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2018-09-19 14:44

薪ストーブ?? ブラックアウト

  今回の停電騒動で、原発派の人達が「北海道民は薪ストーブを使え」と言うの聞いて驚いています。

 これは「冬の停電に備えて、原発を稼働させろ。 電気が止まると石油ストーブも使えない。」と言う意見への反論なのですが、それにしても薪ストーブとは?
 
 ホントに頭のネジが飛んでいるとしか思えません。

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 ワタシは北海道に来てから半世紀になりますが、その頃から薪ストーブを使っている家など見た事がありません。

 それでも最近はインテリアとして使う人が出てきてました。
 住宅展示場などでは、居間に薪ストーブを置いている家もあります。 北欧製の鋳鉄の薪ストーブは高級感満点で、ホントに素敵です。

 ウチの近所でも非常にお洒落な北欧風新築住宅で、外壁に沿って薪を積み上げている所が二軒あります。
 しかしこういうお宅は札幌市内でも、0.1%もないでしょう? 

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 薪ストーブには生木は使えませんから、薪を数か月かけて乾燥させる必要があります。 それで冬に薪ストーブを使おうと思ったら、春・夏の間に薪を切っては日当たりのよい場所に積み上げて乾燥させる必要があるのです。

 薪の原料は、風倒木や建築廃材を使うようです。 今回の台風21号では札幌市内の公園や街路樹がかなり倒れました。 薪ストーブを使う人達は、こうした風倒木等をもらって、使っているようです。

 しかしいつでも風倒木が手に入るわけもなく、薪の原料入手は大変そうです。
 
 薪の入手と切断の手間、乾燥、保管をするための場所の確保などを考えると、薪ストーブは都会人の暖房手段にはなりえないのです。

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 それでは石油ストーブ以前は何を使っていたかと言うと、石炭ストーブです。
 
 これは北海道の炭鉱開発が始まった明治の初年から使われたはじめ、その後北海道の暖房の主流になりました。
 
 ワタシが札幌に来た頃は、我が家も、近所家々も、学校もみんな石炭ストーブを使っていました。

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 石炭は薪の代わりにストーブに石炭を放り込んで燃やすのですが、しかし石炭は薪よりはるかに火持ちがよく単位体積当たりの熱量も多い上、乾燥等の手間はかかりません。 

 そして何より石炭ストーブを使えば森林破壊を避けられます。

 実は暖房による森林破壊と言うのは深刻な問題なのです。 現在アフリカなどで起きている森林破壊の原因の一つが、暖房や炊飯の為の森林伐採が原因です。
 また産業らしい産業もなかったのに、朝鮮半島の山々が李氏朝鮮時代から既に禿山となっていたのは、暖房用の森林伐採の為です。

 道民全部が薪ストーブなんて使えば、北海道の森林だってアッという間に破壊されるでしょう。

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 今、必死に原発再稼働に反対している人達の殆どは、反安倍派で、民主党政権を支持していた人達です。

 その民主党政権はマニュフェストに、二酸化炭素排出を25%減らす為に、当時30%だった電力の原発依存率を50%まで上げる事を明記していました。

 しかしこのように原発依存率を大幅に上げる為には、福島第一原発のような老朽原発を廃炉にできないばかりか、新しい原発を大量に作る必要がありました。

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 そうなるとより人口密集地に近いところにも原発を増設せねばならないし、老朽原発も稼働し続けるのです。
 そしてその為の安全性強化対策などは、一切提示しませんでした。

 これはいくら何でも危険なばかりか、全く非現実的でした。

 しかし民主党政権もその支持者もこの目標を高らかに掲げていたのです。

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 2010年3月11日、衆議院で小野寺五典議員が、三陸海岸での津波対策を強化するように訴えました。

 この小野寺議員の提言を受け入れていれば、東日本大震災での死者は遥かに少なくて済んだでしょうし、また福島第一原発には防波堤が築かれていたでしょう。
 
 あの時、防波堤一つ作っておれば、福島第一原発事故も起きなかったのです。

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 しかし当時の民主党政権は、小野寺議員の提言を完全に無視しました。

 そして今、元民主党政権の尻馬に乗って反原発を喚いている連中も、誰一人、民主党政権の無謀で非現実的な原発推進政策に反対していませんでした。

 その彼等が今また狂ったように反原発を喚いているのです。
 
 だったら二酸化炭素排出をどうするのでしょうか?
 森林破壊を招く薪ストーブを使えとはどういう事でしょう?

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 話を石炭ストーブに戻しますが、石炭ストーブは点火や温度調整には、結構コツがいります。
 ワタシの中学校では、毎朝日直の生徒がその日一日分の石炭を受け取り、点火する決まりでした。
 
 しかしそこは皆道産子なので、中学生でも実に手際よく点火して、一日中上手にストーブの火力をコントロールしていました。

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 問題は我が家です。
 我が家は大阪そして名古屋での生活経験しかないので、石炭ストーブの点火やコントロールが上手くできなのです。

 だから寒いのになかなか点火できない。
 学校から帰ると、不完全燃焼の黄色い煙が部屋中に棚引き、母と祖母が凍えている。
 上手く燃えだした思ったら、今度はストーブが真っ赤焼けて、家中熱帯の暑さになる。

 と言ったトラブルが続きました。

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 因みに我が家が北海道引っ越したのは父の転勤の為です。

 父は財閥系の石炭会社に勤務していました。
 それで石炭産業が没落し、九州の炭鉱を閉山し、炭鉱も石炭需要も北海道に偏在するようになったので、本州勤務だった社員達もまた、北海道に転勤するようになったのです。

 しかしそれでもこのころはまだ北海道でも最優良の炭鉱を持っていたので、社員には暖房用の石炭は、最高品質の物を格安で大量に支給してくれました。

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 このころの北海道の家は、どんな家でも石炭小屋と言われる物置のような小屋を持っていて、秋が終わる頃にはそこに一杯石炭をため込んで冬中使うのです。

 我が家でもこの石炭小屋に最優良品質の石炭を詰め込むのですが、しかし上記のような理由で、冬中、寒い思い、煙たい思い、暑い思いをする羽目になったのです。

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 石炭ストーブが、石油ストーブに変わったのは70年代初頭からです。 

 石炭ストーブが石油ストーブに変わった時は、我が家は皆ホッとしました。

 でも道産子の中には石炭ストーブを懐かしむ人達が多かったのです。 何しろ我が家と違って石炭ストーブの使用に習熟している人達なので、石炭ストーブの温度は自在にコントロールして、煮炊き等にも活用していましたから、石炭ストーブの方が便利だったというのです。

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 ところでその石油ストーブですが、現在北海道での暖房の主流である大型の物は、電気無しでは使えません。
 なぜなら大型石油ストーブは電気で送風機を回し、石油を焚いて出た熱を温風として、吹き出す事でストーブの傍だけでなく、部屋全体を温める仕組みになっているからです。

 電気無しで使えるのは、一人で持ち運び可能な程の小型のポット式ストーブぐらいです。 
 これはしかし大きな部屋の暖房には使えません。

 それでも6畳間か8畳間程度なら十分暖房できるので、これがあれば停電しても凍死する心配はないでしょう。

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 実は我が家の暖房はこのポット式石油ストーブなので、ワタシとよもちゃんは停電でも凍える心配はないのです。
 これは貧乏人の強みです。
 家が狭いからこれで十分なのです。

 だからとりあえずポット式石油ストーブを一つと、灯油をポリタンク二杯程用意しておく方が、薪ストーブなんて話よりははるかに現実的です。 

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 しかし集合住宅では火災防止の為に、集中暖房システムを採用し、こうした石油ストーブ類の使用は全面禁です。

 またエレベーターが止まった状態で、石油の入ったポリタンクを担いで、階段を登る事ができるのは余程体力がある人だけです。
 だから集合住宅の住民は絶対絶命でしょう?

 現在札幌市内のマンションには高齢者が多く暮らしています。 元々郊外の一戸建てで暮らしていた人たちが高齢化して、除雪等の家の管理が厳しくなって、都心のマンションに移住しているのです。

 冬の停電が起きたら、この人達はどうなるのでしょうか?

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 けれども停電で困るのは、暖房だけではありません。

 まずロードヒーティングが止まります。
 ルーフヒーティングも止まります。

 そしてお湯を循環させるようなシステムを使っている場合、今回のように突然停電し、その停電が長引く場合、菅の中でお湯が凍り、そのシステムそのものが破壊される可能性があります。

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 また今回の停電では給油ポンプが作動しなくなったことから、ガソリンスタンドも全部止まりました。
 こうなると除雪車が稼働できなくなります。

 そしてロードヒーティングも止まり、除雪車も動かないとなると、雪で道路が埋まり、消防車や救急車も出動できなくなるのです。 その状態でポット式石油ストーブや蝋燭やガソリン電気の使用が増えるというのは、非常に危険です。

 今回の停電ではガソリン発電機の排ガス中毒で二人、蝋燭の火災で一人が亡くなっています。

 しかし冬であれば寒さに堪りかねて、排気ガスの処理を考えずに屋内でガソリン発電機を使う人はさらに増えるし、危険なストーブを使用する人も多数出てきます。

 冬に今回のような停電が起きた場合、危険なのはむしろ凍死より、むしろこちらでしょう。

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 それにしても「電気がないなら、薪ストーブを使え」って余りにお粗末ではありませんか?
 
 でもこういう人達だから気楽に原発反対を喚けるのでしょう。

 彼等は唯、騒ぐネタがあればそれでいいのです。
 
 薪ストーブの問題を理解できない人達ですから、原発の安全性について科学的に考える能力などあるわけもないのですから。
  1. 原発
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2018-09-18 19:31

快晴の北海道神宮

  このところ素晴らしい快晴が続いています。

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 6月から延々と続いた天候不順がようやく収まり、やっと正常な北海道の気候に戻ったようです。

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 雨と曇天ばかり続いたせいか、晴れたら外出しなければならないと言う脅迫概念にとらわれるようになりました。

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 それで用事はなくても、体調が今一でも、無理に出歩いています。

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 昨日は久しぶりに北海道神宮へ行きました。

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 快晴の休日だったので、神宮は賑わっていました。

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 参拝客や観光客が次々とやってきます。

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 七五三参りの子供の姿も見えます。

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 七五三は本来11月の行事だという事ですが、北海道の11月は雨と寒さで、子供が晴れ着で歩けるような季節はないためか、9月から10月の間に済ませてしまうようです。

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 澄んだ青空はそれだけで美しいです。

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 その青空が神門の内側ではなお美しく浄く思えます。

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 神様にはまずよもちゃんと二人幸せに暮らせる事にお礼を言っておきました。

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 本殿の脇の義援金箱が一つ増えていました。

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 東日本大震災の被害だってまだ回復しきっていないのに、こうして次々と災害が起きている事を思い返すと切ないです。

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 ワタシは今回の地震でも、何の被害もなく、よもちゃんと二人で星空を楽しんだりしていました。

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 本当にありがたい事です。

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 被災地の復興を祈らずにはいられません。

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 ワタシが参拝を終えても、まだ次々と参拝客が入っていきます。

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 澄んだ光が境内一杯に満ちて、爽やかな風が吹きわたり、最高の日よりでした。

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 でも残念だったのは、エゾリス様にもシマリス様にもお会いできなかった事です。

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 もう少ししたら、ドングリが境内に落ちて、シマリス様やエゾリス様の姿が目立つようになるのですが、今回はまだ早すぎました。

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 北海道神宮の境内も黄葉が始まっていました。

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 黄葉はこれから少しずつ進みます。

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 この楓の木が豪華絢爛な極彩色になり、柏の木が赤く燃え、それから最後にカラ松が金色になって終わります。

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 だからこれからまた何度も北海道神宮に参拝する事になると思います。

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 そうなればまたエゾリス様やシマリス様にお会いできます。

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 でも昨日だって十二分に美しく素晴らしい一日でした。

  1. 札幌の四季
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2018-09-17 12:05

赤トンボ

  昨日と一昨日は西野神社のお祭りでした。

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 それで一昨日の夕方から、行ってみました。

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 西野神社は我が家からは、登り一本で徒歩なら1時間半はかかるところにあります。

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 だから電動自転車を買う前は、行くのが大変でした。

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 しかし2012年、電動自転車を買ってからは気楽に参拝できるようになりました。

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 神社に着いた時はもう提灯に火が入っていましたが、それでも神社は結構にぎわっていまし。

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 境内一杯に露店も出ていました。

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 しかし小さな神社ですから、参拝するともうすることもないので、神社の上の方まで散歩する事にしました。

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 この辺りは我が家に比べたらかなり標高が高いので、秋の色も濃いです。

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 そして日暮れてくると手稲山の影に覆われます。

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 ところが川面には赤トンボがいっぱいでした。

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 下流の農試公園のあたりでは、もう全然見かけなくなっていたのに。

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 これはつまりは、この辺りは今頃になって赤トンボが出てきたという事でしょうか?

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 橋の欄干には何匹もの赤トンボがとまっていました。

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 何だか切ない姿です。

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 家を出たのが遅かったので、しばらくうろうろしていると、直ぐに日暮れてきます。

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 赤トンボの居た橋で折り返して、帰宅する事にしました。

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 対岸の家々が夕日を浴びて輝いています。

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 ツリバナの実も葉も赤くなっていました。

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 マルメロの実がなっていました。

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 春先にこの木を見た時は、花が咲いていたのです。

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 マルメロの花が咲いて居たり、電動自転車を買う前、苦労して徒歩で西野神社に参拝したり・・・・・。

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 そういう事はみんな遠い昔のような・・・・。

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 つい昨日のような・・・・。

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 人間には実は時間を測る機関はないのです。

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 しかし夕日は確実に沈んでいきました。

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 そして我が家に近づいた頃には、殆ど残光も消えかけていたのです。

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2018-09-16 20:24

日暮れの散歩

 一昨日、久しぶりに発寒川を下ってみました。

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 発寒川を下ると、農試公園から12~13キロで石狩湾に出ます。

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 河口の手前に前田森林公園があります。

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 ワタシは毎年、夏の間に何度か前田森林公園まではサイクリングをしたのです。

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 しかし今年は夏中ずうっと天気が悪くて、森林公園まで行くどころではありませんでした。

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 だって自転車で遠出をして雨に降られたら最悪ですから。

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 それでも一昨日は、河口から7キロぐらいのところまで行っていました。

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 農試公園を過ぎた辺りから、地面が真っ平になります。

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 うちの近所では全く見る事のできない地平線が見られます。

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 広い世界です。

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 広い世界は見通しがよく、この辺りから札幌駅の上の聳えるホテルの建物を見る事ができます。

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 そして地平線に並ぶ入道雲も。

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 この辺りは標高が低いので、我が家の近辺よりは気温は高いのではないかと思います。

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 しかし黄葉はもう山を下り始めていました。

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 川辺の遊歩道も秋の色に染まっていました。

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 そして後7キロほどで河口と言うあたりまで来ると、日が暮れてきました。

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 家を出るのが遅かったので仕方がありません。

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 この季節、森林公園まで行こうと思ったら、昼食後直ぐに家を出ないとダメです。

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 そういえば例年はお弁当を用意して、昼前から出かけたのです。

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 根雪になって自転車が使えなくなるのは12月半ばからです。

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 だからそれまでに一度、お弁当を持って前田森林公園に行きたいです。

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 土手の上の散歩道がいつの間にか舗装されていました。

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 去年通った時は砂利道だったはずなのに・・・・。

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 やっぱりすこしづつ世の中変わっていくてのでしょうか?

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 お日様はドンドン沈んでいきます。

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 頭上をアオサギが飛んでいきました。

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 何年も前から発寒川の川筋には、アオサギの夫婦が住み着いています。

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 それでウチの近くでも時々見かけます。

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 農試公園に戻る頃には、完全に夕暮れてきました。

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 やっぱり河口の方まで行かなくて正解でした。

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 今度はちゃんとお弁当を用意して、早出して河口の方まで行ってみたいです。


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2018-09-15 10:44

広義の日本人?? ハフィントンポスト

 テニス全米オープンで優勝した大阪なおみさんへの日本のマスコミのインタビューは酷い物だったようです。

 特に酷かったのがハフィントンポスト日本語版の記者でした。

 ハフィントンポスト浜田記者「古い日本人像、日本人の間に生まれた人が日本人という古い価値観があるが、大坂選手の活躍でそれを変えようという動きが出ている」
大坂なおみ「自分のアイデンティティは深く考えることがなく私は私であるとしか思ってない」
 浜「もう一問だけ」
 司会者「いや結構です」

 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1513&v=HGuqDa-MTtI

 この記者は一体何を聞きたかったのでしょうか?

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 これに対して、同じハフィントンポストの記者は、このように説明しています。

 会見でハフポストの記者が尋ねたことを誤解している人が多いようですが、大坂選手の活躍をきっかけに多様なルーツを持つ広義の「日本人」に対する、偏った見方があることを「アイデンティティ」につなげて聞いていたのでした。答えから、大坂選手がそこに縛られていないとわかり、嬉しかったのです。
20:07 - 2018年9月12日

 優勝以降の大坂選手をめぐる、日本での多様なルーツをもつを持つ人への偏見を取り上げている海外メディアの報道をご存じなら、あれは踏み絵じゃないとわかるはずです。とらわれていない、という発言を引き出すための質問です。
22:56 - 2018年9月12日

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 広義の「日本人」

 ??
 
 広義の「日本人」って何でしょうか?

 日本人に「広義」と「狭義」の区別があるのでしょうか?

 大阪なおみさんは現在アメリカと日本の二重国籍です。 しかし国籍法では国籍選択は22歳までにすればよいのです。 そして大阪さんはまだ20歳ですから、二重国籍でも完全に合法です。

 49歳まで違法に二重国籍を保持し続けて、そのことを日本国民に隠蔽したまま、国会議員や国務大臣まで続けた蓮舫の場合とは違うのです。

 大阪なおみさんが「広義の日本人」などと言われて、それ以外の日本人から区別されなければならない理由はあるのでしょうか?

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 そもそも日本人は戦前から日本国籍を持つ人は日本人、それ以外の人は外国人と言う区分をしてきました。
 それ以外の区分をしたことはありません。

 そして外国人に対してもどの国の国民であるかは、国籍によって決める、と言う原則を貫いていきました。

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 その為、ドイツと三国同盟を締結していた時は、ドイツ国籍やオーストリア国籍のユダヤ人は同盟国民として扱いました。
 
 当時、日本のクラッシク音楽界にはドイツやオーストリアでの迫害を恐れた、ユダヤ人が結構来ていて、指揮者や音楽大学の教授として活躍していました。
 
 ドイツ大使はこれに抗議したのですが、しかし日本政府もまたクラッシクファンも、姿勢を変えず、その為彼等はその地位にとどまり続けました。 

 例えば当時日本最高のオーケストラ新交響楽団(NHK交響楽団の前身)の首席指揮者だったローゼンスットクはドイツ国籍のユダヤ人で、ドイツに残っていた彼の娘は、その後アメリカに亡命しました。

 しかし日本政府もまた日本のクラッシクファンも、そんなことは全く問題にしなかったのです。 彼はドイツ大使を招待したコンサートでも、東京交響楽団を指揮したのです。

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 一方当時、日本領だった朝鮮半島や台湾の人達は、完全に日本人として扱いました。 だって彼等も日本国籍ですから。

 だから「朝鮮出身の帳場人の見た慰安婦の真実」などを読むと面白いです。
 この本は戦時中、マレー半島で慰安所の帳場人、つまり慰安所の会計その他の事務の仕事をしていた人の日記を読み解いた物です。

 この日記は一部の固有名詞や、彼が気取って引用した漢文などを除き、全て朝鮮語で書かれています。 そして日記を見ると彼がプライベートで付き合っていた友人や、ビジネス上の人脈で関係する人達は、全て彼と同じ朝鮮人であることがわかります。
 
 この日記の主朴さんは彼等とは勿論朝鮮語で会話をしていたのです。
 彼は高等小学校卒だし、日本本土には旅行した事もないので、日本語はそんなに上手くはなかったのでしょう。

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 しかしこの日記を読む限り、彼は明らかに自分を「日本人」であると考えて、その事に誇りを持ち、そして慰安所の帳場人と言う仕事を通して日本軍の役に立てる事もまた誇りに思っていたのがわかります。

 また当時の日本軍の軍人達も、現地の日本人達も、朴さんやその友人である朝鮮人を、完全に日本人として受け入れていた事がわかります。

 この日記の主、朴さんは当時40歳でした。 だから彼が物心ついた時には朝鮮半島は日本領でした。 それで彼も自分を「日本人」と考えていたし、本土出身の日本人達も彼を日本人と認識していたのです。

 だからこの日記を読み解き「朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実」として出版した著者も朴さんを「朝鮮人の」ではなく「朝鮮出身の」としたのです。

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 それでは現在、在日コリアンが日本人として受け入れられていないのはなぜ?

 だって現在の在日コリアンは、日本国籍ではありません。 彼等は日本の敗戦と共に自分達の意志で日本人であることを止めて、その後も日本人になる事を拒否しているのです。

 自分の意志で外国籍になった人を、外国人として扱わないとすれば、それはその人の意志を無視している事になるので、人権侵害です。

 そして自分の意志で外国人でいる事を選んでいる人達が、都合の良い時だけ日本人として権利を主張して、受け入れられないのは仕方ありません。

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 また現在の日本では、ネトウヨと言われる人達でも、正規の手続きを踏んで日本に帰化した人達は、日本人として受け入れています。

 石平太郎氏や金美齢さんは彼等から尊敬されているし、在特会にさへ帰化した在日コリアンの会員がいます。

 自称リベラリスト達は、在特会を差別団体だと言っていますが、在特会が在日特権として糾弾しているのは、在日コリアンが韓国籍や朝鮮籍のまま、つまり外国人のまま、日本で不当な特権を得ている事です。

 日本人として生きる意思を持ち正規の手続きを踏んで帰化した人達について、彼等の親や祖父母がコリアンである事など一切問題にしていません。

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 むしろ驚くのは、極右団体に韓国籍、朝鮮籍の在日コリアンが多数いる事です。 それどころか在日コリアンがトップになっている極右団体も沢山あるのです。

 これは犯罪歴のある人は帰化ができない事と、これらの極右団体が暴力団と関係が深い事が理由でしょう。

 しかし民族主義その物であるはずの極右団体が在日コリアンを受け入れるというのは、日本人の民族差別意識がいかに少ないかと言う事の証明でしょう?

 そして何より一般日本人にとっては、それどころか暴力団関係者のような人々にとってさへ、日本人であることは日本を愛する事、天皇陛下を敬う事などであって、出身民族やルーツなどには関係ないのです。

 例えばアメリカ人やドイツ人の民族差別意識が日本人より少く、ルーツの違う人々に寛容ならば、黒人のKKKメンバーとか、ユダヤ人のネオナチ幹部などが存在するはずです。 

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 しかしこの逆に場合、つまり外国に帰化した日本人については、日本人は戦前から外国人として扱いました。

 日本がアメリカに宣戦布告した時、東条英機と松岡陽介はそれぞれアメリカ日系人の若者に手紙を送り「君たちはアメリカ人なのだから、心置きなくアメリカの為に戦いなさい」と励ましました。

 アメリカに生まれ正規のアメリカ国籍を持つ彼等を、そのルーツ故にアメリカ人と扱わず強制収容所にぶち込んだのは、アメリカ政府なのです。

 しかし日系人の若者達は、それでもアメリカに忠誠を尽くしてアメリカの為に戦いました。
 
 当時の日本政府はこれに相当するような差別的行為は一切していません。

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 つまり少なくとも歴史的に、一般の日本人の感覚には、ルーツを問題にして、日本人を「広義」と「狭義」に区分するという発想はありません。

 蓮舫が問題にされたのは、彼女が国会議員、そして国務大臣まで勤めながら国籍法に違反して、49歳までも二重国籍状態を維持し続けたからです。 
 しかも彼女が台湾国籍であることを利用して、日本での相続税の支払いをごまかした可能性が非常に高いのです。

 モリカケで安倍総理に散々説明責任を要求した彼女ですが、こうした自身の疑惑に関しては未だに一切説明責任を果たしていません。

 このような政治家を糾弾するのは、人種差別でも何でもないのです。
 彼女が問題にされているのは、何よりも彼女の違法行為と日本国民への背信行為なのですから。

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 因みに現在二重国籍を認めている国でも、政治家や高級官僚や外交官など、国家の重要問題の決定に関わり、重要な国家機密を取り扱う職務に就く人について、二重国籍を認めていません。

 なぜなら国籍を保持するという事は、その国への忠誠を誓うという意味があるのですが、二重国籍ではその忠誠がどちらの国になるかわからないからです。

 だから少し前にはオーストラリアで二重国籍が発覚した閣僚や国会議員が、大量に辞職させられると言う事件がありました。

 こうした国籍の管理に関わる法律は、むしろ外国人の流入が多い国ほど厳格です。 だって少人数なら問題が起きても規模は限られているけれど、人数が増えればそれに呼応して問題が大きくなるのは当然でしょう?

 だから今後、外国人の受け入れが増やせと言うなら、それに呼応してこうした国籍の管理は厳しくしていくしかないのです。

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 そして蓮舫についてもう一つ問題にされたのは、彼女がこれまで雑誌や新聞やテレビでの発言です。

 彼女は国会議員になる前、テレビや雑誌や新聞で「日本国籍はイヤだった」「日本国籍を保持するのは便宜為の為」「自分は日本人ではなく、自分のアイデンティは華人」などと公言してきたのです。

 現在蓮舫以外にも白真勲など同様の発言をしている帰化人は多数います。 
 
 つまり彼等は例えば戦時中は日系442部隊の兵士としアメリカの為に戦い、日米通商摩擦など日米の国益がぶつかる問題では、徹底してアメリカの国益の為に戦い続けた故ダニエル・イノウエ氏のうな政治家とは全く違うのです。

 外国に強いシンパシーを持ち、日本の国益を守る意思が全く感じられない政治家に対して国民が不信を抱くのは当然です。
 むしろそんな人間が当選する方が、異常なのです。

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 正規の帰化手続きを取っていれば彼等もまた法的には完全に日本人であり、実際に日本人としての権利を100%認められています。
 
 しかしこういう人達をホントに日本人と認めて良いものかどうかについては、考え込む人は沢山いるだろうし、ワタシも考え込んでしまいます。

 自分自身を日本人とは自認したくない人を、国籍上の理由から日本人と認めるのは、トランスジェンダーで戸籍は男性だけれど、性自認は女性だという人達を、男性として扱うのと同じでしょう?

 本人の意思と法的な地位のどちらを優先するべきについては、判断が難し場合があるのです。

 少なくとも個人同士の人間関係では、戸籍がどうあれ自分を女性と認識している人を、ただもう男性として扱うのは、相手の気持ちを踏みにじり、思いやりに欠ける対応でしょう?

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 そしてこれだけは言えます。

 トランスジェンダーの戸籍上の性別と違って、帰化人の日本国籍は自分の意志で取った物です。
 自分が日本人ではないと認識しながら、便宜の為に日本国籍を取ったというのは、自分の出身国にもまた日本に対しても完全に誠意に欠ける対応です。

 これは「オレはあんなババアは大嫌いだけれど、金の為に籍を入れたんだ。」と公言する人間と同じレベルですから。

 だからそういう事をするような人間が、国籍以前に人間として、問題にされるのは当然でしょう?

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 思うにハフィントンポスト始め、自称リベラリスト達は、実は非常に差別意識の強い人達ではないでしょうか?
 

 だから彼等としては「日本人は閉鎖的で、外国人を差別しているはずだ」と言う偏見にしがみつているのです。

 それで何とか日本人が差別をしている事にしたいのですが、しかし他の日本人が彼等の期待するような差別をしてくれないので、代わりに自分が頑張って差別するのです。

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 そして彼等が差別的であるもう一つの理由は、彼等自称リベラリスト達は、法と国家を尊重しない事です。
 
 日本人が国籍を尊重するのは、国家と法を尊重しているからです。

 しかし法も国家も尊重しないなら、日本人であることの定義はどうなるのでしょうか? 
 
 法や国家による国民の定義を無視するなら、外国人か自国民かは個人が完全に自分の感覚で決めるしかありません。
 
 そうなると外見や地縁・血縁、或いは宗教など、自分に近いか遠いかと言う事ぐらいしか判断基準がなくなります。 
 こうなると結局完全に恣意的に「あいつは日本人じゃない」と決めても構わない事になります。

 実際国家意識が曖昧で尊法精神が徹底しない国々では、部族や宗教や地縁が国籍を超えて重要問題になり、それが紛争の原意になっているのです。

 そして先進国でも、国家や法を尊重しない人達は、このハフィントンポストの記者のように、「大阪なおみは黒人だから日本人ではない。 せいぜい「広義」の日本人でしかない。」と言っているのです。

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 何とも醜悪な人々ではありませんか?

  1. 差別ニダ!!
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