで「コイツをクビにしろ!!」と言います。

 けれども取りあえずワタシにはちゃんとサービスをしたうえで、仲間内やツィッターで「日本のサルにサービスするのは不愉快だ」と言っていただけなら、それで解雇を要求する権利は無いと思います。

202

 だって本来民主主義国家が保障する平等権と言うのは、自国民についてのみの「法の下の平等」だけです。

 法の下の平等ですから、公民権や行政サービスで、人種や性別などで差別する事は絶対に許されません。

 しかし個人がその個人生活で他人を平等に扱う事を強制しているわけではないし、まして個人が他人を全て平等に愛し尊敬する事など強制できるわけもないのです。

207

 だってもしも個人に他人を平等に扱い、他人を差別する事を禁止したら、例えばイスラム教のような宗教は全面禁止するしかないでしょう。

 なぜならあの宗教はイスラム教徒の他の宗教の教徒への絶対優越をコーランに明記しています。 それどころか「多神教徒は見つけ次第殺せ」と言うヘイトスピーチまで明記されているのです。

 更に奴隷制度も容認しています。

 また女性の証言能力は男性の半分などと明確な女性差別規定もあります。

208

 勿論こうした女性差別規定は、イスラム教だけでなくキリスト教にも仏教にも儒教にもあります。

 そもそも男女平等と言うのが、20世紀半ば以降、欧米と日本など一部先進国でだけ確立した概念なのです。

 だから伝統宗教や倫理哲学の規定では、殆ど皆男尊女卑なのです。

 本当に個人に他人への差別を禁止するなら、こうした伝統宗教や倫理哲学も皆禁止するしかありません。

2017y06m03d_140150133

 こんな事できますか?
 こんな事をする社会が民主主義社会と言えますか?

 実際こんな事をしたら、民主主義のもう一つの原則、思想・信条・宗教の自由を打ち壊すじゃないですか?

 だから本来の民主主義社会であれば、人種差別反対はあくまで法の下の平等にとどめるべきではありませんか?

 個人の感情・感性にまで踏み込み、他人を「レイシスト!!」と吊し上げる事など自制するべきではありませんか?

239

 ところが今のアメリカを見ていると、アメリカだけではなく欧州も、そして怖ろしい事に日本も自制するどころではないのです。

 人種差別反対の絶対正義を掲げる人達は、個人に対して平等を強制するばかりか、結果平等を要求するようになりました。

 つまり法の下の平等で保障されるのは機会の平等だけなのですが、彼等はそれでは済まず社会的に不利な事は全て差別の責任として、それを公的な手段で是正する事を要求するようになったのです。

 例えば「黒人の大学進学率が低いのは差別のせいだから、大学入学試験で優遇しろ!!」などと言う類です。

2017y06m03d_140424773

 エッ?
 差別されると大学進学率が下がるの?
 
 日系人やユダヤ人だって滅茶苦茶差別されたけど、大学進学率は凄く高いでしょう?
 アングロ・サクソンより高い!!

 更に要求は際限もなく増大し、「英文学で白人男性の作品ばかり取り上げるのは差別だ!」と言う学生達まで出て来たのです。


 おお、これだと自然科学や工学はもっと不味いです。 だって学部学生が学ぶような自然科学や工学の理論は、殆ど皆20世紀初頭までに白人男性が作った物です。

253

 こんな事を言って騒ぎだしたら、もう現在のアメリカ文化と社会、そして日本も含めた先進国の文化と社会を全否定するしかなくなるのです。

 これではもう近代文明の否定としか言えません。
 
 おお、そうだ!!
 近代文明ってそもそも白人男性が作った物ですね。

 コペルニクスやガリレオ・ガリレイから始まった近代自然科学も、ルソーやヴォルテールなどから始まる近代啓蒙思想も全部白人男性が作ったのです。

 だから否定しろ!!
 否定しないければ人種差別だ!!

 こんな連中が一体何の為に大学行くのか? 
 それが不思議です。

2017y06m03d_142224765

 ところが大変驚いた事に、自称リベラリスト達はこうした狂態を全面的に支援しているのです。

 あれも差別、これも差別として差別の範囲と種類をドンドン増やしていったのです。

 そして彼等は自らこうした狂態と文化破壊運動を支援するために自らを束縛する事を奨励しました。

 つまりポリティカルコレクトネスなる概念を確立して、それを政治家と言論界に強制したのです。

2017y06m03d_142420820

 ワタシは英語ダメ子なのですが、しかしそれでもこの程度の言葉なら直訳できます。

 ポリティカルコレクトネス=政治的正しさ

 ??

 ワタシはこの言葉を見た時、腰が抜けそうになりました。

 政治的に何が正しくて、何が間違っているか?
 
 これを個人がその良心の自由に基づいて判断できるのが民主主義国家と言う物でしょう?

 ところがアメリカでは(欧州でも)、何処の誰が決めたかわからないポリティカルコレクトネスが君臨し、政治家や言論人がこれに反するとその社会的生命が断たれると言う状況になっていったのです。

2017y06m03d_142456138

 冷戦時代、共産圏では「党の方針」「共産主義」に合わない事を言った人間は粛清されました。
 
 しかしワタシは今、欧米で猛威を振るうポリティカルコレクトネスに比べたら「党の方針」「共産主義」の方がマシだと思うのです。

 だってこれはまず方針を出す本体が明確であり、そして共産圏ではこの言論弾圧は合法・つまり法でその弾圧の規定を定められているのです。

 ところが現在の欧米のポリティカルコレクトネスは、一体何処の誰が何を根拠に決めたのかわかりません。 しかし明確に言論弾圧をやっているのです。

 これは本当に気持ちの悪い事です。

069

 ワタシは人種差別は悪い事だと思います。 
 
 そしてアメリカが人種差別を克服し、短期間でパウエル参謀本部議長のような人々を生み出した事は素晴らしいと思います。

 しかしその後の展開は余りと言えば余りに不気味です。

 何でこんな事になったのか?

 それは人種差別を憎む余り、個人の道徳の問題と法による規制、公に禁止するべきことと、個人が自身の良心や自制心で抑制するべきことの区別をしないまま、唯もう人種差別禁止に驀進した結果ではないでしょうか?

076

 本来の民主主義国家なら個人が道徳として慎むべきことと、法によって禁止し処罰する事は、峻別されます。

 そして自由を重視する国家の場合は、法により個人の内面を縛る事は極力避けるべきなのです。

 ところが人種差別、そして差別と名の着いた物については、この自制が全く働かなくなってしまったのです。

 だから人種差別が悪いとなったら法と道徳の区別もなく、個人と公の区別もなく、「人種差別をした」と断定された人達を片っ端から吊し上げると言う事なったのです。

 こんな事は好い加減に止めるべきです。

2017y06m03d_143931582

 近代国家は個人の心情・内面のに関わる宗教・倫理道徳の領域と、法や社会で規制するべき公的な領域を完全に分ける事で成立しました。

 つまり個人の内面や私生活の自由は完全に保障した上で、社会生活、国家秩序に関わる問題は法により秩序を守る事にしたのです。
 
 国家は人の心に入り込まない。

 これが血みどろの宗教戦争の結果得られた近代国家の英知であり理性なのです。

 人種差別反対、全ての差別反対にトチ狂う人々はこれを考え直すべきではありませんか?

 こんな狂気から好い加減に立ち直り、理性を取り戻すべきではありませんか?

  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(2)

2017-05-31 20:39

ネグレクトと差別 イスラムテロ

 またテロが起きました。
 死者は80人、負傷者は300人を超えると言う規模です。

 カブールで爆発、80人死亡=日本大使館員2人軽傷
 
 犠牲者の数から言えば先日のマンチェスターのテロより遥かに深刻です。
 それでもベタ記事扱いなのは、起きたのが欧米ではないからです。

001

 実はイスラム過激派によるテロが本当に頻発しているのは、イスラム諸国です。
 頻度も犠牲者数も欧米のそれを遥かに凌ぎます。

 またテロとは別にイスラム諸国内の非イスラム教徒、例えばエジプトのコプト教徒などへの迫害も激化しています。
 
 中東のイスラム諸国は元来オリエント文明から始まる非常に古い歴史を持つ国々ですから、イスラム以前に起源をもつ古い信仰を守る人々も沢山いたのです。

 そしてイスラム教が成立した7世紀以降千三百年余、こうした信仰は何とか生き延びてきました。

 けれども最近のイスラム世界はこうした信仰を抹殺しかねない状況です。

 またイスラム世界でのテロは、イスラム教徒同士が宗派争い、勢力争いで殺し合う、当に外道としか言えない事をやりまくっているのです。

030

 で、こうした現実を欧米や日本の自称リベラリストは「イスラム過激派がテロを行うのは、イスラム教徒が差別されているからだ」と言うのです。

 イスラム教徒が差別されるからテロを行うと言うのなら、イスラム教徒が絶対マジョリティであるアフガニスタンやトルコでテロが起きるはずはないのです。

 もしテロが起きるとすれば、イスラム教徒から差別されて迫害されているコプト教徒など非イスラム教徒がテロを起こすはずです。
 
 しかしイスラム諸国ではこれらの差別と迫害に苦しむマイノリティはテロを起こすどころではありません。 ひたすら迫害に耐えている状態です。
 
 そりゃそうでしょう。
 今だって迫害されているのです。 もしテロを起こしてイスラム教徒を大量に殺傷したりすれば、それこそ皆殺しにされてしまいます。

2017y05m31d_204555953

 つまりテロに差別なんか何の関係もないのです。
 
 現在イスラム諸国で起きているテロを考えれば、欧米で起きているテロは、イスラム諸国でのテロの火の粉が飛んできたと言う程度の話なのです。

 現在イスラム諸国ではどこも非常に原理主義化しています。  それで非イスラムへの迫害も激化しているのだし、またイスラム教の政治への介入が常態化しています。

 イスラム教は近代化の影響で、これまでの中世的で単純素朴な信仰から、宗教改革・宗教戦争へと至った時期のヨーロッパのキリスト教のような原理主義的な宗教へと変わってきたのです。

 そしてそういう祖国のイスラムの変貌が、そのまま欧米で暮らすイスラム移民に影響していると考えるべきなのです。

2017y05m31d_204711090
 
 昔の移民なら、移民すればもう大富豪にでもなれない限り故郷へ帰る事もできませんでした。 それどころか手紙のやり取りさへ容易ではなく、出した手紙が届くには何か月もかかりました。

 だから一旦移民すれば、否応なしに祖国の影響もうけなくなりました。

 しかし現在の移民は違います。

069

 難民としてヨーロッパに暮らす人達が、休暇に帰国したりするぐらいです。 だってヨーロッパと中東諸国の航空運賃なんて北海道・本州程度なのですから。

 またスマホやネットで常に祖国のニュースを見る事ができるし、衛星テレビやケーブルテレビで祖国の番組を見続けているのです。

 つまり身はヨーロッパに居ようとも、心は祖国そのままに暮らしているのです。
 だからそのまま祖国の影響を受けているのです。

075
 
 アヤーン・ヒルシ・アリが著書「もう 服従しない」で書いていました。

 90年代末からオランダでイスラム教徒の女性のベール姿が非常に増えてきました。 オランダ人達は皆彼女達は最近二なって移民してきた女性達だと思っていたのです。
 ところアヤーンが調べてみると、彼女達の殆どが移民二世だったのです。
 
 イスラム諸国でも実は70年代ぐらいまでは、多くの女性がベールなど被っていませんでした。 ベールを被っているのは農村部や貧しくてお洒落の出来ない貧困層だけだったのです。

 ところがイスラム諸国が原理主義化するにつれて、ベールが復活し、そしてその影響がそのまま移民達にも表れているのです。

 つまりヨーロッパに移民しても、そこでヨーロッパの文化を身に着けるよりも、祖国の影響を受けてのイスラム化の方が進んでいるのです。

079

 こうした状況を考えれば、ヨーロッパでのイスラム過激派の台頭やそれによるテロを「イスラム教徒への差別があるから」などとは絶対に言えないはずです。

 ところが自称リベラリスト達は、テロが起きる度に「イスラム教徒への差別をやめよう!! 差別があるからテロが起きる」と言うのです。

 思うにワタシは彼等こそ本当に差別主義者だと思うのです。

2017y05m31d_204945093
 
 彼等がこんな事を延々と言い続けていられるのは、つまりは彼等が欧米のテロは問題にしても、イスラム諸国で起きているテロはネグレクトしているからです。

 実際自称リベラルメディアも欧米のテロは犠牲者が数人でも大々的に取りあげ何日も何日も騒ぎ続けます。 しかしイスラム諸国で起きたテロは、被害者が数百人に及んでもベタ記事一本で終わりです。

 そして彼等はこの犠牲者たちの事など全く考えません。
 
 だからテロがイスラム諸国と欧米で共に起きており、しかも実際にはイスラム諸国の方が遥かに酷いと言う事実も完全に脳内から消えているのです。

 つまり実は彼等はイスラム教徒の命など全く関心がないし、また実はイスラム教やイスラム文化にも、またイスラム諸国の現状にも完全に無関心です。

 だから自分達の夢見る多文化共存の理想だけをネタに「差別がなくなればテロが亡くなる」などと言えるのです。

 ワタシはこういう発想こそが、完全な差別でありネグレクトだと思うのです。

2017y05m31d_205036154

 実は先日ブロゴスでマンチェスターのテロについての記事があったので、ワタシはムハンマドの布教時から来るイスラム教自体が持つ問題についてコメントしました。

 するとこんな返信を頂いたのです。

 宗教で嘘を吐くのは止めなさい。
 ムハンマドなんかどうでもいいです。

 ムハンマドなんかどうでもいい?

 そ、それって物凄いイスラム教徒への侮辱なのですが、しかし反差別の理想に燃える方達は全然そんなことは考えてもいないのです。

015
 
 彼等のリベラリズムでは宗教と言うのは殆ど意味がないので、イスラム教徒が今もムハンマドの教理に従って行動する事など理解できないのです。

 彼等のリベラリズムによれば「今時、大昔の教祖の言う事を信じて行動する人間がいるはずはないではないか? イスラム教徒をそんな遅れた人間と考えるなんて差別だ」と言う感覚なのでしょう。

 こういう人達は、反差別と喚くだけで、実は本当にイスラム教徒やイスラム教徒を理解する意思はないのです。 

 これではテロは勿論、差別だって絶対になくならないでしょう。 本当に相手を理解する意思もないのに差別が消えるわけはありませんから。
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2017-05-24 13:31

ヤフーニュースの産経記事削除について

 ヤフーニュースが産経新聞の記事を削除したそうです。 

 ヤフー、産経「韓国批判」記事を削除 「民族侮蔑」指摘が影響か

 ヤフー側は理由を明らかにしていませんが、この産経新聞の記事に朝鮮民族を侮蔑する表現があると指摘されたことのようです。

 実際、この記事について、「特定民族を侮蔑する」として問題にしている記事が掲載されています。

 産経記事に民族侮蔑表現 「読めば読むほど…」憎しみ募らせたコメント多数

 で、これが産経新聞の記事です。 かなりの長文なのでコピペしませんから、リンク先で読んでください。
 
【野口裕之の軍事情勢】金正恩氏斬首後の「不統一国家」 度を超す自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族&共産主義者が入り乱れ…

2017y05m24d_133711290

 さてこれが「特定民族の侮蔑」になるのでしょうか?

 この記事は第二次大戦終戦後の朝鮮の混乱と言う事実を元に、その混乱の原因が朝鮮人にあると言うのです。

 つまり「朝鮮人が国家体制にかかわらず、いかに統治能力を欠く致命的欠陥を持っている」「いずれの国家形態であろうと、度を超した自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族主義者&共産主義者が入り乱れ=一致団結して建国に邁進するまとまりに欠る」から混乱が起きたのだと言うのです。
 
 そしてこのような国民性は現在も変わっていないし、韓国も北朝鮮も同じだから、今後朝鮮の国家体制がどうなろうとも、同じ混乱が起き、マトモな国家運営は難しいし、執拗な反日活動は続くだろうと言うのです。

2017y05m24d_133817180

 なるほど「統治能力に欠ける」などと言われるのは、嬉しくないでしょうが、しかしこれは歴史的事実を検証した上で記事の著者が出した結論です。

 歴史上の事実から民族の特性を読み解く事は別に珍しい事ではありません。

 イヤむしろ歴史の本を読めばいたって普通の話です。

126

 ワタシは昨年から塩野七生さんの「ギリシャ人の物語」に嵌っているのですが、この中でも塩野さんはギリシャ人の民族性を何度も書いています。

 例えばペロポネソス戦争に至った理由について「ギリシャ人はスポーツでもやるように簡単に戦争をしていまう」「ギリシャ人のポリスでは何処でもある内紛があり・・・」など、ギリシャ人の民族性の問題点を指摘せずにはいられないのです。

 それどころかこうした反差別、反戦運動をしている人達の中には、第二次大戦で日本やドイツの「戦争犯罪」を散々非難した上で、この原因は全て日本民族やゲルマン民族の特性によると結論している人達が多数います。

 歴史的事実を検証した上で、その歴史を作った民族の問題点を指摘する事が「特定民族の侮蔑」になるのなら、こうした書籍や言論は全て封殺するべきと言う事になります。

 しかしこんな事に彼等は同意するのでしょうか?

2017y05m24d_134129338

 「特定民族への侮蔑」を問題にすると言うのは、ヒョッとして「朝鮮民族への侮蔑」だけが問題なのであって、日本民族やゲルマン民族、ギリシャ民族その他それ以外の民族へ侮蔑なら構わないと言う事なのでしょうか?

 これはもう明らかに朝鮮民族の特権化であり、それ以外の民族への差別です。

 勿論、ネット上に朝鮮民族への嫌悪表現や憎悪表現が多い事は事実です。

 しかしこれは朝鮮民族を嫌う人が多いと言うだけの話です。

153

 昔「巨人・大鵬・卵焼き」と言う言葉がありました。 それは当時の子供の好きな物が「巨人・大鵬・卵焼き」(当時は卵焼きが御馳走だった)だったので、みんなに好かれる物を表す言葉として使われました。

 しかし暫くするとその反語として「江川・ピーマン・北の湖」と言う言葉が生まれました。
 これは子供の嫌いな物の代表、つまり皆から嫌われる物と言う意味で使われたのです。

 江川(巨人軍の江川卓選手)と北の湖関と、ピーマンを作ってる農家とっては、実に侮蔑的だったと思うのですが、しかし皆に嫌われる物と言うのは、この世にあるのだから仕方ありません。

 そもそも江川・ピーマン・北の湖を嫌いな子供達は、別に皆で示し合わせて、政治運動として江川・ピーマン・北の湖を嫌っているわけではないのです。

 個人レベルでの好悪愛憎に過ぎないのです。

2017y05m24d_134001127

 子供達が皆で組織を作ってピーマンや江川を嫌う運動をしたわけではありません。

 しかしピーマンや江川には多くの子供に嫌われる要素があったのです。

 ネットの朝鮮民族への嫌悪や憎悪も同様です。 ネットのコメントは一人一人全く個別に書いているのであって、組織的な物ではありません。
 
 しかし朝鮮民族には日本人の嫌悪や憎悪を掻きたてる要素があるのです。

 哀しかな人間は皆平等に人に好かれるわけではないのです。

 皆から好かれる人気者、皆から尊敬される人望のある人もいれば、皆から嫌われ人や皆から侮蔑される人だっているのです。

143

 民族は個人を超えた特性があるから民族なのです。
 だから民族として多くの人から尊敬される民族もあれば、多くの人から嫌われる民族があるのも致し方ありません。
 
 朝鮮民族が民族の存在否定するなら、朝鮮民族への嫌悪や憎悪は不当ですが、しかしそもそも朝鮮民族は現在世界で最も民族に執着している人達です。

 だから民族としての特性を議論される事に文句を言う権利はありません。

 そしてその議論の結果、マイナスの評価が下っても受け入れるべきなのです。

2017y05m24d_134331582
 
 なによりも根源的な疑問ですが、個人レベルの好悪愛憎って他人からとやかく言われる、他人がコントロールして良い物なのでしょうか?

 桜井人文氏は「産経の記事を読んだユーザーが民族憎悪の感情を募らせたことがうかがわれる。」などと書くのですが、それでは憎悪の感情を募らせたらイケナイと言うのでしょうか?

 憎悪の感情は一応マイナスの感情と言われますが、しかしこれはこれで人間の感情の一部であり、一人前の大人が「江川嫌い」「北の湖憎い」と思うのは完全な自由ではありませんか?

 これに文句を言えるのは子供が「ピーマン嫌い!」と言う子供に、親が「好き嫌い言ってはダメ!」と注意する場合ぐらいです。

 それを朝鮮民族に対する憎悪や嫌悪の感情については、記事やコメントの削除など暴力的な方法で禁止封殺しようと言うのはオカシイではありませんか?

157

 勿論、朝鮮民族が嫌いだからと言って、在日コリアンに暴行をして良いわけではありません。 
 
 しかし個人が憎悪する嫌悪するのは完全に自由でしょう?
 そして嫌悪や憎悪を表現するのだって自由でしょう?

 なによりも現実の問題として、韓国の新聞、李信恵氏や辛淑玉氏など在日コリアンの言動、民潭や朝鮮総連のHPなどを見ていれば、この産経新聞記事で書かれた朝鮮民族の特性は事実としか思えないのです。

 そして今後、対韓国、対北朝鮮外交について考える場合に、こうした朝鮮民族特性を無視する事はできないのです。

2017y05m24d_134524197

 なるほど他人の欠点はなるだけ見ないようにすると言うのは美しい心がけです。 

 しかし本当に約束を守る意思のない相手に金を貸したり、必ず裏切る相手と一緒に仕事をしたりするのは、余りにも危険です。

 どんなに裏切られても、騙されて身ぐるみ剥がされても尚相手を信じ続け愛し続ける人は聖人になれるでしょう。

 けれども我々一般人は聖人になりたいわけではありません。 他人を故意に傷つけようとは思わないけれど、危険な相手との関わりは避け、避けられない場合には、危険な相手であることを承知した上で相応を用心をして付き合うようにしたいだけです。

160

 そして日本の外交も同様に考えているのです。

 できる限り多くの国と友好関係を維持したいし、助ける事が出来る国は助けたい。

 しかしだからと言って、条約も合意も無視して際限もなく強請タカリを続けるような相手とまでは、「友好」は無理なのです。
 こうした国とは相手が強請タカリ国家であることを前提に付き合うしかないのです。

2017y05m24d_140836614

 ところで日本は民主主義国家です。
 だからこうした現実的な外交政策を行う為には、外交官や政府首脳だけではなく、一般国民もまた他国や他民族について正確な情報を知るべきなのです。

 だってそうでなければ国民は正しい判断を下せません。
 国民が正しい判断を下せなければ、正しい外交はできないのです。

 勿論、外交のその場の方便だけならば、強請タカリ国家にも国を挙げて綺麗事やお世辞タラタラの対応すると言うのもあり得ます。
 しかしその為に国民の知る権利を奪って良いのでしょうか?

 そんなことをして良いわけないでしょう?

167

 ワタシがヘイトスピーチ規制法や反差別ファシズムに着い一番危険だと思ったのは、ヘイトスピーチと差別と言う極めて曖昧な綺麗事を根拠として、本来国民が知るべき情報が封殺される事です。
 
 そしてそれ以上に恐ろしのは好悪愛憎と言った人間の根源的な感情にまで国家権力が介入してくることです。
 
 ワタシはネトウヨですから、国家は大切だと思っています。
 しかし国家は国民の自由や人権を守る為にあるのであって、外国人の為に国民の自由を封殺するためにある物ではないのです。

 嫌いな物も嫌いと言えない社会など闇黒社会なのです。

2017y05m24d_141007609

 因みに日本国憲法が保障しているのは法の下の平等だけで、個人が他人をどう思うか?個人がどういう理由で人を侮蔑してはイケナイかなどは定めていません。
 
 だってそんなことはできるわけないでしょう?
 それをやれば思想信条宗教の自由や良心の自由を否定してしまいます。

 しかしこうしたヤフーニュースの対応を見ていると、こうした人間感情への国家介入の道が拓けつつあるのではと言う恐怖を感じます。

 けれどもこうした道を拓いた一歩はヘイトスピーチ規制法です。

 日本人の人権と民主主義を守る為は、是非ともこの悪法を廃止するべきです。
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(16)