FC2ブログ

2020-01-17 13:34

愚劣な革命願望 女系天皇

 女系天皇待望論は悠仁親王の御誕生で一旦は消滅したのですが、しかしこの数年来また煽る連中が出てきました。

 これは実に奇妙です。
 悠仁親王はお元気にお育ちで、皇位の継承に問題は出ていません。
 
 しかし彼等は「男女同権」や「人権」を持ち出して愛子内親王の継承を煽るのです。

 けれども「男女同権」や「人権」を持ち出すなら、まずは愛子内親王の人権、つまり愛子内親王の御意志、御希望を第一に考えるべきでしょう?
 
 だから愛子内親王御自身が皇位継承を御希望されているのであれば、この「人権」論や「男女平等」論からの、愛子内親王の皇位継承つまり「女帝」即位もまだ意味があります。

 しかし愛子内親王がそのような御希望を述べられたという話は全くありません。
 愛子内親王は学業は抜群に優れた方のようですが、一方で登校拒否や拒食症にも苦しまれたようです。
 このように繊細な方が、「女帝になりたい」などと言う野心をお持ちとは思えません。

 そういう繊細な未成年の内親王を担ぎ出して「女帝に!!」と煽る方が、余程人権侵害でしょう?

 しかし女系天皇を煽る連中は、愛子内親王の御意志も御希望も完全に無視した上で「女系天皇!!」と喚き続けているのですから、彼等の真意が「人権」でも「男女同権」でもないことは明らかです。

IMG_0926
 
 それでは彼等の真意は何でしょうか?

 彼等の真意は天皇制の破壊です。
 これは女系天皇に反対している人達の論理を見ればわかります。

 女系天皇に反対している人達は、皆「女系天皇になっては天皇制の根幹が壊れる」と言っているのです。
 
 実際、現在必死で女系天皇を煽り続けている連中は、共産党や立件民主党や田原総一郎や石破茂などパヨクやそれに媚びる連中です。 
 女系天皇推進派の面子を見れば、コイツラが皇室の存続を考えるはずもないのは自明なのです。

 元々天皇制を破壊するのが目的で唱えているわけですから、もう理屈なんかどうでもよいのです。
 まして愛子内親王の人権なんか考えた事もないのです。

 それでは彼等はなぜ天皇制を廃止したがるのでしょうか?

 それは革命願望でしょう?

 つまり「君主制は絶対悪であり、それを倒す革命は正義だ!!」「民主主義を完成するためには、君主制の破壊が必要だ。」と考えているのです。

 これって例えば女系天皇待望論に関する記事へのコメントなどみていると、ありありとわかります。

 女系天皇容認問題、ケント氏や田原氏を含めた侃々諤々意見

IMG_0927

 そしてこの革命願望は、戦後民主主義の理念を演繹すれば、当然の帰結でしょう?

 戦後民主主義の教育や、マスゴミが続けたプロパガンダでは革命は正義です。
 「王様は人民を残酷に搾取し、弾圧したので、人民は怒り、革命を起こした。 そして民主主義国家になり自由で平等で平和な国家が生まれた。」事になっているのです。

 だから何も考えないでプロパガンダに乗っていると「だったら日本も天皇制を廃止するべきだ」と思ってしまいます。

 しかしこれは正しいのでしょうか?
 革命を起こして君主制を倒して、自由で平等で平和な国になった例ってあるんでしょうか?

 ワタシは結構歴史の本を読むのが好きで、高校世界史レベルよりは少しは歴史に詳しいのですが、しかしワタシはそういう例は知りません。

IMG_0933

 例えば日本の左翼が天皇制廃止論に一番安直に持ち出すのは「天皇がいたから戦争になったのだ。 だから戦争を防ぐ為に天皇制を廃止するべきだ。」と言うのがあります。

 しかしこれホントでしょうか?
 歴史を学べば、実際にこれをやった国があります。

 ドイツは第一次大戦で悲惨な戦況に陥りました。 その為ドイツ国民はこの戦争を始めた責任は皇帝ウィルヘルム二世の責任であるとして、彼を追放しただけでなく帝政そのものを廃止しました。
 そしてオーストリアもそれに倣いました。

 で、その後ドイツとオーストリアは戦争をしなくて済むようになりましたか?

 違うでしょう?
 ドイツはこの革命後、当時の世界では一番民主的な憲法を作ったので、平等は結構実現したのです。
 だから門地門閥も、資産も、学歴も、それどころか職歴さへ満足にない帰化人が、ドイツの支配者になる事ができました。
 そして更にオーストリアまで併合したのです。

 しかしその男アドルフ・ヒトラーがドイツとオーストリアを第二次世界大戦へと導いたのです。
 
IMG_0934

 ロシアだってそうです。
 第一次世界大戦で疲弊した国民は、平和を求めて帝政を倒したのです。
 しかしその後ロシアは平和になりましたか?
 
 皇帝一家を惨殺してロシアの支配者となった共産主義者達は、その後第二次世界大戦終結まで延々と続く戦争にロシア国民を駆り立てました。 
 しかも戦争が終わっても自国民の粛清は終わらなかったのです。
 そうやって共産主義者に殺された人は、ドイツ軍に殺された人よりはるかに多いのです。

 カンボジアはどうですか?
 シアヌーク王朝が倒れて生まれたのは、ポルポト政権です。
 これはもう戦争もしないで自国民の3分の1を虐殺したのです。

 イランだってそうですよね?
 イランイスラム革命でパーレビ王朝が倒れ、皇帝一家は亡命しました。 
 それでイランの国民は平和に自由に暮らせるようになったのですか?

 なるほど豊かな石油収入をパーレビ国王一族が、奢侈に浪費する事はなくなりました。
 しかしそれは戦争・テロ支援・核開発に使われて経済制裁を招き、国民は疲弊するばかりです。

IMG_0936

 ドイツは民主主義、ソ連やカンボジアは共産主義、イランはイスラム教。
 皆それぞれ違った理念、違った理想を掲げて革命を起こして君主制を倒したのですが、その後起きたのは、凶悪な独裁者の登場、そして戦争と虐殺です。
 
 で、でもフランス革命や清教徒革命は?
 イギリスもフランスも立派な民主主義国家になったではないか?
 自由で平和で豊かな先進国になったではないか?

 ええそうです。
 でもそうなったのって、革命の後100年ぐらい後の話です。

 高校や大学の受験勉強だと革命が起きた年号ぐらいしか覚えないので、あの革命の最中が起きたか?など全く見えないのです。
 
 独裁者の登場、粛清、戦争は、実はフランス革命でも清教徒革命でも、ソ連やカンボジアやドイツとと同様です。(イラン国内での粛清の実態はまだ表に出ていないのでわかりませんが)

 そしてイギリスは戦争と独裁に辟易した挙句、「やっぱり王様がいた方がいい」と言う結論に達して、王制を復活させたのです。
 しかもその為に、外国から王様を引っ張ってくるという有様でした。

2020y01m17d_135541871

 天皇制を廃止したら民主主義が完成するという人達は、フランス革命や清教徒革命の国王処刑の後続いた混乱を期待しているのでしょうか?

 或いはメイド・イン・ジャパンのヒトラーを誕生させたいのでしょうか?

 ワタシはネトウヨですが、実は民主主義大好きなので、皇室への尊崇の念とかは至って薄い方です。
 実際、最近まで皇室の存在意義なんてないと思っていました。

 しかし最近の女帝願望論を見ていて、その底にあるモノを覗いてみると、背筋が冷たくなってきました。
 そしてこういう連中の革命願望を封殺するためにも、絶対に天皇制は守るべきだと考えざるを得なくなりました。

 幾ら民主主義が好きでも、それを徹底するためだけに革命後の独裁や粛清、戦争の悲惨を体験するのはごめんです。

 クロムウェルやロベスピエールやナポレオンの支配なんて御免です。

 ヒトラーやスターリンやポルポトやホメニイ師を崇拝させられるぐらいなら、天皇陛下を崇拝している方が百倍マシです。
 
 そりゃ今の日本が完全無欠で理想的な民主主義とは言えないでしょう。
 でも女系天皇推進派に聞いたらわかるでしょう?

 君達、日本国憲法を改正するべきだと思いますか?

 って。
 皆揃って、絶対反対じゃないですか?

 だったらその日本国憲法が統治している状況を、戦争と虐殺のリスクを取ってまで変える必要があるんですか?

IMG_0945

 因みに女系天皇派の皆様が大好きな北欧諸国だって、皆君主制です。

 スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、皆王様がいますよね? 
 フィンランドにはいないんですが、あの国はロシア領だったのが独立したので、最初から王様はいなかったのです。
 
 だったら天皇制があるから民主主義が完成しないっていう話もインチキでしょう?

 つまり女系天皇を持ち込んで、天皇制を潰したい連中って、実は高校受験のレベルの知識と感覚だけで「天皇制があるから本当に民主主義になれない。」と思い込んでいるだけでしょう?

 或いは革命により自分が権力を得る事を妄想しているだけでしょう?

 こんなバカや悪党につきあって天皇制を潰してよいわけはないのです。
 
 なるほど民主主義の理論からすれば、天皇が日本の象徴であり、国民が尊崇しなければならない合理的な理由はありません。
 
 しかし現実の歴史に君主制を倒して、国民が自由や平等や平和を得られた例はないのです。

 だったら民主主義の理論だけで国家を統治する事が内包する問題についても考えてみるべきでしょう?

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(18)

2019-12-11 11:23

子供部屋オジサンの「自主独立」 護憲派

 日本共産党国会議員団総会での志位委員長のあいさつと言うのが、赤旗に出ていましたが笑えます。
 
 彼はこの中で安倍総理の外交を「ペコペコ外交」と非難しました。 
 そしていうのです。

日本外交を、覇権主義従属外交から、自主独立外交へと転換させよう 

 まとめて言いますと、トランプ大統領、プーチン大統領、習近平主席――三つの覇権主義への「ペコペコ外交」でいいのか(「そうだ」の声)。これが問われていると思います。
 来年1月の党大会に提案している綱領一部改定案は、「どんな国であれ覇権主義的な干渉、戦争、抑圧、支配を許さない」ことを、国際活動の大きな柱にすえました。
 この立場にたって、日本外交を、覇権主義従属外交から自主独立外交へと転換させるためにがんばろうではありませんか。


 おお、素晴らしい!!!
 ワタシもこの方針は全面的に支持します。

 しかしどうやって実行するんですか?

IMG_0385

 実は共産党に限らず反安倍野党は、皆対米外交には同じ事を言っているのです。
 でもそれならどうやったら、日米安保条約を解消して、自主独立外交ができるようになるかは、全く示しません。

 そして連中は揃って、憲法改正には反対しているのです。
 今国会は「桜を見る会」の騒動で終わりましたが、これだって野盗が憲法改正を阻止するためにやっているだともいわれます。

 憲法を改正反対
 自主外交

 このコンビネーションってマジに子供部屋オジサンの理論ですよね?

IMG_0387

 子供部屋オジサンって、実は自主独立大好きなのです。

 で、母親から「学校に行け」と言われると「何でオレがオマイの言う事聞かなきゃならないんだ!!」、父親から「学校へ行かないのなら、働け」と言われると「オレはオマイのモノじゃない!!」「オレは独立した人格なんだ!!」と言って猛然と反抗するのです。

 親に従わないから、自分は独立した人間なのだ。
 自分は独立した人間だから、親の言う事には反抗するのだ。

 と、言う理屈です。
 でもこうやって反抗していたら永遠に子供部屋から出られないでしょう?
 
 一人前の大人として両親から独立するためには、両親の言う事を聞いて、学校に行き、そして職に就くしかないのです。

 日本の左翼は全くこれと同じで、日本がアメリカから軍事支援を要請されると、「アメリカに従属するな!! 日本は独立国だ!!」と言って反対するのです。
 そしてこの理屈で、憲法改正には絶対反対です。

 国家が独立するために自国を防衛するための軍事力を持つのは、個人が独立するために経済力を持つのと同様に絶対必要な条件なのです。

 だから憲法改正に反対するって、つまり子供部屋オジサンが親から「仕事しろ!!」と言われて、反抗して引き籠るのと同じ事なのです。

IMG_0389

 なるほどそれでも相手が親なら、そういう息子だって金と体力が続く間は、何とか面倒を見てくれるでしょう。
 でもアメリカは親じゃないんですよ。

 わけのわからない事を言って引き籠るような国の面倒をいつまで見てくれるのでしょうか?
 それにもうアメリカだって随分ヘタレているのです。

 アメリカはソ連に対抗するために、中国を支援してきたのですが、その中国は実はソ連以上の化物になってしまいました。
 そしてアメリカ一国だけでは、その化物を抑えきれないようになっているのです。

 だから日本だけでなくNATO諸国など同盟国に軍事力の強化と、防衛協力を呼び掛けているのです。

 日本だって中国に呑まれるのがイヤなら、アメリカと一緒に戦える体制を作るしかないのです。

IMG_0394

 でもこれ日本にとってはチャンスでもあります。
 アメリカから独立するチャンスなのです。

 アメリカが日本に憲法9条なんて押し付けたのは、日本が二度とアメリカを脅かすような国にならず、アメリカの属国にしておくためでした。

 だからもしアメリカがこれまでのような圧倒的な力でパックス・アメリカーナを保持できるなら、日本の憲法改正なんか絶対に許さなかったでしょう。
 そうすれば日本を永遠に属国にしておけますから。

 でも今は状況が変わって憲法改正どころか、核兵器の保持だって認めそうな雰囲気です。
 だって対中防衛上そんな事を言っていられないからです。

 アメリカだけでは中国の覇権を抑えきれないので、日本の手助けが必要になったのです。

 勿論、これは日本がアメリカにとって信頼できる同盟国だからです。
 信頼できる同盟国なら、強ければ強いほどありがたいのです。

 つまり今こそアメリカともめずに、憲法を改正し、独立国として相応しい軍事力を持つ大チャンスなのです。

IMG_0392

 そもそもバカ左翼は「米軍は出ていけ!!」なんて言うけれど、一体どうやって追い出す気でしょうか?
 一億玉砕を覚悟で、米軍相手にゲリラ戦でもやる気でしょうか?

 アメリカが在日米軍基地を引き上げるのは、アメリカ軍が日本からいなくなっても、アメリカとアジア太平洋地域の安全保障に影響がないと看做した場合だけです。 
 アメリカの安全保障に在日米軍基地が必要だと判断すれば、どんな事をしても居座ります。

 まして在日米軍が引き上げたら、日本が中国側に寝返るなんて思ったら、絶対に出ていきません。

 そういう現実を考えたら、日本から米軍基地を追い出して、日本が独立する唯一の方法は、アメリカ人の圧倒的多数が日本を心から信頼し、極東の安全保障は日本に全部任せちゃえばよい、と考えるようになった場合だけです。

 だったらアメリカが対中防衛に苦労している今こそ、日本は憲法を改正し、自国を守るのみならず、アメリカと共に中国の覇権主義から世界を守るパートナーである事を示すべきなのです。

IMG_0415

 そ、そんなの結局、究極の対米従属ニダ!!
 それってアメリカに都合が良いだけニダ!!
 それじゃ自主独立じゃないニダ!!

 だから何?

 そもそも自主独立って何ですか?

 人間が一人前の大人として独立して生きていくって、つまりは理不尽だったり、自己中だったり、わけのわからないことばっかり言ったりしている上司や同僚や客とうまく折り合っていくことでしょう?

 それを親の言う事に逆らい続ける事を「独立」と勘違いしていたら、独立どころか子供部屋から出る事もできないのではありませんか?

 でもその子供部屋オジサン理論に執着しているのは日本の左翼なのです。

 アメリカに逆らう事が自主外交なんてバカな事を言っている国があるんですか?
 自国の国益の為なら、有利な同盟は守るのが自主外交です。 
 イギリスなんてアメリカとの関係を維持するためなら、アメリカの仕掛けたアフガン戦争に王子様まで送り込んだのです。

IMG_0412

 実際、連中は社会人として致命的な欠陥があるのだから仕方ありません。

 最初に紹介した志位委員長の挨拶を全文見たら、マジに笑えます。

 何しろ「日本外交を、覇権主義従属外交から、自主独立外交へと転換させよう 」なんて立派な事をいって、安倍総理には「習主席の「国賓」招待を最優先させ、言うべきことを言わない」批判しています。
 でもそれは全体の極一部で、後はもう「桜を見る会」とかどうでも良い事ばっかりです。
 そしてこれで国会を全部潰した事が誇らしくてたまらないようです。

IMG_0427

 あのさ、習近平の「国賓」招待に反対なら、何でそれ国会で言わなかったの? 
 本来なら野党が中心になって、中国の香港やウィグルでの人権侵害に対する非難決議ぐらい出すべきでしょう?

 これ出したら自民党にも賛成する議員は結構いるから、日本の国会として非難決議を出せるよ。
 そうしたら習近平の方から訪日やめるんじゃないの?

 本当はこういうのって野党や議会が出すべきなんだよ。
 アメリカでもそうだけれど、政府首脳が面と向かって中国を非難しちゃうと、後々対話がしづらくなるんだよね。
 でも中国に自国の企業や邦人が沢山いる状態では、対話しづらくなるって凄く困るの。 だってああいう国だから、彼等に何をするかもわからないしね。

 だからこそ政府ではなく野党を中心にまず議会が、国家としての意志を示すべきなんだよね。

 そして実際にアメリカの民主党は、これをやるんだよ。

 でも日本の野党は今国会では、「桜を見る会」に熱中して、中国の問題なんてガン無視だよね?
 
 「桜を見る会」で騒ぐより、対中非難決議を先導する方が、余程支持率が上がると思うんだけどね。

2019y12m11d_133839260

 でも野党はこの国会を「桜を見る会」でつぶし、憲法改正どころか、香港やウィグルでの中国の人権侵害はもとより、9月の大型台風による被害の対策と、今後の防災についても、景気悪化に対応するため補正予算の要求も、またホルムズ海峡での紛争から日本のタンカーをどう守るかも、一切議論しなかったのです。

 マジにこれじゃ子供部屋オジサンでいるしかないでしょう?

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(32)

2019-12-03 10:54

寛容のパラドックスと寛容 悪霊石垣のり子

 寛容のパラドックスと言うのがあります。
 1954年にカール・ポパーと言う哲学者が言い出したのだそうです。

「無制限の寛容は確実に寛容の消失を導く」
「もし我々が不寛容な人々に対しても無制限の寛容を広げるならば、もし我々に不寛容の脅威から寛容な社会を守る覚悟ができていなければ、寛容な人々は滅ぼされ、その寛容も彼らとともに滅ぼされる。」

 なるほどこれは一見尤もらしい話です。
 しかしこれは現在、民主主義社会を守る為ではなく破壊するために利用されています。
  
 この実例が立憲民主党の参議院議員石垣のり子です。

IMG_0171

 彼女は高橋洋一教授を「ファシスト」「レイシスト」と断定し、山本太郎等が主催した「消費税減税研究会」に彼が講師として招かれた事について、山本太郎に強硬に抗議しました。

 立民・石垣氏から「ファシズム呼ばわり」 高橋教授が枝野代表の見解求める

 そして自身のツィッターでも高橋洋一氏を「ファシスト」「レイシスト」と書きました。

石垣のり子 
 馬淵澄夫さん山本太郎さん主催の消費税減税研究会。初回の講師は、高橋洋一氏とのこと。これから始まるという時に大変残念ですが、当初言明したように私は、レイシズムとファシズムには一切加担しません。よって、レイシズムとファシズムに加担するような人物を講師に呼ぶ研究会には参加できません。 

 これに対して高橋洋一氏は即座に石垣に何を根拠に自分をファシストでレイシストと呼ぶのか質問し、更に枝野に立憲民主党としての見解を問いましたが、現在に至るまで二人とも回答していません。

IMG_0146

 因みに問題の「消費税減税研究会」で高橋洋一が行った講演については、高橋自身が内容を説明し、そして「なぜ自分をファシスト・レイシストと呼ぶのか?」を再度問いかけていますが、しかし石垣も枝野も沈黙を守っています。

 髙橋洋一「私をファシスト、レイシストと呼ぶ議員にお伝えしたいこと」

 この記事からもわかるように、高橋洋一は特定のイデオロギーを支持する人ではありません。
 彼は元財務相の官僚ですが、東大数学科卒で完全な数学脳の持主なので、彼の話には感情やイデオロギーが一切なく、ひたすら統計データと事実の解析から、結論を導くのです。

 それで彼の話を聞いていると、数学難問を綺麗に解いていくの見るようで、頭がスッキリします。
 だからワタシは言論人の中では彼が一番好きで、彼の動画や記事を殆ど全部見ています。

 しかしこういう人なので、ファシズムやレイシズムには関係のしようもないのです。

IMG_0153

 それでは石垣は一体何を根拠に高橋洋一を「ファシスト」「レイシスト」と断定したのでしょうか?
 
 石垣のようにリベラルを自称する人達は、「寛容」を重視し、「多様性」や「人間の尊厳」「人権」を振り回します。 
 「平和主義」や「環境」そして日本国憲法も大好きです。

 そして当人達は、自分自身は非常に寛容で、多様性や人権や人間の尊厳を重視し、憲法を守る人間だと信じているのでしょう。

 しかし彼等は、自分達の気に入らない人間、自分達に不都合な人間を全て何の根拠もなく「ファシスト」「レイシスト」と断定します。

 そして最初に紹介した「不寛容のパラドックス」を用いて、これらの人々を徹底的に排除し弾圧し、言論を封殺しようとします。

IMG_0175
 
 彼等は自分達が「ファシスト」「レイシスト」と断定した人々の言論を封殺し、表現の自由を剥奪するためなら暴力を振るう事も、また人を騙したり陥れたりすることも厭いません。

 実際、高橋洋一以外にも百田尚樹や竹田 恒泰など、彼等から「ファシスト」「レイシスト」と断定された人達の講演会やサイン会などの催しが、彼等の脅迫によって中止されたことが何度もありました。

 彼等は百田尚樹等は「レイシストでありファシストでありヘイトスピーチなのだから、言論の自由や表現の自由の埒外なのだ」と言うのです。

 しかしなぜ百田尚樹や竹田恒泰がレイシスト・ファシスト・ヘイトスピーチなのかは、一切説明しません。
 
 自分の気に入らない人間、自分に不都合な人間なら、何の根拠もなく「不寛容な人々」と断定して、彼等を迫害してもよいのなら、この世に寛容でない人も、善良でない人もいません。

IMG_0185

 実際、ヒトラーだって石垣のり子よりは善良で寛容で、しかもリベラルと言えるでしょう。

 なぜならヒトラーは現在MMTが提案しているような財政政策を断行して、ドイツの失業者を救ったばかりか、労働者階級の生活レベルを格段に上げました。
 ヒトラー政権下でドイツの労働者階級は歴史上はじめて持ち家、自家用車、豪華客船や保養施設での休暇旅行などが可能になったのです。
 
 韓国の文在寅政権や日本の民主党政権など、格差の解消と富の再配分を掲げる政党は、皆経済政策に完全に失敗し貧しい人々を、更に貧しくして苦しめるだけに終わったのとは大違いです。

 彼はユダヤ人を迫害したけれども、石垣のり子と違ってなぜユダヤ人を迫害するべきかは、彼自身の言葉できちんと説明しました。
 またユダヤ人の定義も、議会での議論の末に法を作って定め、その法によってユダヤ人とされた人のみ迫害したのです。

 ヒトラーは共産主義者も迫害しましたが、しかし共産主義は人権や多様性、人間の尊厳を完全に否定するイデオロギーです。
 実際共産主義国家では、ナチスドイツを一桁上回る規模の大量虐殺や、多数の民族へのジェノサイトが行われました。
 そして現在もなおこれを続行しています。

 だから現在のドイツでも共産党は非合法だし、共産主義者はナチの被害者への個人賠償の対象からは除外されました。

IMG_0189

 ところが石垣のり子は、共産党や核マル派の人権侵害や暴力については、一切問題にしていないのです。

 つまり彼女は共産主義者の暴力は、全く問題にしていないのでしょう。

 実際、そう考えなければ、彼女達の言動が理解できません。

 彼女の属する立憲民主党など野党は、第二次安倍政権成立以来、本来の政党としてなすべき政策を完全に放棄して、ひたすら安倍政権の政策に反対してきました。

 ところが大変不思議な事に、安倍総理が習近平を国賓として招待する事については、一切反対していません。

 習近平は多様性を認めているのでしょうか? 
 習近平は人間の尊厳を尊重しているのでしょうか?
 
 現在、中国がやっているウィグル人のジェノサイト、香港での市民の弾圧、そして日本始め近隣諸国への侵略行為と、東南アジアや中東、アフリカで行っている帝国主義そのものの経済侵略。
 
 アメリカでも、オセアニアやヨーロッパでも、リベラリストを自称する人々は、保守と共にこれに対して断固抗議を始めたではありませんか?

 人間の尊厳を尊重するなら、安倍総理の習近平国賓招待は「桜を見る会」やモリカケよりも100倍重大な問題でしょう?

 にもかかわらず石垣等は「桜を見る会」に狂奔し、習近平を国賓として招待する事には、そもそも関心さへないのです。

IMG_0187

 これはつまり彼女等は口とは裏腹に、実際には人権にも民主主義にも一切関心はないとしか考えられません。

 実際、普通に見て彼女等の人権感覚は極めて疑わしいのです。

 石垣のり子も、また反安倍野党も、国民民主党の森ゆう子が、国会で原英史さんを犯罪者呼ばわりし、更に原英史さんの自宅の住所をネットで曝した事について、全く問題にしていません。

 これについて維新の会が懲罰動議を提案したのですが、石垣等は応じていません。
 
 これは石垣等反安倍野党議員達は、ただ一般国民の人権に関心がないばかりか、「カケで安倍に協力した奴を懲らしめて何が悪い。」と考えているからではないでしょうか?

 彼女等にとっては自分の思い込みの正義がすべてなのです。
 そしてその正義の為なら、法も人権も無視して構わないと信じているのです。

 これはもう法治主義の全否定であり、民主主義の根幹を切り倒す物です。

IMG_0194

 しかしだからこそ彼女等は「寛容である事」や「多様性の尊重」「差別反対」などに執着するのです。

 本来、民主主義国家では「多様性」や「寛容」なんて喚く必要な意味がないのです。
 なぜなら民主主義国家では法の下の平等、思想宗教信条の自由、言論表現の自由は、法により国民の権利として保障されています。

 だから国民の数だけ価値観がり、全て国民が自分の価値観を守って生きる権利を、法により保障されているのです。

 そしてこうした民主主義社会を「不寛容」から守る、民主主義社会をファシズムやレイシズムから守るのもまた法なのです。

 しかし民主主義国家の法は、人を価値観や言論や人格では罰しません。
 実際にテロや破壊活動を行って他人を傷つけた場合にのみ罰するのです。

 オウム真理教の教理がいかに危険でも、それで処罰はされなかったのです。
 オウム真理教が解散させられたのは、彼等が実際にテロを起こし、多数の人を傷つけたからなのです。

 国家は人の心に入らない。

 これはヨーロッパの人々が宗教戦争で人口を半減させた末に、たどり着いた近代民主主義国家の大原則なのです。

 つまり政治家が法を無視して、思想や人格を理由に、一般国民を断罪してよいわけがないのです。
 そもそも民主主義国家の法治主義は、このような政治家から一般国民を守る為に生まれたのです。

IMG_0201

 しかし現在石垣のような自称リベラリストは、「寛容」や「多様性」を振り回す事によって、この原則を破壊しようとしているのです。

 つまり彼女等は「多様性を認めよ」「差別反対」と叫ぶ事で、人がそれぞれ自分の価値観によって他人を評価する事を禁じるのです。

 本来、民主主義国家で保障されている「平等」は、法の下の平等だけです。
 なぜならそれを超えた平等を強制する、つまり個人が他人を平等に扱う事や、結果平等を強制すると、思想宗教信条の自由など自由権を侵害する事になるばかりか、好悪愛憎と言う人間感情の根幹まで破壊する事になるからです。

 しかし彼女達は自分や自分の仲間が嫌われたり、批判されたりすと、それを「ヘイト」だと決めつけて批判は勿論、嫌悪感と言う人間の感情さへ封殺しようとします。
 
 そして「寛容」を強制する事で、自分や自分の仲間の違法行為への批判や処罰を禁じるのです。

 更に自分の気に入らない人々、自分に不都合な人々を、全て「ファシスト」「レイシスト」として抹殺する事ができる社会を作ることを、目指しているのです。

IMG_0206

 ワタシは夕べ、彼女の写真について「ヒトラーの10倍不気味」と書きましたが、考えてみれば実際にヒトラーの10倍怖い人なのです。

 彼女には悪霊が憑りついているのか?
 それとも彼女自身が悪霊なのか?

 しかしワタシはこのような日本をこのような悪霊が支配する社会にはしたくありません。
 だから誰が何と言おうとも、このような悪霊とは戦っていきたいと思っています。

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(21)

2019-11-17 12:52

進め民主党!!泡沫を目指して!!

 立憲民主党の支持率が3.1%になりました。
 片割れの国民民主党は0.2%ですから、合計しても3.3%しかなく、公明党に及びません。

 つまり順調に泡沫政党化が進んでいるのです。
 
 安倍内閣支持率、4ポイント増の48% 時事世論調査
2019年11月15日17時01分
 時事通信が8~11日に実施した11月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比4.3ポイント増の48.5%、不支持率は同3.6ポイント減の29.4%となった。2閣僚の辞任や大学入試への英語民間試験の導入見送りなど、政権の不手際が相次いだにもかかわらず、支持率は上昇した。
20191115ax04S_t.jpg

 一方、政府は13日に首相主催の「桜を見る会」を来年度は中止することを決定したが、調査期間とは重なっていない。

 内閣支持の理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」23.0%、「リーダーシップがある」13.1%など。支持しない理由(同)は「期待が持てない」14.3%、「首相を信頼できない」13.8%などだった。
 政党支持率は、自民党が前月比2.6ポイント増の30.1%でトップ。立憲民主党は同2.7ポイント減の3.1%で、公明党の3.7%を下回った。以下、共産党2.0%、日本維新の会1.3%。社民党とれいわ新選組はともに0.6%、国民民主党とNHKから国民を守る党はともに0.2%だった。
 調査は台風19号の影響を受けた一部地域を除き、全国18歳以上の男女1986人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.5%だった。

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(8)

2019-11-10 12:38

ベルリンの壁崩壊30周年記念に寄せて

  ベルリンの壁が崩壊したのは30年前の11月9日だったのですね。 但しこれはドイツ時間ですから、日本では日付が変わって11月10日になっています。

 これについて杉山隆男の「きのうの祖国」に面白い話が書かれていました。

 ベルリンの壁が崩壊し、東ドイツと言う国が消滅して間もなく、東ベルリンに人相風体からどう見ても西側の人間だとしか思えない男たちが10人余現れました。

 彼等は列を組んで「お前たちは騙されている。 資本主義は間違っている。 すぐに壁を戻せ。」と叫びながら歩きまわったというのです。

 東ベルリンの住民たちにとっては、何とも奇異な光景だったようです。

 ええ、ワタシも奇異に思います。

IMG_8520

 ワタシは1954年生まれですから、物心ついた頃は冷戦真っ最中でした。

 テレビは毎日のように冷戦に関するニュースを報道していました。
 オリンピックがあると、ソ連や東ドイツのメダリストが、西側へ亡命しました。

 オリンピックのメダリストが逃げるなんて、子供心にも異常だとわかりますから、何でこんな事になるのか?
 何でアメリカとソ連は仲が悪いのか?
 そもそも共産主義って何なのか?

 父に聞いてみました。
 父は共産主義と言うのは、何でも平等に分けるという主義なのだと教えてくれました。

 お父さん、それっていい事じゃないの?

 ワタシはそう言いました。
 すると父は言いました。

 人間が皆、神様みたいだったら、それでうまく行く。 でも人間は神様じゃないから、共産主義は絶対にうまく行かない。

 と言いました。
 ワタシは子供だったから、この意味がわかりませんでした。

 そもそも人間が神様みたいだったら、資本主義だってうまくいくはずで、不平等になんかならないのです。
 だってワタシが依然通っていたキリスト教の日曜学校では、キリスト様は「服を二枚持っている人は、持っていない人一枚与えなさい。」と言っていたのですから。

IMG_8534

 それから少し大きくなって知恵が付き、新聞など読むようになると、共産主義と言うのは大変素晴らしい物のようでした。

 ワタシが中学生になった時に、中国で文化大革命が起きました。 
 すると新聞には連日、この文化大革命の記事が載るようになりました。
 因みに我が家の新聞は朝日新聞だったのです。
 
 それによると中国人民は、全て人民の為に奉仕する事を喜び、平等の天国のようでした。
 
 しかしヤッパリ、なんかオカシイと思ったのです。

 だってこの平等の天国である共産主義国家から亡命する人は絶えなかったのですから。
 中学生になると共産主義国家から逃げるのは、オリンピック選手だけでなく、有名な音楽家や作家、そして一般国民もまた命懸けで逃げているの事を知りました。

 そんな素晴らしい国から、何で逃げ出すの?

IMG_8561

 一方、そのころになると日本国内では学生運動が、最高潮を迎えるようになりました。
 ワタシが高校を受験した年、東大の安田講堂事件が起き、東大の入試が中止になり、大学入試全体が大混乱しました。

 しかし学生運動は全国の大学だけでなく、高校にまで波及して、ワタシが入学したばかりの高校でも、活動家なる学生が現れてハンガーストライキをやるとか、学内集会をやるとかで、数日授業が潰れました。

 でもワタシはこれ全然乗る気になりませんでした。

 だってこうやって学生運動で騒いでいる人達って、皆共産主義を支持していて、日本を共産主義国家にしたいというのです。

 でも大変不思議な事に、誰も日本からソ連や東ドイツや中国などの共産主義国家に亡命しないのです。

 共産主義が嫌いで資本主義にあこがれる人達は、有名ピアニストやオリンピックメダリストから一般勤労者まで、命懸けで資本主義国家に亡命するのです。

 だったら資本主義が嫌いで共産主義にあこがれる人達も、ソ連や中国や東ドイツに亡命すればよいでしょう?
 北朝鮮に行くのもよいでしょう?

IMG_8563

 そして当時、既に海外旅行は一般国民でも簡単に行ける時代になっていました。 
 ワタシが小学生だった1960年代の前半までは、海外旅行というのは大変な贅沢で、大富豪や皇族、或いはノーベル賞級の科学者など超エリートだけしか行けない物でした。

 ところが高度経済成長で、海外旅行は急速に庶民化して、ワタシが高校に入る頃には、ノウキョウがパリやロンドンで有名になりました。
 日本各地のノウキョウが、欧米へ団体旅行をするようになったのです。
 一方、若者達の間では、バッグパッカーとして、長期の海外放浪が流行し始めたのです。

 それで旅行情報も一杯でるようになると、日本人が共産圏に入るのはそう難しいわけでもなければ、格別お金がかかるわけでもないこともわかってきました。

 西側諸国よりは少し手続きは面倒ですが、それでも観光客として入国する事など簡単なのです。
 
 共産圏の人達は、西側の諸国に出る事だけでも大変で、一般国民には殆ど不可能でした。 
 だからオリンピックに出られない人や、海外でコンサートをできない人達は、車の下に隠れるとか、非常手段を用いて脱出したのです。 
 見つかると射殺されるのだけれど・・・・。

 それに比べると観光旅行に行って、そのまま亡命申請するって、超ラクチンでしょう?

 それなのに何で逃げないの?

IMG_8572

 高校生のワタシから見ても、日本で共産主義革命をおきる可能性なんか全然ありませんでした。

 だからいくらゲバ棒を振り回しても、無駄なのです。
 だからゲバ棒なんか振り回すぐらいなら、既に自分達の理想世界が実現している国へ亡命した方がよいではありませんか?

 因みに当時、学生運動が盛んだったのは東大始め、超一流大学でした。
 だからゲバ棒を振り回している連中だって、頭はよいはずで、亡命したら言葉ぐらい幾らでも学べるはずです。

 しかしながら、大変不思議な事に、ホントに共産圏に行ったのは、よど号ハイジャック犯ぐらいです。
 他は皆、日本で就職するか、そのままプロの活動家になって、延々と実現不可能な革命の為の活動を続けているのです。

IMG_8578

 でもこれは日本だけの話ではないようでした。  
 日本で学生運動が燃え上がった時期は、欧米でも同様に学生運動が盛んでした。
 
 そしてその学生達が暴力による共産主義革命を目指してテロを行うようになったのも同じでした。

 そういう連中の中にはドイツ赤軍なんてグループもいました。
 連中は世界中でテロをやったので、世界中を追い回される羽目になりました。 
 でもなぜか東ドイツにはいきませんでした。

 ドイツ赤軍なんて作るぐらいなら、何で東ドイツに行かないの?
 東ドイツに行ったら、本物の赤軍に入隊して、本物の戦車や戦闘機に乗ることだってできるかもしれないのに。
 共産主義国家の労働者として、資本家に搾取されることもなく、幸せに暮らせるのに。

 東ドイツは(東ドイツだけでなく共産圏はどこも)労働力不足に苦しんでいたので、健康な若者は大歓迎のはずでした。

 でも結局、彼等も東ドイツにもその他の共産主義国家にもいかず、テロを繰り返した挙句、処刑や投獄されたのです。

IMG_8585

 そして学生運動のが下火になって間もなくベルリンの壁は崩壊し、共産圏と言う物がなくなりました。

 それでも共産主義に未練のある連中もいるので、最初に紹介したように東ベルリンで「お前たちは騙されている!!」と喚きながら行進するのでしょう。

 でもそんなに共産主義が好きなら、何で東ドイツが存続している間に、東ドイツに行けば良かったのに・・・・・。

 こうなると彼等が本当に共産主義を信じていたとは思えません。

IMG_8590

 因みにこれについて日本共産党などは、ソ連始め現実に存在した共産主義国家をどれもこれも「間違った共産主義だ。」とか「本物の共産主義ではない。」とかいちゃもんをつけて回り、実際そういう国々相手に口喧嘩を繰り返しました。

 そして「だからウリはそういう国にはいかないニダ」と言い訳にしたのでしょうね。

 でもそうやって現実に存在する共産主義国家が全部「間違い」「本物でない」と言うなら、そもそも本物の共産主義国家を作る事なんかできるのでしょうか?

 現実に政権を奪取して共産主義を実現する能力のある人達でさへ作れない本物の共産主義国家を、泡沫政党にしかなれない日本の共産主義者が作る事ができるのでしょうか?
 
 しかしそれでも彼等は、日本で泡沫政党の地位にしがみついて「革命起すニダ」「日本の政治は間違っているニダ」と喚き続けているのです。

IMG_8530

 だからワタシは思うのです。

 共産主義者って実は共産主義の理想なんか信じてはないのだと。
 彼等はただこの理想をネタにして権力を得たいだけなのだと。

 例えこの世に本物の共産主義国家が存在しても、そこが階級差別の一切ない労働者の天国であっても、そんな国に行ったら、一労働者として暮らすしかありません。

 でも彼等はそれが絶対に嫌だから、日本で革命を起こし自分が独裁者になりたいのです。
 だから絶対に日本から出て行かないのです。

 こういう連中を支持しているのは、政治を日常生活や隣人への不満のはけ口にしている連中でしょう?
 だから彼等はひたすら現政権や現体制、そして日本にヘイトスピーチを行う連中に喝采するのです。

 非現実的な権勢欲に燃えて、国家転覆を企てる連中と、それを支持するタダひたすら不満と憎悪だけで生きている連中。

 これじゃジリ貧になるのは当然でしょう?

IMG_8597

 でも同類は隣国にも沢山います。

 10月18日、韓国の親北朝鮮派の学生達が、ソウルのアメリカ大使公邸に乱入して逮捕されるという事件がありました。

 すると逮捕された学生の仲間達は、逮捕令状を棄却し逮捕された学生達が中間試験を受けられるように、要求したのでした。

 なんかもう笑ってしまいました。

 君達は北朝鮮が大好きなんだろう?
 だったら中間試験がどうたら言ってないで、さっさと北朝鮮にいけばよいじゃないか?

 君達は学歴差別や失業のない世界が理想なんだろう?
 だったら中間試験の心配なんかしてないで、留置所から出たらさっさと北朝鮮に行ったら?

 でも連中も絶対に北朝鮮に行く気はないんですよね?

 北朝鮮には絶対行きたくない。
 韓国で学歴にしがみついて生きていきたい。

 でもヤッパリ、それだと自分より学歴の高いやつにバカにされて面白くないから、アメリカ大使館に乱入騒ぎなんか起こしているんですよね?

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(31)