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2019-11-29 00:00

財務省は日本経済の黒雲

 安倍総理が「消費増税は言うだけで経済に黒雲」と言ったそうです。

 消費増税「言うだけで経済に黒雲」 安倍首相
2019年11月28日14時10分 時事
 安倍晋三首相は28日、首相官邸で浜田宏一内閣官房参与と会談した。浜田氏によると、首相は消費税増税について「次は15%と言う人がいるが、そういうことを言うだけで経済に黒雲がかかって非常に残念だ」と述べ、追加の増税に否定的な見解を改めて示したという。 

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次は15%と言う人がいるが、そういうことを言うだけで経済に黒雲がかかって非常に残念だ

 全くその通りです。
 だから総理は浜田内閣参与だけに言うのではなく、記者会見や国会など、公式の場所でこれを何度でも名言してほしいです。

 ワタシは経済に詳しいわけではありませんが、しかし現在の財務省がマスコミを使って行っている消費増税キャンペーンは、ただもう一般国民の消費マインドを委縮させるためのものとしか思えません。

 だって毎日のように「少子高齢化で福祉が崩壊する。 だから消費税は将来30%まで上げなければならない。」と言う話を聞かされるのです。

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 消費税が将来30%??

 日本の消費税は消費のすべてに課税されます。
 だからどんな人でも、日本国内で暮らす限り、その生活費の3割を税金で取られる事になります。
 
 年収1000万で手取りが750万の高所得者でも、生活費の3割を税金で持って行かれるとなると、結構生活レベルが下がるでしょう?

 そしてその人が老後や子供の進学の為に貯金をしている場合、消費税が30%になるとなれば、老後の生活費や子供の進学費用も3割上がると考えざるを得なくなるのです。
 だから将来の為に必要な貯金額も、それに応じて増やさなければという事になります。

 これだと誰だって「節約するしかない」と思うではありませんか?

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 まして現在、手取り10~15万円程度で暮らしてる低所得者は「もうこれでは生きていけない」と絶望するしかありません。

 現在所得のすべてを生活費として使わないと生きていけない人達から、その生活費の3割を税金で取り上げたら、この人たちは一体どうやって生きていくのでしょうか?

 例え頑張って働いて今後手取りが3割増えても、それは皆消費税に持って行かれるのです。

 もう結婚したり、子供を育てたりなんてできそうもない・・・・・。
 子供の教育費を出す事など不可能だから、子供達も自分と同様、低賃金労働者として生きるしかない・・・・。
 しかも子供達は、将来自分よりはるかに多くの税金を払うしかない・・・・。

 財務省は日本の一般勤労者には、将来に何の希望も持ってはイケナイと言っているのです。

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 財務省がマスコミを使って宣伝し続ける日本の未来は、ただ老いて衰亡する世界なのです。
 それを毎日、毎日、マスコミが大々的にキャンペーンし続けるのです。

 だって増税するためには、国民を絶望させる必要があるのです。

 日本が経済成長をするとか、将来国民所得が増えるとかという事になると「だったら増税しなくても、税収は増えるでしょう?」と言う話になってしまいます。

 だからマスコミを使ってひたすら日本経済の将来に悲観的な報道をさせるのです。

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 一方マスコミ側は、そういう財務省に平身低頭して、財務省の意見をそのまま垂れ流します。 
 その理由は主に3つです。

 ① 財務省は徴税権を握っているので、税務調査等をされるのが怖い。

 ② 新聞が消費税増税の対象から外されたのを見てもわかるように、財務省の言う通りに報道していると、ご褒美にこういう優遇措置を得られる。

 ③ そもそも新聞記者には財務省など官庁の公式発表の意味を理解する能力がないので、日頃からそういう難しい話は、全部官庁の側に説明して貰って記事を書いている。

 そこで大手新聞やテレビ局などは、財務省の言う通りの報道をするばかりか、より丁寧に面倒を見てもらう為に、財務省の天下り官僚を喜んで受け入れているのです。

 これで「権力の監視」なんて笑っちゃいますよね?
 これって「権力の犬」でさけなく、財務省の広報機関でしょう?

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 勿論、こんな見え見えの増税の為の広報活動には、国民は皆げんなりしています。
 だから新聞の購読者は減り、テレビの視聴率も下がっています。

 それでも幾らバカバカしい報道でも、やっぱり毎日毎日、「財政破綻する!!」「福祉は崩壊する!!」と煽られた良い気持ちはしません。

 これは福島県産の食材の風評被害を見ればわかります。

 いくら科学的に根拠のない話でも、執拗に危険を煽られたら、不安になるのが人間なのです。
 理性で不安を克服する事はできますが、しかしそれで楽しい気分にまではなれません。

 福島県の食材に危険がない事を理性で理解すれば、今まで通りに普通に食べる事ができます。 実際ワタシは食べています。

 しかし不安を煽る報道が続けば、例えば贈り物に使う事は躊躇ってしまいます。 相手がどう感じているかはわからないからです。

 「不安を煽る」ってこういう事です。
 でも財務省は増税の為に、国民の将来への不安を煽り続けているのです。

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 「消費を増やす」って、つまり日本人皆が、これまでよりももっと楽しく買い物をしたり、旅行をしたり、外食をしたりする事でしょう?

 でも財務省は「日本は将来衰亡して貧しくなるばかりだから、老後に備えて節約するしかない。」と叫び続けているのです。

 まるでダンテの神曲の地獄の門のように「汝ここに至る者は、全ての希望を捨てよ」と、宣言しているのです。

 本当に棺桶に片足を突っ込んだ老人ならそれでもいいと思いますよ。

 でもこれから長い将来を日本で生きていかなければならない若者達や、幼い子供を抱えた若い両親にとってこれほど残酷な話はないでしょう?

 毎日毎日、増税の為に「汝、国民、全ての希望を捨てよ」と言われ続けて、消費が増えるわけもなければ、日本経済が良くなるわけがないでしょう?

 それどころか日本人は日本そのものに絶望して、未来を信じなくなってしまいます。

 財務省は日本経済の黒雲であり、地獄の門なのです。

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 因みに財務省がこのような暗黒宣言を出す事には、何の根拠もありません。

 クルーグマンはスティグリッツ始め、多くのノーベル経済学賞受賞者が、日本の財政は健全で増税の必要などないと言っています。

 それどころか前アメリカ連銀の議長だったバーナンキなんて「日本は無税国家も可能かも?」とまでいていたのです。

 しかし財務官僚と言うのは、経済には何の知識もない法学士ですから、とにかく金差へため込めば安心と言うケチンボ婆さんの感覚だけで、ひたすら増税を推進しているのです。
 
 中小企業でも経理を担当する人は、商業高校ぐらいは出ていて、簿記2級ぐらいは持っているので、バランスシートの考え方は理解できます。
 だから社長から新規投資や賃上げの相談をされたら、会社の借金と保有資産のバランスを考えて答える事ができます。

 でも財務省の高級官僚の皆様は、法学士なのでそんなことはできません。
 ただ借金の額だけ見て、「借金がこんなにあるから、絶対無理です。 賃上げなんてトンデモナイ!! 設備投資なんて絶対ダメ!!」と喚くばかりです。

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 だって東大法学部では簿記も、シュレッダーの役割も教えてくれないのだから仕方ありません。
 でも東大法学部卒なので自分達は全知全能と信じているのだからどうしようもありません。

 しかも東大法学部に合格するぐらいの人達ですから、無類に勤勉で疲れを知りません。
 だから彼等は増税の為ならあり得ない程の努力を続けるのです。

 マジにフォン・ゼークト将軍の言う通りです。

 勤勉なバカは、銃殺するしかない。

 しかし残念ながら財務官僚の銃殺はできそうもないので、財務省は黒雲となって日本経済を覆い続けているのです。

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 リーマンショックの時に、妹から聞いた話があります。
 
 妹の友達の一人が、当時札幌の郊外で高級和食店を経営していました。

 高級な材料を厳選して、丁寧に調理するので、値段はかなり高めで、量は少ないというお店でした。
 また郊外にあるのでサラリーマンが昼食に来るような場所ではありませんでした。

 しかしそういう店だからこそ、このんで来る固定客も沢山いたし、また遊楽の帰り道に寄っていく客も多く、店は繁盛していました。

 ところがリーマンショック時に、店の客が激減したというのです。

 これは経済的には不合理でした。
 なぜなら大変美味しいけれど、量は少なく、値段も高く、場所は不便という理由から、この店の常連客の殆どは実は裕福な高齢者でした。
  
 リーマンショックは世界経済には大きなダメージと混乱を与えましたが、しかし日本の高齢者が年金の目減り資産の減少を心配する必要は一切ありませんでした。
 それどころか日本の高齢者は金融資産のほとんどを「貯金」として保有しているので、デフレ大歓迎なのです。

 それでも十分な年金を支給されて、多額の貯金を抱えているはずの常連客達の足が一気に遠のいたというのです。

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 でもそれもわからないではありません。
 だってあの時、マスコミはひたすら「不況で大変だ」「経済が破綻する」などと言う報道を繰り返しました。

 また派遣切りや正社員のリストラなどの暗い話を延々と報道し続けました。

 こんな暗い話ばかり聞かされたら、誰だって気分が暗くなるじゃないですか?
 将来の不安ばかり煽られたら、何となく不安になるじゃないですか?

 今日はドライブして、それから美味しい物で食べましょう。

 そんな気分にならないでしょう?

 消費ってそんな物じゃないですか?

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 リーマンショックは実は、日本経済には殆ど害がないはずでした。
 でもマスコミの異常な黒雲報道と、それに呼応するように行われた日銀の狂気のような金融引き締め政策で、日本経済は世界でも最悪のダメージを受けました。

 しかも現在もなお本当の意味では、その時のダメージから立ち直っていないのです。

 ところが財務省は今もなお、その問題を直視する事もないのです。  
 何しろ財務省は緊縮教の法王庁なので、無誤謬であらねばならないからです。

 その為、今日もまたひたすら国民の消費マインドに水をぶっかけているのです。

 財務省こそが日本経済に豪雨を降らせ続ける黒雲なのです。

  1. 増税詐欺
  2. TB(0)
  3. CM(19)

コメント

経済学部でもダメみたい

安倍首相が消費税を10%に上げると言った時、ch桜の馬鹿どもは口汚く安倍批判をやっていました。
消費税は、野田が言って谷垣と創価も賛成して、法律になっていて、国連でも胸を張って発表していました。
安倍さんがやったのは2度延期したことでした。ch桜が言わなければならなかったのは、10%は決まったことだから仕方がないが、これで打ち止めだという事です。
さすが安倍さんは、選挙の党首討論の時、以後10年は上げなくてよいのではと言いました。
しかし保守派の誰もそのことを言いません。ただ高山正之氏だけ言っていました。

10%になった時、次は15だとすぐさま言ったのは、経団連と日商と馬鹿麻生とIMFなどです。大企業の会長や社長が、景気を悪くしたくてしたくてたまらないようです。
この前の忘年会で、旧帝大の経済学部を出た60~70代の老人は、全員国の借金1000兆円で大変だと言っていました。誰も日銀が460兆円買ってしまっていることは知らないみたいでした。
  1. 2019-11-29 18:33
  2. URL
  3. 八目山人 #4lXsiBFM
  4. 編集

日本も打ち止め

消費税は消費、或いは経済活動に対する「罰金」だ。
10パーセントで打ち止めなら良いというものではない。
言えるのは、これで日本経済自体が「打ち止め」になる
ということだ。尤も、民主党政権時よりも殆どあらゆる
経済分野で規模の縮退が起きている現在、既に打ち止めに
向かっていると言えるのだが。現政権化において経済の
成長率は、めでたくも、主要国で最低になっている。
それを止められたのは現首相ただ一人であった。

しかし、長期政権を「最大の政権目標」とした現首相は
藤井聡の言うように中身のない「器」と化し、
「何でもあり」を貫き、日本の自立を危うくする
法案を積み上げた上に燦然と輝く長期政権を打ち立てた。

それはひとえに、自分たちの生活が厳しくなることにも
気が付かずに「半島劇場」にやんやの喝采を送っている
「論理的思考能力に欠けた」或いは認知的不協和な日本人
のお陰である。

財務省をここまで強くしたのは現「器」首相なのだから。

  1. 2019-11-29 20:08
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  3. ちび・むぎ・みみ・はな #-
  4. 編集

Re: 経済学部でもダメみたい

> 安倍首相が消費税を10%に上げると言った時、ch桜の馬鹿どもは口汚く安倍批判をやっていました。
> 消費税は、野田が言って谷垣と創価も賛成して、法律になっていて、国連でも胸を張って発表していました。
> 安倍さんがやったのは2度延期したことでした。ch桜が言わなければならなかったのは、10%は決まったことだから仕方がないが、これで打ち止めだという事です。
> さすが安倍さんは、選挙の党首討論の時、以後10年は上げなくてよいのではと言いました。
> しかし保守派の誰もそのことを言いません。ただ高山正之氏だけ言っていました。

 そうなんです。
 安倍総理は今後、公式の発言をするたびに「消費税は今後10年あげない」と明言し続けるべきなのです。
 そして所得減税等、消費税以外での減税策を推進するべきなのです。
>
> 10%になった時、次は15だとすぐさま言ったのは、経団連と日商と馬鹿麻生とIMFなどです。大企業の会長や社長が、景気を悪くしたくてしたくてたまらないようです。
> この前の忘年会で、旧帝大の経済学部を出た60~70代の老人は、全員国の借金1000兆円で大変だと言っていました。誰も日銀が460兆円買ってしまっていることは知らないみたいでした。

 日経を読んでいるとこうなるのかも?

 そもそも東大経済学部の財務省ご用達教授なんて酷いもんですからね。

  1. 2019-11-30 10:46
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 日本も打ち止め

> 消費税は消費、或いは経済活動に対する「罰金」だ。
> 10パーセントで打ち止めなら良いというものではない。
> 言えるのは、これで日本経済自体が「打ち止め」になる
> ということだ。尤も、民主党政権時よりも殆どあらゆる
> 経済分野で規模の縮退が起きている現在、既に打ち止めに
> 向かっていると言えるのだが。現政権化において経済の
> 成長率は、めでたくも、主要国で最低になっている。
> それを止められたのは現首相ただ一人であった。
>
> しかし、長期政権を「最大の政権目標」とした現首相は
> 藤井聡の言うように中身のない「器」と化し、
> 「何でもあり」を貫き、日本の自立を危うくする
> 法案を積み上げた上に燦然と輝く長期政権を打ち立てた。
>
> それはひとえに、自分たちの生活が厳しくなることにも
> 気が付かずに「半島劇場」にやんやの喝采を送っている
> 「論理的思考能力に欠けた」或いは認知的不協和な日本人
> のお陰である。
>
> 財務省をここまで強くしたのは現「器」首相なのだから。

 なるほど安倍総理が増税を止められなかった事は問題です。

 で、誰がどうすれば止められるのですか?

 対応策のない事に、延々と文句を言い続けるって、ただの愚痴なんですけど。
  1. 2019-11-30 10:56
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  3. よもぎねこ #-
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研修・出向

日本の財務省は商売が分からず、外務省は外交が出来ない。本当に困ったものです。アタマがいいだけでは世の中生きていけません(寄生するだけ)。

だから役人には10年ぐらい民間で、それも中小企業で研修をしてから本庁に帰る制度を作ってもらいたいものです。
  1. 2019-11-30 11:25
  2. URL
  3. 相模 #-
  4. 編集


ゲオルギエワ専務理事のこの発言のですが、
「IMFの見解としては徐々に消費税率を引き上げることが有効だと考えています」
IMFは消費税率を2030年までに15%、
さらに2050年までには
20%まで段階的に引き上げる必要があると提言したのです。
これに対し、ネット上では反発の声が上がっています。
IMFの副専務理事で元財務省官僚の古沢満広さんが言っている事です。
前の専務理事 ラガルドは欧州中央銀行の理事へと栄転で
全て 国際金融資本の筋書き通りです。
財務省の木っ端役人は 国際金融資本の操りなのです。
中国経済がこけて ドイツ経済もこけて
海外資産世界一位の日本に集る心算でしょう。
日本銀行の大株主は 誰でしょうか?
  1. 2019-11-30 11:45
  2. URL
  3. モンク #-
  4. 編集

難しい事よりも、「財政破綻する!!」「福祉は崩壊する!!」の根拠を調べれば、かなりいい加減な屁理屈をつけ論理を捻じ曲げ、自分達の省益に沿う判断をしているとみるべきでしょう。
その理由も幾つかあるでしょうが、どうせロクな事いってないが正解かも。
昔から組織は長い間に本来の国の運営という目的が忘れられ、手段方法論を守る事が優先・固定化・拡大し、同時に腐敗する。

私が不思議なのは、消費税「15%」を提言したIMFの目的です。独立国に対しての消費税提言は、内政干渉ですし”余計な親切大きなお節介”です。
アカヒのように妄想で提案すらば、猛烈な反発があるはずで、情報収集・各種資料等で、判断しているはずです。(正しい判断かは別の問題があります)
サンプリング・情報分析の段階で、幾らでも捻じ曲げるのは、こういうレポートではお馴染みの手法です。
取得先が財務省・日銀ならば納得する数値ですよ。始めから上げたい数字を報告し、権威付けに利用しているだけでしょう。
  1. 2019-11-30 11:55
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  3. 特亜は好きにはなれない #-
  4. 編集

Re: 研修・出向

> 日本の財務省は商売が分からず、外務省は外交が出来ない。本当に困ったものです。アタマがいいだけでは世の中生きていけません(寄生するだけ)。

 結局、今の高級官僚は科挙官僚ですからね。
 業務への知識がないまま、科挙の成績で採用されているのです。
>
> だから役人には10年ぐらい民間で、それも中小企業で研修をしてから本庁に帰る制度を作ってもらいたいものです。

 マジに外務省は外交官試験に合格した新人を、警察の暴力団対策課や公安に送り込んで暫く使ってもらったらよいと思います。
 それで暴力団のやり口や、日本に入り込んだスパイの実態を見た上で、外交官として仕事をしてほしいです。
 そうすると度胸のない奴は止めちゃうから、税金も無駄にせずにすみます。

 財務官僚の中途採用を中心にして、経済の実務を知る人間に変えていくべきでしょう?

 でなければ本当の経済専門家を採用するべきです。
  1. 2019-11-30 12:08
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ゲオルギエワ専務理事のこの発言のですが、
> 「IMFの見解としては徐々に消費税率を引き上げることが有効だと考えています」
> IMFは消費税率を2030年までに15%、
> さらに2050年までには
> 20%まで段階的に引き上げる必要があると提言したのです。
> これに対し、ネット上では反発の声が上がっています。
> IMFの副専務理事で元財務省官僚の古沢満広さんが言っている事です。
> 前の専務理事 ラガルドは欧州中央銀行の理事へと栄転で
> 全て 国際金融資本の筋書き通りです。
> 財務省の木っ端役人は 国際金融資本の操りなのです。
> 中国経済がこけて ドイツ経済もこけて
> 海外資産世界一位の日本に集る心算でしょう。
> 日本銀行の大株主は 誰でしょうか?

 マジに日本はIMFに莫大な出資をしているのですから、日本がIMFの運営に口を出すのは当然だけれど、IMFが日本の事に口を出すのはおこがましいにもほどがあります。

 本来なら日本の政治家が、こういうオバサンを叱り飛ばすべきなのです。
  1. 2019-11-30 12:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 難しい事よりも、「財政破綻する!!」「福祉は崩壊する!!」の根拠を調べれば、かなりいい加減な屁理屈をつけ論理を捻じ曲げ、自分達の省益に沿う判断をしているとみるべきでしょう。
> その理由も幾つかあるでしょうが、どうせロクな事いってないが正解かも。
> 昔から組織は長い間に本来の国の運営という目的が忘れられ、手段方法論を守る事が優先・固定化・拡大し、同時に腐敗する。

 そもそも簿記もできない連中だから、本心増税しなければならないと信じているのでしょう。
 そして何も考えてこなかったので、過去のやり方を何とか踏襲したいのでしょうね。

> 私が不思議なのは、消費税「15%」を提言したIMFの目的です。独立国に対しての消費税提言は、内政干渉ですし”余計な親切大きなお節介”です。
> アカヒのように妄想で提案すらば、猛烈な反発があるはずで、情報収集・各種資料等で、判断しているはずです。(正しい判断かは別の問題があります)
> サンプリング・情報分析の段階で、幾らでも捻じ曲げるのは、こういうレポートではお馴染みの手法です。
> 取得先が財務省・日銀ならば納得する数値ですよ。始めから上げたい数字を報告し、権威付けに利用しているだけでしょう。

 本当ならあのIMFのオバサンには、日本の政治家が「黙れ馬鹿女!!」と一喝するべきなんですけどね。
  1. 2019-11-30 12:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

>そもそも簿記もできない連中だから、本心増税しなければならないと信じているのでしょう。

要するに、本質的なことを知るだけの知識がないから、最後は面倒臭くなり、従ってしまう、なんか違うよな、と思いながらも。
何でもそうですが、専門知識がある=悪用する奴がおります。今回の例で言えば、財務省でしょう。
出来るできないを別にして、TPPでの国内規制緩和を活用し、利権構造をこまめに断ち切る必要があります。なにせがん細胞のように自己増殖するのが利権です。
財務省を正常化するとしたら、タスクを別け別の省庁を創設が、現実的でしょうか。
予算だけを取り扱う部署と税務だけを担当・徴収する部署というようなことも検討は必要でしょう。

政策だけでいえば、海外の高名な経済学者の精緻な論理も現実に政策化し実行した場合、成功するかどうかはまた別問題、何せ全て机上の仮説です。

一寸話が違いますが。
仮に簿記が出来れば、仕訳け等は出来るし、簡単な状況把握は出来るが、仮に日商簿記の1級をとっていても、理論だけですから、財務諸表を使えるかといえば無理でしょう、(これマジな話で)
財務諸表で、会社全体の客観的な状況を把握し、経営を判断するってのが本来あるべき姿でしょうが、現実の社会・会社の中では、結構大雑把な把握・経営的総合判断ではないでしょうか。
但し、政治家は、なぜか弁護士(自営業ですが、財務諸表が読めるのかは不明)が多く、法律家の癖に”歩く非常識”と思えるのが多い、無駄に法律で理論武装し、戯言を正当化しているだけ。弁護士など判例をどれだけ多く記憶しているかだけが勝負ですが、弁護士が多すぎ食えない時代になったからか、反社会勢力の手下・足軽になっている奴も多い。例を挙げれば、ミズポ・仙石等のようなのでしょうか。
あれらの場合は、自ら国際的詐欺を捏造し、自らの収入を得ようとしたわけですから、暴力団よりも酷い連中ともいえます。
  1. 2019-11-30 13:40
  2. URL
  3. 特亜は好きにはなれない #-
  4. 編集

訂正
何せ全て机上の仮説です。

ミクロ・マクロだろうが、何せ全て机上の仮説です。
仮に前回成功した仮説があった都市も、その前提条件が同じかどうか?すら理解できない人も多い、その意味では社会実験、又は博打です、幾ら理論が精緻だろうが結果として失敗したのなら、その論理はその社会背景に当て嵌まらなかったのです。
  1. 2019-11-30 13:50
  2. URL
  3. 特亜は好きにはなれない #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >そもそも簿記もできない連中だから、本心増税しなければならないと信じているのでしょう。
>
> 要するに、本質的なことを知るだけの知識がないから、最後は面倒臭くなり、従ってしまう、なんか違うよな、と思いながらも。
> 何でもそうですが、専門知識がある=悪用する奴がおります。今回の例で言えば、財務省でしょう。
> 出来るできないを別にして、TPPでの国内規制緩和を活用し、利権構造をこまめに断ち切る必要があります。なにせがん細胞のように自己増殖するのが利権です。
> 財務省を正常化するとしたら、タスクを別け別の省庁を創設が、現実的でしょうか。
> 予算だけを取り扱う部署と税務だけを担当・徴収する部署というようなことも検討は必要でしょう。
>
> 政策だけでいえば、海外の高名な経済学者の精緻な論理も現実に政策化し実行した場合、成功するかどうかはまた別問題、何せ全て机上の仮説です。
>
> 一寸話が違いますが。
> 仮に簿記が出来れば、仕訳け等は出来るし、簡単な状況把握は出来るが、仮に日商簿記の1級をとっていても、理論だけですから、財務諸表を使えるかといえば無理でしょう、(これマジな話で)
> 財務諸表で、会社全体の客観的な状況を把握し、経営を判断するってのが本来あるべき姿でしょうが、現実の社会・会社の中では、結構大雑把な把握・経営的総合判断ではないでしょうか。
> 但し、政治家は、なぜか弁護士(自営業ですが、財務諸表が読めるのかは不明)が多く、法律家の癖に”歩く非常識”と思えるのが多い、無駄に法律で理論武装し、戯言を正当化しているだけ。弁護士など判例をどれだけ多く記憶しているかだけが勝負ですが、弁護士が多すぎ食えない時代になったからか、反社会勢力の手下・足軽になっている奴も多い。例を挙げれば、ミズポ・仙石等のようなのでしょうか。
> あれらの場合は、自ら国際的詐欺を捏造し、自らの収入を得ようとしたわけですから、暴力団よりも酷い連中ともいえます。

 仕事をする意思と能力の問題でしょう?

 財務省は国家の経理なのだから、帳簿の概念ぐらい学ぶべきだし、ホントにアタマが良いなら、独学でも簿記ぐらい学べます。
 そもそも財務省は国税庁を抱えているので、キャリア官僚は地方の税務署長などを経験するのです。
 だからその気になれば、納税する企業や団体の帳簿なんか幾らでも見る事ができるのです。

 徴税の実務を知る為にも、自分も部下と一緒に納税者の帳簿を見て勉強するぐらいの努力はするべきでしょう?

 しかしそういう意志も能力もない奴が、踏ん反り返っているのが大問題なのです。
 
 
  1. 2019-11-30 18:39
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

官僚の意味を、性善説で捉えられておりますね。
申し訳ないのですが、江戸時代以前の役人イメージで考えられておりませんか?
江戸時代以前は、役人は武士がなる事が多く、ある程度の家の教育では、儒学(エッセンスだけ抽出した聖人君子はこうあるべき論)等を子供の頃から、素読させられ=暗誦できるほどに。”私”より”公”を優先する意識を叩き込まれる。
その意味で、明治期の役人には、意外と汚職事件(疑獄)は数件でしょうか、問題がなかったわけではないですが。

町民の子供などは、読み書きそろばんを主に寺子屋等で習います、自分専用の机を担いで行くのですから、大変なものです。それは奉公に出たときに困らないようにです。

話し戻して、本来の官僚のタスクは、”国家の政策決定の為の管理機構”です、話が混乱しますので、単純に説明しますが、同じ霞ヶ関の役人も2種類あり、”官僚=一定以上の高位の者”と”下級職員・一般職”と別に採用され、その身分が固定されます。

この場合でいえば、帳簿等を見る必要があるのは税務署員クラスだけです。経済官僚のタスクはマクロで本質を見る・判断するです。国家予算・運営等の方針に関わるモノは、マクロだけです。大体予算の単位が、多くの予算はM\(100万)が単位になっているものが多いが、たまに航海されているものでは、判り易く億円単位で表記されているものも有る。

財務諸表を見て経営者クラスの判断も出来るかもしれませんが、それはミクロ経済の中の話、簿記の知識では財務諸表の経営判断は出来ませんよ。あくまでそれを活用して判断する訓練が出来ていないと役にはたちません。
それにその必要があるとして会計士等が承認し提出された、税務署が受理したものを、官僚が一々見るかって話にもなる、税務調査が必要なら税務署のタスクです。

ですから、基本的に経済官僚といわれる上位者は、帳簿を見る・仕訳帳を作成必要すらもなく、更に大きな予算・運営等に従事する。

>財務省は国税庁を抱えているので、キャリア官僚は地方の税務署長などを経験するのです。

実際、税務署所長として行かされるのは、数年位で何箇所か転勤しますね。これは警察も同様です、若い署長に退職寸前の警察署の上層部が頭が上がらないのも、徹底した職階による階級社会だから。
署員クラスが勝手に簿記の仕訳けをやるのは、趣味の問題です、実は覚えても全く何の役にも立ちません。
署長として、若い内にわざわざは派遣される理由を考えてみれば、判り易いでは?

ザックリと書いてますので、説明に誤りがあったらご指摘頂けると助かります。
  1. 2019-11-30 22:19
  2. URL
  3. 特亜は好きにはなれない #-
  4. 編集

訂正
署員クラスが勝手に簿記の仕訳けをやるのは、趣味の問題です、実は覚えても全く何の役にも立ちません。

署長クラスが勝手に簿記の仕訳けをやるのは、趣味の問題です、実は覚えても全く何の役にも立ちません。
  1. 2019-11-30 22:26
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  3. 特亜は好きにはなれない #-
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Re: タイトルなし

> 官僚の意味を、性善説で捉えられておりますね。
> 申し訳ないのですが、江戸時代以前の役人イメージで考えられておりませんか?
> 江戸時代以前は、役人は武士がなる事が多く、ある程度の家の教育では、儒学(エッセンスだけ抽出した聖人君子はこうあるべき論)等を子供の頃から、素読させられ=暗誦できるほどに。”私”より”公”を優先する意識を叩き込まれる。
> その意味で、明治期の役人には、意外と汚職事件(疑獄)は数件でしょうか、問題がなかったわけではないですが。
>
> 町民の子供などは、読み書きそろばんを主に寺子屋等で習います、自分専用の机を担いで行くのですから、大変なものです。それは奉公に出たときに困らないようにです。
>
> 話し戻して、本来の官僚のタスクは、”国家の政策決定の為の管理機構”です、話が混乱しますので、単純に説明しますが、同じ霞ヶ関の役人も2種類あり、”官僚=一定以上の高位の者”と”下級職員・一般職”と別に採用され、その身分が固定されます。
>
> この場合でいえば、帳簿等を見る必要があるのは税務署員クラスだけです。経済官僚のタスクはマクロで本質を見る・判断するです。国家予算・運営等の方針に関わるモノは、マクロだけです。大体予算の単位が、多くの予算はM\(100万)が単位になっているものが多いが、たまに航海されているものでは、判り易く億円単位で表記されているものも有る。
>
> 財務諸表を見て経営者クラスの判断も出来るかもしれませんが、それはミクロ経済の中の話、簿記の知識では財務諸表の経営判断は出来ませんよ。あくまでそれを活用して判断する訓練が出来ていないと役にはたちません。
> それにその必要があるとして会計士等が承認し提出された、税務署が受理したものを、官僚が一々見るかって話にもなる、税務調査が必要なら税務署のタスクです。
>
> ですから、基本的に経済官僚といわれる上位者は、帳簿を見る・仕訳帳を作成必要すらもなく、更に大きな予算・運営等に従事する。
>
> >財務省は国税庁を抱えているので、キャリア官僚は地方の税務署長などを経験するのです。
>
> 実際、税務署所長として行かされるのは、数年位で何箇所か転勤しますね。これは警察も同様です、若い署長に退職寸前の警察署の上層部が頭が上がらないのも、徹底した職階による階級社会だから。
> 署員クラスが勝手に簿記の仕訳けをやるのは、趣味の問題です、実は覚えても全く何の役にも立ちません。
> 署長として、若い内にわざわざは派遣される理由を考えてみれば、判り易いでは?
>
> ザックリと書いてますので、説明に誤りがあったらご指摘頂けると助かります。

 財務省は国家の経理係ですから、国家の収入・借金・資産を総合的に見て財務状況を理解しなければなりません。

 複式簿記の起源は古く、テンプル騎士団が資産管理に複式簿記を使っていたいう説もあります。

 財務官僚が日本国の資産を管理する意志があるなら、当然、簿記の知識ぐらいは持つべきでしょう?
 そして東大法学部でそれを教えてくれなくても、財務省で働きながらその実践を学ぶ機会はあるのです。

 しかし現在の財務省官僚の多くはそれをしていないのだから、問題だと言っているのです。

 性善説云々の問題ではありません。
 学ぶべき事を学ばない、実務に必要な知識を持たない人間は、官僚として不適格だと言っているのです。

 
  1. 2019-12-02 10:31
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  3. よもぎねこ #-
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>複式簿記の起源は古く、テンプル騎士団が資産管理に複式簿記を使っていたいう説もあります。

元々仕訳帳ってのは、紙の周辺にマーブル模様がついておりますが、改竄のためにページを抜かれたり差し替えられた場合に、模様が不自然となり即座に気が付くためです。
つまり、古代からそれだけ不正が頻発し、防止策の一つとしてマーブル模様を付けた。

財務官僚のタスクに関しては、簿記が必要かどうかは認識がかなりかけ離れているようですので、議論はしません。財務省を機能として、予算部門と税の徴収部門とで別けて考えればよいのでは。
余分な話として、財務官僚には財務諸表を解読する能力は既にありますが、傍から見て無いように思えるのでしょうかね?
もしそう見えるのなら、財務省が何かを企み、誘導しようとしているのだ、と考えるほうが自然じゃないですかね。
  1. 2019-12-03 06:37
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  3. 特亜だけは好きになれない #-
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財務省の連中が財務諸表を読めるかどうかは知りませんが、連中は政治家としたら一流でしょう。

かつて消費税はそれを導入、税率引き上げをやったら内閣はすっ飛ぶという爆弾でした。
自民党内部にも消費税に反対するまともな連中がいて、政府の方針に何でも反対の野党と合わされば簡単に政局になったからです。

それで連中はいつしか野党を籠絡することにしたのだと小生は睨んでいます。折しも政権交代が二回あり野党の無能共が政権につくという機会ができた。そこで連中に増税を吹き込んだのでしょう。

その結果が二回に渡る増税です。

こんなこと本来はできるわけがない。2回やったから10年大丈夫だというのはおそらく本音でしょう。もうしばらく連中の言うことは聞かなくていいということだと思います。
 正直なところ日本経済の余力があとどこまであるかわかりませんが、ここで回復できなくては相当大変なことになるはずです。

財務省の連中は省益という観点からは正解のことをしてるのでしょう。しかし連中は国益を考えていないのだということだけはよくわかりました。

これが80年前ならば怖い青年将校という人々が天誅してくれたのですが、今はどうなんでしょうか。
  1. 2019-12-04 16:30
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> 財務省の連中が財務諸表を読めるかどうかは知りませんが、連中は政治家としたら一流でしょう。
>
> かつて消費税はそれを導入、税率引き上げをやったら内閣はすっ飛ぶという爆弾でした。
> 自民党内部にも消費税に反対するまともな連中がいて、政府の方針に何でも反対の野党と合わされば簡単に政局になったからです。
>
> それで連中はいつしか野党を籠絡することにしたのだと小生は睨んでいます。折しも政権交代が二回あり野党の無能共が政権につくという機会ができた。そこで連中に増税を吹き込んだのでしょう。
>
> その結果が二回に渡る増税です。
>
> こんなこと本来はできるわけがない。2回やったから10年大丈夫だというのはおそらく本音でしょう。もうしばらく連中の言うことは聞かなくていいということだと思います。
>  正直なところ日本経済の余力があとどこまであるかわかりませんが、ここで回復できなくては相当大変なことになるはずです。
>
> 財務省の連中は省益という観点からは正解のことをしてるのでしょう。しかし連中は国益を考えていないのだということだけはよくわかりました。
>
> これが80年前ならば怖い青年将校という人々が天誅してくれたのですが、今はどうなんでしょうか。

 政治家と言うか、さすが高学歴と言うか、目的の為ならいかなる努力も惜しみませんね。

 予算の分配権限と、徴税権を振るに使って、マスコミも国会議員もまた他の省庁も全部従わせるように、執拗に周到に行動しているようですね。

 しかもIMFなど国際機関にまで「増税しろ」と言わせるのだからすごいです。

 この時間と労力をもう少しマシな事に使えば、日本の経済だってよみがえるだろうに・・・・。
  1. 2019-12-04 20:13
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  3. よもぎねこ #-
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