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2020-11-04 14:26

やっぱり合法だった 日本学術会議新会員任命拒否

 菅総理の日本学術会議新会員任命拒否について、拒否された6人も日本学術会議の他の会員も「違法だ!!」「違憲だ!!」とわめき続きました。

 だったら任命拒否された会員の人達が提訴するべきでしょう? 
 
 でも裁判って大変だし・・・・・。

 何を言ってるんですか?
 今回、任命拒否された新会員候補の6人のうち4人は法学者です。
 しかも日弁連だって、これを「違法だ!!」「違憲だ!!」と言っている仲間です。

 裁判なんてお手の物でしょう?
 日弁連が味方なら、提訴すれば空前絶後の巨大弁護団がつくでしょう?

 その上、日本学術会議としても菅総理に抗議しているのですが、現在日本学術会議の会員には大量の法学者がいるのです。
 つまり日本の法学の権威がそろって「菅総理の任命拒否は違法だ!! 違憲だ!!」と言っているわけです。

 だったらこれで提訴すれば、日本の法学の最高権威がゾロゾロ原告側に立って意見陳述をすることになります。
 違憲訴訟について後世の法学の教科書に載るような陳述が延々と続くんじゃないでしょうか?

 こうなると想像するだに凄い裁判になって、裁判官が原告側証人に平伏するんじゃないでしょうか?

 ところが大変不思議な事に、任命拒否された新会員は提訴しないようです。

 仏メディアも「なぜもっと抗議しないの?」学術会議問題、菅首相が“逃げ切れる”理由 - 坂田 拓也
 10月30日 文春オンライン

「手詰まりですね……」

 菅首相が日本学術会議の新会員候補6人を任命拒否した問題を取材している記者の1人は、こう漏らした。

 日本の科学者を代表する首相所轄の特別機関として設立され、210人の会員を中心に提言や答申を行っている日本学術会議。

 日本学術会議法の第3条で「独立して職務を行う」と保障され、会員は、学術会議が候補者を選考して内閣総理大臣に推薦し、総理が任命すると規定されている(7条2項と17条)。

「菅首相はヒトラー以上の独裁者」
 1983年、「総理の任命は形式的」という政府見解が出され、首相が任命を拒否したことはこれまで無かった。

 今回、初めての任命拒否に対して実に480の学会が反対声明を出し(10月23日時点)、学問の自由を保障した憲法23条に反すると猛反発している。

 10月23日、任命を拒否された当の研究者達が日本外国特派員協会で会見を開いた。

 東大の加藤陽子教授(日本近現代史)は欠席したが声明を寄せ、「法解釈の変更なしには行えない違法な決定を、菅総理大臣がなぜ行ったのか、意思決定の背景を説明できる決裁文書があるのか政府側に尋ねてみたい」と記した。

 会見に出席した早大院の岡田正則教授(行政法)は、「学術会議の独立性を侵害するもので、任命拒否は破壊行為であり、憲法23条に違反」と主張。また、首相の任命は形式的という政府見解を根拠に、「(日本学術会議法にも)違反している」と続けた。

 会見では、「菅首相はヒトラー以上の独裁者」という声まで出た。

 政府は軍事研究の推進を目指しているが、学術会議は軍事研究への協力を拒否する声明を1950年、67年、2017年と繰り返し出してきた。今回、政府は、安倍政権下の安保法制・共謀罪・秘密保護法に反対した人文社会系の研究者を狙い撃ちして任命を拒否し、さらに学術会議のあり方にまで踏み込もうとしている。

 政府は、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利」と定める憲法15条を根拠に、国民の負託を受けた国会議員の中から選ばれた内閣が公務員の任命を拒否することは合法、としている。

「違憲」「違法」を裁判に訴えるまでに至らないのはなぜか
 立命館大の松宮孝明教授(刑事法)は、「(菅首相が)どのような公務員でも、自由に選び、または選ばないことができると宣言したものであり、怖ろしい話です。ヒトラーでさえ独裁を行うに当たって特別立法を必要としたのに、菅首相は憲法を読み替えて独裁を進めようとしている」と強調した。

 こうして当事者のみならず、多くの学会や研究者が任命拒否は「違憲」「違法」と主張している。しかし裁判に訴えるまでに至らない。なぜなのか。

 10月14日、任命拒否に反対する憲法研究者の有志5人が衆議員第二議員会館で会見を開いた。

 この時出した声明には憲法研究者138人が賛同。賛同者の数は、沖縄の辺野古基地問題の124人、愛知トリエンナーレ問題の91人、新型コロナ特措法問題の63人に比べて多い、と強調した。

 しかし声明では、「(任命拒否は)憲法23条の趣旨を十分にふまえておらず……」と弱く、「憲法に反する」と明確に打ち出すことは無かった。

「賛同者を多く集めたいという気持ちもあるし……」
 会見でこの曖昧さを問われた稲正樹・元国際基督教大学教授(憲法学)は、「確かにボヤッとしています。賛同者を多く集めたいという気持ちもあるし、(任命拒否を憲法違反に)繋げるロジックは大変なので……」と濁し、「出席者の気持ちはこれまで述べた(違憲・違法の主張の)通りです」と付け加えた。

 質疑応答で、『報道特集』(TBS)キャスターの金平茂紀氏が、「今後の行動として、提訴は?」と聞くと、東亜大院の根森健・特任教授(憲法学)は、裁判の原告になるためには具体的侵害が必要だが、憲法研究者の立場としては「具体的侵害が(無い)……」と回答。

 金平氏が「(拒否されたという具体的侵害があるため)任命を拒否された6人は原告になれるのでは?」と聞くと「6人は提訴できるかもしれませんが……」、金平氏が「学術会議(が原告になるの)は?」と続けると、「具体的な侵害があるか……」と煮え切らず、金平氏が「学術会議が一番被害を受けているでしょ!」と声を大きくした。しかし5人の憲法研究者から言葉は出なかった。

仏メディアも「もっと強く抗議しないのか?」
 前述の外国特派員協会での会見ではより強く、「もっと強く抗議しないのか? 裁判に訴えないのか?」とラジオ・フランスの特派員が聞いた。

 早大院の岡田正則教授は、「これは学問と政治の問題であり、是正を求めるもの。問題の性格上、いきなり裁判ではなく……」と、同じく提訴には消極的だった。

 法律の専門家がこぞって「違憲」「違法」を主張しながら、裁判へ訴えることに消極的な姿勢。「手詰まりですね……」と記者が漏らしたのも、学問の自由への侵害という大義が繰り返されるばかりで、手をこまねいている印象を持ったためだ。

 今回、学術会議が推薦した105人のうち99人は任命されている。10月14日の会見で、日体大の清水雅彦教授(憲法学)は、「任命された99人が就任を拒否する。私はそれぐらいのことをすべきだと思います」と訴えたが、そうした動きは見えていない。

 この問題は、モリ・カケ問題や桜を見る会、検察庁の人事問題などに比べて世論の盛り上がりに欠けている点もある。

 それには学術会議の存在が国民に遠いという原因もあり、ある教授は「言い方は悪いかもしれませんが、世論には反エリート主義があり、私たちへの嫌悪もあるでしょう。私たちの努力不足もありますが、メディアにも(追及を)お願いしたい」と漏らした。

 10月26日に臨時国会がはじまり、野党は学術会議問題を追及する構えを見せている。立命館大の松宮教授は会見で、国会での追及に期待すると共に「今後の内閣支持率がどう変わるかに注目しています」と話した。野党が国会で追及して内閣支持率が下がるのか、このままでは心もとない。

(坂田 拓也)

 あらら、何とも歯切れが悪いですね。

 法学の大権威が雁首揃えて「違憲だ!!」「違法だ!!」と喚いたんでしょう?
 
 「菅総理の任命拒否は違憲だ」という声明には憲法学者が138人も賛同したんでしょう?

 それなのになんで提訴しないんですか?
 
 世論の後押しとかそんな事はどうでもいいじゃないですか? 
 世論や政治権力には関係なく、法の支配を守るのが民主主義国家における法治主義です。

 ヒトラー以上の独裁者が出てきて法を歪めようとしているなら、これはもう民主主義と法治主義の危機ですから、何が何でも任命拒否された学者達は提訴するべきです。
 そして見事勝訴して、法治主義を守るべきなのです。

 菅総理が怖い?

 臆病者!!
 散々吠えた挙句、イザとなったらビビるような臆病者じゃ、国民から尊敬されるわけもないよ!!

 そもそもホントに菅総理を「ヒトラー」と思っているなら、とりあえずフランスに亡命したら?
 フランスのメディアも応援してくれてるんでしょう?
 
 だったらフランスに亡命してフランスの大学で働きながら裁判を続けたら?
 H-index0の「学者」を雇ってくれる大学があるかどうかは知らないけれど・・・・・。

 しかし大変・大変・大変不思議な事に、誰一人提訴しないようです。

 日本学術会議の会員に推薦されるような法学の大権威が、提訴をしないという事は、つまりは菅総理の任命拒否は違法でも違憲でもないってことじゃないですか?

 コイツラそもそも違法でも違憲でもない事を、「違法だ!!」「違憲だ!!」と騒げば、菅総理がビビると思ったんじゃないですか?

 ところが実は完全無欠に合法なので、お得意のスラップ訴訟さへもできないのではありませんか?

 そりゃ公民で日本国憲法を習ったばかりの中学三年生なら、自分の気に入らない事を言われたら「違憲だ!!」とわめくのも仕方ないです。
 
 しかし法学者として大学で給料を持っている人間がこんな事をしていいんですか? 
 こんな事やっている癖に、日本学術会議の会員になる気だったんですか?
 
 これじゃホンマ物の屑です。
 こんな奴等、それだけで「特別公務員」には不適格です。
  1. 戦後民主主義
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2020-10-30 12:23

自称リベラルは民主主義が理解できない 辺見庸

>「コロナ下で、行動の変容、自粛があるけど、そういう時の日本はどこの国とも違っているよね。政府が権力を発動する前に、人々が自粛しちゃう。下々の方が率先して自粛警察になるのも、昔から変わらない。僕はそこに薄気味の悪さを感じ、それが人を絶望させている面もあると思う

 これ毎日新聞に出ていた作家、辺見庸の意見です。
 辺見庸は「首相の特攻顔が怖い」のだそうです。

 コロナ感染防止のための自粛や自粛警察に関して、毎日新聞始め自称リベラルは極めて否定的です。
 
 彼等には国民がコロナ感染を防止する為に自主的に行動すること、自発的に努力することが「薄気味が悪い」のです。
 
 現在世界をパンデミックに陥れているコロナウィルスの感染防止は、ペストやコレラのような単純な隔離政策での対応は不可能です。
 しかしマスクや手洗いなど国民一人一人が日常生活で実行可能な感染防止策で、極めて有効的に防止することができます。
 
 伝染病の感染防止のような事を国民一人一人が、自主的に取り組むというのは、正に成熟した市民社会ならではのことです。

 成熟した市民社会というのは、市民一人一人が好き勝手を行う社会ではありません。
 成熟した市民社会というのは、市民一人一人が社会に対する責任を持ち、自主的にその責任を全うする社会なのです。

 市民一人一人が社会に対して責任を持った行動をするので、国家が強権を発動しなくても、社会秩序が守れるし、自然災害やパンデミックにも対応できるのです。

 勿論、社会に責任をもって行動するというのは楽しことではありません。
 飲食店の店主などは、この責任感故に自ら営業を自粛せざるを得なくなりました。 
 これはこの人達にとっては、経済的にも精神的にも大変辛く苦しい事でした。
 しかしそれでも自らの経済的利益よりも、社会的責任を優先するのが、本来の「市民」なのです。

 日本の場合は、圧倒的多数の国民が、自分個人の自由や経済的利益よりも、感染拡大防止への社会的な責任感を優先したのです。
 圧倒的多数の国民の内面で「コロナ感染で人を死なせてはならない」という善意が利己心に勝ったのです。

 こういう社会だったので、日本政府は国家として強権を発動しなくても、コロナウィルスによる死者を世界的に最低レベルに抑え込む事ができたのです。

 これは実は日本が非常に成熟した市民社会だという事です。

 ところが自称リベラルの認識は違うのです。

 自称リベラルによると、伝染病の感染拡大防止のように純然たる医学的問題で、しかも国民個人個人の命に係わる問題であっても、国民が政府の推奨した感染防止策に自発的に従うのは「不気味」なのです。
 挙句の果てに菅首相の顔が「特攻顔」に見えるというのです。

 イヤイヤ、話逆でしょう?
 伝染病の感染防止策に国民が自発的に協力しないと、国民がバタバタ死ぬを防ぐ為には、政府は強権を発動して都市封鎖をしたり、マスクの着用を強制しなくちゃならないでしょう?
 
 実際、国民の自発的協力を期待できない国々は、皆これをやっているのです。
 
 しかし国民一人一人が納得して、自分の意思で行動するのと、国家権力で強制されるのとでは、有効性のレベルが違うので、強権発動をしている国々はそれでも感染爆発が防げないんでしょう?

 辺見庸は現在女性の自殺が増えている事にかこつけて、日本人の多くが自主的に感染防止に努めている事が、その原因であるような印象操作をしています。
 
 けれども自殺の原因がコロナによる経済困窮であるというなら、これは欧米諸国の方が遥かに深刻です。
 欧米での自殺が現在どうなっているのかはわかりませんが、家庭内暴力始めコロナによる都市封鎖から深刻な精神問題が起きている事は、既に指摘されています。

 長期の都市封鎖のような国家による強権的な対応の方が、日本の「自粛」より影響が少ないと考える方がオカシイのです。

 こういう記事を見ていて本当に愚かしいと思うのですが、日本の自称リベラルって、全く民主主義や市民社会という物を理解していないのです。

 コイツラ、民主主義だったり市民社会だったりすると、何でも自分が好き勝手な事をして、反権力をわめいていればよいと信じているのです。
 そして自分達の気にいらない事があると、直ぐ「ヒトラー」とか「特攻」とか第二次大戦の話を持ち出すのです。

 もう中学生並みでしょう?

 国家や社会って利害や考えの違う膨大な人間の集合体です。
 それが秩序を保ち、その上防疫まで行う為には、まずは国民一人一人が、自分の責任を自覚して自重することが必要なんじゃないですか?
 
 そして防疫のように国家全体で対応しなければならない問題には、国家のリーダーに従う、それも自主的に従う事が重要でしょう?
 
 国家のリーダーというのは、その為にあるわけで、民主主義国家ではそれを国民自身の手で選んだのですから。
 自分が選んだリーダーのいう事なら、自分から聞くのが当然でしょう?

 それなのにコロナ感染防止のような問題について、国民が自発的に政府に従うのを「不気味」って何ですか?

 つまり自分が決めた事を自分で守る人間が「不気味」だという事ですか?

 それってもタダの駄々っ子でしょう?

 でも日本の自称リベラルってマジにこのレベルなんですよね。
 本当に愚かしい人達です。

 こういう人たちは、民主主義国家というのを「いつでもどこでも自分のやりたい放題できる社会」だと信じているのです。

 しかし民主主義というのは、全ての人が同一の権利を持って話し合い、最後には多数決で物事を決める制度です。
 一方、人は全て一人一人、意見も利害も違いますから、そうやって決まった事で、全部自分の思い通りになるなんてことはあり得ないのです。

 でも皆で話し合って決まった事は、ちゃんと守らなければならないのです。
 それが民主主義です。
 これは中学三年の公民でちゃんと習います。

 しかし毎日新聞や辺見庸など自称リベラリストはそれがどうしても理解できません。
 そこで自分の気に入らない事があると「ヒトラーだ」「特攻だ」とわめき続けるのです。

 結局、彼等は利己心を理性で抑制できないのでしょう。
 だから自分の利己心を満足させる分には、民主主義とか市民社会とかを持ち出すのですが、しかしその民主主義で自分の気いらない政権ができたり、自分の守りたくない決まりができたりすると、「ヒトラーだ」「特攻だ」とわめくのです。
 
 本当に幼稚で恥ずかしい話です。

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2020-10-24 13:00

中三病 日本学術会議

 日本学術会議の会員を任命拒否された4人が、この件について
 
 菅総理はヒトラーだ!!
 憲法違反だ!!

 とわめいています。

 「速やかに違憲・違法状態解消を」 学術会議、任命拒否の早大教授が菅首相に要望

 何この中二病??
 イヤ、正確に言えば中三病です。

 日本国憲法は中学三年の公民で習うのですが、生意気盛り、中二病が治っていないガキが、あれを習うと舞い上がってしまうんですよね。
 
 だって自由と権利とか、都合の好さそうな事が一杯書いてあるのです。
 それでなんでも自分のやりたい放題する事を憲法が認めてくれると思い込んでしまうのです。
 それに歴史は中学二年で習いますからヒトラーだって知っているわけです。

 そこで自分に不都合な奴は全部ヒトラー!!
 オレの自由と人権を認めろ!!

 というわけで憲法を振り回して大威張りするのです。
 ワタシも中学三年の時はそうでした。

 今になって思い返せば赤面するしかないのですが、しかし何しろ中学三年では知性も教養も中学生並みなんだから仕方ありません。
 
 それにワタシが中学生だったころは1960年代末で、学生運動が燃え上がっていました。
 
 そのころは大学生のお兄さん達は何かあればゲバ棒を振り回し、テレビや新聞に出てくるエライ先生達は、憲法を振り回していたのです。

 つまり中学生のワタシと同じレベルで、自分に不都合な事があると何でも「憲法違反」とわめくんですね。

 例えば道路を塞いでデモや集会をやって、それを警察に止められると

 表現の自由の侵害だ!!
 憲法違反!!

 と、騒ぐんですよね。
 だから中学生も「新聞やテレビがそういうんだから、自分も言ってよいだろう」と思っちゃうのです。

 しかしワタシはさすがにこれは中学を卒業するころにはやめました。
 大人でこういう人は殆どいないでしょう。

 しかしこの任命拒否の先生のお仲間は今もずうっとこれをやっているんです。

 日本学術会議を任命拒否されたエライ先生たちは、未だにこの中三病が治らないのです。
 
 それにしてもお粗末極まりない話です。

 そもそも日本学術会議の会員に任命されない事が、何で学問の自由の侵害になるんですか?
 それじゃ憲法15条はどうするんですか?

 憲法には様々な条文があって、個人の自由や人権を全面的に認める条文も、憲法全体を整合させたら無制限に認められるようなモノではありません。

 だって自分の人権と他人の人権がぶつかり合う事は普通にあるし、個人の権利と社会全体の利益が一致しない事は日常的に経験するのです。
 
 だから中学三年生が日本国憲法を習って舞い上がっても、少し考えるとわかるのです。

 自分の権利が保障される以上、他人の権利だって同様に保障される。
 大勢の人がそれぞれの自由や権利を100%保障されるようなことは不可能。
 だから憲法にはそういう権利の対立を整理する為の条項もちゃんと書かれている。
 
 つまり憲法で個人の権利を保障されるからって、そうそう自分の思い通りになんかならないのです。 

 だから中学生でも少し知恵がつくと、憲法を振り回してゴネるなんてことは、しなくなるんですよね。

 ところがこのおじさんたちはいい年をして、法学者を名乗りながら未だにこの中学レベルの常識が身につかないのです。

 この人達は日本国憲法の中から、自分に都合の良い条項だけを取り出して、

 自分に不都合な事は何でも憲法違反!!
 自分に不都合な奴はヒトラー!!

 とわめくのです。
 そうやってわめき続けたら、日本中の人が恐れ入るだろうと信じているのです。
 それどころか外国人記者クラブでこれを訴えているところを見ると、世界中の人達が自分達の言い分を聞いてくれるだろうと信じているのですね。

 これで法学者を名乗れるってすごいです。
 これで一人前の大人の心算というのはもっと凄いです。

 大人と子供の違いわかりますか?

 子供は自分のことだけ考えていればよいけれど、大人はそうはいかないのです。
 大人になったら自分同様他人の事も考えなけらばならないのです。
 他人の人権も自分の人権同様尊重しなくてはならないのです。

 でもこの人達の脳内には他人の存在がないから、中学生並みに日本国憲法の中から自分の権利を保障する条項だけをつまみ出して振り回しているのです。

 恥ずかしい話ですね。
 
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2020-10-09 13:01

ホントにパン屋なのか? 日本学術会議任命拒否

 日本学術会議新規会員の任命拒否に関して、こんなツィートが流れました。

6人の学者について標準学術評価ツール;スコーパスで調べてみた驚愕の事実。計測可能だったのはKYさんだけしかも、H-index 2、あとの人みんなゼロ。国際的にはとても学者とは言えない数値。総理はこれを調べてこれらの人はじいたのでは?彼らは科学者ではないしもともと国際学者とは言えない。
— 理系猿 (@chzZCFaSRtxlJBl) October 5, 2020

 それで調べてみると、スコーパスというのは学術論文のデーターベースで、このスコーパスから誰がどんな論文を出しており、その論文が誰に引用されているかを簡単にみる事ができるのです。

 このスコーパスを使うと、学者の能力評価も簡単に知る事ができます。

 それがH-indexという物です。

 まず学者の能力評価基準ですが、これは過去に出した論文と、その論文が他の論文にどのぐらい引用されているかが目安になります。

 優れた論文、より汎用性の高い論文だと、その論文を元にさらなる研究をする人が沢山でます。
 そうするとその論文を引用した論文が沢山出る事になるのです。

 そこで過去に他の学者が引用した論文がどの程度出ているかを示す目安が、学者の能力の目安になります。
 
 それがH-indexです。

 で、今回任命拒否された6人の先生は、KYさん一人がH-index2で、他の5人はゼロだというのです。

 因みにH-index2って、KYさんの論文の内、二回引用された論文が2本あったという事です。
 そしてゼロというのは、他の学者が引用した論文は皆無、もしくは論文そのものを発表してないという事です。

 普通の学者の場合、H-indexは20~30と言われます。

 勿論これはあくまでも学者の能力を図る目安です。 だから非常に特異な研究に没頭している人や、企業所属の人など、余り論文を出さないけれど優秀な人というのもいます。
 
 またこのスコーパスというのはグーグルの作っている英文サイトなので、論文も英語の物だけが対象ですから、日本の国内問題に特化して日本語でしか論文を出していない場合は掲載されません。

 しかしそうなるとこの6人の先生たちは、全く国際性のない学問をやっているのだという事になります。

 因みにこの6人の内、H-index2のKYさんは史学、4人は法学、1人はキリスト教学です。

 ワタシは低学歴なのでよくわからないのですが、法学で日本の国内法だけを問題にした論文だと敢えて英文で発表する意味もないし、いくら優れた内容でも海外の法学者が関心を持つ事もないという事でしょうか?

 しかしキリスト教学でゼロって何でしょうか? 
 キリスト教の本場って欧米ですから、日本語の論文だけ書いていたんじゃダメでしょう?

 そ、それなに日本学術会議の会員として推薦された大先生が、H-index0!!
 これ一体なんでしょうか? 

 こうなると他の会員の皆様のH-indexも気になるりますよね?
 ところがこれをちゃんと調べてくださった方がいます。
 リンク先に全員の結果が出ています。

 日本学術会議の新会員の方々の h-index は?
 日本学術会議の継続会員の方々の h-index は?

 一読してわかりますが、ゼロの方は他にも結構いらっしゃいます。
 また1とか2などの非常に低い方も沢山います。

 因みにこの日本学術会議の会員の大多数は理工系の学者で、理工系の人は総じてH-indexは高いのですが、しかしなぜか一桁という非常に低い人も少数ですがいます。
 こういう人達は一体どんな業績があるんでしょうね?
 
 そして文系の方はほぼ全滅です。
 他の学者に引用された論文以前に、発表した論文の数が欄が空欄という人もいるのです。

 日本学術会議の会員は、日本を代表する学者が選ばれるとのことです。

 そして学問を知らない人間には学者の評価はできないから、新規の会員は会員である学者が推薦した学者を選ぶという話でした。

 しかしそういうエライはずの大先生たちが満足に論文も発表してないって?
 一体日本の学問研究ってどうなっているんでしょうか?

 しかしこのエライ大先生たちは、学者として政府に提言をしているのです。
 
 例えば東日本大震災の時に、復興増税を提言したのも日本学術会議です。
 増税しないと「税制が破綻してギリシャみたいになる!!」と言ったのです。

 ところでこれって一応経済学のシマですよね?
 だからこの提言をしたのは経済学者の大先生たちがリードされたのだと思います。

 日本学術会議には経済学の大先生だって勿論いらっしゃるのです。

 継続会員に3人、新規会員にも3人ですが、この中にはH-index34という方もいますが、しかし0から一桁が多数派です。

 なるほどこれじゃ世界に絶対通用しない経済政策を提言するわけです。

 それにしても不思議です。
 そもそもこんな提言をするにあたって、日本学術会議の経済学者以外の大先生たちは、この提言の意味を理解できたのでしょうか?

 そりゃね、大学教授になるぐらいの人達ですから、それなりに頭は良いと思いますよ。
 でも物理学者や生物学者や法学者の経済に関する知識って、その辺の中小企業の親父以下じゃないですか?

 それなのにこんな提言を日本学術会議の提言にしてよいんでしょうか?
 これだとオカシナ奴を数人学術会議に入れておけば、幾らでもこのオカシナ連中に好都合な提言を出せるじゃないですか?

 そして新規会員は会員の推薦により任命される事になると、一定の組織力のある連中が自分達の仲間を日本学術会議に送り込んで、自分達だけでこれを利用することができるのです。

 で、この組織力のある団体って、ワタシは一つは共産党など共産主義者の組織で、もう一つは財務省など官僚組織だと思います。

 財務省が東大始め「一流大学」の経済学者と一緒になって緊縮財政を進めてきたのですから、その一流大学の先生を日本学術会議に送り込めば、震災の最中に増税を提言させることぐら朝飯前ではありませんか?

 こんな機関が学問の独立性とかって、マジにお笑いではありませんか?
 
 こんな事をしているから日本の人文科学のレベルが低いのか?
 あるいは人文科学のレベルが低いから、財務省や共産党のスポークスマンにしかなれないのか?

 日本を代表する学者の団体、学者の国会と言われる団体に所属する学者に、H-index0がゾロゾロって、恥ずかしいでしょう?

 これじゃ日本がノーベル経済学賞を取れないわけです。

 こういうのを見ると、日本の大学改革が絶対に必要だと思います。

 そして会員による会員の推薦も極めてインチキ臭い気がします。
 だって物理学者や法学者が経済学者の能力を理解できるんですか?
 まして法学者に物理学者や化学者の能力を理解する事って全く不可能ではありませんか?

 それなのにただ会員の推薦で新規会員が選ばれるって何でしょうか?
 ホントに推薦しているのなら、電気工事士や漁師がパン職人を選んでいるような話でしょう?

 それを敢えてやっているという事は、つまり会員の一部の人間が新規推薦を利権化して業績に関係なく仲間を推薦しているってことじゃないですか?

 三浦瑠璃は今回の任命拒否について、「日本学術会議には問題はあるけれど、それでもパンの話ははパン屋に任せるべき」と言いました。
 これは一見尤もな意見です。

 でもねえ・・・・。
 コイツラホントにパン屋なんですか?

 パン屋に努めていても、実はパートの店番で、パン職人とは到底言えない連中が、パンの製造に関して口を出しまくっている状態じゃないですか?

 菅総理が何でこんな問題に手を付けたのか?
 ワタシは最初凄く不思議だったのですが、でもこれって日本に巣くう既得権益の闇の象徴だったんですね。 
 この闇を払う為には、この日本学術会議の問題は広く議論していくべきなのです。 
  1. 戦後民主主義
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2020-09-15 12:56

第一菅内閣は派閥への恩返し人事になる

 第一次菅内閣の官房長官は加藤厚労相に決まりました。
 無難な人選ですね。

 この人は今回のコロナ対策で、マスゴミの矢面に立たされてきたわけですが、財務官僚時代に鍛えたヘラヘラ官僚スマイルを駆使して失言もなく逃げ切りました。
 
 なにより彼が厚労相として打ち出した日本政府のコロナ対策は大成功でした。

 日本政府は中国がコロナパンデミックの存在を認めた1月から、尾身茂博士を始め日本の感染症対策の最高の専門家を起用して、クラスター潰しや三密の回避、マスクと手洗いの奨励と言った冷静で合理的な対応に徹しました。

 この間、マスゴミはひたすら「PCR検査を!!!」、自称愛国者はひたすら「中国人の渡航を禁止しろ!!!」とわめき続けました。
 ワタシも自称愛国者ですから最初は中国人の渡航禁止をわめきました。

 でも真面目に専門家の話を聞くと、PCR検査で医療資源を食いつぶすのは無駄の骨頂だし、1月から中国人の渡航を禁止しても経済にダメージを与えるだけで何の意味もなかったのです。

 そこで加藤厚労相はこういう連中を、ヘラヘラ官僚スマイルで慇懃無礼にやり過ごして、専門家や部下を守り、尾身博士等が建てた方針を貫きました。

 この最初の方針が正しかった事は、大量のPCR検査やロックダウンに走った挙句、大量死に至った欧米諸国と、日本の状況を比べると明らかです。

 これだったら官房長官になっても大丈夫ですよね?
 官房長官会見でイソ子が噛みついても、ヘラヘラ官僚スマイルでうまくやり過ごすと思いますよ。

 どのどのみち菅さんにすれば第一次菅内閣の人事は、本来の本命人事ではないでしょう?
 だって衆議院の任期は来年10月までです。
 だからそれまに絶対に内閣総辞職と衆議院の解散をしなければなりません。
 政治記者達はこれを早くて10月、遅くとも年明けと言っています。

 つまり第一次菅内閣はせいぜい数か月しか続かないのです。
 
 だからワタシが菅さんだったら、この短命な内閣の為にベストメンバーを使いません。
 代わりに第一菅内閣は自分を選んで推してくれた派閥への恩返し人事にします。

 だから麻生さんも二階もそのまま現職に留まるし、派閥の義理で一回は閣僚をやらせなければならない人間がいるなら、そいつを入閣させます。

 菅さんは今回の自民党総裁選では、完全勝利だったので、もう派閥に遠慮する必要もないのですが、だからと言って勝利したら速攻で自分を支持してくれた派閥を無視する、麻生さんや二階を切るんじゃ石破と同じ人格だと思われちゃいます。

 どのみち解散までの期間が短く、本来の内閣としての仕事はできないので、特にトラブルを起こしたりスキャンダルが出るような人間でなければ無問題なのです。
 そしてここで先に派閥に恩返しを済ませてしまえば、後々何をやっても文句を言われません。

 第一次菅内閣の最大の目標は、次の衆議院選挙の勝利です。
 
 野党がボロボロなのでこれは楽勝とも思えます。
 しかし現在自民党は既に大量の議席を持っています。  
 菅さんはこれを維持するだけでなくさらに増やさないと勝った事になりません。 
 これは結構大変でしょう?

 もしも議席を減らしたら、菅さんの立場は一気に弱くなり、政権は弱体化するでしょうから、ここは何として勝つしかないのです。

 逆に衆議院選挙で勝てば菅内閣は晴れて国民の信任を得た事になりますから、自民党内での基盤も盤石になります。
 だから菅さんが求める改革が実現するか否かは、解散後の衆議院選挙に勝てるか否かにかかっています。

 そしてここで自民党が大勝して、旧社会党の残党を殲滅すれば、戦後体制に止めを刺して、憲法改正始め、本来日本が主権国家、国民国家、何より民主主義国家としての政治体制を確立することができます。

 となると選挙公約として消費税減税を掲げる可能性もあると思います。
 消費税減税がダメなら、社会保険料の期間限定での免除と言う手もあります。

 だからワタシは第一次菅内閣の閣僚人事には全然期待していませんが、衆議院解散後の菅内閣の勝利とその後にはすごく期待しています。
 
  1. 戦後民主主義
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