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2023-12-02 11:46

NHKと新聞各社による誹謗中傷 マスコミの敵は一般都民

 NHKは12月2日に暇空茜さんを大々的に誹謗中傷する番組を放映する予定でした。
 ところが番組制作に関わっていた派遣社員の1人が、この取材メモをネットに流出させたことで、ネットでも結構な騒ぎになっていました。
 また新聞でも報道されていました。
 
NHK取材メモがネットに流出か 幹部ら「本物では」「重大事案だ」
12月1日 朝日新聞 

 で、この記事もそうですが、朝日新聞始め大手メディアは年初から、暇空茜さんへの誹謗中傷を続けてきました。

1月21日 朝日新聞

ネットはいまや、現実の社会や政治に影響を及ぼしています。私たちに重大な意味を持つネット上の現象を中心に、文芸評論家の藤田直哉さんが論評する連載です。

 虐待や性被害などに遭った女性を支援する一般社団法人Colaboが、暇空茜(ひまそらあかね)というハンドルネームの人物によってネット上で攻撃を扇動されている。この事件は、現代日本における「ゲーム的政治」の大きな分水嶺(ぶんすいれい)になるかもしれない。

 暇空は、Colaboの東京都からの委託事業などについて、「補助金の不正受給、生活保護不正受給、未成年誘拐あたりは普通に問題」と、YouTubeなどで拡散した。それを信じた多くの人々が、ネット上で非難を繰り広げている。背景には、「萌(も)え」的なイラストが性差別や性搾取を助長するのではないかと問題提起してきたフェミニストたちと、それに反発する「“表現の自由”戦士」と呼ばれる人たちの対立がある。

 Colabo側は昨年11月、デマや誹謗(ひぼう)中傷を繰り返したとして損害賠償を求め暇空を提訴。一方、暇空による住民監査請求は昨年末、都監査委員によってほとんどの指摘が「妥当でない」と結論が出た。ただし、一部の精算には「不当な点がある」として都に再調査を勧告した。どちらの言い分が100%正しいとも言い切れないようだ。

 注目すべきは、暇空らのゲー…

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 一読すればわかりますが、朝日新聞は暇空さんの活動をネット上でのColaboへの誹謗中傷と報道し続けているのです。 
 しかし暇空さんが行ったのは、東京都の若年女性支援事業の予算2600万円のColaboへ支出に関する住民監査請求です。
 この請求は昨年末に出され、今年年初に結果が出ました。
 しかし暇空さんはこの監査結果が不十分であるとして、東京都と東京都住民監査委員会を提訴し、現在係争中です。

 またColabo予算を調べる過程で、同じ東京都の若年女性支援事業を受託し、同じ予算を受け取っている他の三団体若草プロジェクト、BOND、パップスは、Colabo以上の問題を抱えている事がわかりました。
 そこで暇空さんはこれらの3団体にも住民監査請求を行ったところ、これについては請求が却下されました。
 その為、暇空さんはこれら3団体と東京都についても提訴しています。

 ところが朝日新聞の報道では、これが「ゲーム的政治」などと報道され、更に今では暇空さんがColaboを「誹謗中傷」していると言う事になっています。

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 民主主義国家の国民として、このような報道姿勢には非常に驚きます。
 住民監査請求は自治体の予算の使い方を一般市民が直接、追及する唯一の方法です。 そしてアメリカ独立戦争が「代表なきところに課税なし」から始まったように、税金の使い方は納税者である国民にとって最も重要な問題なのです。
 その為に住民監査請求と言う制度が作られたのです。
 その制度を制度の主旨通り、全く何の規則違反もなしに行使した一般市民の行動を、不正を行った側への「誹謗中傷」と言うのですから、朝日新聞の報道の姿勢は民主主義の全否定としか言えません。

 但し一市民が住民監査請求に漕ぎつけるのは容易ではありません。
 現在、都から授業を委託されたNPOなどは、その授業報告書や会計報告書、貸借対照表などを都に提出する義務があります。 その他、これらのNPOに関する情報や都とNPO側とのやり取りのメールなども保管されており、住民側はこうした資料の開示を請求できます。

 そこで暇空さんはこうした正規の開示請求制度を使って、Colabo他三団体の資料を集めて、それを精査したのです。
 但しこれは一般市民には容易でありません。
 例えば貸借対照表や会計報告書など、会計のプロでもない人にとって読み解くのは大変です。 またこうした公開資料を見て「オカシイのでは?」と思っても、それが合法か違法かを調べるのも大変です。
 
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 さらに言えば都側は開示した資料の多くを黒塗りにしていました。
 勿論、q若年支援女性団体が保護した女性の個人情報など、絶対に開示できない部分があるのはわかりますが、しかし都側は何とColaboの定款までも黒塗りにしていたのです。
 定款ってその組織や団体の憲法みたいなモノなのに、それを黒塗りって何でしょうね
 暴力団のフロント企業でも定款は、立派なモノを作って、堂々と公表しているでしょう?

 このような情報隠蔽についても暇空さんは東京都と提訴しました。 ところが東京都側がそれでも開示を断固拒否しています。
 因み小池百合子都知事の都知事選でのマニュフェストには「黒塗りゼロ」と言うのがあったのですが、何と現在小池百合子のHPからこのマニフェストが消えています。

 因みに暇空さんが提訴したのはあくまで東京都と東京都住民監査委員会です。
 暇空さんは東京都と言う大権力と戦っているのです。 
 ところがなぜか朝日新聞もNHKもその他マスコミ各社も、そのことが理解できないのか、暇空さんがColaboを誹謗中傷していると報道し続けているのです。

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 また住民監査制度の根源的な問題ですが、住民監査が通る、或いは住民訴訟で勝訴して、被告となったNPOなどへ賠償金支払いの判決が出ても、その賠償金は全額自治体に入るのです。 
 苦労して住民監査請求をした個人や、多額の訴訟費用を負担して告訴した原告には一銭も入りません。
 なぜなら不正に金を奪われたのは自治体である事が証明されただけなので、取り返した金は被害者の元に戻すだけなのです。

 これは理屈としては全くその通りですが、しかしこうなると個人が住民監査請求や住民訴訟をやっても唯々費用と労力がかかるだけと言う事になります。
 普通の人間にはこんな物負担しきれません。
 だからこれまで住民監査や住民訴訟を行うのは、所謂「市民団体」、しかしその後ろには共産党など古くからの左翼組織が付いている団体ぐらいだったのです。

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 暇空さんはこんなわけで大変な苦労をしたのですが、しかし暇空さんが苦労の末にColaboの住民監査請求を行い、更にこの監査結果に問題があれば提訴する事を明言する頃から、ネット上で暇空さんの支持者・協力者が増えてきました。
 またこうした行政訴訟には多額訴訟資金がかかる事が想定されたので、暇空さんはこの訴訟資金のカンパを始めました。
 すると多数の人がカンパに応じ、現在は1億3千万ぐらいになっています。

 またカンパ以外でも暇空さんに協力する人は多数います。
 暇空さんの協力者の中には「野生の調査員」と言われる人達がいます。
 彼等は暇空さんがネット上で、都から得た情報を公開すると、それぞれ自分の専門知識を生かして調査して、その結果を暇空さんに送り、色々な助言をしているのです。
 彼等はネット上以外ではお互いに顔も知らない間柄で、暇空さんも彼等に命令や協力を強制できません。 しかしそれぞれ会計や法律の専門知識があったり、公務員として働きこうした現場を知っている人達も多数いるようです。

 つまり暇空さんは「組織」は一切持たないけれど、ネットを上手く使う事で、大組織なしで住民監査請求や住民訴訟を戦う事ができたのです。

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 暇空さんは訴訟の進行状況とこれに関する問題は全て暇空さんのyou tubeチャンネルと、暇空さんのツィッターアカウントで公開しています。
 面白いのは暇空さんが関わる訴訟で、相手側とやり取りする訴状を全部、notoで有料販売している事です。 大体一件500円ぐらいです。

 日本では裁判は全て公開で、裁判で使われた書面はいずれ全て裁判所で公開するのですが、しかし暇空のnotoから買うと即日で見られるのが魅力です。
 これが暇空さんにとってどの程度の収入になるのかはわかりませんが、これまで裁判で進展があり、相手側が訴状を出す度に、これを有料販売してきました。 

 まあ、裁判の書面をネット販売と言うのは凄くユニークですが、しかし違法ではありませんし。 新聞だって今は店頭販売で買えば450円するのですから、内容の価値を考えたら暇空さんの行政訴訟のやり取りを500円と言うのはむしろ格安と言えます。

 勿論、暇空さんはnotoで裁判所面を売る場合、被告Colaboが保護していると言う女性達の個人情報や、シェルターの住所等は、完全に黒塗りして、彼女達の安全に配慮しています。

 そしてこれまでの裁判記録を見る限り、どう見ても暇空さんがColaboの都予算の使用に関して指摘したことは、一般国民の常識に鑑みても、更に裁判長の常識に鑑みても正しいと認識されているようです。
 例えば裁判長は都監査委員会が監査中に提出したColaboの会計報告表3について、その報告書を作った元になる帳簿や領収書を出すように命令したのですが、委員会側も補助参加しているColaboも断固拒否しているのです。 

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 と言うわけで暇空さんのやっている事は、正に民主主義の王道なのです。
 つまり一市民が行政の税金の使い道に疑念を持ち、その疑念を住民監査請求と言う形で晴らそうとして、その結果が問題なら行政訴訟を行っているのですから。

 暇空さんはネットを非常に上手く利用していますが、しかしネットで自分の活動状況を伝え支持者の協力を募る事は、今ではどんな団体でもまた個人でもやっている事です。 
 Colaboと強いつながりのある共産党や、朝日新聞やNHKもネット版を持っているし、またツィッターのアカウントも持っています。 またColabo自身もツィッターのアカウントもHPもyou tubeチャンネルを持っています。
 それなのに朝日新聞などの大手メディアは、暇空さんの活動だけを「ゲーム政治」と揶揄ています。
 そして裁判の状況から見ても、Colaboの不正が濃厚な問題につてその不正を追及する事を、「誹謗中傷」と言うのです。
 
 挙句の果てに今回のリークがなければ、公共放送であるはずのNHKが、暇空茜氏の誹謗中傷報道を行う予定だったのです。
 明らかにテレビ・新聞は、暇空茜氏と言う一市民を集団リンチして、抹殺する心算だったのだとしか思えません。
 そして都税と国税を不正に使っているColaboなど4団体を守ろうとしているのです。 そして都の不正隠蔽に全面協力しているのです。

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 このような暇空茜氏リンチには、こうしたメディアで働く記者個人もノリノリのようです。
 例えば共同通信名古屋支店編集部デスクだった桜井平氏は、ツィッター上で「桜ういろう」と言うアカウントを使い、ひたすら暇空茜氏への人格攻撃を行っていました。
 その為、暇空氏がツィッターに開示請求を行って、本人の身分がバレました。 そして現在、暇空氏が彼を提訴しています。
 
 この桜井平氏は、暇空さん以外にも多数の保守派への個人攻撃を行い、ウクライナ人で外交評論家のナザレンコ・アンドリーさんの住所など個人情報を晒すようなことまでしていました。
 こういう人間が共同通信のデスクにまでなれるのであれば、新聞各社、そしてNHKまでもが暇空茜さんのリンチに血道をあげるのも道理だと思わざるを得ません。
 因みにナザレンコさんも彼を名誉棄損で提訴しました。

 つまり彼等ジャーナリストの敵は権力ではなく、一市民なのです。
 彼等ジャーナリストは日頃、社会の朴泰とか、権力との対峙など言いますが、暇空さんリンチを見るとそれは完璧に嘘だとわかります。
 彼等は東京都と言う大権力の為に、その不正を暴こうとする一都民を敵としているのです。

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 しかしなぜ彼等は暇空さんのような個人を攻撃するのでしょうか?
 これは恐らく、Colaboに代表される左翼系NPOが、左翼全体の「シノギ」になっていたからでしょう?
 暇空さんはColaboと東京都の関係を「公金チューチュー」と表しましたが、大勢の左翼がこうしたNPOの皮を被って「公金チューチュー」に励んできたからでしょう。 そして与党自民党も左翼にこうした目腐れ金を与える事で、こうした連中となれ合ってきたのでしょう。

 ところが暇空さんはその闇を暴いたのです。
 彼等はこれまで住民監査請求と言う制度を、一般住民が使うなんて思ってもいなかったのです。
 ところが暇空さんが見事にそれをやってのけたのです。

 だから暇空さんが住民監査請求をした即日、Colaboは7人もの弁護団を組んで議員会館で、暇空さんを提訴する記者会見を開きました。
 その中で弁護士の1人が言いました。
 「市民オンブズマンでもない一般都民が、住民監査請求をするなて、リーガルハラスメントだ。」と。
 再度言いますが、住民監査請求は各自治体の住民なら誰でもできるのです。
 暇空さんはその制度を使っただけなのです。

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 しかしこのColabo弁護団からすれば、市民オンブズマンでもない人間が、住民監査請求を行うなどリーガルハラスメント、つまり合法的な嫌がらせと言う認識だったのです。
 因みに市民オンブズマンは本来は、誰でもなれるのですが、しかし現在東京都では殆どが共産党員に占められているようです。 
 つまり住民監査請求は共産党など左翼組織だけが行う物だと言う認識なのです。

 ところがこの特権を暇空さんがぶち壊そうとしているのです。
 だから徹底的に暇空さんへの攻撃を開始したのです。 その攻撃に新聞各社やNHKまでが加わっているのです。

 因みに実はワタシもツィッターでColabo批判のツィートをしたところ、「名誉棄損で告訴する」と脅迫された事があります。
 この脅迫は春先だったのですが、しかし以来一行告訴状が届かないので、純然たる脅迫でした。 どうせ脅迫だろうし、もしホントに提訴されたらチョッと東京地裁に行って見てもいいかな?とも思いました。
 しかしあんまり気持ちが良くなかった事も事実です。
 左翼は弁護士会とズブズブなので、こうした脅迫は常にやっているようです。

 だから暇空さんも「リーガルハラスメントだ。 告訴する。」と脅迫すれば降参すると思ったのでしょうね。
 しかし訴訟にかけては暇空さんは彼等より何枚も上でした。
 しかも暇空さんに賛同する人が非常に多く、ネットでの呼びかけだけで多額のカンパや、専門家達の無償の協力が得られる事になったのです。

 これはまさにネットの存在により、住民監査訴訟と言う物が、初めて本当に民主主義を守る為のツールとしての生命を持つようになったと言う事でしょう?
 そしてこれはまた組織で民主主義を食いつぶそうとしてきた左翼活動家にとっては、大変な問題でしょう。
 だからこそ彼等は必死に暇空さんをリンチにかけようとしているのです。

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 因みにNHKはあわよくば取材と称して暇空さんの顔を晒し、暇空さんが暴漢に襲われるような事態を狙っていた事も考えられます。
 東京都の若年女性支援だけならまだしも、厚労省はこれに味を占めて「困難女性支援」と言う名目での数百億の公金チューチューも狙っているのです。
 それが一都民の活動で潰されるなんて我慢できないでしょう。

 暇空さんは今、本当の民主主義の扉を開きつつあります。
 だからワタシは何とかそれを応援したいです。

  1. Colabo
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2023-12-01 12:55

根雪

 遂に札幌は根雪になったようです。
 例年根雪になるのは12月半ば以降ですから、ワタシもその頃までは自転車が使えると思っていました。

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 実際、月曜日には札幌医大まで自転車で行けました。
 火曜の朝、窓の外の外を見た時は、家の前の道路からも駐車場からも雪は綺麗に消えていました。

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 しかし昼前から雪になり、一日降り続きました。
 そして夜になっても止みませんでした。

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 それで水曜からまた完全な雪景色になりました。
 気温も全然上がらず、最高気温が0℃を超えない真冬日が続いています。

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 これでは雪が溶けません。
 この分ではこのまま根雪になるんじゃないかと心配です。

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 せっかく新しい自転車を買ったのに・・・・。 
 冬の買い出しをまだ全然やってないのに・・・・・。

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 昨日は仕方なく徒歩で散歩に出ました。
 気温は−4℃でした。

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 いつも散歩コースは完全な冬景色になっていました。
 これは雪国の人間の感覚でしょうが、雪が積もっていれば冬景色、雪がなければ晩秋の景色です。

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 で、この前、散歩に出た時は、雪がなかったので、晩秋の景色でした。
 でも昨日は雪が積もり、しかも当面溶ける宛てがないので、冬景色です。

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 針葉樹はみんなクリスマスツリーになっていました。
 広葉樹が葉を茂らせている間は、針葉樹と言うのは全然存在感がないのですが、しかし広葉樹が全部落葉すると突然存在感が出てきます。

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 その上、雪など積もるとそれでもう完全にクリスマスツリーです。
 針葉樹と共に目立つのがヤドリギです。

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 これは寄生植物で、緑色はしていても光合成はできません。 だから冬も関係なく緑のままなのですが、それが落葉した枝の上で非常に目立ちます。

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 ゲルマン人の伝説では、冬に巨大な樫の木に着いたヤドリギに、神が下ると言います。
 またクリスマスの夜、ヤドリギの下でキスをしたカップルは永遠に結ばれるとも言われています。

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 雪景色の中を歩いていると、そういう伝説が真実に思われます。
 それにしても寒いです。

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 家を出る時に、きっちりと着込んできたので凍える事はありませんが、しかししんしんと冷えてくるのがわかります。
 水分は全て凍っています。

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 家を出た時は−4℃だったのに、スマホで確認すると−7℃になっていました。
 これは完全に真冬の気温です。

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 そして早々と日が暮れてきました。
 これもスマホで確認すると日没は4時1分です。

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 これだと3時過ぎには日暮れてくるのです。
 家を出たのは1時過ぎだったので、少し歩けば日暮れてくるのです。

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 しかし文句を言っても日は沈むのですから、帰宅するしかありません。
 それにしてもこれから冬至までは日は短くなるばかり、暗く寒い日が続くばかりです。

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 帰宅途中に西野神社の近くのスーパーによって、少し買い物をしました。
 しかしスーパーを出ると、空は更に暗くなっていました。

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 しかしホントにこのまま根雪になってしまうのでしょうか?
 自転車を使える間に、お米とかトイレットペーパーとか玉葱とか重い物を買い込んでおこうと思っていたのですが、間に合っていないのです。

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 家の近くまで来たら、もう完全に暗くなっていました。
 ホントに冬になってしまったのです。
  1. 札幌の四季
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2023-11-30 11:54

コスプレおばさんは左翼活動家 杉田水脈議員

 

 香山リカがこんなヘンな事をツィートしていました。

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 https://twitter.com/rkayama/status/1729139086110376318

 杉田議員が自身のブログで「コスプレおばさん」と書いた女性達の居住地はわかりませんし、アイヌかどうかもわかりませんが、左翼活動家であることは間違いありません。
 杉田議員がこの「コスプレおばさん」達を見たのは、ジュネーブの国連人権委員会の女子差別撤廃委員会に参加した時です。

 すると「コスプレおばさん」一行と朝鮮学校の一行もやはり同じ委員会に出席していたのです。
 そこで「コスプレおばさん」一行はアイヌ差別を訴え、朝鮮学校一行は朝鮮学校の無償化を訴えていました。

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 杉田さん達はこれには大変驚いたようです。 
 左翼活動家がやたらに国連を持ち出す事は知っていましたが、彼等がこのような形で国連に働きかけている事は、この時まで知らなかったからです。
 
 杉田さんはこの頃(2015年)は国会議員ではなく、一民間人として仲間と共に慰安婦強制連行捏造問題に取り組んでいました。 そしてその仲間達と作った団体の一員としてジュネーブに行き、国連女子差別撤廃委員会に出席したのです。
 当時は今のような円安ではなく、円は対ドルでは100円強でした。 それでもジュネーブの物価は高く、専業主婦だった杉田さん始め、同行した仲間達も滞在費の高さには苦労したそうです。

 ところが「コスプレおばさん」一行も、朝鮮学校もそれぞれ20~30人の大規模な団体でした。
 そんなに大勢で行っても、委員会で発言できるのは1人だし、発言時間が増えるわけじゃないのですが、それでも大人数でしかも大変目立つコスプレで出席すれば、存在感抜群です。
 だから彼等はそれを期待したのでしょう。
 因みに朝鮮学校一行は揃いのTシャツでした。

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 で、香山リカのツィートですが、

杉田議員がブログで「コスプレおばさん」だとした人は、「左派の活動家」ではなくて、現在、私が働くむかわ町ご出身のアイヌ民族女性です。

 と言われてもね。
 団体でジュネーブまで行って、国連女子差別撤廃委員会に出席して「アイヌ差別が~~!!」と訴える人達は「活動家」以外の何者でもありません。 アイヌの方は大勢いますが、こうした政治活動に興味のない方は、態々団体を組んでジュネーブまで行って、国連女子差別撤廃委員会なんかに出席する事はないのです。
 そして朝鮮学校ご一行と一緒にいるのだから誰がどう見ても左翼活動家です。
 
 左翼活動家がアイヌの民族衣装なんか着ているから、「コスプレおばさん」なのです。

 勿論、杉田さんも活動家です。 
 杉田さんと杉田さんと一緒に慰安婦強制連行捏造を糺そうと活動している仲間達は香山リカなど左翼に言わせたら「右翼活動家」です。

 右翼活動家がジュネーブへ行って、そこで左翼活動家のコスプレおばさん達を見て驚き、これをブログに書いたのです。
 何でこれが「アイヌ差別」になるのでしょうか?

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 国連女子差別撤廃委員会は国連人権委員会に属しますが、国連人権委員会と言うのは、国家や政府による人権弾圧を問題にする為、国家・政府などの代表は出られません。 国家や政府により人権を弾圧されていると称する人達が出席し、自分達の人権状況を訴えるのです。
 だからここに出席して「人権問題」を訴えるのは、政府に関係のない民間団体なのです。
 
 で、政治問題を訴える民間団体のメンバーを普通「活動家」って言うんですよ。
 
 こういう団体はどの国でも個人が自由意志で集まって作っているのですから、団体の意志はあくまでその団体のメンバーの意志です。
 その意味では杉田さん達の団体の意志「慰安婦強制連行の捏造を糺し、日本と日本人の名誉を回復したい」と言うのもあくまで杉田さん達の団体メンバーの意志でしかありません。
 杉田さんとその仲間達が、日本人を代表しているわけではないのです。
 
 だから「コスプレおばさん」の団体も同様です。
 コスプレおばさん達はアイヌ団体を名乗り、アイヌ差別撤廃を訴えたのですが、しかしこれはあくまでコスプレおばさん達の意志であって、アイヌ人を代表しているわけではないのです。
 
 だからこの活動家達を「コスプレおばさん」と揶揄しても、「残念なことにブログは「アイヌ民族について書いたもの」なんですよ。」と言う事にはならないのです。

 香山リカ自身が左翼活動家ですから、常日頃、杉田水脈さんらの「右翼活動家」の事を揶揄していますが、しかしそれが「日本民族の事を書いたもの」にはならないし、日本人差別にもならないのと同じです。

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 因みに香山リカは「コスプレおばさん」達はアイヌだと言いますが、しかしジュネーブでコスプレしていた人達が、ホントにアイヌかどうかもわかりません。
 なぜなら現在「アイヌ」の定義は極めて曖昧になっています。 
 明治時代に戸籍が整備されたときは、アイヌの人達は「旧土人」と戸籍に記載されていました。 ところが戦後この記載が差別的と言う事になり、この記載のある戸籍が全部廃棄されたのです。

 しかしこうなるとアイヌ奨学金とかアイヌローンとかアイヌに対する補助金などの制度ができても、一体誰がアイヌかがわかりません。 わからない状態で公金チューチューできるからすごいです。
 またアイヌの団体だと名乗るアイヌ協会の幹部に、複数の在日コリアンや部落解放同盟の人達が入っていた事もあります。

 一方こうしたアイヌ協会の体質を嫌い、この団体とは一切関わりを断っているアイヌの人達も少なくありません。
 こういう人達はアイヌ協会側ではアイヌではない事になります。

 このような状況ではアイヌ協会がアイヌを代表しているとは言えません。
 これでジュネーブでコスプレをしていた女性達をアイヌの代表だと言えるんでしょうか?
 この女性達を「コスプレおばさん」と揶揄したのは、あくまでこの女性達への揶揄であって、アイヌへの揶揄ではないのです。

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 それにしてもマスゴミと野党の杉田議員攻撃はシツコイですね。
 これは実はアイヌ協会・部落解放同盟・朝鮮総連など差別利権団体と法務省が結託して、人権擁護法案の再提出を狙っているからです。 
 人権擁護法案の提出は2008に画策されたのですが、しかしこれは実は人権擁護どころか言論の自由、表現の自由、言論の自由などを封殺するトンデモ法案である事がわかり、没になりました。

 実際、今回の杉田議員への攻撃を見ても、一主婦のブログ記事を差別とこじつけて、差別主義者として攻撃しているのです。 
 これでは人権擁護法案など通ったら、言論の自由など完全に奪われます。
 それでも法務省がこれに執着するのは、この法案が通れば法務官僚の恰好の天下り先が確保できるからと言われます。

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 しかしどうも法務省と差別利権団体の目的は果たせそうもないですね。
 そもそも杉田議員が全然めげていないし、自民党も杉田議員の処分とか動きそうもないです。
 
 ワタシはこれ凄く驚いています。
 だってひと昔前なら、こうやってマスコミから「差別主義者」とレッテル貼りされた政治家は速攻で政治生命を奪われていました。
 自民党議員の誰かが「差別主義者」とレッテル貼りされると、自民党側も実に安直に除名したり、議員辞職を勧告したりしていたのです。

 ところが今回はいくらマスコミが騒いでも、自民党側も杉田議員も蛙の面に水状態です。
 おそらく自民党側に「杉田議員を守れ」「杉田議員支持」の電凸が大量に入っているんでしょうね。   マジにここで杉田議員を除名なんかしたら、岩盤支持層がまたゴッソリと抜けてしまいます。

 そして何よりもマスコミの神通力がなくなったのでしょう。
 国民の方もマスコミが何を騒いでも蛙の面に水になっているのです。 そもそも新聞なんか読んでいないし・・・・。
 しかも今後マスコミの影響力は弱るばかりです。

 逆に言えば法務省も差別利権団体も、まだマスコミに影響力が残っている間に、何とか人権擁護法案を成立させたいのでしょう。
 そうしないと自分達の老後が立ち行きません。

  1. 差別ニダ!!
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2023-11-29 13:26

ハマスのプロパガンダ 子供の四肢切断900件?

 昨日、イスラエルのプロパガンダが超下手糞だと言う話をしたら今朝、こんなニュースが出ていました。

11月28日 CNN

(CNN) 英国系パレスチナ人の外科医で、パレスチナ自治区ガザ地区で患者の治療に携わったガッサン・アブシッタ氏は、10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルに対して攻撃を行って以降、四肢を切断された子どもの数が推計で700~900人にのぼると述べた。
アブシッタ氏は、数週間をガザの病院で過ごした後、最近になって英ロンドンに戻っていた。アブシッタ氏はロンドンで行われた記者会見で、麻酔薬や基本的な医薬品もない状態で、子どもたちの手術を行ったと振り返った。

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アブシッタ氏は「私の推計では、四肢を切断された子どもは現在、700人から900人いる。中には、複数の手足を切断された子どももいる」と述べた。

CNNはこうした推計について独自に確認ができていない。

アブシッタ氏は、他の人たちを残して来たことについて罪悪感を抱いていると述べた。アブシッタ氏がガザを離れた後、複数の医療関係者が死亡したという。

アブシッタ氏はまた、ガザで最大規模のシファ病院の下にハマスの司令部があるというイスラエル軍の主張を否定した。

アブシッタ氏は「私は2009年以来、戦争のたびにシファで断続的に働いてきた」と述べた。アブシッタ氏によれば、14年には赤十字国際委員会から、イスラエル軍がシファ病院を爆撃すると脅迫しているとの情報が寄せられたという。

アブシッタ氏は、シファ病院について、典型的な、かろうじて機能している第三世界の政府系の病院以外の何かがあるといった兆候を目撃したことは一度もなかったと述べた。

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 イスラエル軍のガザ攻撃で最大900人の子供が四肢切断をするような怪我をした・・・・・。
 本当なら酷い話です。

 しかしこのアブシッダ医師がどのようにしてこの人数を推定したのかわかりません。 
 ガザ地区は世界でも最も出生率の高い地区なので、居住者の中の子供の割合が非常に高くなります。   そのガザ地区から多数の怪我人が出るような事態になれば、その怪我人の中に子供の割合も高くなるの事は想像できます。

 しかし子供ばかりが怪我をするわけじゃないでしょうから、大人の四肢切断手術だって多数行われているはずです。 つまり四肢切断手術だけで大人子供あわせて数千人行われたはずです。
 で、凄く不思議なのですが、この短期間でそれだけの手術が行える物でしょうか?
 これほどの怪我人が出る戦闘の中で、これだけの手術を行っただけでなく、凡そであれその数を集計できるのでしょうか?

 ワタシはこの数自体、非常に疑問です。

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 しかしそれ以前にもっと根源的な疑問があります。
 この数が事実だったとして、責任はイスラエル軍ではなくハマスにあるはずです。
 だからこの話がホントなら非難されるべきはハマスであってイスラエル軍ではないはずなのです。

 なぜならガザ地区は2007年からハマスの支配下にあります。
 ハマスは2007年以降、パレスチナ自治政府からガザ地区の行政権を奪い、ハマスこそがガザ地区の正当な統治機構だと公言してきたのです。
 実際、ハマスは外部からガザ地区に入る物資に関税をかけたり、ガザ地区の警察権を行使したり、その他の行政サービスの一部を司っています。
 「ハマスは単なるテロ組織ではない。 ハマスは福祉団体や政党など面を持っている。」と言うイスラム研究者・中東専門家がいるのはこのためです。

 しかしそれならガザ地区の住民の安全を守る義務は一義的にハマスにあるのです。
 自国が敵の攻撃を受けた時に、自国民を守る義務があるのは自国民の政府・軍隊なのです。

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 例えば日本の戦後教育では、旧日本軍は悪の権化とされていますが、これは戦後教育では太平洋戦争を始めたのが日本軍であるとされていると共に、その戦争で日本軍が国民を守らなかったと言う事になっているからです。
 満州や沖縄では、日本軍は国民を見捨てたから許せないと言う事になっているのです。
 戦後教育では太平洋戦争の日本国民の犠牲は全て日本軍が国民保護の義務を果たさなかったからであって、アメリカのせいではない事になっています。

 実際ハマスには国民保護の義務があります。
 だからイスラエルのガザ攻撃でガザの子供達が大勢犠牲になっていると言うなら、その責任は全部ハマスにあるのです。

 イスラエルはガザ攻撃の前に避難地区を設置し、住民に避難を呼びかけました。
 そして避難するのに十分な時間を空けた後に攻撃を開始しました。
 本来であればハマス側がこの期間中に、住民をイスラエル側が設置した避難地区へ誘導するべきだったのです。
 また病院など避難不能な人達がいる施設は、国連など第三者機関の管理に任せて、完全な中立地帯として戦闘を避ける措置を取るべきでした。
 
 更にハマスはガザ地区全体に500キロとも1000キロとも言われる地下道を掘っていました。 
 本来ならハマスは、避難不能な人達、避難が遅れた人達を、地下道に退避させて、地下道にいるのは非戦闘員であることをイスラエル側に明示するべきだったのです。

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 ハマスにはこのようにして非戦闘員の安全を確保する義務があったのです。
 イスラエル軍のガザ攻撃は10月7日のハマスの大規模テロが原因で起きた事です。
 こんなテロをやればイスラエル側が大規模な報復攻撃を行う事は自明でした。 そしてイスラエル側はガザ攻撃の前に、攻撃を予告し、非戦闘員の退避を促しているのです。

 だったらハマス側もイスラエル軍の攻撃に備えてまずやるべき事は、非戦闘員の退避のはずです。
 イスラエル側が事前に非戦闘員の退避を勧告し、必要な時間も与えているのですから、それでも大量に非戦闘員の死者が多数出たと言うなら、それはハマス側の責任と言うしかありません。

 しかしハマス側が住民の避難を助けた形跡は一切ないのです。 それどころか避難路に爆弾を仕掛けて避難中の自動車を吹き飛ばすとか、避難する住民を狙撃するなどしています。

 ところが戦闘開始以降、ハマスは繰り返し「子供が死んだ!! イスラエルが悪い!!」と言い続けているのです。
 しかも明らかに犠牲者数を実際の数十倍に膨らませている節があります。
 これがハマスのプロパガンダなのです。

 ワタシはこう言うのを見ると、白けるばかりです。
 しかし世の中にはまんまとこれに乗せられて「イスラエルが悪い!!」と喚いている人も沢山います。
 何でこんなことになるのでしょうか?

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 これはこうしたプロパガンダでは、事実関係を論理的に説明して理性に訴えるより、悲惨な写真や動画をアップして感情を煽る事の方が有効だからでしょう。
 豊かな感性を持つ人達は、子供の死体や無残な手術跡など悲惨写真や動画を見せられると、その動画や写真で思考が停止していまうのです。
 それで何でこんな風に子供が死んだり、四肢を切断する嵌めになったのかを理性的に考えるより、こんな写真や動画を示して「イスラエルが悪い」と叫ぶ人間に同調してしまうのです。

 更に言えば、日本人は勿論、世界の大多数の人達にとって、中東と言う地域はよくわかりません。 日常生活で中東を考える機会など皆無なので関心の持ちようもないのです。 だからハマスとガザ地区の関係は勿論、ガザ地区の意味も分かりません。
 だからテレビや新聞の解説も適当に聞き流すだけです。
 
 このような状況で、血だらけの子供の写真など見せられて、子供の親と称する人物が「イスラエルが悪い」と叫べば「そうかイスラエルは悪いんだ。」と思ってしまうのです。

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 ハマスはこうした人間の本性を直感的に理解しており、自分の責任を見事にイスラエル軍に転嫁して、被害者ポジションを取っているのです。
 それにガザ地区は子供の8割が栄養不良と言う貧困状態です。
 ガザの人達がカワイソウなのは事実なのです。

 一方イスラエルは堂々たる先進国で、民主主義国家で、高所得で、人口1000万に満たない小国なのに世界軍事力ランキング18位と言う強国です。 因みにロシアのウクライナ侵略戦争が始まる前のウクライナはランキング22位ですから、イスラエルの強国ぶりが際立ちます。
 これは全てイスラエル人の努力の賜物ですが、しかし人間は元来妬み深い狭量な生物なので、本人の努力の結果であっても、成功してリッチに暮らす奴になんか同情しないのです。

 そこでハマスは臆面もなく自分達の責任を放棄して、それどころか女性や子供を人間の盾として利用しながら、犠牲者数をモリモリにして「イスラエルが悪い!!」と喚き続けるのです。

 これはプロパガンダの手法としては高度とは思えません。 
 唯々下劣で恥知らずな方法です。
 けれどもハマスはその下劣を恥じないので、堂々とこの手法を使うのです。
 そしてそもそもパレスチナ問題の現実、中東の現実に殆ど興味のない人々にはそれなりに有効です。
 だからこの方法を使い続けいるのでしょう。

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 しかし大変奇妙な事に、多くの報道機関、そして中東専門家或いは国際政治学者が、この下劣で恥知らずなプロパガンダを手伝っています。
 上記のCNNの記事でも、ただ多数の子供が四肢を喪ったと言うパレスチナ系英国人医師の意見を報道するだけです。
 本来ならこのような場合、「子供達はなぜ怪我をしたのか? ハマスはなぜ子供達を安全な場所に避難させなかったのか?」と突っ込むべきではありませんか?

 さらに言えばハマスは元々「女性や子供は大義の為に差し出す」と公言していました。 彼等は前々から女性や子供を人間の盾に使ってきたのです。 そしてこれを公言していたのです。
 中東専門家、国際政治学の専門家は当然皆これを知っていたはずです。
 ところが彼等は揃ってこの点を問題にしてこなかったのです。
 
 中東研究者である飯山陽博士は、こうした報道機関や中東研究者の姿勢を「イスラム左翼主義」からだと説明しています。
 つまり報道機関や人文科学者全体に、イスラム過激派が共産主義に代わって革命を起こしてくれると言う願望を抱いており、その為イスラム研究者もマスコミもイスラム過激派の悪事を隠蔽しようとしていると言うのです。

 ハマスはこのイスラム左翼主義に便乗して、ひたすら「虐げられた憐れな被害者」を演じ、イスラエルを「アメリカの分身、よって悪の権化」と叫び続けると言う訳です。

 こうなるとハマスのプロパガンダと言うよりも、欧米や日本の人文科学者や報道機関の自発的プロパガンダであり、ハマスはこれに便乗しているだけと言うべきでしょう。

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 けれどもワタシはこんなプロパガンダに乗せられてはならないと思います。
 確かにガザ住民はカワイソウです。
 でもガザ住民をカワイソウな状態にしているのは、ハマスだからです。 ハマスがガザを実行支配して以降、ハマスはひたすらガザ住民を搾取して、貧困化させています。
 そしてイスラエルにテロを行い、反撃されたら住民、女性や子供を人間の盾として使い、自分達は地下道に逃亡しているのです。
 
 だからこんなハマスのプロパガンダに乗せられて「ガザの子供達カワイソウ!! イスラエルが悪い」なんて言ってはイケナイのです。
 だってこうやってハマスのプロパガンダに乗る人達がいる限り、ハマスもハマスの同類のテロ組織も生き延びるのです。
 そして彼等はテロを続け、無辜の人々を殺し続け、ガザの住民を搾取し続け、人間の盾として使い続けるのですから。
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2023-11-28 11:10

イスラエルはなぜプロパガンダが下手か?

 アメリカのテレビ局でイスラエル軍のアル・シファ病院攻撃を取り上げた時、出演していた元駐米イスラエル大使が言いました。


 アチャ~~!!
 言っちまったよ。
 だからダメなんだよ。

 イスラエルはプロパガンダが下手です。 
 超下手です。

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 ユダヤ人は才能豊かな民族で、プロパガンダに関係しそうなあらゆる分野で多くの天才を輩出しているのに、彼等の国が何でこんなに自己の立場を宣伝するのが下手なのでしょうか? 
 ワタシはこの原因は「ホロコースト」だと思っています。

 アル・シファ病院について言うなら、アムネスティでさへ前々からハマスがアル・シファ病院の診察室をパレスチナ人の拷問に使っているなど、この病院をハマスが非人道的な目的に使用していると言う報告書を出しているのです。
 ハマスのガザ支配でガザ住民の人権が抑圧されている事も認めているのです。
 イスラエルのハマス攻撃、またアル・シファ病院攻撃には、正当な理由が色々あるのです。
 ところが何と元駐米イスラエル大使共あろう人が、実に安直にホロコーストを持ち出ししまうのです。

 彼はきっとホロコーストと言う絶対最強カードを出せば、この議論は楽勝だと思ったのでしょう。 
 また元駐米イスラエル大使と言う立場を考えると、イスラエル政府も同様に考えているのでしょう。

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 しかしワタシはこれはこのような場合に出すには最悪のカードと思います。
 なるほどホロコーストは、人類最大の悲劇・犯罪の一つだったし、またその事実を疑う事はできません。

 けれどもホロコーストについての学術的研究を検証を妨害してきたのは、サイモン・ウィーゼンタール・センター などユダヤ人団体です。
 日本人なら「マルコ・ポーロ事件」が直ぐにアタマに浮かびます。 
 月刊誌「マルコ・ポーロ」がアウシュビッツについての疑念を特集したとこが、サイモン・ウィーゼンタール・センター が圧力をかけて、謝罪に追い込みました。 「マルコ・ポーロ」側は「反論があるなら次の号で掲載すると」と言ったのですが、しかしサイモン・ウィーゼンタール・センター は広告主に圧力をかけて広告取り下げ等をさせたので、遂に「マルコ・ポーロ」は廃刊になりました。

 ワタシもこの事件の事を鮮明に覚えていますが、これを公正な対応とは思えませんでした。
 そしてユダヤ人団体がこういうやり方で常にホロコーストに関する言論を全て封殺し、研究や検証を禁じてきた事を知って以来、ホロコーストについての疑問や疑念を抱えてままです。

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 だからアル・シファ病院の攻撃について、ホロコーストなんて持ちだされたら、聞いた人の多くは「ヤッパリ、ちゃんとした理由を示せないからホロコーストなんか持ち出すんだ。」としか思えません。
 テレビ視聴者のこのような感覚をこの元駐米イスラエル大使は理解してないのではないでしょうか?

 勿論、ホロコーストは人類最大の悲劇・犯罪の一つであった事は事実です。 だからこの元駐米イスラエル大使とすれば、この悲劇の主人公・犯罪の被害者であるユダヤ人には、特別な計らいがあてってしかるべきとも考えてたのでしょう。 
 実際イスラエルと言う国が建国を認められたのも、その後ドイツなどから莫大な支援を得られたのもこの「計らい」のお陰です。

 しかしホロコートはもう百年近くも前の話です。
 そしてこれは欧米内での話です。 
 ホロコーストが行われていた時代、アラブ諸国もその他アジア・アフリカ諸国も全てヨーロッパの植民地だったので、ホロコーストには何の責任もありません。 
 そりゃ、ユダヤ人が大量虐殺された話を聞けば「ふうん。 酷い目にあったね。 大変だったね。」とは思うでしょう。 「でもうちだって植民地支配を受けて大変だったんだよね。」と思うだけです。

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 アンネ・フランク一家は大変気の毒でした。 
 しかしインドネシア人にすればヒトラーは時の氏神です。
 ヒトラー自身は人種差別主義者でベルリンオリンピックでは同盟国の日本選手団との握手を拒んだぐらいです。
 でもヒトラーがオランダを占領してボコボコにしてくれた事は、インドネシアの独立には役立ちました。 
 だからインドネシア人からすれば、アンネ・フランク一家に同情するより、ヒトラーに感謝するでしょう?

 ましてイスラム教徒とすれば、過去の異教徒のホロコーストより、現在のイスラム教徒のパレスチナ人に同情するのは当然でしょう?
 そもそもホロコーストが大悲劇だったとして、何でその付けをパレスチナ人が支払う嵌めになるのか?
 「ユダヤ人の国がなかったのでホロコーストが起きたと言うなら、ドイツの領土でも削ってユダヤ人を国を作ってやれば良かろう」と言う話にしかなりません。

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 そしてホロコーストがカードとして使えないとなると、イスラエルは非常に不利になります。
 なぜならこの種のプロパガンダでは、理性によって権利の正当性を説得するよりも、感情を煽って「カワイソウ」ポジションを得る事が重要になるからです。

 そしてホロコーストを除くとイスラエルは全然「カワイソウ」ではありません。 小国とは言え立派な先進国で、所得も高く人権も保障された民主主義国家なのですから、イスラエル人には「カワイソウ」なところなんかないのです。

 一方ガザ地区の住民はホントに「カワイソウ」です。 なにしろ子供の8割が栄養不良と言う貧困状態なのですから。
 ハマス側はそういう子供達を人間の盾に使っているのです。
 貧しい子供が殺された映像なんかを流すと、その事情に関係なく、同情心をそそられてしまいます。 

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 これてってもう熊と熊駆除の話と同じです。
 現在東北や北海道では熊による人身事故が深刻で、熊の駆除に追われています。
 ところが東北や北海道の自治体には熊の駆除を非難する電話が殺到しています。
 これは熊が団体を作って、自分達の駆除に反対するプロパガンダを行っているからではありません。   
 動物を殺すと言うのがまず非常に惨い事だし、熊は愛嬌のある動物で、写真や動画だけ見ていたら、ホントにティディベアのように可愛いのです。
 だから別にプロパガンダなんかしなくても熊の駆除に反対する人間が湧いてくるのです。

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 ワタシだって熊を殺すのはカワイソウだと思います。
 でもワタシは札幌在住で、散歩をすれば必ずこんな看板を見かける羽目になります。 だから熊の怖さを切実に感じるし、そうなると駆除には反対できないのです。
 けれどもワタシだって熊のいない地域に暮らしていたら、熊の恐怖を感じる事もできず「熊を殺すのカワイソウ」と言っていたかも知れません。

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 一方イスラエルには熊はいないけれど、熊よりはるかに危険なテロリストが常に出没し続けていました。
 10月7日のような大規模テロは初めてですが、ハマスは四六時中イスラエルにミサイルやロケット砲を撃ち込んでいたし、またイスラエルの街中で通り魔のように街の人を殺すテロリストがいつも出没していました。

 この状況ではテロリストの駆除は国民の安全を守る為の至上命題です。 
 それを理解できな人が安易に「カワイソウ」とイスラエルを非難しているのです。  

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 現在、イスラエルのガザ攻撃について、イスラエルが一方的に非難されています。
 今回のガザ攻撃はハマスのテロによって始まった物だし、ハマスのテロは民間人1300人を殺害し、人質260人を拉致すると言う凶悪な物だったのです。
 一方イスラエル軍はガザ攻撃に際して、民間人の避難地区を設置し、避難を呼びかけるなど民間人被害を防ぐ措置は十分取っています。 
 また戦闘中に病院に燃料を運び込むなど、命がけで人道行為を行っています。

 しかしハマス側は民間人の避難を妨害し、さらに避難しようとする民間人を狙撃しています。
 またハマスはガザ地区にこれまで全長500キロとも言われる地下道を作っているのですが、しかし民間人をここに退避させません。 民間人用のシェルターのような物は一切作っていません。
 そもそもハマスはこれまでも「自分達は大義の為に自分達の一番大事な女や子供を差し出す」と公言してきました。
 ハマスが非戦闘員を人間の盾として使っている事は明らかなのです。

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 イスラエル政府にはもっとプロパガンダを頑張ってほしいです。

 ハマスは本来、イスラム原理主義テロリストです。 
 彼等の言うパレスチナ解放は、イスラム教によるパレスチナ支配であって、実はこれはどのアラブ諸国も望んでいない目標です。
 そしてこれは世界中人類にとっても厄災なのですから。

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